男爵探偵様
早速お返事を戴きまして、誠に有り難うございます。
なるほど、その時代のものですか。
男爵探偵様のお言葉に後押しされて、問い合わせをしてみましたら、やはり先着順なのか売れているようでしたが、とりあえず目録を
送って下さるそうです。そこまでしようとは実のところ思ってもいなかったので、感謝申し上げます。
6月1日から東京藝術大學等で「日本におけるダダ展」と關聯イヴェントが開催されますので御興味のある方はどうぞ。
>Peter-Rabbit樣
先日は某氏の駄洒落も粒揃ひで、これで暫くは掲示板の話題にも事缺かぬわいと安堵したものの、
翌日には綺麗さつぱり忘れてをりまして、やはり後に殘らぬのが眞骨頂なのかと納得した次第です。
といふわけで、最近の獲物は、
夏目漱石『文學論』(大倉書店)、柳田泉『幸田露伴』(中央公論社)、馬場孤蝶『近代文藝の解剖』(廣文堂書店)、
成瀬無極『近代獨逸文藝思潮』(警醒社書店)、水上瀧太郎『親馬鹿の記』(改造社)、佐佐木茂索『南京の皿』(改造社)、
『ささきふさ作品集』(中央公論社)、瀧本誠一『乞食袋』(日本評論社)、『谷崎潤一郎家集』(湯川書房)、
永井荷風『改訂・下谷叢話』(冨山房・百科文庫)、平井程一譯『メリメの手紙』(春陽堂・世界名作文庫)、
東寶SF特撮映畫シリーズVOL.3『ゴジラ/ゴジラの逆襲/大怪獸バラン』(東寶出版事業室)に加へ、
長谷川潔『白晝に神を視る』(白水社)←普及版は手放したので今度は函入の元版を入手、
保田與重郎『民族的優越感』(道統社)←手持ちの物よりも状態がよかつたのでダブリ買ひ、
與謝野晶子『新譯源氏物語』第四卷(金尾文淵堂 大正3年縮刷版)←これで先日購入の三册と合せて揃ひ、
他に昭和32〜34年の文學座パンフを數册といつたところです。
>男爵探偵樣
三橋の私家版を列擧しましたのは、單に長山氏がその解説文で紹介してゐたからで、
特に事情を知つてゐるわけではありません。
探求書を入手され、御研究が更に進展されるやう祈つてをります。
>ymnk樣
既にチェック濟みかとは思ひますが、文學座「守錢奴」のパンフ(1957.11)に寄稿の杉村春子の文に、
三島の手紙が丸ごと引用されてゐます。見開き二頁の文なのに、ほぼ半分の一頁分は三島書翰の無斷轉載です。
何とも大らかな時代であつた、としか言ひやうがありませんね。
私信を晒してまで親密さをアピールするところが、後の決裂を知る者には何とも痛過ぎます。
>萬嘯亭樣
金子信雄といふより、名和宏のイメージで、顔は無表情の儘、指先は激しく秘所をまさぐる感じでせうか。
金子さんだつたら、もつと科白も下品にして、オーヴァーアクションにしないと觀客も納得してくれないでせう(笑)。
>凹樣
最大の獲物は當分の間秘密でせうか。そのうち當方も眼福を得たいものです。
>通天閣樣
お久し振りです。
最近上方での収穫は如何でせうか。何か面白い獲物がありましたら、是非御披露下さいませ。
>ヌル樣
御投稿有難う御座います。
當方は探偵小説以上にSFには弱いのですが、氣にせずどんどん書込んで下さい。
御覽のやうに常連衆は皆さんわが道を行く人ばかりで、同好の士を求める氣配など更更無いのが誠に心強い限りです。
http://www.ima.fa.geidai.ac.jp/d_jbrand/dada_top.html
「ねえ、あなた、のせちゃったわよ」
と、あの杉村調で、ニヤリといわれたら・・・ねえ? 笑
やっぱりおみやげは捨てちゃったのか。早稲田にあったりして・・・・
管理人様
私家版になれば、入手困難な状況ですが、入手を心がけていこうと思っています。
休みに、庭の草むしりに駆り出されて、風をひき休みをとって、本棚を整理しています。
ymnk様
ようやく、どこに書いていたか思い出したので本棚の整理中に見つかると思います。また、読書ノートを
見ると、長山氏の文章を引用していて、該当の雑誌が判明しました。
ヌル様
連絡されたということで、安心しました。古書店主はとても親切な方ですので、送られるのではないかと想像
していました。個人的には、そのリストは、第一弾ではないかと思いますし、名の知れたミステリー・SFのコレクター
の処分品ですから、今後のためにも、連絡されてよかったと思います。
眠る本、装う本
第3回 東京製本倶楽部展
2005年5月31日(火)−6月5日(日)
10:00−18:00 (31日14:00から、5日17:00まで)
目黒区美術館 区民ギャラリー
153-0064 東京都目黒区目黒2-4-36
TEL 03-3714-1201
http://www.mmat.jp/
http://bookbinding.jp/indexcon.html
却ってご面倒おかけしてしまったかも知れませんが、続報楽しみにしておりました。
風邪のほうのお具合は如何でしょうか、養生一番ですので、また余裕がおありの時にでも続報いただければと存じます。
管理人様
確かに我が道を行かれる方々、と言うより、その道では第一人者の一家を成す方々ばかりのようにお見受けします。
こちらこそ宜しくお願い申し上げます。
男爵探偵様
親切な方、とお聞きしなければ連絡していなかったでしょう(笑)。
改めて御礼申し上げます。今後もあるとしたら、やはり正解だったと
思います。ところで男爵探偵様は、その有名コレクターという方の個人名の目星が付いていらっしゃるのですか?
詳しくないので、私では聞いたとしても判らないような気もします。
ymnk様
その雑誌の保管場所がわかりましたので、あとはそこに行くだけです。お持ちください。
ヌル様
最近では、「古書目録 芳林文庫」の同人誌特集やK文庫(個人処分目録)などで、同人誌が掲載されていました。
いずれも個人の処分品でした。
また、ご存知かと思いますが、「SFマガジン」誌上では、同人誌の広告がありましたので、それらから入手したものです。
そんななか、コレクター間の交換がよく行なわれたものでした。
中華三昧管理人彭城矯介様
筆頭に挙げられた「文學論」は小生の「社会と自分」と一緒に購入した縮刷本の片割れですな。(^o^)
次回は2100円の豪華!?フルコースに挑戦しませう。
男爵探偵様
わが道を行く人々とは正に言いえて妙。(^o^)
ヌル様
男爵探偵様の述べられた「同好の士を求めることはない云々」という理由は下手に同好の士が出来てしまうと目録で注文の際などに例えば漱石本の収集家同士で同じ本の奪い合いになるからです。(^o^)
ね、TG様、ymnk様(^o^)
えっ、そんなに心が狭くないぞ!って?
男爵探偵様、Peter-Rabbit様
到着した目録、とりあえず注文出してみました。
SF系のものほとんどと書籍を、「うぉりゃっ!!」と気合で列挙してファックスしてみたところ・・・・
なんと、その内のほとんど(八割五分程)を入手できることになってしまいました。
どうやら売れていたのはミステリ系だったようですね。そしてSFは奪い合いとはなっていなかったようです(笑)。
まあ本は手元に残りますから良いのですが、当分の間、それも相当の期間は霞を食べて生きて参ります。
管理人様
ご無沙汰しております お言葉に甘えました 披露させて戴きます
明治古典会 落札年報 S41〜S44 S48 5冊
芥川龍之介の回想 下島勲 S22 靖文社
土の上水の上 桜井忠温 S4 改造社
江戸川乱歩全集 5 箱欠 S6 平凡社
江戸川乱歩全集13 S7 平凡社
すみだ川 永井荷風 箱欠 M44 籾山書店
雑誌 苦楽 大正16年1月号
三味線草 竹久夢二 帙欠? T8 新潮社
絵入歌集 竹久夢二 箱欠 T4 植竹書院
小川月舟回顧写真集 S45 非売品
談話売買業者 村松梢風 T11 ARS
某所にて だぼ天閣と命名される 今日この頃でございます、でも本人も納得でございます
通天閣様
今度大坂出張の際にはどこかでうまく時間作ってダボ歩きしませう。
奮迅雷公彭城矯介様
本日は、蝙蝠にお出でになられませんでしたね。ネットでひとしきり盛り上がりその後に人魚の微笑様、帝王様、大輔様、オペラ座の怪人様、貞之痔と軽く食事と一杯やつてまゐりました。
今週の収穫は
●日本の古地図(創元社)
●踊る地平線 初・函 谷譲次(林不忘)S4 中央公論社
●川柳江戸の鬼たち 花咲一男 S62 大平書屋
●動物ども 椋鳩十 S18 三光社
●明治風俗史 藤澤衛彦 S4 春陽堂
●珍紛閑噴寝言(ちんぷんかんぷんねごと) 骨皮道人 ボール表紙本 M22 自由閣
「珍紛閑噴寝言」は背上部が欠損してますが、本体の状態はよく4000円未満でしたのでまぁまぁお買い得だったかなと思ってます。
「踊る地平線」も本文は岩波文庫で2分冊になって出ていますのでそれを読めばいいんですけど、装丁が好きでそのうち手に入れようと思っていたところ、比較的状態もよく1万円未満で見つけたので早速入手しました。
ymnk様
月曜日に、前回と同様に、メモしておくります。
鮎川哲也の原稿もあって、それで記憶にのこっていたようです。15年前の雑誌でした。
前回のものと比較すると、ある意味、想像力をかきたてられました。
Peter-Rabbit様
『背徳の門』南旺社、昭和33年、西脇由美子です。
著者が、筆名を自らの自叙伝に書いていなかったので、この女性の筆名で書いていたことに驚きました。
さらに、二つの女性名で、雑誌「探偵実話」にも書いていたこともわかり、個人的には、収穫の多い一冊でした。
収穫報告、とても楽しみにしています。あげられている作者名をみて、本棚の中の本を想像しています。
ヌル様
入手報告を知り、やはり、どのような本棚の配列であるのかついつい想像しています。
既にPeter-Rabbit樣が土曜日の樣子をお書きなので間拔けで御座いますが。
・水曜日
Gケースはサイズが納得いかないとのことで撤去されてをりました。
・金曜日
皆樣御來店。立つ場所も無いくらゐでした。薔薇族樣と外で立ち話。
彭城樣
私は本氣で探求中の雜誌の場合、完集するまで不特定多数の方に言ふ事は御座いません。
特に祕密にするといふことで無く、話の流れがそちらに御座いましたらお話する事もお見せする事もよく有ることで御座います。
彭城樣にはこの件で御尋ねさせて戴きたい事も有りますので、その節には宜敷くお願ひ致します。
今回のアレは完集はめざしてをりませぬので案件が片付き次第、披露出來るでせう。
をはつたら即處分といふことも有り得ますが。マア、あと半年〜三年程度お待ち下さいませ。
男爵探偵様
有難うございました。
私の本棚などというものはSalonに集いの皆様に比べれば子供のおもちゃ箱程度のものかと存じます。
といいますか本棚に入る書籍には限りがありますので98%?は床に積みあがっております。
それよりも男爵探偵様の伝説の島の一軒家の書庫というのに大いに興味を惹かれます。(^o^)
貞之介様
今日は奇しくも先日話題に上った伊澤蘭奢の命日です。
一番良い時期の顔写真が頭に浮ばない、と仰有っておられましたので掲載いたしましょう。
こういう絵に描いたような美人薄命のタイプには抗えません。
大正十五年に生きていたかったですなぁ。
>Peter-Rabbit樣
先週の金曜は、獨逸文化センターでの「日本におけるダダ」シンポジウムに行き、土曜は神奈川近代文學館の三島展に行き、
といふ次第で、恆例の猿樂詣でが出來ませんでした。色色と新入荷もあつたやうですな。
先日「同好の士」云云と書いたのは私なのですが・・・
その『明治風俗史』は貼函ですか? お幾らでした? きぃ〜〜〜(笑)
當方の獲物は、
岩佐東一郎『茶煙閑語』獻呈署名俳句入(文藝汎論社 昭和12年限定版カヴァー付)
クラブント『世界文學一時間講義』富田幸譯(春陽堂 昭和6年初版)
ヱルンスト・グレエザー『一九〇二年級』清田龍之助譯(萬里閣書房 昭和5年重版函付)
淺田一『犯罪鑑定餘談』近代犯罪科學全集7(武侠社 昭和4年初版函付)
尾佐竹猛・喜多壮一郎『賣淫・掏摸・賭博』近代犯罪科學全集9(武侠社 昭和4年初版函付)
權藤成卿『自治民範』(平凡社 昭和7年重版函付)、森鴎外『鴎外隨筆』齋藤茂吉解説(白玉書房)
木村毅『丸善外史』(丸善株式會社)、仲田定之助『續・明治商賣往來』(青蛙房)程度です。
>ymnk樣
三島展の充實振り、大いに堪能致しました。招待券どうも有難う御座いました。
個人的には、やはり鉢木會周邊が興味津津ですが、御専門の浪曼劇場の資料も現物は初めて見ました。
川合伸旺も參加してゐたんですねえ。
惡代官フィギュアが賣れてゐるなんて聞いたら、三島も自分のフィギュアを賣り出しさうですね。
筋肉の盛上がり方にあれこれ細かい注文つけて、備品は楯の會の制服と褌と關の孫六で(笑)。
しかし「サド侯爵夫人」のプロデューサーがあの御仁だつたとは。
>男爵探偵樣
古本市に無理して出掛けると、風邪の方で退散するといふ言ひ傳へがあつたやうな氣が。
その後、御體調は如何ですか?
>ヌル樣
今囘はライヴァル不在だつたやうで何よりでした。
しかし、餘り獲物の魅力を人目のある場所で熱く語つたりすると危險でせうね(笑)。
>通天閣樣
御報告有難う御座いました。折を見て、また収穫を御披露下さい。
某古書肆も、目録より先に電網上にサイトがオープンするといふ極秘(?)情報も御座いますので。
>凹樣
處分する前に、アレは是非一度拜見させて下さいね。
>萬嘯亭樣
流石に美人の寫眞は澤山溜め込んでをられるやうで、御同慶の至りです。伏見直江は如何ですか?
☆クイズ「儂は誰かのう? 」別に賞品は出ませんが、物好きな方は試しに解答を書込んで下さい。
文学者ですか、何年前の写真ですか。
亡くなられた三茶書房の二階のおぢいさんにも似てますね。
安吾だと想います。
管理人様
何とか、古本にとりつかれて、風邪もなおりました。
ご心配をおかけしました。
先日、伝説の島の書庫で、ymnk様への資料を見つけて、その帰り道にある古書店で思わぬ拾い物をしました。
店主のうしろに、雑誌の括り(100冊あまり)のうえに3冊にわけた、手つくりの合本を目にして、これは、と思い
許可をもらって中を見ました。
昭和22年から24年にかけての、カストリ雑誌から切り取り製本したものでした。
昭和30年ごろ作成した旨がかかれており、「怪奇探偵小説集」3分冊(100篇余り所収されていました)でした。
鮎川哲也が昭和51年に編集した「怪奇探偵小説集」3冊分よりも個人的にはきわめて濃く、ダブりもありませんでした。
処分された方は、在野の国語の先生のようで、70代後半で、まだ存命で、本人が処分されたということのようです。
中をみますと、知らないタイトルと雑誌名もあり、また、そのまま、文庫に編集できるぐらいの密度の濃さでした。
Peter-Rabbit様
私も、後から入手のものは、床においています。適宜、処分するものもあって整理と収集これを心がけています。
近日入梅管理人彭城矯介様
>その『明治風俗史』は貼函ですか? お幾らでした? きぃ〜〜〜(笑)
・・・ということは、もしや管理人様の旧蔵本?
蝙蝠で5800円でしたか。貼函ではなく、機械函でした。
龍眼涙管理人彭城矯介殿
東野英心!
もとい、小池朝雄?
いや、なかなか濃い展覧会でした。初見の資料がたくさん、特に手紙類、ポスターなどは眼にする機会もあまりございませんので。
川合伸旺=悪代官フィギュアなど知りませんでした。
そういえば、会場に等身大以上の三島フィギュアありませんでしたか・・・オプション備品に七生報国鉢巻とか。笑
男爵探偵殿
本日資料拝受、ご面倒おかけしましたがありがとうございました。どうも、なんとも・・・・・ですね。
風邪ご快癒ばかりか、そして掘り出し物羨ましく何よりです。
ymnk様
資料がお手元に届いたようで、同じ感想をもたれたことと思います。
3分冊の合本、「怪奇探偵小説集」としてのくくりで未見の雑誌の号数があって、また初めて目にする作家も
いるので、さらに調査したいと思っています。
最近の「ぐろりあ会」の目録を見ると、ここには長く探していた、昭和25年刊行の雑誌もあって、これはあたらないだろう、
と思うものもあります。
あれえ? 一番正解を知つてゐる確立が高いymnk博士が外すとは。そんなに難しいですかねえ。
されば、
ヒント@「作家にあらねど著書はあり。」
ヒントA「當掲示板で過去に名前が出た事あり。」
先づはこの程度で如何。
>Peter-Rabbit樣
いや、『明治風俗史』はそのうち欲しいと思つてゐましたので、失禮致しました。
まあ、讀むだけでしたら三笠書房版で構はないのですが。
かういふ風に、守備範圍が微妙に重なると獲物の取り合ひになるわけですね(笑)。
>男爵探偵樣
今度は、その傳説の孤島の書庫の寫眞を拜見したいものです。
>ymnk樣
川合さん、去年でしたか明治座脇のオープンカフェで見掛けましたが、目下鬪病中のやうですね。
こちら方面の取材も早めにしておいた方がよいかも知れません。
http://www.hikousen.com/~kawainobuo/info/index.html
最初見た時の写真の印象は三鷹市役所の測量課の課長・・・って感じでしたが、ズバリ宇野重吉で如何(笑)?
愈々梅雨将軍管理人彭城矯介様
さふでしたか。(^o^) S4 春陽堂版です。三笠版は上下2巻のカバーじゃなかったでしたっけ?
管理人様
宿題として・・・、検討します。
今週の一冊。古書目録の「新日本書籍」から、かびやかずひこ『夜の異端者』南旺社、昭和33年あの方面で有名なひとのようです。
漢字表記の著者の他の著書は手元にあります。このところ、収集している、南旺社の一冊でした。
一介のクイズ愛好家であります。写真の人物は、「仙波会長」もしくは「山守組長」になるはずの金子信雄ではありませんか。
なお「確立」は「確率」でしょう。
>クイズ愛好家樣
初めまして。
お見事! 正解であります。
寫眞は、山口敏郎役で出演した、1958年の文學座公演「人と狼」(中村光夫・作、福田恆存・演出)のパンフ掲載のものでありました。
料理關係のエッセイも出してゐましたが、NLT公演「サド侯爵夫人」のプロデューサーもつとめてゐたやうです。
個人的に好きなのは、夫婦で共演された『影同心』ですね。特に必殺技が印象的でした。
「確立」→「確率」、失禮致しました、私とした事が(笑)。
今後ともどうぞ宜しくお願ひ申上げます。
>貞之介樣
「若死を蔑するまでにこころ墮つあをあをとけふみづのうへの夏至」は、『感幻樂』収録の歌です。
「儂は誰かのう?」は口をすぼめて読まないといけなかったのか(笑)。
ちょっと長いですがお付き合いを。(^o^)
本日は蝙蝠2人組がそれぞれの事情でお休み。ということで、
店長代理:人魚の微笑様
番頭 :帝王様
丁稚 :Peter-Rabbit
という豪華!?布陣で営業(^o^)
開店と同時に人魚の微笑様が床の掃除機かけ、Peterによるエアコンのフィルター掃除、帝王によるフィルターの手動乾燥作業(単に外で振り回してただけですが)・・・働く3人組でありました。
いかに蝙蝠の2人が掃除をしていないかが如実にわかるその成果。月曜にお店に行く方はご自分の目でご確認ください。(^o^)
番頭と丁稚に対しては小うるさい(^o^)店長代理はお客さが来店されると手のひらを返したように接客マニュアルから抜け出してきたような惚れ惚れするような手馴れた対応。
しかし、こんなに古書の知識のある店主は神保町にもそうそういないのに、あのお客さんがもう一度来て貞之痔に専門的な質問して、果たして貞之痔は答えられるのかなぁ?と真面目に帝王、いや番頭さんが心配しながらも笑いをこらえながら耳打ちする。思わず大きくうなずく丁稚。
お客さんが帰ったあとに、この番頭と丁稚は、お客さんに挨拶もしないと小言を言われ、まるでどこかのお店のような・・・(^o^)
途中で店長が番頭好みの書籍、丁稚好みの書籍をそれぞれ1冊ずつ棚の裏から出してきてこれ見よがしにそれぞれの脇に置いていく。思わず2人とも「うっ!」「あっ!」「えっ!」と呻く・・・Peterもつまんない本買ってるとこういうのが買えなくなるよぉ(^o^)と店長がにやにやしながらこっちを見て言う。うぅ〜、欲しい!!!
3人で漫才やってるところに大輔君、登場。何やら良いことがあったらしくハイ・テンション。
閉店近くになってでこぽん様、七面堂様、オペラ座の怪人様もご来店。
そうこうしながら数時間で昨日を上回る売り上げ(^o^)
もしかしてこの布陣の方が売り上げもいいし店も綺麗になるしいいんのかも!?
・・・もちろん、「番頭と丁稚もまさか何も買わないで帰るんじゃないだろうな」との厳しい店長の一言(^o^)に2人も少々売り上げに貢献。
コーヒーとケーキ(今日は人魚の微笑様好物の伯水舎のサバラン(^o^))を持参し、掃除をして、パラ巻きまでやってなんで蝙蝠の店番やってんだろうと自分でもおかしくなってしまう。
(好きだからやってんだろ・・・と人魚の微笑様の声が聞こえるような(^o^))
ということで今週の収穫。
●幕末明治新聞全集 明治文化研究会・尾佐竹猛編 全5巻のうち1〜3巻 S9 大誠堂
●漫談明治初年 同好史談会 S2 春陽堂
●蜘蛛男 江戸川亂歩 函 S5 大日本雄弁会講談社 扉に蔵印あり
♪蜘蛛男は欲しかったので自分的にはそこそこ満足してるって言うじゃなぁい。でも店長のお眼鏡には適いませんでしたから、残念!(^o^)
大輔様
先日お話しされておられたNHKで放映していた向田邦子の番組って表題の第2回の分ですか?ちょうどいま3chでやってました。
結構おもしろかったです。
昨日届いた古通でいよいよ「続署名本の世界」が最終回を迎えました。
先月の人魚の微笑様の予告通りに普段の倍の4ページにわたりめくるめく愛の世界が、おっと違ったそれは日経の朝刊でした、めくるめく陶酔の古書の世界が。(^o^)
また近いうちに新企画がありそうで楽しみです。
さて、その古書の桃源郷のお話がいよいよ「署名本は語る」として単行本化ですね。年内刊行予定ということで販売するのはわずかに50部という超入手難になりそうな部数限定出版ですがご興味のある方は今月の古通をご覧下さい。
すでに入手を確約された本書名の名付け親、通天閣様はじめ数名の方々が羨ましい〜!!
>Peter-Rabbit樣
仰せの通り三笠版の『明治風俗史』は、カヴァー装上下巻の「現代叢書」の物です。私は下巻だけ持つてゐます。
それにしても『漫談明治初年』を買はれたとは。ますます守備範圍が重なつて、極めて危險な傾向ですねえ(笑)。
といふわけで最近の獲物は、
保田與重郎『日本浪曼派の時代』(至文堂)、長谷川時雨『隨筆・きもの』(實業之日本社)、
飯塚友一郎『新劇と舊劇』(岡倉書房)、矢部善三『年中事物考』(素人社書屋)、
高濱虚子『芭蕉』(中央公論社)、櫻井均『奈落の作者』(文治堂書店)、
ヨセフ・ポンテン『ボルガ・ボルガ』(春陽堂)、『フランソア・ヴィヨン全詩集』(河出書房新社)、
『デュマの大料理事典』(岩波書店)、槌田滿文編『東京文學地名辭典』(東京堂出版)、
リュセット・デトゥーシュ&ヴェロニック・ロベール『セリーヌ 私の愛した男』(河出書房新社)等です。
>男爵探偵樣、ヌル樣
師匠の葬儀で大阪に行き、序でに「阪急古書のまち」も覗いてまゐりました。
特に話題の加藤京文堂は、なかなか品揃へのよい店でした。
私も大阪にゐたら毎週通ひたいところです。
>通天閣樣
さういふわけで、東京にゐるより大阪にゐた方が収穫が多い理由がよく分かりました(笑)。
管理人様
話題の場所に行かれたようで、私もその方面で時間がとれれば行くようにしています。
最初にうかがった時、何よりも、きれいに整理されていることに感動しました。
今週の一冊です。地元の古書店にて雑誌「旅」昭和25年、26年、24冊揃いを購入しました。
ただし、付録は付いていません。おまけに、「オール旅行」と戦前の「旅」も一冊ずつ付けてくれました。
Peter-Rabbit様
動く向田邦子を見たのが初めてで何とも言えない気持ちになりました。
ドラマの場面場面を盛り込んでいたのでなかなか面白い構成でした。
そういえばあの『太陽の季節』の十版を近所の古本屋で100円で購入しました。
初版が昭和三十一年 三月十五日 二刷が三月二十日、三版が三月二十五日。十版が四月十八日。
たしか実家に十一版。思えば『太陽の季節』だけで7冊あり、本棚を眺めると同じ本がずらずらとあり、何とも言えぬ奇異な気分になりました。
梅雨中晴間管理人彭城矯介様
さふでしたか、上方へのぼられてをられましたか。
私も出張の際は、阪急古書の街で加藤京文堂、中尾書店(松泉堂ではない方)、りーち辺りは覗ひてをります。
趣味が重なるやうで今後の展開が楽しみです。(^o^)
さてそろそろ神保町へ出かけるとしますか。
湿度上昇中管理人彭城矯介様
本日は蝙蝠以外にも数軒覗いて参りました。
モール、三茶、小宮山、田村、風月洞、茜堂・・・久しぶりの風月洞さんでお話してから
お昼に人魚の微笑様からうれしいお電話を戴ひてゐたのでうきうきしながら蝙蝠へ。
念願の「春服」の函をお譲り戴く。久しぶりの喜びを感じた1日。
あとはこの函にふさわしい現在手持ちの春服より程度のよゐ本を探さねば、と言つてたら貞之痔が、きつとさふいふ程度のよゐ本は函つきだから今回の函は無駄になりますねえだつて。
意地でも裸で程度のよゐ本、捜してやる!
本日は蝙蝠に雀の卵さんがご来店ではじめてご挨拶。
今週は彭城様とかぶる本はなかつたかと。(^o^)
といふことで今週の収穫は
●春服 芥川 初版の函(うれしい!!)
●珍品堂 骨董の旅 秦秀雄
●羽鳥コレクション 明治の新聞展・図録 町田市立博物館
●明治の作家 魯庵/柳田泉(持つていたのですがどこにいつたか見当たらなくてまた買つてしまひました)
●雀の生活 白秋 新潮社 T9
「雀の生活」は6版ながら、背題箋と平の題箋が天地逆で白秋の署名が裏表紙にこれまた天地逆で入っているという珍品
ところで「署名本は語る」にどのくらいの応募があるのか気になるところです。
抽選になるのは間違ひなゐでせうが・・・私もよくやるのですがまだ余裕があると思つてゐるとついつい期日を逃してしまふといふことがありますので、欲しくてもまだ応募されておられない方は今月の古通をお読み戴いて忘れないうちにご応募しませう。
彭城矯介様
はじめまして十字街(よつつじと読んでください)と申します。
Salon de 書痴には何度か投稿させていただきましたが、こちらには初めてです。よろしく願います。
表題のとおり今回はお願いにあがりました。次の図録を探しております。
「没後200年 若冲」2000年刊 京都国立博物館
ある友人(女性で、古書の世界とは無縁の美人)より手に入りませんか?と言われ、気軽に
「すぐに見つかると思うよ」と答えてしまい今窮地に立っているところなのです。
京都(京都で簡単に見つかると思っていたのです)に無いとなってからあせっています。
このページをご覧の皆様でしたら入手の糸口を見つけていただけると確信しています。
どうかよろしく願います。
今まで投稿しようと思いつつも、常連の方々の話題と重なり合うところがなかなか無くできないでおりました。
これを機会に投稿してゆきたいと思います。
最近の収集です
「江南戦線」石毛 源 昭和14 函 特製 妹尾正彦装幀 砂子屋書房 3000円
→ポトナム叢書の一冊、美本でこの価格で入手できたのは、嬉しい、特製元パラ付
「COCAINEとマダム」大坪晶一 昭和9 カバー欠 ポトナム社 14700円
→ポトナム叢書の中で一番欲しかった本、この叢書の中では異質の存在で、自装のオレンジ色が内容とマッチしており珠玉の一冊。カバー付がどうしても欲しい。
「陽なた丘の少女」中村地平 昭和15 人文書院 500円 太宰治の「おもゐで」などと同じシリーズの中でもなかなかお目にかからない本
戦前のポトナム叢書は9割がたそろったところです。長々すみませんでした。
管理人様
捜索などと不適切でしたら削除してください
>十字街樣
御投稿有難う御座います。
その若冲展は京都でしかやらなかつたため、私も京都の知人に頼んでカタログを買つてもらひました。
四百頁の充實した大册です。
源喜堂書店や悠久堂書店のやうなカタログを多く扱ふ專門店を地道にチェックしてゐれば、
一寸割高になるかも知れませんが見つかるのではないでせうか。
それでは今後とも宜しくお願ひ申上げます。
管理人様
下でとまっているのかな書き込んでもいいのかな、と思って書いています。
今週の一冊。
念願だった、雑誌「ホープ」昭和25年を3冊入手。
詳しくは、公開予定なので、そのときまで、とっておきます。
これで、安心して、昭和24年の欠号に手を出せます。
同時に、雑誌「千一夜」(明星社)も9冊購入。たまたま電話した静岡の店主に、こんなのがありますといわれて欠号
を補充。あと、およそ5冊で完全収集でしょうか。しかし昭和23年の刊行数が不明のため、正確ではありません。
東京出版社版「千一夜」も一ヶ月はやく創刊されているので、こちらも全体が不明です。
男爵探偵様に引き続き、今週の獲物のご報告。
●梟の城 司馬遼太郎 初・函 S34 帯欠
●大雅堂 小杉未醒 T15 3版 網野菊署名つき
●蠅と蚊と蚤 近森善一 T12
●新約 絵本西遊記 小杉未醒 M43 再版 函底欠
●北杜夫 原稿(2枚)
というところでした。「蠅と蚊と蚤」は著者の近森善一が宮澤賢治の「注文の多い料理店」の発行者ということで賢治関係の文献として価値があるとのことですが、私は衛生関係文献として医薬関係資料ということで購入させて戴きました。
「絵本西遊記」はほぼ2ぺージ毎に小杉未醒(放奄)の可愛い挿絵が入っていて挿絵だけを見ていても楽しい本です。
できれば金額をいれてもらえれば、
より参考になり、ありがたいのですが・・・
宜しくご検討の程お願い致します。
管理人様
お返事ありがとうございました。連絡以後探しておりますがまだ見つかりません。
また古書店では今2万ぐらいはするのではと言われ思案しております。見つかった際にはご報告します。
女性の頼みでなければあきらめております。七夕市は一点ですが入札予定です。
1923年12月10日(月)発行の近森善一著『蠅と蚊と蚤』(東北農業薬剤研究所)に挟み込まれた図書注文用振替用紙裏面に、「少年文学 宮沢賢治著 童話「山男の四月」」の近刊予告が掲載された。とのことですが、もちろんその振替用紙はありませんでした。(^o^)
青垣山様
そうですねぇ、自分がいつもいくらお金を使っているのかを思い出すのが怖いのであえて金額を書いていないというのが真相です。(^o^)
ご報告させて戴いている収穫品の多くは、「日本の古本屋」hpや「紫式部」hp等でほぼ引っかかると思いますのでご参考になさってください。(確かに署名本などは金額がわかりにくいとは思いますが)
◎『日本古書通信』6月号より
「続署名本の世界」を一冊に纏めた単行本『署名本は語る』を下記の要領で刊行いたします。
内容は連載に手を入れたものと単行本のための取って置きの書き下ろし数編からなり、紙面の関係で雑誌に載せられなかった写真(カラーを含む)もふんだんに登場します。
ご関心がある方は奮ってお申込み下さい。
1.刊行期日 年内を目標
2.発行元 人魚書房
3.販売部数 50部(印刷部数100部、初版即絶版)
4.価格 8000円(送料共)
5.代金支払 先払い
6.装丁 菊判函付、上製
7.装丁者 真田幸治氏
8.申込部数 一人1部
9.申込方法 7月5日までに人魚書房(〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-9-5-912)宛必ず「往復ハガキ」で。
◎申込総数が50を超えた場合は抽選により当選者を決定し、結果はハガキで7月中にご通知いたします。
◎人魚書房への「往復ハガキ」でのお申込み以外の方法は全て無効です。
◎日本古書通信社は『署名本は語る』の刊行には一切関与しませんので、同社へのお問い合わせはご遠慮願います。
>Peter-Rabbit樣
魯庵の『明治の作家』は手放してしまひましたが、そのうちまた買ひ直すつもりでをります。
まあ、これは比較的よく見掛ける本ですので、別に悔しくはありませんが(笑)。
先日は人魚御大に、「偶には獲物を見せよ」と脅されましたが、上流階級の方にお見せ出來るやうな珍しい物は一册もなく、
極極有り觸れた安物の雜本ばかりでしたので、早早に退散致しました。
(本當はアテネ・フランセに、佐藤慶と天津敏の出る『忍者狩り』を觀に行く爲でしたが)
といふわけで、先週は新宿展と書窓展がありましたので獲物はやや多く、
D.H.ロレンス『アポカリプス −黙示録−』荒川龍彦・塘雅男共譯(昭和書房 昭和9年初版函付)1500圓、
保田與重郎『浪曼派的文藝批評』(人文書院 昭和14年初版カヴァー付)1500圓、
佐藤春夫『むささびの册子』(人文書院 昭和12年初版函付)400圓、
菊池寛『貞操』(プラトン社 大正13年重版函付)200圓、
トロツキイ『自己暴露』青野季吉譯(アルス 昭和5年初版)200圓、
雙木園主人編『江戸時代戲曲小説通志』(弘文社 昭和2年初版函付)500圓、
讀賣新聞社文化部編『現代文化展望』1950年版(六興出版社)200圓、
『赤尾兜子全句集』(立風書房)3000圓、塚本邦雄歌集『詩魂玲瓏』(柊書房)600圓、
『前田陽一 その人その文』(同編輯刊行委員會)1000圓、小門勝二『散人 荷風歡樂』(河出書房新社)300圓、
石塚純一『金尾文淵堂をめぐる人びと』(新宿書房)1500圓、淡島寒月『梵雲庵雜話』(岩波文庫)500圓、
松崎天民『銀座』(中公文庫)105圓、小堀桂一郎編『東京裁判 日本の辯明』(講談社學術文庫)105圓の他に、
買ひ直しの齋藤茂吉『隨筆 不斷經』(書物展望社)300圓、神西清『散文の運命』(講談社)1000圓、
『辰野隆選集』@〜B(改造社)各200圓、一册缺なれど帶月報付の『久生十蘭全集』六册(三一書房)各1000圓等です。
>cogito樣
『黙示録』巻末の刊行書目に、cogito樣の探求書(?)『だあしえんか』も記載されてゐました。
『だあしえんか』つて、刊行當時の定價は『斧琴菊』より高かつたんですねえ。
因みに『だあしえんか』3圓50錢、『斧琴菊』3圓20錢、『黙示録』1圓80錢でした。
>男爵探偵樣
當板の眞の支配者である第貳樣の逆鱗に觸れると、突然の削除が行はれるやうですが、
基本的には何でもありですので氣樂にどうぞ。
といふか、餘り誰も書き込まないと「閉鎖するぞ! 」と脅されますので、毎日でも構ひません(笑)。
>青垣山樣
御要望にお應へして購入價格を入れてみましたが、私のは安物の更に底値ばかりなので餘り參考にはなりませんね。
そちらも何か収穫がありましたら是非御報告下さいませ。
>大輔樣
25日の土曜日にアテネ・フランセで『危險な英雄』の上映がある事をお教へするのをうつかり忘れてをりました。
勿論現都知事主演です。これは御覽になつた事はありますか?
>十字街樣、グレノリ樣
取引きは無事成立されましたでせうか。
しかし若冲展は動員數も多いので、カタログも結構部數が出てゐる筈ですが、そんなに高騰してゐるのですか。
もしも安く見つけたら、ついダブリ買ひをしてしまふかも知れません。
>りょくと樣、散水辯樣
色色と買ひ込んでをられるやうですが、偶には最近の収穫を御披露下さいませ。
何卒宜しくお願ひ申上げます。
>管理人さま
3圓50錢とはちと贅沢ですね。どんな装釘でせう。写真が多いですからね。
本日「大水木展」の特別催し物、アリャマタコリャマタ先生の講演会を聞きに岐阜市立歴史博物館へ。
白ジャケットと黒シャツで現れたる先生、著名人なるも醸す雰囲気はまったく神保町古書展初日10時のそれなんで、なんだか安心しました(面白いお話をありがたうございました。写真撮りたかったなあ。)。
梅雨中真夏日管理人彭城矯介様
さふですか、石塚純一『金尾文淵堂をめぐる人びと』(新宿書房)を購入されましたか。
東京堂で見かけ面白さふな内容でしたので購入しようかと思つておりました。金尾文淵堂出版の書籍の装丁は美しく小生の好きな書肆のひとつです。
cogito様
ありゃまたこりゃまた先生のお話、お写真から拝察するになかなかおもしろさふな内容のやうですね。
妖怪系も結構資料を集めております。
管理人様
ここでは、それぞれの人のそれぞれの動向がわかり興味がわいてきます。
『怪盗ジゴマ』山路壮太郎(内田書店)昭和23年再版、巻末に、桑野桃華の解説があります「ジゴマ」を熱く語っていますが、両者の関係が不明です。
「日本古書通信」6月号掲載の目録から購入しました。
最近、熱中の一冊です。『『食道楽』の人 村井弦斎』黒岩比佐子(岩波書店)2004.6、4,410円
一年前の新刊ですが、評伝としてのすばらしさを感じています。
昨日、代引きで、8,400円、『幻の海軍慰問雑誌『戦線文庫』』日本出版社が来ました。復刻です。
これですこし「戦線文庫」の欠号が埋まりました。
Peter-Rabbitさま
鳥山石燕の『百鬼夜行』なんかは、欲しいは欲しいですけど、本物は、ちょっと、ね。
アリャマタ先生が言及したもの:グロテスク様式や奇怪な自然・民俗
アリャマタ先生の言及したひと:水木おお先生のほか、渋沢龍彦、菅原文太(高山在住)、角川映画のプロデューサー、などなど。でした。
cogito様
さふですね、石燕の版本を買うお金があれば本筋の方に回したゐところです。(^o^)
アリャマタ先生のお話の内容有難うござゐました。
何度か講演を聴く機会はあつたのですがついつい行きそびれてしまつてをります。
第貳 様
少々御無沙汰いたしております。
久し振りに「幻の本・珍本」を覗きまして『誰にも出來る株式相場』を拝見いたしました。
どこかでこれが宇野浩二の手すさびになるものと仄聞したのか読んだのか思い出せないのですが、
これで確かめる事が出来ました、ありがとうございます。
わたくしは初めて眼にするものであります。
これまた不確かな記憶によりますと米相場も存在していたのではなかったでしょうか。
しかし蜻蛉館の本は『蘭灯情話』を除いては殆ど眼にいたしません。
やはり素直に弱小出版社で売れなかったと解釈するべきなのでしょうか。
十字街様
先日、大陸人様の書き込みを見てオークションサイトを拝見いたしました。
他の皆様も不要になった書物を様々な方法で売却しております。
私は貴方のもアマチュアの域を出るものとは思えず、問題にする必要無しと判断いたしましたので書き込みを削除致しました。
従いまして「人魚の贈り物」の登録を取り消す積りはありません。
退出の必要もございませんので引き続き皆さんと楽しくやっていただきたいと存じます。
グレノリ様も解りましたね。
萬嘯亭様
こちらこそご無沙汰しております。
仰います通り宇野浩二には同じ蜻蛉館からの『誰でも儲かる期米相場之研究』(大正七年)がございます。
この本も複数冊保有しているので、それが出てまいりましたら一緒にアップする積りでおりました。
元々横着の極みなのですが、此処のところ益々横着に磨きがかかって参りましたので
一冊の本を探すなど出来るわけがないのであります。いつか、その内に。
管理人様
先に購入しました、『幻の海軍慰問雑誌『戦線文庫』』について、少し詳しく記述します。「戦線文庫」3号と53号
の復刻版が、二冊と、「『戦線文庫』解説」本が付き、ひとつの箱におさめられています。
そこには、「戦線文庫」の欠号も記載されていますが私の手元には、その欠号のうち、39号と42号の「戦地版」がありました。
管理人様
ご指名でありますので取り急ぎ手元にあるものを列挙してみます。
もう少しあると思うのですが山の中に埋まっているようです。みなさんにはさして興味のないものと思われますが...
『世界の屑籠』本多喜久夫(喜久雄)訳(新大衆社、昭和16年)
『修道女物語』ドゥニ・ディドロ 佐藤文樹訳(彌生書房、昭和32年)
『芸術家の妻』ドーデ 萩原弥彦訳(五元書庫、昭和24年)
『プチ・ショーズ』ドーデー 八木さわ子訳(新人社、昭和24年)世界大衆文学全集12
『恋のとりこ』チョーサー 刈田元司訳(新月社、昭和23年)
『禁治産』バルザック 加藤美雄訳(大翠書院、昭和23年)
『愚直兵士シュベイクの奇行』ハシェク 辻恒彦訳 三冊(三一書房、昭和21年)
『最後の人々』リルケ 高安国世訳(甲文社、昭和21年)
『海と闘ふ人々』ヒンリクス 島野英一訳(天然社、昭和19年)
『青春の構図』フォンターネ 佐藤新一訳(郁文堂書店 昭和16年)
『女優タイス』フランス 岡沢武訳(六芸社、昭和13年)
管理人様
今週の一冊です。
北尾鐐之助『あめりか写真紀行』大正15年、再版を購入しました(地元の古書店)
ryokuto様
本多喜久夫の一冊(翻訳)、比較的初期のものですね。
後に、雑誌編集者として活躍しますが、まだまだ謎のある人物です。
年に一度の郵便事故にみまわれました(相手がだしていたという前提にたちます)。
・定期購読の「彷書月刊」7月号、届かず
次に、年毎に書いてみます。
・2年前、新刊『蒐書日誌』届かず、再度送ってもらう
・3年前、送られてくるはずの、鷲尾三郎の探偵小説が他の人におくられるものの、その人は返却に応じず、
そのままになる(北海道の古書店が住所を間違える)
しかし、その後、目録からは、譲ってもらう機会が飛躍的に向上しました
・4年前、HPBの一冊、とどかず(東京の古書店)
・5年前、カストリ探偵小説が届かず。届いたのは長田幹彦の小説一冊。古書店に連絡、送りかえすものの、
ついに、あの探偵小説は消えたままでした
というように、毎年、郵便事故、あるいはそれに似た事故にあいます。
皆様はいかがですか。