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雜本與太話・過去ログ 2005 10月


化膿裂痔瘻投稿者:聾棧敷管理人彭城矯介 投稿日:10月 4日(火)00時18分13秒

>Peter-Rabbit樣
ちと御無沙汰のやうですが、某古書店の新入荷品には何か獲物は御座いましたか?
當方は早稻田の目録でも敗北致しました。
といふわけで、例によつて最近の収穫は、
石橋臥波『夢』(寶文館 明治40年初版)、井上通泰『南天荘雜筆』(春陽堂 昭和5年初版)、
石川三四郎『改訂増補 西洋社會運動史』(大鐙閣 昭和2年初版函付)、
吉田十一『日本旅行史』(日本交通學會 昭和2年重版函付)、
森鴎外『還魂録』名家傑作集第十二編(春陽堂 大正13年改訂10版)、
アルツイバーセフ『サニン』武林無想庵譯(改造文庫 昭和4年初版)、
『葛西善藏小説集』第一卷(改造文庫 昭和9年初版)、
吉井勇『金泥』(八雲書店 昭和20年初版)、阿部次郎『殘照』(羽田書店 昭和24年初版函付)、
種村季弘對談集『東京迷宮考』『天使と怪物』『異界幻想』(青土社)、
ウド・トゥウォルシュカ『遍歴』種村季弘譯(青土社)、佐佐木敦『ソフト アンド ハード』(太田出版)、
坪内祐三vs福田和也『暴論・これでいいのだ!』(扶桑社)、
それに『澁澤龍彦翻譯全集』(河出書房新社)と新版『ネルヴァル全集』(筑摩書房)の端本數册、
後は買ひ直しの中村眞一郎『蠣崎波響の生涯』(新潮社)等等といつたところです。

>男爵探偵樣
さうです、その本です。
値上がりしてゐるのは、やはり探偵小説愛好家からの需要が増えてゐるからなのでせうか。
探偵小説や時代小説のマニアが多いのは想像出來ますが、農民小説のマニアは現在何人位ゐるのでせうね。

>くだん樣
念願の御本は無事入手出來たのでせうか?

>萬嘯亭樣
加納作次郎を「化膿!裂く痔瘻」と書くと非常に痛さうですねえ。


曲者研究投稿者:男爵探偵 投稿日:10月 4日(火)08時04分45秒

管理人様
他の作家で競争が激しいのは、昭和30年代の探偵小説でしょうか、今のところ貸本流れで購入しています。
先に入手した「貸本流れ本」、正確にいえば、「倒産企業図書室流れ本」でしょうか、その印がおされていました。
今週の一冊です。いずれも、怪しい曲者研究の一冊です。
・本多喜久夫訳『ウガンダ』三笠書房、昭和33
・小門勝二『妖麗夜一夜』日本文化社、昭和21年版夜一夜が、千一夜と誤記される場合があります
昭和22年版が知られています
・大月常靖『流れ流れて』110部のうちの71番 昭和54著者が所有していた、1番にくらべて、刷り上りの版画
のできが悪い。二冊目を入手しました
・如月敏『地下鉄三吉』泰山堂、昭和22昭和十年代の映画の原作、ユーモア探偵小説
・荻原秀夫『狙われた女たち』あまとりあ社、昭和30表紙には、「萩原秀夫」とあり、この頃、誤記があった
のでしょうか、他にも同様な誤記表示の本があります


(無題)投稿者:くだん 投稿日:10月 4日(火)13時59分42秒

聾棧敷管理人彭城矯介様
念願の本が何なのかさっぱり心当たりがないのですが、とりあえず、
最近目録で注文した本は抽選にはずれて入手できませんでした。


石橋臥波投稿者:森 洋介 投稿日:10月 4日(火)19時11分38秒

>石橋臥波『夢』(寶文館 明治40年初版)、
これは羨ましい。高峰博『夢學』(1917→1924)なども蒐集對象なのでせうか。
共にいつか手に入れたいと思ひつつ、荏苒はや幾歳。
石橋臥波が旗揚げした日本民俗學會の雜誌『民俗』(人文社、1913〜1915)も、民俗學史ではすっかり傍系ですが、臥波が富士川游の下で編輯をやってゐたといふ雜誌『人性』は不二出版が複刻しましたし、ここらで誰か臥波の事蹟を詳しく追跡してくれると面白いと思ひます。


(無題)投稿者:萬嘯亭 投稿日:10月 5日(水)00時28分35秒

管理人 様
某氏が見たら思わず顔を背けそうな生々しい文字列ですね。
しかし親爺になりますとそちらの方面と頭髪は今日か明日かの感は否めません。
わたくしも臥波の『夢』は良い買い物をされたと思います。
播陽といい臥波といい相変わらず渋い処を攻めておられますね。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月 5日(水)22時18分12秒

秋雨前線管理人彭城矯介様
このところちよいと忙しくてご無沙汰でありんした。
先週末はちびの運動会で神保町へは行けず、当然のことながら新入荷本も未だ目にしてをりません。やふう・おーくしよんでも食指の動く出物なしです。適当なところまで札を入れますが途中で止めることが多く、意地でも買おうといふものはなかなかありません。
明日、明後日の仕事の状況で今週末はちよつと微妙になつてをりますが神保町へは何とか行きたいと思つてをります。来週末は今のところ大丈夫さうです。

帝王様
秋風に日本酒が合う季節となつて参りました。また一献、楽しみにしてをります。(^o^)


赤沼三郎投稿者:男爵探偵 投稿日:10月 6日(木)07時51分31秒

Peter-Rabbit様
地方の山の中は、もう秋色にそまっています。
秋ながら、都市はまだ30度前後で、まだまだ暑いです。
このところの、新刊の一冊をあげます。
・『ROM叢書 第2弾 アリンガム』平成17、翻訳物
・『みちしるべー矢野先生の作品目録』平成17(かがくのーと)
・『ジョン・ディクスンカーの世界』平成17(創英社)
・『毒殺百科』カー、平成15(本の風景社)
・『日本近代文学館年誌 1』平成17,9
・『加能作次郎三冊の遺著』(スムース文庫08)平成17,9
著者が、『行動する異端 秦豊吉と丸木砂土』(1998)を読んでいたら、と思われるを購入しています。
探し物一冊があります。
・赤沼三郎『悪魔の黙示録』かもめ書房、昭和22年ぜひ入手したく、よろしくお願いします。
ある古書目録の書影はやや不鮮明ですが、目にやきつけています。


RE投稿者:P 投稿日:10月 6日(木)22時21分9秒

男爵探偵様
私も『加能作次郎三冊の遺著』(スムース文庫08)読みました。大変参考になりました。

帝王様
実は謹呈しようと思っておりますのはこの本でございます。まだお読みでなければ是非ご笑納ください。次回蝙蝠に参ります際にお持ちします。


薗八は聴けずとも投稿者:萬嘯亭 投稿日:10月 7日(金)00時34分26秒

eter-Rabbit 様
御厚情ありがたく頂戴いたします。
研究、資料、証言は新しい物にも触れなければいけないのですが怠惰故に手が回らずにおります。
一献酌み交わす日は氷雨瀟瀟と降る晩であれば色を添えてくれるのですが。
近い機会を楽しみにして、御礼は又その折りに。


せめてイチロー並みに投稿者:男爵探偵 投稿日:10月 7日(金)07時56分21秒

Peter-Rabbit様
「スムース文庫08」を読みましたら、古書の出会いというものは、何かを書きたてるものとわかります。
私の場合は、八切止夫のご子息との出会いです。
最近の古書目録。秋のためか、個人的にわくわくするものが多く出ています。あたれば、報告できますが、最近は、2割
バッターですので、イチロー並みにあたりたいものです。
「日本ブックマートクラブ会報」の今号では、谷崎の初期のものやら
昭和20年代のものが、割合やすく、20点出ていました。何やら購入意欲をかられます。


とほほ投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月 8日(土)21時44分1秒

季節外残暑管理人彭城矯介様
けふは仕事で神保町に行けず仕舞ゐでした。とほほ。
これで2週間、神保町にご無沙汰で、禁断症状が・・・・・何とか仕事も片付いたので来週は大丈夫かと思ひます。

男爵探偵様
そうですね、目録つて当たつて欲しゐ時は当たらなくて、つなぎの付き合い注文する時に限つて全部あたつたりするんですよね。
スムース文庫08も本論の加能作次郎もですけどそれよりも桜井書店の桜井均の話で、桜井書店の前身が山洞書院だつたことなどが興味を惹かれました。
山洞書院といへば、S6の井上円了「妖怪学」の版元で、こんなものも扱つていたんだなと感心した次第です。
先日広島での学会の折に厳島神社まで足を延ばしましたが、紅葉の季節にはきっと綺麗なんでせうね。


秋もみじ投稿者:男爵探偵 投稿日:10月 9日(日)11時34分24秒

Peter-Rabbit様
私にも、同じように、この時に限ってあたる、ということが多いです。
あくまでも、私の主観的なものですが、当たる古書店と当たらない古書店に色分けされています。
ぜひ欲しいです、というような余計なことをつけくわえると、みごとに外れます。
最近では、あっさりとFAXあるいは葉書で書いています。
桜井書店については、あまり知らなかったのですが、遺族からの証言は、深く考えさせられました。
当地では、宮島の紅葉谷公園が秋もみじで散策にはもってこいの場所です。
特に、紅葉谷公園の、800メートルの散策の道は左右上下に広がる赤はすばらしく心を落ち着かせます。
この散歩道は、あの枕崎台風のあと、小川に流れ込んだ流木をとりのぞき、全国ではじめて、庭師を設計の担当者として採用して
川を庭園のように、敷石をひきつめたものでした。
今回も被害を受けましたが、ふたたびそのようなコンセプトで復興するようです。
あと10日あまりで、もみじは満開となります。


蘇へる金泥投稿者:盲滅法管理人彭城矯介 投稿日:10月10日(月)03時13分54秒

「FA」

>Peter-Rabbit樣
それはさぞかし深刻な禁斷症状が出てゐる事と御同情申上げます。
櫻井均の自著『奈落の作者』の著者紹介にも、
「大正十二年より東京で山洞書院、大同出版社などの名稱で出版業を營む。」と明記されてをりますね。
あと10月21日から東京古書會館で、「櫻井均と櫻井書店の昭和」展が開催されますな。
といふわけで、例によつて最近の獲物は、
橘外男『太陽の沈みゆく時』二卷(日本書院 大正14年重版函付)、
村田豐秋『思想中毒』(中央出版社 大正13年初版函付)、
高野辰之『日本歌謠史』(春秋社 大正15年初版函附録付)、
小山内薫著作集第一卷『演劇論叢』上卷(歌舞伎出版部/寶文館 昭和3年初版函付)、
石田元季『江戸時代文學考説』(中西書房 昭和3年初版函付)、
正宗白鳥『現代文藝評論』(改造社 昭和4年初版函付)、
渥美清太郎『名曲解題 邦樂舞踊辭典』(冨山房百科文庫 昭和13年初版カヴァー付)、
野村兼太郎『むかしと今と』(ダイヤモンド社 昭和15年初版函付)、
野田宇太郎『瓦斯燈文藝考』署名入(東峰書院 昭和36年初版函付)、
本山荻舟『飲食日本史』(青蛙房 昭和31年初版函付)、村上元三『江戸雜記帳』(中央公論社)、
雙葉十三郎『映畫の學校』(晶文社)、小林信彦『われわれはなぜ映畫館にいるのか』(晶文社)、
中村眞一郎『木村蒹葭堂のサロン』(新潮社)、野口武彦『蜀山殘雨 大田南畝と江戸文明』(新潮社)、
マシュー・J・ブラッコリ編『ゼルダ・フィッツジェラルド全作品』青山南他譯(新潮社)、
種村季弘『畸形の神 あるいは魔術的跛者』(青土社)、
谷昌親『詩人とボクサー アルチュール・クラヴァン傳』(青土社)、
カレル・チャペック『カレル・チャペックの映畫術』田才益夫譯(青土社)、
『宮川淳著作集』B(美術出版社)、呉清源囘想録『以文會友』(白水社)、
平田弘史『日本凄絶史』『血だるま劍法・おのれらに告ぐ』(青林工藝舎)、
「L'EVOCATION」Vol.T(森開社)、
耽美文藝誌「薔薇窗」]U(書肆菫礼荘)←<當初「人魚通信」に掲載される筈だつた
ymnk樣と凸樣による「アドニス」總目次の連載開始、既に殘部僅少>
といつたところです。
>森洋介樣
この邊りも探求してをられるのですか。
某氏の日記を拜見すると、早めに青空の下を探索してをられたやうですが、
見逃してしまはれたやうですね。私は夕方に拾ひましたので。
汚い本の山ほど丁寧にチェックする必要がありさうです。
>くだん樣
おや、どうやら誤情報だつたやうですね。大變失禮を致しました。
全く、目録といふのはなかなか當りませんねえ。
>萬嘯亭樣
現代の文學研究者に不信感しか持つてをられない大兄を滿足させるのは、
眠狂四郎の圓月殺法を破るよりも、遥かに難しさうですね。
>男爵探偵樣
目録注文する時は、泣き落とし作戰は逆効果なのでせうか。大變勉強になります。
「馬鹿言つてんぢやないよ、日頃の貢獻度が物を言ふんだよ」といふ達人の聲が聞こえて來さうですが(笑)。
>TG樣
この「FA」09號(COCOA出版)といふ雜誌は御存じでせうか?
http://www.fa-magazine.com/


当たらなかった一冊投稿者:男爵探偵 投稿日:10月10日(月)10時59分4秒

管理人様
やはり貢献度でしょうか、泣き落とし作戦は効果がありません。
古本を処分する場合も同様に、日ごろの貢献度が効果的です。
そこで、当たらなかった今週の一冊を記憶のためにここに書いておきます。今週は入手した本がありません。
・すずらん文庫『赤いカナリヤ』楠田匡介、昭和31
・『ダイヤル110』栗田信(東方社)、昭和31
・『波止場の風来坊』栗田信(豊書房)、昭和33
・『殺人捜査』湖山一美(龍書房)、昭和33
・『最後の銃声』湖山一美(珊瑚社)、昭和33
ということで、次の機会があれば、入手しておきたいものでした。


(無題)投稿者:萬嘯亭 投稿日:10月12日(水)00時16分30秒

管理人 様
そのような思い上がった気持もないのですが、まあ偏見も独断も許されるのが道楽という事にして下さい。
そこで自戒する折良く『父 荷風』永井永光著を読み始めたのですが、いやこれが実に面白いのです。
軽い読物風の証言といった体ですが、読物としての面白さは請け合います。
恐らく散人を知る生き証人の末尾を飾る証言になる事と思われます。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月12日(水)21時49分39秒

帝王様
私も「父 荷風」読みました。帝王様お勧めのように本当に面白かつたです。
一緒に「直木三十五伝」植村鞆音 文藝春秋を購入しました。こちらはこれから読みます。


(無題)投稿者:TG 投稿日:10月15日(土)11時15分29秒

8時10分の男 管理人様>
レスが遅れ失礼しました。
『FA』ですが以前、美術倶楽部に置いてあったのを見ていたので知っております。
確か購入したはず(美術倶楽部ではないところで)とは思うのですが。


生き返ったぁ投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月15日(土)21時58分33秒

突然降雨管理人彭城矯介様
男爵探偵様
嗚呼、三週間振りの神保町の空気・・・胸一杯吸ひ込んでやうやく人心地が着きました。
神保町に行けなかつた間も日本の古本屋、ヤフウでの仕入れはボチボチでした。本日久々の蝙蝠でも取り置き本を引き取りましたのでこのところの収穫で思ひ入れのある本はこんなものです。
●「蔵の中」 宇野浩二 T9 3版・函 聚英閣 (函底、函背補修)
●「諸病早道伝授」 M18 初(ボール表紙小型本) 吉田左馬太郎 西京春風堂
●「妖怪博士」 S23 初・仙花紙本 江戸川亂歩 光文社 (これでこの探偵小説三部作  シリーズが揃ひました)
●「心理試験」 T14 初・函 江戸川亂歩 春陽堂 (残念ながら函平題箋欠)
●「幼年文学 鬼桃太郎」 M24 初 尾崎紅葉 博文館 (背痛み)
●「四篇」 M43 初 夏目漱石 春陽堂 (函欠、表紙角摺れ)
何と言つてもこの1ケ月近くで嬉しかつたのは、函平の題箋欠(背題箋はしつかり残つてをります)とはいへ、亂歩の処女単行本「心理試験」を完本の数分の一以下の安価で入手できたことです。
あとは新しいところで「落日燃ゆ」城山三郎 S49 初・カバー 献呈署名 新潮社 なんてのも購入しました。
その他、和本や現在修復作業中の本などもいくつかありますがその辺りは修復なつた暁にご報告をさせて戴きたいと思ひます。


生き返りたい投稿者:男爵探偵 投稿日:10月16日(日)10時20分43秒

Peter-Rabbit様
私も生き返りたいです。
古書を購入しない日が永遠に続きそうです。
『神田神保町古書街』毎日ムック、を購入しました。
AREA D には「かわほり堂」「古書 すからべ」のほかに、何度か注文、今も注文中の「きゅうせい」があることを知る(実際は漢字表記)。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月16日(日)19時19分46秒

男爵探偵様
「すからべ」も「玉晴」(キュウの字は玉の点が上ですが)もどちらもとても人柄のよい店主です。品揃えも面白いところが揃っていて蝙蝠に寄るときにはいつも覗いて両店主とお話するのを楽しんでおります。


楽しみにしています投稿者:男爵探偵 投稿日:10月17日(月)07時56分1秒

Peter-Rabbit様
今年、4月、まよってたどりつけませんでしたので次回は行き着けると思います。
郵便局を目標にすればいいのだと確認しました。
昨年4月、「かわほり堂」様のおひとりとは、お話しています。本を扱うことができるということ、うらやましく感じています。
楽しみにして次回のチャンスを待ちます。


生き返らない投稿者:黄金蟲管理人彭城矯介 投稿日:2007年11月15日(木)09時20分49秒

>Peter-Rabbit樣
その待望の神保町の空氣には、やはりナフタリンの臭ひが強いのでせうか。
ともあれ御復歸おめでたう御座います。
先週の當方は、報告する必要もない買ひ直しが多く、獲物も戰後の物ばかりで、
戸川秋骨『能樂鑑賞』(謠曲界發行所 昭和13年再版函付)の他は、
小堀桂一郎『若き日の森鴎外』(東京大學出版會)、東京新聞文化部編『藝談』(東和社)、
柳永二郎『繪番附・新派劇談』(青蛙房)、大西信行『正岡容』(文藝春秋)、
中原弓彦『定本 日本の喜劇人』(晶文社)、木村徳三『文藝編集者 その跫音』(TBSブリタニカ)、
林俊/クロード・ピショワ『小松清』(白亞書房)、岡井隆『伊太利亞』(書肆山田)、
坪内祐三『極私的東京名所案内』署名入(彷徨舎)程度でした。

>男爵探偵樣
まあ、さうさう毎週掘出物があつては、却つて大變なのではありますまいか。
きつと月末にはよい買物がお出來になる事と存じます。

>萬嘯亭樣
『父 荷風』は、現代の研究者の著作ではないので、フォローにはなつてゐないと思ひますが(笑)。
「女の怨みなら掃いて棄てるほど持つてゐる、今更當節の學者風情に恨まれたとて何の自慢にもならぬ」とは、
まこと市井無頼の風流書癡・萬嘯四郎樣ならではの名科白と申せませう。

>TG樣
超多忙のところ恐縮です。
さすが細かい所にも目を配つてをられますね。
正妻に對する愛も、まだ衰へてゐないやうで安堵致しました(笑)。


待ちのままでいます投稿者:男爵探偵 投稿日:10月18日(火)07時41分57秒

管理人様
秋風も冷たく、衣替えも本格的になってきました。
風にふかれて、私のもとに、何かいいものがやってくる予感がしてきます。
まずは、待ちのままでいます。
そこで、その合間をぬって、かねてから、迷っていたCD−R雑誌リストを2件注文しました。
・『Excel ファイル(ハヤカワミステリマガジン 1〜550』荻巣康紀
・『SR Archives Vol.1』沢田安史(連絡先)というものです。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月18日(火)22時30分9秒

台風二十号管理人彭城矯介様
さうですねぇ、ナフタリンよりも靖国通りの排ガスの匂いの方がきつかつたかも・・・
兎も角も久しぶりに本に囲まれる幸せを感じた次第です。(^o^)
今週末は関西出張なので神保町へは参れませんので阪急古書の街で少しでも本に触れる時間を作れるようにしたいと思ひます。
うまくいくと木曜日は移動中に以前から行ってみたかった文庫櫂さんに寄れるかも。


祝 来阪歓迎!!投稿者:通天閣 投稿日:10月20日(木)21時45分52秒

Peter-Rabbit樣
ようこそ 大阪へ
ぜひとも 大阪での成果を こちらで ご披露下さい
ちなみに 古書展などは 今週ありませんが 21日は 大阪 四天王寺 京都 東寺で
早朝から 露天市があります 本もたまにでますので もしお時間があれば


素敵な双曲線投稿者:男爵探偵 投稿日:10月22日(土)11時06分54秒

管理人様
冷たい風とともに、何やら、一点が舞いこんできました。
ご心配をおかけしました。

Peter-Rabbit様
久しぶりに、今週の一冊を書くことができました。
今週の一冊です。古書目録であたるのは、実に久しぶりでした。
余計なこと書くことなく、他のほしいものは省略して、以下の本だけ申し込みました。
・東 震太郎『素敵な双曲線』トナミ書房、昭和23、昭和22年6月から12月まで発表の10編を収録
していますが、雑誌その他の発表媒体をすべて確認していません。
4年前に、その探偵小説の書名を知ってから本当に出版されていたかどうか探していたものです。
『戦後推理小説著者別著書目録』日本推理作家協会にも掲載されていないものでした。
ようやく、その存在を確認できました。これで、2冊刊行されていたことがわかりました。翌年死去。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月22日(土)18時56分26秒

通天閣様
どーもです。今、帰宅したところです。
木曜日に大坂に入りましたが、1つの会議が終わって次の会議までちょっと時間があったので淀屋橋から恵比寿町まで足を延ばして文庫櫂さんを訪ねてみましたが残念ながらシャッターが閉まっておりました。
初めてだったので間違ってる?とも思いましたが地名番地は間違いないようだったので。(公団の1階の店舗ですよね)
文庫櫂さんで成果をと思っていたのに残念でした。(+_;)
昨日は1日会議で、本日はようやく午後に開放されて、荷物は宿泊していたグランビル大坂のクロークに預けて阪急古書の街へ寄ってから新幹線に乗った次第です。
今回はご報告できるような獲物がありませんでした。通天閣様からのせっかくのご要望でしたが残念です。

男爵探偵様
相変わらず、DEEPですねぇ。(^o^) 私の方は目録では来週末の古書展関係ですので来週ご報告できれば嬉しいです。(かんだ古本まつり特選目録、ヨコハマ古書祭目録)
臨川書店の目録が届いておりましたが、もとより手の出るようなものはなく勉強するだけですが、漱石の自筆原稿「琴のそら音」(表紙1枚、本文37枚)が2730万円で出てましたが溜息ばかりです。(^o^)


七色真珠投稿者:男爵探偵 投稿日:10月24日(月)07時37分4秒

Peter-Rabbit様
「文庫櫂」では、目録で何点か購入したことがあり、いずれも思い出深いものでした。
・東 震太郎『素敵な双曲線』トナミ書房には、10篇が収録されていますが、手元のリスト
の、8篇は収録されていなく、未確認の短編でした
(雑誌「Gメン」、「X]、「黒猫」、「探偵新聞」、「小説と講談」に掲載)。こんなに多く書いていたとは知りませんでした。
これから、それらを雑誌で確認していかなくてはならず少し大変です。
『戦後推理小説著者別著書目録』には、一冊のみ『七色真珠』昭和22、が掲載されているだけで、
『素敵な双曲線』が刊行されていることが確認されました。


紙魚のエトランゼ投稿者:無明管理人彭城矯介 投稿日:10月25日(火)02時36分15秒

>Peter-Rabbit樣
折角の大阪行きでしたのに、それは殘念でしたね。
でも、ゴモラのやうに大事な尻尾を奪はれずに濟んだだけでも、よかつたのかも知れません。
今週はいよいよ、年に一度の天下分け目の大戰ですが、掘出物は朝一番に驅け付ける若人(?)達に讓るとして、
こちらもまあ何かそれなりに良い買物をしたいものです。
今週末か來週は、普段書き込まない方にも、収穫を報告して頂きたいところですね。
といふわけで、當方の先週の獲物は、
佐藤春夫『佐藤春夫詩集』改訂増補版(第一書房 大正15年再版函付)、
久保田万太郎戲曲集『かどで』(文体社 昭和9年初版限定800部函付)、
石割松太郎『人形芝居雜話』(春陽堂 昭和5年初版函付)、
阪本勝『戲曲 資本論』(日本評論社 昭和6年初版)、
伊藤癡遊『政界疑獄實話』明治大正實話全集第一卷(平凡社 昭和5年初版函付)、
白柳秀湖『陰謀騷擾實話』明治大正實話全集第十卷(平凡社 昭和5年初版函月報付)
明石海人『海人遺稿』(改造社 昭和14年初版)、
山田珠樹『中世佛蘭西文學』(六興出版部 昭和18年初版)、
谷崎潤一郎『細雪』上中下卷揃(中央公論社)、三宅周太郎『續演劇手帳』(甲文社)、
岡本喜八全作品集『kihachi フォービートのアルチザン』(東寶出版事業室)、
飯島正『映畫のなかの文學 文學のなかの映畫』(白水社・白水叢書)、
坪内祐三『文學を探せ』(文藝春秋)、關容子『女優であること』(文藝春秋)、
ヴィクター・ボクリス『ビート・パンクス』渡邉穰司譯(シンコー・ミュージック)、
『淺原六朗選集』A、B卷(河出書房新社)程度です。

>通天閣樣
學名ピーターラビット・ザウルスは、性すこぶる温厚なれど、
古書を見ると突如兇暴化する危險がありますので要注意です。
大阪の貴重な古書を奪はれなかつたのは、不幸中の幸ひだつたかも知れません(笑)。
その後、そちらでは何か収穫は御座いませんか?

>男爵探偵樣
それはよかつたですね。
しかし、その邊りのマイナーな推理小説の場合、蒐書のライヴァルは何人くらゐいらつしやるのでせうか?


秋色の首投稿者:男爵探偵 投稿日:10月25日(火)07時38分48秒

管理人様
このところ、全くあたらないのは、当方の努力不足であると痛感しています。
また、先着順に泣いています。
それらを差し引いても、やはり自分の首をしめたように感じられるこの頃です。
密かに仄聞したところでは、10名あまりおられますが、探索の作家ごとに、ライヴァルはおられるようです。
臭覚に敏感な古書店の人もおられますので、その都度ライヴァルは増えるのでしょうか。
この頃は、古書目録誌上で、5年待ってあらわれるかどうか、
ということを基準に、一点主義で、現れる可能性のないもの順にノートに書き付けています。
これまた、からぶりに終わります。
もちろん懇意にしていると当方が勝手に思ってる古書店には探索物以外の物も、できるだけ注文しています。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月29日(土)23時04分28秒

帝王様、くだん様、TG様
ご参考までに、先ほど話題の本ですが、
「出版の意気地−櫻井均と櫻井書店の昭和」櫻井毅著 西田書店 1680円 ISBN:4-88866-406-4です。


(無題)投稿者:くだん 投稿日:10月30日(日)07時15分49秒

Peter-Rabbit様
昨日はお疲れ様でした。
件の本は、本日古本まつりに行ったら早速確認しようと思います。
天気がなんとかもつと良いのですが。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月30日(日)15時18分43秒

くだん臨時店長様
本日はお疲れ様です。午後少し顔を出そうと思っておりましたが野暮用が入ってしまいお手伝いに伺えません。申し訳ありません。

変転曇天管理人彭城矯介様
昨日は、人魚の微笑様、帝王様と蝙蝠の店番でした。くだん様は途中で講習会に行かれ、中抜け、人見様、オペラ座の怪人様、TG様カップルでわいわいがやがやと。
特選目録の我々の注文品の引き取り、新規注文などで売り上げも鰻上り!(^o^)
彭城管理人もその後の飲み会に合流されるかと期待して皆さんでお待ちしておりましたが現れずに残念でした。
収穫品については後ほど。(^o^)


芥川比呂志投稿者:大輔 投稿日:10月30日(日)18時44分31秒

Peter-Rabbit様
お忘れかもしれませんが、先日話題にのぼった本を書きます。
『芥川比呂志エッセイ選集 全一巻』新潮社 ISBN 4103005041です。
この頃の収穫はここで書き込めるものはありませんが、知事関連の本が三十冊位一気に集まった事ですね。
中には昨年亡くなられた、評論家林健太郎宛の署名本などもろもろです。うーん。次のターゲットは・・・。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月30日(日)23時25分3秒

大輔様
ごめん、ごめん。昨日は大輔様も蝙蝠に来店でした。途中で帰っちゃったから書き込むの忘れてた。
芥川比呂志のエッセイ集有難うございます。まだ読んでないので今度読んでみます。
ところで石原慎太郎の研究書の方は順調ですか?


(無題)投稿者:萬嘯亭 投稿日:10月30日(日)23時48分32秒

Peter-Rabbit 様
わたくしも櫻井均氏の著作には恩恵を被った一人です。
近い内に目を通してみようと思っております。
何か新たな発見があるかも知れません。


萬里閣投稿者:男爵探偵 投稿日:10月31日(月)07時46分55秒

管理人様
皆様
10月終わりは、古書展が盛況でしたでしょうか地方にいますと、目録が頼りです。
今週は、目録からは、雑誌の欠号の穴埋めに走りました。
古書店では、全集の残りを購入しました。
店主によれば、『現代文学代表作全集』萬里閣、5冊が店頭にありましたが一足先に、3冊を購入する方がいて、残りの2冊を購入しています。
・第3巻(第4回配本)昭和23中戸川吉二、南部修太郎ほか10名
・第5巻(第3回配本)昭和23伊藤佐喜雄ほか11名
他の購入者は、1、2、4巻を購入されたようです。
私には、残りの2冊がありがたかったです。
ところで、この全集、7巻までは調べられましたが全体の巻数を教えてください。
月報はないように思われますが、これもご教示ください。


(無題)投稿者:くだん 投稿日:10月31日(月)21時40分14秒

Peter-Rabbit様
昨日は午後の一時、店の邪魔にならないように留守番をさせていただきました。
お客さんはぽつりぽつりですがいらっしゃって、神様のおかげで日曜お店を開けたかいがある売り上げがありました。


(無題)投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:10月31日(月)23時07分32秒

帝王様
私もちょうど読み始めたところですがなかなか面白い内容です。

くだん様
それは何よりでしたね。(^o^)

男爵探偵様
今回の神田古本まつりはちょっと天候に恵まれずにワゴン部隊は大変だったと思います。
収穫は後日まとめてご報告させて戴きます。(^o^)


(無題)投稿者:人見 投稿日:10月31日(月)23時56分47秒

人見です。
土曜日に同席していただいた皆々様どうもありがとうございました。
今まで余り接する機会のない方々の話しを聞くことができいい時間が過ごせました。
最も面白い話は関西在住の某氏の電話の件でしたが。
この日は蝙蝠堂以外で自分にしてみれば嬉しい物を1冊拾えました。
モーリス・ルヴェル「夜鳥」春陽堂/田中早苗訳/函欠 2300円。
函欠かつ扉と最終ページに購入日付・三文判がありますがこの値段なら。
後、神保町で購入したのではないですが夏以降買った物で面白そうと思のは
「The DOLL -ハンス・ベルメール人形写真集-」トレヴィル/1800円ちょっと煙草臭が気になりますが。
マッコルラン「アリスの人生学校」奇譚クラブ 第7巻第13号臨時増刊/1500円くらいでしょうか。


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