雜本過去ログ2006.8

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雜本與太話・過去ログ 2006　8月

クールクールで夏は来る 投稿者：携帯頓挫管理人 投稿日： 8月 1日(火)03時07分12秒

Peter-Rabbit様、
あら、既にお持ちでしたか。どうも他人様の探求書といふのは分かりませんね。
で、その目録の448番を値切らずに購入すれば、神様扱ひされるのは必至かと。既に修正済みかも知れませんが(笑)。

夏無題 投稿者：ymnk 投稿日： 8月 1日(火)12時08分7秒

男爵探偵殿
伊藤文学氏、更に一冊新著だされましたね。こちらにも収録です。

たくりん殿
三島文学館、いってこられたのですね。開館前で残念でしたが、また機会があれば是非。書斎の再現とか、そういうものがあります。ただし冬場は雪などでキツイ、かも・・・・隣には、徳富蘇峰館もありますよ～

京都の夏 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月 2日(水)07時16分10秒

管理人様
　　なぜか、活動する日の京都は、暑さもしのぎやすく、目的の人、
　80歳をこえておられます（元気です）が、あらかじめ、質問事項を
　郵送で渡していたので、無事終了。25歳から33歳までの
　日記（ミステリ同人誌の活動期）を持ち帰り、一ヶ月で
　scanする予定で、その後返却、ということになります。

　Peter-Rabbit様
　　今年の夏は、結構、古書目録がきます。見るだけでも
　気力がいります。

　ymnk様
　　もう一冊出されましたか、ありがとうございます。
　　探してみます。雑誌を出されたかたには、敬服の念をもちます。
　　　京都では、雑誌「薔薇の小部屋」創刊号を入手。
　　こちらも、伊藤文学編集でした。

　たくりん様
　　京都では、平日は、静かな町でした。
　暑さもしのぎやすく、暑くなる日をさけられたようでした。
　話を4時間も聞きますと、相手の人生まるごとがおそいかかり、
　こちらが身動きできないのが、この種のインタビュです。

三島由紀夫文学館 投稿者：たくりん 投稿日： 8月 2日(水)19時24分8秒

管理人様
お教えに従いまして文庫で探してみます。

男爵探偵様
暑くなる日をさけられたようで何よりでございました。
ワタクシの方は、8月に入りましてようやくウォーキングを再開いたしました。久しぶりのせいかマメが出来てしまいましたが、徐々に慣らしていくつもりです。

ymnk様
書斎の再現ですか!? それは見てみたかった、残念。しかし誰もいなかったせいか、あそこはとても静かでよいところですね。徳富蘇峰館もたしかに反対側にありました。森の中にひっそりと並んだ佇まいは、雰囲気があってなかなか素敵でした。今度は秋か暮ぐらいに行けたら行ってみようと思っていましたが、雪となると時期を考えなくてはいけませんね。
ところで21世紀版｢薔薇刑｣はもう出るのでしょうか？個人的には誰が装丁をやるのか気になるところであります。

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月 3日(木)00時01分40秒

男爵探偵様
目録たくさん眺めるのは楽しいのですが欲しい本もたくさんあり、支払いを考えると頭が痛くなります。(^o^)
本日、仕事で京都の日帰り出張だったのですが、ここ数日の東京の涼しさに比べて京都の暑さは堪えました。気候のよい時期ですと京都駅から京都大学までは散歩コースなのですが、さすがに今日は往復タクシー利用でした。

地下都市 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月 4日(金)07時19分21秒

管理人様
　　人と会うのは、会う心構えが必要ですが、
　手紙でやり取りはそれなりに楽しいひとときです。

　Peter-Rabbit様
　　確かに支払いは後から突然きますので
　のしかかります。
　　値段が低く抑えられていたので、駄目かなと思った
　一冊、速達で配達されてきました。
　　なぜか、時たま、速達便できますが、
　 Peter-Rabbit様もそんなことはありますか。
　　確かに、京都の町、歩きたいですね。
　　地下に、１２００台収容の駐車場が京都のど真ん中にあるとは、
　案内の人に連れられて地下に・・・、そこは地下の住居がひろがる・・・、
　と考えてしまうくらいの大きさでした。

　ymnk様
　　九天社の、8月発刊、書店で入手しました。ありがとうございます。

　たくりん様
　　京都、地下に町が移行しているのでしょうか、わからないもの
　ですね。歩きは、シューズが命・・・、ですので、足にあわせて
　いくと、少し楽かもしれません。

　　いくつか購入しています。
　・「小説倶楽部」洋洋社、昭和24，3月号附録
　・「別冊マダム」マダム出版社、昭和24、1月号附録
　と言うように、雑誌附録です。
　　入手困難な附録ですので、完全収集を志すものには
　ありがたいものでした。

＊＊＊＊ 投稿者：ymnk 投稿日： 8月 6日(日)04時44分43秒

男爵探偵殿
「薔薇の小部屋」は内藤ルネ人気で今は結構なお値段と思います。雑誌の付録、までいくと探索はかなり大変なのでしょうね・・・

たくりん殿
２１世紀版薔薇刑、楽しみですね。装幀は誰なのか、噂も聞こえてきません。
新輯版のように横尾でしょうか。過日出た「鎌鼬」（復刊版）の米国版は横尾が新たに装幀していましたしね。

雑誌あれこれ 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月 7日(月)07時23分31秒

ymnk様
　　「薔薇の小部屋」、均一棚にありましたが、ルネ人気で高額の
　　ようですね。

　　どのような蒐集にも、底なし沼があるような気がする
　この頃です。例えば、雑誌収集をとりあげると、

　・同一誌名で、創刊号が、一月違いである場合
　　　「ベーゼ」、「アベック」、「千一夜」、「ウインク」、「読物春秋」ほか
　・さらに終刊号が突然あらわれたり、終刊宣言して
　　新たな雑誌を創刊したにもかかわらず、旧雑誌も継続する場合
　　　「抱擁」、「オール猟奇」、「りべらる」、｢アベック」ほか
　・表紙を張り替えて再度発行される場合
　　　「宝石」、「別冊宝石」、「ロック」ほか
　・雑誌附録がある場合
　　　「ロック」、「エックス」、「アベック」ほか多数
　・英文版雑誌がある場合
　　　「千一夜」
　・ガリ版雑誌をひそかに発行している場合
　　　（懸賞に応募した小説を収録した）
　　　｢ロック」
というように、雑誌収集には、苦労がたえません。

　いずれ機会があれば、どこかで公表したいです。

ＹＲとお呼びっ！ 投稿者：携帯退廃管理人 投稿日： 8月 8日(火)01時20分21秒

男爵探偵様、
成程、事前に質問事項を送つて置けば、相手も記憶を呼び戻したり、資料を探したり出来ますね。
突然大昔の話を訊かれても、すぐには思ひ出せませんからねえ。

Peter-Rabbit様、
出張からの帰りに、自宅の前に神保町に寄るとは流石ですね。
唐突ですが、音楽はどの辺りをお聴きになるのでせうか？

ymnk様、
ほう、｢薔薇刑｣をまた装丁を変へて出すのですか。
未発表のカットなどは、もう無いのでせうかね。

たくりん様、
三島由紀夫に徳富蘇峰に齋藤昌三ですか。いよいよ本格的なダボダボですな(笑)。

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月 8日(火)23時20分11秒

台風襲来管理人彭城矯介様
当たり前田のクラッカーです。（古い・・・）
しかし、まだ店が開いている時間に間に合うように京都から戻ってくるのもなかなかの根性ですね。(^o^)
音楽はJazzが好きです。クラッシックも聴きます。先週はサントリーホールに行きました。
サザンもSMAPも聴きますよ。(^o^)

終りのない蒐集 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月 9日(水)07時50分5秒

管理人様
　　２時間を限度として人に会うようにしていますので
　やはり事前の質問事項は必要かと思います。思いもかけぬ
　資料をいただくことも多いので。

　Peter-Rabbit様
　　あれから、京都も、またこの地も灼熱の太陽、やけてきます。
　古書探しも、暑さも何処へやら、この時期、なぜか、大物に出会う
　確立が高いように思われます。

　　最近の入手です。
　「亀頭刑事捕物帖」５冊シリーズ、昭和22年（耶止説夫）、
　満洲から帰国後すぐに、下関から刊行。
　　予想通り、表紙ちがいの一品。この頃、雑誌でも，表紙はりかえ、
　誌名変更と著しく、変えていた時期（後年もそうです）ですので、
　驚きません。
　　こんなに集めても終わることがない、耶止説夫の著作。まだまだ、
　雑誌にも、入手していないものもあります。結末のない蒐集です。

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月 9日(水)22時14分0秒

男爵探偵様
広島、長崎も61回目の暑い夏をお迎えのようですね。
こちらは迷走台風の影響で、明け方はものすごい雨でしたが、夕方には銚子沖に抜け去り晴間が覗いていたのですが夜になってから一時雨がパラつきました。
このところ、古書の方は思わぬ収穫があったりでにんまりです。

亀と鬼 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月10日(木)09時28分44秒

Peter-Rabbit様
　　暑い夏、この時期比較的に、大物が入手できるようですね。
　こちらでは、その頃、雨が突然降りました。

　　思わぬ収穫とは、気になりますが・・・

　　亀頭（かめがしら、と読みます）、という姓の友人が
　いるためか、間違えました。
　「鬼頭刑事捕物帖」ですので、訂正します。｢亀｣と｢鬼」
　を間違えていました。

更新報告 投稿者：貴公　凡 投稿日： 8月10日(木)21時36分54秒

稀少雜誌に『皿』全三冊を追加致しました。

http://kikoubon.com/sara.html

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月11日(金)21時30分52秒

男爵探偵様

残念ながら探偵物ではないのですが、以前から欲しいと思っていた宇野浩二「蔵の中」初・函（T8、聚英閣）、室生犀星「性に眼覚める頃」初・函（T9、新潮社）などが入手できたりしたものですから。(^o^)

暑中お見舞い 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月12日(土)06時02分6秒

　Peter-Rabbit様
　　当方は、その全貌が明らかでない、探偵作家、川口直樹の
　一冊を入手しました。
　　一応、連載の区切りに登場する作家です。

　・『永遠のいのち』文英堂、昭和１８

　　巻末をみると、まだ入手していない小説があります。
　とりあえず、周辺の方々からのお話は聞いていますが、
　周囲の方は、名前を出さないことを条件にはなして
　いただきました。

　　皆様、暑さもきびしく、暑中お見舞い申し上げます。

電撃的に 投稿者：貴公　凡 投稿日： 8月13日(日)02時50分29秒

「人魚の贈り物」を開催いたしましたが。
早くも終了してしまいました。
次回をお楽しみに。

探求書 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月13日(日)07時32分46秒

　貴公　凡様
　　あわてて見ましたが・・・、気付きませんでした。
　次回を楽しみにしています。

　Peter-Rabbit様
　　前々からの探求の２冊、ご入手おめでとうございます。
　当方は、一部ノートに記載、また持ち歩きの手帳を持参
　というように、探求のものを書き記しています。
　　手帳は何度も置き忘れていますが、なぜか手元に帰って
　きます。

谷崎潤一郎「近代情痴集」の装丁について 投稿者：文庫本 投稿日： 8月14日(月)10時32分52秒

どなたかお教えいただければ幸いです。
↓この本が欲しいと思っているのでが、函やカバーは本来あるのでしょうか。よろしくお願いいたします。
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k33386570

Re.谷崎潤一郎「近代情痴集」の装丁について 投稿者：貴公　凡 投稿日： 8月14日(月)11時59分41秒

文庫本様

「近代情痴集」は外装が無くて完本です。

占領期雑誌目録 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月14日(月)15時22分38秒

管理人様
　Peter-Rabbit様
　　本日、「古通」８月号が手元に届いています。
　「訃報欄」にて

　・福島鋳郎氏（戦後雑誌研究者）
　　六月二十日死去、七十歳
　　（以下、略）

　とありました。１０数年来、賀状交換、あるいは
　雑誌を譲っていただいたり、問い合わせをしていました。
　　ご冥福を祈ります。

　　昨年９月刊行の、『福島鋳郎所蔵占領期雑誌目録』
　（文生書院）全２２２ページ、著者が所有の１万数千冊のなかから
　６０００冊を収録したものでした。それを思い出しました。

DABODABOMAN 投稿者：たくりん 投稿日： 8月14日(月)16時43分17秒

男爵探偵様
ワタクシのところにも本日、｢古書通信｣が届きました。お盆のせいでしょうか!?ちょっぴり得した気分でありました。
最近はウォーキングの方も徐々に慣れてまいりました。現在は、数年前ウォーキンク゛を始めた頃購入したGTホーキンスを引っ張り出して履いております。冬物ですが、早朝歩くぶんには全然問題ありません。やっぱり履き慣れたものが一番ですね。快調であります。
探求書リストですが、ワタクシの場合、縮小してプリントアウトしたものを財布の中に入れております。それぐらいで収まるレベルです(笑)。

ymnk様
米国版｢鎌鼬｣、横尾氏が装幀していたとは知りませんでした。ちょっとネットで調べてみましたら、750ドルもするのですね。横尾価格なのかな？｢鎌鼬｣の写真をいくつかネットで見てみましたが･･･ううん、またまた欲しくなってしまいました。元本は高すぎるし、こんな事なら復刊版を購入しておけばよかったと、今更ながら後悔しております。サインも入っていましたし･･･(笑)。

管理人様
DABODABOMANは元気を回復しつつあります(笑)。

Re.谷崎潤一郎「近代情痴集」の装丁について 投稿者：文庫本 投稿日： 8月14日(月)17時38分13秒

貴公　凡様、
ありがとうございました。

真夏の死 投稿者：ymnk 投稿日： 8月14日(月)23時21分8秒

たくりん殿
日本版はこれでした。
http://www.seigensha.com/kamaitachi/top.htm
こちらは何とか購入しましたけども、米国版５００部がこんな装幀だとはヤフオクに出ていて初めて知った次第。復刻版、もう何度かヤフオクに出たみたいです。２１世紀版薔薇刑とやらはいつになることやら・・・川田喜久治の「聖なる世界」なんかも復刻して欲しいところです。

男爵探偵殿
福島鋳郎氏は亡くなられていたのですか。初めて知りました。その占領期雑誌目録は面白そうですね。

退廃腐敗管理人殿
未発表のカットといえば、篠山紀信に「男の死」を出版してもらいたいところであります。

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月14日(月)23時25分27秒

お盆休みを利用して12日から本夕まで、群馬県の片品村へチビのカブトムシ採りに行ってきました。流石に彼の地に古書店はなく、ただただ自然に包まれた3日間でありました。天候にも恵まれ、日中は暑さも感じましたが、高原でもあり、朝晩は肌寒いくらいでした。夜は温泉に浸かり久しぶりにのんびりでした。幸い、チビも天然モノのカブトムシ2匹（オス、メス各1匹ずつ）を捕まえることができ大喜びでした。

男爵探偵様
いくつかのコメント有難う御座います。
最新号の古通、毎回楽しみにしておりますが、相変わらずの「新探偵小説」のdeepな世界と、男爵探偵様の探求心とその粘り強い取材活動に瞠目し、敬意を表する次第です。

残暑お見舞ひ申し上げます 投稿者：携帯自重管理人 投稿日： 8月15日(火)01時05分33秒

貴公凡様、
前倒し開催といふ奴でせうか？
ほんに気紛れなお殿様(笑)。

Peter-Rabbit様、
なかなかメジャー志向がお強いやうですねえ。
それでは、何か適当なおまけを考へませう。

男爵探偵様、
では、下手に質問すると取材拒否されかねない微妙な問題の場合はどうされるのでせう。
直接会つて、いい具合に話が進んだら、最後に切り出してみるといふ感じでせうか？

ymnk様、
確かに。｢憂国｣が解禁された今、｢男の死｣が最後の難関なのでせうか？

たくりん様、
体調が戻りつつあるやうで何よりです。
しかし、まだまだ暑さが続きますのでお大事に。

文庫本様、
いらつしやいませ。
当板は色々とうるさいお方方も覗いてゐるやうですので、是非またお越し下さいまし。

本日の雑本 投稿者：携帯呪縛管理人 投稿日： 8月15日(火)01時28分28秒

伊東月草主宰の｢草上｣百号記念の合同俳句集｢門｣(草上書屋昭和13年刊行)に、安成三郎が参加してゐます。
｢安成貞雄その人と仕事｣の安成兄弟年譜では触れられてゐないやうですので、念のために紹介して置きます。
それにしても、かなりインパクトのある装丁ですね。

探求そして 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月15日(火)07時03分54秒

管理人様
　　インパクトのある装丁です。見たこともない風景です。

　　やはり、事前の質問事項が有効です。会うのはその周辺の方々
　か、本人、あるいは息子さんです。お孫さんになると、資料そのものを
　こちらに頼ったり、資料が新たに見つかるということはないようです。
　家族関係は、やはり、触れてはならない領域（本当は、ここが知りたい）
　ですので、オフレコで、ということになります。

　Peter-Rabbit様
　　高原と温泉、昆虫採集、いいですね。
　　こちらでいえば、大山（だいせん）がそれに相当します。

　　資料探求、特に、対象の作家のものには、めくばりがかかせませんので、
　ついつい、ねばり強く探求することになります。今年、連載を終えて、
　書き下ろしを加えて、一部、めずらしい短編を加えて、来年には、
　一冊刊行できたらいいな、と思っています。実現できるかどうか、
　不安ですが・・・、励まし、とても感謝いたします。ありがとうございます。

探求に際して 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月15日(火)07時27分42秒

ymnk様
　　当方も知りませんでした。昨年はいくつか福島氏にはご教示いただき
　ましたが、届く手紙の書体は独特でしたが、時間がないので、という文章も
　ありました。
　　中島河太郎氏（８２歳逝去、平成１１）、福島鋳郎氏（７０歳、平成１８）には、
　「古通」探求書欄を通じて、文通、雑誌などを譲っていただいたので、
　感謝の念を持っています。
　　昨年９月刊行の、『福島鋳郎所蔵占領期雑誌目録』（文生書院）、ジャンル別に
　詳しく分けられているので、果たして実際に刊行されていたのか、と思うとき
　には、実物調査のために見ます。現在も入手可能です。なお、装丁は、普通紙を
　そのまま製本したもの（図書館にあるような）です。

　たくりん様
　　前日に届くと、当方も得したように思います。こんなときには、いいものが
　あります。そこで、よく見ると、探偵作家が、女性名で書いたもの（まだ公表
　していませんが・・・）を発見、注文しました。それなりに値段が高いので、
　おそらく、出品者は、それをご存知かもしれません。
　　当方の場合、探求書をコピーしたものを小冊子にして、縮小、
　それを、手帳の後ろのビニール袋に小冊子をにはさんでいるだけで、
　実態は、うすいものです。

ありがとうございました 投稿者：立原道造が好き 投稿日： 8月15日(火)13時37分10秒

本日、「人魚の贈り物」立原道造葉書二通届きました。
言葉では言い尽くせないほどうれしいです。
二通ともに文面の濃い素晴らしいものですが、一通にあります小さい絵のついた短い詩は全集に未収録でした。もう少し調べたいと思います。
大切に、大切に致します。幾重にも御礼を申し上げます。ありがとうございました。

本の虫食いについて 投稿者：文庫本 投稿日： 8月17日(木)18時36分33秒

度々質問させていただいて、恐縮です。
過日は貴公凡さん、ありがとうございました。
森鴎外の「沙羅の木」がヤフオクに出品されており、結構安いのでこれも狙っているのですが、虫食いがあるとのことです。これはどの程度の減点になるのでしょうか。
どなたかご判断できる方がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ幸甚です。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b69097083

Re.虫食い 投稿者：貴公凡 投稿日： 8月17日(木)21時10分43秒

文庫本様

ヤフオクの「沙羅の木」拝見いたしました。
昨今の鴎外不人気に加え、特に訳詩集の人気の無さは顕著です。
更に奥付の虫食いは、美本の多いこの本にとって致命的といわざるを得ません。
現在の価格でも高いのではと思います。

先日の「近代情痴集」も程度が悪すぎるので、小生なら確実にパスいたします。

文庫本様 投稿者：東投稿日： 8月17日(木)21時36分54秒

東と申します。この谷崎や鴎外の出品者の本はみんなあんまりきれいでないですね。こういう本は今ホントに安く買えますから入札しないでパスが賢明だと思います。ツリアゲ目的の不自然な入札も要注意です。

残暑お見舞い申し上げます 投稿者：たくりん 投稿日： 8月19日(土)03時50分13秒

ymnk様
復刊版｢鎌鼬｣、購入されてましたか。さすがymnk様。復刊版は昨年発売されたみたいですね。ネット環境にありながら、事前にチェック出来なかったのが悔やまれます。写真好きの友人は川田喜久治の｢地図｣(復刊版)は購入したけれど、｢鎌鼬｣は知らなかったと、同じく悔やんでおりました。何度かヤフオクに出たとの事ですが、どれくらいで落札されたのか気になるところであります。

管理人様
ブックエンドに使えそう･･･(笑)。

男爵探偵様
情報を持っているかいないかで、古書探索にも大きな差がでますよね。ワタクシもたまたま情報を持っていて貴重な本を格安で入手出来た経験はありますが、おそらくその何十倍何百倍もの見逃しをしているのは間違いありません。

台風上陸 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月19日(土)09時06分39秒

管理人様
皆様
　残暑お見舞い申し上げます。今年はじめての台風上陸だ
　そうです。

　たくりん様
　　確かに情報は大切ですね、できるだけ当方の守備範囲だけは
　と思いながらも、当方がこれは、と思う古書目録には、きちんと
　値段などで反映されているのを見ると、情報だなと思います。
　　たとえば、
　・探偵作家が、女性筆名で書いた場合（収集しています）
　・｢ロック」、｢小説倶楽部」、「綺談」、「抱擁」などには、
　　別の誌名が表紙に大きく印刷され、かろうじて、もとものの
　　原題が表記されている場合（これが見落としがちです）
　など、情報として知ることも必要です。

　　最近購入の一冊。
　・「ルックエンドヒヤー」４号（昭和２４）を入手、
　　これで全８冊揃いとなるものの、表紙には、
　　「別冊付録」、とありました（うーん、残念）。
　　付録があれば、完全収集ですが・・・、知ることができたことも
　情報のひとつでした。

残暑投稿者：ymnk 投稿日： 8月19日(土)17時36分24秒

猛暑腐乱管理人殿
いや、まだまだ難関はあるかもしれません。「男の死」は出てもよさそうな気はしますけどね。どうなのでしょう。

男爵探偵殿
『福島鋳郎所蔵占領期雑誌目録』ご教示ありがとうございます。ほかにもあれこれと出版されているんですね。『資料三島由紀夫』で知っていたくらいです。しかし色々な方と情報交換されていらっしゃるのですね。サスガです。

たくりん殿
たまたま発売予告チラシを手に入れたので知った次第。３万円はきつかったです。笑
「地図」も、予約100名のみサインとかで、注文してしまいました。「鎌鼬」は、定価前後で落札されてましたよ（日本版）。「地図」はまだ残っているのではないでしょうか。「鎌鼬」も予約完売ではなく、しばらく残っていました。アートショップなど、店頭在庫あるかどうか問い合わせてみる価値があるかもしれません。

谷底の街 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月21日(月)07時21分46秒

管理人様
　ロッキー山脈のふもと、といえば、ボルダー市、
　今ちまたでのうわさ、あの事件のあった建物も、その山のふもとに
　ありました。
　　金を取りつくして、谷になっている街です。

　Peter-Rabbit様
　　新刊の購入などはいかがですか。

ymnk様
　　そうですね、三島関係の文献も有名です、福島氏は
　今から考えれば、晩年、とても忙しいにもかかわらず、
　手紙をだすとすぐに返事があり、間髪をおかず３，４回続く
　こともありました。

　たくりん様
　　古書めぐりには、歩きは欠かせませんね。そのあとの、
　一杯のアイスコーヒーがたまりません。

　　新刊３冊を購入。
　・『上海狂想曲』高崎隆治、文春新書
　　　購入時には、あの、高崎氏かと思いました。
　　　木村毅、林房雄、榊山潤などが登場、第４章が書きたかった
　　　ように思われます
　・『書痴、戦時下の美術書を読む』青木茂、平凡社
　　　はじめて読む著者の一冊
　・『肉体の悪魔・失われた男』田村泰次郎、講談社文芸文庫
　　　こんなにも著書があるとは、驚きました
　などを読んでいます。

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月21日(月)19時58分26秒

男爵探偵様

新刊ですか。そうですねぇ、平凡社新書「幻の東京赤煉瓦駅」中西隆紀　というのを購入したくらいです。鏡花、直哉、芥川などが出てくるのでついつい手を出しました。(^o^)

気をつけましょう 投稿者：善人投稿日： 8月23日(水)07時23分44秒

cupid_campaspeさんは出品者のお仲間です。

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m32581878

ほんとだあ! 投稿者：Ｊボーイ 投稿日： 8月23日(水)19時11分34秒

善人様
ほんとに着々と釣り上げてますね!今後の展開が楽しみ。

オークション大魔王？ 投稿者：携帯残暑管理人 投稿日： 8月24日(木)02時39分14秒

私はオークションは全くやらないので分かりませんが、怖い人や偉い人や危ない人が大勢潜んでゐるやうですね。

男爵探偵様、
話題が前後しますが、亀頭さんですか。珍姓愛好家と致しましては見逃せません。
でも、その家のお子さんは、思春期にはからかはれて不愉快な思ひをしさうですね。

Peter-Rabbit様、
新刊と言へば、心水から杉山茂丸の｢百魔｣完本が出ましたが、些か値が張りますね。

ymnk様、
まだまだ難関がありますか。全集が完結しても探索の旅は続きさうですね。

たくりん様、
枕にもなります(笑)。

双子姉妹 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月24日(木)08時24分47秒

管理人様
　夏、残暑の厳しいおり、月に一度の読書会などで読んだ本
　など、整理しています。何がどこにあるやら、わからなくなるので。

　　いえ、その亀頭さん、双子の姉妹で、しかも、お医者さんで
　独身なので、また美人ということなので、会うたびに
　美しい人には良縁があるように、と思っています。

　Peter-Rabbit様
　　新刊、最近では、一応、どのようなものがでたのかな、と
　新書に手が届きます。２３０枚という枚数、読みやすいものです。
　　また、書き手も、あれっ、と思うような方が書いている場合、
　購入意欲にかられます。

　　オークションには、自動設定をしている人もいるらしく、当方も
　一度、経験しましたが、入札する度にすぐに上昇、とくに最終時間に
　なると、どきどきでした。その人の上限をこえたので、無事入手しま
　したが・・・

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月24日(木)09時17分8秒

残暑管理人彭城矯介様

書肆心水からは「俗戦国策」も一緒に出てます。「其日庵叢書第一編」も出るようです。
「百魔」の方は早くも古書店で2000円安ほどで出ていますね。
元版は「百魔」の方は持ってますが、「百魔　続編」の方は所持してないのでこれを探書中であります。

長い２学期 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月26日(土)13時19分19秒

管理人様
　　暑さもゆるまないものの、小学校では新学期が始まっています。
　女のお子様いわく、２学期が長くなって、うれしい、たのしい、
　と言っていました（ニュースより）。本当は、夏休みが短くなった
　のに・・・、感心しました。

　Peter-Rabbit様
　　茂丸の一冊、すでにお持ちでしたか。

　　｢小説現代｣の、作家の値段、はじめて、探偵小説で
　坂口安吾が登場しています。
　　書誌情報には間違いがなく、完璧です。
　　話の流れは、他の全集の年譜にそっていますが、
　そちらのほうには刊行年月日にミスプリントがあるものの、
　雑誌では実物確認のためか、修正されています。
　　現物確認が一番です、そのように思いました。

アクビもね 投稿者：たくりん 投稿日： 8月27日(日)02時30分32秒

ymnk様
写真集や画集というのは本当に高いですよね。３万円は確かにきつい。財布にゆとりのある時に出会えれば、と思っております。まあ、タイミングでしょうね。

男爵探偵様
古書店めぐりの後、ゆっくり喫茶店でコーヒーを飲みながら戦利品を愛でる･･･そんなことも最近はしなくなってしまいました。秋にはまた神田古本祭りがありますが、今度はもう少しゆとりを持って楽しめたらなぁ、と思います。

管理人様
まだまだ暑い日が続いておりますが、数日前より少し空気が変わった気がいたします。
このあいだブックオフでオークションカタログを105円で売っていたので、４冊ほど購入してまいりました。カラーの写真入なので結構楽しめます。ワタクシの今年の目標のひとつは、ヤフオクに登録してオークションに参加する事であります。

アイスコーヒー 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月27日(日)08時29分6秒

　たくりん様
　　当地には、カフェ形式のものが多く、地元の
　お店が賃貸しに、そのようなカフェが進出しています。
　メインストリート沿いの３００店舗のうちの、４０軒もあります。
　　今のところ、アイスコーヒー、Ｍサイズ、１８０円
　で済ましています。
　　秋の神田、楽しみですね。

　最近の購入。
　・末吉寛『愛欲の輪舞』世界傑作探偵小説集のひとつ
　　２冊で終了した叢書（文庫版）、昭和２１（未来社）
　　　手元にある同一書と比べると（見た目で違和感があったので、
　　購入しました）、サイズが５％増えて、しかも硫酸紙になっています。
　　そのため、厚さも１０ミリから６ミリになったものの、ページ数はかわらず。
　　以前ここで報告された新潮文庫とは逆に、サイズが増大。

　　そのほかに、同じ著者による、独逸語訳註叢書、１冊
　（昭和１６）、日光書院、を入手しています。

本日の雑本 投稿者：携帯退廃管理人 投稿日： 8月29日(火)01時22分42秒

トマス・ロオカ｢御遠足｣高瀬毅訳(空前社昭和2年刊行)
以前友人に、｢君が知らないのはをかしい｣と指摘されて以来、気になつてゐた本。
昭和2年6月5日発行で、これは同年6月7日発行の三版。
そんなに売れてゐたなら、もう少し見掛けてもよいやうな気がしますが、果たして初版や再版は存在するのでせうか？
もしお持ちの方がをられましたら、是非お知らせ下さいまし。

盲目の翻訳 投稿者：携帯遠足管理人 投稿日： 8月29日(火)02時00分30秒

Peter-Rabbit様、
引き続き｢盲目の翻訳｣も再刊されるのでせうか？
まあ、こちらは元版を持つてゐるので、別に出なくても構ひませんが。

男爵探偵様、
亀頭姉妹ですか。何やら2時間ドラマにありさうな設定ですね。
美人姉妹の医師が、次々に難事件を解決する原作を執筆されては如何でせうか？

たくりん様、
そんなにオークションがやりたいのですか。
まあ、せいぜい火傷をしないやうに注意して下さい。

といふわけで、常連衆の皆さんでもオークションに参加してをられる方が多いやうですので、
有志の方のオークションで手に入れた掘り出し物の話の投稿をお願ひ致します。
何十年も古本屋で探して見つからなかつた本を手に入れたとか、古本屋よりも遥かに安く手に入れたとか。あるいは、その逆の失敗談でも構ひません。
どうぞ宜しくお願ひ申し上げます。

火サスの法則 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月30日(水)07時19分58秒

管理人様
　　２時間サスペンス、かの有名な、「火曜日サスペンス劇場」
　では、鮎川哲也の原作により、１９９３年から２００５年にわたり、
　１８回（最終回は、原作とは関係ない）放映されています。
　　「刑事鬼貫八郎警部」シリーズ、「鬼貫警部」と、５人の「亀取二郎」
　が一度登場。
　　「鬼」と「亀」ですね・・・
　　「サスペンスドラマ」の法則があるようです。
　・はじまりに、第一の事件
　・３０分後に、第二の事件
　・その後、「その土地の観光案内」
　・一時間後に、「ホワイトボード」での「事件のあらまし」の説明
　　（ここから見る人のための説明）
　というものらしいです。

　　近頃、なにかと、「亀」の付く人が多いようです。
　・あの、「亀田三兄弟」、アイドルグループのKAT-TUNの、「亀梨和也」、
　　モーニング娘。の「亀井絵里」・・・

　　「亀頭」（かめがしら）姉妹の活躍、試みてもよさそうです。

　　鮎川哲也氏と生前、電話で話していたとき、原作にはない、
　「鬼貫警部」の「八郎」の使用と、「既婚者」についておききしたことが
　ありました。それを思い出しました。

残暑お見舞い申し上げます。 投稿者：貴公凡 投稿日： 8月30日(水)20時02分24秒

残暑お見舞い申し上げます。

(無題) 投稿者：Peter-Rabbit 投稿日： 8月30日(水)20時57分14秒

未了酷暑管理人彭城矯介さま
刊行予定リストには入ってないようですねぇ。でも流石ですねぇ、このあたりもしっかり押さえてますね。残念ながら私は「盲目の翻訳」所持しておりませぬ。「百魔　続編」どっかにないかなぁ。「百魔」もだけどなかなか見かけないんですよねぇ。

恐怖時代再び 投稿者：携帯太守管理人 投稿日： 8月31日(木)03時08分24秒

Peter-Rabbit様、
｢百魔｣は割合部数が出てた筈ですから、昔は普通の値段で見掛けましたが、近年は息子の人気に引きずられて値上がりしてゐるやうですねえ。

男爵探偵様、
2時間ドラマも初期の頃は、そこそこの作品もありましたが、そのやうなパターンが出来てからの物は本当につまらないですね。
多少なりとも面白いのは、一部の深夜番組くらゐでせうか。

うらら春様、
渋谷のシネマヴェーラで｢おんな極悪〇｣が上映されます。
これは滅多にやりませんので、必ず御覧下さい。

といふわけで、ymnk様からヴィデオを借りた儘になつてゐる方、早く返却してあげて下さいね。

｢凡さんや、元気さうで何よりぢや。その後、何か珍しい物は出ませんかな？｣

おんな極悪帖 投稿者：ymnk 投稿日： 8月31日(木)04時57分39秒

血塗武智管理人殿
覚えていてくださったとはありがとうございます。アノ映画、ＣＳなんかでもあまりやらないようです。せめてなくす前にダビングしておけばよかったかと・・・嗚呼

たくりん殿
いやはやほんと、ここぞという時に出ますものね。相場から見れば格安だのにその値段すらなかなか手が出ないだろうようなモノがぽんと出た時など、クラクラしてきます。

送水トンネル 投稿者：男爵探偵 投稿日： 8月31日(木)07時35分10秒

貴公　凡様
　　金魚、当地では、夏祭りも終わり、金魚すくいに
　興じる子供たちの声も闇に吸い込まれます。
　　涼しくなりそうです。

　管理人様
　　その影響もあってか、ノベルスも、そんな展開です。
　　鮎川哲也氏は、まったく、自分の原作のテレビドラマには
　　無関心でした。

　　　当地では、送水トンネル崩壊で、島には水がこず、しかたなく
　　庭の、井戸を使用（生活用の水）しています。少し前まで、みな、
　　井戸水を使用していたということ。島に、井戸水（飲料可能）を
　　使用した、おいしい豆腐屋さんが多い理由（とても多いです）が
　　わかりました。
　　　そこから、飲料水をもらっています。

　　ymnk様
　　　花村萬月『百万遍　青の時代』上・下（新潮文庫）が
　　　新刊として出るようです（９月新刊）。

　　購入したもの。
　　　何もないときには、ＨＰＢハヤカワポケットブック
　　を購入しています。ＨＰＢ643を購入、あと、ＨＰＢ1146
の、残り一冊になりました。全冊集めて、1690冊あまり・・・
　　道は遠かったです。

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