男爵探偵様
当方も資金の余裕がそんなにある訳でもない状態でついつい目録注文してしまい、数日後に小包が届くとドキリとしてしまいます。なぜか包みを開けた時に本が出てきたときと出てこなかったときに同じ感情が湧いてしまいます。ホッとするという気持ちです。もちろん前者は当たって嬉しい、誰にも取られずに自分のところに届いたというホッと感。後者は支払いが嵩まずに済んだというホッと感です。(^o^)
男爵探偵様
当方初めて書き込みですが、実は去年から懸念の山室龍馬著の「変化怪魔王」と「魔境の王国」を所蔵しております。ですがそちらのおっしゃる「悲願城」を書いた者と同一人物か否か?
Peter-Rabbit様
どっ、と物がきました。あわてています(笑)。
少し整理してから、ここに書きます。
中でも、この地で出された戦後すぐの雑誌に、八切止夫氏が探偵小説を書いていたとは、本当に驚きました。
ペニーレイン様
少し急ぎの書き物があるので、細かくは書けないのですが、同一人物である、と集めて調べている中で思っていました。
『悲願城』は比較的多く古書目録にあらわれます。
先頃もでていました。
とりあえず、そのように考えています・・・、
できれば、ご意見をお聞かせいただければ、幸いです。
書き物をされてるということは、作家さんですか?
「悲願城」も読んでみたいとおもいますが。
この作家で他にも出版物があるのでしょうか?
管理人様
2月にはいって、雪になり、一安心(?)の方も多いようです。沖縄に行った友人も暖かくなく予想がはずれたと言っていました。
古書のほうも一段落です。
ペニーレイン様
「山室龍馬」名義では、3冊です。
しかし、まだあるのです・・・、別名義のものがあるのですが、これは、これで、探求は難しいと思われますので。
今のところ、当方は、自分の首をしめないように、と思って・・・公開しないことをお許しください。
ヒントだけ・・・「あおぞら出版社」です。
管理人様
うってかわって、島はもう春の陽気でした。
ここには、温泉もあるので、気がやすまります。
島から高速を走ってかえりました。
途中、古書店により、以下の古書を入手しています。
Peter-Rabbit様
木々高太郎さんの著書、眼にしているものには、なぜか、「著者」とされているものが多いようです。
「木々高太郎」、あるいは、「林髞」という署名、お得です(そんな気がいたします)。
「著者」とされると、がっくりときます。
手にしたもの。
・安成二郎の一冊(署名入り)、昭和47、1000部のうちの186番
貴公 凡様の、文士の筆跡をみて、同一と安心する
Peter-Rabbit様
そんなに無駄遣ひして、趣味和洋書窓の荒波を乗り越えられるのでせうか?
こちらは幸ひにも、三十年近く探してゐた本を発見、目出度く入手出来ました。
何とかネタになりさうな物が、やうやく見付かつて安堵してをります(笑)。
まあ、それ以上に掘出物を何冊も取り逃がしてはゐるのですが・・・
>男爵探偵様
「集めたいといふ気持ちを抑へられない」とは○○泥棒の変質者と大差ない妄執ですね(笑)。
ちやんと代金は払つてゐるのですから犯罪にはなりませんが御家族にとつては充分に犯罪的かも知れません。
>ペニーレイン様
初めまして。
男爵探偵様と蒐集範囲が重なつてゐるのですか? それは災難ですね。
私も詳しくは存じませんが、男爵探偵様は作家といふより宇宙からの訪問者で、
地球の探偵小説に魅せられて、円盤の中に本を溜め込み過ぎたため母星に帰れなくなり、
已む無く定期的に地球の出来事を報告しなければならないのだと思ひます。
多分・・・
>帝王様
今年に入つて、何か良い収穫はありましたでせうか?
私なんぞは現物を見て買つても失敗する事が多いのですから、
最近の皆さんのやうに現物を見ないで買つたら失敗しない方が不思議ですな。
殊に帝王の場合は、本も女人も対面に限るといふ事で、
昨今のやうに見ず知らずの知人を増やして得得たる風潮なんぞは、正に論外でせうね。
>たくりん様
まあ、三冊千円でもお買得でせうね。
こちらでも二冊千二百円といふセールが偶にありますが、
さういふ時は既にいい本は抜かれた後なので、余り良い物は残つてゐませんね。
一冊はまあまあ良い本を見付けたものの、どうしてももう一冊欲しい物が見付からず、
結局どうでもいい本を併せて購入するはめになり、どうも得をしたのか損をしたのか、
よく分からない場合もしばしばありますな(笑)。
管理人様
「ネタになりそうな物」については、雑誌発行時に読むことを楽しみにしています。
何となく正体が明らかになったようで、雨中(うちゅう)でも古書漁りをしています(笑)。
幸いにも、そばにいる地球案内人は、どれだけ古本を購入しようと、全く冷静で、しかるべきときには、この地球に、あつめた古書をおいておくように、といわれています。
安心しています(笑)。以下のものを入手しています。
Peter-Rabbit様
管理人様の書かれておられるように、春の古書祭りがありますね。
当方、全く、忘れていました。
そんな中での一冊。
・川口直樹『まぼろしの怪盗』日昭館書店、昭和26(4篇収録)
現在某文庫の書き入れ調査を行っているのですが、幕末に斎藤幸成の斎藤文庫経由で鴎外が手に入れた本に「養間斎蔵書之記」という、中ぐらいの大きさの印がときどき押してあります。日本書誌学大系の蔵書印譜、朝倉治彦編、内閣文庫調査印譜など全て見たのですが「養間斎」なる人物が何者なのか全くわかりません。もしご存じの方がいらっしゃいましたらご一報いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
諸作家に「丸山義二 單行本書目」を追加致しました。
管理人様
ひと雨ごとに、春なのでしょうか・・・、ぼつぼつ次の一団がきています。
Peter-Rabbit様
手元にある、支払いの振込み用紙も終り、何とか12月から1月の嵐をおえました。
いつも思いますが、多く買うよりも、高価な一冊・・・どうもそれができないようです。
成果はあるかどうか、当方には、そこそこでした。
雑誌のバックナンバーもいくつか埋めることができ、すこし前進です。
雨の中の一冊です。
・末吉寛『夢みる唇』平原社、昭和10年,正体は探偵作家ではなく、独逸文学者です。
よく間違われるのは、ある探偵作家の別名ではないかということ、そうではなくて、翻訳家です
男爵探偵様
まつたく。(^o^)しかし、枯れ木も山の賑わいと申しますし。
管理人様
花粉の季節でも、あいかわらず、時間があれば古書につかっています。
Peter-Rabbit様
全くその通りです。枯れ木です・・・(笑)。
まあ、雑誌の完全収集になると、集めるのに、10年はかかるものが多くなります。
先ごろも、完全収集と思っていた、雑誌「さんるうむ」(昭和21)。
改題して「サンルーム」、「小説娯楽版」となって、通常、30集(号)までと思っていましたが、それ以上もあり、それらが手元にまいりました。
終わることがないものです。
男爵探偵様
枯れ木はあくまで例えですので。(^o^)男爵探偵様の蒐集品を枯れ木とは思いもしないことです。雑誌「初版本」の新規連載、楽しみにしております。
管理人様
昨日は、めずらしく、5箇所で、別々のことで、仕事をこなしました。
とくに、昨今、はまっている、江戸時代の古文書解読には時間をわすれますが、諸先輩方の解読の力には及びません。
そんな一日でした。
Peter-Rabbit様
古書を入手すると、なぜか自問自答しているこの頃です(笑)。
ある有名な「香山滋」コレクターの方が、単行本すべて寄贈されたという情報は、ひとつの行く末を示しています。
Peter-Rabbit様、ありがとうございます。
書く時のスタンスとしては、当方は、やはり、知られていない作家・作品を取り上げたいので、戦前も、戦後も同じように考えています。
今回もがんばりたいな、と思っています。
「幻の本・珍本」に「草炎」を追加致しました。
http://kikoubon.com/souen.html
管理人様
返事が遅くなりました、申し訳ありません。
今年に入っての収穫はこれといって特に書く程の物はありません。
近藤經一『無名の道』完本を\500で買った掘り出し程度ですか。
現物を見て購入するようにしていても失敗はあるのですよ。
この辺りが浅学の情けないところなのですが、そういう場合は授業料と考えるようにしております。
そう考えますとこれまで随分と授業料を使ったものです。
稀少雑誌に「聖潮」を追加致しました。
http://kikoubon.com/s_eichou.html
文士の筆跡に「松山善三」と「三雲祥之助」を追加致しました。
http://kikoubon.com/hissekiindex2.html
帝王様
何をもつて浅学と称するか難しいところですね。私など帝王様の守備範囲の知識は毛ほども持ち合わせてをりませぬ故,勉強不足と読書量不足を痛感する次第であります。
管理人様
所用で3月1日上京いたします。おみやげ持って行きますね。かわほり堂に預ければよろしいですか? 時間があれば神保町も廻りたいのですが、どうなるかわかりません。
管理人様
2月、結局、静かな、古書の来ない月になりそうです。
以下のような進展はありましたが・・・
貴公 凡様
雑誌が掲載されるたびに、諸作家を確認しています。ありがとうございます。
Peter-Rabbit様
そんな状態ですので、古書の成果は今月はなさそうです。
いかがでしょうか、入手の方は・・・
ymnk様
当方も、山崎さんの著書に、帯があるとは、目録ではじめて知りました。HP一気に更新され、今年も読ませていただきます。原稿の進捗はいかがですか。
たくりん様
お忙しそうですね。
いつかお目にかかる日を楽しみにしています。
今月の一冊。
探偵作家、紀野親次には、2冊の単行本(昭和22)
・『妖奇の船』
・『真珠と令嬢』
がありますが、さらに、偶然手にいれた雑誌に、おなじ読み方の作家を見つけました。
さらに、たまたま、その雑誌掲載のほかにネット検索で見つけた一冊の単行本を入手しました。
別名による単行本のある作家が、手元にあるのをみると、ついに、20名を超えました。
男爵探偵様
1月末から週末に出張や仕事が入ってしまっておりまして、なかなか思うように神保町に出没できておりません。3月中頃までこの状態が続きそうです。というわけでネットで少々乱歩の仙花紙本を入手した程度です。どうしても欲しかったものが3冊ほどありましたが予算オーバーで競り負けました。
あれこれとやらなければいけない仕事が多くて、こちらの原稿はまだ進んでおりません。ただし、先日掲載予定の写真撮影は終わりました。
しかし、山崎晃嗣を追っかけている方などごく少数だろうなどと思っていたのですが・・・帯付きの出品にかなり注文が来たようですよ。