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雜本與太話・過去ログ 2009 1月


謹賀新年投稿者:稀覯本の世界 投稿日:2009年 1月 3日(土)13時44分13秒

賀正

本年も宜しくお願い申し上げます。
http://kikoubon.com


謹賀新年投稿者:たくりん 投稿日:2009年 1月 3日(土)13時44分13秒

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年末から「まだかまだか」と待ち続けていた「初版本」が、本日ようやく届きました。スタッフの皆様、ご苦労様でした。終刊号なのですね。ちょっぴり淋しいですが、また新たなかたちで出される事を期待しております。


「初版本」終刊号投稿者:たくりん 投稿日:2009年 1月 3日(土)13時49分0秒

「初版本」終刊号

一度投稿に失敗したら、画像が抜けてしまいました。失礼しました。


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:2009年 1月 9日(金)16時54分7秒

滿洲資料

幻の本・珍本 1へ「滿洲資料」を追加致しました。
http://kikoubon.com/manshuushiryo.html


西村賢太投稿者:貴公 凡 投稿日:2009年 1月16日(金)21時08分7秒

どうで死ぬ身の一踊り

「どうで死ぬ身の一踊り」が文庫になって講談社より出版されました。


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:2009年 1月17日(土)23時39分48秒

鳥籠

幻の本・珍本 2へ南部修太郎『鳥籠』を追加致しました。
http://kikoubon.com/torikago.html


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:2009年 1月18日(日)01時51分20秒

南方詩人

稀少雜誌へ「南方詩人」を追加致しました。
http://kikoubon.com/namshijin.html


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:2009年 1月18日(日)21時18分31秒

黒潮時代

稀少雜誌へ「黒潮時代」を追加致しました。
http://kikoubon.com/kurojidai.html


趣味展にて投稿者:男爵探偵 投稿日:2009年 1月28日(水)19時18分57秒

管理人様
寒さも、当地と東京では異なるようでした。
先週は、金曜日に東京で「趣味展」に朝少し遅れて訪れました。
右側の、棚を見、安くなっていた雑誌類を入手、角には聞き覚えのある方の、友人と話されている声を耳にしながら
目礼して通過しました。TVとは異なり、口ひげが蓄えられています。
中央では、いくばくかの、カストリ雑誌を入手。
終えて、カウンターで、注文していた、大江健三郎氏の葉書と雑誌「壁」5冊を受け取りました。
翌日から、二日間、『城昌幸の世界』展での、2時間講演のため急いで、ホテルに向かいました。今回、最初から参画していたので
保管されていた献呈本の数々を展示できて、これが一番の展示の目玉でした。
密やかに、日曜日に終了して(笑)、なぜか、ほっとしています。
最近の話題。
@ 古書目録には、最近手元に、目録が届かないというクレームなぜか・・・どうやら家人が受け取り拒否の模様(事実らしい)
A 取り置き依頼をしていた、新刊本屋さんからの電話
   「サダモト ヒサオ さんのものがきています」
   「えっ・・・、頼んでいません」と私
   「えっ・・・」とお店の方
   「明日、確認にいきます」として、電話をきる。
   しばらくして、そうか、『定本久生十蘭全集』のことか、とわかる。
   「ていほん、ではなくサダモト・・、か」


古本のいちばん安い日投稿者:終刊解雇管理人彭城矯介 投稿日:2009年 1月29日(木)01時29分7秒

古書

遲れましてお目出度う御座います。
本年も何卒宜しくお願ひ申し上げます。
何とか昨年中に書き込みたかつたのですが、例によつて間に合ひませんでした。
校正の時、一番うるさく注意した郷<金英>治が直つてねえぢやねえか!
といふのは、單なる獨り言です、ええ。ぶつぶつ……
しかし、郷<金英>治、清水<糸宏>治、富川<サンズイ徹>夫の三人は、
ネット上で不遇な稀用漢字御三家ですな。

さて、昨年の天長節の古本殿下一般參賀は當然の如く長蛇の列でしたが、
當方の収穫は以下の如し。出遲れた割にはまあまあではないせうか。
森鴎外『かげ草』春陽堂、明治30年初版(傷み有り)
二葉亭四迷譯『浮草』金尾文淵堂、明治43年再版
饗庭篁村『篁村叢書』博文、大正元年初版(傷み有り)
生田長江『宗教至上』新潮社、昭和7年初版函付
正宗白鳥『我最近の文學評論』改造社、昭和9年初版カヴァー(破れ傷み有り)付
岡倉由三郎『呉岸越勢集』岡倉書房、昭和9年初版壹千部限定函付
谷崎潤一郎『鶉鷸隴雜纂』日本評論社、昭和11年初版函付
佐藤春夫『東天紅』中央公論社、昭和13年初版袋(破れ有り)付
徳田秋聲『光を追うて』新潮社、昭和14年初版函付
保田與重郎『後鳥羽院』萬里閣、昭和16年初版函付
日夏耿之介『黄眠文學隨筆』桃蹊書房、昭和16年初版函付
因みに谷崎と日夏は重複買ひ、谷崎は手持ちが重版だつたためで、日夏は本册が
新品同樣だつたので手持ちの物よりは間違ひなく綺麗だと思つたためでした。
あと、歸つてから氣付いたのですが、保田の函入り『後鳥羽院』といふと、
昭和14年刊の思潮社版で、萬里閣版は昭和17年刊のカヴァー装の増補新版だけかと
思つてゐましたら、萬里閣版の函入りもあつたのですな。
この話題は、cogito樣と文庫中毒樣しか興味がないと思ひますが、先刻御承知だつたでせうか。
保田文獻は發掘が面倒なので、記載があるかどうか今は確認出來ませんが。
他にも思潮社が萬里閣に變つた經緯を誰かが書いてゐたのを讀んだ記憶がありますが、
何處で讀んだか思ひ出せません。
しかし最近は、當然とは申せ良い本を買つてゐる人ほど黙んまりを決め込む傾向が
顕著ですので、御自分の所で報告してをられるymnk樣以外のf1早朝組の諸兄は、
是非昨年末の収穫をここで御披露頂きたいものです。
>Peter-rabbit樣
新年の買ひ初めは銀座松屋、しかも今年最初に遭遇したのが
扶桑書房主人だつたのは、果たして縁起がよいのでせうか?
「日參ですか?」と訊かれたので「まさか」とお答へしたのですが、
結局三日間も通つてしまひました。と申しますのも、銀座松屋といへば、
良い本があつても高いのが通例でしたが、今年は少しでも安くしようといふ意欲が
感じられましたので、以下のやうな(買はなくてもよい)本をあれこれと購入した次第。
佐分眞『素麗』春鳥會、昭和11年初版限定650部函付、5000圓
田中敬『汲古隨想』書物展望社、昭和8年初版限定820部上製版函付、2000圓
林威三『一納遺稿/おもかげ(鬼崎行)』私家版、昭和12年二册組帙付、1500圓
内山慶之進編『西園寺公追憶』中央大學、昭和17年初版函付、800圓
久保田金僊『日本のをどり』審美書院、昭和13年再版函付、840圓
吉田暎二『浮世繪讀本』高見澤木版社、昭和14年初版限定版番號入函付、500圓
水谷清『素描スケッチの描き方』春陽堂、昭和9年初版函付、500圓
古山鐡郎『闘錢術』春陽堂、昭和6年重版函付、500圓
淺田一『醫心放語』南光社、昭和12年初版函付、525圓
中内蝶二『日本俗曲通』四六書院、昭和5年初版、400圓
福田久道編『文豪・詩人・歌人 明治作家研究』木星社書院、昭和7年初版函付、700圓
千葉龜雄『坪内逍遥傳』改造社、昭和9年初版、500圓
若木雅夫『更生保護の父 原胤昭』渡邊書房、昭和26年初版カヴァー付、1000圓
石川淳『鳴神』筑摩書房、昭和29年初版函付、500圓
石川淳『紫苑物語』講談社、昭和31年初版函付、500圓
堂本正樹『古典劇との對決』能樂書林、昭和34年初版カヴァー付、400圓
更に淺草松屋では、
瀧澤亘『斷腸歌集』白玉書房、昭和41年初版函帶付、3000圓
伊志井寛『にこごり抄』オリオン出版社、昭和42年初版限定版函付、森雅之宛獻呈署名入り、2100圓
上司小劍『東京 第一部愛慾篇』大鐙閣、大正11年重版函付、1050圓
吉井勇『新釋百人一首夜話』交蘭社、昭和3年重版函付、630圓
雜誌「新小説」南蠻紅毛號、春陽堂、大正15年7月特輯號、1050圓
矢野峰人『英文學夜話』研究社選書、昭和39年重版カヴァー付、300圓
ロマン・ロオラン『近世音樂の黎明』大田黒元雄譯、第一書房、大正15年初版函付、525圓
ブラスコ・イバーニェス『五月の花』岡部壮一譯、新潮社・泰西最新文藝叢書4、大正13年初版、300圓
e・コールドウェル『サム・アメリカンピープル』北村小松譯、白燈社、昭和28年初版カヴァー付、200圓
大場正史『世界性語學事典』白凰社、昭和38年初版函付、840圓
その後の今月の収穫も書き連ねようと思ひましたが、餘りにも長くなり過ぎて、
何時まで經つても終りませんので、日を改めたいと存じます。
>男爵探偵樣
恐怖の講演會は無事終へられたやうで何よりでした。
矢張りノーヘル賞受賞式宜しく「アイ・キャント・スピーク・ジャパニーズ」とか
言つて前振りされたのでせうか。通譯はイデ隊員に頼んだりして。
シロマササチぢやなくて、城昌幸展なんて始まつてゐたのですか。
ここでも告知して下さればよいのに。
當方には、和洋會の目録は來たのに、趣味展の目録が屆かず、
暫くは猜疑心に苛まれたりしました(笑)。
>ymnk樣
今年は例年になく快調な滑り出しですが、矢張り一番の問題は資金とスペースですね。
何だか今年はとんでもない大物が、破格の値段で出て來さうな豫感がしますが、
肝腎要の時に手も足も出ない事になりさうな氣がしてなりません。
特に古本界の朝青龍による土俵際の荒業が期待されます(笑)。
>文庫中毒樣
いや、最近は文庫が増え過ぎて困つてゐるのですがね。
こちらは到頭二部屋が本で埋まつて入室不可能、今は居間で寝てをります。
矢張り過ちは繰り返すもののやうであります(笑)。
>ごん太樣
撮影協力有難う御座いました。
「フクハショブサカヅトテンメロクかあ〜。この本、オイラの餌代何年分だワン」
と言つたところでせうか?
それにしても御主人樣は、本の探し方について質問されて、
「まづ自分の探してゐる本を正確に把握する事が大切、書名も著者名も分からないのでは
古本屋だつて圖書館だつて困るだらう」と至極眞つ當な回答をしたら、
「今は欲しい本が、欲しくても買へない人が大勢ゐるんだ!」等と、
逆切れ抗議されてお氣の毒でした。
(既にネタが古くなつて、一體何の話か分からなくなつてをりますが…)
>たくりん樣
本の整理は順調でせうか?
でも、今は本が安いので、買ふのはよいけれど、賣るのは考へものですねえ。
ここまで安いと嬉しさを通り越して、何だか切なくなつて來ますなあ。
といふわけで恆例のクイズ、↓のF1収穫で一番高かつたのと安かつたのは一體どれでせう?


シロマササチの世界投稿者:男爵探偵 投稿日:2009年 1月31日(土)07時39分19秒

管理人様
『シロマササチの世界』展では、大勢の人が訪れれば床がぬけるということで(笑)、ひかえさせていただきました。
何人かには、当方の本を持参された方に、はじめて(笑)、サインを所望されることがおきました(驚)。
おみとおしのように、「アイ・キャント・スピーク・江戸弁、バット・・・・」といってしまい、終始、宇宙弁を語り続けました。
二日間で、4時間の講演を終了、宇宙基地に帰り着きました。
最近の収穫。
@雑誌「物語」の別冊「夏の物語」昭和24(中部日本新聞社)
これに、乱歩が紹介の「若松秀雄」が探偵小説を発表。
この雑誌の重要性がわかります。あとすこしで、完全収集。
特に、この雑誌では、別冊の名前が本誌と異なりますので難関です。まだ、これには、別冊があって・・・いつ発見できるやら。


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:2009年 1月31日(土)23時25分35秒

バリケード

稀少雜誌へ「バリケード」を追加致しました。
http://kikoubon.com/barricade.html


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