人魚の嘆き様
お久しぶりです。
少し前より、谷崎潤一郎の本を再読して、あらためて偉大さを感じている次第です。
谷崎潤一郎の、戦前の初版本もポツポツ買っている、今日この頃です。
さて、以前どこかで、人魚の嘆き様が谷崎潤一郎の大正時代の署名した本は少ない、と書かれていたことがありました。
その中でも、特に署名の少ない本、または多い本はあるのでしょうか。
まだ、とても署名本まで手が届きませんが、お話だけでもうかがえればと思い、お訊ねしました。
Peter-Rabbit様
落札おめでとうございました。現物を手にしたら、皆様に貴兄からご報告願います。
カナリア様
>その中でも、特に署名の少ない本、または多い本はあるのでしょうか。
署名本が比較的残っているのは、『刺青』(明治の本ですが)『悪魔』最初の『甍』『お艶ごろし』『近代情痴集』『鮫人』『赤い屋根』といったところで、重版があることも理由の一つかもしれません。
後は全部少ないと言ってもよいでしょう。ちなみに『人魚の嘆き』の初版の署名本は未見です。
散水弁様
今頃飛行機の中でしょう。出発30分前に「和洋会」の目録の電話とは、貴兄もほとんど病気ですね。帰国報告をお待ちします。
帝王様
本日のダボリをご報告願います。
にせ人魚の嘆き様
初登場ですね。今後は「贋」の字を使うように(笑)。
大輔様
元気かい?
人魚の嘆き 様
書き込みになります。
こう書きますと又からかわれてしまいそうです。
土曜日の行動は知られてますね(笑)
今日は特別書ける程のダボは出来ませんでした。
植竹版重版の「煤煙」を一冊購入したのみです。
この本、かわほり堂に出ていて「誰も買わないのかな」と思っていたものです。
重版とはいえ、良い状態で安かったもので。
本当に珍しく誰にも会わない土曜日でした。
人魚の嘆き様
ありがとうございました。
比較的残っている、それらの本も1冊も見たことのない自分ではありますが、大変参考になりました。
個人的には、「刺青」の署名本、やはりほしいです。
この本は汚い、箱の欠けた初版本を持っています。7000円はきつい出費でしたが、衝動買いしてしまいました。
「悪魔」は見たことすらありません。
このシリーズも、あるものとないものがあるようですね。
また、色々教えてください。
v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v(^o^)v
裏かわほり堂様
ご指名によりご報告させて戴きます。(^o^)
このたび一新会大市(9月30日)にて芥川龍之介自筆物が数点出品されました。
原稿3点、書簡1点、諸名家原稿貼込帖1冊の5点です。
当初は、このうちの原稿の1点を狙っておりました。
人魚の嘆き様「値踏みについてもなかなかいい線を突いているよ」
Peter 「(これは力強いお言葉!)有難うございます。でも書簡もいい宛名なんですよねぇ。そんなに予算はないので今回は原稿狙いで行ってみます」
人魚の嘆き様「そうだね、書簡はもっといい宛名も含めて沢山あるからあせって手を出すこともないよ」
とのやり取りを経て意気揚々と本番に備えておりましたところ、改札前日の夜、人魚の嘆き様からお電話を戴きました。
人魚の嘆き様「貞之介に下見させて原稿に間違いはなさそうだが、署名部分が消されている(筆で二重線で入っている)のがどうも気になる。Peterちゃんも研究者じゃないし見て楽しむんだろうから鑑賞にはちょっと難があるんじゃないの?」
確かに言われてみればその通りで、とにかく反故だけじゃなくてまとまった原稿が欲しいと思っていたので入札する気になっていたが、鑑賞という観点からはまさにご指摘の通り。
人魚の嘆き様「ここは遊びのつもりで同じ額で書簡の方に入れてみたらどう?」
Peter「そうですねぇ、書簡はまだ持っていないし、宛名がいいので入れてみますか。」
人魚の嘆き様「それじゃ、私の方から貞之介に作戦変更を指示しとくから。」
Peter「お手数おかけして申し訳ありません。よろしくお願いします。」
というわけで運命の9月30日。
20時頃待ちに待った電話が。
貞之介様「貞之介です。(ちょっと一呼吸・・・あれっ、駄目だったかなぁ)落ちました!ちょっと興奮してます!」
Peter「有難うございます。いくらで落ちましたぁ?」
貞之介様「4枚入れた上から2番目の札で落ちました。上札までいきませんでした!」
Peter「やったぁ、それじゃ手数料込みで当初の予算内で収まっちゃうね」
貞之介様「本日は現品を受け取れないのですが明日以降でしたらいつでもどうぞ」
Peter「それじゃ早ければ土曜日に取りにいきます!」
そのまますぐに人魚の嘆き様に電話。
Peter「有難うございました。おかげさまで落札できました。アドバイスに従ったのが成因でしたね」
人魚の嘆き様「よかったね。いつ取りに行くの?」
Peter「早ければ土曜にでも」
人魚の嘆き様「そうかぁ、じゃぁその前に眼福に与らせてもらうよ」
Peter「もちろんどうぞ。有難うございました」
というわけで、土曜日16時にかわほり堂へ。
先客がいたのと、気分を高揚させるためわざと切り出さずに店内をゆっくりと物色。
貞之介様笑いながら「じらし作戦ですか?」
一渡り店内を見回してからおもむろに「それでは、いざ」と落札物を拝見。
「いい!」思った以上に良い。
Peter「昨日、人魚の嘆き様、これ見に来られたの?」
貞之介様「いらっしゃってましたよ。じっと見て一言「いい!」っておっしゃってました。それに「これはお買い得だったんじゃないの」って」
Peter「店頭価格で最低60万はつけていいんじゃないかなぁ」
貞之介様「僕は70万と思ってました」
Peter「そうだね、70でも売れるね。(某書店の芥川書簡の1行あたりの平均値で考えると80と言ってもおかしくない。内容も宛名も申し分ないし)」
宛名は、芥川と近しいKあて。内容はこれまた当時の田端人脈が散見される縁のもの。
全集所収かとは思いますが、内容については念のため確認してからご報告させて戴きたいと思います。
というわけで無事に予算内で予想外のお買い得な買い物でした。v(^o^)v(^o^)v(^o^)v
Peter-Rabbit様
芥川書簡落札おめでとうございます!!!人魚の嘆き様がいい!とおっしゃる書簡が手に入
っておめでとうございます。にしても、うらやましいなあ。
ymnk様
石原慎太郎の本を読んでいたら、三島由紀夫が自決する直前に部屋で指揮する写真を自衛隊が密かに撮影していた、それを見たことがあるという記載がありました。
この写真というのは、どこかで発表されているものなのでしょうか?
石原慎太郎は、最も自然で美しい三島由紀夫がそこに写っているとしています。
見てみたいものです。
人魚の嘆き様
なんとか、元気で生きております。最近は神保町に行っていないのでお会いできず淋しい限りです。
最近は収穫もないですし・・・。夏枯れいや秋枯れでございます。
龍之介様
有難うございます。(^o^)v
由紀夫様、ymnk様
お話にある三島の自決直前の写真ですが、切り落とされた生首の写真とともに確かFocusかFlashだったかの創刊号の目玉だったかと記憶しております。私も購入して保管していたのですが今は手元にありませんので確たることが申し上げられませんがご参考になりますでしょうか。他の本(題名は記憶しておりませんが)でも総監室の三島の姿を隠し撮りした写真が掲載されているのを見た記憶がありますのでかなり流布しているのではないでしょうか。
その写真かどうかわかりませんが、1997年12月1日夜、テレビを見ていたら、ニュース23という番組で、三島が総監室に立てこもったときに隠し撮りされた写真というのを放送していました、ぼやけて、しかも三島以外の人物の顔はくり抜かれよくわからない白黒写真でしたが、あれのことだったのでしょうか。その時は東大全共闘との討論のフィルムもチラリと流されていました。
それは「フラッシュ」創刊号ですね。(ごめんなさい、ご返事抜けてしまっていました)
ymnk様
Peter-Rabbit様
レスありがとうございます。
「フラッシュ」創刊号の写真は知っていますが、石原氏の本はその後のもので、極秘写真をみせてもらったような記述なのです。同じものなのでしょうか。
ymnk様の、1997年12月1日夜、テレビを見ていたら、には吃驚しました。
日記を付けていらっしゃるのですか?
ymnk様
由紀夫様
それは「フラッシュ」ではなくて「フライデー」の創刊号ではなかったでしょうか。
マルドロール様の書き込みは聊か下品でありますので削除いたしました。
投稿はもっと上品に願います。
おせっかい様
>フライデーではなかったでしょうか
「フォーカス」ではありませんか?
生首は「フライデー」です。
何だか変な板になってきたぞ・・・(笑)。
たくりん様の仰るとおり、「フライデー」です。
由紀夫様
当時とっさに録画したので、ラベルにメモしていました。
管理人様
古本屋の目録で『伴侶』なる30頁に満たない程ぺらぺらの雑誌を二冊買いました。
今回、購入したのは4号5号の二冊です。
4号には堀口大学、室生犀星、三好達治等が書いており5号には生田春月の遺稿が巻頭を飾り萩原朔太郎、春山行夫、伊藤整等がとても興味深い文章を寄せております。
どうやら第一書房のPR誌の様ですが、この雑誌の事を御存知でしたら終刊まで何冊出ているか、他号の執筆陣などを教えていただきたいのです。
本日は、学会に参加しておりましたが途中で飽きちゃったのでサボって神保町に行ってしまいました。(^o^)
17時頃、神保町の駅についてかわほり堂へ電話。「誰かきてますかぁ?」
「管理人様と人魚の嘆き様お出でですよぉ」「そりゃ寄らなきゃ」・・・というわけで早速かわほり堂へ。もともと学会が終わったら立ち寄るつもりであったのでお土産(神奈川近代文学館の「蜘蛛の糸原稿複製」)を持参。人魚の嘆き様曰く「これは貞之介には宝の持ち腐れ」管理人様にミルクティをご馳走になる。管理人様、ご馳走様でした。
管理人様は、釣果はさっぱりで、しかも台風のため散々な目に遭った由。それでも良い色に焼けてらっしゃる。(^o^)
ひとしきりお話をして(管理人様から、秘密の大事業の計画(!?)を持ちかけられるがこれはうまくいくかなぁ・・・(^o^))お二人は帰られる。
そのあと・・・
貞之介様、薔薇族様、ここからずーっと書くと思ったでしょ。でもここで止めちゃって期待を裏切ってしまうのでした。(^o^)
さて、大御所お二人のお帰りになったあと、誰が現れたでしょう?ヒントは三島と慎太郎の話題、そして女子大の実態などdeepな会話で盛り上がりました。そういう話題で盛り上がりそうな面々を皆さん、当ててみてください。(^o^)
ところで、かわほり堂目録第2号は順調に作業が進んでおり、登録されておられる方々にはまもなく(いつかなぁ・・・)お手元にお届けできるとのことでした。(^o^)
ymnk様、たくりん様、由紀夫様
Friday創刊号、出てきました。
これには総監室の三島の写真は載ってませんでしたね。生首と首なしの胴体の写真だけでした。失礼しました。しかし、どこかで総監室の三島の写真は見たんだけどなぁ・・・
日本現代詩歌文学館の蔵書検索で
「月に吠える」
を検索してみたら、
復刻版とおもわれるが記述が無い為αにしました。
とありました。αとはなんのことなのでしょうか?
しかし、詩歌専門文学館がこのテイタラクとは、情けないことです。
さぼりにさぼっており皆様には大変迷惑をかけてしまいました。
遅い間抜けな回答をいたします。
トンピロ様
>騒人文庫『明治の六名人』は出ているのでしょうか、又、このシリーズは全部で何冊でているのでしょうか?
騒人文庫は発行順に
大泉黒石『眼を捜して歩く男』昭和二年七月二十日
田中貢太郎『怪談青燈集』昭和二年八月十日
村松梢風『談話売買業者』昭和二年八月十五日
の三冊で終わっております。近刊広告にあります第二編『明治の六名人』村松梢風は何らかの理由で旧稿の『談話売買業者』と入れ替えたのだと思います。
コロボックル様
>このところ尾崎一雄にはまっております。昨日、随筆集『わが生活わが文學』を読みました。その中の「気の弱さ、強さ」で大阪出身の同級生、井葉野篤三を回顧しております。『朝』の同人だったともありました。この井葉野篤三には著書があるのでしょうか? どなたか教えて下さい。宜しくお願い致します。
この『豆狸』昭和十一年一月一日、上方趣味社発行が井葉野篤三の唯一の単行本です。
村山様
>管理人様、皆様ご無沙汰いたしております。 諏訪三郎「ビルヂング棲息者」普及版、金星堂刊をもとめました。裸本です。この本の付属品はなんなのでしょうか? 又、普及版とそうでない版との違いはどういったところなのでしょう? どなたか教えて下さい。
私の「ビルヂング棲息者」普及版も裸の本です。従いまして普及版が函なのかカバーなのか裸なのか未だに判りません。どなたかの教えを乞う次第です。
甚六様
>『雄鶏』第十号に『一週間』『麒麟』第二号に『沼屋敷』を寄稿している緒方(字が出ません山扁に酋の正字です)という作家とこれら二作品が私の大収穫でした。ところが何で調べても、この緒方某が出てまいりません。ご帰還になりましたら、この作家の作品をもっと読んでみたいのですが、他の執筆を教えて戴けませんか、宜しくお願い致します。
昭和六、七年にかけて、この難しいペンネームで作品を発表していたのは昭和十三年に三十三歳で逝った緒方隆士です。晩年「日本浪曼派」や「コギト」には本名で書いております。
昭和四十九年に福岡の梓書院なる本屋さんから原田種夫編集に拠る『緒方隆士小説集』が出ておりますので、緒方隆士作品をまとめて読みたくば、これを探すことです。
おかしな碁打ち様
榊山潤の単行本は再録なども含めますと約六十冊ほどあります。
榊山潤の資料は案外少なく平成三年九月に伊藤桂一、尾崎秀樹、小田淳の三人が編集の『回想・榊山潤』が私家版で出ております。これは私のところに余部がございますので近々送りましょう。
一新会大市での獲物の芥川の書簡ですが、その後すっかり、調べるのをほったらかしにしてましたが、ようやく全集を確認しました。
結果から報告しますと全集収載の書簡(岩波新版・巻19・No843)でした。
あて先は、隣家に住む香取秀真です。中国製と思われる封筒(元は色つきのものですが色は褪せてしまっています。同じ封筒を確認済み)付、巻紙の書簡です。大正9年9月25日付信で、道閑会(はっきりとそうは書いていませんが内容から推察)の日程調整にかかわる内容で、菊池寛、鹿島龍蔵ら縁の名前が記載されています。風邪で調子が悪くて原稿の締め切りでうんうん唸っている旨の記載があります。
ちょうどこの書簡の前に香取に出した書簡が日本近代文学館に所蔵されているようです。
この頃から河童の画を書き始めたことが小穴隆一あての同月22日付葉書に示されています。(うち1枚はよく目にする水虎問答之図で2匹の河童がすれ違いざま振り向いている姿を描いたものです)
管理人様
『緒方隆士小説集』ご教示ありがとうございました。
早速、国会図書館検索をかけましたらありました。
是非、探してみたいと思います。
関東地方にお住まいの皆様に台風のお見舞いを申し上げます。
管理人様
御回答有難うございました。管理人様もご存じない事を知り探究心がますますつのりました。
伸六様
ご推察の通り『伴侶』は第一書房のPR誌です。この小冊子は『セルパン』の前身で八号まで確認しております。土田杏村、木下杢太郎、野口米次郎、田中冬二、竹中郁、城左門、中山省三郎、乾直恵、辻潤、蔵原伸二郎、阪本越郎、百田宗治、などなどの執筆が散見できます。
彭城矯介様
>早稻田で今井俊三『饗宴』(野田書房 昭和12年)の裸本を見付けました。
野田本なら有名なのかと思ひ、あれこれ檢索してみましたがよく分かりません。
引つ掛かるのはcogito樣のところの詩集一册と辻潤の年譜程度で、これらとこの著者が同一人物かも不明。
Salonには野田本蒐集家の方も多いかと思ひますので、如何なる筋の人か、御存じの方の御教示を賜はらば幸ひであります。
今井俊三は『茉莉花』(昭和十三年四月創刊〜昭和十六年十一月終刊)同人で二十四号より終刊の四十三号まで二十回に渉り長編小説『夢魔』を連載いたしました。この雑誌の編集は同人で大阪在住の北村千秋で井上友一郎の友人でした。ご存知のように井上友一郎は野田誠三の親友でありスポンサーでもありましたので今井俊三の『饗宴』が野田から出たとしても何の不思議もありません。
『茉莉花』の発行所は当初、大阪の六人社でしたが最後の方になりますと東京の河北書房に移ります。途中、辻潤の翻訳や高橋新吉の詩渡辺一夫や古谷綱武の評論中村地平の随筆があったりいたします。終刊号には中河與一、蓮田善明、浅野晃、宇野浩二、中谷孝雄、中村光夫、春山行夫、近松秋江等が寄稿しております。編集後記に「日夏耿之介氏のご寄稿も戴ける予定であったが日夏氏は目下病中で返す返すも残念であった」とあります。
四十号の編集後記には「河北書房からは、同人今井俊三氏の小説集が近刊される。既に第十七回の佳境に入った長編『夢魔』の作者が、先に野田書房から出版した『饗宴』以来久しぶりの上梓、ご期待を乞う」とあります。参考まで。
>管理人樣
早速の御教示恐縮に存じます。また一つ勉強になりました。
御指摘のその『夢魔』は無事刊行されてゐるのでせうか。
お留守の間、管理人樣は夢の中に星一徹のお姿で現れ、「見て來たやうな嘘」と「出鱈目」と
「孫引き」と「はつたり」と「手前味噌」の竝んだ卓袱臺を思ひきり引つ繰り返してをられました。
更に貞之介樣は、管理人樣に「大古本屋養成ギプス」を嵌められて、必死でもがいてをられました。
そのうち「消える目録」が屆くのではないかと、大いに期待してをります。
管理人様
榊山潤に六十冊もあると伺いまして前途遼遠を改めて感じます。
『回想・榊山潤』を御送りくださるとの有難きお言葉、感謝いたします。
到着を楽しみにしております。
管理人様の書誌が引用されていました。
管理人様
『伴侶』の件有難うございました。
他号もぜひとも探す積りです。
管理人様
『豆狸』書影をもお示しくださいまして有難うございました。
入手が難しそうな本ですね。
今後とも宜しくご指導ください。
管理人様
ご教示感謝いたします。
ところで村松梢風の『談話売買業者』ですが管理人様がわざわざ旧稿と仰ってますので国会図書館で検索をかけましたらアルスから大正十一年に出ているのですね。また、勉強させていただきました。
まり。様のHP、暇人書房のURLが以下に移りました。
暇人書房
kiku様の独り言を見たい人は
「metal tower」準備室
彭城様
『夢魔』は見たことも無く、未だに探求書のままです。
管理人は連休明けからまたまた、暫くの間、出掛けてしまいます。
↑驚愕、そして非常にうろたえている様を率直に表現してみました。
管理人様
あのような愚にもつかぬ頁をリンクしていただき、まことに恐縮しております(汗)
タイトルはですね・・・自分でもよく分かっておりません(笑)。
何はともあれ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
それはそうと、また、お出かけですかァ。なかなかお目にかかれませんねェ・・・。
何処へ行かれるのかは存じませんが、どうぞ、お気をつけて。
(ここの裏管理人様のボヤキが聞えてきそうですネ・笑)
>管理人樣
管理人樣が御覽になつた事がないと致しますと、九割九分未刊と考へて宜しいのでせうね。
貴重なお話、有難う御座いました。
>kiku樣
お目出度う御座います。
作品が賣れて二重の喜びですね。
貴兄も恐らく國内より海外で高い評價を受けて、逆輸入されるタイプの藝術家なのでせう。
先物買ひで御作を買占めるコレクターが出現するかも知れませんね。
ご無沙汰しております。
浅原六朗の本について詳しい方のご教示をお願いいたします。
『混血児ジョオジ』と少女小説『白薔薇の少女』の付き物はなんなのでしょう。
私も金ちゃん様に便乗して、少女小説『薄明の塔』の外装をおたずねします。どなたか御願いいたします。
>金ちゃん様
>フリーズ様
『混血児ジョオジ』は外装無完。
『白薔薇の少女』、『薄明の塔』は函です。
管理人様
早速のレス有難うございます。箱つきを探したいです。
管理人様
ありがとうございました。『白薔薇の少女』は残念でしたが『混血児ジョオジ』は安心しました。
1.10月下旬発行予定だったかわほり堂目録第2号は、貞之介、薔薇族両氏の不眠不休の作業の結果早く完成し、そろそろ皆様のお手元に届く頃かと存じます。生来軟弱体質の二人は現在も体調がイマイチらしいので、皆様多数のご注文により喜ばせてやっていただければ幸いです。
2.「神田古本まつり連合目録」は明日発行予定とのこと。こちらもかわほり堂のページをお楽しみに。
3.「神田古本まつり」は10月29日〜11月3日です。かわほり堂のワゴンは三省堂の中に1台、三省堂の正面に2台出るそうです。豪華バイト陣にも注目ですぞ。
kiku様
>ここの裏管理人様のボヤキが聞えてきそうですネ・笑
これが本当の人魚の嘆きであります。
それにしても、貴兄の芸術作品、是非今度拝見させてくださいね。
Peter-Rabbit様
よい書簡だったようでよかったですね。
帝王様
土曜日は何時ですか?
散水弁様
帰ったのかな?
人魚の嘆き様
お蔭様で良い買い物をさせて戴きました。有難うございます。
裏かわほり堂様
まさか豪華バイト陣とは、管理人様、人魚の嘆き様、彭城矯介様だったりして(^o^)
人魚の嘆き 様
土曜日は仕事ですので時間ははっきりいたしません。
通常の仕事内容でしたら4時迄には行きたいと考えております。
貧乏暇なしとはよく云ったものです。
人魚の嘆き様
「春と修羅」は最近では相当安くなっていますか?いろんな目録で目にする機会があるの
ですが手の届く範囲に迫ってきています。もう少し待ったほうがいいでしょうか?
cogito様
cogito様の板で話題の日下部雄一については江川書房の雑誌「本」で江川本人が紹介し
ていたような記憶があります。
人魚の嘆き様
帰国しました。十日間で四ヶ国訪問という何とも慌しい行程でしたが、蕩尽三昧の頗る愉快な旅でした。詳しくは近日中に。
四天王さま
レファレンスの情報ありがたうございます。さっそくペタペタさしてもらひます。
「春と修羅」ですか。わたしらのあこがれですねぇ。本を集めだした20年前頃には、函つきで40万円位だった記憶があります。
人魚の嘆き様
火曜日は、すれ違いで残念、と思っていたら、昨日、図らずもお声を聞く事が出来、ウレシかったです。拙落書きについては、いづれ機会がありましたら…
散水弁様
おっ!お帰りなさ〜い。ご旅行、無事に楽しまれた由、なによりでした。
でも、流石ですねェ。えっ、何が?って、かわほり堂さんの目録と古本まつりに間に合うように帰ってきたんでしょ(笑)
四天王様
日下部雄一のことは、確かだれか四季社から詩集を出している人が詳しく語っていたような・・はて、だれでしたか・・
私の耳は・・・様
それはまったく知りませんでした。雑誌にけいさいされたものでしょうか?また一つ謎が
増えました。
「神田古本まつり連合目録」が出るのは二十六日の予定だそうです。
申し訳御座いません。
「かわほり堂目録第2号」、おかげさまで注文殺到。貞之介、薔薇族両氏とも感謝感激であります。ありがとうございました。
Peter-Rabbit様
>まさか豪華バイト陣とは、管理人様、人魚の嘆き様、彭城矯介様だったりして(^o^)
「Salon De 書癡」閑人番付の両横綱と一緒にしないでください(笑)。
男爵探偵様
原稿拝見し、戻しておきました。
私の耳は・・・様
竹村俊郎です。あとは自分で調べてみましょうね。
四天王様
>もう少し待ったほうがいいでしょうか?
そう思います。最近ダブついてますから。ただし極美はあまり下がらないでしょう。
人魚の嘆き様
いつも適確なアドバイスありがとう存じます。もう少し待ちます。
人魚の嘆き様
連載2回目、目を通していただき、ありがとう
ございました。
一度目のものは、徹夜で全部改稿し、現在の
形にして、翌日FAXで送ったのですが、なんとなく
コツがわかってきました。図のほうも、JPEGで送った
ものがdat変換されていたようなので、昨日、JPEG
のまま、無事入稿できました。
ようやく、原稿のリズムを掴みかけたという
のが今の心境です。連載ははじめての経験ですので
なるべくはやく、スタイルを確立したいと
思っています。
今後ともよろしくお願いします。
人魚の嘆き様
そうです、竹村でした。しかし恥ずかしながらどこで読んだのか記憶にないのです。
宿題が増えてしまいましたが、これはうれしい宿題です。
今日は、取り置きしておいて貰っていた書籍を取りに寄る。
先客は、萬嘯廬様。はじめてお会いする。想像していたよりずーっと若い(・・・く見られますよね、とは貞之介様(^o^))
萬嘯廬様はすぐに帰られ、ほとんど入れ違いで人魚の嘆き様登場。
Gケース内容は随分入れ替わった。何といっても「一握の砂」が輝く。
床の上には結構なお値段の本が・・・その割りに割安な本が棚に・・・???と思っていると店の棚の整理が始まる。黙ってみてても申し訳ないので少々お手伝い。
途中で、オペラ座の怪人様が来店、貞之介様と薔薇族様にクッションをプレゼント。下半身に障害(!?)を持つ亭之介様、目頭を押さえながら(な訳ないか(^o^))お礼。
来週お店に行かれる方は棚の充実ぶりと美しい配列を是非お楽しみください。
目録掲載品も棚に並べたのでより店がグレードアップしました。是非お立ち寄り下さい。
男爵探偵様
>なんとなくコツがわかってきました。
よかったですね。そのうちに拝見する必要がなくなるでしょう。
帝王様
福田英子はいかがでしたか?
Peter-Rabbit様
お手伝いありがとうございました。楽しかったでしょ(笑)。
cogito様
古本まつりは来ないの?
人魚の嘆き 様
昨日はタイムリミットが来てしまい失礼いたしました。
いや、良い状態に感激しました。
当人?曰く「萬嘯廬へ引っ越したい」と申しておりました。
「余り余計な事を書いて他人様に知らせるな」と耳元で悪魔が囁いております。
人魚の嘆き 様
>古本まつりは来ないの?
行けません、週末はデートです!(キッパリ 汗)。 U^ェ^U「ホントかな。」「本とだろ。」
>週末はデートです!
ウソつきました、御免なさい。古本まつり、やす我慢しました。
>可憐なパリジェンヌのガイド付きで(笑)
はっきりいって欲求不満です。誰かぬいて(で)。
下品な書き込みだなぁ。古書通信本日落手、『富永太郎詩集』\28.000既に売れてゐました。
cogito様
『富永太郎詩集』、この値段で買えますか。私はついしり込みしてしまいます。
祝700000アクセス!!!!!
年内に800000いくかな?
シノラーさま
東京では店売りで詩集がぽつぽつ現れてるやうですね(羨)。
現物を見てゐないのですが、仮に「扉までしっかり縦3cm横1cm、しかも破れじゃなくて虫に食はれて」ても、\28.000なら欲しいです。\50.000なら要らないけど。
cogito様
>『富永太郎詩集』\28.000既に売れてゐました。
この本は今年の夏に北海道のとある倉庫で見たのですが、まさか貴兄が注文するとは思わず買いませんでした。ゴメンネ。
帝王様
閨秀作家愛好者必携のあの本の袋付極美も、そのうちかわほり堂に出現するようです。もっと高いけど(笑)。
天女の舞い様
お元気ですか?
通天閣様
本は届いたかな?
人魚の嘆き様
以前ここで話題になった平井呈一の「ローマへ行った四人の少年」という本を探してい
ます。戦前の本なのですが、珍しい本なのでしょうか。ご教示御願いします。
今日、神田古本祭り特選古書目録が届いていたので、26日頃なんて言ってたのに早かったなぁと思って見ると「かわほり堂」の名前がない!
目録掲載するのは、古書店連合目録「古本」の方だったのね。
しかし26日といえばほんとにギリギリですなぁ。
「ローマへ行った四人の少年」という本が平井呈一にあるのでしょうか?初めて聴きました。
この本の著者乙貴小史は平井呈一のペンネームといわれているようです。
ただその根拠は知りません。
どなたかよろしくお願いいたします。
人魚の嘆き様
>本は届いたかな?
毎日 毎日 幸せに浸っております
散水弁様のご結婚を祝し、下記の要領で「神田古本まつり」2日目に『人魚の結婚祝い』を開催します。奮ってご参加ください。座席に限りがあるのでお早めにどうぞ。
1.日時 10月30日(土) 午後7時〜(遅刻、早退自由)
2.場所 隋園別館(東京都新宿区新宿2-7-4)03-3351-3511 地図で確認願います。
3.参加資格 @「Salon De 書痴」に集う古書愛好者(過去の書き込み歴は問いません。下戸の方も歓迎)。
A酒癖の悪くない方。飲むと騒ぐ、説教調になる、愚痴る、助平になる、人はお断り。
B楽しい古書の話を好む方。政治・宗教など議論をしたい方は別の場所で。
4.会費 一律3000円(当日徴収)。足が出る分は管理人&人魚の嘆きが負担します。
5.申込方法 「Salon De 書痴」に10月28日(木)までに書き込んでください。
http://www.cafeglobe.com/cafe/rating/product.cfm?ctg_id=1&prd_id=126
参加させて頂きます。
管理人様&人魚の嘆き様
古本まつり会期中にかかるお祝いの会をもうけていただきありがとうございます。念のため、散水弁とポンポコ狸の二名参加いたします。よろしくお願いします。
参加させていただきたいと思っております。
日にちは、30日ということでよろしいのでしょうか? 金曜なのでしょうか?
参加させて頂きます。
散水弁様、別件メール差し上げましたのでご笑覧下さい。
中戸川吉二の全集は出版されているのでしょうか、どなたか教えてください。
ジョナサン様
学会その他で大変お世話になりました。英語が苦手な私には正しく地獄で仏でした。
御蔭さまで楽しい数日を実に快適に過ごさせていただきました。生徒さんたちにも厚い御礼の程
くれぐれもお伝えください。
ご質問の中戸川吉二の全集ですが調べてみましたが出ていないようです。
人魚の嘆き様
そのような訳でアメリカに十日間行ってまいりまして、一昨日、帰ってまいりました。
まだ時差ボケ状態から抜けられません。
ジョナサン様と彼の生徒さん達から大変な親切を受け学会終了後、連日、昼夜となく楽しい時間を過ごしました。
散ちゃん様の会、謹んで参加させていただきます。
人魚の嘆き様
芥川の蔵書印が捺された旧蔵書というのは記念館など以外にも出てくることがあるので
しょうか。見たことが無いのですが。よろしくお願いします。
天女の舞い様
私達もとても楽しく有意義な時間を持てました事を感謝いたします。
お土産に戴いた外村繁「鵜の物語」も大変うれしく表題作の「鵜の物語」を今週の課題に取り上げました。また、外村繁全集の手配もありがとうございました。本屋さんからメールをいただきまして早速、注文いたしました。中戸川吉二の全集の情報もありがとうございました。
ごめんなさい。今回も欠席です。夕方から大学の講義の打ち合わせが入ってしまいました。
参加希望致します。
今回はあまり遅刻せずに済みそうですので、宜しくお願い致します。
初めまして、毎日、拝見させて戴いていますが書き込みは初めてです。
『文士の側面裏面』や 『文壇余白』等の著者、武野藤介の本を集めています。
国会図書館蔵の六割程度は集まりましたが、国会図書館のリスト以外の武野藤介著書情報が欲しいのです。宜しくお願いいたします。
桜島様
取り敢えず二冊だけです。
『密行刑事の手記』昭和12年5月15日、北斗書房
『父もまた強し』昭和18年2月25日、東成社
ただし外装については両者共に不明です。
岩手の星様
大変、大変貴重な情報を有難うございます。
挙げられました本は二冊ともに、全く未知の書名です。
今後ともよろしくお願いいたします。
おめでとう御座います!
謹んで参加させていただきます。
遅れての参加となりますが宜しくお願い致します。
ご結婚おめでとうございます。
遅れての参加となりますが、
喜んで出席させていただきます。
私も参加いたします。
私も参加いたします。
探偵ブラク様
『ローマへ行った四人の少年』については無知であります。ゴメンナサイ。
龍之介様
>芥川の蔵書印が捺された旧蔵書というのは記念館など以外にも出てくることがあるので
しょうか。
古書市場にも何度か出てきました。洋書、漢籍など様々なジャンルの本です。
桜島様
>国会図書館のリスト以外の武野藤介著書情報が欲しいのです。
『学徒出陣』『外人の観た日本』『犯罪小説集』なども国会図書館には未収蔵のようです。ちなみに岩手の星様が挙げた『密行刑事の手記』は国会図書館にありますよ。
Peter-Rabbit様
>ごめんなさい。今回も欠席です。
避けてますね(笑)。
ymnk様
集金係の貴兄は来られないのかな?編集作業が忙しいのかな?
帝王様
酒池肉林で忙しいのかな?
1.「神田古本まつり」の連合目録が出ました。かわほり堂の驚異のラインナップ(全点写真付)に是非ご注目ください。
2.かわほり堂のワゴンは三省堂の中と正面の2箇所(3台)です。格安放出品は初日にすぐ消えると思いますが、随時補充もしますのでお楽しみに。
3.29日(金)初日のかわほり堂の店番は「Salon De 書癡」管理人様が担当することになりました。みんなで行きましょうね(笑)。
人魚の嘆き様
さすがとしか言いようがございません。
有難うございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
人魚の嘆き様
誤解ですぅ!避けてませんったら。(^o^)
避けてたらこんなに頻繁にかわほり堂に顔だすはずないでしょ。
しかし、神田古本まつりの目録、これは異常です。驚異を通り越してます。(^o^)
開店したばかりの店の品揃えじゃないです。しかも全点書影!玉英堂、田村も霞んでしまっています。
太陽にほえろジーパンの最後じゃありませんが・・・なんじゃこりゃぁぁぁ!
赤塚書房本@南方書院本に『少年少女文學集少年時代』をアップ致しました。
『人魚の結婚祝い』に参加いたします。
桜島様
岩手の星様
『密行刑事の手記』は外装無
『父もまた強し』はカバーです。
一度は出席と書き込みましたが、急きょ別件が入ってしまい、
残念ですが今回は欠席に変更します。すみません。
散水弁さま、そういうわけですみません、またの機会に。
ご返事遅くなりました。調整で遅くなりましたが参加希望です、よろしくお願い致します。
人魚の嘆き様
そんなに出てきているとは!いつか一冊でもいいから手に入れたいものです。Peter-Rabbit様と競争になってしまわないように、祈っています。
「古本」30号のかわほり堂さんの目録を見ました。こ、これは凄すぎます。Peter
-Rabbit様の異常発言に納得しました。「風流線」正続袋付の極美本、「夏姿」識語署
名本、気絶しそうな本ばかりです。他の古書店が気の毒になってしまいました。近代の
専門の店は全集でお茶を濁してばかりですもの。かわほり堂さんの一人勝ちですな。か
わほり堂さんのための目録みたいでした、というのが率直な感想です。
10月某日
東京の女たち 柿本良平 帯付 昭和16年7月発行
祇園夜話 長田幹彦 箱付 千章館 大正5年10月 8版
文庫櫂にて 15000円
10月某日
雑誌 話 昭和11年9月号 目次欠
探偵文庫 強盗シリヤ 大川翠波 富田屋書店 大正5年9月発行
銃後童話讀本 童話作家協會 金の星社 昭和17年8月 8版 痛み本
堺まつり フリーマーケットにて 2000円
10月某日
恒藤恭書簡 1通 大阪市内某寺骨董市にて 200円
では皆様 神田古本まつり 頑張ってダボってください
かわほり堂様
古本30号楽しみにしております
恒藤恭書簡!芥川の親友ですね。200円とは卒倒します。うらやましい。芥川のことが書いてあった、なんてことはまさか・・・
管理人様
本日、荷物が届きました。
尾崎翠資料を送るとのメールを戴きまして楽しみにしておりましたが、これほどまでに質の高い
貴重な物とは思いませんでしたので、箱を開けて大変吃驚致しました。
取り分け素人の私は幻の『第七官界彷徨』昭和八年、啓松堂刊と、その『第七官界彷徨』の初出雑誌「文學黨員」第一巻第三号、昭和六年、アトラス社発行は腰が抜けるほど驚きました。
この様な貴重な物の数々を託されました責任は重大と胆に命じまして仕事に励みます。
又、同梱の網野菊の著作も大変有難く、これまた有効に使わせていただきます。そして使い終わりましたらば死蔵することなく速やかに次の方にバトンを渡します。
有難うございました。
今回は、猿楽町に出来たかわほり堂さんをご紹介します。
★かわほり堂 〒101−0064 千代田区猿楽町1−4−4 STビル102
TEL&FAX 03−3292−1623
開店 2004年6月26日
営業時間 11時〜7時
定休日 日曜・祝日
取り扱い 文学・美術 近代文学を中心に、翻訳文学、和本、洋書まで。
目録・HP・即売展 開店に先立ち、冊子目録第1号を6月10日に発行、10月に第2号を発行。年3回の発行を目指す。即売展は今夏、池袋西武デパート展に初参加。9月からは古書会館の書窓展に参加している。HPも来年あたりには開設して積極的にPRしてゆきたいとのこと。
開店まで、店名の由来 かわほり堂さんは、福原氏と野村氏というお二人の共同経営のお店です。福原氏は、神保町のけやき書店さんで、学生時代から10年ほど修業されました。野村氏は、京都のさばと館(”は”という漢字が出ないのでひらがな書きですみません)にお勤めでした。お二人とも江戸の漢詩に興味をお持ちで、その勉強会で知り合ったそうです。共に本を愛するコレクターが、本を愛する古本屋に。出発はご自身の蔵書からです。店舗を開いたのは6月ですが、2月末ころから事務所を準備し始め、古書組合には3月に加入しました。品揃えを充実させるため、毎日交替で市場へ通います。それなりのレベルの書籍を揃えるには市場は欠かせません。南部や西部の市にももちろんこまめに足を運びます。欲しい本を市場で競り落とせるかどうか、毎日が受験結果発表待ちの気分だそうです。「かわほり」とは、こうもりの古語。蝙蝠と書き、福を返すということで縁起がよいとされることから、店名になさったとか。そういえば、目録の表紙にも蝙蝠が飛んでいました。
お店紹介、今後の抱負 靖国通りから錦華通りに入り、とかち書房、池宮書店を過ぎ、北神保町郵便局のところで右手の細い路地に入ると左手にSTビル。あれっ、どこかで聞いたような・・・と思ったあなたは、このコーナーの常連さん。そう、以前ご紹介したきゅうせいさんと、すからべさんが入っているビルです。この2店は同ビル1Fの左手、かわほり堂さんは突き当たりになります。8坪の奥半分は倉庫、手前半分がお店なのですが、まず入ると正面に、荷風、谷崎、漱石などの初版本を含む単行本がズラリ。グラシンをかけて大変きれいに並べられています。右手には、1000円から2000円程度の署名本コーナー。ここは開店当初は300円均一コーナーだったそうで、近々また入れ替えて新しいコーナーを作るとか。お客さまに常に新しい棚を見ていただくための工夫です。左手にあるガラスケースの中には、石川啄木「一握の砂」、内田百間「冥途」、夢二装の本などが鎮座ましましていました。鏡花、荷風、谷崎を三本柱に文学書の充実をはかり、将来は好きな和本にも力を入れたいとのこと。スペースは決して大きくはありませんが、気軽に手に取れる本から、あこがれの書物までが並ぶ素敵なお店です。同じビルに文学書を扱うお店が3店入っているのも魅力。3店で「神田古本横丁」の看板を掲げ、いずれは合同目録など協同でのイベントも検討中だそうです。今秋の青空古本まつりにも、三省堂会場と靖国通りのワゴンで参加なさると伺いました。まずは1度お店に足を運んで見てください。(K)
書物研究家にして書肆ユリイカ本蒐集家の田中栞様が、このたび『書肆ユリイカの本』(内限定500部は著者署名・番号入り、紅梅堂、476円+消費税)を刊行されました。書影の豊富な楽しい本です。なお来月には平凡社から『古本屋の女房』を刊行予定だそうです。
映画雑誌約1000冊を明日入荷します。映画関係コレクターが持っていたものでコンディションも上々とのこと。一部は「神田古本まつり」でも放出します。かわほり堂の向きではないので価格が激安になるのは確実。ご興味のある方はお楽しみに。
残念ながら 宛名は 大阪市立大学の同僚宛です(笑)
人見です。
毎度ながらぎりぎりの申し込みですが、新宿周辺に安宿が取れたので参加希望します。
cogito様
素晴らしい本棚の写真を拝見しました。稀覯詩集の数々に目の保養をさせていただきありがとうございました。
帝王様
cogito様本棚アドレス転送しました。
通天閣様
明日は貴兄の骨董友達がかわほり堂に来ますよ(笑)。
日程調整つきました。
参加させてください。
散水弁様
おめでとうございます。
初めまして。田中栞と申します。
『季刊「銀花」』第137号に、『人魚通信』創刊の折の紹介記事を書かせていただいた者です。その節は皆様にお世話になりました。お礼申し上げます。
人魚の嘆き様にご紹介いただきましたように、『書肆ユリイカの本』という小冊子を制作中です。
内容は書肆ユリイカ出版物のブックデザインと造本についてを分析・解説したもので、A5判中綴じ16ページ(うち8ページはカラー)、書影50点掲載。限定500部は著者署名・落款・限定番号入りで、定価500円(税込)で販売します。
大阪の「アトリエ箱庭」(大阪市中央区北浜1-2-3豊島ビル301 電話06-6203-5877)で11月15日(月)から12月11日(土)まで、私の書肆ユリイカ本のコレクションから70点ほどを並べて「書肆ユリイカの本」展(入場無料)を開催するのですが、その講座のテキスト用に作成した印刷物です。
講座は11月19日(金)と20日(土)の両日、19時〜21時に開催(テキストつきで、入場料1000円)。展示できない本も持参してお見せします。テーマは「書肆ユリイカ本の造本装丁」です(「アトリエ箱庭」は狭いので、恐れ入りますが要予約お願いいたします)。
このテキストは、「Bar人魚の嘆き」からも近い「書肆アクセス」で販売する予定で、「神田古本まつり」に合わせて搬入したいのですが、なにせ化粧断ちと綴じ(美麗糸綴じ)を全部私一人の手作業でやっているものですから、なかなかゴールが見えません。でも、近々必ず納品しますのでご覧いただけますと嬉しいです。
また、やはり近々、『古本屋の女房』という本を上梓します。
平凡社、定価1575円(税込)、四六判上製(糸かがり)、スピンつき、総224ページ、自筆イラスト56点入り。めぐりめぐった古書店150軒索引、「愛想笑い」に始まり「離婚」で終わる人生いろいろ索引つき。
古本&古本屋好きが高じて古本屋と結婚、子供が産まれれば子連れで全国各地へ古本屋めぐりへ……という楽しいお話から、しまいには売上不振と店舗移転に伴うトラブルにあきれ果てて離婚を考えるまで。「子育てと古本趣味の両立」に邁進した14年の結婚生活、そして店と業界の裏事情までを赤裸々に書きつづったエッセイ集です。
本書の配本は11月4日ですが、「神田古本まつり」に合わせて、東京堂書店で先行販売します。東京堂書店には10月29日に100冊搬入しますが、そのうち70冊には署名・落款を入れて、更に「田中栞の手作り栞」(著者自筆手彩色イラスト入り、ひもつきの完全手作り)をオマケにつけます。
こんなオマケ制作をやっているので、『書肆ユリイカの本』の製本が終わらないのです。いずれにせよ今晩も徹夜です。
『古本屋の女房』の表紙(ジャケット)イラストにはちょっとした仕掛けが。人魚の嘆き様の御著書の絵を1冊、パロディで描いてあります。わかりやすい場所に描きましたので、皆様ならすぐに発見できることと思います。ご覧いただければ幸いです。
田中栞様
出版おめでとうございます。
『古本屋の女房』おもしろそうですね。
ぜひ読ませて頂きます。
善蔵さま
ありがとうございます。
今朝、店に行った主人から「『書肆ユリイカの本』の注文がFAXで届いているよ」と電話が。
私、お店の連絡先など書かなかったはずなんですけど……恐るべし「Salon De書癡」!
散の会参加します。
散水弁様
おめでとう御座います。仕事が終わり次第、遅れながら駆けつけたく存じます。
田中栞様
御著楽しみにしております。本日東京堂へ参りましたら、レジの処に予告が出ており、手製栞の見本が出ておりました。
ようやく製本作業を終えました。
本日、書肆アクセスへ『書肆ユリイカの本』を50部搬入いたします。
ただ、午前中から神保町には行っていますが、東京堂書店での署名作業などがあるため、書肆アクセスにたどりつける時刻がはっきりしません。申し訳ありません。でも、必ず本日中にいたします。
書肆アクセスの畠中さんから、ご予約が入っていると聞きました。早速にありがとうございます。
ymnkさま
ありがとうございます。
レジに貼りつけてある見本栞はイラスト部分をコピーで刷ったものですが、本日仕上げた配布用の実物は、イラストも直筆で、全部手彩色しました。絵柄もいろいろ作りました。本日、署名作業が終わり次第、サイン本コーナーに並びます。
人魚の嘆き様
お力添えいただき感謝申し上げます。
今年は人少ない?
TGとともに一番乗りしましたが、些かひょうしぬけです。
11月19日(金)にて講座申し込ませていただきました
楽しみにしております
本日は書肆アクセスと東京堂書店に多数ご来店いただき、ありがとうございました(なんか、店内アナウンスみたいですね)。
おかげさまで、本日1日だけで夕方までに『書肆ユリイカの本』は22冊、『古本屋の女房』は36冊売れました。
皆様の行動力には、脱帽するばかりです。感謝申し上げます。
ただ、2点の販売場所が違うために混乱した方がいらっしゃるようで、申し訳ありません。
『書肆ユリイカの本』は書肆アクセスのみで販売、『古本屋の女房』直筆イラスト入り栞つき本は東京堂書店のみで販売しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
人魚の嘆き様、管理人様
あたたかいご指導、感謝しております。
通天閣様
早速にありがとうございます。
ymnk様
特選会場も、例年の同時刻に比べて少なかったです。昼時の会計で待たされないなど、考えられません。明日はお天気も悪そうですし、今日よりもっと不振なのではと予想します。
会場である古書会館前、8時20分に到着したTGが1番、30分に到着した私が2番。3番目の人が来るのがその10分後でした(昨年は8時15分には10人以上並んでいた)。何かイヤな予感。
でもさすがに、そのごはポチポチ人が並んでいたようです。先頭を切って我先にと予定していた書店の棚に。1〜2分でその棚だけ一気に客が押し掛け、押すな押すなの凄いことになりました。これはいつものことですが、今回はラッシュ時に無理に乗り込んでくる客のように強引な人が多かったのか、3〜4回がつんがつんやられた時、遂によろめきかけ手に持っていた本を落としてしまいました。が、隣の人は私の衝撃を受け思い切り後ろに投げ飛ばされる始末。・・・これといった掘り出しもない青展報告。以上。
田中栞様
「ユリイカ」だけで「女房」買い忘れました。明日残っているか・・・
本日は午後3時から、東京堂書店6階で紀田順一郎さんと坪内祐三さんのトークショーがあります(テーマは「神保町」で、入場料1000円)。その前後、娘と2人で店内で『古本屋の女房』のチラシ配りをいたします(裏面に、別の本のイラスト入り宣伝をコピーしました)。
東京堂で先行販売分がなくなると、次回の追加搬入は正式配本日の11月4日となります(署名作業が必要なので、店頭に出るのは早くても4日午後か5日?)。4日に向けて、追加の「手作り栞」の制作に入りました。また100枚作ります。もう、本業がなんだかわかりません。
昨夕、東京堂の店頭で2冊買って下さった方に声をかけられ、「識語」を求められました。初めてだったので、見返しに落書きのようなものを書き込みました。「Salon De 書痴」をご覧になって千葉からいらっしゃった由、ありがとうございました。
新宿にお集まりの皆様へ
本日は雨の中、お集まりいただきありがとうございました。おいしい食事に楽しい会話。なんとも、愉快なひとときでした。ポンポコ狸は、初めてサロンの集まりに参加するということで、当初不安を隠せないようでしたが、帰りの車では非常に喜んでいました(作戦成功=古本への理解あり)。また一緒に参加します。
管理人様&人魚の嘆き様
アレンジの数々、ありがとうございました。
モダボ様
貞之介様経由、確かに頂戴しました。毎々のご厚誼、感謝一杯です。そういえば、過日の雑誌、ダメでしたね・・・。
キリコ様
お別れの挨拶できずにスミマセンでした。
かわほり堂御一行様
お疲れの中、ありがとうございます。明日もしっかりと働いてくださいね。
帝王様
あまりお話ができずに残念でした。今頃、酒池肉林なんでしょうね。
彭城矯介様
お忙しい中駆けつけていただきありがとうございました。入れ替わりであまりお話できませんでしたね。またかわほり堂でお会いしましょう。