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Salon de 書癡 過去ログ 2003 10月

業務連絡付随 投稿者:ryokuto  投稿日:10月 1日(水)00時22分32秒

くだん様
こちらこそお留守に失礼いたしました。次はブラッドベリ「華氏×度」、あと短編集でおもしろいのがあれば貸していただきたく存じます。

人魚の嘆き様
帯付き翻訳書とはミルトンの「コーマス」のことでしょうか。確か大正5年の本でした。カバーもついていたのではなかったでしょうか。


『満州観光』 投稿者:管理人  投稿日:10月 1日(水)00時48分22秒

大陸人様
『満州観光』をお貸しする約束は忘れていた訳ではございません。お貸しした方の返却がまだなのです。貸し出し期限をとうに過ぎておりますので、近々に戻ってくると思います。

cogito様
彭城様の名前を誤記致しましたね、きついチェックが入る事を覚悟しているでしょうね。


黙認 投稿者:彭城矯介  投稿日:10月 1日(水)01時29分17秒

>管理人樣
大分前からcogito樣の誤記には氣づいてをりましたが、何だかそちらの字の方が出しにくいやうな氣が致しまして、 敢へて好意的に黙認してをりました(笑)。


`<`(_ _)`>`とりいそぎ 投稿者:cogito  投稿日:10月 1日(水)08時29分08秒

彭城さま
ごめんなさい。ずっと「ほうはい」で「澎」の字を出してゐて失礼しました。 他意ございません、辞書ひいて語義確認致しました。 おかげで「澎」「彭」「膨」を習得。また漢字の勉強しなくちゃ。


文字化け 投稿者:過去ログ探索隊々長  投稿日:10月 1日(水)08時30分52秒

管理人様
過去ログ9月即日アップありがとうございます。 ひとつだけ、最後のcogito様の書き込み中 「キノシタ 沺斂擴射室ぁ曄愴娉董949/浮城書院/16p/菊半截版和装75部/\不明」 と文字化けがありましたので、ご連絡申し上げます。


『晩夏』のこと 投稿者:三代目  投稿日:10月 1日(水)09時53分35秒

cogito様
古本屋の三代目です。木下夕爾の『晩夏』、昨年の古書市に出ましたよ。実は私も木下夕爾が好きでして、見たことがない本なので強めに札を入れたつもりなのですがやられてしまいました。落札値は5万ちょっとだったから、ひねる業者なら10万付けるかもしれませんね。まあ人によっては10万は「とんでもない値段」かもしれませんが、人魚の嘆き様であれば「そんなに高くなかった」は当然なのでは。もっと安くお買いになっているのではないでしょうか。cogito様ほどこの詩集に思い入れている人は少ないのだと思います。それと最近はともかく詩集も安い!『田舎の食卓』というと、cogito様はいくら位と思いますか?つい最近の市では、署名はないが非常にきれいな本が6万ちょっとでした。数年前までは10万以下で落ちるなんて考えられなかったです。逆に本屋にとってもお客さんにとっても、チャンスでもあるかもしれませんが、なかなか本屋はデフレについていけないで苦労しております。


オークション 投稿者:健一  投稿日:10月 1日(水)11時04分21秒

文庫中毒様
かつて話題になった「歌々板画巻」がヤフーオークションに出ていますね。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日:10月 1日(水)17時06分42秒

人魚の嘆き様
 帯の件につきありがとうございます。  昭和45年、三島の死あたりから帯の有無の差別化がはげしくなったこと、よくわかりました。  「スタア」などそのいい例ですね。

りょくと様
 帯の最初は翻訳だったのですね。ありがとうございました。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 1日(水)20時08分30秒

健一様
お教えありがとうございます。早速ヤフーオークション見てみました。 この本については、帯付美本を狙っています。それで、今回は、画像をみても、あまり状態がよくなく、帯もありませんので、仮に15,000円程度で落札が可能であっても、見送ろうと思います。これからも情報お願いいたします。


次の日はこっちの番だね 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月 1日(水)21時06分06秒

『人魚の贈り物』登録済の有資格者は以下の方々です。(登録順・敬称略)

東、風、留女、太宰ファン、本とは?、文庫丸、賞物小僧、孝一、cogito、くだん、大熊、葵の家、由紀夫、グレノリ、金ちゃん、大陸人、天女の舞い、小仏、マヴォ、文庫中毒、ラビリンス、永町、imamura、未練堂、selah、玉乃井雪、yamanaka、伸六、健一、Bori、りょくと、酔霧、つるみとんぼ、恩地喜多八、ヒヤシンス、村山、貞之介、花筐、大塚、フリーズ、善蔵、大輔、慾呆け、study、立原道造が好き、春の雪、マルドロール、鬼涙、乱歩邸、清二郎、昌、sakamoto、彭城矯介、落下傘、散水弁、四天王、愛2003、さくら堂、ダークホース、青垣山、彗星の騎士、雪白、YT生、谷口、白樺派、私の耳は・・・、おしの、新雨、龍之介、hazedonca、夜汽車、PENぺん、聖なる館、薔薇盗人、篠崎、恋の絵巻、魚楽、ディオゲネス、鬼神堂、kiku、タランボウ、初心者、雑誌中毒、ケンタウロス、都の花、黒猫館館長、たからじま、楽古堂・大内史夫、詩遊、三月兎、倉田、香水夫人、林檎、カナリア、硝子細工、ナナ、TG、友野健二、隠岐、Jボーイ、あめんぼう、yuri、マツダ、まり。、ちゃこ、ガンジー、踊子好き、石狩川、矢吹、青猫、雨降り坊や、探偵ブラク、岩手の星、書物迷宮、鯉ヶ瀧ぶんなぐ郎、きりこ、本の蟲、1978、くも男爵、夏の焼いも、章魚和尚、ヌル、九十九里、みちのく、崖っぷち、五風十雨、関金温泉、WILL、びぶりお、軟鉄、ベルベット、栞、氏家、孝行息子、鏡子の家、彩、トラキチ、ホルマリン漬け、新世界、iwamoto、南国、ボーフラ、貢、変亀鑑、 すなかぶり、パーマー、ささな、木村、隣の人(以上149人)


質問 投稿者:にわとり  投稿日:10月 1日(水)21時43分10秒

人魚の贈り物の登録済の有資格者って何ですか?


検証「詩集も安い!」? 投稿者:cogito  投稿日:10月 1日(水)22時02分34秒

三代目さま
 『田舎の食卓』はその昔、田村書店のカウンターで偶然に美本と遭遇したんですが声が出ず、石神井書林の目録に出た並本も買ひ逃し(これは悔しかったなぁ)、で、現在も詩人の御当地児島書店刊行の大変出来のいい復刻本を愛蔵してをります。
 確かに三代目さまの仰言るやうにこのところ、復刻版があるやうな名のある詩人の詩集の寝崩れが激しいですね。不況ですからコレクターも「復刻があるならそれでいいや」、と手を打ってしまふんでせうか。木下夕爾に話をもどすと、復刻のない『生まれた家』がものすごい価格で中野書店で出たなどはいい例ですね。ですから少々安くしたからといって売れるわけでもない中堅どころの詩集はいまだになかなか一万円を割ってくれないし、かつて西日のあたる店頭台に晒されてたやうな無名詩集も、ひろく情報を呼びかけられるインターネット時代になってからは、却ってしっかりした素性の稀覯本のなりをして目録のなかに行儀よくおさまるやうになっちゃった気がしてをります。
 目録では私もこのやうな本を当然内容も知らずに買ってるわけですが、蓋し買取り価格は目も当てられないんでせうね。

にわとり様
過去ログを丹念に覗いてみませう。


回答 投稿者:過去ログ探索隊々長  投稿日:10月 1日(水)22時07分15秒

にわとり様
以下の過去ログをお読みになればわかると思います。
『人魚の贈り物』第八次登録者募集 投稿者:管理人&人魚の嘆き


投稿日: 8月11日(月)16時52分29秒業務連絡 投稿者:くだん  投稿日:10月 1日(水)23時51分16秒

管理人様
くだんのおびは「青春の追想」でした。


詩集『半仙戲』 投稿者:彭城矯介  投稿日:10月 2日(木)04時13分24秒

>cogito樣
`>`詩集の寝崩れが激しいですね。 詩集コレクターならではの淫靡な表現ですね。 こちらで貴リストに突込みを入れてしまひますが、以下の本についての情報です。
 イシカワ ミチオ【石川道雄】『半仙戯』1944/半仙戯學社/137p/22cm
私の持つてゐる『半仙戲』は、昭和29(1954)年4月1日發行で、版元は「同學社」です。 石川道雄の「あとがき」の日付が昭和29年1月8日で、日夏耿之介の「敍」の日付が昭和28年師走初四ですから、 再刊とは考へにくく、貴兄の方の「1944」といふ日付は間違ひではないでせうか。 因みに、定價は金300圓、地方定價は金305圓也。装丁は生野幸吉です。
又、『晩夏』の版元を「浮城書院」と書いてをられますが、偶偶所持してゐる昭和23(1948)年發行の 村上菊一郎譯『ランボオ詩鈔』の版元が「浮城書房」です。果してこれは別の出版社なのでせうか? 尚、高橋幸雄は雜誌「浪曼派」第二號の「特輯=太宰治ノート」の巻頭に、 「遲讀み記`<`太宰治と宿命`>`」といふ一文を寄稿してをります。
他にもジョウジ・ムウア著、辻潤譯『一青年の告白』新作社、大正拾參年初版落丁本とか、 武林無想庵作『結婚禮讚』改造社、大正十一年初版裸本なども出て來ました。 我乍らずゐぶん無茶苦茶な藏書ですな。


Re『二人の稚児』 投稿者:あめんぼう  投稿日:10月 2日(木)08時22分04秒

ymnk様
『二人の稚児』について、ご教示ありがとうございました。 ymnk様ですら重版でもお持ちでなかったとは驚きです。 そんな珍本でしたか。 そうなると2500円はお買い得だったのかもしれませんね。 ところで、私の持っているのは大正9年2月発行の4版です。 そこそこ売れた本ということでしょうか。

人魚の嘆き様
初版本も抜けていましたか。 私は初版など持てる身分ではありませんから、少しほっといたしました。 ありがとうございました。


渡邊修三の『農場』 投稿者:四天王  投稿日:10月 2日(木)13時18分18秒

cogito様
渡邊修三の『農場』は田村さんの目録に1万2千円で出ています。ご存知かと思いましたが一応お知らせします。


“田村さんの目録”? 投稿者:cogito@3時の休み  投稿日:10月 2日(木)15時26分31秒

四天王さま
昔の目録のことですよね。現在形で書かないで下さい、一瞬、電話しかけましたよ!心臓に悪いや(笑)。 さうさう、そんな時代もあったんですよねー。


(無題) 投稿者:cogito  投稿日:10月 2日(木)19時56分28秒

帰宅して昔の目録みたら『農場』は1万6千円。え?どういふこと???(;-"Д-)アチャー。 あのとき本当に電話で確認すべきだったのかな…。


お許しを 投稿者:四天王  投稿日:10月 2日(木)20時43分20秒

cogito様
私のケアレスミスです。お許しくださいませ。


ホッ。 投稿者:cogito  投稿日:10月 2日(木)21時09分59秒

もう少しで“寝崩れる”ところでした。(#^.^#)


業務連絡 投稿者:管理人  投稿日:10月 2日(木)21時37分21秒

大陸人様
『満州観光』が返って参りましたので御知らせいたします。


有難うございました 投稿者:にわとり  投稿日:10月 2日(木)22時35分18秒

過去ログ隊長さま
ご回答ありがとうございました。


Re.業務連絡 投稿者:大陸人  投稿日:10月 2日(木)23時39分46秒

管理人様
早速、対応していただきまして有難うございます。 来週、早々に伺わせて下さい。


どなたか教えてください 投稿者:どてちん  投稿日:10月 3日(金)01時06分07秒

武者小路実篤の「或る脚本家」の初版箱付はいくら位するものですか? また、珍しいものですか? どなたか教えてください。


二人の稚児 投稿者:ymnk  投稿日:10月 3日(金)03時45分46秒

あめんぼう様
不正確な情報しか出せず、失礼しました。私の蔵書などたかがしれたもので大したことはございません。とはいえ函付本はなかなか出ないようです・・・それと、重版情報ありがとうございました。

人魚の嘆き様
フォローをありがとうございます。何か意味のある脱落なら面白いのですが、単なるミスでしょうね。 「金と銀」同様の特に装丁があれこれあるわけではないものなのに、何故か出ませんね。


HNは一人一つがマナーなんだけどな 投稿者:管理人  投稿日:10月 3日(金)06時58分18秒

どてちん様
「或る脚本家」の初版箱付は美本で2万円前後です。よく見かける本で、全く珍しくありません。 ところで、どてちん様はにわとり様と同じパソコンからの投稿ですが、別人物ですか?


十月四日は古書の日 投稿者:雪達磨  投稿日:10月 3日(金)13時16分39秒

明日十月四日に東京古書会館にて「古書の日記念・無料古書鑑定会」が開催されるそうです。 ご興味ご関心のある方は行ってみては如何でしょうか。

開催日/十月四日(土) 開催時間/10:00〜12:00 14:00〜17:00 開催場所/東京古書会館・二階情報コーナー 連絡先/東京都古書籍商業協同組合 03−3293−0161


雷石楡「砂漠の歌」 投稿者:シノラー  投稿日:10月 3日(金)19時39分24秒

人魚の嘆き様
私は最近「もう一度春に生活できることを−抵抗の浪漫主義詩人・雷石楡の半生」とい う本を読んで非常な衝撃と感銘を受けました。そして、なんとしても雷石楡の唯一の詩 集「砂漠の歌」を手に入れたいと願うようになりました。そこでうかがいます。「砂漠 の歌」という詩集はどのくらい珍しい本でしょうか?そしてまた、いくらくらいする本で しょうか?どうぞお教えください。


管理人さま 有難うございます 投稿者:どてちん  投稿日:10月 3日(金)20時48分16秒

ご回答有難うございます。 にわとりさんのパソコンをお借りして質問しました。 別人です。すみません 我が家にパソコンがないもので・・・


「沙漠の歌」 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 3日(金)21時39分29秒

人魚の嘆き様
この本については、志功の初期装丁本として、私も非常に関心を持っております。 そんなに珍しい本なのでしょうか。


お願いばかりで恐縮です 投稿者:小仏  投稿日:10月 3日(金)22時50分46秒

人魚の嘆き様
先日、貢様と「スパイ捕物帖」の話をされていたと思いますが、その本の中に甲賀三郎の「孔雀荘事件」も収録されているのではないでしょうか?ぜひご教示お願いします。厚かましいついでに、「スパイ捕物帖」の他の収録作品もお教え願えればうれしいのですが。しかし、お忙しい方と承っていますから、ご無理はされないでください。


「人魚の紅葉狩り」のご案内」 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月 4日(土)02時36分10秒

「人魚の紅葉狩り」 

皆様
秋の夜長、一晩中の書物談義が堪能出来る「人魚の紅葉狩り」を下記の要領で開催することになりました。つきましては、参加ご希望の方は10月10日までにお申し込み願います。
1.日時   10月18日(土) 午前〜 10月19日(日)夜までの一泊二日
2.場所   軽井沢(北軽井沢「リゾート北軽」内の貸別荘)
3.参加資格 @「Salon De 書痴」に集う古書愛好者(過去の書き込み歴は問いません。下戸の方も歓迎)。
      A酒癖の悪くない方。飲むと騒ぐ、説教調になる、愚痴る、助平になる、人はお断り。
            B楽しい古書の話を好む方。政治・宗教など議論をしたい方は別の場所で。
4.会費   6000円(当日徴収)。足が出た分は管理人&人魚の嘆きが負担します。
5.申込方法 「Salon De 書痴」に書き込み、管理人宛に本名・住所などの情報をメールして  ください(既に連絡済の方は不要)。
6.イベント 恒例の豪華景品が当たる大ビンゴ大会、等々
7.交通手段 東京及び近郊の方は往復とも集合場所(未定)より自動車に分乗して参ります。
申し込み者 cogito様、くだん様、葵の家様、貢様、風様、りょくと様、ymnk様、hazedonca様、うすけ様、文庫中毒様、散水弁様、TG様、大輔様


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月 4日(土)08時44分53秒

ryokuto様
ご回答ありがとうございました。気をつけて行ってらっしゃい。病気は貰ってこないようにね!

cogito様
『農場』は今春出てきた時は2万5千円くらいでした。

恩地様
「涙が出るほど嬉しい」(笑)本はいつお渡ししましょうか?

散水弁様
今頃、管理人様とお仕事中でしょう。来週にでも会いましょうね。

シノラー様文庫中毒様
『砂漠の歌』はよくある本ではないが、稀覯本という程のレベルではありません。待っていれば目録などで巡りあえるでしょう。ただ志功装丁ということもあり、結構探している人はいるので競争は激しいと思います。

小仏様
『スパイ捕物帖』の内容は以下の通りです。
時代小説「夜霧の捕物陣」野村胡堂 間諜小説「上海」木村荘十 時代小説「維新夜話」山手樹一郎 科学小説「怪兵器の自爆」蘭郁二郎 若様侍捕物「埋蔵金お雪物語」城昌幸 黒龍団秘話「孔雀荘事件」甲賀三郎 鷺十郎捕物「いろは政団」横溝正史 間諜小説「混血の娘」大下宇陀児


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 4日(土)08時54分41秒

人魚の嘆き様
早速お教えありがとうございます。さらに探索続けます。

シノラー様
お互いがんばりましょう。もしダブったら1冊譲ってくださいね(笑)

「復刻版」出ないかな! 投稿者:cogito  投稿日:10月 4日(土)11時21分27秒

>人魚の嘆き様
2万5千円なら飛びつきたい(きっとモダ隊の皆全員 笑)。 でも市場の値段だから、単純にその倍額と考へると(やはり豆本の対価としては)一寸考へてるうちに誰かに買はれてしまふことでせう。 しかも実際のところは、10万円位でさきにもどっかの目録に載ってるのを見ましたから、やはりモダニズム系詩集の割安感といふのは、まだまだ遠いい感じが致します。
しかし人魚の嘆き様から聞く“詩集の値段”はホント心臓に悪いですねー。


「復刻版」希望詩集 投稿者:マヴォ  投稿日:10月 5日(日)08時09分02秒

cogito様
お久しぶりです。 私は「復刻版」でしたら西脇順三郎の「スペクトラム」か「瀧口修造の「妖精の距離」を希望します。 両方とも珍本だし、あっても手が届きませんから。 cogito様が1番復刻を望んでいらっしゃる詩集は何ですか?


「復刻版」希望詩集 投稿者:cogito  投稿日:10月 5日(日)13時38分08秒

>マヴォ様
 私が復刻本に期待するのは、(復刻に値する詩篇の質はさて措き)やはり手にとってみたい装幀であること、それから著しい稀覯性のために詩篇自体が読めなくなったテキストといった、2側面についてですね。いづれの場合もそれを持つことで、その詩人の(未刊既刊に拘らず)全詩集の代償になるやうなものであれば、研究者でもない我々“詩を愛する読者”としては言ふことないわけですね。  ちなみに私が復刻してほしいといふ場合、“持ってゐないから”といふ理由が入って単に『ほしい本』になってしまふんですが(笑)、所蔵に拘らずこれは復刻したらいいのになぁ、と純粋に思ふ本をほんのいくつか挙げると
ボン書店“生キタ詩人叢書”の4冊
杉本駿彦『EUROPE』 高祖保『禽のゐる五分間寫生』 渡邊修三『ペリカン嶋』 椎の木社アンソロジー『詩抄』 など、モダニズムがかった昭和初期の詩集のいくつかは、今の若者が見ても舌を巻きさうな瀟洒な内容と装幀ですね。そして イナガキタルホ『一千一秒物語』『星を売る店』『第三半球物語』 北園克衛『圓錐詩集』『夏の手紙』『火の菫』 なんかは十分採算とれさうな企画なのにどうしてしないんでせうか。 平井功と北村初雄は、装幀復刻よりもむしろ全詩集が待たれるやうな詩人として、これはもう別格と思ひます。


(無題) 投稿者:シノラー  投稿日:10月 5日(日)13時52分19秒

人魚の嘆き様
「砂漠の歌」について、励みになるお答えありがとうございます。 がんばって探します!

文庫中毒様
私よりも文庫中毒様のほうが早くダブると思います(笑)。 その折はこちらこそよろしくお願いいたします。


ダボの秋書日誌 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 5日(日)15時51分15秒

志功装丁本蒐集日誌その25

9月13日
西部古書会館のあと、都丸書店で、 長部日出雄著『鬼が来た 棟方志功伝』文藝春秋、昭和54年、重版美本(各300円) を購入。
10月1日(水)
新村堂書店から、 棟方志功著『哀しき父と悲しき母の物語』緑の笛豆本の会、昭和44年(2,000円) 福岡古書店から 保田與重郎著『近代の終焉』小学館、昭和16年、背ヤケ(2,500円) が届く。多分外装なしで完本だろう。
10月5日(日)
海風舎から 大谷忠一郎著『大陸の秋』ぐろりあ・そさえて、昭和16年、背小ヤケ(2,500円) が届く。これも外装なしか。某古書目録に掲載されていた、7,500円のを買わなくてよかった。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月 5日(日)17時20分40秒

今回の『人魚の贈り物』は常連が惨敗のようだな・・・

文庫中毒様貢様
貴兄等の探求書をお約束通り出したのですが、お忙しかったようですね。こればかりは事前通報というわけにもいかず残念でした。

cogito様
`>` でも市場の値段だから
古本屋の付け値です。
`>` 単純にその倍額と考へると
よほど安く落ちた場合以外は、落札価格の倍額を付ける愚かな古本屋は少なくなりました。
`>` モダニズム系詩集の割安感といふのは、まだまだ遠いい感じが致します。
最近モダニズム系詩集を連続して結構安く買っているんだけどな・・・
`>` しかし人魚の嘆き様から聞く“詩集の値段”はホント心臓に悪いですねー。
東京界隈では、貴兄は「高買いのやす」と呼ばれております(笑)。


おみそれいたしました 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 5日(日)18時37分31秒

惨敗の一兵卒、多くを語らず・・・・。


おみそれいたしました 投稿者:鷹匠  投稿日:10月 5日(日)18時51分23秒

表掲示板でも惨敗の一兵卒、多くを語らず・・・・。


岐阜の方ですね。 投稿者:東  投稿日:10月 5日(日)20時23分17秒

高買い=鷹匠ですか。しかも長良川。 cogito様のセンスにはほとほと感服するしかありません。


随分と早い開催だったのですね 投稿者:夜汽車  投稿日:10月 5日(日)20時51分27秒

くだん様
くだん様も出遅れたのですね。 上林暁「明月記」昭和18年非凡閣刊を買いましたが、この本にはカバーや箱が付いているのでしょうか?ご教示ください。


上林暁「明月記」 投稿者:くだん  投稿日:10月 5日(日)21時04分01秒

夜汽車様
外出しておりましたので帰宅したら「贈り物」は既に終わっておりました。 上林暁「明月記」は目録「古本倶楽部」の148号に載っていますね。 カバーは付いていますが、箱は無いと思います。


御礼 投稿者:夜汽車  投稿日:10月 5日(日)21時49分30秒

くだん様
早速のご回答有難うございます。矢張りカバーでしたか、もしかしたら裸で完本ではと思っていましたので、ちょっとがっかりです。2500円は少し高すぎたのかも知れませんね。


(無題) 投稿者:貢  投稿日:10月 5日(日)22時01分33秒

人魚の嘆き様
今回は完敗です。 帰宅時には既に遅しでした。 何はともあれ、お約束通りの出品有難うございました(泣) 次回は頑張らさせて戴きます。


ご質問 投稿者:鬼神堂  投稿日:10月 5日(日)22時13分20秒

cogito様
イナガキタルホ『一千一秒物語』 は復刻が既に出ているのではないでしょうか?


『一千一秒物語』復刻のこと 投稿者:cogito  投稿日:10月 5日(日)23時44分46秒

大昔に出た作家社の復刻版は、私はこれを未だ嘗て見たことありません。 鬼神堂さま他、その書誌をはじめ古書価・出来具合について御教示を頂ければ幸甚に存じます。


十蘭の満州本 投稿者:新世界  投稿日:10月 6日(月)00時23分09秒

Salon De 書痴の皆様
新世界と申します。いつも楽しく拝見しております。 人魚の贈り物への登録以外では初めて書き込みをさせていただきます。 数ヶ月前、久生十蘭の満州本や大東亜出版のことをこちらの過去ログで 初めて知り、たいへん勉強になりました。 それで、その後少し調査をしてみたところ、大東亜出版から出た十蘭の 本として、以下の4冊を(新聞広告などで)確認できました。
・『稲妻草紙』 ・『江戸天下祭』 ・『幽霊遠島船』 ・『安永密訴状』
このうち『幽霊遠島船』については人魚の嘆き様が言及しておられ、ま た先般「人魚の七夕」にも出品されましたが、ほかの3冊については全 く情報がありません。どなたかご存じの方がおいででしたら、些細な点 でも結構ですので、ぜひご教示ください。 よろしくお願いいたします。


re:『一千一秒物語』復刻版 投稿者:マヴォ  投稿日:10月 6日(月)08時37分36秒

cogito様
モダニズム系詩集への目配りも素晴らしいですね。全然同感します。 『一千一秒物語』復刻版については、下記の書誌のようです。古書価・出来具合はどなたかお願いします。 
タイトル   一千一秒物語  責任表示   稲垣足穂著  出版地   名古屋  出版者   作家社‖サッカシャ  出版年   1963  形態   156p ; 19cm 


わずかな情報ですが 投稿者:ベルベット  投稿日:10月 6日(月)11時32分22秒

新世界様
はじめまして。 老兵のベルベットと申します。 さてお尋ねの久生十蘭の本のことですが、半年程前のコレクター市に出品されていた十蘭の満州本が確か『江戸天下祭』と『安永密訴状』というタイトルでした。 私には無縁の本なのでちょっと手に取っただけですから不正確ですが、共に四六版よりも少し小さい版型の本と記憶しています。 奥付も見たのですが、康徳何年だったかは覚えていません。 保存が悪かったのは、用紙がもともと良くなかったことも原因だと思われます。 しかし当日は人気があって、驚くような高額になりました。 新世界様の投稿でその理由がわかりました。相当な珍本だったのですね。 曖昧な記憶で申し訳ありません。 私がお伝えできるのはそれだけです。 なお『幽霊遠島船』『稲妻草紙』は未見です。


小酒井不木のこと 投稿者:ホルマリン漬け  投稿日:10月 6日(月)15時40分25秒

人魚の嘆き様
私は「人魚の贈り物」に登録させていただいているホルマリン漬けと申します。医学部の学生なのですが医学よりもむしろ文学に興味があります。それだけでも困ったものなのですが、こちらを知ってからというもの古書の世界にも魅力を感じ始め地元で古書店周りに励んでいます。 もっとも私の地元は古書店の数こそたくさんあるのですがそれらしい所はあま りなく、皆様から東京の情報をお聞きすると羨ましく思うことが多いです。
ところで現在興味がある作家として小酒井不木がいます。ご存知の通り医学者でもあった人で自分としては大変興味を持ちました。 全集を図書館から借りて読もうかとも思いましたが、せっかく古書にも興味を持ったのだからということで、人魚の嘆き様の強調される所のオリジナル志向でいってみようかと考えています。書誌も手に入れました。しかし古い時代の本はほとんど見つかりませんね。 今最も読んでみたいのは大正10年に洛陽堂という出版社から出された「学者気質」という本ですが見たこともありません。私は目録ももらっていないし神保町にも行けません。尊敬する人魚の嘆き様に今後どのようにして不木の本を集めていけばよいかアドバイスをどうぞいただきたいと思います。 


涙の御礼 投稿者:恩地喜多八  投稿日:10月 6日(月)20時31分27秒

人魚の嘆き様
金曜日の一件、本当に嬉しくて涙が出そうでした。一度あきらめた本だったのに、あのようなタイミングで、あのようなお言葉を頂くと、人は泣きそうになるものです。 本の価値ということ以上に、とにかく嬉しくなってしまいました。 その晩、貞之介と飲んだのですが、「今日、こんなことがあったんだ・・・」と二度も同じ話をしてしまいました。本当に有り難うございました。 現在、研究費の申請の書類書きで大変な状況ですが、金曜には神保町に出られると思います。人魚の嘆き様もお忙しいことと思いますので、なるべく御都合にあわせるようにしたいと思います。御都合をお知らせ下さい。

人魚の嘆き様・あめんぼう様・ymnk様
ところで、家蔵の谷崎「二人の稚児」(初版)の目次には「兄弟」が出ています。 どういうことでしょう?まあ、単なるミスだと思いますが。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月 6日(月)21時39分13秒

恩地喜多八様
喜んでいただけて幸いです。言うまでもなく、貴兄にあの本の支払いの為にレジに行ってもらった時には、既にお譲りしようと思っていました。抽選で外れた本の支払いの代行だけさせるほど横着ではありませんから。と言うか、目録で見た瞬間に「Salon De 書痴の誰かが欲しがるだろうな」と思いました。永井荷風だから萬嘯廬様とか・・
ところで、『二人の稚児』の目次の話、面白いですね。初版に2種類あるのはまだわかりますが、重版も抜けているのは不思議です。取りあえず初版本について、持っている何人かに聞いてみましょう。こうなると、重版を持っている人間を探す方が大変でしょうね。

cogito様
『一千一秒物語』の復刻本は、つい先日まで田村書店にありました。もう売れてしまったかな?私はよく出来ていると思います。価格は5千円前後でしょう。

ホルマリン漬け様
不木の本は、春にダークホース様が別宅に来た時にダンボール箱から数冊出てきましたが、『学者気質』はありませんでした。しかし管理人様がお持ちとのことで、貴兄にプレゼントするそうです。私のところにある本(冊数は少ないけれど、翻訳書を含め大正時代の結構珍しいもの)も不要ですから差し上げます。あとは文庫中毒様に倣い、ネット利用など自分なりに工夫してみてください。


御礼 投稿者:小仏  投稿日:10月 6日(月)22時30分14秒

人魚の嘆き様
御礼が遅くなりました。「スパイ捕物帖」の全収録作品を教えて頂きまして誠にありがとうございました。それにしても凄いメンバーで驚きました。探求書に加えたいと思います。


佐々木指月 投稿者:木地職人  投稿日:10月 6日(月)23時58分13秒

初めまして、私は芸大の彫刻科に学んだ者です。大先輩でありました佐々木指月は高村光雲の弟子になれた程、木彫の才能に恵まれた方でした。併しながら宗教家として布教の仕事の方に重点をおきました故、アメリカに渡ってからは片手間仕事になってしまいました。それでもシアトルで個展を開いたりもしております。
先日こちらで少しだけ話題に上がりました詩集『郷愁』は異国の地から遠く日本を綴った詩を『国民文学』に掲載されたものを中心に窪田空穂に依頼して自費出版したと伺っております。 捜し方が足りないのでしょうが20年間探し続けております。具体的な情報が御座いましたらば是非教えてください。


目録抽選について 投稿者:出雲人  投稿日:10月 7日(火)07時33分11秒

古本屋らしいものがない地方で暮らしていますと、目録が頼みとなります。が、本当に欲しい本はいつも外れなのです。余計な本がきてしまいます。なにか当てる秘策はあるのでしょうか。業者間だと一割引きときいたことがありますが、やはり同業者優先というのでしょうか。いつもむなしく50円ハガキに注文の番号と本の名前をかく日々です。


目録抽選について  投稿者:フリーズ  投稿日:10月 7日(火)09時31分04秒

出雲人様
目録抽選については、こちらの常連ymnk様のbbs(ここのリンクに入っています)で、以前高野聖様や玉乃井雪様が盛り上がっていらしたことがありました。私も高野聖様のお話に思わずうなったものです。過去ログで探してみたらいかがですか。


目録抽選について   投稿者:過去ログ探索隊々長  投稿日:10月 7日(火)10時31分34秒

出雲人様
ymnk様のbbsの2001年5月30日から目録の話題が出てくるようです。

ymnk様
URL貼り付けをお許しくださいませ。
http://members.jcom.home.ne.jp/yamanaka.t/2001b.html


ぐろりあ・そさえて 投稿者:金ちゃん  投稿日:10月 7日(火)11時11分52秒

文庫中毒様
集書日誌を楽しみにしている一人です。 志功よりずっと以前の「ぐろりあ・そさえて」は寿岳文章編『ヰルヤム・ブレイク書誌』をはじめとした、いかにも実業家・伊藤長蔵が為した採算を度外視した豪華限定出版が多かった様に思えますが、「ぐろりあ・そさえて」は何時、興され、最初に出版された本はなんだったのでしょうか?


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 7日(火)18時41分03秒

金ちゃん様
志功装丁本蒐書日誌も、最近は大分勢いが衰えております(笑)。 これからは、妥当な価格で入手することを心がけたいと思っていますので、月1回報告できればよしとしなければなりません。
お尋ねの件ですが、私は志功が装丁を行う以前については、残念ながら全く判りません。 申し訳ありませんが、どなたか助け舟を出していただきたいと思います。


業務連絡 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月 7日(火)19時39分58秒

雪達磨様
ブツは木曜日に届くと思います。お手数ですが一日保管願います。

恩地喜多八様
金曜日の午後、神保町から「早めに」ご連絡願います。ブツを持参いたしましょうほどに。

kiku様
ブツは古本酒場「人魚の嘆き」に置いておきましょう。

管理人様
高熱につき、今日はもう寝ます。 


佐々木指月 投稿者:九十九里  投稿日:10月 7日(火)21時30分39秒

木地職人様
指月の『郷愁』は可也の珍本ではないかと思います。 私は人物に興味を覚えて、矢張り何年も前から捜しておりますが本屋さんに伺っても、其の本を知っている人は皆無でした。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日:10月 7日(火)22時24分01秒

フリーズ様過去ログ検索隊隊長様そししてYMK様
ご教示ありがとうございます。私の場合、転居したことで、目録がこなくなった店もあります。 何人かの人に頼んだ経験もあります。ランク落ちの一人だと思います。 やはり田村へいき、手に取り買うのが本当の姿だと思います。 当地では筑摩の新刊もこず、「森有正先生のこと」を注文し、とりにいきました。 すべて新刊でこうした本を買うのも余計な出費ですね。 今夜は大社の社殿内で浅野温子の「古事記」の朗読をききにいきました。海に近いので寒くて、聴くという気持ちにはなれませんでした。


(無題) 投稿者:kiku  投稿日:10月 7日(火)23時04分48秒

人魚の嘆き様
ありがとうございます。すぐにはちょっと難しいのですが、必ず受け取りに伺います。 お風邪でしょうか?どうぞ、お大事になさってください。

雪達磨様
申し訳ありませんが、しばらくお預かりください。上京する機会はあるのですが、今月はことごとく日曜日なのです(泣)

くだん様
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 ところで、やはり和田傳を蒐集され始めたのでしょうか?


御礼 投稿者:新世界  投稿日:10月 8日(水)00時21分07秒

ベルベット様
ご親切にお答えくださり、心から感謝いたします。 わずかどころか、私にとってはとても貴重な情報です。実際に手にとっ てご覧になった方からお聞きでき、何か自分もその一端に触れたような 気がして嬉しくなりました。 確かに稀少価値は高そうですから、コレクターの方の間では高値を呼ぶ 類の本なのでしょうね。一度実見はしてみたいものです。 十蘭は書誌的にもまだまだ不明点の多い作家なので、満州本のことも含 め、今後も自分なりにいろいろ調べてみたいと思っています。 ご教示ありがとうございました。


「やはり」とははて? 投稿者:くだん  投稿日:10月 8日(水)00時26分47秒

kiku 様
どうぞお気になさらぬよう願います。 和田傳は縁あって書誌を入手したうえに、生前親交のあった方から直接解説を聞けるとなると大いに興味が涌きます(笑)。 ですが今のところは代表作を数冊読む程度です。


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日:10月 8日(水)04時42分29秒

恩地様
ということは全ての初版でということではなく、初版でも抜けたものとそうでないものがあり、なおかつ重版も欠けたものが確認されている、ということになりますね。情報ありがとうございます。

過去ログ探索隊々長様
わざわざリンク貼りありがとうございます。 ということで、 出雲人様 ご参考になれば幸甚です。


ファンでした 投稿者:ガンジー  投稿日:10月 8日(水)08時56分52秒

出雲人様
大社の社殿内で浅野温子の「古事記」の朗読! うらやましい限りです。


お願い 投稿者:ベルベット  投稿日:10月 8日(水)12時09分56秒

新世界様
『稲妻草紙』という本のことは初めて聞きました。 この本のことが出ている文献(新聞?)をご教示いただけませんでしょうか。 よろしくお願い申し上げます。


ぐろりあ・そさえて 投稿者:ぐれ・むん  投稿日:10月 8日(水)21時01分09秒

金ちゃん様
ずっとこちらには投稿できなかったので、大将軍さま、副将軍さまから書き込みを拒否されていると思い込んでおりました。 先ほど、雪さんから架電あり。システム上の相性の問題の由。一安心しました。
「ぐろりあ・そさえて」に関しては単独のHPを製作中です。もう暫くお待ち下さい。 文庫中毒さんに代わって、簡単に記しておきます。 伊藤長城(明治20年〜昭和25年)と言う人物は、世間で思われている程の大金持ちではありません。 確かに父長次郎、祖父長厚及びその祖先は播州高砂の大地主です。 長城自身は、そのディレッタント癖が災いして、表では豪華な書物を上梓しつつ、 裏では、いつも債鬼に追われておりました。 実は最近、神戸の某素封家の家から出た長城書簡を見ますと金を融通してくれないかというような内容ばかりでした。何度も商売や株に失敗しております。
 さて、「ぐろりあ・そさえて」出版物は大きく三期に分かれます。 第一期  昭和2年頃 家族、親戚、知人の出版物 第二期  昭和4年から6年頃 京都に於けるブレイク展を機に寿岳文章氏、柳宗悦氏、      新村出氏らと出会い、代表作「ヰルヤム・ブレイク書誌」等を出版。 第三期  昭和14年以降堂18年末廃業 東京に本拠を移し、保田與重郎氏をブレ−ンに新ぐろりあ叢書や、ぐろりあ文庫を出す。この時代は保田氏が連れてきた、棟方志功さんの装丁が殆どであった関係から「文庫中毒」さんの方が詳しい筈でし、現物をお持ちの筈です。
このように、脈略のない出版社で、この他にブックドム社、ゴルフドム社、日本打球社など複数の出版社を興しております。文庫中毒さん以外の方は第二期の全盛期とビックドム社に興味があるのではないかと思います。  ご質問の処女出版物となると、昭和2年の「晩黄余韻」祖父ほかの漢詩集(和綴)ではないかと思います。 父、長次郎氏の「真俗二諦観集」著者が信仰していた仏教書です。これも和綴。こちらかも知れません。 そして、甥 熊三氏の「感想処々」初めての洋本、これはノルウエー旅行記です。これが処女出版だと言う説もあります。この三冊をほぼ同時期に出しました。これらは身内の私家版で、これらを自費出版することにより、後の出版物のための資金を本家からせしめたのではないでしょうか。内容が退屈なのでこの時代のものは、未だ追及しておりません。
金ちゃんさんが知りたいのは、第二期の処女出版でしょう。 これについても、諸説あって断定出来ないのですが、やはり「ブレイク」昭和4年ではないかと思います。  昭和二年に京都の現国立博物館で催された『百年忌紀念「ブレイク作品文献展覧会」』出品物300余点は伊藤長城氏個人が全額負担しました。学生時代から蒐集してはおりましたが、帝国恩賜博物館でとなると気合も入ったことでしょう。恐ろしい勢いでイギリスから取り寄せたそうです。支払いのことなど頭にない人物ですから。展示物は同年に柳宗悦氏、山宮允氏、寿岳文章氏の協編で、同じ表題の出品目録として出版されております。 ただ、数年後これが全て売り立てられてしまいました。売り立て目録を見ると、とんでもない内容です。それはともかく、これがきっかけで「ヰルヤム・ブレイク書誌」を出そうと決意しました訳です。200部限定の革装ですが、これとは別に20部の絹装を出し大英帝国博物館に寄贈した由。この20部本を入手出来ないものか、わたくし八方手をつくしていますが絶対無理でしょうね。
印刷が光村印刷。この光村利藻という人物も只者じゃないのです。ぐろりあ文庫などで最後まで付き合っておりました。製本が中林。ご存知、フエルアルバムで有名な会社です。両者とも今も元気なのは何よりです。 神戸の素封家では伊藤家を凌ぐ北風家がコーべブックスを起こした事と、よく対比されます。残念ながら、その北風家も出版はとうに止め、先日新刊販売業からも遂に手を引いてしまいました。どうでもいい逸話これくらいにしておかないと、大将軍さまに又しかられます。


人魚の紅葉狩り 投稿者:貞之介  投稿日:10月 9日(木)01時48分11秒

大変遅れてしまいましたが末席に、何卒宜しくお願い申し上げます。 皆々様、宜しくお願い致します。


ぐろりあ・そさえて、御礼 投稿者:金ちゃん  投稿日:10月 9日(木)02時07分09秒

ぐれ・むん様
此れほどまでに詳しい回答を得られるとは思ってもいませんでしたので正直、驚いております。 具体的に良く判りました。有難う御座いました。 「ぐろりあ・そさえて」のHPは待望いたします。 ところで伊藤長城と記されているのは伊藤長蔵の本名なのでしょうか?


『ヰルヤム・ ブレイク書誌』の思い出 投稿者:ベルベット  投稿日:10月 9日(木)08時59分15秒

『ヰルヤム・ ブレイク書誌』のお話が出てきましたので、懐かしい思い出を1つ。 私が最も積極的に古書収集に勤しんでいた時代のことです。 ある下見会に『ヰルヤム・ ブレイク書誌』の3部本が出品されました。 当時、既に普通の版は持っていましたが、学生時代にブレイクを齧っていた私としては大いに関心があり、下見会場に行きました。 3部本は、おそらくは羊革と思われる表紙に彩色が施され、西洋の物と見間違える極上の出来栄えでした。 そして、著者のサインが入り、扉の裏に著者本限定3部の内1番と刻まれていました。 さらに桐箱に収められ、箱書きは著者自身によるもの。 私はもちろん、見たことも聞いたこともなかった逸品です。
その頃は金銭的にも若干の余裕があり、知り合いの古本屋さんに渾身の力を入れて入札してもらいました。 しかし結果は不首尾でした。 落札価格は、なんと私の上限の金額の倍以上、しかもさらに3倍以上の札が書かれていたと後に聞きました。 私はてっきり、有名な限定本サロンの方々が落札されたものと思い込んでおりました。 しかし違ったのです。 風の便りに聞いた落札者の名前は、存じ上げない方。そして私よりも遥かに年下らしいということでした。 さらに驚いたのは、既にその方は、稀覯書の収集では第一人者と言われているらしいということでした。
直接お目にかかる機会を得たのは、それから10年以上経ってからでした。 私は真っ先に『ヰルヤム・ ブレイク書誌』のことをお尋ねしました。 「ああ、随分と昔のお話ですね。あれはお世話になった大学の先生への贈り物用に落としたんですよ」 あの本を、こともなげに贈り物だとは! 器の違い、というものを実感した瞬間でした。


そんな昔から贈り物ですか 投稿者:隠岐  投稿日:10月 9日(木)11時06分54秒

ベルベット様
人魚の嘆き様はそんなにお若い時から人魚の贈り物をされていたのですね。ほんとに器が違いすぎます。単にお金を持っているだけでは出来ない事ですものね。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月 9日(木)18時26分25秒

ぐれむん様
フォローを有難うございます。HPを期待しています!


誤字そさえて 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月10日(金)01時52分37秒

金ちゃんさま
  中島長城のことを調べていたところだったので、うっかり長城と誤記してしましました。 伊藤長蔵が本名です。他にも誤字脱字だらけで、美女軍団ならぬなんとかゴキ団に拉致されそうです。  
将軍様が通常の三倍のヤラズ札を入れて、落札された「ヰリアム ブレイク書誌」三部本は伊藤長蔵旧蔵のものかと思われます。昭和10年7月28日に大阪書林倶楽部に於いて催された六百数十点の長蔵蒐集稀覯洋書入札会の目録を見ておりますと唯一出品された日本語の書物である同書が何人かの手を経て「明古」か何かに出品されたと推測されます。壽岳家には未だ所蔵されているそうですので。革装版に三部本があったことは存じませんでした。国会図書館は絹装版と二種、所蔵しているようなので機会があれば現物を閲覧してまいります。 蛇足ながら、刊行直後の雑誌「英語青年」が壽岳氏による「ブレイク書誌補遺」になっており、両者揃って完本とも言われております。


追記 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月10日(金)02時03分45秒

 ベルベットさま、隠岐さま
また、「ヰルヤム・ブレイク書誌」とすべき所を「ヰりアム」と記してしまいました。 こと著者や書名に関しての誤記は許されないことなので、以後注意致します。 特装版は挿絵が多かった筈なのですが、三部本はどちらだったのでしょう。


明治大学公開講座 投稿者:魔女っ子  投稿日:10月10日(金)09時25分35秒

人魚の嘆き様
はじめまして。 とは申しましても、実はわたくしは3年前に、明治大学の公開講座で先生のお話をうかがった者でございます。 当時はまだ在学中でした。何気なく見た公開講座のチラシに誘われて受講したのですが、各講師の方々のお話はわたくしにとっては未知の世界のもので、大変感銘深いものでした。 しかし何といっても、先生のお話は別格であったと、これはお世辞ではなくそう思いました。興味深いテーマ、巧みな話術、そして珍しい書物をたくさん見せていただき、感激したのはわたくしだけではなかったでしょう。先生のくださったレジュメとノートは、今でも大切に持っています。
このたび、偶然にも先生がこちらの掲示板に書かれていることを知り、懐かしさのあまり投稿させていただきました。わたくしは卒業後に一度就職したのですが、体調を崩してしまい、現在休職中の身でございます。最近ようやく回復し、ひまを持て余してパソコンばかりいじっております。
先生はまたどこかで講演されるご予定はございませんでしょうか?もしそういう機会がありましたら、是非こちらででもお知らせいただければうれしく存じます。ご多忙の折、御身お大切にされてくださいませ。
追伸 先生は覚えておられないと思いますが、講演の後で受講生に持ってこられた本を見せてくださいました。あの時、特別に「楚囚の詩」を手に取らせていただいたのがわたくしでございます。手が震えてしまったのが今でも忘れられません。


ウラヤマシイ限り 投稿者:東  投稿日:10月10日(金)20時39分27秒

魔女っ子様
はじめまして。伝説の「明治大学公開講座」の人魚の嘆き先生の講義、お聞きになったのですね。なんともウラヤマシイ限りです。それと人魚の嘆き様は蔵書までお持ちになったのですか!それは初めて知りました。私も続編を心待ちにしております。


到着しました! 投稿者:ホルマリン漬け  投稿日:10月10日(金)21時35分04秒

管理人様、人魚の嘆き様
本日宅急便一箱一杯の小酒井不木の著書を間違いなく頂戴いたしました。もう、なんとお礼を申し上げてよいやら。「学者気質」ばからでなく、小酒井不木の研究サイトとして有名な「奈落の井戸」の『著書目録』で未所持、未見と書かれた本が十数冊もあって驚嘆いたしました。ご厚意に報いるためにも精読 いたします。そして、この素晴らしい基礎を土台として、さらに充実したものにすることをお約束いたします。ちょっと、興奮冷めやらない状態で書いておりまして、乱文をお許しください。本当にありがとうございました。


お尋ね 投稿者:賞物小僧  投稿日:10月10日(金)22時55分04秒

cogito様
極私的掲示板が見れないのですが、私のパソコンの不具合でしょうか?


ありがとうございました。 投稿者:大輔  投稿日:10月11日(土)00時14分35秒

管理人様 散水弁様 葵の家様 貞之介様 モダボ様 YMNK様
       本日はありがとうございました。いろいろ勉強させて頂きました。今後ともご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします。


雪様 投稿者:大輔  投稿日:10月11日(土)00時27分57秒

雪様
 今回は色々ご迷惑をおかけ致しました。心より感謝申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。


『稲妻草紙』 投稿者:新世界  投稿日:10月11日(土)03時53分32秒

ベルベット様
お返事が遅くなり失礼しました。 私が見たのは「満洲日日新聞」です。大東亜出版社の小さな広告の中に、何冊かの本に混じって『稲妻草紙』の書名がありました。手許のメモによりますと、康徳10年1月28日の紙面です。もしご関心がおありでしたら、今度図書館に行ったときにコピーをとってお送りします。
しかし、お尋ねを受けて改めていろいろ考え合わせると、この本は果たして本当に出たのかどうか、疑いが残る気がします。 大東亜出版社の広告は月に1〜2度ずつ「満洲日日新聞」に出つづけているのに、『稲妻草紙』の書名があるのは(私の見落しでなければ)上記1回だけ、というのがやや妙です。 また、先日挙げた4冊のうち他の3冊は、当時の満洲国の国立図書館の月報にも記載があるのですが、『稲妻草紙』は載っていないようでした。これもちょっと引っかかります。
もっと確かな資料か目撃証言が出てくるまでは、「?」をつけておくべきかもしれません。裏づけの弱い情報で申し訳ありませんでした。かえってご迷惑をおかけしたことにならないとよいのですが。


(無題) 投稿者:ベルベット  投稿日:10月11日(土)06時22分59秒

新世界様
ご教示感謝申し上げます。 確かに一度の掲載はいささか不審ではありますね。

cogito様
私のパソコンでも見られないようです。 隠れたファンでありますので残念です。


追記 投稿者:ベルベット  投稿日:10月11日(土)11時26分18秒

新世界様
先程書き漏らしましたが、「満洲日日新聞」はお手を煩わせるまでもなく閲覧することができます。 ご厚意に感謝申し上げます。

人魚の嘆き様
蔵書処分に関する有益なご忠告ありがたく存じます。


小山清 投稿者:むらかみ  投稿日:10月11日(土)23時03分06秒

初めまして、「むらかみ」と申します。 小山清の書誌をこつこつとやっております。 先ずは単行本収録作品の初出を調べておりますが、『日日の?麭』(漢字が出ませんがパン)に収録されています「ある靴屋の話」の初出がどうしても分かりません。 何方かご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたくお邪魔致しました。 何卒宜しくお願いいたします。


図書館にありました 投稿者:薔薇盗人  投稿日:10月12日(日)08時25分57秒

くだん様
「野」の初版本が地元の図書館にあることがわかり、早速借りてみました。箱なし、蔵印ベタベタで、隠匿したいとは思いませんでしたが、なにやらとても感動しました。


藤野古白の句 投稿者:龍之介  投稿日:10月12日(日)12時29分33秒

藤野古白の句の中に「羅生門」と「傀儡師」という言葉が入っているものがあり、芥川龍之介が「自分の著作集のタイトルが二つも入った句がある」と感激したという話を前に聞いたことがあるのですが、肝心の句を忘れてしまいました。どなたかご存知ではありませんか?


いろいろ 投稿者:管理人  投稿日:10月12日(日)12時55分08秒

金ちゃん様ぐれむん様
『離愁』大正十五年十二月二十日、ぐろりあ・そさえて発行、平岡正夫編を架蔵しております。

むらかみ様
『ある靴屋の話』の初出は「電信電話」第五巻七号(昭和二十八年七月)です。

龍之介様
藤野古白のその句は
傀儡師日暮れて帰る羅生門


御礼 投稿者:龍之介  投稿日:10月12日(日)13時21分44秒

管理人様
ありがとうございました。さすがに何でもよくご存知ですね!


(無題) 投稿者:くだん  投稿日:10月12日(日)15時03分11秒

薔薇盗人様
地元図書館で読めるとはうらやましい。私の地元の図書館は文学全集はありますが あとは現存作家の新しい本ばかりです。


私は今日貰いました 投稿者:由紀夫  投稿日:10月12日(日)17時07分26秒

ymnk様、大輔様、青垣山様、春の雪様、鏡子の家様
雑誌中毒様、マヴォ様、kiku様、散水弁様、葵の家様、cogito様
三島由紀夫、北園克衛の特集で原稿、初版本満載の目録、「書遊楽宴」をご覧になりましたか。売れ残りのオンパレードであることは否めませんがまあ目の保養にはなるかと。その他、寺山も凄い値段で勢揃いしています。池袋で開催の古書展の目録だそうですが、果たして売れているものもあるのか、これで売れれば日本の景気も大丈夫でしょう。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月12日(日)19時01分51秒

魔女っ子様
`>` あの時、特別に「楚囚の詩」を手に取らせていただいたのがわたくしでございます。 覚えていますよ。手が震えていたことも(笑)。 これからも、こちらに遊びに来てください。

くだん様
大関昇進を狙った大ダボをされたという噂が乱れ飛んでいますが、真実でしょうか?

ymnk様恩地様
『二人の稚児』の目次の件、やはり2種類あって、抜けている方が少ないようです。


書遊楽宴 投稿者:kiku  投稿日:10月12日(日)19時02分09秒

由紀夫様
目録情報をご教示いただき、ありがとうございました。私は見ておりません。 という事で、どなたか、機会がありましたら今度見せてくださいませ。


噂が乱れ飛んじゃいましたか 投稿者:くだん  投稿日:10月12日(日)20時22分42秒

人魚の嘆き様
風邪が良くなられたようで何よりです。 私にとりましては大ダボ・・いえ、大きな買い物でしたので、しばらく大人しくしていようと思います。 大関昇進はご勘弁いただければと思います(笑)。


(無題) 投稿者:金ちゃん  投稿日:10月12日(日)22時02分36秒

管理人様
いやー、驚きました。 「ぐろりあ・そさえて」のHPを立ち上げようかという、ぐれむん様もご存じなかった大正時代のぐろりあ・そさえて発行の本をさっと紹介されるとは。 きっとこれこそ真の処女出版本なのでしょう。 恐れ入りました。 ところで、『離愁』は詩集ですか?


感謝と驚嘆 投稿者:むらかみ  投稿日:10月12日(日)23時03分57秒

管理人様
『ある靴屋の話』の初出はもう既に三年以上探し続けておりましたのに、ほんの一瞬で氷解して頂きました。凄く驚いてしまいました。何だか手品のようです。 種明かしをしていただけませんか?  有難う御座いました。今後ともご指導ください。


確かに全部売れ残っているようでー「書遊楽宴」より 投稿者:マヴォ  投稿日:10月13日(月)08時31分42秒

由紀夫様
私も目録は届きました。手は届きませんが。

雑誌中毒様kiku様葵の家様
全て以前に御確認済みとは思いますが、念の為。
「サボテン島」17万円 「夏の手紙」20万円 「固い卵」20万円 「黒い火」20万円 「真昼のレモン」25万円 「ガラスの口髭」12万円 「煙の直線」25万円 「天の手袋」22万円 「ハイブラウの噴水」16万円
すごいですねえ。


由紀夫様 投稿者:大輔  投稿日:10月13日(月)09時21分42秒

由紀夫様
小生、恥ずかしながらその目録存じませんでした。何とかして手にしたいと考えております。この度は情報ありがとう御座いました。


目録の件 投稿者:青垣山  投稿日:10月13日(月)10時03分42秒

由紀夫様
目録情報感謝致します。 ただ今見終わりました。 感想・・・「楽しい目録」でした。


(無題) 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月13日(月)10時57分40秒

イヤー驚きました。      金ちゃんさんも驚いておられますが、私も驚きました。さすが、百数十人のしょち軍団を率いる大将軍様。 おみそれ致しました。これは新発見ですね。(オミソとはこういう時に使うのですか。) 大正15年12月20日という昭和前夜に発行された『離愁』とは一体どんな書物なのでしょう。又編者である平岡正夫とは何者なのでしょうか。何を編集したのでしょう。 金ちゃんさんが言われるように詩集だったり、なにかのアンソロジーだとしたら収録されているのはどんな人物でしょうか。どんな形態と内容の書物か非常に興味があります。 やはり非売品でしたか。 質問ばかりで申し訳ありません。
わたくしも、初期のものを見つけました。 雑誌「文明評論」ほかの前に、昭和4年10月に雑誌「みをつくし」副題文学評論をぐろりあ・そさえては出していました。当然創刊号のみです。 幻のぐろりあ・そさえて雑誌といえば、やはり太宰治氏編の「帝国文学」でしょう。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月13日(月)12時00分22秒

ぐれむん様
`>` 昭和4年10月に雑誌「みをつくし」副題文学評論をぐろりあ・そさえては出していました。当然創刊号のみです。
「みをつくし」の創刊号は昭和4年11月1日発行で、翌昭和5年1月31日発行の第2号があります。それ以降は未見です。


感謝 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月13日(月)13時38分15秒

  人魚の嘆きさま
 「みをつくし」に2号が存在していましたか。わたくしは頭から1号で廃刊と決め付けておりました。こういう勝手な思い込みは怪我のもとですね。3号以降も発行されていたのかも知れません。(多分、無いでしょうが。)未だまわりに当時を知る古老が何人かいるので、早いうちに取材しておかないと事実が全く判らなくなります。もう遅い位です。殊に地震以降、資料もかなり散逸、焼失してしまいました。この度はありがとうございました。


ぐれむん様へ 投稿者:金ちゃん  投稿日:10月13日(月)16時19分51秒

ぐれむん様
「ぐろりあ・そさえて」についての最近の投稿を見るにつけ、やはり管理人様と人魚の嘆き様は、私たちとは役者が違いすぎますね。 でもぐれむん様もこれから、いろいろな新事実を発見して、今度はご両人を驚かせてください。 私も努力するつもりです。 お互い管理人様、人魚の嘆き様に少しでも近づけるように頑張りましょう!


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日:10月13日(月)18時41分49秒

由紀夫様
お知らせありがとうございます。DMは既に手にしており存じておりました。ついでに見に行こうかと思っています。見るだけです(笑

人魚の嘆き様
お教えありがとうございます。しかし少ないとは云え、やはり抜けていない方が欲しいところです(笑


秘密 投稿者:管理人  投稿日:10月13日(月)19時35分03秒

金ちゃん様ぐれむん様
『離愁』がどの様な書物であるかは、今は秘しておきます。 ぐれむん様の「ぐろりあ・そさえて」HPが具体的になりましたら『離愁』を提供いたしますので其の紹介はぐれむん様からして頂きましょう。

むらかみ様
種明かしなど御座いません。興味のある作家の作品に就いては初出情報をノートに纏めてあります。

散水弁様
立原道造記念館より貴公へ返却の「堀辰雄詩集」は小生が預かっております。


リンク 投稿者:管理人  投稿日:10月13日(月)19時46分21秒

「感泣亭・小山正孝の世界」をリンクページにアップ致しました。


「舞姫」のカバー 投稿者:雪白  投稿日:10月13日(月)22時09分52秒

人魚の嘆き様
与謝野晶子の歌集「小扇」「恋衣」にカバーが付いているのは知っているのですが、「舞姫」はどうなのでしょうか?写真でも見たことがありません。どうぞご教示お願い致します。


(無題) 投稿者:葵の家  投稿日:10月14日(火)00時49分17秒

マヴォさま
書遊楽宴の北園本、確かにずっと動いていないものですね 私もこのところのモダ系詩集の高騰ぶりにまいっておりますのでもちろん静観です、私が世間知らずなだけかもしれませんが、半額でもう〜んです

雪白様
裏管理人様宛の「舞姫」についてのお問い合わせですが、私も実物は見たことはありませんが、手元にある「近代詩歌の書の表情」によりますとカバー付となっており、カバー・本冊ともに書影が掲載されております。参考までに。


追伸 投稿者:葵の家  投稿日:10月14日(火)00時52分59秒

雪白様
ちなみに「近代詩歌書の表情」は   今井卓爾著   平成7年1月:勉誠社刊行  で版元に在庫もあるようです。


レス遅れました。 投稿者:cogito  投稿日:10月14日(火)07時33分52秒

由紀夫様、および今週末「紅葉狩り」に参加される皆様ほか
その、書友等喰へん「楽しい目録」のこと知りません。どなたか今週見せてくださいね。さういふ目録見て悪態つきながらお酒呑むの、我ながらいぢましいと思ふけど結構好きかも。


三島の原稿の行方 投稿者:由紀夫  投稿日:10月14日(火)09時49分39秒

ymnk様
ところで、三島由紀夫の原稿の所在というのは誰か調べているのでしょうか。夏目漱石あたりだと、誰がどの作品の原稿を所蔵しているか、新全集編集のときに確認されているそうです。三島だと数が膨大かもしれませんが、今やっておかないとどんどん時代が経つにつれて難しい作業になるのではないでしょうか。


  「常夏」のカバー 投稿者:雪白  投稿日:10月14日(火)13時03分15秒

葵の家様
早速のご教示ありがたく感謝申し上げます。「近代詩歌書の表情」在庫問い合わせてみます。さて、もう1冊教えていただきたいのですが、同じ与謝野晶子の「常夏」のカバーをやはり見たことがありません。こちらも「近代詩歌書の表情」に出ておりますでしょうか?


『人魚のクリスマス』2003実施概要 気が早いなあ・・  投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月14日(火)14時47分56秒

『人魚の贈り物』登録者各位
既に伝説となった昨年の『人魚のクリスマス』。今年も開催が決定いたしました。その概要をお知らせします。
1.開催日時 2003年12月某日某時(決定次第連絡します)
2.開催場所 「Salon De 書痴」
3.出品水準 昨年以上とだけ今はお約束します。
4.ルール  基本的に昨年と同じです(過去ログ参照)。
 @Aコース(問題付)とBコース(問題なし)の2コース
 AAコースは「題名」欄にほしい本に関する問題の答えを書いて、ほしい本を「内容」欄に書いてください。正解者の先着順です。解答は1問につき1回だけ。ただし正解するまでは、Aコースに出品された複数の問題に解答しても構いません。
 BBコースは「題名」欄に「コレ、頂戴」と書いて、ほしい本を「内容」欄に書いてください。もちろん先着順です。
 Cお一人A・Bいずれかのコースで1点のみです。本をゲットするまでは、コースを何回移っても結構です。


『人魚の贈り物』第九次登録者募集 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月14日(火)15時07分49秒

各位
『人魚のクリスマス』2003の開催に先立ち、『人魚の贈り物』第九次登録者募集をいたします。下記の規約を了承の上で新たに参加を希望される方は、この掲示板で10月20日(月)正午までにお申し込みください。 ここに申し込みの書き込みをし、管理人宛に氏名・住所・電話番号をメールで知らせた段階で登録は完了です。 なお、今回が『人魚のクリスマス』2003開催前の最後の登録申し込みとなります。今までロム専の方も遠慮なくどうぞ。
『人魚の贈り物』規約
1.『人魚の贈り物』は、原則として2〜5の要領で掲示板「人魚の贈り物」を使って行います。開催は不定期で、管理人と人魚の嘆きの気まぐれによります。特別企画などでルールが異なる場合は、その都度説明します。
2.掲載した本を無料で差し上げます。ただし送料その他経費として、一律千円いただきます。
3.登録者による先着順1名様にのみ差し上げます。希望する本がある場合は、『コレ、頂戴』という題名で「希望する本の名前」を明記してください。なお2番手の書き込みにならぬようご注意願います(ほぼ同着の場合などの不可抗力はやむを得ません)。
4.1着の方にそれぞれ本を送ります。到着後、千円を指定口座に振り込んでください。
5.1回の出品で差し上げる本は一人1点(複数冊もあり)限りです。
6.言うまでもなく、本、その他に関するクレームは一切受けません。
7.皆様への善意に基づく無償譲渡ですから、転売目的の方は堅くお断りします。また、古書の売買を日常的に行っている方の参加は、プロ・セミプロの別を問わずご遠慮願います。その事実が判明した場合は、理由の如何にかかわらず登録抹消となります。さらに、当方の判断基準によるマナーの悪い方も、一方的に登録抹消いたします。

人魚の贈り物』登録済の有資格者は以下の方々です。(登録順・敬称略)

東、風、留女、太宰ファン、本とは?、文庫丸、賞物小僧、孝一、cogito、くだん、大輔、葵の家、由紀夫、グレノリ、金ちゃん、大陸人、天女の舞い、小仏、マヴォ、文庫中毒、ラビリンス、永町、imamura、未練堂、selah、玉乃井雪、yamanaka、伸六、健一、Bori、りょくと、酔霧、つるみとんぼ、恩地喜多八、ヒヤシンス、村山、貞之介、花筐、大塚、フリーズ、善蔵、大輔、慾呆け、study、立原道造が好き、春の雪、マルドロール、鬼涙、乱歩邸、清二郎、昌、sakamoto、彭城矯介、落下傘、散水弁、四天王、愛2003、さくら堂、ダークホース、青垣山、彗星の騎士、雪白、YT生、谷口、白樺派、私の耳は・・・、おしの、新雨、龍之介、hazedonca、夜汽車、PENぺん、聖なる館、薔薇盗人、篠崎、恋の絵巻、魚楽、ディオゲネス、鬼神堂、kiku、タランボウ、初心者、雑誌中毒、ケンタウロス、都の花、黒猫館館長、たからじま、楽古堂・大内史夫、詩遊、三月兎、倉田、香水夫人、林檎、カナリア、硝子細工、ナナ、TG、友野健二、隠岐、Jボーイ、あめんぼう、yuri、マツダ、まり。、ちゃこ、ガンジー、踊子好き、石狩川、矢吹、青猫、雨降り坊や、探偵ブラク、岩手の星、書物迷宮、鯉ヶ瀧ぶんなぐ郎、きりこ、本の蟲、1978、くも男爵、夏の焼いも、章魚和尚、ヌル、九十九里、みちのく、崖っぷち、五風十雨、関金温泉、WILL、びぶりお、軟鉄、ベルベット、栞、氏家、孝行息子、鏡子の家、彩、トラキチ、ホルマリン漬け、新世界、iwamoto、南国、ボーフラ、貢、変亀鑑、すなかぶり、パーマー、ささな、木村、隣の人(以上149人)


『人魚の贈り物』申し込み 投稿者:beloved  投稿日:10月14日(火)16時55分46秒

『人魚の贈り物』第九次登録者募集に申し込みます。よろしくご高配ください。


『人魚の贈り物』参加希望 投稿者:むらかみ  投稿日:10月14日(火)17時14分27秒

登録の程、宜しくお願いいたします。


(無題) 投稿者:散水弁  投稿日:10月14日(火)17時25分14秒

管理人様
`>` 立原道造記念館より貴公へ返却の「堀辰雄詩集」は小生が預かっております。
お手数おかけしますが、今週末、もってきていただけませんか?

風様
またお気軽に。週末お世話になります。


人魚の贈り物希望します 投稿者:出雲人  投稿日:10月14日(火)17時29分53秒

登録します。宜しくお願いいたします。 希望は26、「暢気眼鏡」です。


再び大物を! 投稿者:Bori  投稿日:10月14日(火)19時45分10秒

ー『曉と夕の詩』立原道造、昭和12年、風信子詩社、B版楽譜装、表紙がやや褪色するも保存良ー
これをゲットした時の興奮が蘇りました。 再び決戦の時がやってくるのですね。 しかし去年ですら接続不能になったのに、登録者も大幅に増えて、はたしてどうなるのでしょうか。


登録お願いします。 投稿者:丹  投稿日:10月14日(火)21時00分48秒

連続して「黒いハンカチ」が出ますと我慢が出来ません。よろしくお願いします。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月14日(火)21時06分52秒

Bori様
>しかし去年ですら接続不能になったのに、登録者も大幅に増えて、はたしてどうなるのでしょうか。
やはり、高速回線、高速マシンに乗り換えて、さらに指先を鍛えて待ち構えるしかありません!!
私も去年の興奮を思い出しています。今年は、問題付コースを選択しようかと密かに闘志を燃やしております。


常夏 投稿者:葵の家  投稿日:10月14日(火)23時40分24秒

雪白さま
 「近代詩歌書の表情」によりますとカバー付となっておりますが、カバーの諸影は掲載されておりません(本冊の書影は掲載されております)。  ただ、先日古書店である方から、この書籍の実物を手に取りながら「これはカバーなしで完本なんだよ」と教わった記憶もあるような気がしておりますので、明日以降その方に伺った上で改めて回答させていただきます。


小沼丹・情報 投稿者:管理人  投稿日:10月15日(水)01時31分22秒

『汽船』昭和四十六年六月、青娥書房刊は帯が二種あり 帯の背が「青春の追想」と「香り高きロマン」・・「香り・・」の方が少なし。
『馬画帖』なる馬の絵ばかり描いた画集あり。 亡くなる前、入院中、混濁した状態で大学ノートに馬の絵を描き続けたものを没後十ヶ月を経てから娘さんが発行して知己に配った画集。


既に時遅し 投稿者:ymnk  投稿日:10月15日(水)03時09分44秒

由紀夫様
あんまりこまかいものは別としても、例えば新潮文庫で出ているようなものでも、把握出来ないと思います。また追っかけている人もいないと思います。以下はあくまで個人的な意見ですが、所持者が所持を表明したくないものやら、当初から行方不明のもの、公開するといろいろと都合が悪くなる人間やら色々な問題が出てくる質のもの、・・・・逆に漱石くらい時間が経過していればそういう意味での困難は少ないのかもしれません。


なんか場違いな気もしますが『一寸法師』について 投稿者:中 相作  投稿日:10月15日(水)05時58分21秒

 ●ラビリンス様
 はじめまして。ホームページ「名張人外境」を主宰している者です。7月20日付ご投稿「私の自慢の一冊」拝読いたしました。ご所蔵の北秀書房版『一寸法師』は乱歩がみずから作成した自著目録にも記されていないもので、もしかしたら乱歩自身その存在を知らなかった紙型流用本なのかもしれません。今年1月から2月にかけて池袋西武で開かれた「江戸川乱歩展」にも出展されていなかったはずで、きわめて珍しい一冊であると思われます。  当方の「江戸川乱歩著書目録」に同書を記載いたしたく、お手数をおかけして恐縮ですが、下記のデータをご教示いただければ幸甚です。

書名:一寸法師
発行日:昭和二十三年 月 日(初版、第一刷といった記載はあるでしょうか)
発行所:北秀書房(所在地もお願いいたします)
判型:
外装:
頁数:
別丁:(本文とは別の用紙に印刷された口絵などがあるでしょうか)
定価:
意匠:(装幀、挿絵などの担当者名は記載されているでしょうか)
収録作品:一寸法師(だけでしょうか)
 以上です。よろしくお願い申しあげます。 http://www.e-net.or.jp/user/stako/


ご教示に感謝 投稿者:丹  投稿日:10月15日(水)07時01分20秒

管理人さま
 架蔵の「汽船」の帯は「青春の追憶」でした。新たな探求書が増え、少し気が遠くなりそうです。でも、頑張ります。


登録希望 投稿者:魔女っ子  投稿日:10月15日(水)08時28分01秒

管理人&人魚の嘆き様
私もぜひ参加させてください。 お願い申し上げます。


お返事 投稿者:ラビリンス  投稿日:10月15日(水)10時44分25秒

中 相作様
私の投稿をお読みくださりありがとうございます。 現在出張先ですので、リクエストのデータは、土曜日帰宅後にお知らせできると思います。 ただ前回書きました通り、私の持っている本は初版本ではありません。再版本です。 そして投稿後、人魚の嘆き様とたまたま電話でお話ししていたら、「北秀書房版の「一寸法師」の初版本を持っていますよ」とおっしゃっていました。 その時、人魚の嘆き様とお話しした限りでは表紙に違いはないようでした。しかし、細かいところまで確認したわけではありません。 従って、著書目録のデータとしては人魚の嘆き様の初版本をベースにされて、もし再版本で発行日以外に違いがあれば、私が補足するのがよろしいのではないでしょうか? なんにしてもご協力させていただきます。


お詫び 投稿者:ラビリンス  投稿日:10月15日(水)10時47分36秒

人魚の嘆き様
投稿してから気がつきましたが、ご承諾も取らずお名前を出してしまいました。 ご無礼をお詫び申し上げます。お許しください。


「古通」到着しました 投稿者:東  投稿日:10月15日(水)11時41分10秒

「古書通信」が到着しました。「続署名本の世界」はここで予告された とおり、「稀覯本の世界」の話題で今回は満載ですね。なぜか誇らしく感じます。それにしても、いつもながらの人魚の嘆き様の文章の巧みさには感心するばかりです。


「人魚の紅葉狩り」 投稿者:管理人  投稿日:10月15日(水)13時11分28秒

「人魚の紅葉狩り」東京より出発の各位
集合時間 午前8時45分(時間厳守)
集合場所 神保町、「田村書店」前(場所が分からない方は其の由を書き込んでください)


登録希望 投稿者:町田  投稿日:10月15日(水)15時24分28秒

人魚の贈り物に登録希望します。


岐阜にこの人ありと知る人ぞ知る詩集コレクター 投稿者:グレノリ  投稿日:10月15日(水)16時40分46秒

「古書通信」の『続署名本の世界』読了。 人魚の嘆き様のcogito様への優しい眼差しが心に残りました。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月15日(水)19時33分48秒

雪白様、葵の家様
葵の家様が書かれたように『舞姫』はカバー付で、このカバーは『小扇』のパラフィンカバーよりも珍でしょう。ちなみに『近代詩歌書の表情』に写真が出ている『舞姫』は、先日出雲人様が話題にされていた石丸旧蔵本で、現在は私の書棚にあります。 『常夏』は湯浅光雄氏の時代からカバーの存在が問題になっていて、私の知る限り現在まで発見されていません。もちろん「ない」ことの証明は困難ですが、恐らく外装無完だと思います。なお、『近代詩歌書の表情』には確かに『常夏』はカバー付と記載されていますが、本書刊行後今井先生に確認したところ誤記でした。早稲田に入った今井先生の詩歌集コレクション中の『常夏』もカバーは付いていません。

中相作様
『一寸法師』のデータは以下の通りです。
書名:一寸法師
発行日:昭和二十三年十月十日(初版、第一刷といった記載はありません)
発行所:北秀書房(東京都千代田区西神田二ノ二七)
判型:B6
外装:なし
頁数:196ページ
別丁:(本文とは別の用紙に印刷された口絵などがあるでしょうか)
定価:80円
意匠:(装幀、挿絵などの担当者名は記載されていません)
収録作品:一寸法師(だけです)

ところで、この本はちょうど次回の『人魚の贈り物』という「お遊び」に出品しようとしていたところなので、もし中様がご入用ならば差し上げたいと思いますがいかがでしょうか。

ラビリンス様
お詫びいただくことは何もありません。上記初版データとお持ちの再版に異同があれば補足願います。


登録お願いします 投稿者:Peter-Rabbit  投稿日:10月15日(水)20時56分12秒

登録のほどよろしくお願い申し上げます。


`<` (_ _) `>` 続署名本の世界 第5回@「古書通信891号」 投稿者:cogito  投稿日:10月15日(水)21時35分00秒

>人魚の嘆き様
 本日図書館に「古書通信」配達され、早速物陰で一読。小生に対する過分な紹介ならびに拙HPの喧伝まで誌上でして頂き、恐縮のいたりです。

>グレノリ様
 岐阜にこの人あり…知る人ぞ知る…うぅ。バイク事故がもう“伝説”になってる。さうきたかー!ぎゃふん!!です。
件の『轉身の頌』の書影は近々にHP上の然るべき所にupする予定にて、とりいそぎ一筆御礼まで。ありがたうございました。


『人魚の贈り物』参加希望 投稿者:ソーニャ  投稿日:10月15日(水)21時45分09秒

初めまして「ソーニャ」と申します。 「古書通信」を拝見して、このサイトを知りました。 空前絶後の素晴らしい企画に是非参加致したく登録をお願いいたします。


懐かしいな 投稿者:ダークホース  投稿日:10月15日(水)22時58分32秒

cogito様
ご無沙汰しております。皆様の書きこみでcogito様の登場している「古書通信891号」がたまらず読みたくなり、人魚の嘆き様におねだりしてFAXしていただきました。そして今読み終わりました。あの「転身の頌」のお話だったのですね。覚えていらっしゃいますか、cogito様?私が人魚の嘆き様の書斎から、プレゼント用に選んだんですよ!あっ、いけない、自慢話になっちゃいましたね。(笑)でも、他の2冊ではこんな展開はなかったのではないでしょうか。あの本を選んで本当によかったです!それと、cogito様の楽しいバイクのお話(ご本人は命がけだったと思いますけれど)、これでみなさんに知られてしまいましたね。本当に伝説となることでしょう。でももう止めてくださいね、危ないですから。それではお元気で、週末の旅行に行ってらっしゃいませ。


『人魚の贈り物』参加希望 投稿者:街路樹  投稿日:10月15日(水)23時18分50秒

私も「古通」経由組です。新参ですがよろしくご指導ください。


展示のご案内 投稿者:風  投稿日:10月16日(木)04時04分53秒

皆さまへ
管理人さまのお許しを得て、立原道造記念館の秋季企画展のご案内を認めさせていただきます。 東大弥生門の前にある小さな記念館ですが、ご来館をお待ち申し上げております。

●2003.10.2〜12.24 秋季企画展
 「立原道造・建築家への志向4―新たに発見された設計図を中心として―」
1939年3月29日、24歳で夭折した詩人立原は、将来を嘱望された建築家でもありました。 1934年4月、東京帝国大学工学部建築学科へ入学し、卒業までの3年間、辰野賞を連続して受賞するなど、岸田日出刀教授のもと「意匠裝飾」にその才を発揮しましました。 最近、立原の建築家としての修業の側面について、関心が高まってきました。どのような教育を受けていたのかを知るためには、課題の提出図面が貴重な手がかりとなります。 折しも、立原の友人であった故小山正孝氏(詩人1916-2002)の書斎から、立原の提出図面が、他の設計図や多数のエスキス、パステル画等と共に発見されました。 本展では、これらの新資料から主なものを初公開し、併せて、同時期作の多様な作品等を展観することにより、詩人立原が志向した建築家像を描こうと試みます。 主な出展品には、「図書館設計図」等の課題提出図面5種15枚、パステル画2枚(以上初公開)をはじめとして、詩稿、建築草稿、書簡、講義ノート、関連書籍等があります。 また、詩人であった故小山氏を偲ぶコーナーを設け、全詩集(8冊)等を展観します。 文字と絵で綴る多面的な作品世界を、ご来館の上、ご鑑賞いただければ幸いに存じます。 http://www.orchid.co.jp/~tatihara/tenji03.htm


(無題) 投稿者:葵の家  投稿日:10月16日(木)04時44分19秒

人魚の嘆き様
 ご回答ありがとうございました。誤記だったのですね。これで謎が氷解しました。 同様に長谷川弘の「奥ゆかしき××花(×はPC上で漢字標記できず)」についてもカバー付となっていたのですが、こちらも誤記なのでしょうか?


文字化け 投稿者:葵の家  投稿日:10月16日(木)04時46分34秒

この前の前の投稿も私のものなのですが、書名の漢字を無理やり入れたところ文字化けしてしまいましたので、下記のように「×」で表現いたしました。見苦しい投稿をお許しください。


どうもありがとうございました 投稿者:中 相作  投稿日:10月16日(木)05時18分32秒

 ●ラビリンス様
 さっそくご返事をたまわり、ありがとうございました。おかげさまで人魚の嘆きさんからご教示いただけましたので、昨日付投稿でお願い申しあげた儀はご放念ください(お手許の版に初版データとの異同があれば、お手数ですがご指摘いただきますようお願いいたします)。  ご造作をおかけしたお礼に、名張市立図書館の江戸川乱歩リファレンスブック3『江戸川乱歩著書目録』(URL欄に画像のリンクを掲げます)をお送り申しあげたく、お名前とご住所(送付先)をメールでお教えいただきたいのですが、いかがなものでしょうか。  今後ともよろしくお願い申しあげます。

 ●人魚の嘆き様
 ご教示ありがとうございました。お知らせいただいたデータを当方のサイトの「江戸川乱歩著書目録」に記載いたします。この目録では乱歩の著書に通し番号をつけてありますので、新発見がひとつ加わるとそれ以降の番号をすべてプラス1にしなければならぬことにいまごろ気がつき、いささかうんざりしている次第ですが、ファンにもほとんど知られていないだろう乱歩の著書が明らかになったのは嬉しい限りです。  もしもご恵贈いただけるのでしたら名張市立図書館の蔵書として架蔵いたしたく、恐れ入りますがお手すきの折に下記へご郵送いただければ幸甚です。  〒518-0712 三重県名張市桜ヶ丘3088番地156 名張市立図書館
 お礼として『江戸川乱歩著書目録』をお送りいたしますので、ぜひお納めください。ただしまだできあがってきたばかりで発送作業にも取りかかっていない状態ですので、お手許にお届けできるのは少しあとのことになるかもしれません。あらかじめご了承いただければと思います。  今後ともよろしくお願い申しあげます。 http://www.e-net.or.jp/user/stako/Images/DE-200313.jpg


お気持ちだけありがたく 投稿者:ラビリンス  投稿日:10月16日(木)09時02分21秒

中 相作様
帰宅後に「一寸法師」再版本を見て、もし人魚の嘆き様の初版本の記述と何か違いがありましたらあらためて投稿いたします。 『江戸川乱歩著書目録』を頂戴できるというありがたいお話ですが、私はさしてお役にも立っていないのであまりにも恐縮すぎます。 お気持ちだけありがたく頂戴いたします。 ありがとうございました。

人魚の嘆き様
大変お忙しい方に、ご面倒をおかけしてしまったのではないかと心配しています。 フォローどうもありがとうございました。


『人魚の贈り物』登録を申し込みます 投稿者:秋の味覚  投稿日:10月16日(木)10時59分58秒

管理人様
「古書通信」の人魚の嘆き様の記事で驚倒いたしました。『人魚の贈り物』に参加を熱望いたしております。ご許可のほどお願い申し上げます。


『人魚の贈り物』登録御願い 投稿者:書狂  投稿日:10月16日(木)11時49分00秒

この度『人魚の贈り物』に参戦いたしたく、末席に登録の程、宜しくお願いいたします。


カバーのこと 投稿者:雪白  投稿日:10月16日(木)12時25分47秒

人魚の嘆き様葵の家様
重ねてのご教示心より感謝申し上げます。 これからもご指導くださいませ。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月16日(木)20時22分07秒

cogito様
貴兄のHPのURLに「職場」が入っていたので、問題はないとは思ったけれども、万一にもご迷惑をかけたくなかったので雑誌には書きませんでした。読者が見たいと思えばすぐに見つけられますしね。

葵の家様
`>` 同様に長谷川弘の「奥ゆかしき××花(×はPC上で漢字標記できず)」についてもカバー付となっていたのですが、こちらも誤記なのでしょうか?
以前こちらでも書き込んだ記憶がありますが、パラフィンカバーが付いていますから誤記ではありません。

中相作様
『一寸法師』は明日ご指定の所にお送りいたします。 さて、『江戸川乱歩著書目録』をご恵送賜るとのこと、あまりにも過分で心苦しい限りですが、折角のご厚情なので甘えさせていただきたいと存じます。 つきましては、「Salon De 書痴」のメンバーが集う場所である古本酒場「人魚の嘆き」(住所:〒101-0051 東京都千代田区神保町1-19、電話:03-3292-8282)へお送りいただいてもよろしいでしょうか。ここには古書関係書籍専用の棚があり、また探偵小説ファンも少なからず来店しますので大変喜ばれるのに違いありません。どうぞよろしくお願い申し上げます。


『人魚の贈り物』登録希望 投稿者:鉄仮面  投稿日:10月17日(金)00時40分04秒

登録お願いいたします。


お待ちしています! 投稿者:風  投稿日:10月17日(金)05時28分57秒

紅葉狩ご参加の皆さまへ
明け方、車を飛ばして、一足先に軽井沢へきました。 外気温0度、上弦の月が天空に輝き、満天の星空が迎えてくれました。 色づきはじめた木々が、淡い光にうかんでいます。 昼間は気温も20度近くまであがるでしょうが、 夜は冷えますので、厚い靴下とマフラーをご用意ください。 では、18日昼にお会いいたしましょう。


かしこまりました 投稿者:中 相作  投稿日:10月17日(金)06時02分25秒

 ●ラビリンス様
 承知いたしました。恐縮していただく必要はまったくないように思いますし、ご覧いただいて不備や遺漏のご指摘を頂戴できればとの下心もありますので、なんとか『江戸川乱歩著書目録』をお納めいただきたく思う次第ですが、むろん無理強いできることではありません。気が向かれたら、いつでもお気軽にお申しつけください。北秀書房版『一寸法師』の存在をお知らせいただいたことに、あらためてお礼を申しあげます。

 ●人魚の嘆き様
 了解いたしました。『江戸川乱歩著書目録』は古本酒場「人魚の嘆き」へお送りいたします。ちょっとしたミスがあったため発送開始が一か月ほど遅くなる見込みで(思わせぶりな表現になりましたが、函が小さくて本がすんなり出し入れできないため、函だけつくり直すことになった次第です。やれやれ)、しばらくお待ちいただかねばなりません。来月の中旬か下旬、いやそれも確約はできぬ感じですが、とにかく年内には間違いなくお届けできるはずです。「人魚の嘆き」ご常連の「書痴」のみなさんにご高覧いただき、ご叱正をたまわれれば幸甚です(なんか恐ろしいことをお願いしているという気もいたしますが)。よろしくお願い申しあげます。 http://www.e-net.or.jp/user/stako/


強制依頼 投稿者:管理人  投稿日:10月17日(金)06時39分45秒

くだん様
表BBSでの採決の結果、全員賛成により(本人に投票権はなし)、「九段蒐書日録」を「Salon De 書痴」に投稿されることを正式にご依頼申し上げます。内容、体裁、掲載周期などはご一任します。なお、拒否権はございません。 どうぞよろしく。


Re.かしこまりました  投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月17日(金)10時06分43秒

中相作様
シャイなラビリンス様には私からお渡しいたしますので、古本酒場「人魚の嘆き」へ一緒にお送り戴ければ幸いと存じます。


十返肇さん 投稿者:天女の舞い  投稿日:10月17日(金)10時59分12秒

管理人様
大変ご無沙汰しております。さて、今日お尋ねしたいのは十返肇さんの遺稿集のことでございます。死後、奥様の手によって編まれたとうかがいましたが、まだ見る機会に恵まれません。管理人様であればご存知かと思いますがいかがでしょうか。よろしくご教示の程お願い申し上げます。


『人魚の贈り物』登録希望 投稿者:紀伊の人  投稿日:10月17日(金)11時27分54秒

「日本古書通信」10月号によりこちらにやってきました。 地方在住のこともあり、思うように集書がままなりません。 『人魚の贈り物』への登録を希望します。 ご配慮お願いいたします。


『人魚の贈り物』登録希望 投稿者:蔵王山麓  投稿日:10月17日(金)12時19分39秒

登録をお願いいたします。


『人魚の贈り物』登録希望  投稿者:雀の卵  投稿日:10月17日(金)23時08分32秒

参加希望です。よろしくお願いします。


Re.十返肇さん 投稿者:管理人  投稿日:10月18日(土)00時04分58秒

天女の舞い様
「十返肇 その一九六三年八月」は遺稿集とは少々その趣を異にします。 前半は病床日誌、後半は追悼文という構成になっております。 追悼文は親友の青山光二、吉行淳之介、野口富士男や田辺茂一、丹羽文雄、井上靖、等三十人余が寄せています。 「十返肇 その一九六三年八月」 1969年8月28日 発行 発行者 十返千鶴子 非売品 余部がありますから来週にでも差し上げます。


御礼 投稿者:天女の舞い  投稿日:10月18日(土)06時33分40秒

管理人様
いつもながらの完璧なご回答に感嘆、感謝申し上げます。しかも1部いただけるとは、本当にありがとうございます。大切に使います。


これでいかがでしょう 投稿者:中 相作  投稿日:10月18日(土)07時04分14秒

 ●人魚の嘆き様
 助け船を出していただいてお礼を申しあげます。ありがたく仰せに従うことにいたします。で、人魚の嘆きさんと古本酒場「人魚の嘆き」とのご関係もよくわかりませんので、一部は「人魚の嘆き」の古書関係書籍専用書棚に、一部はラビリンスさんの書棚に、一部は人魚の嘆きさんの書棚にお収めいただくことにして、『江戸川乱歩著書目録』は都合三部お送りしたいと思います。ご諒承をたまわりますよう、よろしくお願い申しあげます。 http://www.e-net.or.jp/user/stako/


漱石の縮刷本 投稿者:栞  投稿日:10月18日(土)19時11分15秒

人魚の嘆き様
夏目漱石の縮刷本の中で最も珍しい本は何でしょうか。大型本は手が届かないので、縮 刷本から集めようと思っています。ご指導ください。


(無題) 投稿者:留守番人魚  投稿日:10月18日(土)22時13分58秒

みんな今頃は軽井沢で盛り上がっていることでしょうね。

中相作様
重ね重ねのご好意に深謝申し上げます。ご高著の到着を楽しみにしております。

雪達磨様
メールの返事がないが、アドレスが変わったかな?

ymnk様
ブツが届きました。ありがとうございました。

雀の卵様
昔、『活人形』をご覧になった方ですか?違ったらゴメンナサイ。

栞様
最も珍しいのは「猫」です。


『人魚の贈り物』登録希望 投稿者:たくりん  投稿日:10月18日(土)22時41分04秒

登録よろしくお願いいたします。


『人魚の贈り物』登録希望 投稿者:スリラー  投稿日:10月18日(土)23時23分41秒

管理人様
よろしくお願い致します。


ご質問 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月19日(日)08時12分59秒

人魚の嘆き様
前々から一度お伺いしようと思っていたのですが、人魚の嘆き様は「探偵小説は門外漢だ」といつも書かれますよね。しかしながら、過去の『人魚の贈り物』を見ると、探偵物の物凄い本をたくさんお持ちなのがわかるし、書きこみからは探偵物の知識も物凄いことがわかります。昨日も過去ログを見ていて、「夢鬼」や「俘囚」の話の場所で、探偵物専門家も真っ青なことが披露されていて、「やっぱり凄いなあ」と感嘆してしまいました。そして今回の「一寸法師」も、私はもちろんのこと、乱歩コレクターでも持っている人は少ないはずです。話題にも出たことがないのでは。それをこともなげに、「初版を持っています」ですから、驚きます。一体、人魚の嘆き様は興味のない探偵本のしかも珍本まで含めて、どうしてそんなにお持ちなのでしょう?またそ の知識はどこで習得されたのですか?差し障りのない範囲で結構です。是非お聞かせくださいませ。 便乗 投稿者:文庫丸  投稿日:10月19日(日)10時50分57秒 人魚の嘆き様 私からもご質問。人魚の嘆き様の書斎のガラスケース付書棚に探偵小説で入っている本はあるのでしょうか?そもそも書斎にある探偵小説は何冊くらいあるのでしょうか?ほとんどが倉庫のダンボールの中ですか 島村利正「高麗人」 投稿者:天女の舞い  投稿日:10月19日(日)14時47分32秒

管理人様
またお尋ねです。島村利正の戦前の唯一の著書に昭和16年に人文書院から発行された「高麗人」があると文献に書かれています。ところが、私の周囲で誰一人この本を実際に見た者がいません。もちろん私も含めてです。この「高麗人」の正確な書誌データがおわかりでしたら、ご教示頂けないでしょうか。いつもお願いばかりで申し訳ございません。よろしくお願い致します。


風邪をひきませんように。 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月19日(日)15時56分05秒

 今頃、軽井沢は冬でしょうが、楽しいでしょうね。 暖かいものを差し入れしたいんですが、場所が秘密では。 cogitoさんが「総括」の名の下にリンチになり、戻って来ないのではと心配です。 わたくしは汗びっしょりでTシャツ一枚の徹夜明けです。 少し仮眠しましたから、これからまた深夜まで仕事を致します。 「古通」に出てから、予想はしていましたが登録希望者続出ですね。 万景峰号の定員は220名ですからね。(昔は350名) 頭の悪い私はこのシステムが未だよく判らないんです。 とにかく、参加資格の時点で殆どの項目をクリアできないから、蚊帳の外ですが。
 管理人さま お礼が遅れて申し訳ありません。 『離愁』に関する情報に深く感謝致します。 「ぐろりあ・そさえて」に大正本が存在していた事実には正直驚きました。 ただ、折角の有難いお申し出ですが、見ず知らずの方から稀覯本を頂く筋合いでは、ありませんし、HPが出来たらという条件を付されたら、書物を頂戴する目的でHPを立ち上げるような気分になってしまい、本末転倒です。 元来わたしのHPは、ある三人の作家の関係を追跡するのが目的でして、 「ぐろりあ・そさえて」の項はその派生物のひとつなのです。 わたくしなどより、もっと相応しい方の手に渡るべき書物でしょう。 殆ど無理でしょうが、同書は自分で探してみます。 お言葉だけ有難く頂戴いたします。
人魚の嘆きさま 貴兄にもお礼が遅れて申し訳ありません。 雑誌「みをつくし」に関する訂正、有難うございました。 三号はないのでしょうが、無いのなら無いという証左を得て来ます。 貴重な情報を有難うございました。
 今、偶然ですが、木水彌三郎氏の遺稿集「みをつくし(仮題)」という冊子を製作中です。 更に皆さんは興味が無いでしょうが、『生田耕作書誌』限定版50部普及版500部という無謀な赤字出版をTRAMPさんと始めてしまいました。HPのアドレスを忘れたので次の項へ↑ そんなこんなで自分のHPはまだまだ先なのです。
 金ちゃんさま  わたくしは、貴兄同様こちらのご両人とは全く違う二流世界の人間です。 同列に語っては失礼というものですよ。


追記 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月19日(日)16時01分44秒

「生田耕作書誌」出版のH.P.です。 http://chance.gaiax.com/home/tramp_yoshi/main


無事帰宅 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月19日(日)17時44分18秒

管理人様、紅葉狩り参加の皆様
先ほど無事帰宅いたしました。この度も古書談義で盛り上がった楽しい夜を過すことが出来まして、有難うございました。久しぶりに夜中過ぎまで起きておりましたが、不思議と眠くなりませんでした(笑い)。

風様
いろいろとお手配いただき有難うございました。おかげさまで、美味しいものをいただき、美しい紅葉と澄み切った空気を存分に味わうことが出来ました。
帰り道に、松本の古書店に立ち寄ってきました。皆様には本を「見るだけです」と申し上げておりましたが、やはり誘惑には打ち勝てず(意志薄弱な私をお笑いください)何冊か道連れをこさえてしまいました。成果の程は、近日中に報告いたします。


なるほどなるほど 投稿者:金ちゃん  投稿日:10月19日(日)18時12分03秒

ぐれむん様
いやー、おっしゃる通りでした。 管理人様と人魚の嘆き様は、私達下界の者とは住む世界が違う御仁でしたね。 少しでも近づこうなどとバカなことを書いてしまいました。 なるほど生まれながらに二流の人間は、いつまでたっても一流にはなれませんよね。 それをわきまえているぐれむん様は偉い! 失礼しました。


皆様お疲れ様でございました。 投稿者:大輔  投稿日:10月19日(日)18時19分31秒

人魚の紅葉狩り参加の皆様 管理人様
   携帯から失礼致します。 皆様お疲れ様でした。楽しい古書狩りと会話を満喫させていただきました。失礼、ご迷惑を掛けた所もあるかと思いますがお許し下さい。ぜひ又皆様とお会いすることを楽しみにしております。

  葵の家様
      運転お疲れ様でした。2日間楽しい時間を過ごせました。また音楽談義しましょうね。

散水弁様
寝かせてくれてありがとうございました。朝、貴兄に御礼が言えず残念でした。

人魚の嘆き様
お会いできず残念でした。神保町でお会いするのを楽しみにしております。


両女史へ 投稿者:東  投稿日:10月19日(日)19時59分23秒

風様
ご存知かもしれませんが、本日付の日経文化面に立原の詩と西洋の詩の関係について載っていました。

天女の舞い様
『高麗人』の写真がHPの「幻の本・珍本」にアップされているのはご存知ですか?

管理人様
上記『高麗人』の説明に「帯付」とありますが、写真には帯がないようです。本自体も稀覯本だとは思いますが、ぜひ帯の写真も機会があったらアップしてください。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月19日(日)21時54分58秒

乱歩邸様、文庫丸様
`>` 人魚の嘆き様は興味のない探偵本のしかも珍本まで含めて、どうしてそんなにお持ちなのでしょう?
珍本については、昔は天下無敵のダボであったため。その他は義理買いとまとめ買いによって増えていったというところでしょうか。
`>` またその知識はどこで習得されたのですか?
私の探偵物に関する書き込みは、単に現物を見た通りに記載しているだけであって、知識などと呼び得るものではありません。
`>` 書斎のガラスケース付書棚に探偵物で入っている本はあるのでしょうか?
鏡花の『活人形』の初版と六角本だけかな?
`>` 書斎にある探偵小説は何冊くらいあるのでしょうか?ほとんどが倉庫のダンボールの中ですか?
書斎のGケースなしの書棚に入っているのは、前にも話題になった『江川蘭子』や『ドグラマグラ』など50冊くらいのものです。倉庫(?)のダンボール箱の中にはまだ結構ありますよ。

大輔様
拙著をお買い求めいただいたのですか?ありがとうございます。また近々お会いしたいですね。


(無題) 投稿者:風  投稿日:10月19日(日)22時25分47秒

管理人さま紅葉狩ご参加のみなさま
愉しいときをありがとうございました。 皆さまご無事にご帰宅なされたようで、ほっといたしております。 私も、しばし、星空や色づいた林、澄みきった気層との別れを惜しみ・・・ まもなく、山をおりようと思っております。

東さま
日経新聞の件、お知らせいただきありがとうございました。 帰京いたしましたら、さっそく、拝見いたします。


『人魚の贈り物』登録のお願い 投稿者:うちあほやし  投稿日:10月19日(日)22時57分57秒

『人魚の贈り物』に登録を希望致します。どうぞよろしく願います。


『人魚の贈り物』登録希望 投稿者:梵  投稿日:10月20日(月)00時14分31秒

登録よろしくお願いいたします。


知りませんでした 投稿者:天女の舞い  投稿日:10月20日(月)08時03分21秒

東様管理人様
東様ご指摘ありがとうございました。大変恥ずかしい間違いを犯してしまいました。管理人、どうぞお許しくださいませ。


「人魚の贈り物」登録希望 投稿者:夜鴉亭  投稿日:10月20日(月)11時30分00秒

古通で拝見いたしました。登録をお願申し上げます。


『人魚の贈り物』登録者リスト 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月20日(月)12時34分26秒

『人魚の贈り物』登録済の有資格者は以下の方々です。(登録順・敬称略)

東、風、留女、太宰ファン、本とは?、文庫丸、賞物小僧、孝一、cogito、くだん、大輔、葵の家、由紀夫、グレノリ、金ちゃん、大陸人、天女の舞い、小仏、マヴォ、文庫中毒、ラビリンス、永町、imamura、未練堂、うすけ、玉乃井雪、yamanaka、伸六、健一、Bori、りょくと、酔霧、つるみとんぼ、恩地喜多八、ヒヤシンス、村山、貞之介、花筐、大塚、フリーズ、善蔵、大輔、慾呆け、study、立原道造が好き、春の雪、マルドロール、鬼涙、乱歩邸、清二郎、昌、sakamoto、彭城矯介、落下傘、散水弁、四天王、愛2003、さくら堂、ダークホース、青垣山、彗星の騎士、雪白、YT生、谷口、白樺派、私の耳は・・・、おしの、新雨、龍之介、hazedonca、夜汽車、PENぺん、聖なる館、薔薇盗人、篠崎、恋の絵巻、魚楽、ディオゲネス、鬼神堂、kiku、タランボウ、初心者、モダボ、ケンタウロス、都の花、黒猫館館長、たからじま、楽古堂・大内史夫、詩遊、三月兎、倉田、香水夫人、林檎、カナリア、硝子細工、ナナ、TG、友野健二、隠岐、Jボーイ、あめんぼう、yuri、マツダ、まり。、ちゃこ、ガンジー、踊子好き、石狩川、矢吹、青猫、雨降り坊や、探偵ブラク、岩手の星、書物迷宮、鯉ヶ瀧ぶんなぐ郎、きりこ、本の蟲、1978、くも男爵、夏の焼いも、章魚和尚、ヌル、九十九里、みちのく、崖っぷち、五風十雨、関金温泉、WILL、びぶりお、軟鉄、ベルベット、栞、氏家、孝行息子、鏡子の家、彩、トラキチ、ホルマリン漬け、新世界、iwamoto、南国、ボーフラ、貢、変亀鑑、すなかぶり、パーマー、ささな、木村、隣の人、beloved、むらかみ、出雲人、丹、魔女っ子、町田、Peter-Rabbit、ソーニャ、街路樹、秋の味覚、書狂 、鉄仮面、紀伊の人、蔵王山麓、雀の卵、たくりん、スリラー、通天閣、うちあほやし、梵、夜鴉亭 (以上170人)


  ガラスケース 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月20日(月)15時46分26秒

人魚の嘆き様
丁寧なお答えに痛み入ります。そして古書コレクター第一人者にしてこの謙虚なお答えに、あらためて人魚の嘆き様のお人柄を感じました。人魚の嘆きファンの熱烈な信者が多いことも(私を含めてですが)当然でしょう。しかし、 「江川蘭子」も「ドグラ・マグラ」もガラスケースには入れてもらえ ませんか。わが本棚であれば特等席でありますのに。探偵小説好きには卒倒してしまう話ではあります。


人魚の贈り物 登録希望 投稿者:通天閣  投稿日:10月20日(月)19時15分13秒

管理人 様
人魚の贈り物 登録を お願い致します


御礼 投稿者:うすけ  投稿日:10月20日(月)23時48分23秒 管理人様 風様 人魚の紅葉狩り参加者の皆様
週末は楽しい時間を過ごさせて頂き,有難う御座いました。 あのような素晴らしい集いの末席に名を連ねられた事を,光栄に思っております。 なかなか皆様とお話する機会を得る事が叶いませんが,その折には宜しく御指導下さい。


改名お願い 投稿者:うちあほやし  投稿日:10月21日(火)02時26分43秒

管理人様
今のHNでは如何にも投稿しずらいので改名させて戴きたいのですが・・・ もしも認めていただけるなら結局は同様の意味合いになってしまうのですが 「昼行灯」に致したく、どうかお願いいたします。


感謝 投稿者:文庫丸  投稿日:10月21日(火)08時29分34秒

人魚の嘆き様
私のような初心者の幼稚な質問に、いつもいやな素振りも見せずに誠実にお答えいただけることに心から感謝申し上げます。乱歩邸様同様にただ溜息が出るばかりのお答えですが、それでも書斎にガラスケースには入れてもらえなくても探偵小説が50冊もあるのはうれしい限り。これからも人魚の贈り物を楽しみにしております。よろしくお願いいたします。


今日は早めに帰りましょうね!(野球見てると間に合わないよ) 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月21日(火)11時27分13秒

『人魚の贈り物』登録済の有資格者は以下の方々です。(登録順・敬称略) 東、風、留女、太宰ファン、本とは?、文庫丸、賞物小僧、孝一、cogito、くだん、大輔、葵の家、由紀夫、グレノリ、金ちゃん、大陸人、天女の舞い、小仏、マヴォ、文庫中毒、ラビリンス、永町、imamura、未練堂、うすけ、玉乃井雪、yamanaka、伸六、健一、Bori、りょくと、酔霧、つるみとんぼ、恩地喜多八、ヒヤシンス、村山、貞之介、花筐、大塚、フリーズ、善蔵、慾呆け、study、立原道造が好き、春の雪、マルドロール、鬼涙、乱歩邸、清二郎、昌、sakamoto、彭城矯介、落下傘、散水弁、四天王、愛2003、さくら堂、ダークホース、青垣山、彗星の騎士、雪白、YT生、谷口、白樺派、私の耳は・・・、おしの、新雨、龍之介、hazedonca、夜汽車、PENぺん、聖なる館、薔薇盗人、篠崎、恋の絵巻、魚楽、ディオゲネス、鬼神堂、kiku、タランボウ、初心者、モダボ、ケンタウロス、都の花、黒猫館館長、たからじま、楽古堂・大内史夫、詩遊、三月兎、倉田、香水夫人、林檎、カナリア、硝子細工、ナナ、TG、友野健二、隠岐、Jボーイ、あめんぼう、yuri、マツダ、まり。、ちゃこ、ガンジー、踊子好き、石狩川、矢吹、青猫、雨降り坊や、探偵ブラク、岩手の星、書物迷宮、鯉ヶ瀧ぶんなぐ郎、きりこ、本の蟲、1978、くも男爵、夏の焼いも、章魚和尚、ヌル、九十九里、みちのく、崖っぷち、五風十雨、関金温泉、WILL、びぶりお、軟鉄、ベルベット、栞、氏家、孝行息子、鏡子の家、彩、トラキチ、ホルマリン漬け、新世界、iwamoto、南国、ボーフラ、貢、変亀鑑、すなかぶり、パーマー、ささな、木村、隣の人、beloved、むらかみ、出雲人、丹、魔女っ子、町田、Peter-Rabbit、ソーニャ、街路樹、秋の味覚、書狂 、鉄仮面、紀伊の人、蔵王山麓、雀の卵、たくりん、スリラー、通天閣、昼行灯、梵、夜鴉亭 (以上169人) 


改名 投稿者:管理人  投稿日:10月21日(火)11時34分58秒

うちあほやし様
改名了承しました。

雑誌中毒様
改名しておきました。


人魚の紅葉狩り謝辞 投稿者:管理人  投稿日:10月21日(火)12時09分58秒

風様
現地セッティングの悉くをして頂きまして有難う御座いました。お蔭様で何もかもが円滑に運びました。 また、それに伴う様々で大変な散在をお掛けいたしました事、参加の皆様共々、感謝申し上げます。帰路の裏道も大幅に時間の短縮が出来、大いに助かった事も重ねて御礼申し上げます。

彭城矯介様
重たい差し入れの高級コニャック及びビンゴの景品の善本の数々有難う存じました。 皆様、大喜びで御座いました。とりわけコニャックに関しましては貞之介様が大変お気に召し「人魚の宴会史上初めて口に合う酒に出合った」と仰って、残ったボトルは晩酌用に持って返りました。

雪達磨様
差し入れのワイン有難う御座いました。風様の強引な仕切りで「乾杯」に使わせていただきました。

hazedonca様
貴女様は日帰りだったにも関らず、台所仕事をするために参加戴いた様になってしまい、大変、恐縮しております。ご苦労様でした。 処で緊急脱独身症候群の好漢cogito様の印象は如何でした?

遠方から参加して頂きました 文庫中毒様 cogito様 うすけ様
無事にお帰りのご報告を受けまして安堵致しております。

文庫中毒様 cogito様
東京出発組の一時間もの大幅な遅れで「シメシメ」と古本屋に抜け駆けしたにも拘らず、珍本、稀本の数々をわざわざ我々のために残しておいてくれた優しさをつくづく感じました。 文庫中毒様の小寺菊子クイズは印象強く生涯忘れないでしょう。 cogito様、写真有難う御座いました。「うじうじ虫」はトイレに流してきたでしょうね。

うすけ様
長旅の疲れはとれましたか、東京での会も是非、又参加して下さい。

くだん様 葵の家様 散水弁様
運転、ご苦労様でした。高速料金、ガソリン代だののご負担も有難う御座いました。 再度、この様な企画がありましたら、又、協力していただきたくお願い申し上げます。 散水弁様、横棒事件の解決をみて胸のつかえが降りましたか?

大輔様
写真班、毎度ご苦労様です。壊れたカメラが直ると良いのですが。 酒を飲まないと威勢が悪いし、飲むと威勢が良くなりすぎるし、その辺をうまく調整するように。

りょくと様
食器の後片付け有難う御座いました。

殆ど何もせずに「飲んで、食べて、寝ていた」 ymnk様 TG様 貞之介様 貢様

お疲れで御座いました。


小寺菊子 投稿者:マツダ  投稿日:10月21日(火)12時12分35秒

管理人様文庫中毒様
>文庫中毒様の小寺菊子クイズは印象強く生涯忘れないでしょう。
小寺菊子ですか。小寺謙吉(もちろん、詩集コレクターではありません。ハイ)夫人で、確か「辻小説集」にも作品が収録されていますよね。ちょっと興味があった時代がありました。こういうマイナーな人の名前がポンと出てくるところがすごいですね。ところで、文庫中毒様は彼女のどんなクイズを出されたのですか?大変興味があります。


陳謝 投稿者:ぐれむん  投稿日:10月21日(火)12時19分10秒

軽井沢の紅葉狩り、たいそう楽しかったようですね。いつか又こんな機会がありましたならば、是非とも参加させて頂きたく存じます。夜を徹しての古書談義にいつか加わりたいと望んでおります。事故等々の問題も起こらなかったようで良かったですね。皆様、お疲れの出ませんように。ただ貞之介さまによれば、「人魚の宴会史上初めて口に合う酒に出会った」由。ということは今までわたくしが差し入れました酒を皆さんは我慢して飲んで下さっていたのかと思うと、まことに心苦しい限りです。私は下戸なもので、ご指摘を受けるまで、こんな事実は想像もしておりませんでした。雪さんのお言葉を信じていたのが間違いでした。 皆さんの感謝のお言葉の数々も社交辞令だったという訳で、無駄な気を遣わせたと思うと大変恐縮しております。味音痴の私が送った、まずい酒を無理して飲んで下さった皆様、申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。書物と共に酒の味も少しは判るよう精進してまいりますので、どうかお許しください。


お任せ 投稿者:管理人  投稿日:10月21日(火)12時29分04秒

文庫中毒様
マツダ様の質問に対する返事をお任せします。確かクイズのヒントもあったような。


紅葉狩り御礼 投稿者: くだん  投稿日:10月21日(火)13時35分03秒

管理人&人魚の嘆き様 風様
この度の企画とセッティングを有り難うございました。またお疲れ様でした。 風様の特製炊き込みご飯が大好評で帰りの車中、貢様とTG様と3人で、「朝はあの炊き込みご飯でおにぎりを食べたかった」ということで意見が一致致しましたことを報告させていただきます。

りょくと様 うすけ様 hazedonca様
テーブルセッティングと後かたづけを殆どしていただきまして申し訳ございませんでした。有り難うございました。 また次の機会があることを楽しみにしております。


人魚の紅葉狩り 投稿者:貞之介  投稿日:10月21日(火)14時27分44秒

>皆々様
本当に有難う御座いました。二日間を楽しく楽しく過ごさせて頂きました。 皆様の御蔭で殆ど何もせず「飲・食・寝」に徹することができました。笑 安眠妨害、失禁疑惑等大変ご迷惑おかけ致しました。 これに懲りず、また是非ご同席させて下さい。 次回はもう少し有能な人間として参加したいと思います。

>管理人様
本当にお疲れ様でした。実に楽しい二日間でした。 何を書けば良いのかわからない程書きたいことがあります。 ただただ感謝感激。 『ポルの王子様』は家宝となりました。 調査によるとどうも帯があるようです。笑

>風様
何もかもお任せしてしまい申し訳御座いませんでした。 本当に有難う御座います。 風様の素晴らしいドライビング・テクニック忘れることができません。 御蕎麦大変美味しゅう御座いました。

>ぐれむん様
管理人様が書き込まれた僕の発言は一言が欠けております。 「人魚の宴会史上初めて口に合うコニャックに出合った!」というのが真相です。 日本酒ではぐれむん様の御酒に勝る物は未だ飲んだことは御座いません。 古書酒場『人魚の嘆き』でぐれむん様御寄贈の日本酒党の皆々様大絶賛の樽酒を満面の笑みで揺すり、最後の一滴まで自分の酒器に注ごうとしている浅ましい姿は参加者全員が知る所です。 ぐれむん様の御酒はあまりに美味しく、実はいつも持ち帰りたいと思っておるのですが、参加者の皆様で奪い合いの状態で必ず樽が空になってしまうので未だその夢は果たせておりません。 いつも本当に感謝致しております。有難う御座います。

>彭城矯介様
コニャック、本当に美味で思わず持ち帰ってしまいました。 申し訳御座いません。 昨夜も飲みましたが、本当に美味しゅう御座います。
何だか皆様に迷惑をかけるわ、何もしないわ、御酒は持って帰るわで最悪の参加者ですね… 書いててやっと気付きました。 もう少し大人になります! しっかし楽しかったなぁ…


陳謝及び報告 投稿者:管理人  投稿日:10月21日(火)15時27分18秒

貞之介様のお酒に関する発言が不正確でありました事をお詫び申し上げます。 件の酒は「アルマニャック」の最高級グレードでありました。 正しい発言は「ボクは此れ以下の酒は飲めない」でした。
小生、古本屋にて風様長年の探求書でありました『オーカッサンとニコレット』團伊能訳を300円也にて発見し即座に風様に御知らせしたという大手柄を立てました。


小寺菊子 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月21日(火)18時28分00秒

マツダ様
そんな大それたことではありません。夜の古書談義のなかで、私が最近興味を持ち始めた作家の名前を推理していただくお遊びです。 ヒントは
1 明治・大正・昭和(戦前)まで活躍した女流作家。
2 生涯に300以上の作品を著し、十数冊の単行本がある。
3 文学的には評価がそれほど高くなく、全集・選集の類はまだない。
4 三島霜川の紹介で徳田秋声に師事。
5 明治期は少女小説が中心。
6 早稲田文学には3・4篇投稿。
6 青鞜の社員。
7 大正時代にあまり有名ではない画家と結婚。
8 富山県出身。
などを順番に出していきました。さすがに管理人様は、途中で正解に気が付いたらしく、「名前に子と花の名前が付くだろう」などと余裕綽々でしたが、その他の皆様には少し難しかったようです。
私自身は最近何冊か読んで(もちろんゆまに書房の復刻版で)もうすこし評価されてもいいのかと思っています。地元の身びいきもありますが。 地元の風習や方言が出てきますと、親密感が高まるのは当然かもしれません 


訂正 投稿者:管理人  投稿日:10月21日(火)18時41分03秒

小生の「人魚の紅葉狩り謝辞」の投稿で隠れゴキタン隊々員より誤字の指摘が御座いましたので 訂正させていただきます。
散在→散財
晩酌用に持って返りました→晩酌用に持って帰りました


羨ましい!! 投稿者:マツダ  投稿日:10月21日(火)18時55分00秒

文庫中毒様
それだけのヒントでは私は永久に解らなかったと言い切れます。 有難う御座いました。 それにしても皆様の書き込みを拝読いたしますと凄く愉しそうですね。全く羨ましい限りです。 そのうちに何が何でも参加させて頂きたいものと思います。


情報求む 投稿者:蔵王山麓  投稿日:10月21日(火)19時11分17秒

皆様初めまして、この度晴れて「人魚の贈り物」に正式登録を許されました蔵王山麓と申します。 今日、会社で管理人様&人魚の嘆き様の「今日は早めに帰りましょうね!」書き込みを見て急いで帰ってきたのですが「人魚の贈り物」の開催は必ず行われるのでしょうか?


質問 投稿者:師匠  投稿日:10月21日(火)19時28分16秒

文庫中毒様
貴兄が小寺菊子の夫である画家の小寺謙吉を、詩集コレクターの小寺と同一人物だと思っていたとの神保町ネットワーク情報がありますが、事実でしょうか?師匠としてお尋ねします。『人魚の贈り物』の前に必ずご返答願います。


ダボの囚書日誌 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月21日(火)19時31分07秒

志功装丁本蒐集日誌その26

9月28日(日)
富山市内の永田書店で 山崎豊子著『花のれん』中央公論社、昭和33年、初版函美本(300円) を購入。架蔵の再版を買い替え。次は帯付か。 (書きもれ分)
10月15日(水)
BOOKプラザ尾道から 志功表紙絵の雑誌「週刊公論」昭和35.4.5日号、35.4.26日号、35.4.19日号、35.4.12日号、 35.3.15日号、35.2.9日号、35.2.2日号(各300円) が届く。 以前にバラで一冊1,000円以上出して買っていたのは、何だったんだろうと思う。この雑誌はあと 2、3冊を残すのみ。
10月18日(土)
軽井沢のりんどう文庫で、 柳宗悦著「心偈」春秋社(私家本柳宗悦集2)、昭和48年、函帯ややヤケ(2,000円程か) 海上雅臣著「棟方志功」保育社カラーブックス、昭和52年、美本(300円程か) 今田哲夫校註「日南歌集」春陽堂、昭和17年初版、小水濡れ(100円) を購入。 紅葉狩り宴会で管理人様より 今東光著「僧房夢」講談社ロマンブックス及び単行本 をいただく。
10月19日(日)
軽井沢の帰り、松本の古書店に立ち寄る。 慶林堂で 芳賀檀訳「ドイノの悲歌」ぐろりあそさえて、初版背スレ並本(3,500円) 小山寛二著「細川ガラシア 上下」新風社、昭和35年初版、背ヤケ(各2,000円) を購入。帰宅して確認したら、「ドイノの悲歌」はすでに美本が書架に納まっていた。


お答え 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月21日(火)19時33分14秒

師匠殿
恥ずかしながらそのとおりであります。


皆様よろしくお願いします 投稿者:通天閣  投稿日:10月21日(火)20時03分25秒

皆様初めまして 第9次 人魚の贈り物に 登録させていただきました 通天閣といいます。 名前のとおり 大阪出身でございます 東京へは転勤で参りましてはや1年10ヶ月 現在は大阪恋しさに 大阪ものを集めております(プラトン社/藤澤恒夫......) よろしくお願い致します。


紛らわしいですね 投稿者:師匠  投稿日:10月21日(火)20時04分44秒

文庫中毒様
同じ小寺でも年齢があまりにも合いませんねえ。かなり前ですが、早稲田大学他の「小寺文庫」を詩集コレクターの小寺謙吉のコレクションと誤解している人に会ったことがあります。洋書のコレクションなんですけれど・・


「ドイノの悲歌」 投稿者:風  投稿日:10月21日(火)20時28分16秒

文庫中毒さま
紅葉狩では、遠路お越しで・・・お疲れさまでした。 帰路に慶林堂でお買いになられた<芳賀檀訳「ドイノの悲歌」ぐろりあそさえて、初版背スレ並本(3,500円)>につきましては、既に極美本を御所蔵とか・・・。よろしかったらお譲りいただけませんでしょうか? もし、お譲りいただけるようでしたら、次のご上京の折にでもご持参いただければと存じますので、ご一考ください。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月21日(火)20時32分57秒

風様
紅葉狩りでは本当に有難うございました。このような本でよろしければ、プレゼントいたします。再来週には「人魚の嘆き」に立ち寄ることが出来ると思いますので、預けておきます。


宝○○ 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:10月21日(火)20時43分14秒

管 理 人「おい、蔵王山麓様から質問が来ているぞ」
人魚の嘆き「男に二言なし、と答えておいてください」
管 理 人「通天閣様は大阪ものだってさ」
人魚の嘆き「今日の日本シリーズが中止になって、阪神に流れが変わりますかね?」
管 理 人「そんなこと聞いてないよ!これからは大阪ものも用意しないと」
人魚の嘆き「大丈夫、大阪生まれの作家はたくさんいますから」
管 理 人「でもプラトン社とあるぞ。何冊くらい持ってる?」
人魚の嘆き「鏡花の『りんどうとなでしこ』の出版社でしたっけ。谷崎の『無明と愛染』もそうでしたよね。結構あるんじゃないかな、ダンボール箱の中に」
管 理 人「ところでcogito様用は?」
人魚の嘆き「長田幹彦を用意しました」
管 理 人「何だ詩集じゃないのか」
人魚の嘆き「ええ、もっと彼に相応しい本ですよ」
管 理 人「ということは、ひょっとして、それは、愛が成就する話か」
人魚の嘆き「まあ読んでのお楽しみです」
管 理 人「おい、ちゃんと取れよ」


御礼 投稿者:風  投稿日:10月21日(火)20時45分13秒

文庫中毒さま
おねだりいたしたようで恐縮しております。 お心遣い、ありがたく拝受させていただきます。


御名答です 投稿者:雀の卵  投稿日:10月21日(火)21時34分33秒

人魚の嘆き様
さすがというか、恐るべきその洞察力、ただただ驚嘆するばかりです。 いつぞやはあの貴重な本を拝見させていただき、本当にありがとうございました。 またお会いする機会がありましたら、是非是非色々なお話を御聞かせください。 今後とも宜しくお願い申し上げます。


御礼及び・・・ 投稿者:ymnk  投稿日:10月21日(火)21時48分18秒

管理人&人魚の嘆き様 風様
紅葉狩りではあれこれと大変お世話になりました。ありがとうございます。マイタケご飯、ホントにおいしかったです! 各ドライバーの皆様 大変ご苦労さまでした、お陰様で「食う・寝る・遊ぶ」満喫できましたこと、感謝申し上げます。遅くなりまして失礼しました。

文庫中毒様
小寺菊子の著書「文子の涙」初版98000円で神田古本まつり目録に出ていました、情報まで。


紅葉狩り御礼 投稿者:TG  投稿日:10月21日(火)21時52分33秒

管理人様、人魚の嘆き様>
鎌倉に続き、紅葉狩りにも参加することができ、 充実した二日間を過ごすことができました。 ありがとうございました。 管理人様と人魚の嘆き様との掛け合いが見られなかったのがとても残念でしたが、 それは次の機会の楽しみに^^ そして、わざわざ私のわかりにくい趣味に合わせたビンゴ用の本を用意して頂き恐縮です。 こんな不精者の私の為に時間をさいて頂いたのかと思うと心苦しいですが、 管理人様の優しさがとても心にしみました。

風様>
炊き込みご飯、大変美味でした。 もっと量があればおむすびにして持ち帰ったことでしょう。 持ち帰ったピザも帰宅後に美味しく頂きました^^ 楽しい会のセッティングなどして頂き感謝しております。 ありがとうございました。

くだん様>
助手席に座る者のつとめとして 絶対に寝ないと決めていたのですが・・・・ 申し訳ありません。 しかし、これもくだん様の運転の心地よさのおかげです(言い訳ですね^^) 気が早いですが、次回のイヴェント時もよろしくお願いします(ぜひぜひ) 今回はありがとうございました。

皆様>
車で眠ってしまったり、現地に着けば働かず、 食事をしだせば具合を悪くしたり、 眠ってると思いきや「ビンゴ!」の声に起き出す強欲さを披露と・・ うっっ、うーん、本当に申し訳ありません。 しかしながら、皆様と会話をすることができ、 大変、楽しかったです。ありがとうございました。

夜、同室だった皆様>
ごめんなさい。本当にごめんなさいm(_ _)m

ymnk様>
ビンゴ代理、ありがとうございました。 しかも一番欲しい本をきっちりと。 起きていたら、私の元にはこなかった気がします(笑)

りょくと様>
ちょっと横になった時にかけてくれた布団の暖かさに 心まで温かくなりました。 ありがと−(TーT)


しかし 投稿者:TG  投稿日:10月21日(火)21時58分38秒

御礼の文章を書くのに「人魚の贈り物」に参戦していたとはいえ、 一時間以上もかかってしまう己の文才が恨めしいです・・・ 現在の時間を見て、ギョッとしました。


ありがとうございます 投稿者:通天閣  投稿日:10月21日(火)22時07分08秒

管理人&人魚の嘆き様
早速 取り上げていただき ありがとうございます りんどうなでしこは 残念ながらすでに所持しておりますが 楽しみにしています 東京での 一人暮しで悲しいのは なんといっても 実家に置いてきた本が 読めないことですが ただ 毎週末 神保町に いけることは うれしいかぎりです 


神保町 投稿者:管理人  投稿日:10月21日(火)22時21分23秒

通天閣様
田村書店にも行かれますか?

たくりん様
こちらでもお待ちしています。


あらためて御礼。 投稿者:大輔  投稿日:10月21日(火)23時22分15秒

皆様
 本当に楽しい旅でございました。個人的にはヒットした本が何冊かありご満悦でございます。 体調、仕事で皆様に心配をおかけいたしました。また神保町でお会いできる事を。

 管理人様
 色々、ご迷惑をおかけいたしました。話の中で出ました「知事」分野開拓は新しいですね。 石原慎太郎、田中康夫、青島幸男、東龍太郎、美濃部亮吉と収集分野の枠が広がりました。  手始めはシュワルツネッガーのターミネーター文庫本で。  冗談は以上として、本も大事だが中の作品を大切にして行こうという管理人様の話に感銘を受けました。回りの方がつわものばかりで緊張いたしましたが、楽しい夜でした。

   cogito様
もしお急ぎなら写真と共に郵送いたしますが・・・・。

 TG様
 「「NO」と」言える日本」話個人的には大爆笑でした。あのお方は逸話に事欠かない方ですね。

  文庫中毒様
 「めし」ありがとうございました。解説の川端評から読む自分がいました。石原本は私にお任せください。因みに私が好きな川端作品は「みずうみ」なのです。

 ymnk様
 三島について色々教えていただきありがとうございました。知事の三島書簡何としても引き出せないものですかね・・・・。

 うすけ様 hazedonca様
   また、立原の話をしましょう。色々ご教授ください。うすけ様、写真送るときの住所をメールしてください。

 りょくと様
 食器等の整理ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 貢様 くだん様
 今度探偵小説についてご教授ください。

 貞之介様
 又お酒飲みましょう。お互い記憶が残るくらいに(笑)  

 風様
 色々お心使い感謝申し上げます。今度記念館に行きます。その節は宜しくお願いいたします。
  あと、皆様写真が出来ましたら郵送、神保町にてお渡しします。   本当に楽しかったな・・・・・。


神保町 パートU 投稿者:通天閣  投稿日:10月22日(水)00時03分23秒

管理人様
田村書店にも たまに行っております 先日は 乱歩の 石榴が ありましたが あきらめました


御礼申し上げます 投稿者:貢  投稿日:10月22日(水)02時31分42秒

管理人様・風様
この度の『人魚の紅葉狩り』は私にとって忘れられない旅になりました。 このような企画を起てて頂き、 2日間我々のお世話をして頂いた、管理人様に心よりお礼を申し上げます。 また、風様の、 行き届いた現地のセッティングから、料理にまでおよぶ心尽くしの数々。 本当に嬉しく感謝しております。有難うございました。

ドライバーの皆様
この『人魚の紅葉狩り』が事故もなく済み、 参加者全てが無事に家路に着く事が出来ましたのも、 皆様方の安全運転の賜物です。本当にお疲れ様でした。

うすけ様・hazedonca様
食事のお手伝い等でおふたりには気配りを頂いて有難う御座いました。 そして、お疲れ様でした。 また、機会がありましたら本についてのお話など、ゆっくりと出来ればと思っております。

参加の皆様
帰宅時間を気にせずに本や文学についての話しが出来るというのは最高でした。 初対面の方々ともお話することができ、嬉しかったです。
これからもこの様な企画がありましたら、是非参加させて頂きたいと思っております。 皆様、楽しい旅を有難うございました。


立原関係書籍 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:10月22日(水)10時21分04秒

人魚の嘆き様
立原道造関係書籍ダンボール10箱、昨晩いただきました。厳重に梱包された立原の初版本は申すまでもなく、それ以外の書籍も感激の品々です。またしても、立原旧蔵書も入っていましたね。私ばかりが人魚の嘆き様や管理人様からこのような思し召しをいただ いてもよろしいものなのでしょうか。本当に恐縮で身の置き場もございません。お蔭様で立原関係のものはだいぶ増えてきました。あとは例の大物がありましたね。またのご連絡をお待ち申し上げます。取り急ぎ、本当にありがとうございました。


参考までに 投稿者:鬼涙  投稿日:10月22日(水)12時01分27秒

小寺菊子の「文子の涙」に98000円などという値段をつける本屋はどこですか?教えてください。


鬼涙様 投稿者:ymnk  投稿日:10月22日(水)13時21分41秒

あきつ です(p.38)


小寺菊子 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月22日(水)19時45分02秒

ymnk様
情報を有難うございます。目録は私も見ておりました。が、その値段はとんでもないと思い、無視しております。ぜひ入手したい一冊ではありますが・・・。 それだけのお金があれば、谷崎の「悪魔」を買いたいですね。

マツダ様
書き漏れましたが、「辻小説集」に一篇掲載してますね。存じておりますが、「辻小説集」自体結構な値段が付いていますので、気長に安いのを探しています。


青い鳥 投稿者:たくりん  投稿日:10月22日(水)21時38分34秒

はじめまして。たくりんと申します。「神田古本まつり」の目録の話が出ていたので、目録掲載の下記の本の事についてお聞きしたいのでお教え下さい。
 (仏)青い鳥 パリ刊 元装美本 手彩色画 限定版    マルティ画 メーテルリンク著 1945 二万五千 実は以前、荒俣宏氏の著書「稀書自慢紙の極楽」でこの本のことを知り、マルティの挿画が素晴らしかったので、ぜひ欲しいなぁと思っていました。しかし何分洋書ゆえ、相場は もちろん詳しいことが全然解らず、ずっと気にかかっていたのです。限定版である事すら 知りませんでした。元装というと仏装の場合、製本前の状態という事でしょうか? どなたか詳しい方居られましたらお教え下さい。お願いいたします。

管理人様
一言頂けただけで、ずっと書き込みやすくなりました。感謝感謝であります。


あまり参考にもなりませんが 投稿者:ディオゲネス  投稿日:10月23日(木)10時54分27秒

たくりん様
はじめまして。 多少洋書を齧っているものです。 「青い鳥」という本については具体的には知りませんが、一般に「元装」といえば未製本の本だと思います。 ただし1945年の本だから、「仮綴」なのかどうかは分りません。 もしかしたら、単に改装していないという意味での「元装」かもしれなく、その場合は「仮綴」ではないでしょう。 「元装」と書いてあっても、日本の本よりもよつぽど立派な装丁の本もあります。 この本の相場には無知ですが、ともかく挿絵本は保存状態が命なので、見ずに買うのは危険です。 私も何度も「安物買いのなんとか」をしました。


紅葉狩り御礼 投稿者:hazedonca  投稿日:10月23日(木)12時00分45秒

管理人様 風様 紅葉狩り参加の皆様
この度は、秋の軽井沢を満喫しつつ古書のお話等も堪能できるという素敵な会に参加でき、本当に楽しかったです。 初めて、このような会に参加させていただくこともあり、少々不安を抱きつつ当日を迎えましたが、皆様とても親切に接してくださり、感謝いたしております。 お蔭様で、充実した1日でした。 また機会がありましたら、よろしく御願いいたします。 御礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。

管理人様
いろいろと御世話になりありがとうございました。皆様のお話しを伺いながら、自分の不勉強さを改めて実感した1日でもありました。 cogito様もこちらの掲示板で拝見している印象の通り、良い方ですね。


暇乞い 投稿者:管理人  投稿日:10月23日(木)16時29分08秒

各位
暫し姿を消しますが、裏管理人がSalonを守りますのでご心配なく。


ゴメンナサイ 投稿者:たくりん  投稿日:10月23日(木)17時09分35秒

ディオゲネス 様
体調異変によりレス遅れます。ゴメンナサイ。 ちょっと病院へ行ってきます。


(無題) 投稿者:裏管理人  投稿日:10月23日(木)20時29分07秒

また管理人様の我儘が出たか・・・皆様お助けください。
くだん様 「九段蒐書日録」をお待ち申し上げております。

ヒヤシンス様
喜んでいただけてうれしいです。重複本・不要本はどんどん貴兄にお譲りしますよ。

雀の卵様
`>` さすがというか、恐るべきその洞察力、ただただ驚嘆するばかりです。
このくらいで驚いてはいけません。お会いした時既に、現在の貴女の幸福を予見していました。
`>` いつぞやはあの貴重な本を拝見させていただき、本当にありがとうございました。
今度はもっと稀覯本をお見せしましょう。もちろん「ロープさん」には内緒で。

hazedonca様
`>` cogito様もこちらの掲示板で拝見している印象の通り、良い方ですね。
これは「岐阜へ行く覚悟を決めた」という意味ですか?なわけないか・・・

永町様
生きてますか?

ymnk様
『二人の稚児』、目次に欠落のある方の初版本は不要でしたっけ?(確かそのような趣旨の書き込みをされていたような・・確認していませんが)

散水弁様
まだフローが悪いのかい(笑)。担保を差し出しなさい!(ただし『堀辰雄詩集A版』クラスのみ可)。


確認です 投稿者:くだん  投稿日:10月23日(木)21時08分29秒

裏管理人様
「九段蒐書日録」につきましては10/17の強制依頼の投稿を見てすぐ管理人様と連絡をとり、こういう方向でと話はしたものの、詳細を詰めていないのですが、あのような方向でよろしいでしょうか?


そういう方向で 投稿者:裏管理人  投稿日:10月23日(木)21時29分01秒

こういう方向がどういう方向かは存じませんが、そのような方向で結構です。


実見確認 投稿者:ymnk  投稿日:10月23日(木)21時35分08秒

裏管理人様
あるものならば欲しいに変わりありません。伝聞ではなくやはりこういうものは実見確認が重要(!)ですので・・・。


かろうじて 投稿者:永町  投稿日:10月23日(木)22時21分05秒

ご心配いただきありがとうございます。 まだ、古書への妄執断ち切りがたく命永らえております。 ああ〜成仏できない。 その辺の事情は別掲示板で
さて、「神田古本まつり」の話題が出ておりましたが、私も一件申し込もうかな、と思ったものがございます。 それは、以前、掲示板にも出てまいりました。木山捷平『河骨』です。 写真で見る限り美本ではないし、セロハンはがし跡はあると書いてあるし、まあ、著者の毛筆署名があるのが救いのものだったので、1万4千円だったらいいかあ、と申し込む寸前までいったのですがファックスの調子が悪くその日はそのままにしたのです。 翌日、誰も申し込まないうちにファックスしようと目録を再度確認してみたら、14万円、だったではありませんか。う〜ん、高い本と管理人様はおっしゃっておられましたが、これほどとは。
ダボの与太話をお許しを 最近、とんと「贈り物」に出会えず悲しい思いをしております。 さて、以前、志賀直哉の『荒絹』が出品されたことがありました。実は非常に欲しい一冊でした。というのも、関川夏央『白樺たちの大正』を読み、無性に志賀直哉が読みたくなったからです。 結果は文庫中毒様のところに本は行き、治まらない私は、岩波文庫で『暗夜行路』前後編、『万暦赤絵』、『小僧の神様』を買うこととなりました。さらに最近、『荒絹』(大正13 4版)函無し、表紙割れを購入しました。 まだまだ成仏できそうにありませんな。


「九段蒐書日録」前口上 投稿者:くだん  投稿日:10月23日(木)22時30分26秒

「九段蒐書日録」の話が出た際、当然「そんなの読みたくない」とか「Salon De 書痴の質が落ちるからやめてくれ」という反対意見を期待していたのですが、意に反して賛成者が4名出て、強制依頼という事態になってしまいました。以来、複数の方に「いつからやるの?」と声をかけられ、憂鬱な毎日を送っております。 管理人様と紅葉狩りの際にお話をしたのですが、文庫中毒様やymnk様と比べるべくもないくだんの蒐書日録を延々続けるよりは、1箇月程度で区切って次の人を指名していく形で、リレー式に繋いでいくのがおもしろそうだということになりました。 内容、体裁、掲載周期は一任されましたので私の場合は以下のようにしたいと思います。
私の日頃購入する本の冊数は古書店よりも新刊書店の方が多いのですが、日録では古書店、古書展、目録等で購入した本を中心に記載いたします。 本によっては意図的に省略する場合もありますが、神保町ネットワークの皆様はそこのところを突っ込まないようにお願いいたします。 掲載周期は不定期になりますが、今週の分から11月一杯までとさせていただき、11月後半に次の方を指名いたします。指名する方は現在蒐書日録をweb上に載せていない方にしますが、実はもう心に決めてあります(笑) では数冊たまったら報告いたします。


函? 投稿者:留女  投稿日:10月23日(木)22時48分00秒

人魚の嘆き様
ご無沙汰しております。 管理人様しばらくご不在とのこと、しかし人魚の嘆き様がいらっしゃるので心強い限りです。 お忙しいとは思いますが、どうぞお見限りのないようにお願い申し上げます。

永町様
『荒絹』についてですが、「函無し」とございますが、「カバー無し」ではございませんでしょうか。 それとも、この本には函の付いた本とカバーの付いた本が両方あるのでしょうか。 お教えくださいませ。


軽井沢のことなど 投稿者:散水弁  投稿日:10月23日(木)23時53分25秒

管理人様&風様
あのようなすばらしい会を催していただいたお二人に心より感謝申しあげます。ありがとうございました。

人魚の嘆き様
フローの悪さはおかげさまで徐々に回復してきたようですが、軽井沢でもついついお土産にと、「風立ちぬ」を・・・。その軽井沢ですが、人魚の嘆き様の強烈トークが聞けず寂しい限りでした。フローの終結をかねて、来週あたりに神保町でお会いできればと。

貞之介様
あなたのイビキには参りました。わたしが何回か蹴り飛ばしたのをご存知ですか。


「九段蒐書日録」期待してます! 投稿者:薔薇盗人  投稿日:10月24日(金)09時45分17秒

くだん様
「九段蒐書日録」とても楽しみです。管理人様や人魚の嘆き様の一番そばにいらっしゃる(らしい)方の蒐書の仕方を学べる、しかも同じような本をあつめていらっしゃるわけですから。目の毒は覚悟の上です。よろしくお願いします。


お大事に 投稿者:ディオゲネス    投稿日:10月24日(金)10時50分49秒

たくりん様
お大事にされて下さい。


「ドグラ・マグラ」普及版 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月24日(金)20時06分41秒

人魚の嘆き様
「ドグラ・マグラ」について。ミ ステリー関係ホームページで有名な小林文庫 さんの掲示板に、「ドグラ・マグラ」の 普及版の話が出ているのですが、この本についてご存知のことを お教えください。


藤澤恒夫 投稿者:通天閣  投稿日:10月24日(金)20時47分44秒

管理人様(裏管理人 様) 人魚の嘆き様
昨日 大阪の実家より たまりにたまった古書店の目録が宅急便で届きました その中に 藤澤恒夫  傷だらけの歌 改造社 初版 外装無完 美  15000円 辻馬車時代 改造社 初版 仮綴装 外装無完 極美 12000円 が あり 現在どちらを選ぼうかと苦慮しております それとも 本日は給料日 両方選ぶべきものか????? それとも 菊池 寛 時の氏神 初版 箱付 プラトン社 10000円か???? それとも 今回は見送りか???? しかし 目録発行から 1ヶ月  どれを 選べばいいのでしょうか お教えください


ご教示感謝いたします 投稿者:永町  投稿日:10月24日(金)22時13分47秒

留女様へ
ご教示感謝いたします。 書誌には一向うつけなものですからお許しください。 『荒絹』はカバー付きだったのですか。 裸本でしたのであのような表示をしてしまいました。 なお、本自体はゆったりした活字の組み方で今の本にはない良さがありますね。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月24日(金)23時37分30秒

ymnk様
それでは今度会った時にでも安価でお譲りしましょう。

くだん様
`>` 指名する方は現在蒐書日録をweb上に載せていない方にしますが、実はもう心に決めてあります(笑)
あの方ですね(笑)。

散水弁様
『風立ちぬ』はどの版ですか?

留女様、永町様
『荒絹』は初版のみカバー付で、再版以降は函付となります。初版に函が付いた本をたまに見ますが、再版以降の函と合わせたものです。なお、初版のカバーも2種類あります。くだん様はご存知ですか?

永町様
お忙しそうですが、貴兄が登場しないと寂しいから頑張って書き込んでくださいな。『河骨』は外装がないので美本が少ないし、署名本も少ないです。志賀直哉、また『人魚の贈り物』に出しますから、次は文庫中毒様に負けないように!

乱歩邸様
`>` 小林文庫さんの掲示板に、「ドグラ・マグラ」の普及版の話が出ているのですが、この本についてご存知のことをお教えください。
拝見したことはありませんが、「小林文庫さんの掲示板」は以前にもここでどなたか言及されていましたね。何度も申し上げているように、私はミステリー関係はたまさか本を持っているだけで全くの門外漢ですから、「ミステリー関係ホームページで有名な掲示板」に書かれている(であろう)以上の話などありません。
私が「経験上」知っているのは、@『ドグラ・マグラ』の初版には、同じ年に同じ版元(松柏館)から出た「普及版」と明記された後版が存在することA普及版は化粧裁ちしてあり、紙質も落ち、函も薄くなっていることBさらに後年、版元を替えて(春秋社だったかな?)先の普及版の「焼き直し」が出版されていることCこちらの普及版は重版も存在すること、くらいです。
ちなみに最初の普及版は初版よりも遥かに珍しいと思います。後の普及版については、ここでもどなたか購入したと書かれていた記憶があります。過去ログ探索隊の出動をお願いしたいところですね(笑)。

通天閣様
『傷だらけの歌』『辻馬車時代』は5千円以下で比較的容易の入手できる本です。従ってどちらも選ばないのが得策でしょう。ネット検索でも出てくるレベルの本ですよ。
『時の氏神』もよくある本で、1万円は極美ならばまあ妥当かもしれませんが、今この価格でこの本を買う人はかなり少ないので、売れ残っている可能性が高いでしょう。しかし、せっかく神保町に来られるチャンスが増えたのだし、古本祭りも近いのだから、もう少し安価で手に入れることを目指したらいかがですか。滅多に手に入らない珍本や稀本ならばともかく、待っていれば遠からずリーズナブルな価格で手に入る本を、慌てて買うのは勿体ないと私は思います。 以上、ご参考になれば幸いです。  


(無題) 投稿者:くだん  投稿日:10月25日(土)00時17分59秒

薔薇盗人様
期待をなるべく裏切りたくないのですがどうなりますことやら。

人魚の嘆き様
そうです。ご本人もたぶんお判りになっていると思うのですが一度確認せねば。 『荒絹』の初版カバー、2種類あるとは知りませんでした。


ありがとうございます 投稿者:通天閣  投稿日:10月25日(土)01時02分01秒

人魚の嘆き様
ご教示ありがとうございます おしゃるとおり 目録にて 辻馬車時代 5000円発見しました目録発行より 時間がたっていますが こちらを注文することにしました 他の本も せっかく神保町に行く機会がふえたわけですから 気長に探していきたいと おもいます   


風立ちぬ 投稿者:散水弁  投稿日:10月25日(土)03時09分29秒

人魚の嘆き様
野田版です。おかげさまで、堀辰雄はポツポツと集まってきました。


ご報告 投稿者:過去ログ探索隊々長  投稿日:10月25日(土)07時00分02秒

人魚の嘆き様
レス遅れて失礼いたしました。お尋ねの件は以下の投稿かと思われます。

☆わが地元の古本屋事情  投稿者:sakamoto  投稿日: 4月14日(月)00時53分12秒 「ドグラマグラ」普及版、s13、春秋社、(函欠?)なんだこれはと思いつつ値段を見るとかかえてるものと合わせても一万円ぐらいでしたので迷わず会計してもらいました。(抜粋)


日本の古本屋より 投稿者:グレノリ  投稿日:10月25日(土)09時07分56秒

通天閣様
初めまして。グレノリと申します。 さて、人魚の嘆き様に照会された本は、すべて「日本の古本屋」(下記URLです)の検索でヒットしました。 一番安いのは次の金額でした。 ただし、コンディションは並もあります。 傷だらけの歌 3800円 辻馬車時代 3000円 時の氏神 5000円 お節介をご容赦ください。 http://www.kosho.or.jp/index.html


そうでしたか 投稿者:留女  投稿日:10月25日(土)12時45分36秒

人魚の嘆き様
 カバー付きは初版だけでしたか。存じませんでした。カバー二種もお教えくださいませ。


「人魚の紅葉狩り」御礼 投稿者:cogito  投稿日:10月25日(土)16時11分46秒

管理人様、fuu様
さきの「人魚の紅葉狩り」、また忘れられない一夜とはなりました(人魚の微笑み様には年末拝眉の機を鶴首してをります)。 遅まきながら掲示板にても御礼申上げます。数々の御配慮をありがたうございました。

さて参加者のみなみなさま、
例のアドレスにfuuさまから頂いた写真も合せup致しました。 あらためて覗いて頂き、必要な写真をダウンロードして下さいませ。(up期間は今月一杯です)


感謝です 投稿者:通天閣  投稿日:10月25日(土)17時44分50秒

グレゴリ様
ご教示 ありがとうございます 早速 辻馬車時代を注文致しました 


「ドグラ・マグラ」普及版そのA 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月25日(土)18時47分10秒

人魚の嘆き様
「ドグラ・マグラ」普及版について、よくわかりました。それにしても、人魚の嘆き様はいつも自分は門外漢と謙虚におっしゃいますけれど、普及版に2種類あることは、ミステリー・ファン、夢野研究者の間でもほとんど知られていないことだと思います。さてそこで新たな疑問なのですが、最初の普及版が初版本と同じ年にしかも同じ出版社から出版されているとなると、これは普及版とはいえ再版ということではないでしょうか。それとも、使用されている紙や大きさが異なると、再版とは呼べないものでしょうか?人魚の嘆き様はどうお考えですか?


ドグラマグラ 普及版 投稿者:sakamoto  投稿日:10月25日(土)22時22分17秒

乱歩邸様
私にも少しお答えできそうなのでお話させてください。 私が今年入手したのは、人魚の嘆き様の言及された「焼き直し」の方です。 発行所 春秋社 昭和十三年五月一日第一刷発行 ¥1.50 P739 表紙に普及版の明記あり
昭11に3巻で中絶した黒白書房版の全集がありますが、それを継承した春秋社が刊行した「夢野久作傑作集」の中の1冊と思われます。「ドグラマグラ」以外のものには背に傑作集の明記がありますが、これにはありません。 参考になりましたでしょうか?


ありがとうございます 投稿者:永町  投稿日:10月25日(土)22時25分52秒

人魚の嘆き様へ
あたたかいお言葉ありがとうございます。当方にとってはもったいない位です。 また、『荒絹』『河骨』についての御教示ありがとうございます。 このような話の内容が体系的に何かまとまれば、また後世への財産になるのではないか、と考えてしまいます。 ともあれ、Salonに集う皆様のお話をお伺いしすると深夜にもかかわらず、すぐにでも、また財布の中身にかかわらず本を買いに行きたくなってしまいます。 現実にはそうはいきませんが。 29日から始まる「神田古本まつり」に皆さん行かれるんでしょうね。 せめて、その釣果のほどでも知りたいのですが。レポートしていただける方いらっしゃいませんか。
指をくわえる哀れな子羊より


御礼とご質問 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月26日(日)08時00分37秒

sakamoto様
ご丁寧なご教示に心より感謝申し上げます。私はお持ちの本についてもいまだ見たことがなく、私の周囲にもいません。貴重な情報をいただきました。大変な掘り出し物をされましたね。とてもうらやましいです。もう一つだけお教えいただけませんか?sakamotoがこの「ドグラ・マグラ」を「夢野久作傑作集」の中の1冊とお考えになったのはどうしてでしょうか?と申しますのも、春秋社の「傑作探偵叢書」の1冊という説もあるようなのです。どうぞ今後とも よろしくお願い致します。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日:10月26日(日)09時26分15秒

永町様
 私も神田へはいけず、地方にいる歯がゆさをかみしめています。ちなみに「河骨」は田村書店で数年前、五万で求めました。永い間、田村へ通いましたが、木山の署名本はなかなかでませんでした。「耳学問」は別ですが。  毎日でも神田にいける環境にあることが大切なのだと痛感しています。目録では、やはり納得して買うことが難しいと思います。


「廃園」の表紙の色について 投稿者:私の耳は・・・  投稿日:10月26日(日)11時11分40秒

人魚の嘆き様
カバーが2種類あるという話題に便乗するわけではないのですが、三木露風の「廃園」の表紙に赤色と緑色がありますが、どちらの方が珍しいのでしょうか。古書の値段には違いはないと思うのですが、いかがですか。よろしくお願いします。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月26日(日)12時51分28秒

くだん様、留女様
『荒絹』は一般に知られている茶色のカバー以外に、白のカバーがあります。これはかなり珍です。

萬嘯廬様
今から「元六本木の帝王蒐書日録」を楽しみにしております。

永町様
`>` せめて、その釣果のほどでも知りたいのですが。レポートしていただける方いらっしゃいませんか。
それでは裏管理人から後ほど「指名投稿依頼」をしましょう。

cogito様
『人魚の紅葉狩り』の楽しい写真をありがとうございました。全て拝見しました。 さて、私も貴兄よりも少し早く高校時代から高橋書店に行っていました。思想信条とは別に、お店にはプロ系以外の詩集も結構ありましたね。最初に訪れた時、迷った末に『有明集』8000円を買ったのが記憶に残っています。ああいう古本屋が本当に減ってしまいました。

葵の家様
上記写真の中にcogito様とのツーショットがありますが、貴兄が足をまくってしかも靴下も履いていないのには驚きました。どんな熱い話をされていたのですか?

貞之介様
上記写真の中に、ビンゴの最中にもかかわらず貴兄がコップを片手に持っているものがありましたが、コップの中身は何だったのですか?

大輔様
上記写真の集合写真の中に、貴兄が最前列で寝そべってポーズを取っているものがありました。確か『人魚の鎌倉見物』でも同じような写真がありましたが、あれも都知事の影響ですか?

私の耳は・・・様
『廃園』の表紙は元々ドイツ製クロース装(赤)であったのが材料が不足し、日本製クロース装(緑)も使用しました。そういう経緯でもあり、冊数はもともと前者の方が多いと推測されます。事実、古書市場でも「赤」版の方が見かけます。ただし、ご指摘の通り古書価には影響がありません。それよりも、保存程度のよい本が稀少なので、そちらの方が重要視されます。

乱歩邸様
`>` 使用されている紙や大きさが異なると、再版とは呼べないものでしょうか?
そんなことはありません。紙質やサイズが初版と異なっても、奥付に「再版」とか「三版」と明記されていれば元版の重版です。例えば芥川龍之介の『侏儒の言葉』などは、後の版になると紙も粗悪で厚みが半分くらいになってしまい、初版本とはイメージが異なります。それでも奥付に初版の発行日と並んで重版の版数が明記してあり、元版の重版とせざるを得ません。
初版と同じ年に刊行された『ドグラ・マグラ』の場合、奥付に「普及版」と明記してあり、「再版」とは書いてないのだから、これをそのように見做すのは一般的ではないと思います。これも例を挙げると、前にも話題になった川端康成の『伊豆の踊子』の金星堂版は、初版(函付)の翌年に普及版(カバー付)が出ていますが、紙質も装丁も同じこの本を再版とは呼びません。それは外装が違うからではなく、「普及版」だからです。
ちなみにこの松柏館発行の普及版は、今年の夏に別宅のダンボール箱を整理していた時に出てきました。昔、探偵物コレクターから纏めて買った中にあったのです。またダンボール箱に戻してしまいましたがすぐに取り出せると思います。乱歩邸様も、そして恐らくsakamoto様も(もしかしたら貢様も)ご興味がおありでしょうから、『人魚のクリスマス』に出品いたしましょう。

ymnk様
今週はいつ古本酒場「人魚の嘆き」に行きますか?

文庫中毒様、TG様
『人魚の贈り物』は古本酒場「人魚の嘆き」に金曜日までに置いておきます。


指名投稿依頼 投稿者:裏管理人  投稿日:10月26日(日)13時17分11秒

永町様のリクエストにより、以下の皆様に「神田古本まつりでダボりました」というタイトルで投稿願います。指名された方は万障お繰り合わせの上で期間中神保町に行き、ダボってください。

ymnk様、TG様、文庫中毒様、葵の家様、通天閣様、貢様、恩地喜多八様

よろしく。


第2回『管理人様を偲ぶ会』開催のお知らせ 投稿者:裏管理人  投稿日:10月26日(日)13時49分18秒

「神田古本まつり」に併せて、第2回『管理人様を偲ぶ会』を下記の要領で開催しますので、皆様奮ってご参加ください。

1.日時   10月31日(金) 午後6時〜(遅刻、早退自由)
2.場所   古本酒場「人魚の嘆き」東京都千代田区神保町1-19 03-3292-8282
3.参加資格 @「Salon De 書痴」に集う古書愛好者(過去の書き込み歴は問いません。下戸の方も歓迎)。
      A酒癖の悪くない方。飲むと騒ぐ、説教調になる、愚痴る、助平になる、人はお断り。
      B楽しい古書の話を好む方。政治・宗教など議論をしたい方は別の場所で。
4.会費   一律3000円(当日徴収)。足が出た分は管理人&人魚の嘆きが負担します。
5.申込方法 「Salon De 書痴」に10月30日までに書き込んでください。
6.余興   「あみだくじ」  


『管理人様を偲ぶ会』参加希望 投稿者:くだん  投稿日:10月26日(日)13時58分30秒

文庫中毒様が上京されるのでしたね。 何とか時間を作って参加したいと思います。


九段蒐書日録その1 投稿者:くだん  投稿日:10月26日(日)14時05分12秒

とりあえず暫定的に始めてみます。 10月18-19の「人魚の紅葉狩り」では参加者一同軽井沢のりんどう文庫へ寄りそれぞれに収穫があったようですが、私は何も購入しませんでした。
10月22日(水)
田村書店にて外村繁の「草筏」砂子屋書房、昭和13年、初版函を購入。 初版は帯が無く、再版から帯付きとのこと、初版、再版ともに管理人様が書影を載せていらっしゃいます。 その他、新刊書店で文庫本を2冊購入しましたが割愛します。
10月25日(土)
東京古書会館のぐろりや会では何も購入せず。 田村書店にて上林暁の「朱色の卵」筑摩書房、昭和47年、初版函 鉛筆による献呈署名入りを購入。 二度目の脳出血で右半身不随となった上林暁の筆跡は恐らく左手によるもので震えており、昭和30年代前半までの立派な筆跡とは異なりますが、かえって感銘を受けます。 今週の古書は以上2冊、どちらも1万円札でお釣りがありました。
インターネットのミステリ系の掲示板で話題になり注文したM.K.氏の「ある中毒患者の告白〜ミステリ中毒編」私家版が届く。原書ミステリ約800冊のレビュー。限定300部とのこと、力作でした。
おまけとして、今週の読了本(新刊、古書問わず読了順です) 梅崎春生の「ルネタの市民兵」月曜書房、加納朋子の「コッペリア」講談社、ロイ・ヴイカーズの「迷宮課事件簿」ハヤカワ・ミステリ、泉鏡花の「婦系図」春陽堂


参加希望 投稿者:萬嘯廬  投稿日:10月26日(日)15時46分32秒

第2回『管理人様を偲ぶ会』参加希望です。 仕事の都合で遅刻は間違いなしなのですが。

人魚の嘆き 様
如何せんここまで来てはジタバタするのも女々しいので観念しますが どうかそのタイトルだけは御容赦を。


いざゆかん神田古本まつり 投稿者:文庫中毒  投稿日:10月26日(日)16時47分36秒

人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』につきまして、感謝申し上げます。偲ぶ会に参加いたしますので、当日受け取らせていただきます。 神田古本まつりの成果も報告いたしますが、当日も含め、私の場合は嘲笑を浴びることを覚悟の公開になることは間違いありません。100円均一本ばかりだったらどうしよう・・・。 あ、そうか、31日は見るだけで何も買わず、夜に皆さんから掘り出し物の情報を密かに集め、1日の朝早くにゲットすればいいんだ、と一瞬考えましたが・・・そんなの残っているわけないですよね。それに我慢できそうもないし。


感動の署名本 投稿者:薔薇盗人  投稿日:10月26日(日)17時54分21秒

くだん様
上林暁の「朱色の卵」筑摩書房、昭和47年、初版函 鉛筆による献呈署名入り!それは感動的な署名でしたね。うーん、いいなあ。それに随分と読書が幅広くていらして、さすがと思いました。私は極端に狭い者でして、反省しきりです。


これは大変だ! 投稿者:探偵ブラク  投稿日:10月26日(日)18時46分46秒

幻の『ドグラ・マグラ』松柏館書店普及版が『人魚のクリスマス』に出品とは!! 私もゼヒほしいものであります。 愚問ですが、人魚の嘆き様がお持ちの本だからもちろん箱付きですよね。 問題はやさしめでお願いします。


古本酒場がある街が恋しいなあ 投稿者:永町  投稿日:10月26日(日)20時34分28秒

裏管理人様へ
恐れおおい願いをお聞き入れくださり、感謝にたえません。 御指名された方々、古本祭りの本を見ることも叶わぬ者を哀れと思し召し、投稿お願いいたします。大物を釣り上げた話、逃したなんとかとか、できれば、私の代わりに存分にダボぶりをご披露願います。 (期待できるのはどなたでしょうか、ふっふっふ) 皆様、祭り当日、かぜなど召されませんように。健闘をお祈りいたします。

出雲人さま、
いかがでしょうか。少しは神田にいるような気分に浸れるのではないかと存じますが。以前の書き込みより随分とよい本をお持ちのようですね。うらやましい限りです。 では。


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日:10月27日(月)03時33分53秒

人魚の嘆き様
明日新宿展の注文品「異端者の悲み」が当たっていれば人魚に立ち寄りますが、ご指定頂ければ国会図書館の帰りに立ち寄りますのでよろしくお願い致します。 偲ぶ会は是非いきたいですが、あるいはちょっと仕事が入るかも知れず、希望ですがぎりぎりまで保留致します。


もう一度「廃園」のこと 投稿者:私の耳は・・・  投稿日:10月27日(月)09時48分43秒

人魚の嘆き様
「廃園」の表紙の色のこと、いつもながらの明快なご説明にこれまたいつもながら驚嘆してしまいました。色が違うことは知っていましたが、材質が日独と異なるのは初耳です。そこでもう1つうかがいます。「廃園」の表紙は一部分中に折り込まれた変則的なものですが、この形は赤、緑共通なのでしょうか。それとも、折込の長さなど違いがありますか。重ねてのご質問で恐れ入ります。


『管理人様を偲ぶ会』参加希望 投稿者:散水弁  投稿日:10月27日(月)11時30分41秒

裏管理人様
管理人様にはお世話になりっぱなしでした。参加させて頂きます。翌日よりH島へ飛びますので、その準備の為、早退しますが。 ところで昨日の番号ですが、あれが新しいものなのですね。


「初版本講義」買いました! 投稿者:未練堂  投稿日:10月27日(月)13時34分53秒

人魚の嘆き様
先日のことです。 地元の古書店の店主の後ろにある資料用の本を眺めていたら、なんとその中に「初版本講義」が! 思わず「それは幾らですか?」と聞くと「売り物ではありません」とすげない答え。 なおも粘っていると、「じゃあ、一万五千円なら」と言われました。 それはもう、勢いで買いました。表紙は「風流線」のものです。 うれしい!私の宝物です。 つきましては、はなはだ厚かましいお願いですが、人魚の嘆き様のご署名をお願いできませんでしょうか。 どうか伏してお願い申し上げます。


納得です 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月27日(月)20時02分56秒

人魚の嘆き様
再版と普及版についての詳細な講義に心より御礼申し上げます。納得いたしました。「ドグラ・マグラ」に再版と普及版が両方とも同じ年に出たとはとても考えられないと思いますから、多分普及版だけが出たのでしょう。それを外形だけから判断して再版と称した人がいたのかもしれませんね。というよりも、春秋社版の普及版と混同している人のほうが多いのかもしれません。そして、いよいよ『人魚のクリスマス』に出品ですか。 これはまた楽しみが増えました。


(無題) 投稿者:通天閣  投稿日:10月27日(月)20時27分45秒

グレノリ様
ご教示いただいたにもかかわらず お名前を間違ってしまいました 申し訳ありません

裏管理人様
新参者の私に ご指名ありがとうございます ご期待にそえるよう頑張ってまいります


ドグラマグラ 普及版 投稿者:sakamoto  投稿日:10月27日(月)20時41分12秒

乱歩邸様
私が傑作集の1冊と考えたのは、@傑作集として出版された4冊の中にドグラマグラがあるということA出版された時期B傑作集の他のものと装丁がとても似ていた、といった理由による思い込みでした。ですから傑作探偵業書の1冊という説を否定するものではありません。 なんだか無責任な事を言って申し訳ありませんでしたが、こちらこそよろしくお願い致します。

人魚の嘆き様
ドグラマグラ普及版、とても興味あります。夢のような企画に私のようなものを参加させていただき管理人様と人魚の嘆き様には日々感謝しております。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月27日(月)21時44分49秒

何だか書き込みが日課になってしまって・・・誰か助けてくれないかしらん?

くだん様
`>` 泉鏡花の「婦系図」春陽堂
初版本でお読みになったのですか?

萬嘯廬様
それでは「元センター街のキング蒐書日録」ではいかがでしょうか?

ymnk様
金曜日にしましょうか。貴兄は「あみだくじ」作成担当であることをお忘れなく!

散水弁様
`>` 翌日よりH島へ飛びますので
八丈島ですね(笑)。
`>` ところで昨日の番号ですが、あれが新しいものなのですね。
そうです。ところで、先日かけた時はお取り込み中のようだったね。

私の耳は・・・様

『廃園』の表紙の折込みの長さは、色による違いはありません。よく研究されていますね。

未練堂様
頒価2500円のしかも刊行後1年も経っていない本ですから、15000円はちょっと・・署名は極力ご遠慮申し上げているのですが、そんなに高値で買っていただいたのならば書く義務がありそうですね。管理人様宛に本を郵送してくだされば、署名してお返しします。


(無題) 投稿者:くだん  投稿日:10月27日(月)22時15分45秒

人魚の嘆き様
そうです。 それと、「荒絹」のカヴァーについてのご教示ありがとうございました。


三島です。 投稿者:大輔  投稿日:10月27日(月)22時20分45秒

人魚の嘆き様
いえ、都知事と言うよりか「不道徳教育講座」の三島の口絵写真を模したつもりでしたが(笑)本当は只酔っていて寝転んでいただけです。最近は上の棚にある「黒蜥蜴」をまじまじと見てしまう今日この頃です。小生はそろそろ三島昭和20年代本が気になりだしました。また人魚の嘆き様にお会いしたいです。携帯から失礼いたしました。


(無題) 投稿者:Peter-Rabbit  投稿日:10月27日(月)22時29分47秒

はじめまして、Peter-Rabbitと申します。
人魚の嘆き様
早いものでもう4年前になりますが、明治大学での古書の世界第1回で貴兄のご講義を拝聴し感銘を受けました。 眼の前に無造作に並ぶ稀覯本の数々・・・今思い出してもぞくぞくします。 いろいろとお教え戴くことばかりかと存じますがよろしくお願い申し上げます。

未練堂様
骨董屋で一番売りたいものは「非売品」だそうですよ。 ・・・古書店も同じ??(^o^)


私も受講していました 投稿者:魔女っ子  投稿日:10月27日(月)23時04分08秒

Peter-Rabbit様
はじめまして。実は、私もつい先日初めて書かせていただいたのですが、明治大学の第1回公開講座を受講しておりました。Peter-Rabbit様もあそこにいらしたのですね。人魚の嘆き様のお話はわかり易く、楽しく、興味深く、本当に素晴らしいご講義でしたね。今でも忘れられません。
前回の投稿のあとで、こちらのご常連の方から「ウラヤマシイ」という感想を頂戴しました。私は古書にはまったくの素人ですけれど、人魚の嘆き様のご講義を受講できたことはちょっぴり自慢できるみたいです。
ところで、Peter-Rabbit様は第2回以降の古書の世界も受講されましたか?私はあの回だけでしたので、もし他の回も受けられたのでしたら、ご感想などをお聞かせ願えませんでしょうか。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


    『管理人様を偲ぶ会』参加希望 投稿者:貢  投稿日:10月27日(月)23時35分25秒

裏管理人様
『管理人様を偲ぶ会』参加希望です。 先日の『人魚の紅葉狩り』では、ご一緒出来なくて残念に思っておりました。 金曜日にお会い出来るのを楽しみにしております。


(無題) 投稿者:Peter-Rabbit  投稿日:10月28日(火)00時14分45秒

魔女っ子さま
実はその後今年も含めてずっと受講しています。 と言っても今年は仕事の関係で5回のうち2回しか受講できません。(;_;) 何と言っても第1回はすべての講義が素晴らしかったと思います。人魚の嘆き様の他、古通の八木社長、扶桑書房さん、玉英堂さん、崇文荘さんのお話で大変興味深く拝聴しました。 それまでは懇意にしている古書店のご主人とのお話だけだったのが、コレクターの立場(それも超一流の筋金入りの)から人魚の嘆き様のお話をお聴きし眼から鱗の思いでした。
2回目も内容は充実してましたよ。 大屋書房さんの江戸版本の話、中野書店さんの漫画、子供本の話、秦川堂さんの絵葉書など今まであまり眼を配らなかった分野へ興味を開かせて戴きました。 大屋書房さんは文献調査的な目的での探書で訪れていましたし、中野書店さんは古書倶楽部の会員になって近代文学、書誌関係中心で購入していたのが一部の子供本などへも興味が湧きこれ以降はこちらまで収集範囲が拡がってます。
3回目はSalon de 書痴でもよく話題に出る田村書店さん(宮澤賢治のお話でした) 博物関係の鳥海書房さん、美術本のえびな書店さん、興味深かったのは、愛知文教大学の増田孝さんの書籍鑑定(大阪N書店発見の奥の細道の真贋論争)の話でした。 関連書籍で状況は読んでましたが講義として聴くとまたそれはそれで面白いものでした。 今年は江戸開府400年ということで江戸の古地図を軸に地図に関係するお話が展開されているようです。 第1回と第2回は圧倒的にそれぞれの講演者の方々がお持ち下さった書籍の数々に圧倒されましたが、回を追うごとに分量が減ってきているのが寂しいです。


『管理人様を偲ぶ会』参加希望  投稿者:大輔  投稿日:10月28日(火)00時57分57秒

人魚の嘆き様
 仕事で遅れてトリになる可能盛大でございますが、何とか参加したく存じます。岩波本を持っていこう(^^)


『管理人様を偲ぶ会』参加希望 投稿者:葵の家  投稿日:10月28日(火)01時32分23秒

裏管理人様
 金曜日参加いたします。  また「神田古本まつりでダボりました」についても了解いたしました。  さーてダボるぞ〜
>貴兄が足をまくってしかも靴下も履いていないのには驚きました
 実はこれ寝起きの写真なのです。いつも半ズボンで寝ております。  朝といっても9時過ぎですが、cogitoさんとは前夜あまり話せなかったので。  「お互いがんばろう」と話をしておりました。詳細は金曜日にでもお話しましょう(;^^A


「古本まつりかぁ。」 投稿者:cogito  投稿日:10月28日(火)08時05分29秒

人魚の嘆き様
誰も手放さないだらうといはれた『初版本講義』の市場価格(初値)がたうとう出ましたね。最後の残部を(fuu様とかけこみで)頒けて頂いた感無量の日からまもなく一年になります。

葵の家さま
>詳細は金曜日にでもお話しましょう(;^^A
 詳細は話さいでもいいです(;^皿^A

貞之介様さま
例の“お宝端本”は手放す気はございませんか?σ(^Q^)/゛ (以前頂いたメールのアドレスを失ってしまったのです。)


古書の世界 投稿者:あめんぼう  投稿日:10月28日(火)09時19分11秒

Peter-Rabbit様 魔女っ子様
はじめまして。あめんぼうと申します。 明治大学の公開講座の「古書の世界」について話がでているので参加させて下さい。 実は私も受講生でした。ただし、第2回と第3回。そうです、お二人が聞いた人魚の嘆き様の講演は聴けなかったのです。魔女っ子様、大いに自慢になると思いますよ。
2回と3回を聞いた中では、増田さんの書跡鑑定(籍ではなく跡だったような・・)のお話が、私も一番記憶に残っています。 古本屋さんのお話は、それぞれ得意なジャンルで経験に裏打ちされていて面白いのですが、いかんせん話し慣れていないせいか私には聴きずらいものでした。 特にN書店の若主人はひどかったですね。ぼそぼそしゃべるオタク系の若者の典型でした。 今でもこの講座は続いているようですね。新しいメンバーでなくても、今までで評判の良かった方に是非再登場願いたいものです。 もちろん、人魚の嘆き様がお目当てであります。登場されれば必ず受講します


続「初版本講義」 投稿者:未練堂  投稿日:10月28日(火)10時45分54秒

人魚の嘆き様
ご署名ご許可ありがとうございます! 早速管理人様のご住所に送らせていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ところで管理人様はお元気なのでしょうか? 散水弁様の、管理人様にはお世話になりっぱなしでした、というお言葉が気になります。

Peter-Rabbit様
古書店も一番売りたいものは「非売品」。 なるほどそうかもしれませんね。 もしかして、誰かが「これ幾ら?」と言ってくるように、「初版本講義」を目立つ場所に置いておいたのでしょうか。

cogito様
cogito様の「初版本講義」書評を読ませていただき、「これはなんとしても手に入れなければ」と思っていました。 ようやく手に入りました。 いや、もしかしたら、早いほうだったのかもしれません。


藤澤恒夫と司馬遼太郎 投稿者:グレノリ  投稿日:10月28日(火)11時10分16秒

通天閣様
グレゴリの方が聖人のようでかっこいいですね。改名しようかな? ところで、大阪府立中之島図書館に藤澤恒夫の旧蔵書が収められていて、目録もあります。 「白い歓喜天」や「梟の城」も貰っているようです。弔辞が司馬遼太郎なんですね。 http://www.library.pref.osaka.jp/lib/collect/fujisawa.html


第2回『管理人様を偲ぶ会』参加致します。 投稿者:TG  投稿日:10月28日(火)14時30分47秒

人魚の嘆き様>
第2回『管理人様を偲ぶ会』参加致します。 よろしくお願いします^^
日曜から風邪をこじらせて、部屋にこもっておりましたo(TヘTo) 古本まつり期間前に復活できて安堵しております。 しかし、この私に指名投稿依頼がくるとは。。。


御詫びと御礼 投稿者:たくりん  投稿日:10月28日(火)17時24分05秒

ディオゲネス様
まず最初に先週の書き込みの件、大変失礼いたしました。 突然の変調で、あのような書き込みとなってしまった事、それからお気遣いのお言葉までかけていただき、改めて御詫びとともに御礼申し上げます。 この数日間はほとんどベッドの中で過ごす事となり、かなり落ち込んでいました。そして それ以上に残念なのが、週末に予定していた「神田古本まつり」行きをあきらめなければならなくなった事(まだ病院に通わなくてはなりません)。とても楽しみにしていたので 本当に残念です。
遅れましたが「青い鳥」の件、貴重なアドバイスをありがとうございました。 「元装」「仮綴」に関しては知識不足なので何とも言えませんが、「挿絵本は保存状態が 命」というお言葉にはドキッとさせられてしまいました。実を言うと、多少保存状態が悪くても安く見つけられないかと考えていたからで、それこそ「安物買いのなんとか」になってしまいますよね。目録も写真版ではないので、表記だけではディオゲネス様のおっしゃるとおり、判断が難しい気がします。 本当なら即売展会場に行って、現物を手にとって判断したかったのですが、このような事となったのは縁がなかったということでしょう。古書も「縁」が大事ですよね。 どうぞこれに懲りず、またわからない事があったら、いろいろとお教え下さい。 本当にありがとうございました。

管理人様 人魚の嘆き様
この度の書き込みの失礼、申し訳ありませんでした。 とにかく早く身体を治したいと思います。


福永武彦本紹介 投稿者:夢の輪  投稿日:10月28日(火)21時29分01秒

初めて投稿させていただきます。夢の輪と言います。先日、「古書通信」紙上でこのホームページを知りました。 15年ほど前より、福永武彦文学を自分なりに考究している過程で、福永本を蒐集してきました。以前、8月中旬に出雲人さんが話題にされた、『パリの憂愁』(岩波文庫)の私家版10部本ですが、岩波文庫が刊行された当時に、福永が著者用として作成した特装版というべき本で、殆どが献呈されたと思われます。 本文の版組は一般文庫本と同一ですが、ひと回り大きめの和紙表紙装で、奥付は元よりありません。ただ、福永自身が献呈者宛「私家版限定十部ノ内、第〜番本ナリ」とペンで記しているので、限定10部本とわかります。
福永本では、人魚の嘆き様がこの夏に「古書通信」に書かれた『マルドロオルの歌・画集』の献呈本は全く特別な本で、確かに最も興味深い稀覯本と言えるかもしれません。ただ、署名のない『マルドロオル』なら、私の狭い経験の中でも何度か手にする機会がありましたので、本自体としては、福永本の中で「最稀覯本」というわけではなさそうです。
署名のあるなしにかかわらず、どこの古書店でも一度も見たことのない福永本に、『ある青春』(昭和23年刊行)特装版の内の、「布表紙装丁本」があります。 福永自ら記しているところでは、「限定版のうち、初めの十冊はクロースで、あとの四十冊はボールに和紙を貼ることに」したが、「出来上がったのを僕が四十冊、出版元が十冊、分けてみたところ」「製本がおそまつで中には直にばらばらになるのが出てくる始末、それにクロース装の方は、木版がずれていたり、色が褪めていたり、どうもお粗末に出来上がった」が「素人が、一冊一冊手づくりで作った本というのは、何と言っても、本らしい味があって、僕はとても嬉しかった」(「本」『枕頭の書』所収)とありますので、この『ある青春』の特装版は現存50部未満で、その内「初めの十部」がクロース、あとの40部、つまり11番本から50番本が厚紙に和紙貼り本ということになります。
そしてこの和紙貼りの特装版『ある青春』なら、神保町の田村書店で十数年以前に入手したことがありますし(その本は数年前、また田村書店に売却しました)、多くの古書店主にとっては周知の本でしょうが、この1番から10番までの『ある青春』特装版、布表紙装丁本の存在は(扱ったか否かを尋ねたことはありませんので、推測ですが)あまり知られていないようです。 田村書店でも玉英堂でもけやき書店でも、中野書店でも浪速書林でも夏目書房でも、たとえその目録上ででも、見たことがありません。
福永が自ら記したように「お粗末に出来上がった」ので、破棄してしまったのかとも思っていました。 現在、私の手元には、その布表紙装丁の『ある青春』特装版があるのですが(預かっている本です)、全体としての厚みは和紙貼り本と同一です。奥付は、和紙貼りの特装本と同様、元よりありません。川上澄生の版画も(表紙・挿入版画共に)同一ですが、布表紙だからでしょうか、表紙の版画の色は、福永も記しているごとく、全体にやや薄めです。
福永自身が最も愛着を持った本と記している『ある青春』、この本は若き福永の詩人としての夢と芸術家としての魂が渾然一体となった傑作本と言えるでしょう。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月28日(火)23時01分06秒

Peter-Rabbit様
あの会場のどこかにいらしたのですね。「再会」できてうれしく思います。こちらこそ、いろいろとお教えください。

大輔様
`>` 岩波本を持っていこう(^^)
どういう意味ですか?

cogito様
書き込みを拝見して気がつきました。随分古くからのお付き合いのようで、まだ一年だったのですね。これからもよろしくお願いいたします。

未練堂様
`>` ところで管理人様はお元気なのでしょうか?
叩いても死にませんからご心配なく。なにしろ、昔ヨーロッパ・アルプスで山頂を目指したメンバー中、ただ一人生き残って下山したほどの男ですから。ゴルゴ13みたいだな・・

グレノリ様
グレゴリにしたらノルダールが僻みますよ。

TG様
きりこ様は来られないの?

たくりん様
どうぞくれぐれもお大事に。貴兄の乱歩は今週中に届くでしょう。

ラビリンス様
中相作様が「江戸川乱歩著書目録」に『一寸法師』を入れてくださいましたのでお知らせします。

過去ログ探索隊々長様
お礼が遅れて失礼いたしました。先日はお世話になりありがとうございました。

夢の輪様
大変興味深いお話をご披露いただき感謝申し上げます。『ある青春』特装版の内の「布表紙装丁本」は、あるコレクターのところで一度だけ見せてもらったことがあります。古書市場に出たことは、私の知る限りではありません。また『古書通信』の福永に関する拙稿で登場する某氏は、生前の福永と懇意であり、本人所蔵の「布表紙装丁本」を見たそうです。
その折の福永の話によれば、最初は全てクロース装で作ろうとしたが、不具合が生じたので紙装にした、とのこと。これは「限定版のうち、初めの十冊はクロースで、あとの四十冊はボールに和紙を貼ることにした」という彼の記述とは少し異なりますね。いずれにせよ、現存数部の稀覯本であることは確かでしょう。
『パリの憂愁』私家版10部本は見たことがなく、初めてお話をうかがいました。他に福永自身が「私家版限定十部ノ内、第〜番本ナリ」のような記述をしている本としては、『ゴーギャンの世界』三十部本がありますね。福永本はこういったものが多く、本当に収集に骨が折れると思います。
私は戦後の本はからきし弱いのですが(強くなる気もありません)、このBBSには関心のある方が結構いらっしゃるようです。これからもお助けください。


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日:10月28日(火)23時32分14秒

人魚の嘆き様
レス遅くなり失礼しました。それでは金曜日参上致します。ただ今回は最後まではいられず、出来ましたらあみだくじもラストではなく中盤頃に・・・・(あみだ作成担当)


今日は恥ずかしい。 投稿者:大輔  投稿日:10月29日(水)00時15分02秒

打ち間違えました。「選書」です。きちんと書いたつもりでしたのに。申し訳ございません。今日「議論する会」に行きました。あと「拉致被害者を救う会」のイベントにいきましたが都知事はこう発言してました。「親父がインド人に似ていてね。私が作家になった当時、日比谷公園に年取ったインド人がいて、親父が年取ったらこうなったのかなと思ったものです。」       これが知事から肉声で初めて聞いた文学者時代の話でした。おそまつ。


木下夕爾の俳句 投稿者:yuri  投稿日:10月29日(水)07時16分00秒

cogito様
お元気ですか。yuriです。 私は朔多恭さんの「菜の花いろの風景 木下夕爾の詩と俳句」という本を図書館で借りてからというもの、最近は木下夕爾の俳句にのめりこんでいます。 詩もすばらしいですが、俳句もほんとにすばらしいですね。 世の中の人に、もっと木下夕爾の俳句の世界を知ってもらいたいな、と思います。 cogito様は詩がご専門ですが、俳句も読まれることはありますか?


原本 投稿者:乱歩邸  投稿日:10月29日(水)08時46分58秒

sakamoto様
とても説得力がありますね。やはり原本を お持ちの方は違います。これからもご教示をお願いします。

人魚の嘆き様
人魚の嘆き様が「戦後の本はからきし弱い」のだったら、誰が強いのですか!三島でも福永でも、戦後の本を専門にや っている人よりずっとお詳しいです。ご本人からすれば、戦前の本 の知識と比べられるのかもしれません。しかし探偵本と同じで、ご本人の興 味がなくても、レベルの高い原本を大量にお持ちの人魚の嘆き様はやはりどの分野でもスーパーコレクターです。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日:10月29日(水)08時59分39秒

夢の話様
 貴重なお話ありがとうございます。「パリの憂鬱」の存在は田村書店でききましたが、未見のままです。「ある青春」についてはもうあきらめています。是非、写真入りの書誌ができることを僻地より切望しています。

人魚の嘆き様
 福永本はいろいろとあり、収集には限りがあると思います。


私も行きます! 投稿者:魔女っ子  投稿日:10月29日(水)11時16分25秒

Peter-Rabbit様
第2回以降の公開講座のお話、ありがとうございます。やはり魅力的な講師の魅力あふれるお話だったようですね。続けて聞きにいくことができずに、いまさらですが残念です。これからもあるようでしたら、また行ってみたいです。

あめんぼう様
私も人魚の嘆き様が再登場されれば必ず受講します。今度はサインもお願いしないと。


ゴーギャンの世界 投稿者:夢の輪  投稿日:10月29日(水)12時27分31秒

人魚の嘆き様
>福永の話によれば、最初は全てクロース装で作ろうとしたが、不具合が生じたので紙装にした、とのこと。
・早速、貴重な情報をありがとうございます。そうでしたか、私はいかにも福永らしいこだわりだと思っていたのですが、偶然が作用したのですね。
>他に福永自身が「私家版限定十部ノ内、第〜番本ナリ」のような記述をしている本としては、『ゴーギャンの世界』三十部本がありますね。
・『ゴーギャンの世界』に、三十部本があるのでしょうか? 私の実見し、現に所蔵しているのは、一般本の『ゴーギャンの世界』に「後記」という別刷の薄冊(3頁)が挟まっている本で、その印刷文の終りに福永がペンで「この楽屋裏は限定三十部のうちせっかくのを取ったりしたので本屋さん泣かせかもしれぬ 著者」と記しているものです。 この別冊が挟まっている本自体は、一般の初版本と同一です。『ゴーギャンの世界』を書き上げるまでの楽屋裏話を記した別刷を三十部作り、それを一般本に挟んで知友に献呈した、と解釈していたのですが。別に「三十部本」があるのでしょうか?
>私は戦後の本はからきし弱いのですが(強くなる気もありません)、このBBSには関心のある方が結構いらっしゃるようです。これからもお助けください。
・福永以外にも、愛読している戦後作家はいくらかおり(梅崎春生・加藤道夫・神西清・石川淳・中村眞一郎・吉田健一等)、蒐集してはいますが、この「salon de 書痴」で語れるような本は、福永以外にはほとんど所蔵していませんし、碌な知識もありません。 ただ、何しろ本の話には眼がないので、これから時々おじゃまさせていただきます。 よろしくお願いします。
それにしても、人魚の嘆き様に戦後の本に「強く」なる気になどなられたら、冗談でなく、戦後の稀覯本の価格が大幅に上がるに違いありませんから、どうぞその気になられませんように(笑)。

出雲人様
>是非、写真入りの書誌ができることを僻地より切望しています。
・これは、ぜひとも実現したいものです。 今までの書き込みを拝見しますと、出雲人様は福永や中村の文学にも関心がおありの様子ですので、時々お話をさせてください。


re-ゴーギャンの世界 投稿者:ベルベット  投稿日:10月29日(水)15時02分59秒

はじめまして。 人魚の嘆き様とコレクター市で知り合い、年齢はずっと私の方が上なのですが、ご指導いただいているベルベットと申します。 『ゴーギャンの世界』三十部本について、人魚の嘆き様からご説明がある前に、私も所有しておりますので簡単に述べさせてください。 『ゴーギャンの世界』三十部本は、表紙だけ一般本とは異なり緑色のクロースとなっています。 そして、なぜか一般本と同じ奥付が付いていて、そこにー著者本限定三十部ノ内、第○番本ーと福永の字であります。 さらに、お書きになった別刷の余白にも同じことがこれも自筆で記されているのです。 もちろん、共通番号ですが、何か中途半端な印象を与える本です。 私も別刷の挟み込まれた一般本を他にも見たことがあり、著者本は結局僅かしか作られず、別刷だけ一人歩きしたのかと考えていました。 あとは人魚の嘆き様の講義を承りたいと存じます。
なお蛇足ではありますが、既に人魚の嘆き様は、戦後の本でも稀覯本と呼ばれるものは悉くお持ちのはずですから、価格が上がる心配は大丈夫です。


お詫び 投稿者:ベルベット  投稿日:10月29日(水)15時04分29秒

夢の輪様
お名前を落とし、失礼致しました。


1958年 投稿者:グレノリ  投稿日:10月29日(水)16時41分09秒

人魚の嘆き様
>グレゴリにしたらノルダールが僻みますよ。
確かサッカー通でもいらっしゃいましたよね。それにしても、驚愕しております。


木下夕爾の「晩夏」 投稿者:Bori  投稿日:10月29日(水)17時41分43秒

cogito様
Boriです。来月の東京古典会の大市に、cogito様が探求されていた木下夕爾の「晩夏」山内義雄旧蔵本が出品されているのでご報告します。


ありがとうございます 投稿者:夢の輪  投稿日:10月29日(水)19時53分22秒

ベルベット様
早速、『ゴーギャンの世界』の三十部本が存在することをお教えいただきありがとうございます。嬉しい驚きです。最初に投稿する前に少し迷ったのですが、投稿してやはりよかった。 と同時に、『草の花』十部本も、『海市』四部本(と言われていますが、ベルベット様は正確な部数をご存知でしょうか?)も今、私の手元にあるのですが、まさか三十部の本を知らなかったとは情けない思いです。 『ゴーギャンの世界』三十部本は、古書店の目録では私は見たことがないのですが(狭い範囲です)、ベルベット様は目録で見つけられたのでしょうか? さしつかえなければ、お教えください。
せっかく投稿でやり取りをさせていただいていますので、少しでも有意義なものにしたい(自分を飾っても仕方ない)と思い、自らの興味のある本に関する素朴な疑問を、率直に投げかけていますが、どうぞお付き合いください。


人魚の嘆き様 投稿者:みちのく  投稿日:10月29日(水)21時20分17秒

伊藤左千夫の名作「野菊の墓」の元版には再版がないと言われているそうですが、私の親しい古書店主は再版をみたことがある、と力説します。人魚の嘆き様はご覧になったことがありますか。3版はあるとのことで、当時無名の左千夫の本だから再版を飛ばしたのか、それともそんな配慮は不要だったのか、はてどちらが正解か知りたく思っています。ご教示願います。


お礼申し上げます 投稿者:ラビリンス  投稿日:10月29日(水)21時49分32秒

人魚の嘆き様
さしてお役にも立てなかった私のために、わざわざ中様のご著書のご手配までしていただき感謝の言葉もございません。 「一寸法師」が中様の目録に掲載されたことは私にとっても非常な喜びであり、名誉にも感じています。 ありがとうございました。


木下夕爾のこと 投稿者:cogito  投稿日:10月29日(水)21時52分37秒

本日、石神井さんより木下夕爾の葉書(小高根二郎宛)到着。自筆ものには手を出さないとか言っときながら、数尠い反則例外(ここではダボといふらしい)であります。文面はこのひとならではの几帳面な「木靴」寄贈についての添へ状ですが、嬉しいのは独特の筆跡ですね。
yuri さま、おしさしぶりです。 木下夕爾の俳句は詩と同じ境地を書いてゐるので、判りますし、私も好きです。ですが、テレビの俳句の番組の“添削コーナー”なんかを見てると、駄句に対する先生の手の入れ方がいかにもそつがなく動かし難いのを、すごいと思ふうちに、ふと、これは高等な“技術”ぢゃないのか、といふ気持が起こって恐ろしくなり、きっぱり近づかないことに決めました(笑)。
ほかには、われらが“モダ隊”の教祖、北園克衛の俳句もいいですよ。八十島稔がほめてゐるんですが「ひとめぐりしてまた折つや女郎花」といふ句が私も一番好きです。 朔多恭氏には以前、お手紙にて詩人に関する参考文献について懇切な御教示を賜り、その際「わが詩わが旅」といふ、詩人の未刊エッセイ集を頂きました(これ結構貴重と思ひます)。別にまた「木下夕爾の俳句」といふご本も出されてをり、こちらはまだ新刊で手に入るはずです。

Bori さま
「東京古典会」…それは入札で、最低価格が何万円とかする大市のことですよね。 やっぱり! 一体いくらまで騰がるんでせう。さうして人魚の嘆き様はそんな本を「みつけたらあげる」なんていっちゃっていいんでせうか。はやくください。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:10月29日(水)22時47分16秒

夢の輪様
@『ある青春』特装版布表紙装丁本について
その後調べたところ、発禁本コレクターのJ氏も昔、持っていたようです。
A『ゴーギャンの世界』三十部本について
ベルベット様に先を越されました(笑)。本に関しては付け加えることはありません。私は10年くらい前に田村書店で、店主に珍本だと見せてもらいました。ベルベット様はもっと前に買われたのかしら?
B『海市』四部本について
今度は私がベルベット様に先んじましょう(笑)。「純文学書下ろし特別作品」には全て四部本があります。著者、新潮社、編集者、印刷会社にそれぞれ1部だそうです。三島由紀夫の『金閣寺』などと同じですね。ちなみに現在は10万部以上売れた場合に、著者、新潮社、編集者用の計三部の特製本が造られています。
ところで、以前にもここで話題になった『塔』の帯について、夢の輪様はご覧になったことがありますか?

みちのく様
『野菊の墓』の再版本は未見です。そして『野菊の墓』の再版にせよ『みだれ髪』の再版にせよ、「持っていた」とか「見たことがある」という話は数多くあるものの、「現在持っている」という人はいまだ誰もいないのです。そればかりか、奥付の写真やコピーすら存在しない。どう考えてもおかしくはありませんか? いつも申し上げるように「出ていない」ことの証明は極めて困難ですが、100年以上1冊も公に現れていない事実は重く受け止められるべきでしょう。貴兄の親しい古本屋にこう尋ねてください。「珍本だとわかっていながら、奥付の写真か、せめてメモくらい取らなかったのですか?」と。

cogito様
`>` 最低価格が何万円とかする大市のことですよね。
10万円です。
`>` 一体いくらまで騰がるんでせう。
署名本だということ以上に、岐阜の大コレクターが買ってくれるのを当てにしてみんなが入札するから、高くなるだろうなあ(笑)。
`>` 人魚の嘆き様はそんな本を「みつけたらあげる」なんていっちゃっていいんでせうか。
男に二言なし。それに『転身の頌』よりはずっと安いんじゃない?
`>` はやくください。
焦ると碌なことはないよ。女性も本も(笑)。
目録必要ならお送りしますが。図書館に来るかな?


『偲ぶ会』参加致します 投稿者:七面堂  投稿日:10月29日(水)23時08分04秒

遅刻は必至ですが、参加させて頂きます。


管理人を忍ぶ会再参加希望 投稿者:ryokuto  投稿日:10月29日(水)23時19分24秒

皆々様の拿慕日誌ならぬ品評会を楽しみにしております。


第2囘「管理人樣を偲ぶ會」參加希望 投稿者:彭城矯介  投稿日:10月30日(木)01時39分10秒

>裏管理人樣
今囘は何とか差入れを抱へて參加させて戴きたく存じます。 何卒宜しくお願ひ申上げます。 その前に今一度「均一臺」が出來ますかどうか、一寸微妙ではありますが。
それと「九段蒐書日録」のリレー企劃ですが、一層の事この際 「助さん格さんの交換蒐書日記」に變更されては如何でせうか(笑)。


福永 投稿者:ベルベット  投稿日:10月30日(木)08時57分37秒

夢の輪様
『ゴーギャンの世界』は目録ではなく、遠い昔に山王書房で購入しました。 某仏文学者の蔵書を一括して山王書房が仕入れた際に入っていた物で、献呈本です。 山王、鶉屋、中村、高橋、どこも個性的な本屋さんでした。 人魚の嘆き様もお書きになっていますが、名物店主が次々と消え、寂しくなりました。 もっとも、そういう時代を経験できただけでも、幸運だったとも言えそうです。

人魚の嘆き様
以前お話した時に、福永旧蔵の萩原朔太郎の「青猫」室生犀星宛てをお持ちとうかがいました。 その時おたずねするのを失念したのですが、福永旧蔵というのは、本そのものから判るのでしょうか。 それとも、福永家から出てきた等の事情によるものですか。 よろしければお教えくださいませ。


『海市』 4部本 投稿者:夢の輪  投稿日:10月30日(木)11時25分00秒

人魚の嘆き様
丁寧なご返答ありがとうございます。
>(『ゴーギャンの世界』三十部本)私は10年くらい前に田村書店で、店主に珍本だと見せてもらいました。
・うーん、10年前なら既に私も田村に通ってはいたのですが、見せてもらえませんでした(笑)。

>(『海市』4部本))「純文学書下ろし特別作品」には全て四部本があります。
・ご教示ありがとうございます。そうですか、全てにあったのですか。 ある事情から、この『海市』四部本は、今私の手元には2部あるのですが、そうすると、他の2部は人魚の嘆き様とベルベット様でしょうか。
不十分ですが、書誌的事項を記してみます。 『海市』私家版  1968年1月15日刊行 二光印刷・46判・43字×20行 401頁・丸背紺総革装・背2段マウント・平 背題字著者名金押・天金・奥付市販本と同一  本文組は、市販本と同一。本文用紙は市販本に比べ、厚み・艶あり
>『塔』の帯について、夢の輪様はご覧になったことがありますか?
・残念ながら、ありません。以前、人魚の嘆き様が田村書店主からお聞きになったことと、帯付の推理を記されていましたが、私は同店主から「玉英堂の目録に、だいぶ以前(昭和50年代前半?)一度だけ写真版で、帯付きが出ていた記憶があるよ」と聞いています。怠惰にも、玉英堂の過去の目録を調べていないので、真偽のほどはわかりません。 福永本だけに関しても、まだまだ道遠しです。
京都の白地社から昨年末に刊行された『未刊行著作集19 福永武彦』(これは、シリーズもので、伊藤整・佐藤春夫・阿部知二などが既刊行です)の「福永武彦著・訳書目録」は、私が作成したものですが、福永本の完璧な目録を作成することが、いかに困難なことかを痛感しています。 特にその際に迷ったのが、「著書目録にはどこまで載せるのか」という点です。
この『海市』は載せましたが、例えば、後に他人が勝手に改装した本は除外するとしても、福永の署名が入った個人作成本(つまり、福永がその存在を認めていた本)はどうするのかに迷いました。結局、田中淑恵氏の作成本(『再びの秋』 「秋風日記」として知られる朝日新聞連載の11篇の随筆を1本に纏めた本)のみを、個人作成本とことわって載せましたが、このあたりのこと、つまり、「著書目録としてどこまで載せるべきか」に関して、人魚の嘆き様のお考えをお聞かせください。

ベルベット様
>『ゴーギャンの世界』は目録ではなく、遠い昔に山王書房で購入しました。
・うらやましい限りです。山王書房へも鶉屋へも「間に合わなかった」(と言っても、私は人魚の嘆き様と同年代ですので、古書への出発が遅かったのですが)者として、『昔日の客』等を読んで色々想像をしているだけですが、しかし、どんな時代になっても、熱意を持てば必ず古書は蒐まると信じています。


感動しています 投稿者:出雲人  投稿日:10月30日(木)16時10分03秒

人魚の嘆き様 ベルベット様 夢の輪様
 これまでわからなかった点が判明し、感動しています。  「ゴーギャンの世界」の楽屋裏話はたまたま白井健三郎あての本のなかにはさまれていました。  やはり別刷りだけが一人歩きした気がしています。  「塔」の帯がどんなものか、是非教えて下さいませ。

 夢の輪様
 「恋の泉」「四季」などにも4部本が存在することになりますね。


人魚の嘆き様 投稿者:みちのく  投稿日:10月30日(木)18時56分13秒

本日古書店主に確認しました。「再版が珍しいとは知らなかったので、写真もコピーも取らなかった。そして売ってしまった。」ということです。まさに人魚の嘆き様の予測どおりでした。あまりの推察力に言葉もない程です。恐れ入りました。


情報 投稿者:裏管理人  投稿日:10月30日(木)22時22分24秒

表BBSで「均一臺より愛を込めて・3」が始まっていますよ。


(無題) 投稿者:TG  投稿日:10月30日(木)22時44分06秒

人魚の嘆き様>
きりこは残念ながら明日の集いに参加できないようです。 しかし、私は早朝から向かいます。 気合いだけはあるのですが。。。


(無題) 投稿者:贋管理人  投稿日:10月30日(木)22時59分29秒

`>` きりこは残念ながら明日の集いに参加できないようです。
そんなこと言って、ホントは別れたんじゃねえのか(贋cogito-拍手!パチパチパチ)。


出陣 投稿者:ymnk  投稿日:10月31日(金)09時27分47秒

今日の青空ダボ市、もう30人くらいならんでいますが、はて、収穫はいかに?


古本まつりライブ大歓迎 投稿者:賞物小僧  投稿日:10月31日(金)09時46分21秒

ymnk様
実況ライブですね! 田舎で指をくわえている私に、どうぞ最新情報をご提供くださいませませ。


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日:10月31日(金)09時58分05秒

開場直前、でも、例年より人は少なめ? ものは


続報求む 投稿者:Bori  投稿日:10月31日(金)10時50分29秒

ymnk様
一段落つきましたか?それともまだ戦闘中?(笑)。 Salon De 書痴の方々は他にもいらっしゃいますか?


すごいですね 投稿者:yuri  投稿日:10月31日(金)12時43分05秒

cogito様
朔多恭さんとお手紙をやり取りされたんですか! さすがcogito様ですね(♪)。 北園克衛は全然知りません。ごめんなさい。 近々人魚の嘆き様とお会いするので、講義していただきます。


途中経過、一服中 投稿者:ymnk  投稿日:10月31日(金)12時53分34秒

情話新集「小さん金五郎」300円ほか・・・


情話新集 投稿者:初心者  投稿日:10月31日(金)15時22分53秒

うらやましい・・


何とか、の遠吠え 投稿者:永町  投稿日:10月31日(金)21時48分09秒

「神田古本まつり」に併せて、第2回『管理人様を偲ぶ会』御参加の方々、うらやましい。・・・ 多分、今日の収穫を肴に盃も進んでいらっしゃるでしょうね。 ymnk様、皆様の見る眼が違うことを感じますか。 皆様にお願いして心苦しいのですが、地獄の苦しみ、のようなものを味わっております。 (ああ、行きたいよ。ああダボの虫が俺の心を狂わす。ひょっとしたら、あの本も、前から狙っていたあの本も、全部、本日の書痴軍団に浚っていかれるかと想像すると本日は眠れないよ。)


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