第貳様
素晴らしく綺麗な『﨟たき花』を拝受致しました。
感謝、感激です。有難うございました。
ymnk様
「天井桟敷の人々」を７千円で見つけられたとはさすがですね。この写真集、ワタクシが今まで古書店や目録で見た回数は「犬神家の人々」の1/10以下です。ところで昔、「犬神家の人々」の中の「出されなかった絵葉書」シリーズが展覧会で一枚３万円で販売されていたらしいのですが、古書展などでそれらしいものを見た事がありません。
管理人様
寺山関係の資料といってもそんなに持っている訳ではありません。そういえば昔、神保町で「書を捨てよ、町へ出よう」をゾッキで購入しましたが、佐伯俊男の「緋匡」などもその時ゾッキで積み上げてあったのを思い出しました。「購入しておけばよかった」と後悔したのは毎度の事であります(笑)。
さて、今回の画像は数年前に入手いたしました「上海異人娼館」のロビーカードであります。
今日は、久しぶり（2週間ぶり？）に蝙蝠に寄る。くだん様ご来店中。店内の模様替えで棚の位置を変えたりしてちょっと広くなった感じ。
くだん様が帰られて、その後、3人で話をしているうちに、オペラ座の怪人様、人魚の微笑様もご来店。そこへさらに帝王様も現れ、久しぶりに話に花が咲く。
今日の獲物は、先日取り置きしておいてもらった今春聴（今東光）の「僧兵」初版函と床に積み上げてあった和本のひと括りから引っ張り出した仏教関係資料（版仏巻子）。
そのヤマには珍なる巻本もあり、それでひとしきり大笑いしながらの談義となったがその内容はまたの機会に。
ともあれ、新装なった（？）蝙蝠へお運びください。
＞文庫中毒樣
おおッ、御無事でしたか!
つひに本の下敷になられたか、將亦御家族にクーデターを起され、
座敷牢に幽閉されてをられるのではないかと、皆で心配してをりました。
それでは餘裕が出來ましたら、病膏肓の蒐書日記を引き續き宜しくお願ひ申上げます。
＞Peter-Rabbit樣
>そのヤマには珍なる巻本もあり
南朝遺臣には見過しに出來ぬ逸品といふ奴ですな。
よく考へましたら當板は、格調高きSalonではなく雜本板ですので、安い本の話を書くのに躊躇する必要はないのでした。
といふわけで最近の買物は、殆どネタで拾つたとしか思へぬ小杉天外『くだん草紙』(海口書店)に、
岸田國士『牛山ホテル』(第一書房)、『喜多村緑郎日記』(演劇出版社)といつた程度です。
新派については全くの門外漢ですが、『喜多村緑郎日記』は森銑三翁が書評で推奨してをりましたので。
＞凸樣
いい本を買つたら、こちらでも自慢して下さいね、是非畫像付きで。
＞たくりん樣
おおッ、矢張り紙物もあれこれお持ちでしたね。
上村一夫の激畫版『上海異人娼館』はお求めになられましたか?
この邊も、品切れになる前に押へておいた方がよささうですね。
畫像は架藏のクラウス・キンスキー寫眞集のサイン、こんな狂人の落書きみたいな字は、
キンスキー本人のものに違ひあるまいと思つてをりますが、どなたかに判讀と鑑定をお願ひしたいところです。
南北朝夢想管理人彭城矯介様
それそれ、その南朝遺臣垂涎のお宝でござゐまする。(^o^)
ところで、来週の土曜からNHKラジオ第2放送にて「カルチャーアワー文学探訪・芥川龍之介」が開講されます。講師は文教大教授の関口安義氏です。
放送時間は毎週土曜日夜9:30～10:00で再放送が翌週月曜日朝11:00～11:30で4月9日から9月24日までの全25回の放送予定です。
ご参考まで。
TG様
ちょうど今、6chで情熱大陸「年間600冊人気装丁家・鈴木誠一」やってましたね。
あんな感じで仕事してるんですか？(^o^)
録画するの忘れてた。
たくりん殿
いやボロいので安いのです。１枚１５０円で絵葉書は買いましたが、そんなものまで出たという話は初めてうかがいました。上海～は、海外版ＤＶＤも売っていますね。
Peter-Rabbit殿
ワタクシのなどどうでもよいですが、いろいろ珍しいもの（ナイショ）が出ますので面白いと思います。
熊沢天皇管理人彭城矯介殿
キンスキーの写真集までお持ちですか。『喜多村緑郎日記』は斯界の名著らしいですね、恥ずかしながら未読未所持ですが。
Peter-Rabbit様＞
その番組、見逃していたのです。残念。
鈴木成一さん（確か名前はこの漢字です）は装丁の世界で
恐ろしいぐらいに数多くの仕事をされている有名な方ですから。
しかも、仕事量が多いにもかかわらず質も良いと。
あんな感じで仕事をしてみたいものです（笑）
本日、昼休みにぶらぶらしてたらオペラ座の怪人さんに声をかけられちゃいました。（実は勤務先が目と鼻の先）
「あらっ、Peterさん」と呼ばれて振り返る方もどうかと思うけど、知らない人が見てたらなんだろうと思うだろうなぁ。結構、往来でハンドルネームで呼びかけられるのって気恥ずかしいですよね。(^o^)
TG様
昨日の書き込みの装丁家の鈴木誠一さんは「成」一でしたね。失礼。
蝙蝠にTG様あてのプレゼント預けてますのでそのうち受け取りに行って戴ければと思います。
Peter-Rabbit様＞
プレゼントありがとうございます。
先日、蝙蝠にて受け取りました。
感謝感謝です。
TG様
どう致しまして。２つのうちどっちがより興味を引いたか気になるところです。(^o^)
今度ゆっくりお聞かせください。
本の方は、貞之痔が物欲しそうに見てましたが、薔薇族さんは「これはもっと役に立てるところがあるのに」と直截に次回は蝙蝠へのお土産を要求しておりました。(^o^)
紙物の方はコレクションのダブりですけど、デザイン的にご参考になるかなと思いまして。
気に入って貰えれば嬉しいです。
御声掛けありがたうございます。
殘念乍らさういふものとは縁が有りませぬので御應へできかねます。若しかして先日購入したシミシミの歌集の事を念頭に仰せでせうか？ それとも蔵印べつたりの詩文集のことでせうか？
いい本のフリをした畫像ならなんとか披露可能かとおもひますが。
今週の収穫。
「石榴」江戸川亂歩 署名入り 柳香書院S10 裸本 これは格安で嬉しい収穫でした。
「コガネ虫の秘密」 カバヤ児童文庫 S28
「蜀山人の研究」 玉林晴朗 畝傍書房S19カバー
「明治大正政治史講話」尾佐竹猛 一元社S19三版
「踊る地平線－長谷川海太郎伝」 室謙二
といったところです。
＞Peter-Rabbit樣
しかしピーターさんと呼び掛けられるならまだしも、もしもラビットさんと呼ばれたら、
千葉眞一の物眞似でもして應へねば、周圍の人にも納得してもらへないのではないでせうか。
といふわけで當方の最近の獲物は、小林秀雄譯ヴァレリイ『テスト氏』普及版(野田書房 昭和11年函付)、
岡田播陽『大衆經』(平凡社 昭和5年初版)、尾崎久彌『江戸小説研究』(弘道閣 昭和10年初版函付)程度です。
世田谷美術館の「瀧口修造・夢の漂流物」展カタログは賣り切れで落膽、増刷もしないとか。
＞凹樣
染みはあつても署名入なら、充分自慢してよい歌集だと思ひますが。
勿論御專門の漫畫でも構ひません。どうぞ宜しくお願ひ申上げます。
＞ymnk樣
先日讀賣夕刊に、神奈川近代文學館でも一部展示されるといふ、三島の「會計日記」の記事が出てゐましたが、
これは新しい全集には収録されるのでせうか。
喜多村日記の方は、親しい久保田万太郎は勿論、鏡花、雪岱、荷風、谷崎も少し出て來ますので、
この周邊の人脈に熟知した人が讀めば一層面白いでせうね。
＞ＴＧ樣
最近は、いい意味でも惡い意味でも(?)すつかり要注意人物になつてをられるやうで・・・お目出度う御座います。
↑にて失礼します。
花道逍遥管理人彭城さま
遅くなりましたが、拙携帯への伝言ありがとうございました。
先週末は神保町へ寄ること叶わず、連日、野暮用のためだけの往復に終始してしまいました。そーゆうのって、なんか疲れますネ。
いづれまた、何かの折にでもご一緒していただければ幸いです。
ymnk樣&モ隊隊長殿
同上です。
>「瀧口修造・夢の漂流物」展
ああ～、すっかり忘れてましたっ！人づてに、遺品の展示が興味深かった、と聞いていたのにィ。やっぱ、瀧口には縁がないのかな・・・って、己の記憶力のなさを棚に上げて思う今日この頃です（笑）
管理人様
この一週間、花粉症なのか風邪なのかわからないくらいクシャミと鼻水と咽喉の痛みに悩まされておりました。いつまでこの状態が続くのか頭の痛いところであります。
さて、上村一夫の激画版「上海異人娼館」の事、まったく知りませんでした。さっそく貼り付けられたURLをチェックしてみましたが、34Pで2800円とは・・・これはカラーなのかな？ 近年、上村人気で古書価も高くなっておりますが、この本がどれだけ売れるのか興味のあるところではあります。ちなみにワタクシは昔購入した雑誌版「同棲時代」全６巻しか所蔵しておりません。
ところでキンスキーのサイン入り写真集まで出てくるとはびっくり。管理人様もいろいろお持ちですね(笑)。ワタクシもあんな滅茶苦茶なサインは本人のものに間違いないと思います・・・たぶん(笑)。
花吹雪管理人彭城矯介様
いまやラビット関根と関根勤が同一人とわかるのは一定年齢以上の人間ですね。(^o^)
私もオペラさんと返せばよかつたと今更ながら後悔しております。ますます以つて周囲の人たちはこの人たちは一体何者？と疑念の目でみつめたことでせう。
深夜飲酒管理人殿
読売にも出ておりましたか。全集に収録されるようです、刊行は今年の11月になる由。
kiku殿、
お疲れ様でした。又今度のチャンスに是非！
たくりん殿、
＞34Pで2800円
デカイのです。だからこの値段と思います。
以前、電網徘徊中に
「鴎 歌集／石樽千亦／初版／印」
といふのを見附け、高くもなかつたので注文致しました。それで入手したのが畫像の本で御座います。これは寫眞のとほり裸本で御座いますが、状態は値段なりのものと見受けられました。ちなみに石"樽"といふのはその書店さんが見誤つた儘入力されたものとおもはれます。現物はチャンと石榑となつてをります。
入手してまづは氣になる「印」の部分を確認しようと開いてみますと、書込みが。大正十年六月に千亦より寄贈されたとのこと。おくづけは四月ですから發行後直ぐ贈つたものでせう。で、名前が讀めなくてですね、「筏井」かと思つてしまつたですよ（この程度のレヴェルです）。それでそのまんまパタンと閉ぢて仕舞い込んでをりました。隨分時間が經って、好い加減讀まうと思つてひらきました。・・・・・・これは何う見ても「藤井喜一」ですね。そして、印は二箇所ございまして、認印のような丸い印が別の場所に押されをりまして、これはハッキリと「藤井」。
しかし、私、不勉強なものですから「藤井喜一」といふ人を存知ませぬ。さつくり檢索してみますと、「伊藤左千夫書簡／藤井喜一宛」なんていふのがヒットする程度。歌をやつていたらしいといふのがわかるものの千亦との關係は不明。そのうち調べようと思つてはをりますが何時になることやらわかりませぬ。
調べる時の手がかりにしたいので、若し「藤井喜一」を御存知の方がをられましたら御敎示賜りたくお願ひ申し上げます。
ymnk様
30×42ですか。確かにデカイですね。新版「薔薇刑」くらいかな、と思ってサイズを測ってみましたが、それより大きいと知りビックリ! 実際手にとって見てみたくなりました。近々また東京に行く予定なので、どこかの書店に置いてあればよいのですが・・・。
＞Peter-Rabbit樣
嗚呼、私としては久し振りの大物(?)に手を出してしまひました。
『日夏耿之介定本詩集』(第一書房)の、勿論完本ではなく、插畫缺のバラで『轉身の頌』と『黄眠帖』(署名入)を。
完本については、私のやうな貧書生には一生手が出ぬ高嶺の花と諦めてをりますが、
以前横濱美術館で展示されてゐるのを友人と眺め乍ら、
「これのバラでいいから、何とか買へる値段で出ないかねえ」「まあ、無理だらうねえ」
等と語りあつた本が目の前に現れた以上、入手するのが運命と觀念した次第であります。
日夏の葉書は持つてゐますが、署名本も初めてでした。
＞凹樣
豫想してゐたのと全く別の本を出して來るあたり、矢張り隅に置けぬ御方ですなあ。
檢索では、明治19年生れの陸軍中將藤井喜一といふ人も引つ掛りますが、扨。
印の「○○○軒」の文字は何でせうねえ。
＞kiku樣
又又お目に掛れず殘念でした。
先先週に瀧口展へ行つてゐれば、カタログも殘つてゐた筈ですので。
今囘の展示は、瀧口個人よりも周邊の作家が中心なので、貴兄にも興味深い内容だつたかも知れません。
北園はありませんでしたが。
それと大昔に出た話題ですが、上田保夫人が矢張り友谷靜榮のやうですね。
北園や林芙美子についても書いてゐるので間違ひないでせう。
その人が、晩年は保田與重郎の短歌の弟子になつてゐるのですから、人はどこでどう繋がるか分かりませんね。
あと、傷天のオールナイト・イヴェントで、傷天ライターを貰つて來ましたので、今度差上げませう。
＞ＴＧ樣
さうさう、瀧口展には金子畫伯の共作も出品されてゐましたよ。
私はその共作者のお一人に招待券を頂戴したのですが、皆さん女装してました。
因みに、二階の企劃展では、小堀鴎一郎氏寄贈の小堀四郎(杏奴の旦那)の繪も展示されてゐました。
＞ymnk樣
今日は五反田でせうか、神保町でせうか。
また遭遇致しましたら宜しく。
＞たくりん樣
上村本、私は寺山關聯のグッズが揃つてゐる、南青山のギャラリー360°で見ました。
それももう二年近く前ですが、普通の書店では確かに餘り見掛けませんねえ。
他に漫畫關係はどのやうな物をお持ちですか?
管理人様
五反田ではなくて、古書会館での「我楽多市」に朝一ではじめて先頭で一時間並びました。
かすとり雑誌を３冊購入しています。「覆面作家」名義の作品があって、少し満足しました。
そして、すずらん通りで、また、かすとり雑誌を購入していますが最近の価格は千円が通常価格です。
古瀬戸でコーヒーを飲んで、またふらふらと店を探索しています。
志功装丁本蒐集日誌その４３
１２月某日
大村書店から
清水文雄校訂『韃靼漂流記他』春陽堂（新文庫）、新書判、昭和１７年、（1,500円）が届く。
１２月某日
永楽屋から
尾崎一雄著『玄関風呂』昭和１７年初版、カバーなし（7,000円）が届く。
中野書店の目録にのったカバー付き小痛み（18,900円）はすぐ電話したが、売り切れだった。
１２月２６日（日）
下関あづさ書店本舗から
菅原杜子雄著『杜子雄短詩集』謙光社、昭和３９年、函美本（2,800円）
草古堂書店から
平野直著『烏賊と北の子供』教養社、昭和１７年、カバー並本（1,200円）が届く。
前者は初めて確認するもの。『烏賊と北の子供』はカバーなしを持っている。
平成１７年
１月１７日（月）
ネットオークションで落札した
雑誌『民芸手帖』第３４号、昭和３６年、痛み、（100円）が届く。
１月１９日（水）
三松堂から
花岡大学著『花ぬすっと』百華苑、昭和２４年、並本（2,500円）
越中書林から
福野高校文芸部『東雲』創刊号、昭和２５年、並下本（2,500円）
低水会『喜見城句集』昭和４４年、美本（1,500円）
富山県民会館『棟方志功展』昭和４６年、美本（1,850円）が届く。
１月２８日
東京古書会館で
和田伝『若い地』新潮社、昭和１４年、美本（6,500円）
雑誌『詩風土』１３号、昭和２２年、（400円）
合わせて志功装丁でない１１号（400円）も、
雑誌『書物倶楽部』第１巻第２号（1,500円）を購入。
２月１日
ネットオークションで落札した
佐藤一英著『空海頌』昭森社、昭和１７年、函（7,200円）が届く。函なしは持っていたが。
悠々管理人彭城矯介様
日夏の署名本おめでたうござゐます。
小生にも神様の微笑みあらんことを。さふいへば、3日後に次の羅馬法皇の選出、根競べではなくコンクラーベですね。
昨日、古通が届いておりましたが、続署名本の世界に目を通し、通天閣様やTG様がうらやましく思われました。さーて「署名本は語る」限定50部の競争率は一体何倍になるんだろう・・・
ちょっと長くなりますがお許しを。(^o^)
水曜日の夕方、人魚の微笑様から電話。「Peter、土曜日は神保町に来てる？」「はい、そのつもりですけど」「それじゃ、12時頃来てくれるかなぁ。」「いいですよ。」
ということで、本日、12時に蝙蝠のドアを開けると店主席に人魚の微笑様がぽつねんと1人鎮座ましましておわす。「あれっ？今日は人魚の微笑様が店番なんですか？」「何言ってんの。Peterもだよ。何のために呼んでんだよ。(^o^)」「あっ、そういうことかぁ。今日は全古連で貞之痔と薔薇族さんは名古屋だったんですね。」「そういうこと。Peterはサンドイッチでいい？飲み物は？」「それじゃ、ミルクティをお願いします。」
携帯を取り出し「TG、今、Peter来たから追加ね。ミルクティだって」・・・そうか、私一人じゃなかったんだ。TGさんもヘルプかぁ・・・5分後、TGさん3人分の昼食を持って戻ってくる。食べ始めたところに帝王到着。帝王もヘルプ組。
ということで何と本日は、人魚の微笑、帝王、TG、Peter-Rabbitの4人で蝙蝠の店番。
まず休憩をどうするかを決める。
到着順に90分の休憩を取ることになる。最初に到着したTGさんから早速休憩。
帝王と私でまずは商品にパラフィン掛け。2人で黙々と仕事をこなす。
途中、人魚の微笑様から色々なお話を伺うが、勿体無いのでここでは明かしません。(^o^)
そうこうするうちに、TGさん戻ってくる。「あれっ、何も手土産なし？」と人魚の微笑様。「コーヒー買ってきます。」とTGさん。私はコーラを希望。戻ってきたTGさんに「あれっ、ドーナツもないの？」と人魚の微笑様。(^o^)「しょうがねぇなぁ。くだんちゃんが来るっていうから何か買ってきてもらおう。」と携帯で連絡。しばらくして、くだんさんがスターバックスのバームクーヘン他焼き菓子を沢山持ってきてくださる。
一服して、今度は私が休憩。玉英堂、田村、秦川堂を巡る。秦川堂で紙物2点、玉英堂で乱歩署名入り「探偵小説三十年」特製版、函欠を購入。店番の皆さんに伯水堂でケーキを買って、ドトールでコーヒーを買って戻る。
ドアを開けると、葵の上さん、大輔さんが。しばらくしてymnkさんも現れる。人口密度が高くなり、話も弾むが、内容は勿体無いのでこれも報告は保留。(^o^)
次いで帝王が休憩。残った商品にパラフィン掛けを続ける。
帝王が缶ジュース各種をお土産に戻ってくる。流石にお腹はダボダボ。(^o^)
「帝王は何買ってきたのかなぁ？」「晩年」・・・「えっ、太宰の！？」・・・「新潮文庫版」・・・「いやぁ通勤の友。雑誌買うより安いんで」・・・一同納得。
すでに時計は18時を回っている。くだんさんは結婚式の時の説明会かなんかの同窓会（？）とのことで帰られる。大輔さんは就職先の歓迎会とかで同じく帰られる。
「今日は少し早めに店じまいしよう。飲みに行ける人は？」と人魚の微笑様。
みんな手をあげる。「どことも決めてないけど、さぼうるにするか。」で店じまい。
車で来ていた葵の上さんはやっぱり失礼しますと帰られる。
結局、人魚の微笑、帝王、ymnk、TG、私の5人でさぼうるへ。土曜なのに結構混んでいる。
何とか座を用意してもらい、21時まで歓談。
いやぁ、おもしろい1日でした。
管理人様
上村本ネットで調べましたら、もう２年前に発売されていたのですね。すでに品切れかも知れません。ところでこの本、A2かA3かいまひとつはっきりしませんがどちらでしょう？
＞他に漫畫關係はどのやうな物をお持ちですか?
たくさんあるので何とも言えませんが、70年代のガロ関係は多いですね。ただ、節操がないのでいろんなものに手を出してます(笑)。
＞Peter-Rabbit樣
それはまた世にも恐ろしい集まりがあつたもので。
定めし私如きには理解不能の話題が飛び交つてゐた事でせう。
＞男爵探偵樣
鈴蘭通りのカストリ雜誌といふと中山書店でせうか。
私も獵奇雜誌「人魚」といふ奴を話の種に買つてみようかと一瞬迷ひましたが、
かういふ物に手を出してゐるとまた収拾がつかなくなると思ひ自重致しました。
＞凹樣
日本歌人協會編『昭和十年度版 年刊歌集』(立命館出版部)といふ本を入手しましたら、
小宮良太郎も一頁だけ掲載されてゐました。今度御覽になりますか?
因みに、千亦は八頁、佐美雄は二頁でした。
＞たくりん樣
上村本、以前手に取つて眺めただけですので、大きいといふ記憶しか御座いません。
それにしても漫畫も綺麗に保存してをられますな。
一口に漫畫と申しましても、凹樣の守備範圍とは殆ど重ならないかも知れませんね。
管理人様
中山書店です、まだ「人魚」はありました。
とりあえず、雑誌「スバル」「マダム」「ナイト」「ホーヨー」の欠号を埋めることができました。
言われるように、雑誌収集は泥沼におちいります。
最近の成果としては次のことがあります。
ようやく、探偵作家、大阪圭吉の「南方」での報道班員の集合写真を確認、入手することができました。
あわせて、他の作家の参集も判明しました。これは、現在探索中の探偵作家の方から入手したものです。
明日は、東京に日帰りで出かけます。
重大犯罪の目撃者としての調書（検事）の作製に協力するためです。警視庁にはじめて訪れることになりました。
本日は、神奈川近代文学館での三島由紀夫展の初日。
ymnkさんの話によると会の途中で肉筆のいくつかは複製に替わるのでなるべく前半で観ておいた方がよいと忠告を受けたので早速初日に見参。
何せ初日なので混んでるんだろうなぁと思いきや、ガラガラで拍子抜け。
三島は守備範囲外ではあるが、ymnkさんの蔵品も出品されているとのことなのでとにかく見に行く。見物客が少ない（私の滞在時間中５，６人）ので１時間半ゆっくり観ることができた。目玉は２５年ぶりに公開されたという金閣寺の原稿か。但し、図録を購入するも、金閣寺の原稿は掲載なし。
ついでに忘れずに、先日、薔薇族さんから「tgさんにあげるよりは蝙蝠にあったほうが絶対に役にたつのに・・・」という露骨なプレッシャー（^o^）を受けた「文学の挿絵と装幀展」図録も購入。
そのまま、ぶらぶらと馬車道の古書店を巡るも収穫なし。
古書会館のまど展は、昨日の午後、代々木で仕事だったので会社から移動の途中でちょっと寄って、注文品を受け取るも時間がなく蝙蝠には寄れず。本日もさすがに横浜17時でそれから猿楽町まで行く気になれず素直に帰宅。どうせ今日は古書展のあと片付けで忙しいだろうし。
ということで今週の収穫は、
乱歩 黒蜥蜴（S21 ふじ書房）仙花紙本
光太郎 道程（T3初版 抒情詩社）裸本 旧蔵者署名・印、本文中朱線引あり
詩は守備範囲外なれど、谷川俊太郎「二十億光年の孤独」と高村光太郎「道程」だけは初版で欲しいと思っていたのでこれで両方揃って満足。
他には、「江戸絵画と文学」、「古唐津の流れ」を購入したくらいで今週は打ち止め。
Peter-Rabbit様
あらら、Peterさん行くと仰っていたので、今日かわほりに招待券預けてきたのですが、初日一番でいかれたのですね。さすが！ もしよかったら、再度いくなり誰かに差し上げるなりして下さい。
「金閣寺」の原稿、実は新潮日本文学アルバムなどよく出てるんです。あと「潮騒」も本物展示は同じかと思います。しかしそれよりも、出口付近の大きな軸５本が圧巻かと。あれは1970年以来３５年ぶりに公に出てきたのではないでしょうか。
ymnk様
あらら、そうでしたか。それは残念でした。折角のご好意だったのに。
出口の大きな軸5本、確かに他を圧倒してました。説明にも「三島自身が『僕もこんな大きな字を書いたことがない』といいながら揮毫した云々」とありました。70年に東武百貨店で開催された三島展で掲げられた書とか。会期終了後1週間ほどで自決したんですね。
＞Peter-Rabbit樣
それでは三島展は後日、私めが行くといふ事で・・・
ところでPeter-Rabbit樣は、芥川とも少少關りのあつたらしい吉田泰司といふ人の本を
お讀みになつた事は御座いますか?
某所で見掛けて、一寸氣にはなつたのですが購入には到りませんでした。
その他の最近の買物は、
薄田泣菫『落葉』(獅子吼書房 明治41年初版)、
齋藤昌三編『現代筆禍文獻大年表』(粹古堂書店/書物展望社 昭和7年初版)、
伊臣眞『觀劇五十年』(新陽社 昭和11年初版函付)、
宇野浩二『一途の道』(三和書房 昭和13年初版函付)、
正岡容『明治東京風俗語事典』(有光書房)、
近藤信行『小島烏水 山の風流使者傳』(創文社)といつたところです。
＞ymnk樣
以前どこかで書いていらつしやつたと思ひますが、囘収になつた「三島由紀夫選集11」の
『眞夏の死』つて、何が問題だつたんでしたつけ?
で、交換された訂正本は、奥付を見れば違ひが分かるのでせうか?
＞男爵探偵樣
重大犯罪とはまた新聞にも出たやうな事件なのでせうか?
まるで探偵小説研究家が主人公の探偵小説の導入部のやうな話です。
目撃談に餘計な潤色を加へたり、個人的な推理を語つたりしたら叱られるのでせうねえ。
http://www.toho-a-park.com/video/new/chiwosu/d-index.html
管理人様
黄金週間にさきがけて、まるで探偵小説の主人公になったようでした。
いずれ、何かの集まりに話すことになるのでしょうか。
二度とない経験でした。
「S-Rの会広島支部会報」８冊を購入しました（「落穂舎」目録）。
未確認（全１２冊）ながら、初期のがそろった、８冊ですが、当時（昭和２０年代）の「探偵趣味誌」の活動がわかりました。
そのうちの一人に連絡がつき、お話をうかがう予定です。
＞Peter-Rabbit樣
三島展の招待券、ymnk樣から別に頂戴致しましたので、Peter-Rabbit樣の分はどうぞ他の方に廻して下さい。
「男の隱れ家」の件は、取材を受けた當日に話を聞いてゐたので樂しみにしてをりました。
でも、これで彼等は全國に面が割れてしまつたのですね、持病も含めて(笑)。
＞男爵探偵樣
そのうち創作に手を染められる事はないのでせうか?
＞ymnk樣
招待券、どうも有難う御座いました。
http://www.idea-life.jp/kakurega/new.html
彭城矯介殿
選集１１ですが、編集ミスというか校正ミスによって余分な文章が入ってしまった由。これの実物は未だ実見していません。が、当時の担当編集者が自著でそう書き残しています。回収お願いビラは所持。奥付発行日が異なりますのでわかります。
でこぽん殿もいらっしゃるということでしたので、新たにチケット託して参りました。１枚で２名入れます。
管理人様
今は、探偵作家・雑誌研究をしていますが、チャンスがあれば、という思いはあります。
証言を正確にすることの難しさを味わいました。
『黒死館殺人事件 正篇』福屋出版部、赤線上下帯カバなし
昭和２４年１１月、正篇では、９冊目の異装版を古書目録（月の輪書林）から購入しています。どこまであるのか、
わかりません。おそらく、あと３つある可能性があります。
ymnk様
すでにご存知かと思いますが、奥田大三郎『東京美術骨董繁盛記』中公文庫、２００５，４．２５発行。
私のような骨董ファンには面白く読めました。最終章には「小宮山書店の巻ー三島由紀夫の目の光」が所収されています。
ymnk様からのご好意で頂戴しました「三島展」チケットですが、すでに私は見学しましたので、私の分をどなたかご希望の方にお譲りします。かわほり堂に来店可能な方で行ってみたいと思われる方はお店で「Peterのチケットちょうだい！」と言ってください。先着順でお譲りします。（すでにお店にはお伝えしております）
男爵探偵様
男爵探偵様も骨董好きでいらっしゃいましたか。私もそちらの趣味がありまして。(^o^)
「東京美術骨董繁盛記」私も読みました。甍堂と海老屋にはよく行きます。特に海老屋の三宅さんはほとんど同い年なものですからしょっちゅう伺って色々とお話したりたまに食事に行ったりします。
黄金週間第1日目管理人彭城矯介様
今週の収穫は、
「人犬墨」下島勲 （すでに持っておりましたがそれより状態もよく安価だったもので）
「明治の探偵小説」伊藤秀雄（同上の理由）
「文学に見る日本の医薬史」（これは趣味の参考資料）
「瀧口入道」M37 5版
「報恩記」T13 而立社 芥川龍之介 函美本（結構目にしない本です）
「芥川龍之介」S28 宇野浩二（持っているのより状態もよく安価だったので）
「文学の三十年」S17 宇野浩二
というところでした。