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雜本與太話・過去ログ 2005 7月


お礼投稿者:十字街 投稿日:7月 1日(金)22時28分25秒

管理人様、第貳様
ご理解していただいたこと感謝しております。本は日々古くなってゆくのと反対に、情報化は益々進んでゆくことを好しいことと考えないといけないのでしょうか。
情報は少ないほうが魅力的かもしれません。などと考えたこの週でした。


蝙蝠侮るべからず投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月 2日(土)22時27分16秒

本日は嬉しくて頬の筋肉も緩みっぱなしです。(^o^)
蝙蝠にて、芥川「支那游記」献呈署名本を入手!!
献呈先は、里見ク、署名は「龍之介」
人魚の微笑様の「署名本の世界」166ページに「・・・また、発行部数に比例するかのように、「支那游記」は献呈本の現存部数も他の芥川本に抜きん出て多い。
そして、贈った相手が文学関係者のみならず、相当広範囲に渡っているのにも特徴がある。
ただ、芥川の献呈本に共通したことだが、「支那游記」の場合も「著者」とのみ記したものが多く、「龍之介」ないし「芥川龍之介」という署名の入った本を入手するのは難しい。」とあります。
署名本は「影燈籠」(小宮豊隆宛、著者)を持っておりますが、「龍之介」署名の本ははじめてで嬉しさ一入です。(^o^)
価格も蝙蝠価格で他店ではおそらく考えられないであろう極めて良心的な値付けがされておりました。
まだ取り置き本が数冊あるにもかかわらずそれらを尻目にボーナス前だというのにいっちゃいました。(^o^)
やはり本筋の収穫は何物にも勝る嬉しさです。今日は興奮して寝付けそうにありません。
貞之痔と薔薇族さんが独自ルートで仕入れたとのこと、蝙蝠、侮るべからず!
また、先に本書をご覧になられながらもご自分でご購入されずに私にお譲り戴いた人魚の微笑様に大感謝です。有難うございました。
今日はその購入お祝い?名目にまだ陽のある18時から人魚の微笑様、帝王様、ymnk様、TG様、オペラ座の怪人様、貞之痔と神保町「さぼうる」に繰り出しました。(^o^)
その他の収穫品は献呈署名「支那游記」に比べればご披露するのも恥ずかしい限りですが今週はこんなところでした。
●雑誌「改造」S2・3月号 (背が少し剥がれておりますが、芥川の「河童」が掲載されたものです)ちなみに500円で拾いました。
●法医学ノート 浅田一 S21
●小説「何」(初版) 武田仰天子 M34 (おそらく口絵欠)
●農家実用 病虫害駆除予防便覧(増訂3版) 近森善一 T12
てなところでした。
先週に引き続き、近森善一づいていますが、第3版ながら「農家実用 病虫害駆除予防便覧」は皆様ご存知の通り、近森がこの本を持って大正13年の秋に花巻農学校を訪ね、宮澤賢治と意気投合し、その後、この本と小熊彦三郎「除虫菊の栽培」の売り上げを「注文の多い料理店」の刊行資金に回したという因縁のある本です。
ある自然科学系古書店の目録に1000円で出ていたのをメールで注文したところ、蔵印と旧蔵者の署名が入っているので800円でいいですとの回答つきで送って戴きました。

男爵探偵様
「何」は探偵小説との位置づけ(「明治の探偵小説」伊藤秀雄245ページ)になっておりますが、購入した本には口絵がありませんでした。
おそらくこの手の本には口絵があったと推測されますが、ご専門のお立場で、もしご存知でしたらどんな口絵なのかご教示賜れば幸甚に存じます。


口絵など投稿者:男爵探偵 投稿日:7月 3日(日)12時00分31秒

Peter-Rabbit様
署名本の世界、まだまだ勉強中ですので、基本文献をきめて手を出したいです。
小説『何』武田仰天子。伊藤氏の本文には、口絵が出てくるのでそこに目をつけるのか、と思うことが多いです、
これについては情報を持っていなく、皆様よろしくお願いします。
Peter-Rabbit様、これからも、このように交通をお願いします。まだまだ勉強中の身なので。


投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月 4日(月)22時23分24秒

男爵探偵様
「何」の表紙絵は何とも言えず不気味というか愛嬌があるというか気になる絵なので口絵があるとするとどんな絵なのだろうと興味があった次第です。
作者の仰天子についてもどんな人物かと思っておりましたが、断片的にですが少しわかりましたのでご報告しておきます。
本名は頴(えい)で嘉永7年(1854)生まれ、大正15年(1926)に亡くなっています。
大坂堂島生まれで、東京朝日新聞の小説記者として、半井桃水の同僚だったようです。


怪談投稿者:男爵探偵 投稿日:7月 5日(火)07時18分10秒

Peter-Rabbit様
ご教示ありがとうございます。
最近では、単行本の表紙にとらわれていますので、私も自然と口絵にも視点がいきます。
手元に置く案内書として、その時代のものは伊藤氏の著書を参考にしていますので、最近のちくま文庫のアンソロジー、4冊(予定)も
購入しています。
土、日曜日の一冊です。
『友情報国』林二九太、新元社、昭和19
『女優須磨子』長田秀雄、高島屋出版部、昭和22
長田幹彦の兄。7篇収録、怪談「離魂」「白蛇」を含む一端、元に戻しましたが、内容をみて購入しました。
いずれも均一棚からです。雨のせいで、人出がなく、そのため、残っていたようです。


尾崎一雄・單行本書目投稿者:関金温泉 投稿日:7月 5日(火)20時22分59秒

稀覯本の世界のカバーページも定期的に更新されていると最近気がつきました。尾崎一雄・單行本書目を発見。『暢気眼鏡』が最初の著作ではなかったとは!知りませんでした。


更新報告投稿者:稀覯本の世界 管理人 投稿日:7月 5日(火)21時16分47秒

関金温泉様
久し振りですね、ご高覧戴きまして有難うございます。
各項目の中身も随時、更新しております。
本日、尾崎一雄、矢田津世子、赤塚書房小説集に各一冊づつ新たに追加致しました。


続更新報告投稿者:稀覯本の世界 管理人 投稿日:7月 6日(水)01時41分1秒

砂子屋書房/詩歌/『挽歌』に山崎剛平、私家版歌集『枯木集』をアップ致しました。
http://kikoubon.com/kobokusyu.html


今週の獲物投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月 9日(土)23時56分16秒

野菜嫌悪管理人彭城矯介様(先ほどお会いしたので管理人様あてにしなくてもよかつたのですが(^o^))
本日は大学の講義が終わつたあと、蝙蝠に寄りました。
TG様、帝王様、くだん様、人魚の微笑様、デコポン様、りょくと様、まり様、ymnk様、オペラ座の怪人様がお揃い。しばらくくつちやべつた後、TG、デコポン、りょくと、まり、ymnk各位様と中華で食事。途中から管理人様も合流。(^o^)
しばらく取り置きだつた本を含め数冊を仕入れました。
それらを含めた今週の収穫は
●三四郎 漱石 M43 5版 函欠 状態良 春陽堂
●冨村(トムスン)邸のクリスマス M35 カバー 深沢由次訳 太平洋館
●思い出 白秋 T9 14版 カバー 東雲堂書店 14版なれど美本、署名入り
●平凡 二葉亭四迷 M41 5版 如山堂書店 函 重版ですが平凡の函つきは珍しいと思います。言文一致体創始者の代表的著作がなぜこんなに安いのでしょう・・・
●間宮倫宗 笹川臨風 M33 博文館
●明治大正文学研究 季刊第十四号 特集「芥川龍之介研究」 S29 東京堂
●病跡からみた作家の軌跡(国文学解釈と鑑賞・臨増号) 長谷川泉 編 S58 至文堂
●現代日本文学大年表(現代日本文学全集別刊) S6 改造社 ymnk様に薦められ購入
●耶馬溪紀行 田山花袋 函・カバー S2 実業之日本社 装丁・挿絵が小杉未醒、最近未醒づいてをります。
●近世名匠伝 村松梢風 函 S14 砂子屋書房
●我輩ハ猫デアル 漱石 上編M38 3版、中編M40 6版、下編M40 再版 いずれも裸本、背補修ながら揃いで2万円未満と超格安!
●幕末東西風俗観 尾佐竹猛 雄山閣 版年不明(もともと奥付のない本のようです)
●変わった実話 朝日新聞社版  S4 (笹川臨風、尾佐竹猛ら6名の執筆)
てなところでした。
先週は芥川署名本を購入したといふのにまた買い込んでしまゐました。帝王様ともども、もう病気です。
管理人様は書き込みに失敗して落ち込んでおられる由、2週分の溜まつた収穫のご報告を楽しみにしてをります。(^o^)


地下書庫の座痔投稿者:度度消滅管理人彭城矯介 投稿日:7月10日(日)03時26分39秒

photo

>稀覯本の世界管理人第貳樣
やはり「第貳」だけでは權力の所在が曖昧なため、過去ログを熟讀してゐるわけではない
通りすがりの訪問者の方には誤解を招きますので、お名前は御再考願ひたいところです。

>peter-rabbit樣
そんな次第で書き込みが一週間遲れてしまひましたが、念願の芥川署名本入手おめでたう御座いました。
その日は蝙蝠も早仕舞といふ事で、當方はモールで空しく時を費やしてをりました。
別に關係はありませんが、女の子の名前に「座痔(ザジ)」といふのは不適切ですかねえ。
「尻食らへ」が口癖の不良になるのは、ほぼ確實だとは思ひますが。
といふわけで、先刻御承知の分も含めて、最近の當方の収穫は、
『鈴木泉三郎戲曲全集』(プラトン社 大正14年初版函付)、『饗庭篁村集』(春陽堂 昭和3年初版)、
山中共古『砂拂』(春陽堂 昭和元年初版函付)、永井荷風『荷風文稾』(春陽堂 大正15年初版)、
大槻憲二『精神分析・新しき立身道』(春陽堂 昭和12年初版函付)、
尾澤良三『女形今昔譚 明治演劇史考』(筑摩書房 昭和16年初版函付)、
豐田豐『演劇醉談』(學而書院 昭和11年初版函付)、富澤有爲男『白い壁畫』(小學館 昭和17年再版函付)、
和田芳惠『樋口一葉の日記』(紀元社 昭和19年再版カヴァー付)、
『紫琴(清水豐子)全集』(草土文化)、菅原宏一『私の大衆文壇史』(青蛙房)、
竹内良夫『文壇資料・春の日の會』(講談社)、品川力『古書巡礼』(青英舎)、
中野三敏『十八世紀の江戸文藝』(岩波書店)、小山内富子『小山内薫』(慶應義塾大學出版會)、
八田木枯句集『於母影帖』(端渓社)、別册太陽「探偵・怪奇のモダニズム/竹中英太郎・松野一夫」(平凡社)、
『明治文學囘想集』上下(岩波文庫)、森銑三『増補・新橋の狸先生』(岩波文庫)、
柴田宵曲『新編・俳諧博物誌』(岩波文庫)、柴田宵曲『隨筆集・團扇の畫』(岩波文庫)等等の他に、
これは買ひ直しですが、以前所持してゐたのが裸本だつたので、
北原白秋句集『竹林清興』編者木俣修の獻呈署名入(靖文社 昭和22年初版カヴァー付)を再度入手。
これは以前、NHK教育TVで塚本邦雄先生と飯田龍太氏が對談され、白秋にも句集があるといふ話になつた時、
塚本先生がそれを御存じなかつたので、後日この本(裸でしたが)をお見せしたといふ懷しい一册でした。
>男爵探偵樣
郵便事故とは災難ですね。
そんな事もありますので當方はなるべく目録買ひはせず、現物確認の出來る殘り物ばかり漁つてゐます。
村井弦齋の本は、蝙蝠堂にも多數入荷してをりますので、今度はこちら方面の蒐集にも乘り出されては如何でせうか。
>ryokuto樣
早速の御投稿有難う御座いました。
しかし最近はすつかりフランスやドイツ方面が中心になつてをられるやうですね。
今日不當に忘れられた作家が發掘されるのを密かに期待してをります。
>cogito樣
新しい『妖怪大戰爭』の前賣券は入手されましたでせうか?
>十字街樣
これからも氣にせず、また遊びに來て下さい。
若冲展カタログは、何處かで見掛けたら御報告申上げますので。
>文庫中毒樣
お元氣ですか?
蝙蝠堂の棚で小寺菊子著『美しき人生』を見掛けましたが、これはお持ちなのでせうか。
岩本博士「或る種の宇宙線の影響で、それまで地球人の視界に入つてゐなかつた署名本が、
     突如姿を現すといふ可能性も、決して否定は出來んと思ふねえ、君」


仰せに従いまして投稿者:貴公 凡 投稿日:7月10日(日)03時39分43秒

久々復活めちゃ買い管理人様
第貳を某所で使用の「貴公 凡」に改めます。


薄風之介投稿者:男爵探偵 投稿日:7月10日(日)10時51分1秒

管理人様
郵便事故は年中行事(?)と思っています。
村井弦斎については、興味があります。その評伝を書いた黒岩氏には興味があり、新刊を購入する予定です。
岩波文庫から、『食道楽』が刊行されるようです。
今週の一冊です。
薄風之介の2冊、怪奇小説集『木乃伊の妻』、『黒いカーテン』昭和22年、古書目録(金沢)から購入しました。
前者の本、奥付がないので、皆様、ご教示いただければ幸いです。
怪奇小説の研究家によっても、経歴不詳、誰であるのか不明でしたが、手元にある雑誌に掲載された短編を比較して、
その著者の正体が判明しました。「新青年」で登場していた著者の別名でした。


主演映画投稿者:大輔 投稿日:7月10日(日)14時09分21秒

管理人様
返信遅くなりました。『危險な英雄』は未見です。ポスターは一度見たことがありますが。
石原慎太郎主演映画でも『日蝕の夏』など観てみたい作品はあるのですが、機会に恵まれず残念です。
もし情報がありましたら教えていただければ幸甚でございます。
『狂った果実』で長門裕之と知事が一瞬登場しますね。


梅雨の晴間投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月10日(日)19時47分4秒

科学特捜隊管理人彭城矯介様
懐かしい写真であります。ウルトラマン、ウルトラQ、赤影のDVDは揃えておかねばと思つてゐるのですが未だ購入せずにをります。

くだん様
ちやうど、お金を下ろしにコンビニまで足を運んでをりましてこちらこそ失礼申し上げました。
いつまでも取り置きしておくと質流しじやあ、との人魚の微笑様の一言に、こりやいかんと雨のなかコンビにまで参つた次第であります。(^o^)

ymnk様
ちやうど、お話に出ました「ハツサン・カーン」が出てくる小説の題名ですが即答できずに申し訳ございませんでした。
「魔術」(T8 11/10作)でした。「沙羅の花」所収であります。「邯鄲の夢」と同じような展開のお話です。


(無題)投稿者:ymnk 投稿日:7月10日(日)20時46分44秒

Peter-Rabbit殿
「年表」、誤りや不正確な箇所もあると思いますが、一種の「早わかり」としては使える資料と思います。また、ハッサン・カンについてご教示ありがとうございました。私もすっかり忘れていました。この辺の芥川もう少し読まないと・・・・

大輔殿
たまたま、ケーブルテレビで慎太郎原作主演の映画「婚約指輪」(東宝)放映しています。うまく録画出来たらまた今度・・・・・・・

己投稿文消滅管理人彭城矯介殿
お疲れ様です。石井輝男のDVDボックスが出るようですね。おのれ・しゅぶらっく消滅・・・


木乃伊の妻投稿者:ヌル 投稿日:7月11日(月)03時42分54秒

男爵探偵様
イヴニング・スター社の『木乃伊の妻』
昭和二十二年二月二十日印刷
昭和二十二年三月一日 発行です。
2冊揃ってご入手なされたとのこと、とても羨ましく思います。
私は『黒いカーテン』の方は未所持で探求中でした。
この著者についても、御研究の成果の一端でも御披露戴ければ幸いです。


薄風之介投稿者:男爵探偵 投稿日:7月11日(月)07時31分1秒

ヌル様
薄風之介情報、ありがとうございます。感謝致します。
貸本流れのものでしたが、とりあえず、入手しました。
『黒いカーテン』イヴニング・スター社
昭和二十二年七月二十日印刷
昭和二十二年七月三十日発行
表紙には、「怪奇小説集」とあり『木乃伊の妻』の「怪奇怪談名作集第1巻」のような「第2巻」を表記していません。
正体はかなり複雑です。それらには異なる筆名で書かれた短編が収録されています。今のところ、筆名は、4名です。
ひとりは、意外ではない、かなり有名な人でした。公表予定の時期までは、精査が終わると思います。

管理人様
あっという間に、ヌル様のおかげで、明らかにされ、この掲示板の奥の深さを実感しました。ありがとうございます。
今週末から一ヶ月、行方不明になりますので、しばらく、登場しませんが、またよろしくお願いします。ネットは
つなげますが、手元に資料がないので、参加できないと思います。


矢崎弾投稿者:讃岐書貧生 投稿日:7月11日(月)09時06分13秒

矢崎弾『文芸の日本的形成』昭16年山雅房を入手。
この人の評論を初めて読んだのですが独自のアングルからの捉え方が面白かったです。
もっと読みたいと日本の古本屋で探してみましたら、良さそうな表題の本は皆高いので
取り敢えず一冊だけ買いたいと思います。何を選ぶべきかご教示下さいませんか。
宜しくお願い致します。


矢崎弾投稿者:貴公 凡 投稿日:7月11日(月)13時19分59秒

讃岐書貧生様
『新文学の環境』昭9年、紀伊国屋
『過渡期文芸の断層』昭12年、昭森社
勿体無いから買わないでいいですよ。上記二冊余部があるので差し上げます。
近々に送ります。


戦争映画を3つ観る予定。投稿者:cogito 投稿日:7月11日(月)18時28分37秒

>管理人 彭城矯介さま
『妖怪大戦争』も『スターウォーズ』も21:00以降のレイトショー(\1000)で観る算段です。
だけど本当に興味津々なのは『ヒトラー最期の12日間』ですね。

>陰の実力者 貴公凡さま
字画の雰囲気がまた、なんとなくダースベイダー卿のやうな風格ですね〜(笑)。
http://www.hitler-movie.jp/


梅雨の晴れ間に投稿者:文庫中毒 投稿日:7月11日(月)19時40分25秒

梅雨晴間神保町彷徨管理人彭城矯介様、皆様ご無沙汰しています。
6坪の書庫完成し、数ヶ月かかって本の引越しを終えました。
雑本ばかり8千冊と、仕事関係の専門書・雑誌を大型のラックに9本分を運び入れましたが、地震にもあわず、なんとか押しつぶされずに済みました。これでまた本が買えます(お金は底をついてしまいましたが)
小寺菊子の「美しき人生」は、数年前にインターネットで初版函美本を吃驚するくらい安い値段(一桁低い!)で掘り出しております。お知らせいただいたことには本当に感謝いたします。

志功装丁本蒐集日誌その44
4月13日(水)
ネットオークションで落札した草野心平・棟方志功『詩画集 天竺』筑摩書房、昭和51年、函・外函(10,000円)が届く。
4月14日(木)
けやき書房から浜川博編著『山陰文学の旅』今井書店(松江市)、昭和34年再版、カバー(1,500円)が届く。
4月15日(金)
ブック・バンク軽井沢文学館から山川京子著『愛恋譜』中央公論事業出版、昭和35年初版、背ヤケ、函、並本(3,000円)が届く。
4月16日(土)
史録書房から石島正三編『群鼓』川柳群発行所、昭和16年初版、機械函・パラフィン、美本(3,500円)が届く。
4月23日(土)
小牧古書センターから池田勉校註『人麿と赤人』春陽堂新文庫4、昭和17年初版、帯・パラフィン(2,000円)が届く。
新文庫にはパラフィンが掛けられていたことを知る。
4月23日(土)
龍生書林から谷崎潤一郎著『瘋癲老人日記』中央公論社、普及新書判、昭和38年初版、カバー帯(1,000円)が届く。
4月30日(土)
春風書房から山崎豊子著『花のれん』中央公論社、普及新書判、昭和34年初版、カバー(1,000円)が届く。
5月8日(日)
森井書店から 棟方武志朗著『武志朗句帖』日本版画院、昭和17年初版、和装(84,000円)が届く。
志功の版画2葉入り。久しぶりに高額な買い物になったが、この本いったい何部作られたのだろう。
もし50部以内ならお買い得、100部以内ならまあまあか。
5月26日(水)
マルドロールから雑誌「文藝世紀」第4巻第5号、文藝世紀社、昭和17年、ヤケ(1,000円)が届く。それにしてもよく焼けている!
6月3日(金)
みわ書房から花岡大学著『小さな村のランプ』百華苑、昭和23年初版、小ヤケ、小痛み(6,820円)が届く。
6月5日(日)
林語堂から船水清著『ここに人ありき』全3巻、陸奥新報社、昭和45年初版、並装、カバー帯(3,000円)が届く。
函入り上製本はすでに持っている。
6月6日(月)
高原書店から村木清一郎著『万葉以前』筑摩書房、昭和33年初版、裸本(1,000円)が届く。扉が志功の絵。函についても確認を要す。
6月8日(水)
萬字屋書店から雑誌「書痴往来」第2巻第2号を含む3冊、書痴往来社、(5,000円)が届く。表紙に志功の蔵書票が。
6月13日(月)
北九州市佐藤書店から小高根二郎著『湧然する棟方志功』新潮社、昭和49年初版、カバー(900円)が届く。
6月17日(金)
健文堂書店から雑誌「風日」第83号、風日社、昭和48年(1,575円)が届く。題字が志功。
6月18日(土)
富山市内のブックオフで『漱石文学全集』第7巻、集英社、昭和58年初版、函、帯背ヤケ(700円)
富山市のフレンド書店で小笠原啓介著『詩集日本列島の歌』光芸出版、昭和61年初版、帯(2,000円)
を購入。発行は遅いが、志功生前に表紙絵が準備されていたもののようである。
6月21日(火)
文生堂書店から小高根二郎著『棟方志功 その画魂の形成』新潮社、昭和48年初版、カバー(1,000円)が届く。


感激です。投稿者:讃岐書貧生 投稿日:7月12日(火)01時56分32秒

貴公 凡 様
今日は私には珍しく超多忙の一日でしたので疲れ果てて、つい今しがた帰ってまいりました。
貴公 凡 様の書き込みを拝見させていただき、なんと御礼を申し上げたらよいのか解らない程うれしくて疲れがいっぺんに吹き飛んでしまいました。
このような御申し出をいただいた事は生まれて初めてだし、このような御親切をいただいた事も同様なので、唯ひたすら感激しております。
遠慮申し上げる気持ちも持ち合わせてはいますが今回だけは特別に受けさせていただきます。
ありがとうございます。


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:7月12日(火)20時13分59秒

「Salon De 書癡」のボタンを「諸作家・他」に変え、その下に犬養健 單行本書目その他をアップ致しました。
他の作家も少しずつ加えてゆく予定です。


感謝!投稿者:十字街 投稿日:7月13日(水)00時41分59秒

管理人様
やさしい心遣いありがとうございます。「若冲」の件も気に留めていただき重ねて感謝します。
本当に手に入らないのでほとほと困っています。本探しを約束した人と少しずつ疎遠になっていくのがとても辛く悲しいことなのです。
見つけた夢を三度見ました。空から落ちてこないかなぁ・・・・無理かな!またよろしく願います。


オール女性投稿者:男爵探偵 投稿日:7月13日(水)07時17分38秒

貴公 凡様
以前の(表)掲示板で話題になりました
2004、1.17〜1.18での、私小説派様と管理人様の、「オール女性」について、「ここ何年も欠号が全く埋まらない」という話でした。
昨日来ました、古書目録「第4回さいか屋川崎大古書市」。
締切は、7月18日(月)、となっています、沙羅書店(横須賀市)の目録に、雑誌「オール女性」29冊、
創刊〜6号、13〜18号、30〜34号、41〜46号、53〜58号、昭和9〜13が掲載されていました。
初期の号のようです。


Re.オール女性投稿者:貴公 凡 投稿日:7月13日(水)19時34分0秒

男爵探偵様
貴重な情報有難うございました。
目録は見ておりませんが本屋さんに直接、連絡し注文致しました。


仮面城投稿者:男爵探偵 投稿日:7月14日(木)07時07分18秒

貴公 凡様
ご連絡されたということ、いい結果になることを祈念いたします。
  今週の一冊。
大下宇陀児の年譜あるいは著者目録にもない一冊でした。
『仮面城』大下宇陀児(六櫻社)昭和二十三年元は、昭和七年、春陽堂から、『仮面城』として
出されていますが、少年少女怪奇冒険の一冊として戦後再刊されたようです。
行方不明になる準備などで、一ヶ月間、掲示板には登場しませんが、また、よろしくおねがいします。
アフリカはやはり遠いところです。


ありがとうございます投稿者:讃岐書貧生 投稿日:7月14日(木)22時39分10秒

貴公 凡様
矢崎弾の貴重書『新文学の環境』と『過渡期文芸の断層』を本日ありがたく落手致しました。大切にじっくりと拝読させていただきます。
何度も何度も御礼申し上げます。有難うございました。


平成の奇跡投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月15日(金)22時10分31秒

人魚の微笑様
昨日、古書通信が届いており、啄木の署名本のお話大変興味深く拝読させて戴きました。 昨夜も帰宅したのが1時頃で拝読したあと書き込みをせねばと思いつつシャワーを浴びてそのまま睡魔に負けてバタンQでした。シオシオのパァ。


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:7月15日(金)22時20分1秒

「諸作家・他」に古木鐵太郎と古志太郎の単行本書目をアップ致しました。


神西清全集・特装版投稿者:ymnk 投稿日:7月16日(土)05時35分58秒

貴公凡殿
ご無沙汰しております。突然申し訳御座いませんが、文治堂書店刊行の「神西清全集」(1〜6巻)の限定30部特装本についてお伺い致します。
この本の本文紙型および奥付発行日は一般のものと同一でしょうか。
ご面倒おかけしますが、ご存知でしたらご教示していただきたく何卒宜しくお願いします。


今週の獲物投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月16日(土)11時38分52秒

梅雨明け管理人彭城矯介様
夕べはその後拾ゐ物はござゐましたでせうか?
さて今週はこんなところです。
●医学史探訪 二宮陸雄 H11 日経BP
●銀の匙 中勘助 函・美 T15 岩波
●鴎外の子供たち 森類 S31 光文社
●文藝的な余りに文藝的な 芥川 S6 岩波
●百艸 芥川 T13 新潮社 美「もぐさ」と読むのがただしいのでせうがつひつひ「ひやくさふ」と言つてしまゐます。
●芥川龍之介集 函・美 S2 新潮社

大輔様
携帯にいれた署名の写真をみてゐる顔がほんたうに幸せさふですね。(^o^)


Re.神西清全集・特装版投稿者:貴公 凡 投稿日:7月16日(土)22時10分17秒

ymnk 様
特装が在ることは確かに現物を見て記憶していたのですが、何処で見たのかも忘れてしまっております。
ですから、所有したことも無く普通版と比較したわけでもなく、全くお役に立てません。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらお願い申し上げます。


re:Re.神西清全集・特装版投稿者:ymnk 投稿日:7月16日(土)23時40分35秒

貴公凡殿
ご返事ありがとうございました。ワタクシ、実物はみたこともありませんが書影だけならば、確か高橋啓介「珍本古書」カラーブックス、だったかに出ておりそれで見たことはございました。
恐らく普及版と全く同一と思いますが、紙型についておわかりになられる方がいらっしゃいましたらば何卒宜しくお願い致します。


アフリカ象はお好き?投稿者:獨樂割管理人彭城矯介 投稿日:7月17日(日)03時14分23秒

>「稀覯本の世界」總帥貴公凡樣
最近更新が續きますね。
そろそろお犬樣のアルバムも一般公開されるのでせうか。

>ymnk樣
御指摘の高橋啓介著『珍本古書』によると、特装版『神西清全集』全六巻(文治堂書店)は、
「自昭和36年11月至51年1月、A5判、背・角革装、箱入、特製限定43部(但し五・六巻は50部)、
完結まで十五年を要している」さうです。

>Peter-Rabbit樣
てつきり新言語を發明されたのかと思ひました(笑)。
因みに私、毎日野菜は摂取してをりますので(但し、玉葱は斷固排除)。
といふわけで、例によつて最近の獲物は、
花房四郎『男色考』(文藝資料研究會編輯部/發藻堂書院 昭和3年初版)、
岡田播陽『殺される我等』(萬有社 大正13年再版)、
寺川信『戲曲・悲惱の王者』小出楢重装丁(天佑社 大正11年初版函付)、
齋藤茂吉『童馬漫語』(春陽堂 大正8年初版函付)、菊池寛『受難華』上巻(春陽堂 大正14年重版函付)、
吉田絃二郎『心より心へ』(大同館書店 大正8年再版)、十一谷義三郎『唐人お吉』(萬里閣書房 昭和4年重版)、
三田村鳶魚『芝居ばなし』第一編(歌舞伎出版部/寶文館 大正15年初版函付)、
三田村鳶魚『江戸の女』(早稻田大學出版部 昭和9年初版函付)、
齋藤隆三『元禄世相志』(博文館 明治38年初版)、笹川種郎『近世文藝志』(明治書院 昭和6年初版函付)、
湯朝竹山人『小唄研究』(アルス 大正15年初版カヴァー付)、田口竹男戲曲集『賢女氣質』(世界文學社)、
シズリ・ハドルストン『巴里の藝術家』益田道三譯(昭森社 昭和18年初版)、
谷崎潤一郎『過酸化マンガン水の夢』(中央公論社)、『谷崎潤一郎=渡邊千萬子往復書簡』(中央公論新社)、
鈴木松濤句集『豆の花』池上浩山人造本、高柳重信印刷(虎文齋 昭和29年初版函付獻呈署名入)等等。
それにダブリ買ひの、
稀書複製會編纂『版畫禮讚』(春陽堂 大正14年初版函付)←手持ちの再版より安かつたので、
市島春城『隨筆頼山陽』(早稻田大學出版部 大正14年初版函付)←手持ちの本が重版裸だつたので、
といつたところです。

>男爵探偵樣
アフリカとはまた遠方ですね。
本以外の掘出物もありさうで、是非寫眞も澤山撮つて來て下さい。
無事の御歸國をお待ち申上げてをります。

>文庫中毒樣
書庫新築とは豪勢ですね。全ての棚が志功盡くしなのでせうか。是非寫眞を御披露下さい。

>cogito樣
水木御大の『劇畫ヒットラー』を耽讀した世代としては、些か氣になるところですが、
扨出來榮えの方は如何でせうか。
それより「☆戰爭」で、クリストファー・リーの伯爵はどんな風に殺されたのかが氣になります。

>萬嘯亭樣
背中に刺青を背負はれて、再び堅氣の道を踏み外された御感想を是非伺ひたいところです。
あ、今頃は「御上人樣」と秘事の眞最中ですね(笑)。


(無題)投稿者:電脳写真機非所持文庫中毒 投稿日:7月17日(日)19時49分17秒

玉葱嫌管理人彭城矯介様
相変わらずの蒐書道ご精励のご様子羨ましいかぎりです。
実を申しますと、書庫は農作業用納屋の一部を仕切って、改装したもので
窓はなく、蔵のごときものであります。とりあえず文庫蔵と自称しております。
なお書庫の横のコンクリ床には畑から収穫した玉葱が所狭しと並べられております。
書庫の雰囲気の一部なりとお見せしたいのですが、残念ながらデジカメを持っておりません。
購入するまで気長にお待ちください。


そろそろ梅雨明け?投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月17日(日)21時58分22秒

肉食菜嫌管理人彭城矯介様
私も新言語を開発してしまつたかと吃驚致しました。(^o^)
さふいへば、幼き頃、玉葱を残したら頭が悪くなるよとよく叱られたことを思ひ出しました。
けふは会社の瑞艇競争競技会でありました。昨年もご報告申し上げましたが、漱石も親しんだ瑞艇に乗りながら、かの時代に想いを馳せてをりました。
我が部は6艇出場し、最高位は準優勝でした。私の艇は残念ながら準決勝で敗退でした。

ymnk様
高橋啓介「珍本古書」お持ちでなければ複数冊所持してをります故、ビニルカバ無しで構わなければ差し上げませうか。


部数投稿者:ymnk 投稿日:7月18日(月)00時15分18秒

小警官君管理人彭城矯介殿
情報ありがとうございます。矢張り発行は同じのようですね、しかし、部数が43部の50部ですか・・・発売時の新聞広告では30部となっていたのですが、謎ですね。

Peter-Rabbit殿
ご厚意ありがたく、お言葉に甘えさせていただきたいと存じます。確かに持っていたはずなのですが、整理の行き届かない書架の闇に消え去りました。宜しくお願い致します。


不願酔客投稿者:萬嘯亭 投稿日:7月18日(月)03時10分48秒

獨樂割管理人様
わたくしの曽祖父は背中から太腿に至るまで花魁の彫り物があったそうですので、
血は争えない、と申しますか隔世遺伝が出ていると観念せねばなりません。
今の世に花魁の生首を彫りたいなんぞとは誰も思いませんでしょうね。
時代錯誤の愚者とお嗤い下さい。
そんな訳ですので自身堅気に戻った時期があるという自覚がないのです(笑)
今夜も不願酔客と相成る馬鹿者で御座います。


矢崎彈投稿者:森 洋介 投稿日:7月18日(月)03時12分51秒

はじめまして。矢崎彈の名に引っかかってここに參りました。
矢崎彈といふと、しばしば『近代自我の日本的形成』が代表作に擧げられますが、時評的文章を集めた『新文學の環境』『過渡期文藝の斷層』の方が面白いと思ってをりましたので、この二册が擧がったのに共感します。
といっても古書價が高くて、貧書生の身では圖書館コピーで濟ませてゐる程度ですが。
それと、こんなのも稀覯本のうちでせうか、中矢誠編『矢崎弾、その乱反射する鏡像』『矢崎弾 論文等 目録』(鳥の飛翔通信社・一九九五年?、非賣品)といふワープロ製版・コピー印刷の自家版がありまして、知る限りでは國會圖書館にのみ納められてゐます。
矢崎彈の佚文などを轉載したりして、ちょっと妙な作りの册子です。鳥の飛翔通信社といふのも聞いたことがありません。これについてもし何か事情など御存知の方はいらっしゃいましたら、ご示教下さい。
ついでながら、Peter-Rabbitさんが「さう」(然。副詞/傳聞・樣態の助動詞/草。字音サウ)のみ敢へて「さふ」と異例の假名遣で書いてをられるのは、何か存念がおありなのでせうか。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%BD%A4%A6&kind=jn&mode=0&base=11&row=4


星戦投稿者:kiku 投稿日:7月18日(月)06時04分9秒

阿弗利加象愛好管理人さま
ヘェ〜、あの映画にはC・リーが出てるんですか。しかも“伯爵”で。ちっとも知らなかったなァ。
そーいえば、初期の作品にはピーター・カッシングも出てますよねェ。しかも、その時のダース半平太は「フランケンシュタイン 地獄の怪物」のクリーチャー役のヒトが演じていたはず。
G・ルーカスってハマー・フィルム・ファンだったのかしらん。


『過渡期文芸の断層』投稿者:貴公 凡 投稿日:7月18日(月)22時02分14秒

管理人様
もう既に梅雨も明けて鮎の本格シーズンを迎えたので川に入り浸っていなくてはならないのですが
今年の九州は超渇水で釣りにならないので雨待ちだったのです。
ところが雨が降りすぎてアマゾン河のようになってしまい、今は減水と濁りの取れるのを待っている状況です。そんなわけで為す事もなく、せっせと仕事を致しました。

森 洋介様
小生、特別、矢崎彈に思い入れがある訳ではありませんので積極的に逸文を探した事はございませんが雑誌に掲載されているもので単行本に未収録だったりすれば大体は目を通した積りです。
ご指摘の『矢崎弾、その乱反射する鏡像』『矢崎弾 論文等 目録』は全く知りませんでした。
地味なお仕事をなさっている方がいるんですね。
ところで先日『新文学の環境』と『過渡期文芸の断層』の美本を差し上げてしまったばかりなのですが 『過渡期文芸の断層』は函がついてはいるけれどもシミがあり且つ本冊がムレている状態の本がダブっております。それでもよければ差し上げますよ。


アフリカ象の印象投稿者:金槌管理人彭城矯介 投稿日:7月19日(火)04時20分23秒

>「稀覯本の世界」大元帥貴公凡樣
それは御災難でしたが、書癡連合にとつては寧ろ幸ひとなつたやうです。
今後の更新に期待してをります。

>森洋介樣
初めまして。御投稿有難う御座います。
Peter-Rabbit樣の假名遣が出鱈目(笑)なのは承知してをりますが、餘り粗探しをしてシン假名遣に
戻されても面白くありませんので、ここでは見て見ぬ振りをしてをります。
まあ、芥川が御專門の方ですので、正確に書かうとすれば書ける方だとは思ふのですが。
そもそもシン假名遣こそ文(盲)部省公認の出鱈目假名遣に他なりません。
國家總動員的出鱈目よりは、個人的出鱈目の方が罪が輕いと、少なくとも私は考へてをりますので、
ここはひとつ穩便にお願ひ申上げます。
私は矢崎彈については無知ですので、今後とも色色と御教示頂ければ幸ひです。

>Peter-Rabbit樣
玉葱を残したら頭が悪くなる
成程、これで當方の頭が惡い理由がよく分かりました(笑)。

>ymnk樣
30部だけ市販して、殘りは關係者の手に、といふパターンではありませんかねえ。
いづれにせよ、奥付にどう書かれてゐるかを確認しない事には如何ともし難いですね。
製作に關はつた人を探し出して、直接問ひ質す事が出來ますかどうか。

>文庫中毒樣
態態出痔龜を導入せずとも、最近は携帶電話にも龜羅は付いてをりますよ。
私も數ヶ月前までは、一生携帶なぞ手にすまいと固く誓つてゐたのですが、今はすつかり重寶してをります。
轉向といふのは、かくもあつさり行はれるものかと空恐ろしくなるほどです。是非お試し下さい。
しかし、「文庫」といふのは本來書物を収める庫の意味なのですから、「文庫藏」では同義反復になつてしまひますね。

>萬嘯亭樣
も、もしやYG組直系の方だつたのでせうか!?
御無禮の段、平にお許しを。お詫びに小指・・・は無理ですので、出所して來たばかりのkiku若頭による、
積年の思ひを込めた、ねつとりとした濃厚な投げキッスでどうか御勘辨下さい。
しかし今週末には、貴兄の呼び名は「刺青帝王」に變更されてゐる事でせう。

>kiku樣
お久し振りにござんす。長いお勤め御苦勞さんにござんした。
早速で恐縮でござんすが、↑上記の件、何卒よろしうお頼み申上げやす。
當方、「☆戰」には全く詳しくないのですが、手前も監督は金槌怪談の愛好家ではないかと疑つてをりやした。
何しろリー樣の役名がドゥーク伯爵とやら。宇宙にも爵位があるんかい、といふ氣が致しやすが。
一發目にカッシングが出た時は、どこかの批評に「カッシングはこんな話題の大作に呼ばれてゐるのに、
リーはB級映畫の詰まらぬ仕事ばかり」とか書かれてゐたと記憶しますが、今やリー樣も引つ張り凧、
やはり長生きしてみるものですね。
さういへば、Kate Bushにも「Hammer Horror」といふ歌がありましたつけ。


(無題)投稿者:携帯不所持文庫中毒 投稿日:7月19日(火)20時54分55秒

転向管理人彭城矯介様
私は相変わらず頑固一徹ですが、貴公 凡様も確か非携帯派だったのでは?
「文庫蔵」は確かにそのとおりです。
正しくは「文庫本蔵」とすべきでしょうが、語呂が良くないので、仮に「文庫蔵」と称しておきましょう。
そのうちに良いものを思いつきましたらこちらで発表しましょう。


ヨタヨタ投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月19日(火)21時28分32秒

梅雨空終了管理人彭城矯介様
有難うございます。与太話ゆえ与太って書き込んで出鱈目与太仮名遣いとなっております。(^o^)
Salon de 書痴の書き込みでしたら真面目に書かないとそれこそ寄ってたかって袋叩きに遭っていたところでしょう。

ymnk様
さきほど会社帰りに蝙蝠に寄って、かの本を預けてきましたのでお時間のあるときにお受け取りください。


業務連絡投稿者:ymnk 投稿日:7月20日(水)13時34分28秒

Peter-Rabbit 殿
早速ありがとうございます!
今度立ち寄った際にいただいて参ります。


矢崎彈その二投稿者:森 洋介 投稿日:7月20日(水)15時19分40秒

貴公凡樣、「大体は目を通した」とは流石です。
矢崎彈は文末に執筆年月を附記する癖があるので、單行本收録文はそこが初出を探す手懸かりになるものの、『レツェンゾ』『星座』など稀覯雜誌に書いてゐるものあり、『政界往來』など意外な雜誌に文藝時評を書いてゐたりで、件の『矢崎弾 論文等 目録』があってもなかなか確認しきれずにをります。どうも批評家の書誌調べは難儀なことです。
さてお申し出は有り難い限りで恐縮しますが、送付先など、どちらにお知らせすれば宜しいのでせうか。
メイルを下されば折り返しお傳へ致しますし、一應サイトは下に出したURLにあります。
假名遣の件、野暮を申したやうで失敬。安成貞雄のやうにヨタリングでゆきますか。
http://y7.net/bookish


怪奇 にゃおんの恐怖投稿者:kiku 投稿日:7月21日(木)04時08分40秒

クリストファー・リー情報、ありがとうございました。
リーといえば、先日、某ブックオフにて「ドラキュラ・吸血のデアポリカの」DVDを発見。
ただ、ヴァンパイア方面への熱意を失って久しい今日この頃なので、しばし逡巡した後、結局見送ってしまいました。
でも、この映画、未見は未見だし、クラウス・キンスキーがレンフィールド役だしなぁ…と、気になって後日もう一度確認しに行ったところ、既に売れてしまっていました。
ちょっと後悔。10年前なら迷わず購入したんですけどねェ。
で、何ですって?萬嘯亭の兄いに投げキッスですか。んなもん、兄いが喜びますかねェ…。
それにですネ、吉原の太夫衆はもちろんのこと、深川は辰巳芸者の売れっ子筋にもキャアキャア言われている兄いですから、私ではちと役者不足かと存じます。
つー事で、ちょいとキレイ処を呼びましたから、しばしお待ちんなってくだせェ。
「花魁、花魁!お座敷はコッチだよ〜!」


遠隔接吻の恐怖投稿者:おみそ太夫 投稿日:7月21日(木)04時15分37秒

あいあい〜、ぬしは何処でありんすか? あれ カキコは見えども姿は見えず、ほんにおまえは・・・あわわわわ、い、いえ、何でも有馬温泉でありんす。
それにしても、粋でいなせな書きっぷり、きっと水もしたたるエ〜男なんでしょうねぇ。
え?したたっているのはあちきのヨダレ?いや〜ん
でも、いきなり投げチッスなんてこっ恥づかしいわァ。その前にひとつ、あちきの想いのたけを・・・
♪三千世界の大鴉を殺しィ ぬしと朝寝とNevermore  帰っちゃやァよNevermore 小森のオバチャマMore better ♪
では、萬嘯亭さんへ心を込めて・・・
ん〜〜〜、ぶちゅ!!!


土蔵相模にて投稿者:萬嘯亭 投稿日:7月21日(木)23時09分11秒

あらぁ〜いやだよ、おみその姐さんたら萬さんだなんてねぇ。
だぁってねぇ、イケ好かないじゃないかあの男、嫌にニヤけてやがってさ。
第一こんな所に上がるのに本なんか持ち歩いてるのが嫌味じゃぁないか、そうだろぅ姐さん。
漢字さえ読めりゃ人は偉いと思ってる野暮な田じるしなんだよ、あの男。
ひとがちょっとイイ顔すりゃつけ上がりゃがって、ああ思い出してもくさくさするよ!
そりゃ遣うところには遣っているかも知れないけどねぇ、どうせおばさんや新造衆を味方に付けようてぇ魂胆なんだ。
あれだって何処の不義理でこさえたもんか判りゃしないやね。
そのくせ噂じゃ余所の店にもちょくちょく上がってるてぇ話じゃぁないか。
いえ、ナニね、蝙蝠楼の牛太郎がそ云ってるのを小耳に挟んだんですよォ。
あんな甚助にゃ実のじの字もありゃしないんですよ、
騙されちゃいけないよ、しっかりおしよ、おみその姐さん!


御礼投稿者:ymnk 投稿日:7月23日(土)01時16分52秒

Peter-Rabbit殿
本日かわほりに立ち寄りまして、「珍本古書」確かに拝受致しました。この度はありがとうございました。助かります!


陸の孤島投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月24日(日)00時09分38秒

ymnk様
どういたしまして。本筋の学究の方のお役に立てば嬉しく存じます。
今日は地震の影響でえらい目に遭ひました。
朝からお台場の国際展示場にて骨董じやんぼり、馴染みの京都の骨董店から入場券を戴いてゐたためご挨拶がてら差し入れを持ち足を運ぶ。
その店で取り置きしておいて貰つた古伊万里を購入するもそれ以外に拾ゐ物なし。
軸、捲りも結構あるも目に留まるものなし。
趣味展に注文を入れていたためそのまま神保町へ移動。文学堂さんと扶桑さんに入れていた注文が2冊とも当選。
一回り会場を見てから蝙蝠へ。今日は久しぶりに早めに帰つて家族サービスの予定だつたため16時20分頃に店を出て御茶ノ水駅へ。
駅の改札のところでTGさんに声を掛けられるもご挨拶だけでそのままホームへ。
総武線の電車に乗ると途端に社内の電灯が消える。おかしいなと思つてゐると秋葉原に到着するなり、震度5の地震を感知したためしばらく様子をみるとのアナウンス。
20,30分で復旧するだろうと京浜東北線のホームで本を読みながら待つも、待てど暮らせど一向に電車が動く気配なし。
1時間近くが経過したところで流石に我慢できなくなり、駅を出る。改札では入場制限していて駅の外は人で溢れてゐる
。 そのまま歩いてもとの蝙蝠へ。TGさん、彭城さん、平田さん、福田くん、散水弁さんと人は集まるも交通機関が不通でみんな動くに動けず。
散ちゃんからは友人の結婚式に出席中に天井からシャンデリアが落ちてきて散々な披露宴になつたとの報告あり。
途中で倶梨伽羅紋々のお兄いさんから電話があり、ご自宅から蝙蝠に向かう途中で災難に遭つたらしく電車が動かず、蝙蝠訪問は断念とのこと。
20時を過ぎやうやく少しづつ復旧し始めたとの情報を得て少しづつ各自動きはじめる。小生は彭城管理人といつもの中華屋で食事をして22時過ぎ、やうやく神保町を後にする。
いやはや散々な土曜日でした。
今週の獲物は、
●江戸軟派雑考 尾崎久弥 T14 春陽堂
●本の装幀 国会図書館 S53
●谷川俊太郎自筆葉書
●絶世奇談 魯敏孫漂流記 井上勤訳 M30 5版
●一房の葡萄 有島武郎 T11 初 奥付破れ 叢文閣
●新思潮選 芥川・菊池選 T8 玄文社
●おもかげ 芥川龍之介1周忌記念誌 佐藤春夫 S4 座右寶刊行会(秩題箋欠)
●芥川龍之介全集 全24巻(岩波新版、月報揃い) 手持ちの筑摩版では流石に古臭すぎるので寝室の棚を整理してスペースを確保しやうやく購入。
さういへば、明日、おっともう0時を回りましたので今日は我が龍之介の命日、河童忌であります。 合掌


いや、もう、なんとも、あばらかけんそん投稿者:kiku 投稿日:7月24日(日)01時50分42秒

萬嘯亭の兄ぃ
んな事言ったって駄目ですよ。あちこちから起請文の献呈署名をおねだりされてるっていうじゃありゃあせんか。
そやって謙遜されちゃうとこが、また流行っ妓たちの心をくすぐっちゃうてぇやつで(笑)
蝙蝠楼の牛さんは妬っかんでるんでしょ。言わせておきゃいいんすよ。可愛いじゃござんせんか。あのパッチリおめめも可愛いけど(笑)
(んな事ばっか書いていて、よく出入禁止にならないなぁ…)


地震足止め親爺投稿者:萬嘯亭 投稿日:7月24日(日)03時51分32秒

kiku 様
森様の書き込みの後だけにこんな与太を書いていいものか、と考えたのですが
まぁ洒落という事にして昔の花街言葉を盛り込みました。
しかし「起請文の献呈署名」には声を出して笑ってしまいました。
相変わらず洒落のセンスが抜群ですねぇ。
牛太郎や田じるしが解かって貰えるてぇのは嬉しいものです。
また機会をみて一献交わしたいものですね。

Peter-Rabbit 様
台風でも神保町に通ったわたくしも流石に今日は無理でした。
書き込みを拝見し、本日の状況を覚った次第です。
ま、神保町は逃げませんので来週にでもお会いしましょう。


帝都の危機投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月24日(日)13時18分42秒

帝王様
まつたくもつて帝都の交通機関は天災に弱く難儀この上も御座いません。
神保町は逃げませんが、お目当ての書籍は逃げたりして。(^o^)
さういへば、和洋会の目録で扶桑さんのところにご興味のありそうな2冊が。(^o^)
来週は帝王様だけでなく、人魚の微笑様にも御目文字叶うかと楽しみにしております。


更新報告投稿者:貴公 凡 投稿日:7月26日(火)21時38分26秒

中戸川吉二・單行本書目に大正10年刊『青春』をアップ致しました。


更新報告其の二投稿者:貴公 凡 投稿日:7月26日(火)23時54分26秒

「珍本」に珍本を三点追加致しました。


更新報告其の三投稿者:貴公 凡 投稿日:7月27日(水)01時43分25秒

「諸作家」に「佐佐木茂索・單行本書目」をアップ致しました。


江戸惡太夫蛸道行投稿者:浪吟管理人彭城矯介 投稿日:7月27日(水)02時25分6秒

>「稀覯本の世界」元締貴公凡樣
更新御苦勞樣で御座います。
またもや贈り物板にエロ宣傳が書込まれてをりますが。

>Peter-Rabbit樣
例の密書はまだ屆いてをりませんでせうか。宜しく御檢討下さいませ。
それにしても、あの程度の地震で首都圏の機能がマヒしてゐるやうでは、
もつと本格的な奴が來た時はどうなるのやら、思ひ半ばに過ぎるものがあります。
今週は何時になく二店に注文してしまひましたが、さて當つてくれますかどうか。
といふわけで、お見せした物も含めて最近の獲物は、
永井荷風『あめりか物語』(博文館 明治45年8版)、
永井荷風『二人妻』(東光閣書店 大正12年3版)、
谷崎潤一郎『肉塊』(春陽堂 大正14年7版函付)、
谷崎潤一郎『青春物語』(中央公論社 昭和8年初版函付)、
里見ク『山手暮色』(春陽堂 昭和4年初版)、
幸田露伴『すゝき野』(中央公論社 昭和23年初版カヴァー付)、
幸田露伴『さゝの葉』(岩波書店 昭和24年初版カヴァー付)、
幸田露伴『木屑』(改造社 昭和24年初版カヴァー付)、
市島春城/高須梅渓『大隈侯一言一行』(早稻田大學出版部 大正11年初版函付)、
宮川曼魚『改訂・江戸賣笑記』(文藝春秋社出版部 昭和4年初版)、
『岡鬼太郎集』昭和演劇新書(建設社 昭和18年初版)、
眞船豐『遁走譜』(双雅房 昭和13年新装版函付)、
久保田万太郎『枯菊抄』(新紀元社 昭和21年初版)、
バルザック『滑稽譚/赤い宿屋』ふらんすロマンチック叢書(青木書店 昭和15年初版函付)、
ヂェイ・ワイト・ダッフ『ローマ文學史』岩崎良三譯(青木書店 昭和17年初版カヴァー付)、
『定本・三島由紀夫書誌』(薔薇十字社)、戸板康二『演藝畫報・人物誌』(青蛙房)、
成島柳北『柳橋新誌』(岩波文庫 昭和15年初版帶付)、森銑三『偉人暦』上下(中公文庫)等の他に、
買ひ直しの、
矢野禾積博士還暦記念論文集『近代文藝の研究』(北星堂書店 昭和31年初版函カヴァー付背革装)です。

>森洋介樣
貴サイト、興味深く拜見致しました。
魯庵周邊がお好きでしたら、先の『版畫禮讚』もお氣に召すのではないでせうか。
執筆者は、魯庵逍遥不倒春城竹清若樹剛鳶魚清方耕花等の面面で、
竹清の「ほんのおはなし」三篇は『本之話』未収録、若樹の「小説の本になるまで」も『集古隨筆』未収録です。

>萬嘯亭樣
佛國罵頽愉氏戲作『江戸惡太夫蛸道行』では、江戸惡太夫が「わちきは神でありんすえ」等と宣ふとか。
この上は、古書店のある場所に別宅妾宅を設けて、毎日通ふしか道はありますまい。
神保町に辿り着けないより、神保町に取り殘される方がましとは申せ、
定刻が來ればどこも閉店してしまひますし。

>kiku樣
先日は貴兄の出所祝ひに突然お邪魔して失禮致しました。
それにしても、貴兄を慕ひ全國から參集した兇状持ちの數の多さには心底瞠目致しました。
御訓話の中で語られた「大眞面目に馬鹿をやれてこそ、初めて一人前の渡世人」との言葉は、
正に御自身の覺悟のほどを披瀝されたものとして、深く當方の胸に刻まれました。
一刻も早く、再び神保町にお越しになられるのを心待ちにしてをります。

>文庫中毒樣
私よりも先に、貴公凡閣下が携帶電話を導入されたのです。
内心、裏切られた(笑)と思つたくらゐです。
どうぞこれからも一人で反時代主義の孤塁を守り續けて下さい。
「文庫藏」より、いつそ「文庫文庫」といふのは如何でせうか。
テーマ曲も作り易さうですし。


妖しの世界投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:7月27日(水)23時16分23秒

台風一過管理人彭城矯介様
例の密書拝受してをります。何をどこまで書けばよゐのか迷つてをり書き込みが遅くなつてをる次第です。(^o^)
荷風山人の「あめりか物語」8版とはいへ良いですね。
Yahooでは某氏が某品物に入札されてをられますゆえ指を咥へて眺めてゐる状況です。(^o^)誰かが抜けば応札するのですが・・・
明日から京王の古書展ですが、ちやうど午後一から千駄ヶ谷で仕事が入つていたため少し早めに出て覗いてみやうかと思つてをります。
もちろんTGさんらとお会いできるほど早くは行けませぬ故、めぼしいものはみな抜かれてをるとは思いますが。


初心者向け☆クイズ投稿者:幇間管理人彭城矯介 投稿日:7月30日(土)01時53分1秒

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例によつて何も出ない初心者向けクイズです。
物好きな方は、解答を書き込んで下さい。
「儂のお袋は誰かのう? どなたか教へて下さらんか」


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