赤塚書房本・評論、隨筆集
『トオキイ音樂の理論と實際』レオニイド・サバニエフ著 掛下慶吉譯 昭和13年9月15日発行 定価1円50銭 四六判 157頁 角背紙装上製本 外装無 装幀:野口久光
- 「目次」
- 序文・森岩雄
- 著者と譯者・中根宏
- 著者緒言
- 譯者の言葉
- トオキイ音樂の理論と實際
『現代作家論』淺見淵 昭和13年10月15日発行 定価80銭 四六判 129頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 文學と常識主義(序に代へて)
- 川端康成論
- 横光利一論序説
- 秋聲の藝術
- 尾崎一雄論
- 『沃土』の作者
- 坪田さんの隨筆集
- 福田清人氏の『國木田獨歩』
- 佐藤春夫氏と太宰治
- 中村地平氏について
- 早稲田の新作家たち
- 逸見廣と『惡童』
- 作家の横顏・九編
- 文藝賞論/長編小説時評
淺見淵 單行本書目
『従軍隨筆』宮地嘉六 昭和13年11月15日発行 定価80銭 四六判 131頁 角背フランス装 外装無 挿絵:宮地嘉六
- 「目次」
- ョまれざる従軍
- 杭州・五編
- 江南平野
- 南京・四編
- 蕪湖・四編
- 蘇州にて・二編
- 前線からの歸途・五編
『現實批評論』青柳優 昭和14年1月20日発行 定価80銭 四六判 140頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 過渡時代の文學
- 文學批評の轉機
- 個人性と社會性
- 文學社會化の根柢
- 自壊の形式
- 作品と生活の離反
- 知性の文學
- 批評の反省
『作品の印象』田邊茂一 昭和14年3月15日発行 定価80銭 四六判 153頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 序 中河與一
- 感想・四編
- 書評・十篇
- 作品の印象・三編
『鳥打帽』田畑修一郎 昭和14年3月31日発行 定価80銭 四六判 148頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 歸化人の娘たち
- 谷間地方
- 大阪附近
- 競馬の話
- 文學的風土記
- 二月の感想
- 小田嶽夫君のこと
- 尾崎一雄覺書
- 「目醒時計について」
- 玉井勝則君のこと
- 「善太と三平のはなし」
- 芥川賞について
- 藝その他/小説雜感
- 文藝時評/文學について
田畑修一郎 單行本書目
『飾窓』春山行夫 昭和14年4月20日発行 定価80銭 四六判 123頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 漱石とチゥリップ
- ルナアルと吉村冬彦
- 批評とエッセイ
- 手帳
- 日用語の興味
- 海水浴
- 鉛筆
- ヴェスヴィアス
- 緑色のマヌカン
- ベレ
- 植物園
- エヴリマレ文庫その他
- 標題のポエジイ
- あとがき
『運と心と行』高木乗 昭和14年5月10日発行 定価1円20銭 四六判 209頁 角背紙装並製本 外装無
- 「目次」
- 自序
- 人間生活・八編
- 飯事活處・四編
- 天に貸越しせよ・三編
- 力一杯
- 美くしき世界・三編
- 足大臣
- 金と事業
- 富者と貧者
- 形名の術
- 有我
- 人として生る
- 大乗時語・三編
- 高きに進む心・四編・他十一編
『四季』伊藤整 昭和14年5月15日発行 定価90銭 四六判 182頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 知性人と環境
- 讀書の態度
- 深夜
- 「ユリシイズ」餘談
- 自傳的スケッチ
- 生活体験の表現
- 友人
- 七月の北海道/札幌/根室/摩周湖/阿寒
- 雪と人
- 夏に語る冬の印象
- スキイ雜感
- 奥手稲
- 十勝岳
『作家の世界』古谷綱武 昭和14年5月20日発行 定価80銭 四六判 161頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 才能と誠實
- 新人の弱点
- 北原武夫その他
- 丹羽文雄の現状
- 田畑修一郎の孤獨性その他
- 中山義秀の新しき出發に寄す
- 十和田操について
- 火野葦平について
- 中里恒子について
- 中原中也のこと
- 上田廣・山田清三郎・小山いと子
- 川端康成の文章/藝術の表現形式
- 「旅さき」作家/作家本來の姿
- 日常生活から/跋・高橋一作
『村だより』丸山義二 昭和14年6月15日発行 定価90銭 四六判 175頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 村だより
- 中國日記
- 山陰日記
- 山形行
- 農村の姿
- 「土」を観て思ふ
- 「田舎」餘談
丸山義二 單行本書目
『讀書と回想』淺野晃 昭和14年6月20日発行 定価80銭 四六判 145頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 猫の鼻
- 梶井のこと
- 春の繪巻
- 東洋の旗
- いやしい神
- 壮年
- 愛と認識と回歸
- 生活の発見
- 神々は渇く
- ペンギンの島
- 讀書と隨感
- 詩精神と批評精神
- ナポレオン雜記
- 東洋の理想/職業的思想家の没落
『薔薇の世紀』鹽月赳 昭和14年6月30日発行 定価80銭 四六判 166頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 薔薇の世紀
- 翼ある人間
- 堕ちた林檎
- 力の創造
- 内部現實に就て
- 閉された部屋
- 青年と流派
- 物倦い人々
- 繪巻模様
- 知性と譬喩
- パチニオ派のことなど
- 意志と行動/雨日斷想
- 歐米思潮の系譜/近代文學の悲哀
- 日本美術の運命と出發/純粋繪畫の将來・他二編
『文學開眼』上林曉 昭和14年7月20日発行 定価80銭 四六判 172頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 作家の心情
- 僕の文學開眼
- アフォリズム以下
- 魯迅の遺言
- 藤沢清造の死その他
- トオマス・マンの言葉
- 父と私の文學
- 藝術小説
- 短篇小説について
- 新人の足跡
- ペンを祭る
- 歸郷作家の言葉/弱小作家
- 田舎の感想/一作家の覺悟
- 匹夫の志・他十編/文學開眼後書
『現在の文學の立場』山室静 昭和14年9月15日発行 定価1円40銭 四六判 258頁 角背フランス装 外装無
- 「目次」
- 現在の文學の立場
- 自然主義の立場と方法
- 教養小説の問題
- 一つの文學的常識主義
- 小説の問題
- 人間の回復
- 明治文學の精神
- 川端康成私見
- 島木健作論
- 嘉村磯多の場合
- 梶井基次郎斷片
- 高見順斷片
- 葛西善藏と私小説/田山花袋について
- 漱石私論/文藝時評
『現代作家印象記』上林曉・古木鐵太郎 昭和14年12月20日発行 定価80銭 菊半裁判 180頁 角背紙装上製本 外装無
- 「目次」
- 幸田露伴・上林曉
- 長谷川如是閑・上林曉
- 志賀直哉・古木鐵太郎
- 武者小路実篤・古木鐵太郎
- 谷崎潤一郎・上林曉
- 里見ク・古木鐵太郎
- 芥川龍之介・古木鐵太郎
- 長與善郎・古木鐵太郎
- 山のホテルの人々・上林曉
- 菊池寛・古木鐵太郎
- 葛西善藏・古木鐵太郎
- 佐藤春夫・古木鐵太郎
- 宇野浩二・古木鐵太郎/宇野浩二・上林曉
- 室生犀星・上林曉・他五編/後記・古木鐵太郎/上林曉
古木鐵太郎 單行本書目
『新詩夜話』阪本越郎 昭和15年9月15日発行 定価1円30銭 四六判 195頁 角背フランス装 貼函
- 「目次」
- 轉換期の課題(序にかえて)
- 文化と詩の精神
- 詩の擁護
- 日本的詩歌
- 詩の将來
- さまざまなる意匠
- 詩と誠實
- 詩形の問題
- ルポルタアジュと詩
- 詩に於ける声と響
- 歌ふ詩
- 中原中也の詩/詩壇の存在
- 「戰火にうたふ」その他/「東天紅」と「西康省」その他
- 立原道造の詩/藏原伸二郎と三好達治の詩・他十篇
『蒙彊紀行』鎌原正巳 昭和15年10月20日発行 定価1円70銭 四六判 247頁 丸背紙装上製本 貼函 装幀:齋藤清
- 「目次」
- 序・谷川徹三
- 佛像探求(自序にかえて)
- 蒙彊紀行
- あとがき
『文學の眞實』青柳優 昭和16年4月10日発行 定価2円 四六判 319頁 丸背紙装上製本 貼函
- 「目次」
- 文學と時代の統一
- 変貌するモラル
- 二元的な文學
- 批評と創造について
- 反映的、批評的、協力的
- 轉換期文學の心情
- 詩と散文の考察
- 自然主義文學の究極
- 文學と讀書
- 教育者と文學
- 同人雜誌の運命
- 地方文學の特性/事實と文學
- 戰爭と文學/新体制と文化・文學
- 小説のやゝこしさ・他十三編/跋・浅見淵
『現代文學の理想』市川為雄 昭和16年9月20日発行 定価1円60銭 四六判 271頁 角背フランス装
- 「目次」
- 文學理想への回歸
- 新しき秩序について
- 政治と文學の交流
- 文學變貌の過程
- 明日への考察
- 通俗と理想
- 文學の自律性
- 地方文學について
- 若き世代について
- 青年文學者の位置
- 新人論
- 文學の道/芥川賞について
- 舊き世代への提言/作品の姿態
- 小説の表情・他七篇/跋・谷崎精二
『わが風土記』張赫宙 昭和17年5月10日発行 定価1円40銭 四六判 235頁 角背紙装上製本 外装無
- 「目次」
- わが風土記
- 春來たりなば
- 朝鮮の春
- 春愁
- 夏の朝鮮風景
- 朝鮮の冬
- 自然と人
- 美しい朝鮮
- 幼き日の西川
- 洛東江
- 海印寺紀行
- 再会したい人/蛇毒
- 散策/ある旅心
- 諏訪湖便り・他十七篇/後記
『曉は美しく』太田洋子 昭和18年3月18日発行 定価2円30銭 四六判 322頁 丸背紙装上製本 カバー 装幀:高岡徳太郎
- 「目次」
- 曉は美しく
- 小さなノートより
- 厨
- 馬
- 不幸な讀書
- 男性について
- 島
- 勤労の快さ
- 十二月八日の夜
- 「海女」のこと
- 囚人のごとく
- 文化運動と文化/生活の反省
- 女性の道徳/生活の端
- 女性の職業の求め方/ある旅の手帖より・他二十七篇
『蒙古の雲雀』浅見淵 昭和18年5月20日発行 定価2円20銭 四六判 415頁 角背紙装上製本 外装無 装幀:松村松次郎
- 「目次」
- 國境の町
- 北京の窓
- 大陸と悠久感
- 蒙古の雲雀
- 満支斷片
- 満支見聞記
- 無稽な空想
- 満洲の魚
- 大陸文學について
- 日満文藝の交流
- 満洲の新興文學
- 「地平線を行く」について/満洲文學雜記
- 一つの道/重爆撃機同乗記
- 農村と文化/ルーヂンなど・他四十四篇
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