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Salon de 書癡 過去ログ 2003 9月

逡巡、痛恨 投稿者:ymnk  投稿日: 9月 1日(月)02時19分11秒

痛恨の1冊というお題でご指名いただきましたが、痛恨の1冊はあれこれあるようでいて、どうも具体的に思い浮かびません。イヤなことはそばからどんどん忘れてしまうからでしょうか。無論、目録の抽選に外れたなどは日常茶飯ですし、・・・・・かといって劇的な痛恨の1冊もないような気がします。皆様のご投稿に比して何とも恥ずかしいものですが、いま、パッと思いつくものでいえば、例えば田村書店でちょっと痛みの激しい三島「魔群の通過」が確か25000円位でしたが、さすがにこれはスルーの方がいいだろうと逡巡し、しかしやっぱり翌日お金を持っていくと売れていたということがあります(確か人魚の嘆き様の旧蔵書!)。
その前にも、パッと見痛みはない美本ながら、水しみで中はシミあり表紙もよく見ると印刷がにじんでいるという同書が52000円で出たこともあり、これはさすがに迷いました。普通まず5万などという値段では手に出来ないと思っており、かといってそう都合よくダメージ故の安価本がでることもない、しかもパッと見は美本なのです。とはいえ5万はかなりの大金。ダメージありや外装欠であっても、取り敢えず書架に並べたい・・翌日、未だ逡巡しながら店に行くと、既に売れていました。これは価格のこともあり、痛恨というよりは、まあしょうがないと吹っ切れた感じでした。
田村書店入り口そばのところにあった谷崎「自画像」重版函付15000円もそうです。同書は前々から初版じゃなくてもダメージがあってもよいからとにかく函付が欲しくて(といいますか重版やダメージ有りの方が安くてよいくらいに考えており)、いつも行く度に逡巡しておりました。そしていつもあるのを確認して安心していたのでした。しかし、いつかは売れてしまう、なくなってしまってからでは遅いと、そう決心してバイトの給料を握って店に行った日、昨日まであったそれがないのです。3ヶ月はゆうに売れ残っていたのに! 昨日に限って売れるとは・・・・その後未だ入手かないません。


痛恨の一冊 投稿者:kiku  投稿日: 9月 1日(月)03時39分12秒

みそっかす故、さして面白いエピソードもないのですが・・・少々お恥づかしい思い出をご披露いたします。 もう随分昔の事になりますが、二十数年前、渋谷の中村書店に『サボテン島』が一万円で出ていました。当時の相場から言えば、まぁ妥当な価格だったと思います。貧乏学生だった私にとっては結構な大金でしたが、署名入りで状態も悪くなかったので思い切って購入しました。
ところが数年後、当時の私は大変荒んだ生活をしていたため、切羽詰った挙句にその『サボテン島』を売ってしまったのです。ハッキリと憶えていないのですが、「古本」の看板を見て飛び込むようにして入った、町田か相模原のお店だったと思います。そこのご店主からは「ウチはこういったものは扱っていないので余り高くは買い取れませんが、一万円でよければ」というような事を言われました。ちょうど私が購入した値段と同じでしたし、頭の片隅で、また余裕が出来たら買い直せばイイや、とも思っていたので、躊躇わずに売ってしまいました。
その後、熱心に探す事もなかったのですが、皆様がよくご存知のように北園の(特に戦前の)著作はどんどん値を上げ、今となっては簡単に手を出せない価格になってしまいました。たまに店頭などで見かけても、指をくわえて眺めるばかりです(笑)。 一度は手にしておきながら・・・私にとって『サボテン島』は、若き日の苦い思い出を伴う“痛恨”ならぬ“悔恨”の一冊となりました。


指名投稿依頼 投稿者:管理人  投稿日: 9月 1日(月)09時48分30秒

「我が痛恨の一冊」と題して以下の皆様に投稿をご依頼申し上げてあります。

文庫中毒様、彭城矯介様、貞之介様、貢様、白樺派様、TG様、恩地喜多八様、りょくと様、軟鉄様、萬嘯廬様
どうぞよろしく。


これは見たい 投稿者:隠岐  投稿日: 9月 1日(月)12時48分28秒

人魚の嘆き様
「不断草」の栗原小巻版は見ていません。いつ頃の放映でしょうか?


我が痛恨の一冊 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月 1日(月)13時15分39秒

先考 「おい、うちのバカ息子は何をしている、え、何?、まぁたあの汚らしい本に変な紙を巻いてる?     ちょっとこっちへ喚びなさい」
私  「父上、何か御用でも?」
先考 「何か御用でもじゃあない、そこへ座れ」
  私  「はっ」
先考 「どうして貴様はそう分不相応な道楽をするんだ」
私  「はっ!」
先考 「は、じゃない、何が初版本だ、自分の収入を考えた事があるのか、んん?」
私  「はっ!し、しかし御言葉を返すようですが、そのぅ、酒色の道楽より少しはマシかと・・・     書物は人生の道標ともなりますし・・・」
先考 「ほ〜ぅ、では貴様が酒色道楽をした事がないとでも言うのか?一時まともに家に帰らない日が     何日あったというんだ、第一貴様が人生の道標なんぞという柄か」
私  「あ、いや、そのぅ、あれはその、道楽と申しますより少々酒と色が好きだったという・・・」
先考 「こ〜のバカヤロッ!! 大体貴様はそういう間違った了見だからいつまで経っても半人前なんだ!     道楽もいい加減にしろ!」
私  「はは〜〜!」

これは、もうとうに鬼籍に入られた我が先考が、仏壇の向こうよりわたくしに語る言葉であります。 幼児に於ける教育とは恐ろしいもので、一時は斯様な言葉に反抗をするものの 三十路も半ばを過ぎたあたりから頭の中を巡り出すのであります、「親父の小言」が。 加えて自身石橋を叩く性格故、古書を購う場合厳選と細心の注意をはらうよう心がけております。 例えば、目録やインターネットのように現物確認が困難である場合は、 失敗しても腹の立たない上限金額を定め、それを超えた物には手を出さない、というようにです。 従って「痛恨」と呼べるような買い物はまるで記憶にないのです。 もしくは、未だ不勉強が祟り「痛恨」に気付いていないという一番の悲劇も考えられますが。
そうは言っても折角いただいた御指名、小粒でも何か絞り出さねば・・・ と考えつ書棚を見渡せば、そう、「血と薔薇」でいきましょう。 今からもう12、3年前の事です。 当時はシュールリアリズム云々も興味の対象でしたので澁澤氏、生田氏、関連の物は何でも漁っていました。 いわゆる経済バブルは終わりかけていたものの、古書界にはまだその余波が及んでいたと記憶しています。 ご多分に漏れずその辺りの本も結構な金額だったのです。 そんな中、ふと入った古書店で「血と薔薇4冊揃1万円」とマジックで書かれた帯に括られた 4冊を見付けたのです。 これは当時でもかなり安いという印象でした。 舞い上がったわたくしは、帯に括られているという理由もあり中身を見ずに奪い取るように買ったのです。 この時の心持ちはよく御理解いただけるでしょう。 意気揚々として家に着く時間ももどかしく早々と包みを開きました。 さて創刊号、パラパラと頁をめくりもう一度巻頭に戻った時でした。 み、三島がいない! セ、セバスチャンが・・・ いくら「本を振ってみる」という愚行を繰り返しても、そこにあるのは臑毛だらけの二本の足だけでした。 巻頭写真を切り取った誰かを呪ったのは言うまでもありません。 「奴は絶対その筋の奴に違いない!クリア下敷きか何かに挟んでニヤニヤ喜んでるに違いない!」と。
この「血と薔薇創刊号」を買い直したのは情熱も失せた、つい数ヶ月前であった事を書き加えておきましょう。


珍品??? 投稿者:由紀夫  投稿日: 9月 1日(月)14時33分06秒

珍品とあります。 確かに裏の遊び紙に書かれた署名は珍しい(笑) 同じ言葉の入った本がもう1冊か・・・ 名前もやけにデカイなあ・・・ http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f6133704


新bbs 投稿者:Bori  投稿日: 9月 1日(月)16時10分04秒

>新たに彭城矯介様をホストとするBBSを開設することになりました。
どんなbbsなんでしょう。今からワクワクしますね。


我が痛恨の一冊 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月 1日(月)18時28分05秒

になるかも知れない話。
 つい数日前に、勢いで電話注文してしまった、早川ファンタジー(32冊セット初版揃い、6万円)が、痛恨の一冊ならぬ一揃えになるかもしれません。  このシリーズは、いわゆる早川の銀背、金背というやつで、3001〜3032は、早川ファンタジーとして刊行されています。  もし一冊も持っていないなら、まあ妥当な値段なのですが、私自身は、その後のSFシリーズも含めて全318冊のうち、一冊を除いて、すでに揃っているのです。(その一冊も、土曜日にヤフーオークションで落札。ようやく完集)  それなのになぜ注文したかというと、5・6年前から、このシリーズの函入り本の完集を目指していて、実は例のセットの中に函入りが12冊含まれていたからです。  これまでに早川ファンタジー時代の函入りは、5・6冊しか集まらず、少々焦り気味であったことも今回の思い切った注文になってしまいました。
 でも冷静に考えれば、函入り12冊の中にも当然重複が数冊はあるでしょうし、新たに コレクションに加えうる函入り本は、7・8冊にしかならないかもしれません。となると、有用なもの一冊あたりの単価がバラ売り店頭価格の倍以上と、非常に高くつくことになってしまうことは、火を見るより明らかです。  本の到着するのが嬉しいような、怖いような気持ちで、早くも半分後悔の念が・・・。
 管理人様や、人魚の嘆き様からみれば、コレクションの質を高めるために、こんなことは日常茶飯事だとは思いますが。 私も迷ったら見送る性格と、嫌なことは直ぐ忘れる性格が幸い(災い?)し、後で本当に後悔するということがあまりありません。それで、これはという「痛恨の一冊」が思い出せず、この様な話で申し訳ありません。


「人魚の紅葉狩り」 投稿者:cogito  投稿日: 9月 1日(月)20時10分25秒

文庫中毒さまの記事は、胃弱の自分が読むとなにか酸っぱいものがこみ上げて参ります。 (彭城さま御執心の「傷だらけの天使」“辰巳サン”みたいになっちゃひますね。) さて「人魚の紅葉狩り」には一番乗りで参加申し込み致します。 今度は晴れてくれれば嬉しいな。でもって「りんどう文庫」の百円均一コーナーには 幻の和本詩集探しに、もいちど乗り込む算段です(こんなこと書き込んだらあるわけないよ)。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月 1日(月)20時14分08秒

雪達磨様
`>` まぁ、以上に挙げた作家の誰ひとりにも相手にされるわけがありませんが。 絶対そんなことはありませんよ。念の為、黄泉の国の作家達に聞いてきました。
泉鏡花「貴女がご所望ならば蛸でも食べませう。」
谷崎潤一郎「そなたの背中に人魚の刺青をしたいものだ。」
太宰治「はっきり言ってタイプです。」

オマケ
`>` 結論として吉田建一あたりが良さそうです。
吉田茂「わしの息子は健一なんじゃが・・」

隠岐様
栗原小巻版は私が小学生の頃だったと記憶しています。吉永小百合版と同様に東芝日曜劇場のような気がしますが、自信はありません。

文庫中毒様
`>` 管理人様や、人魚の嘆き様からみれば、コレクションの質を高めるために、こんなことは日常茶飯事だとは思いますが。 私はもうそれだけのパワーがありません。今これを最もやっているのが鏡花ダボのT富様です。田村書店に美本が入荷したはずのに、数日後棚に並んでいるのは並本ということが最近頻繁に起きますが、犯人は例外なく横綱です。

出雲人様
「安藤書店の息子」のお店は繁盛しているそうですよ。

hazedonca様
`>` 高校の時のあだ名とプラスαしたものをハンドルネームにしただけですよ。
「高校の時のあだ名」がhazedonだったのかな?まさかhazeということは・・・


「人魚の紅葉狩り」参加希望 投稿者:くだん  投稿日: 9月 1日(月)21時06分23秒

東京よりアクセスしやすい方もいらっしゃるのでしょうね。 天候不順ゆえ、うまく「紅葉狩り」となれば良いのですが、「古書狩り」も期待したいと思います。


我が痛恨の一冊 投稿者:TG  投稿日: 9月 1日(月)21時27分32秒

「初稿 眼球譚」特装本A版/奢覇都館
著:オーシュ卿/訳:生田耕作/装幀・挿画:金子國義

まさに私の人生に痛恨の一撃を与えた本です。私は金子國義氏の装幀本を集めているのですが、(他にもジャンル関係なく装幀の美しい本や『VISIONAIRE』などデザインものもありますが)『眼球譚』の特装本を購入するまでは画集や文庫(島田雅彦/新潮文庫)ぐらいで、神保町に出向く目的も「美術倶楽部ひぐらし」に寄るぐらいというわけです。 しかし「美術倶楽部ひぐらし」に寄ると、やはり目の前の「書肆ひぐらし」も気になるわけで、ちょくちょくとそちらも覗くようになった年末のある日、ガラスケースの中に目がいき軽い気持ちで手にとらせてもらった本が今まで触れたことも見たこともない重厚で魅力的な造りの本でした。
そして数週間後、その本は我が家の書架に差し込まれたわけです。この掲示板をご覧になっている方ならおわかりとは思いますが、当時働いているとはいえこの世界の初心者である私にはかなり勇気のいる買い物でした。数週間の間、もんもんと考えた末に、それでもやはり手元にぜひおきたいという気持ちが勝り購入した次第です。最近では友人の大きな影響の中、じわりじわりと金子氏の装幀本以外にも手をのばす始末(人のせいにしてはいけませんね…)。この本と出会わなければ、私は今も一般人として平和に暮らしていたのでは?などと考えてみたり。そういう意味では「我が痛恨の一冊」かなと。
最後に付け加えるならば、今、本に囲まれている私はとても幸せです^^


我が痛恨の一冊 投稿者:軟鉄  投稿日: 9月 1日(月)22時07分27秒

 5年くらい前になるでしょうか、地元の古本屋さんのガラスケースっ罎 同一人宛の献呈本が、2冊出ました。
  1.「ドグラ・マグラ」   献呈・署名    10万
  2.「暗黒公使」   箱  献呈・著者    9.5万
          ○
 私の収書は“戦後初版本ブーム”の残滓を引きずっておりまして 本命は、“吉行”“島尾”というところ、この分野は、よくわかりません。  地方におりますと、昭和初期全盛の探偵本は、ほとんど見ることはなく まして献呈本は珍しい、“買いたい虫”が騒ぎました。  ただし、相場がわからないという怖さもあり、持ち合わせのあっただけ、1冊を 買うことにしました。どちらにするか、悩んだ末に選んだのが、「暗黒公使」 箱がついていたのが頼りでした。  その夜、この選択が気にかかり、また調べると判断違いのようす、翌日電話を 入れたのですが、売れていました。
          ○
    「ドグラ・マグラ」献呈署名本が、“我が痛恨の一冊”です。
          ○
 お粗末!          


假稱「雜本無駄話」掲示板の御案内 投稿者:彭城矯介  投稿日: 9月 1日(月)23時38分14秒

>皆皆樣
指名投稿やら、寄せられた難問やら、處分する本の整理やら、襲ひ來るその他諸諸の災難に往生しつつ、 いつそのこと本の下敷きになつて「このまま死んでしまひたい〜」と至極厭世的になつてゐるところに、 更に追打ちを掛けるが如き管理人樣からの脅迫電話。「おう、寂れてゐるあそこを何とか榮えさせろ。 但し君には拒否權はない」。裏裏管理人? 贋管理人? 否否、これぞ正しく傀儡管理人なり。 今にして分かる滿洲國皇帝閣下の心中。誰ぞ、ダスト・エムペラーなどと陰口を叩くは。
早い話が、管理人樣や人魚の嘆き樣相手では、話題に出すのはちと躊躇はれる、されど面白い あんな本こんな本エトセトラに就いて、皆樣が氣樂に書込める場所にせよとの御用命なり。 主役は皆樣にして吾人に非ず。これぞ傀儡の宿命ならむか。嘆くべし、喜ぶべし。 要は何處の古本屋にも必ずある店頭均一臺の如きもの。時には店内以上の掘出物にも遭遇し得る皆樣御贔屓の例の場所。 即ち吾人はホストに非ずして、一日中外氣に晒されて終始無言で立ち續ける店番の兄貴なり。「おう、何事も修行だ。足腰鍛へとけ」。 假に名付けて『雜本無駄話』とでも致しませうか。小難しい質問等は無しにして、改めて皆樣の御活用を乞ふ次第。
例へば、今囘の如く山本周五郎原作のドラマの話が出たら、何故映畫監督には周五郎ファンが斯くも多いかとか、 あの映畫はよかつたとか、あのドラマは駄目だつたとか、もつと話題を發展させてみては如何でせうか? 或いは、亂歩その他の原作の映畫やドラマ、あれは論外觀る必要なし、あれは珍作一見の價値ありとか、 情報交換に活用していただくのもよいでせう。 將亦、雜誌中毒樣やkiku樣のライヴ告知や音樂談義に使用していただくもよし。 更に皆樣の御希望と智慧を拜借致したいと念ずる次第。
差當たりの客寄せとして、管理人樣の骨董談義と人魚の嘆き樣の寫眞集談義をリクエストして、 就任の御挨拶に代へさせて戴きます。また裏傀儡管理人は、kiku樣にお願ひ申上げます。 それでは皆樣、どうぞ御贔屓に。
(結果的に指名投稿が遲れる事になつたのは私の責任ではありません。こちらの方が遥かに痛恨であります。 「胃が痛い、水くれ」「ノイローゼになりさうだよ、ノイローゼに」)

>ymnk樣、舊三島黨樣
先刻御承知とは存じますが、件の話題は林健太郎氏の『昭和史と私』(文藝春秋)でも少し觸れられてをりますね。


「人魚の紅葉狩り」参加希望 投稿者:葵の家  投稿日: 9月 2日(火)07時18分19秒

私も「人魚の紅葉狩り」参加します。 天気に恵まれるといいですね。

皆様
彭城さまの掲示板GoodIdeaですね。 どんな掲示板になるのでしょうか?楽しみです。

人魚の嘆き様
社交辞令ではありません。 個人的な感想だったのですが、言わずにはいられなかったのでそっとお伝えしました。 ずっと見ていると失礼だと思い、不必要なまでに身をそらしていました。


迷うところですね 投稿者:たからじま  投稿日: 9月 2日(火)11時25分32秒

軟鉄様の「我が痛恨の一冊」、うーん、どうなんでしょう。 私も「ドグラ・マグラ」を選ぶのが正解だとは思うのですが、でも「ドグラ・マグラ」に函をつけたいと思うとなると、結局もう一冊買わないといけない。署名なしでも高いですよね。 もしかしたら、「暗黒公使」の方が掘り出し物だったりしませんでしょうか?


感謝 投稿者:過去ログ探索隊々長  投稿日: 9月 2日(火)14時24分26秒

管理人様
過去ログ5.6月の貼付ありがとうございます。 これで活躍の場が広がります。


質問 投稿者:Bori  投稿日: 9月 2日(火)14時33分09秒

軟鉄様
1.「ドグラ・マグラ」   献呈・署名    10万
2.「暗黒公使」   箱  献呈・著者    9.5万
ということは、前者は「夢野久作」などと「署名」があり、後者は「著者」と書かれているのでしょうか? それならば、やはり箱がなくても前者がいいですよね。 でも「暗黒公使」箱献呈・著者9.5万も掘り出しだと思います。うらやましい。


久しぶりに見に来たら読み物が多くてもう大変 投稿者:雑誌中毒  投稿日: 9月 2日(火)17時33分38秒

人魚の嘆き様
先週の金曜日はたいへんお世話になりました。 遅くなりましたが、御礼申し上げます。 ならびに、その他先週の金曜日に集まった皆様、 楽しいひとときありがとうございました。 また機会があればぜひお相手下さいませ。

Will 様
「moonlight night in a bag」ですが、数箇月前にどこかの目録で 見かけましたが、残念ながら値段・店ともに失念してしまいました。 確かにそう頻繁に見かける本ではありませんが、出れば1万円ちょっと くらいではないかと想像します。お役に立てずすみません。

TG様
校正刷り出来との噂をキャッチいたしました。 小生、少々赤入れしたいので、できましたら直接御連絡頂くか、 または酒場「人魚の嘆き」の通信BOXに投函願います。 お手数おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月 2日(火)19時36分22秒

cogito様
酸っぱいものがこみ上げてくるのは、単に詩集の読みすぎと、お酒の飲みすぎだと思います。 私は胃に穴が開きそうです。


ぐろりあ文庫について 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月 2日(火)20時04分51秒

人魚の嘆き様
ずいぶん前になりますが、志功装丁のぐろりあ文庫について、カバー付を見たことがあると、教えていただきました。 先日文庫櫂様から、非常に状態の良いぐろりあ文庫を5冊寄贈いただきまたところ、パラフィン紙が貼り付けてあるものがありました。さらに寄贈いただいたものは、スリップと愛読者用葉書が挟み込まれているものが大部分でしたが、いずれもカバーはありませんでした。さらに、架蔵のものを含めて、これまで手にした12冊を確認しましたところ、すべて表紙裏のノド近くにパラフィン剥がし跡が残っていたのです。すなわちこのシリーズの多くはパラフィン掛け糊付け状態であったと考えられます。
そこで、カバーとの関係ですが、一般的にみて、パラフィン掛けで、さらにカバー掛けという例はあまりないのではないでしょうか。 これを私なりに考えて見ますと、
1、パラフィン掛けの上にさらにカバー掛けをした。 2、カバー装が、ある時期パラフィン掛けに変わった。 3、一部のもの(特装?)のみにカバー装がなされた。 が可能性としてあると思いますが、どう考えるのが良いか、御示唆願えればと存じます。 また皆様のなかで、このシリーズのカバー付をお持ちの方がございましたら、具体例をお教えいただければと存じます。
また、先日も日誌で触れました、影山正治著『古事記要講』が、ぐろりあ文庫の7であることが判りました。そうすると、同6が、私にとって未確認です。単に欠番なのか、または何か刊行されているのか、お知りの方がございましたら、これもお教えいただければと存じます。


中野三敏『本道楽』 投稿者:まり。  投稿日: 9月 2日(火)20時53分43秒

永町様
大変遅くなりましたが、ようやっと発見し購入いたしました。 (ちょっと旅行していたのですが、旅先の書店にはなかったのです) まだ少ししか読んでおりませんが、色々と勉強になりました。 ご紹介ありがとうございました!


我が痛恨の一冊 前編 投稿者:貢  投稿日: 9月 2日(火)21時20分33秒

前編
数ヶ月前の古書展でのこと。 珍しく昭和二十〜三十年代の大衆物が店一区画分を占領していたことがあった。 興奮を抑えて棚に取り付いた私は、 グラシン紙に包まれている本の背を1冊ずつ慎重に確認していった。 グラシン紙がまだ新しいせいか思った以上に書名が読みにくい。 当然普段のようなスピードが出せず、気ばかりが焦っていく。 綺堂・胡堂・長谷川伸・邦枝完二らに混じって横溝の名前も見かけられる。 しかし、あるのは殆どが捕物帖などで探偵物は…
と、少し先をチェックしていた中年の男性が棚から抜こうとしている本の表紙が目に飛び込んで来た。 「ごっ獄門島だっ!」間違い無い、書名など確認しなくとも書影は頭に叩き込まれている。 『獄門島』横溝正史 S24年 岩谷書店  の初刊行本が目の前で抜き取られようとしている。 頼むから棚に戻してくれ〜の心の叫びも通じず、 男性は本のチェックもせずに、自分が抱えている本の山に置いてしまったのである。 それからの私はというと、 棚の書名を目で追ってはいるが、どこか上の空。 一応すべての本を見終わり、何冊かを手にして次の店のワゴンへ… 第1ラウンドを終了して後編へつづく。


我が痛恨の一冊 後編 投稿者:貢  投稿日: 9月 2日(火)21時22分12秒

後編
さあ!第2ラウンドの始りだ! しかし!次の店のワゴンへは、当然の如く行かずに件の男性を探した。 男性の姿はすぐに見つけることができた。 そう、誰でもが古書展でやっている、抜いた本の取捨選択をしていたのだ。 抜いた本のチェックもせずに、あれだけ大量に抱え込んでいるのだ、 後で選択をするのは火を見るより明かだ。 さりげなく男性に近づいた私は、他の本を吟味しているふりをして、 男性の行動に注目した。 やってる、やってる、値段・状態・懐具合を考慮して本を二つ山に分け始めた。 暫くすると例の『獄門島』が手に取られた。 そして、数秒の後それは分けられた本の山のひとつに乗せらたのであった。
二つの山の高さはほぼ同じ、戻す山なのか買う山なのかまだ判らない。 まだ希望は充分にある、と自分に言い聞かす。 …そして取捨選択は終った。 その時点で山の高さは随分違っていた。 男性は二つの本の山を苦労して帳場に運ぶと、 背の高い方を預けて低い方を元の場所へ戻しに向かった。 この時点で私はどちらの山に件の本が入っているのかを既に知っていた。 しかし、自分の記憶違いを言い訳にして、 念の為に男性の戻した本を確認しに行ったのであった。トホホ…
あとがき
最後まで長くて稚拙な文章をお読み頂き有難うございました。 『痛恨の一冊』ということなので、 探偵小説のような「どんでん返し」があるはずもなく、 最後までお付き合いして頂いた方には退屈なものだったと思います。 しかし、このsalonを見て頂いている方の中にも、 女性の方で古書展には行きづらい方や、 近くで古書展などが行われない方もいらっしゃるのではないかと思い、 こんな一齣もありますよ、という感じで書かせて頂きました。


「人魚の紅葉狩り」参加希望です 投稿者:貢  投稿日: 9月 2日(火)21時29分05秒

初参加ですが、とても楽しみにしております。 参加される皆様、宜しくお願いいたします。

人魚の嘆き様
「人魚の嘆き」にてお預かり頂いているものがあります。 荷物になってしまい恐縮ですが、ご笑納頂ければ幸いです。


(無題) 投稿者:永町  投稿日: 9月 2日(火)22時53分46秒

まり。様へ
喜んでいただければ何よりです。まだ夏休みなのですね。

(無題)投稿者:永町  投稿日: 9月 2日(火)23時01分39秒

失礼いたしました。

文庫中毒様
ダボの蒐集日誌復活、楽しみにしております。と、いうよりもその旺盛な蒐集の意欲に感服いたします。 「痛恨の一冊」の話題ですが皆様なかなか賢い購入の仕方をなされているのですね。 毎回、「痛い本」を買っている当方は「馬鹿」かやはり「ダボ」の気があるようです。 「痛い本」には「ダブリ」の本もあると思うのですがそのあたり皆様いかがでしょうか。


勝手に看板書き換えまして、どーもすいませーん 投稿者:管理人  投稿日: 9月 2日(火)23時42分49秒

彭城矯介様
近松秋江に『文壇無駄話』あり且つ又安成貞雄に『文壇與太話』がありますので少し迷いました。 彭城様には秋江に似たる性癖もあるのではとも思いますが矢張り彭城様の博覧強記を考えますと 小説家よりジャーナリストの方に圧倒的に軍配が上がるかと存じました。 看板を勝手に書き換えました事に就いてのしっぺ返しも含めまして、近々のうちに丁戴致しました御題で書き込ませていただきます。


大輔的「ダブリ」考 投稿者:大輔  投稿日: 9月 3日(水)00時33分30秒

 永町様
 私も「ダブリ」は故意的に作っている面が御座います。三島由紀夫では初版本を見ては何でも購入していた時期があります。「私の遍歴時代」もそうですし、「黒蜥蜴」もそうです。  署名してある物、ない者など雪達磨式に膨らんでいきます。でも私はあくまで「保存用」と「読む用」と考えていますが、大体読むのは文庫と重版になるのでまた書庫が同じ本で増徴して行く。  もうだれも止められない・・・。状態になります。「痛い」という経験ですと、どうしても読みたい文庫本が見つからず、どうしても読みたい衝動を抑えきれず、購入した翌日に家から出てきたり、ブック・オフで100円で見たりということがあります。  皆様、同じ経験はありませんか??


「嗚呼、予が痛恨の書册らよ」 投稿者:彭城矯介  投稿日: 9月 3日(水)00時56分53秒

はてさて、「日日是痛恨」が身上(信條?)の小生に、數多あるその中から一册だけ選べとはまたしても無理難題。 成程確かに、永年探し續けてゐた本が格安でやうやく出て來たのに生憎その日は金缺で泣く泣く見送らざるを得なかつたとか、 何とか金を工面して驅け付けてみたら既に賣れてゐたりとか、いつでも買へる、その内買はうと見送り續けてゐるうちに高騰し、 つひに手の出ぬ高嶺の花と成り上がりし本とか、自分としてはかなり思ひ切つた高い買物であつたのに、どんどん値崩れして たうとう二束三文に成り果てし本とか、意を決して比較的高い本を購入して、いざ別の店に入つたら同じ本が遥かに安く 出てゐたとか、隣の人と同時に手を延ばしたものの、柄にもなく謙譲の美徳(惡徳?)を發揮して手を引つ込めてしまつて 見す見す買ひ逃した本とか、買つて來た本の中をよく見たら書込み・切り拔き・亂丁・落丁・印刷ミスがあつたとか、 そんな事は日常茶飯事であつて、わざわざ公の場で報告するほど面白い話ではありません。
強いてエピソードとして紹介し得るものと言へば、既に「月下の宿帳」さんに少し書いてしまひましたので重複になりますが、 時は昭和55年12月17日、澁谷西武デパート美術畫廊に於ける野中ユリ展の初日の事でした。 この日の事は、澁澤龍彦氏も「鷲巣繁男追悼」といふ一文で、「その晩のことは奇妙によくおぼえているのである」と 書いてをられますが、私にとつても生涯忘れる事の出來ない一日となつたのでした。 その日は、「別に本を買ひに行くわけではない、繪を觀に行くだけだ」とて、何分にもまだ貧乏學生の身でもあり、 僅か數千圓の所持金で出掛けてしまつたのです。これが全ての間違ひの元でした。
會場では既に澁澤野中の兩氏が、せつせと『妖精たちの森』に連名でサインを入れてゐました。 サインをしてゐる兩氏を横目で見つつ、私は「し、しまつた。持合せがない」と臍を噛んだのは申すまでもありません。 無理を言つてでも取り置きをしてもらへばよかつたのですが、その時は何故か強がりにも似た「サインなんていつでも して貰へる」といふ甘い考へに支配されてしまつたのです。糞ッ、何て大馬鹿野郎なんだ! 今思ひ返しても腹が立ちます。 さういふ次第で、野中ユリ/畫・澁澤龍彦/文の『妖精たちの森』(講談社)は、その後一度も所持してをりません。 連名サイン入りを定價で買ひ逃した以上、サイン無しを定價より高く買ふなどは以ての外だからです。 數多ある痛恨の書の中から唯一册を選ぶとしたら、やはりこの本にせざるを得ません。 何しろ、一生の思ひ出となる一日の、その一番の記念の品を手に入れ損なつたのですから。
因みに、當日會場に集まられた方方は、私の記憶に殘つてゐるだけでも、中村眞一郎、鷲巣繁男、吉岡實、松山俊太郎、 種村季弘、合田佐和子、金井久美子、塚本青史、大崎崇彦の諸氏。 中村氏と澁澤氏が、YMOの話をしてゐたのは「宿帳」の方にも書きましたやうに、坂本一龜の息子がやつてゐたからでせう。 少し前にアテネ・フランセで映畫『戀ざんげ』を觀たところ、澁澤氏の紹介文とは微妙に印象が違ひましたので、 その話に水を向けようとしましたら、「あー、あの人(アヌーク・エーメ)まだ生きてますか? 」との御下問。 一寸前にカンヌか何かで賞を貰つた筈とお答へしたのですが、何となく上手くはぐらかされた感じでした。
基本的に澁澤氏は、答へるのが面倒な質問に對しては「さあ〜、どうなんでせうねえ〜」と返されます。 丁度種村氏の『書物漫遊記』が面白かつた時なので、松山氏に私が「皿を割る時はかうですか」と空手チョップの眞似事の やうなポーズを取りましたら、松山氏は「違ふ、かうだ! 」とて、手刀を垂直に突き落とす型を示されました。 あと何かの話の繋がりで、松山氏が「梅原猛(タケシと言はずモーと發音)つてゐるぢやない? 」と發言した途端、 間、髪入れず澁澤氏が「梅原ァ? あんなもんは出鱈目だあ! 」と叫ばれたのが、特に印象に殘つてゐます。 實を言へば、それまでは結構梅原本なんぞにも目を通してゐたのですが、以後一切讀むのを止めたのは申すまでもありません。 その後、席を移したレストランでは、澁澤氏の軍歌ライヴも聽けましたし、結局私はお開きまで皆樣にくつついて行き、 歸りのタクシーは、何と松山氏と一緒。怯え乍ら車中で岸田日出刀のお話などを拜聽しつつ歸宅の途についたのでありました。


(無題) 投稿者:軟鉄  投稿日: 9月 3日(水)07時32分10秒

 たからじま様、Bori様
 「ドグラ・マグラ」は、“夢野久作”と署名があったと思います。 「暗黒公使」は、“著者”とあります。
        ○
 確かに、「暗黒公使」は、掘り出し物かも知れませんが なぜあの時、両方買わなかったかと思うと残念でたまりません。 まさに「痛恨」です。  


両方ですか! 投稿者:たからじま  投稿日: 9月 3日(水)09時08分57秒

軟鉄様Bori様
そうか、署名と著者の違いというのもあったんですね。気がつきませんでした。 それと、私はどちらを買うべきかばかり考えていて、両方買うという選択肢を全く考慮していませんでした。 さすが軟鉄様です。恐れ入りました。


『車塵集』 投稿者:龍之介  投稿日: 9月 3日(水)13時09分54秒

人魚の嘆き様
先日、分不相応な価格の佐藤春夫『車塵集』をようやくにして入手致しました。 この本には特装本があると伺った事があるのですが、どこがどう違うのでしょうか? 私には架蔵の本でも充分に豪華でありますので、この上となると想像もつきません。 宜しくお教えください。


我が痛恨の・・・ 投稿者:恩地喜多八  投稿日: 9月 3日(水)16時45分10秒

宿題の「痛恨の一冊」ですが、これがなかなか難しいので困りました。 今までに「もう古本集めなんて、やめだぁー」と思うほど辛いことが 二度ほどあったのですが、その時、「このことは忘れよう、無かった ことにしよう」と自分に言い聞かせたことは記憶していますが、どうも 本当に忘れたらしく、今思い出そうとしても、それが何の本だったか 思い出せません。いわゆる機制が働いたのでしょう。人間の脳はうまく 出来ているものです。 古書展などで興奮して欠陥に気づかず、帰ってからよく見ると補修が あったり破れがあったり・・・などということはよくある失敗なので、 特筆するような事でも無し・・・。 というわけで、最近のことで悔しかったことを一つ、と言っても本では ないのですが・・・。
私、年初に「今年からはいよいよ荷風を追ってみよう」と目標を立てました。 となると、どうしても何か肉筆物がひとつは欲しい。しかし、荷風の肉筆と なると、その真贋が難しく、なかなか思い切った買い物ができません。 何ヶ月か前にも地方のどこかの目録で荷風の色紙が出ていましたが、以前 江戸東京博物館で催された荷風展に出品されていた色紙と同じ句と絵で、 如何にも「真似して書いた」という感じ。字がよたよたしているところも 荷風らしくありません。「こんな贋物も多いんだろうナ」がその時の感想。
さて、一月ほど前でしょうか、京都の思文閣(有名な書画屋さんです)から 目録が届き、そこに荷風の軸が出ています。猫とキセルの俳画に句の入った もので、25万円。手頃な値段です。思文閣だから間違いはないと思い つつ一度電話を手に取りましたが、先の色紙のことも頭をちらつき、 「ちょっと調べてからにしよう」と受話器を置きました。で、調べてみると やはり江戸東京博の荷風展のカタログに同じものが出ています。しかし、 今度は紛れもなく一点一画同じです。あわてて巻末の所蔵者のところを見ると どうも個人所有のものらしい。つまり、荷風展で展示されていた軸そのものが、 何らかの理由で所有者が手放し、売りに出ていたわけです。その後、注文の 電話をしましたが、「先程売れてしまいました」という冷たい答え。 まず電話で押さえてから調べれば良かった、と反省しきり。これを教訓に、 何とか今年中に荷風肉筆もののリベンジをしたいと考えております。


しばらく落ち込みそうです 投稿者:薔薇盗人  投稿日: 9月 3日(水)19時56分24秒

くだん様
上林の大物、釣ったと思ったら糸を切られました(泣)。 本の題名は・・・武士の情けでお許しください。


Re.『車塵集』 投稿者:管理人  投稿日: 9月 3日(水)22時35分51秒

龍之介様
裏管は本日、多忙ですし小生の留守中、孤軍奮闘してもらいましたので、私がお答えいたします。 結論から申し上げますと.『車塵集』には特装本は存在しないと思います。 只、最初の扉に「佐藤春夫」と細筆による墨署名があり次頁に「署名本弐百部の内・・記番」と印刷された本があります。併しながら函及び本冊は何ら相違が御座いません。 ですから特装本よりは署名本と言った方が正しいと存じます。 この署名本は案外少ないかも知れません。


やまない雨はない 投稿者:くだん  投稿日: 9月 3日(水)22時56分00秒

薔薇盗人様
上林の大物、何なのか大変気になりますが残念でしたね。 目録の先着順で敗れたのか、抽選で敗れたのか、はたまた店頭で確認した本が 売れてしまったのか・・・ 私の探している上林本はなかなか目の前に現れず、今はひたすら釣り糸を垂れて 浮きが動くのを待つ状態です。 めげずにがんばりましょうね。


御礼 投稿者:龍之介  投稿日: 9月 3日(水)23時15分27秒

管理人様
何時もながら、歯切れの良い明確な回答を有難う御座いました。 御在京の折は人魚の嘆き様とご同様、何卒、ご指導賜りたくお願いいたします。


こちらも忘れずに 投稿者:初心者  投稿日: 9月 4日(木)08時19分28秒

人魚の嘆き様
[雜本與太話] でも獅子奮迅の活躍をされそうですが、どうぞこちらもよろしくお願いいたします。


資料提供のこと 投稿者:天女の舞い  投稿日: 9月 4日(木)10時00分52秒

管理人様
ご無沙汰しております。さて、先日あるところで、管理人様が藤澤清造や倉田啓明の資料を某氏に提供されているというお話を伺いました。このことについて、差し障りがなければ、少しこの場でご披露願えませんでしょうか。


指名投稿依頼 投稿者:管理人  投稿日: 9月 4日(木)13時44分23秒

「我が痛恨の一冊」と題して以下の皆様に投稿をご依頼申し上げてあります。

貞之介様、白樺派様、りょくと様

どうぞよろしく。


古雑誌 投稿者:宮森  投稿日: 9月 4日(木)19時54分47秒

管理人様
いつぞやは古雑誌の事で大変お世話になりました。 父の洋服を整理していましたら洋服箱に雑誌が入っているのを見つけました。 詩の雑誌ではありませんので、どうかなと思いますがお送りして宜しいでしょうか? 大体の内訳は
「セルパン」約三十冊 「文学時代」七冊 「悪い仲間」六冊   あとはバラで「ダダ」二冊「ダムダム」一冊 その他諸々です。
どうか宜しくお願い申し上げます。


『車塵集』 投稿者:伸六  投稿日: 9月 4日(木)21時59分26秒

管理人様龍之介様
全くの偶然なのですが本日、知人の書棚を見せていただきましたら昨日話題に上っておりました 『車塵集』署名本がありました。管理人様の仰いましたとおりの署名と記述を確認いたしました。 この本は「相場より高かったのだけど立原道造の旧蔵書だから無理して買った」との説明を受けました。成る程、最終ページに小型の蔵印が押してありまして「道造匠舎」と読めました。


岐阜関係 投稿者:東  投稿日: 9月 4日(木)23時44分36秒

cogito様
岐阜関係の本が出ておりましたのでご参考まで。 http://www.easyseek.net/item/14628162/


「人魚の紅葉狩り」参加希望 投稿者:風  投稿日: 9月 5日(金)00時40分15秒

10月下旬、標高1300mの高原が、ひときわ輝く季節です。 林道には落葉松の黄金色の絨毯がひかれ、 抜けるような蒼い空には白く薄化粧した浅間山が浮び、 夜は満点の星空のなかで火星がくれないの光を放つ。 オリオンが山峡に沈み、東の空が明るくなるまで語り合う友々・・・ たとえ驟雨に見舞われたとしても、落葉林の風情には、言い尽くせぬ美があります。 皆さまにお会いできるのを愉しみにしております。


追記 投稿者:風  投稿日: 9月 5日(金)00時54分19秒

恥ずかしながら誤植を訂正させていただきます。(ペコリ)
満点→満天


(無題) 投稿者:管理人  投稿日: 9月 5日(金)04時10分53秒

天女の舞い様
資料提供とは少し大袈裟かと思います。藤澤清造を夢中になって追いかけている者は西村賢太と言う名の男です。この男、初めは田中英光を熱心に研究し自費で小冊子なども出していたのですが、どういう経緯があったかは全く存じませんが、それを急に辞めてしまいました。 何年か前に小生が明治古典会の大市に藤澤清造の書簡を何通かと原稿を出品致しました。
西村、何を思ったのかそれらを入手致しました。元来のめり込み体質を持っていると思われますがその辺を契機に藤澤清造研究家へと変身し全集を出すの出さないのと騒ぎ始めて数年経ちますが果たしてどうなる事やら。西村が調べた藤澤清造の作品の遺漏を何篇か教えてあげましたので掲載紙のコピーをとりに拙宅に参りました。
その折に「こんなものを出しました」と倉田啓明『稚児殺し』?(すぐに他人に差し上げてしまったりで曖昧)を持参、西村の編纂になっていたのでオイオイと思いました。と言いますのは収録作品の悉くは小生が松本克平さんに差し上げた初出誌に拠るものでした。それらは割りと簡単に入手できる雑誌ばかりです。珍しい雑誌や揃いの雑誌に掲載の作品はコピーを差し上げておりましたから。確か私と松本さんが集めた倉田作品は五十編ほどあった筈です。西村に聞きましたら松本さんが亡くなって朝日書林へ運んだ物をコビーしたと言う事でした。松本さんの処にあったコピーは商品価値などあろう筈も無く当然、整理の段階で捨ててしまった筈。だから肝腎の或いは主要な作品は全く見る事も無く作品集を編んだ訳で、呆れて物が言えぬ と編集者に言いました。矢張り間接的ですが倉田啓明も資料提供してる事になるのかも知れません

宮森様
有り難く評価させていただきますので、どうぞお送り下さい。

文庫中毒様
「人魚の贈り物」は「人魚の嘆き」に預かって戴くか軽井沢に持参するかですが、どちらに致しましょう。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月 5日(金)09時04分54秒

文庫中毒様
「ぐろりあ文庫」は以前書いた通り、保田と佐藤の2冊についてはカバー付を何度か確認しています。表紙のパラフィンとの関係は不明ですが、カバー付が特装ということはありません。


「我が痛恨の一冊」 投稿者:白樺派  投稿日: 9月 5日(金)12時36分48秒

遅くなり失礼しました。ご指名を受けて大変光栄です。しかしながら「我が痛恨の一 冊」ですか。あまりたいした本を買っているわけでないので、それほど痛恨も無いの ですが、まあ一つだけとてもお恥ずかしい経験が。 10年ほど前のことです。神保町に出かけた折に中野書店で志賀直哉の「夜の光」の再 版本を買いました。バーナード、リーチ装丁の「夜の光」は何としても手に入れたい と念願していた本でした。初版はめったに見ないし高くて手が出ない。中野書店はあ まり保存を気にしない割には値付けの高い本屋だと思いますが、ご多分に漏れずこの 「夜の光」も汚いくせに安くない。しかし初版で無いから変えない金額ではありませ ん。しばし熟考した上で購入を決意しました。
「その本は落丁だったんだろう」って?いえいえ、そうではありません。そんな生易し い話ではないのです。本を買った後、意気揚々と神保町の交差点を渡り、ちょうど一 誠堂のあたりにさしかかった時、私は急に激しい腹痛に襲われたのです。ところが、 神保町などあまり来たことが無いので、トイレの場所がわからない。今考えれば喫茶 店にでも入ればよかったのでしょうが、あいにく中野に行く前にさぼうるでお茶した ばかりでした。 さあ、困った。どうしよう。思いついたのは三省堂書店でした。痛いおなかを我慢し て、三省堂へ。たどり着いた三省堂2階のトイレは、しかし大が使用中。あわてて上 の階へ。これも使用中。ようやく大に入れたのは6階だったと思います。ほっと一息 、そして大量の下○を放出した私は右手で衣服を直しながら、「夜の光」を持った左 手で水を流そうとしました。これがいけなかった。手からスルスルっと落ちた「夜の 光」はそのまま便器へ真逆様・・・
もうこれ以上は書けません。「夜の光」は「汚わいの光」に代わりました。本はどう したかですか?昔のトイレならばあきらめたかもしれませんね。でも拾わなければ流れ ませんからねえ。私が出た後は、大量のトイレットペーパーが消費され、中野書店のブ ックカバーが無残な姿でゴミ箱に丸められ、かぐわしい匂いの「夜の光」だけ残りま した。cogito様は今でもバイク事故の傷が痛むとのことですが、我が本箱の「夜の光」 は、今でもそこはかとない微臭をはなつております。 お食事時にこんな話で申し訳ありませんでした。管理人様、皆様、どうぞお許しくだ さい。


(無題) 投稿者:cogito  投稿日: 9月 5日(金)18時18分46秒

東さま
漢詩集の情報をありがたうございました。 明治期以降の漢詩集は、買ってないといふと嘘になりますが、 読めもしないのにダボ買ひに走るのは(今のところ)慎んでをります。 ありがたうございました。

白樺派さま
先日トイレに携帯落とした時も焦りましたが、本はなんともなりませんものね。 以前、洗濯板みたいになっちゃった「愛する神の歌」のことを、散々ぱら管理人様からからかはれましたが もう「景色」と居直って「銘」でもつけるしかないですね。まことにもって御愁傷様であります。


探求詩集 投稿者:青猫  投稿日: 9月 5日(金)22時09分34秒

人魚の嘆き様
失礼な質問なのですが、人魚の嘆き様が現在探求されている詩集はあるのでしょうか?もしあるとすれば、後学のために教えていただければうれしく存じます。もちろんご迷惑であれば結構でございます。


「人魚の紅葉狩り」参加希望 投稿者:りょくと  投稿日: 9月 6日(土)01時31分29秒

前の週にとつくにへ参りますので、事故がなく、時差ぼけにならない限り参加できると思われます。「痛恨の一冊」は明日書きます。ブービー賞なるものはあるのでしょうか。


(無題) 投稿者:管理人  投稿日: 9月 6日(土)01時37分42秒

文庫中毒様
`>` サロン ド 書痴への書き込みが出来ないので
ジョークでしょうか?


あちらも大賑わいですね 投稿者:過去ログ探索隊々長  投稿日: 9月 6日(土)08時09分06秒

彭城矯介様の替歌やコントはあちらのbbsにいってしまうのでしょうか? なにやらSalon De 書痴の目玉の一つがなくなってしまい、淋しい気がするのですが。 過去ログにも残したいですし。


ジョークではなく(雜本與太話から移転) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月 6日(土)09時16分43秒

管理人様
時々本当にサロンド書痴への書き込みが不能になります。 7月終わりころからだったと思いますが、4回ほど生じております。 1日ほどで復帰するので、あまり気にも留めずにいたのですが、雜本與太話と贈り物は大丈夫のようです。

人魚の嘆き様、皆様
先般お尋ねした、ぐろりあ文庫について、6が『安南民族運動史概説』であることを、別のサイトで教えていただきましたのでご報告いたします。なおこれまでに架蔵できましたものの一覧も合せてご報告いたしますので、もしこれ以外にもお気づき点がございましたら、ご教示いただければと思います。
ぐろりあ文庫1 『民族と文藝』 保田與重郎著  初版 昭和16年9月25日発行  再版 昭和16年10月5日発行
ぐろりあ文庫2 『農と農村文化』 早川孝太郎著  初版 昭和16年7月10日発行 
ぐろりあ文庫3 『掬水譚(法然上人別傳)』 佐藤春夫著  初版 昭和16年7月10日発行  再版 昭和16年10月15日発行
ぐろりあ文庫4 『昔話』 関 敬吾著  初版 昭和16年7月10日発行
ぐろりあ文庫5 『新劇の黎明』 長田秀雄著  初版 昭和16年9月20日発行
ぐろりあ文庫6 『安南民族運動史概説』 大岩 誠著  初版 昭和16年
ぐろりあ文庫7 『古事記要講(神代の巻)』 影山正治著  初版 昭和16年12月1日発行  復刻版 昭和46年4月25日発行 大東塾印刷部 (ぐろりあ文庫版第5版 昭和18年1月10日発行 大東塾出版部を復刻)
ぐろりあ文庫はいずれも志功装丁ですが、同一のもので変化がなく、1冊だけあればよいのかもしれませんがついつい再版までも手を出しております。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月 6日(土)13時04分00秒

青猫様
`>` 人魚の嘆き様が現在探求されている詩集はあるのでしょうか?
ありません。最近は保存程度のよい本に買い換えたり、署名本を買うだけです。

過去ログ探索隊々長様
  `>` 彭城矯介様の替歌やコントはあちらのbbsにいってしまうのでしょうか?
彭城矯介様はこちらにも書き込まれるでしょうし、あちらで面白いものはこちらにも転載しますから、どうぞご心配なく。

りょくと様 ブービー賞は鏡花ダボのT富改めダボT様に考えてもらいます。


さすがです 投稿者:青猫  投稿日: 9月 6日(土)17時51分30秒

人魚の嘆き様
          探求書なしとはさすがの一言です。 ありがとうございました。


書き込み不能の件 投稿者:TG  投稿日: 9月 6日(土)23時53分22秒

文庫中毒様&管理人様>
この掲示板(Salon De 書痴)にアクセスが集中する時間帯などは サーバに負荷がかかって、投稿ができない等のエラーが起こることがあるかと思います。 また各自のネット接続環境も関わってくると思います(プロバイダーが混んでる等)。 生まれたての「雜本與太話」とイベント時に使用する「贈り物」は 日常的にアクセス数が多くないため、安定しているのでは推測致します。 (大盛況ぶりを見るとこれからの「雜本與太話」にも起こりそうな話ですが(笑)) カウンターがないのでわかりませんが、ここのアクセス数は尋常な数ではないのでしょうね(笑)

人魚通信に寄稿している方々へ>
人魚通信の件でメール送りましたので確認よろしくお願いします^^


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月 7日(日)00時39分07秒

TG様
了解しました。いろんな原因が考えられるのでしょうが、私の知識ではお手上げです。 復活するのを待ちます。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月 7日(日)00時40分33秒

管理人様、TG様
どうやら復活したようです。ご心配をお掛けいたしました。


びっくりしました。 投稿者:グレノリ  投稿日: 9月 7日(日)00時43分27秒

文庫中毒様、こんなに遅くまで起きていらっしゃることもあるんですね!


人魚の紅葉狩り 投稿者:ymnk  投稿日: 9月 7日(日)05時13分46秒

参加希望。よろしくお願いします。


痛恨の一冊 投稿者:りょくと  投稿日: 9月 7日(日)14時20分03秒

 痛恨の一冊というのがあったかどうか、記憶の糸を手繰っていたのですが、分不相応な値段の本を見ると仮令それがほしくても、また出会うことを期して記憶の片隅に追いやるようにしていたので、あまり俎上に上ってくるものがありません。  強いて言えばと言えるべき本もなく困じ果てておりますが、痛恨までいかなくとも覚えている一冊を挙げてお茶を濁させていただきます。
 こないだ人魚の嘆き様にご教示いただいた高須治輔の『露和袖珍字彙』の初版が三千円で古書展目録に出ておりまして、これはほしいと思い注文しようとしたとき、万が一抽選になったとき有利になる方法はないかと考え、さすがに頁買いまでは思い至りもしませんでしたが、もう一冊黒田乙吉の紀行が出ておりましたので保険のために二冊注文することにいたしました。露和辞典なんぞに注文が重なるとは夢にも思いませんでしたが、兵語辞典となると露語でも人気とまでいかなくも、需要があるようなので、一抹の不安を抱いてはおりました。
 さて、会場に赴き、注文の品を確認すると不安は杞憂ならず、紀行の本しかあたっていない。その本だけ出され、痛々しい染みと蒸れのある本を見てさらに気が萎え、仕方なく如何に断ろうかとめくっていると、後ろのほうで出品店主馴染みの客が「これありがとう」と言っているのです。本屋と知己である強みがあればなあと何気なく振り向くと、眼鏡をかけた小太りの二十代後半から三十代位の男が『露和字彙』を右手に持っております。多少の恨みは目をくらませて、男を秋葉原にいそうなアニメゲーム偏執狂に写します。しかしながらあきらめざるを得ない状況ですから、この一冊も記憶の片隅に追いやるべき一冊として追いやるべく処置をいたしました。が、残った紀行集は一言「いりません」とレジの机の上に置いてくるっと背を向けて立ち去りました。その置き方が少々荒っぽかったのでありましょう。店主が「なんだ」という顔でにらんでおりましたのが目の端に映像として微かに残っています。


「人魚の紅葉狩り」参加希望 投稿者:hazedonca  投稿日: 9月 7日(日)15時01分18秒

軽井沢の爽やかな空気の中で皆さまと語り合えることを楽しみに致しております。 よろしくお願いいたします。


磯田光一さん 投稿者:フリーズ  投稿日: 9月 7日(日)22時33分00秒

管理人様、人魚の嘆き様
最近、文芸評論家の磯田光一さんの本を最近読み漁っています。氏が「永井荷風」を書く ときに、神田の山田書店から荷風の単行本を買ったということが「荷風書誌」に出ていま すが、管理人様や人魚の嘆き様は神田で磯田さんとお会いしたことがございますか。 もし、ご面識があれば是非お話をお聞かせ願います。


「人魚の紅葉狩り」 投稿者:うすけ - selah  投稿日: 9月 8日(月)06時37分56秒

参加させて頂きたく思います。 宜しくお願い致します。 尚,これを機に「selah」より「うすけ」に改名致します。 「人魚の贈物」への登録名の変更をお認め下さい。


『日本婦道記』 投稿者:未練堂  投稿日: 9月 8日(月)12時39分33秒

人魚の嘆き様
『日本婦道記』の話が出ていましたが、この本をオリジナルで探すのは難しいことなのでしょうか。周五郎を初版で集めてみたいと考えているものですから。 また、もし扱っている古本屋があったらお教えください。


(無題) 投稿者:管理人  投稿日: 9月 8日(月)12時40分29秒

フリーズ様
私は磯田光一さんとは面識がございません。ただ田村書店の詩集目録で『月に吠える』の無削除版をお買いになったとの情報を得ただけです。

うすけ様
selah→うすけ 「人魚の贈物」の登録名の変更を承認いたします。


『月に吠える』の無削除版! 投稿者:青猫  投稿日: 9月 8日(月)19時00分42秒

>田村書店の詩集目録で『月に吠える』の無削除版をお買いになったとの情報を得ただ けです。
磯田さんは『月に吠える』の無削除版をお持ちだったのですか!研究者でそこまで徹底さ れているのは見事ですね。ところで、もしかしたらその本が人魚の嘆き様の元に・・・ 余計な詮索で失礼いたしました。


(無題) 投稿者:管理人  投稿日: 9月 8日(月)19時13分18秒

青猫様
その本は某学校の図書館に寄贈されたらしいですよ。 その学校も聞いてはおりますが、どちらにせよ手の届かないところに行ってしまった本には 全く興味がありません。


新規 投稿者:管理人  投稿日: 9月 8日(月)23時33分37秒

赤塚書房本・小説集に『新進小説選集』昭和17年度前期版をアップ致しました。


ご挨拶 投稿者:呉田博士  投稿日: 9月 8日(月)23時43分38秒

初めまして。 私は翻訳冒険探偵小説、とりわけ三津木春影の訳した本を集めている者です。 探求書欄はなくなったようですが、三津木訳の本について情報をお寄せ下さいます様お願い致します。


追加 投稿者:呉田博士  投稿日: 9月 8日(月)23時46分47秒

書き落としましたが、インターネットで検索出来る情報はほぼ全て入手済みです。 よろしくお願い致します。


「新進小説選集」 投稿者:丹  投稿日: 9月 9日(火)07時30分34秒

管理人様
 半年ぶりに投稿させていただきます。先に教えていただきました「ジィキル博士とハイド氏」は手に入れることが出来ました。有難うございました。「新進小説選集」の昭和17年度前期版をアップされましたが、その昭和17年度後期版には、小沼丹の「千曲川二里」が収録されているのですね。最近の扶桑書房の目録に17年度前期版と後期版が出ておりましたので、後期版を注文いたしましたがすでに売り切れでした。「新進小説選集」をネットで探しましたら、昭和16年度後期版が見つかりましたので購入しましたが、デザインは17年度版と同じでした。


詩集完全制覇の難しい人は? 投稿者:私の耳は・・・  投稿日: 9月 9日(火)10時21分07秒

人魚の嘆き様
お久しぶりです。 先日詩集を集めている(といっても、皆細々ですが)で話をしていて、「全部の詩集を集 めるのが一番難しい詩人は誰だろうね」という話になりました。 ある者は萩原朔太郎であるといい、ある者は北村透谷だといい、またある者は中原中也 だといい、意見はバラバラでした。 そこで人魚の嘆き様に正解を教えていただこうと思い、書き込ませていただいたわけ です。 ありとあらゆる珍しい詩集をご覧になっていらっしゃる人魚の嘆き様の目から見て、詩 集の完全制覇が一番困難な詩人をお教え願います。 よろしくお願い申し上げます。


小沼丹 投稿者:管理人  投稿日: 9月 9日(火)13時52分28秒

丹様
久し振りですね。初めてお見えになりました時にHNから推しても可也熱心な小沼丹読者と感じましたが着々と積み重ねていらっしゃいますようで、もう小沼丹の単行本はコンプリートでしょうか? アンソロジーや初出雑誌等も蒐集の対象を拡げてお出でなのですか? 最近見かけなくなってしまったアンソロジーですが、昭和二十六年に東方社から出ております『時代の花束・早稲田作家集』には小沼の「バルセロナの畫盗」が収録されておりますがご存知でしょうか。 「新進小説選集」の情報もありがとうございます。そのあたりは殆ど持っているはずなのですが 何処にあるのやら捜すのが困難なので、あって無くが如しであります。 もしも昭和16年度後期版の必要度が希薄であるならば、小沼丹含みの昭和17年度後期版との交換はいかがでしょう?


更新 投稿者:管理人  投稿日: 9月 9日(火)15時01分23秒

過去ログ7,8月をアップ致しました。


空を見上げましょう! 投稿者:fuu  投稿日: 9月 9日(火)19時12分26秒

★9月9日19時現在、東京では満月の左下に火星が輝いています。  解説は、下記のページから「必見!本日9月9日 火星と月が・・!」をご覧ください。  管理人さま Salon De 書痴とは、関係ない話題でスミマセン。 http://www.kaseiweek.net/


過去ログがなんと先月まで見られる! 投稿者:過去ログ探索隊々員壱号  投稿日: 9月 9日(火)20時11分06秒

管理人様
過去ログの貼り付けられるスピードが俄然速くなりましたね。 我々探索隊としては嬉しい限りであります。


痛恨の一冊 投稿者:貞之介  投稿日: 9月 9日(火)22時55分27秒

投稿、大変遅れてしまい、本当に申し訳御座いません。 …痛恨の一冊…… 痛恨という程ではありませんが、欲しかった本を手にすると、舞い上がり、大した調査も確認もせず購入してしまうことが多く…つい先日の展覧会でも… 既に所持している本なのですが、所持している本よりも約二倍の嵩があり「これは未読の文章が載っている」と早合点、中身も確かめずに購入。会場でお会いした恩地さんに「これ厚いですよね。恐らく何か未読の文章が載ってると思うのですよ」などと誇らしげに見せ、本を手にした恩地さん、頁を一枚捲るなり「ああ本文用紙が袋綴じになっているから厚いんですね」と即答。 慌てた貞之介、この段になり漸く中身を確認。 無論中身は全て既読。 その夜、偶然お会いした管理人様に「でも本文用紙が袋綴じの本って良いよなぁ」と慰めていただきました。 …安くなかったのですよ、これが。 ハァ… 貞之介「負のコレクション」にまた一冊…
一生大事にしようと思います。 書名は恥ずかしいので御勘弁を。 乱文御容赦!

>管理人様
先日は突然の乱入失礼致しました。 実に有意義で楽しい時間を過ごさせて頂きました。

>人魚の嘆き様
先日は本当に有難う御座いました。 偶然お会いでき、貴重なお話も伺え本当に嬉しかったです。


弘法にも鍵盤の? 投稿者:彭城矯介  投稿日: 9月10日(水)01時59分46秒

>管理人樣
`>` 小沼の「バルセロナの畫盗」
「バルセロナの書盜」では御座いませんでせうか・・・


書盜 投稿者:管理人  投稿日: 9月10日(水)02時40分21秒

丹様彭城矯介様
間違えました。書盜であります。小沼では最も好きな作品ですのに・・・


私は 投稿者:管理人  投稿日: 9月10日(水)02時50分18秒

私の耳は・・・様
人魚の嘆き様の意見はどうかわかりませんが 私は○○心○だと思います。


嬉しいご提案 投稿者:丹  投稿日: 9月10日(水)06時18分03秒

管理人様
 とても嬉しいご提案、有難うございます。美本ではありませんがよろしければ送らせていただきます。送り先を教えて下さい。小沼丹の本では、先頃「黒いハンカチ」が創元文庫に収録されるなど嬉しいこともございましたが、相変わらず「旅は驢馬をつれて」家城書房版を目録で逃しています。気長に機会を待つつもりです。また、雑誌「宝石」等に単行本未収録の小説等が掲載されているようですから、古書展などで探しております。奇特な出版社が全集を出してくれたらとも思いますが、小沢書店がなくなりましたので、それも無理かもしれませんね。「時代の花束・早稲田作家集」を新たな探求書に加えます。今後もご教示よろしくお願いします。


予想 投稿者:本の蟲  投稿日: 9月10日(水)10時24分56秒

私の耳は・・・ 様
はじめまして。 コンプリートの難しい詩人ですか。おもしろい ですね。案外長生きして冊数の多い人が難しいので はないでし ょうか。例えば堀口大学とか西脇順三郎なんかは珍しい詩集もあるし、本 の数も多いです。どんな ものでしょう。人魚の嘆き様のお答えが待 たれますね。


「ぐろりあ・そさえて」 投稿者:ボーフラ  投稿日: 9月10日(水)23時49分25秒

文庫中毒様
集書日記、愉しく且つ驚嘆致しながら拝見しております。 お集めの中の「ぐろりあ・そさえて」は雑誌も発行しているのでしょうか?


書盜 投稿者:管理人  投稿日: 9月11日(木)11時06分26秒

丹様彭城矯介様
間違えました。書盜であります。小沼では最も好きな作品ですのに・・・


非常識 投稿者:Jボーイ  投稿日: 9月11日(木)12時57分28秒

せっかく、人魚の嘆き様とダークホース様がレスを付けているのに、HN三四郎氏からその後投稿がないのはどうしてなんでしょう。人魚の嘆き様の論旨明快なご指摘にぐうの音も出ないのはわかるにしても、ダークホース様が丁寧に返答したのにも御礼の一言もしないなんて。さすが「現在はちょっとした漱石研究家?」は違いますな???


自己紹介変更 投稿者:Bori  投稿日: 9月11日(木)13時57分19秒

Jボーイ様
三四郎様のヤフオクの自己紹介からは「漱石の蔵書日本一」とか「ちょっとした研究者」は消えたようですよ。 http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/aboutme?userID=odaya22


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月11日(木)18時42分43秒

グレノリ様
自分自身もあの時間に書き込むなど、めったにないことで、びっくり?しております。 「贈り物」がある日はともかく夜9時前には、ネット接続は終了して、本を読むか、整理しているので、寝るのは12時近くになることが多いのです。 たまに早く寝てしまい、夜中に目が覚めてしまうこともあるのですが、その時も1〜2時間読書して、また寝るといった按配です。年をとるのはいやですね(笑)。

ボーフラ様
ぐろりあ・そさえて発行の雑誌については、私は恥ずかしながら全くわかりません。お答えできないことを申し訳なく思います。どなたかご存知の方、助け舟をお願いいたします。


上京します 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月11日(木)20時58分29秒

明日、上京します。 夕6時ごろには、「人魚の嘆き」に寄りますので、先日の贈り物を受け取らせていただきます。よろしくお願いいたします。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月11日(木)23時19分10秒

未練堂様
『日本婦道記』の初版完本を探すのは結構大変かもしれませんね。古書価自体はそれほどでもありませんが、最近私は見かけないです。

青猫様
管理人様が書かれたとおりで、架蔵の『月に吠える』は磯田旧蔵本ではありません。

呉田博士様
三津木春影の本は、先日りょくと様のために別宅のダンボール箱の中から翻訳書を探していた時に1冊だけ出てきました。有名な『古城の秘密』です。それと翻訳ではないですが、『空魔団』という本もありました。必要でしたらお譲りしましょう。

私の耳は・・・様
`>` 詩集の完全制覇が一番困難な詩人をお教え願います。 いわゆる1部本、2部本や『社会主義詩集』『中野重治詩集』などそもそも入手が絶望的なものを除いて考えると、管理人様が書かれた草野心平が断然トップだと思います。幻の詩集『919』を別にしても、初期のガリ版詩集『廃園の喇叭』『空と電柱』T〜V 『月蝕と花火』『BATTA』『踏青』はすべて極めて珍です。これ以外にも歴程社版の『母岩』も稀覯本で、それらを含めた心平の詩集を全て持っている個人蔵書家は一人もいないでしょう。


「ぐろりあ・そさえて」  投稿者:管理人  投稿日: 9月12日(金)01時30分20秒

ボーフラ様
「ぐろりあ・そさえて」は昭和十五年六月に『文明評論』なる雑誌を創刊しております。 110ページの堂々とした、この雑誌は頴原退蔵、保田與重郎、田畑修一郎、芳賀檀、萩原朔太郎 棟方志功、津村信夫等々が寄稿しています。扉やカットは棟方志功、芹澤_介、深澤紅子、他が 描いています。この雑誌は連載が二編、掲載されておりますし編集後記にもその由が記してあり,当然続きを目論んでいた筈ですが一号雑誌に終わってしまいました。 「ぐろりあ・そさえて」から他の雑誌は出ていないと思います。


『文明評論』 投稿者:ボーフラ  投稿日: 9月12日(金)08時59分03秒

管理人様
『文明評論』なる雑誌は存在すら知りませんでした。 さすがは管理人様です。ありがとうございました。 いずれHPの「稀少雑誌」にアップされることを熱望いたします。


ありがとうございます 投稿者:Jボーイ  投稿日: 9月12日(金)10時17分27秒

Bori様
過去ログでなくても見事な探索ぶりで感動です。恥ずかしくなったんでしょうね。


「ぐろりあそさえて」の雑誌 投稿者:雑誌中毒  投稿日: 9月12日(金)12時15分38秒

ボーフラ様、管理人様
横やりですみません。「ぐろりあそさえて」のその他の雑誌を手元のメモから拾ってみました。ただし当方のメモは孫引きのカタマリであり、管理人様のような実証ではないことを予めお断りしておきます。間違いが混入している可能性もなきにしもあらず。

・「書物の趣味」1927-1934(全7冊)、限350、書物の趣味社編
・「Bookdom」1928-1935
・「みをつくし」1929.10〜1930.1(全2冊)、寿岳文章(編)、矢野峰人、石田憲次、深瀬基寛、
・「文学通信」1940.11〜


予想もしない名前が 投稿者:私の耳は・・・  投稿日: 9月12日(金)12時38分09秒

人魚の嘆き様
ご回答ありがとうございました。 それにしても草野心平とは想像もしない名前でした。 書かれた詩集も見たことも聴いたこともない本ばかりで、またあらためて勉強不足を痛 感しました。 これからもいろいろと幼稚なご質問ばかりになるかもしれませんが、どうぞよろしくお 願いいたします。 ところで、管理人様がズバッと正解を書かれたのも驚きました。あまり詩集にはご興味 ない様子ですが、やはり・・・素晴らしいですね。

本の蟲様
ありがとうございました。 堀口大学や西脇順三郎も難しそうですよね。


お礼 投稿者:丹  投稿日: 9月12日(金)20時50分56秒

管理人様
 本日「新進小説選集」昭和17年度後期版が届きました。有難うございます。小沼丹の学生服姿の写真も掲載されており、あらためて嬉しくなってしまいました。収録されている「千曲川二里」をじっくり読んでみたいと思います。


(無題) 投稿者:管理人  投稿日: 9月12日(金)21時38分39秒

雑誌中毒様
補足して頂きまして有難うございます。 知っている雑誌は「文学通信」だけですが、ぐろりあ刊とは知りませんでした。

丹様
小沼丹には、くだん様という強力なライバルもおりますので油断大敵ですよ。


お願い致します 投稿者:呉田博士  投稿日: 9月12日(金)21時58分11秒

人魚の嘆き様
古書コレクター憧れの的の人魚の嘆き様にレスをいただき、しかもあり難いお話、ひたすらに感激しております。 お手持ちの『古城の秘密』と『空魔団』、ぜひお譲り下さいませ。 何卒お願い申し上げます。


非力なライバルです 投稿者:くだん  投稿日: 9月12日(金)22時30分44秒

丹様
ストレートなHNに作家への強い思いれを感じ、密かに尊敬しておりました。私は管理人様の御厚意なしにはなかなか収集がはかどりませんので、ちっとも強力なライバルたりえません。でも丹様の書き込みを読みますと探求書が重なっていているようで・・・ 扶桑書房目録の「新進小説選集」17年度後期版は私も注文致しましたが、やはり 売り切れでした。もっともその後ネットで検索することは思いつきませんでした。


(無題) 投稿者:未練堂  投稿日: 9月12日(金)23時45分36秒

人魚の嘆き様
『日本婦道記』についてご教示ありがとうございます。 完本でないものがネットでヒットしますが、やはり完本で探して見ます。 気長に探してみます。


天上の人 投稿者:薔薇盗人  投稿日: 9月13日(土)07時36分13秒

くだん様
上林、小沼、そして鏡花ですか。あれっ、百閧烽ナしたよね。 収集範囲が広がって行ってるようですね。すごい! 私も収集範囲を広げた方がいいのかな? 私にとっては、管理人様や人魚の嘆き様は天上人ですけれど、くだん様も段々それに近づいています。


お手柔らかに 投稿者:丹  投稿日: 9月13日(土)09時40分10秒

管理人様くだん様
   ライバルとはとんでもないことでございます。ひとつ、お手柔らかに、かつ、お見逃しいただきますよう。また何か話題がございましたら投稿させていただきます。その節はよろしくお願いします。ありがとうございました。


寺山と谷川 投稿者:由紀夫  投稿日: 9月13日(土)11時08分31秒

皆様
今月号の「文芸春秋」の浅利慶太の連載は、寺山と谷川の話で結構おもしろいですよ。よかったら、立ち読みしてください。


それは残念 投稿者:青猫  投稿日: 9月13日(土)13時26分40秒

管理人様人魚の嘆き様
『月に吠える』の無削除版は某学校図書館に入ったとのお話。 古書としての流通本が一冊消えたということですか・・


収集範囲は広げましょう 投稿者:くだん  投稿日: 9月13日(土)14時01分25秒

薔薇盗人様
お気に入りの作家や作品を集め出しても、本が好きな限り収集範囲は自然と広がっていくものですね。私は小沼、上林、百閧ニ広がっていきましたが・・・ えっ私が鏡花?違います違います。鏡花を収集しようなんて、萬嘯廬様や人魚の嘆き様や雪達磨様や恩地様の前でとても言えません。それに管理人様や人魚の嘆き様のような天上人からは教えて頂いたり、本を譲っていただくことばかりで、近づくなんてとんでもありません。私が天上人お教えしたり本を譲るようなことはいつかできれば良いなあ。


許可申請 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月13日(土)18時05分41秒

cogito様
次回「日本古書通信」連載で貴兄のことに一部言及したいのですが、お許しいただけますか?条件は@私を信頼しているはずだから事前の原稿チェックはないことA粗○○のことには触れないこと、でいかがでしょう(笑)。 5分以内に返答のない場合は自動的に許可したものとみなされます(笑)。


「狐の裁判」明治17年版 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月13日(土)19時45分25秒

人魚の嘆き様
今日はまた一段と暑かったですね。 さて、以前から知りたいと思っていたことについてお尋ねいたします。 阿刀田高さんのゲーテ記念館創設者粉川忠さんをモデルにした長編小説「夜の旅人」の冒頭部分に、粉川さんが「狐の裁判」の明治17年版を手に入れる経緯が出てきます。 出品者の時代屋主人の頑固ながらも人情溢れる対応や、ペリカン書房の品川さんの活躍など、愛書家にとってこんなに面白い場面設定はありません。 ただし、小説ですから当然フィクションの部分もありましょう。
私が知りたいのは、この「狐の裁判」の明治17年版というものが、ゲーテの日本初訳にして、粉川さんですら30年間探して見つからなかった幻の本、という程の大稀覯本なのかです。 確かに私は一度も目録で目にしたこともありません。 しかし私ごとき者の経験でもの申すのはお恥ずかしきこと、ここは人魚の嘆き様におすがりする次第です。 なお、鴎外訳「ファウスト」の原稿を取り逃がした話や、村上文庫の明治大正希書を外国大学にさらわれた話などは、真実のようでした。 何にせよ、本コレクター必読の本ですね。


はにゃ〜ん。 投稿者:cogito  投稿日: 9月13日(土)19時57分00秒

人魚の嘆き様
自動的に許可したものとみなされちゃったです(笑)。 何卒お手柔らかにお願ひを申し上げます。例の「No.二番本」のことに触れられるのですね。


無事帰宅 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月13日(土)21時14分15秒

管理人様、恩地様、雑誌中毒様、TG様、
 先ほど無事帰宅いたしました。「人魚の嘆き」では、いろいろと、本に纏わる話をさせていただき、有難うございました。特にTG様には、面倒なお願いを申し上げ、申し訳なく思っております。完成まであと一歩、頑張ってください。

管理人様、雑誌中毒様
ぐろりあ・そさえて刊行の雑誌について、フォロー有難うございました。私も早速探してみます。

管理人様
「人魚の紅葉狩り」には、ぜひ参加させていただきますので、よろしくお願いいたします。


「新進小説選集」 投稿者:管理人  投稿日: 9月13日(土)23時49分22秒

丹様
こちらにも昭和16年度後期版が到着致しました。この本としては程度は上々と思います。 有難うございました。


少々お待ちを・・・ 投稿者:TG  投稿日: 9月14日(日)01時59分49秒

管理人様>
「人魚の紅葉狩り」の件、少々お待ち下さいませ。 10月に大変お世話になった方の慰労会があるので その日程が決まり次第、申し込みさせて頂きます。 どうやら紅葉狩りの前の週になりそうなのでホッとしております。 鎌倉の際は一番乗りだったのになぁ・・・

文庫中毒様>
お疲れさまでした^^ 次の日は結局どうなされたのでしょうか? 原稿の件、まったく問題ありませんのでご心配なさらずに。 日々の収集の成果ですし、とことんこだわってくださいね(^ー^)b


倉田啓明 投稿者:管理人  投稿日: 9月14日(日)03時05分47秒

萬嘯廬様
お読みになりたいと仰っていました『漫談』には倉田啓明の小説が七編、掲載されておりました。 月曜日の朝から出かけてしまいますので、帰京次第、御預け致しますので暫くお待ちください。


「あかでみやめらんこりあ」 投稿者:氏家  投稿日: 9月14日(日)09時05分13秒

開高健の「あかでみやめらんこりあ」という本は戦後の本ではとても珍しいと聞いています。金額的にはあればいくらぐらいの本なのでしょうか。どなたかお教えください。


「あかでみやめらんこりあ」 投稿者:匿名  投稿日: 9月14日(日)12時46分51秒

私家版で外装無し。本の状態にもよりますが、30〜50万ではないでしょうか・・・。


心象風景 投稿者:鬼涙  投稿日: 9月14日(日)14時51分42秒

黒猫館館長様
牧野信一の本を集めておりますが、地方での不利もありましょうが戦後のユリイカ刊『心象風景』が長い間入手出来ません。そう珍しくも無いけれど縁がないと言うような事もあるかもしれません。この本はあまり見かけない本なのでしょうか?


石丸久蔵書について 投稿者:出雲人  投稿日: 9月14日(日)20時09分51秒

「本道楽」を読んでいましたら、石丸久先生は逝去され、遺稿集がでているとのこと。 石丸先生は授業のとき、現物の本を見せられながら授業をされましたから、蔵書そのものに圧倒された記憶があります。あるとき、自分の本は母校の図書館へ寄付するか、古本屋へ売るか、そのときの学生の様子を見て判断するといわれていました。いつ亡くなったのか私はわかりません。あの蔵書はどうなったのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えくださいませ。
話はかわりますが、小沼丹「黒いハンカチ」の文庫、当地へは三冊きて、すべて私が購入、今日、書店へいくと、三刷となっていました。単行本は署名があっても帯がないのです。田村書店の店主の横の本の束から探しだし、五千円で求めました。また課題ができました。


待ってました 投稿者:永町  投稿日: 9月14日(日)21時15分47秒

本日、文藝春秋社刊『年を歴た鰐の話』(レオポール・ショヴォ 山本夏彦翻訳)を買ってきました。管理人様お持ちの昭和22年櫻井書店刊行の本をもとにした横本です。 本物に出会える機会などほとんでゼロに近い確立なので文藝春秋社も本当によい本を出してくれたと喜んでおります。 福音館より出口裕弘が訳したものとして、それぞれ世界傑作童話シリーズ、福音館文庫版から『年をとったワニの話』が出ております。これで再刊を拒んだ山本訳との対比ができそうです。 追加 投稿者:管理人  投稿日: 9月14日(日)23時15分31秒

赤塚書房、小説集に「新進小説選集」昭和16年度後期版をアップ致しました。


鬼涙様へ 投稿者:黒猫館館長  投稿日: 9月15日(月)02時31分23秒

牧野信一『心象風景』ですが確かにネットや店頭ではあまり見ない ですね。しかし自家目録では何度か見た記憶がありますので、それ ほど「全く出ない」本ではないと思います。知り合いの古書店で、 自家目録を出している所から目録を定期的に送ってもらってはいか がでしょうか?おそらくそれほど苦労しなくても入手できると思い ます。それではご健闘をお祈りいたします。 http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


(無題) 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月15日(月)03時31分17秒

管理人様
このような時間に書きましても、朝からお出かけになりますのなら 御覧になる事もないかと存じますが御礼だけ申し上げます。 いつも御世話になる一方、心苦しいばかりでございます。


ユリイカ版『心象風景』 投稿者:鬼涙  投稿日: 9月15日(月)06時39分44秒

黒猫館館長様
ユリイカ刊『心象風景』についての御意見を伺いまして勇気づけられました。 気長に捜してみようと思います。有難うございました。


ダボの拾書日誌 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月15日(月)18時32分07秒

志功装丁本蒐集日誌その24

9月12日
上京。古書会館の愛書会で、 岩田潔著『現代の俳句』ぐろりあ・そさえて、昭和14年、初版函美本(2,000円) 浅野晃著『楠木正成』日本打球社(新ぐろりあ叢書)、昭和18年、焼け並本(500円) 雑誌「民族公論」第188号、昭和40年、(100円) を購入。『現代の俳句』は、架蔵のものより綺麗な気がしたが、帰ってから比べてみてもあまり変わらなかった(何やってんだか)。『楠木正成』の日本打球社版と「民族公論」は始めて。 調子に乗って建設社のジイド全集(500円)も、もしやと思い購入してみたけど、帰ってから青山二郎装丁であることを秋朱之介著『書物遊記』の記述から発見。見事な勘違い。 9月13日
久留米古書センターから 南塚昭純著『自然と人間』丁子屋書店、昭和24年、初版カバー並本(2,000円) が届く。この本、志功装丁は薄い紙カバーのみ。カバーが失われると、志功の痕跡一切なし。この著者、経歴等不明であるが、志功疎開地の福光町に住んでいたようである。


裏管理人無情 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月15日(月)20時08分49秒

出張から帰ってきたら、また裏管か・・・3連休も全部仕事で、雑誌中毒様流に言えば超多忙なんだけどな・・・早く鮎あきらめて帰っておいで。

文庫中毒様
『人魚の贈り物』は受け取られましたかな?

呉田博士様
それでは購入希望額をご提示の上、管理人様宛にメールをお送りください。ただし、お返事の時期は管理人様のご都合次第となります。

氏家様
『あかでみあめらんこりあ』は数年前に美本が10冊も同時に姿をあらわし、その半分を入手した田村書店では1冊15万円でした。もっとも、これは田村書店主が開高嫌いだからで(嫌いな川端や開高の本は安く付ける傾向あり)、今、例えば七夕市に出てくれば、匿名様の予想に近い価格になるかもしれませんね。

ベルベット様
『狐の裁判』の明治17年、絵入自由出版社版は相当な稀覯本だと思います。私も現物は未見です。一度だけ目録で見ましたが興味がないので注文はしませんでした。35万円でした。

出雲人様
石丸氏の初版本コレクションの少なくとも主要な部分は、既に古書市場に出ました。ご存知の通りとりわけ詩集のコレクションは立派なもので、今井卓爾氏の『詩歌書影手帖』や『近代詩歌書の表情』の中には、石丸氏の蔵書が数多く含まれています。ちなみに、それらの多くは現在私が持っています。

くだん様
あさっての3時頃のご都合はいかがですか?

萬嘯廬様
『桜草』買いましょうね。

散水弁様
管理人様からうかがいました。その後、調子はいかがでしょうか?若いからといってあまり無茶をしてはいけません。また例の特効薬を容易せにゃいかんかな(笑)。

ymnk様
三島由紀夫の死後しばらく経ったある日のテレビの特集番組をボーっと見ていたら、「三島由紀夫初版本の人気沸騰」にまつわる話が出てきたのです。もちろんまだ初版本の何たるかも知らない時代でした。出演者も全く記憶にありませんが、古本屋とコレクターがいて、『金閣寺』の特製本の話をしていたのは覚えています。三島由紀夫原作テレビ及びラジオ番組研究のついでに調べておいてくださいね(笑)。

cogito様 これから古通原稿の後半部分執筆開始、いよいよcogito様登場です!


御礼 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月15日(月)20時40分06秒

人魚の嘆き様
「贈り物」無事受け取らせていただきました。田村書店で値段の付いたのを見まして、吃驚しております。本当に有難うございました。


奇蹟 投稿者:氏家  投稿日: 9月15日(月)22時18分47秒

人魚の嘆き様匿名様
「あかでみあめらんこりあ」(あかでみや、ではなかったですか。失礼しました)についてアドバイス感謝申し上げます。それにしても美本が10冊ですか。まだそんな奇蹟があるのですね。驚きました。


お疲れ様です 投稿者:くだん  投稿日: 9月15日(月)22時42分05秒

人魚の嘆き様
あさって3時頃ということで承知いたしました。 万が一行けない場合は早めに連絡いたします。


立原旧蔵の鴎外本など 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月16日(火)09時31分35秒

人魚の嘆き様
ご教示深謝申し上げます。 人魚の嘆き様をして未見と言わしむる珍本とわかり、納得致しました。

先日、伸六様が書かれていた「道造匠舎」の蔵書印の話を読んで、私が大昔に購入した森鴎外の著作にも何冊かにその印が捺してあったことを思い出し、書庫を探していたところ漸く3冊出てまいりました。 私は立原には全く興味関心が無く、又これらの鴎外本も重複して持っているものですので、処分しても構いません。 ついては、どなたかもしこれらの立原旧蔵鴎外本にご関心があれば、本の題名をお知らせしますので、適当な金額でお引取り願えませんでしょうか。 お尋ね申し上げます。


よろしくお願いいたします 投稿者:青猫  投稿日: 9月16日(火)10時17分16秒

ベルベット様
立原旧蔵の鴎外本、ぜひお譲りくださいませ。 お願いいたします。


2番手ですが 投稿者:ヒヤシンス  投稿日: 9月16日(火)11時03分24秒

ベルベット様
ヒヤシンスと申します。立原旧蔵鴎外本、私も立候補させてください。


立原旧蔵の鴎外本など 投稿者:風  投稿日: 9月16日(火)11時41分32秒

ベルベット様
はじめまして。 立原道造ひとすじの風と申します。 立原旧蔵本は、主な蒐集対象ですので、よろしくお願い申し上げます。


メール送信 投稿者:呉田博士  投稿日: 9月16日(火)14時15分35秒

人魚の嘆き様
ご指示のように管理人様にただ今メールをお送りいたしました。 ご多忙の折申し訳ありません。お返事はいつでも結構です。 どうぞよろしくお願いいたします。


取り消しをお願いします。 投稿者:青猫  投稿日: 9月16日(火)14時37分32秒

ベルベット様
人魚の贈り物のノリでお願いしてしまいましたが、やはり立原旧蔵鴎外本を譲り受けるのはヒヤシンス様や風様の方がどう考えてもふさわしく、はなはだ勝手ですが申し込みを取り消しさせていただきたいのですが。大変申し訳ございません。


先着順 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月16日(火)18時55分38秒

立原旧蔵鴎外本につきましては、早々にヒヤシンス様、風様からお申し込みをいただきありがとうございました。 競争入札ということも考えましたが、購入金額が高くなってしまうのは申し訳なく、私の本意ではありません。 つきましては、先着順ということで、ヒヤシンス様にお譲りしたいと存じます。 風様には申し訳ありませんが、お立場上、立原に関するもっとよい物を得られる機会がたくさんおありとも思いますので、今回はお許し願います。

人魚の嘆き様
管理人様がご不在のご様子なので、ヒヤシンス様とのやり取りにつきまして、どのように進めればよいかアドバイスを頂戴したく存じます


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月16日(火)20時20分00秒

ヒヤシンス様
貴兄の連絡先をベルベット様にお知らせしてもよいですか? あとはお任せしますから。

文庫中毒様
田村書店の件の本の値付けは安いほうだと思いますよ。


無念です。 投稿者:風  投稿日: 9月16日(火)20時24分53秒

ベルベットさま
先着順とのこと・・・まことに残念でなりません。 来年の立原生誕90年、没後65年に向けて、立原旧蔵本を追いかけておりましたので・・・ ヒヤシンスさまの幸運をうらやむばかりでございます。 また、書庫で見つかりましたらお譲りいただきたく、今後ともよろしくお願い申し上げます。


御礼等 投稿者:ヒヤシンス  投稿日: 9月16日(火)21時18分20秒

人魚の嘆き様
もちろん結構でございます。いつもいつもご面倒をおかけします。

ベルベット様
本当にありがとうございます。私は立原の遺族や友人とも何のコネクションもない田舎 の収集家ですが、好きな詩人ですからコツコツと集めています。ここを知ってから、急 にいろいろと集まるようになりました。つい先日も、人魚の嘆き様のご紹介である方 から、立原の初期の雑誌「こかげ」「偽画」「未成年」を全て揃いでしかも格安で譲って いただきました。そして、またこのような幸運に恵まれたことに感謝の申し上げようも ありません。最近は午前中はあまりここに来ないのですが、今日はたまたま開いたらベ ルベット様の投稿がありました。どうぞご連絡をお待ち申し上げます。

青猫様
ご厚意に心から御礼申し上げます。いずれご恩返ししたいものです。

風様
ビギナーに免じてどうかお許しくださいませ。


笑ってはいけません 投稿者:Jボーイ  投稿日: 9月16日(火)21時46分01秒

odaya22こと小○切○明氏(一番初めの自己紹介文で著書を自慢しているのだから、名前がばれるのは覚悟の上でしょうけど、一応こうしておきます。ちなみにヤフー検索では著書の出版社で一件ヒット!)がヤフオクの自己紹介文をまた変えました。やっぱりSalon De 書痴をちゃんと見ているんですね。今度は「漱石本の蔵書量では、日本一かな!(量ですよ。間違いないでね。あくまでも量です)」だって。何だか、かわいいですね。しかも、「こころ」の重版箱なしがなんと135,000円スタート!しばらくodayaさんから目が離せません。 http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/aboutme?userID=odaya22


Salon De 書痴のHNを落とした! 投稿者:Jボーイ  投稿日: 9月16日(火)21時51分13秒

訂正
odaya22こと小○切○明氏→odaya22こと小○切○明氏こと三四郎氏


「情話新集」 投稿者:健一  投稿日: 9月17日(水)08時12分10秒

人魚の嘆き様
必須アイテムの「情話新集」を揃えたいと願い月日が 経つばかりです。もちろん、初版でなどとい う大それた考えはないのです。それでも、谷崎、花袋、俊子など、どれもなか なか出てこない し、出てくれば重版でも高くて 手が出ません。たまに目録で安く付いていると注 文が殺到するのか常にハ ズレです。そこで疑問に思ったのですが、この叢書は昔からこんなに少 なかったのでしょうか?重版されているのに、それもかなり 版を重ねているにしては、出かたが少なすぎませんでし ょうか。


お世話焼き 投稿者:ガンジー  投稿日: 9月17日(水)10時18分09秒

雑誌中毒様
貴方様のBBS「Hello Talk Talk」に例の書き込みがされていますので、余計なお世話ですがご連絡いたします。


雑誌売却 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日: 9月17日(水)11時31分55秒

各位
以下の雑誌を両方まとめて5万円でお譲りします。ご希望の方は19日(金)22時までに「コレ、買います」と題名欄に書いてここに投稿願います。『人魚の贈り物』の登録者でなくても結構です。古本屋でもOK。ただし未登録でご希望の方は、必ず管理人宛に氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記してメールを送ってください。希望者複数の場合は締め切り後ただちに抽選し、当選者にのみすぐメールでご連絡いたします。

『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本


コレ、買います 投稿者:くも男爵  投稿日: 9月17日(水)11時58分45秒

管理人&人魚の嘆き様
普段ロム専なのにこんなときだけすいません。 『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本 よろしくお願い申し上げます。


ありがとうございます 投稿者:雑誌中毒  投稿日: 9月17日(水)14時12分20秒

ガンジー様
ご指摘ありがとうございます。 あちらはあまりActiveでないので気づいていませんでした。


コレ、買います 投稿者:小仏  投稿日: 9月17日(水)15時03分11秒

管理人様人魚の嘆き様 抽選に加えてください。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日: 9月17日(水)17時54分24秒

人魚の嘆き様
 石丸蔵書についてありがとうございます。  ただ大学へ寄贈されなかった点、少し残念な気持ちがいたします。


コレ、買います 投稿者:夢追い人  投稿日: 9月17日(水)18時02分03秒

管理人&人魚の嘆き様
以前に蘭郁二郎の「夢鬼」について投稿したものです。『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本、ぜひよろしくお願い致します。


(無題) 投稿者:散水弁  投稿日: 9月17日(水)18時06分55秒

管理人様 `&` 人魚の嘆き様
軽井沢の件ですが、参加させていただきます。よろしくお願いします。

人魚の嘆き様
波は連日最高でしたが、確かに今回のMEXICOは激しすぎたようです。病因はお会いし たときにでも。例の特効薬??いいですね。若干強めで調合願います(究極秘奥義の 展開は遠慮しますが・・・)。


ほんとのところは? 投稿者:くだん  投稿日: 9月17日(水)18時34分19秒

萬嘯廬様
隣の掲示板でのきの字様とのやり取りを楽しく拝見しております。 ところで、先週土曜は夕方に何かダボられたのではないかとの憶測が 神保町ネットで流れているようですが、ほんとのところはいかがでございましょうか?


コレ、買います  投稿者:みちのく  投稿日: 9月17日(水)18時50分04秒

管理人&人魚の嘆き様
夢よ再び。よろしくお願い申し上げます。 『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本−5万円


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月17日(水)19時40分13秒

ymnk様恩地喜多八様
健一様の質問について、『情話新集』は最近重版でも見かけなくなっているのですか?古書展常連のお二人にうかがいます。

出雲人様
`>`ただ大学へ寄贈されなかった点、少し残念な気持ちがいたします。
田村書店主や管理人様に嫌われるコメントですね。直接恩恵に預かった私には語る資格がなさそうですが(笑)。ご存知の通り、研究者としては悲運に見舞われた方ですし、早稲田には既に衣笠、今井の両詩書文庫がありますからね。他大学に寄贈する意思はなかったのではないですか。

散水弁様
`>`例の特効薬??いいですね。若干強めで調合願います。
今度は違う作家にしますか。リクエストはあるかな?

TG様
究極秘奥義というと貴兄を思い出すねえ。元気かい?『人魚通信』はいつ出るの?

魚楽様
ご当地の鮎事情は如何ですか?管理人様は多分豊漁でお忙しいのでしょう(笑)。


(無題) 投稿者:散水弁  投稿日: 9月17日(水)19時48分02秒

人魚の嘆き様
てっきりくだん様とご一緒かと思い、であればJOINさせて頂こうかと、先ほどくだん様に電話をしてしまったところでした(ルスデンでしたが・・・)。 違う作家・・・。地味な作家の名前が頭の中をグルグルとめぐり始めています。じっくりと選ぶ楽しい時間を下さい。

TG様
秘奥義の結果については、隣の掲示板にこっそりと書込み願います。


コレ、買います 投稿者:水棲人  投稿日: 9月17日(水)20時24分27秒

管理人様、人魚の嘆き様
はじめまして。私は以前、小林文庫さんのゲストブックの乱歩邸様の紹介でこちらを 知り、それ以後しばしば覗かせていただいている者です。あまりにハイレベルな管理 人様や人魚の嘆き様のお話に、ただ勉強させていただくばかりで、こちらでは書きこ んだことがありません。しかし、『探偵文学』と『シュピオ』が共に全冊揃いの美本 で5万円とは、どうしても我慢ができずにノコノコ顔を出した次第です。両雑誌とも 、バラで見ることも少なく、まして両方揃いで出ることなど私の知る範囲では初めて です。まさに私の収集範囲でもあり、失礼を省みず希望させてください。私のプライ ベート情報は既にお送りしましたので、御確認願えますでしょうか。ありがとうござ いました。

人魚の嘆き様
探偵王様書斎訪問記を拝見した時の興奮は忘れられません。後日談もぜひお聞かせく ださい。


小ハゼより 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月17日(水)20時28分14秒

くだん 様
お隣の掲示板、わたくしのは只の与太話ですが 留守を預るきの字様の孤軍奮闘ぶりには頭が下がります。 くだん様の書き込みに声を出して笑ってしまいまいた。 しかし「ダボる」「ダボった」が一部の領域では公用語になりつつありますねぇ(笑) 隠すのもいやらしいですから言いますと小山内薫を購入しました。 わたくしの対象範囲では小山内薫はダボとは思わないのですが・・・ 「何言ってるの、ダボに決まってるよ」という管理人様の声が聞こえて来るようですね。


下見許可 投稿者:裏管理人  投稿日: 9月17日(水)20時34分56秒

萬嘯廬様
わたくしの対象範囲では小山内薫はダボとは思わないのですが・・・
           ↑
「何言ってるの、ダボに決まってるよ」
『桜草』田村書店に到着。下見を許可します。


(無題) 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月17日(水)21時05分09秒

裏管理人 様
今日は画面を見ながら二度も笑う事になりました。 裏管理人様にもそう言われそうな気がしておりました。 真面目な話、情報ありがとうございます。 能う限りなんとかしたいものと考えております。 くだん様、またダボと言われてしまいました。助け船出して下さいよぅ(笑)


ダボと呼ばないで 投稿者:くだん  投稿日: 9月17日(水)21時36分39秒

散水弁様
先ほどは電話に出られず失礼いたしました。今日は4時過ぎに早々と解散(といってもお会いしたのは人魚の嘆き様だけですが)いたしました。今度は携帯を離さないよう気をつけます。軽井沢紅葉狩りの前にお会いできればと思います。

萬嘯廬様
最近神保町の一部で用いられている「ダボる」「ダボった」は意味が変わってきたようです。私は土曜に上林の戦後の編纂本を1冊買ったのですが、人魚の嘆き様にその話をしましたところ、「ダボったね」と言われてしまいました???どうやらダボ番付に名前が挙がってくると、何を買っても「ダボった」ことになるようです(泣)。お互いいばらの道が続きますがめげずにがんばりましょうね!


コレ、買います 投稿者:香水夫人  投稿日: 9月17日(水)21時41分27秒

管理人&人魚の嘆き様
『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本 どうぞよろしくお願い申し上げます。


コレ、買います 投稿者:ヌル  投稿日: 9月17日(水)21時59分08秒

管理人様、人魚の嘆き様
『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本 抽選に参戦希望致します。宜しくお願い申し上げます。


「美しい星」モデル問題追加報告 投稿者:彭城矯介  投稿日: 9月17日(水)23時19分37秒

管理人樣を初め、今囘御厚情を戴きました皆皆樣に深く感謝申上げます。 正式な御挨拶と御禮は、いづれまた日を改めてさせて戴く所存で御座います。 本當に有難う御座いました。

>ymnk樣、大内樣、由紀夫樣
今年の三月にこちらで話題になりました三島由紀夫「美しい星」のモデル問題ですが、出典と思しき 林房雄・伊澤甲子麿『歴史への證言-----三島由紀夫・鮮血の遺訓』(恆友出版 1971年5月25日發行)が、 やうやく書庫から出て參りましたので、御參考までに該當箇所を引用して置きます。 因みにこの本、林と伊澤連名の署名入りでした。
P.210 惡い星の精=中曾根康弘
林`<` 石川達三君が新潮に日記を連載しているね。三島事件については冒頭で一應否定しているが、その後は色々と考えなおしているね。そういう所が日記に三ヶ所ぐらい出てくる。 そういう「前言取り消しムード」がこの頃はやっている。その典型は中曾根だ。石原愼太郎君は「前言取り消しました」と言ったが、中曾根はずるくて徐々に變貌している。`>` 伊澤`<` 三島作品『美しい星』の中に惡い星の精みたいのが出て來ますが、それは、三島さん自らが私に「これは中曾根康弘をモデルにして書いたんだ」と新橋で語ってくれましたよ。`>` 林`<` 彼と三島君とのつき合いだけは長かったらしい。「三島君はよく僕を理解してくれていた」などとぬけぬけと言っている。`>` 伊澤`<` 「三島由紀夫は日本思想史上重大な人物である」なんても言っていますね。急にチョーチン持ちをしたり、あんなオポチュニストはないと、三島氏を敬慕している者は皆、怒っていますね。`>`

ところでymnk樣は、田邊園子氏の前著『女の夢 男の夢』(作品社 1992年)は御覧になつてをられますか。 こちらにも三島に就いての一文「作家の夢」が収録されてをります。 又、拓殖大學集團未來編『叛逆の神話  反體制右翼の構築へ』(島津書房 元版1974年・新版1975年)にも、 興味深い三島論が収められてをります。こちらでは、石原愼太郎や伊澤甲子麿が批判されてをります。 さて、例の京橋襲撃計劃の日取りは、9月18日か10月3日か、どちらの日を選ばれますか。 共に蹶起してくれる同志は、他にもをられるのでせうか。


「人魚の紅葉狩り」参加致します! 投稿者:TG  投稿日: 9月18日(木)01時01分28秒

管理人様&人魚の嘆き様>
紅葉狩り参加致しますのでよろしくお願い致します。 かな〜り楽しみです^^ アミダでもビンゴでも何でも来いよ!と、ちょっと強気になってみたり・・・ きりこは仕事に追われてるようで、様子見かと。


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日: 9月18日(木)02時02分34秒

彭城矯介様
わざわざご報告して頂きありがとうございます。「鮮血の遺訓」でしたか。でもあれですね、誰それは三島を裏切っただの態度が変わっただの、いろいろとあるようですが、どこでしたか、確か最晩年に「とうとう林さんも金貰っちゃったし、伊沢だけしか信用ならない」という主旨のことを三島は述べていませんでしたっけ? ところでその「女の夢男の夢」は全く知りませんでした。お教えありがとうございます。 で、三島原作映画「鹿鳴館」@フィルムセンターですが、明日行ってみようと思っています。


コレ、買います  投稿者:乱歩邸  投稿日: 9月18日(木)06時41分21秒

遅ればせながら参戦させてください!


入札参加の御意思 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月18日(木)10時42分38秒

風様
書庫で見つかりましたら
もなにも、私が大切にしている本の中に、川端が立原に献本した「雪国」の初版本があります。 このたび、人魚の嘆き様から「あの本はいつまで秘蔵しているの?」とご指摘をいただきまして、悩んだ挙句、長く大切にしてくださる方にお譲りすることにしました。 私も老い先がいつまであるかわかりませんから。 こちらは愛着も深いものですから、貪欲になるつもりはありませんが、安くてもよいとは考えていません。 ついては、人魚の嘆き様にご承諾を得たので、入札にしたいと思います。 ヒヤシンス様からは、入札に参加の意思表示がありますが、風様も参加いただけますでしょうか? 意思のあるやなしやを、至急お教え願います。 もし、風様が不参加であれば、他の方にお声掛けしようと思いますので。 どうぞよろしく。


歌劇「午後の曳航」 投稿者:旧三島党  投稿日: 9月18日(木)12時05分05秒

ymnk様
今日の讀賣新聞を見ておりましたら、10月15日に歌劇「午後の曳航」が演じられるようですね。小生、この作品には個人的な思い出も深く見に行きたいのですが、東京まではとても無理です。地方在住者の悲哀を感じます。


情話新集 投稿者:恩地喜多八  投稿日: 9月18日(木)15時26分01秒

人魚の嘆き様・健一様
「情話新集」ですが、よく出る・出ないは、モノによるようです。谷崎などは私自身も美本を探して いますが、何故かなかなか出会いません。しかし、相場はどれもあまり変わらないようです。やはり、 中身より装幀で評価されているからでしょうか。目録ではよく見かけますし、古書展でも、さすがに 場に並んではいませんが、ガラスケースの中ではよく見ます。(2,3週前の古書展でも見ました)。 相場はまったく状態によります。きれいでない本なら4千円前後、美本なら1万ー2万円くらいで しょうか。2万を越える値付けも見かけますが、ちょっと高いと思いますね。 シリーズ全冊をバラで揃えるとなると、これは大変そうですが、健一様、頑張って下さい。


入札のこと 投稿者:風  投稿日: 9月18日(木)19時35分05秒

ベルベットさま
本日は、早朝から外出しておりましたため、お返事が遅れて申し訳ございません。 結論から申し上げますと、大変ありがたいお誘いですが・・・今回は、辞退させていただきます。 私は、立原の旧蔵書を追いかけてはおりますが、全てを集めるほどの財力はございませんので、没後に開催された「藏書陳列會」の目録にある本と、立原が書簡などで言及した本を、第一優先にいたしております。 先日の鴎外本は、上記の蒐集範囲内の可能性が極めて高かったため、残念に思いましたが、『雪国』は、そのいずれにも該当いたしませんので、正直申し上げまして、迷いました。 『伊豆の踊子』なら、喜んで参加させていただきましたが・・・。 私の方からお願いいたしましたのに、こんなお返事となりまして、申し訳なく存じます。 何卒、今後ともお見捨てなきよう、よろしくお願い申し上げます。拝


『伊豆の踊子』? 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月18日(木)22時09分55秒

風様
ご事情よくわかりました。 風様のご辞退により、結局入札はやめにして、『雪国』もヒヤシンス様の元へ行くこととなりました。 ところで、『伊豆の踊子』を川端が立原に献本しているのでしょうか? もしそうであるならば、江川版なのでしょうか? お教え願います。


心中セット 投稿者:健一  投稿日: 9月18日(木)22時34分39秒

恩地喜多八様
ありがとうござ いました。私はまだまだもらう目録も少な く力不足です。今、持ってい るのは告白します とたったの2冊です。しかも「舞鶴心中」「箕輪心中」と なぜか心中物の汚い重版本なのです。こうなったら、 次は「桑名心中」で心中揃い踏みと行きましょうか!

人魚の嘆き様
当然「情話新集」も初版極美で揃っていらっし ゃるのでしょうね。当たり前ですか。


コレ、買います  投稿者:山名耕作  投稿日: 9月18日(木)23時12分55秒

管理人様、人魚の嘆き様
はじめまして、山名と申します。 以前、「探求書」掲示板で、お世話になりました。 「探偵文学」及びその後継誌「シュピオ」の抽選の件、 なにとぞ参加させてくださるようお願い申し上げます。


『伊豆の踊子』など 投稿者:風  投稿日: 9月18日(木)23時21分48秒

ベルベットさま
「藏書陳列會」の目録には、以下のように記されています。   伊豆の踊子(限定版)川端康成 江川書房 一五・〇〇 私には、これ以上のことはわかりません。 しかし、同じ目録に、「(署名入)」「(自家版署名入)」「(特製署名入)」等の記述が補記された本もありますから、署名本ではない可能性が大きいと思われます。 ちなみに、鴎外著書は47冊出品されていました。

ヒヤシンスさま
続けてのご収穫、おめでとうございます。 ダメモト?でお願いいたしますが、鴎外本3冊の書名ご披露は難しいでしょうか?


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日: 9月19日(金)01時06分59秒

旧三島党様
どうも一日だけの公演のようで、数日前にチケットをとりました。こういうのは、そのうち衛星ででもやってくれればよいのですが・・・。また、本日は市川崑の映画「鹿鳴館」、先々週は小劇団の「サド侯爵夫人」と、最近はホントに三島漬けです。

健一様
レス遅れまして失礼致しました。ところで情話新集ですが、私は何とかコンディションのあまりよくない重版「お才と巳之介」だけ入手しましたが、恩地様が仰るように作家によって見る見ないの差があるように思います。私のごく少ない経験でも目録などでもポツリポツリ見かけますが、谷崎はあまり見ないし、出ても瞬時に売れたという話だけです。大変だと思いますが、初版やコンディションを気にせず一途に何年か追っかけていればバラで揃いは「絶対無理」ということはないと・・・・無責任な発言かも知れませんが、よい巡り会いがあることをお祈り致します。


鮎事情 投稿者:魚楽  投稿日: 9月19日(金)01時51分55秒

人魚の嘆き様
いつも御世話になっております。 古書通信の連載も楽しみに拝見しております。当誌はこれまで馴染みがなかったのですが、連載を機に定期購読を始めました。次回は特に楽しみですね。
ところで、鮎についてはもうさっぱりです。今年は既に諦めました。 とにかく雨が多くて、その影響からか近年になく魚影も薄く釣りになりませんでした。 ただ単に私が下手なだけだという声もありますが(笑)。 自身も右手を手術したり、忙しかったりと。どうも今年は夏を過ごした気がいたしません。 管理人様は今何処でしょう。球磨川で大鮎かな。ああ、きっと羨ましい状態なのでしょうね。


通信 投稿者:雑誌中毒  投稿日: 9月19日(金)02時45分50秒

人魚の嘆き様
熟睡中で電話に気付きませんでした、すみません。こんな時間にようやく起き出してきました。留守電の件、私はOKです。よろしくお願いします。

KIKU様
メールしました通りです。よろしくお願いします。


通信2 投稿者:kiku  投稿日: 9月19日(金)04時05分00秒

人魚の嘆き様
本日(正確には昨日ですね)、持病の神経痛が悪化、早退して臥せっておりました。留守電の件、今回は都合がつかないため断念いたします。残念。人魚の嘆き様はじめ、みなさんにはお聞きしたい事を色々と溜め込んでいるのですが…次の機会をお待ちいたします。お返事が遅れて申し訳ありませんでした。

雑誌中毒様
メール、ありがとうございました。葵の家様には転送済みですが、念のため、明日、もう一度ご連絡してみます。


御回答感謝 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月19日(金)09時47分26秒

風様
なるほどそういうことですか。 江川版の「伊豆の踊子」が出版されたのは昭和7年ですから、出版当時、立原が川端から献本された可能性は少ないでしょうね。 ただ、後から面識を得て、立原がサインをお願いしたということは有り得ますね。 かねがね、私は「雪国」についても、川端が自らの意志で立原に献本したかどうかは疑問だと思っていました。 昭和12年の本だから、その可能性は「伊豆の踊子」よりはありそうですが、川端は「雪国」を親しい知人にもあまり署名していないのです。 ですから、年下の立原に特別に贈ることがあるかな、と思っていたのです。 もしかしたら、「雪国」の署名をお願いするときに、あわせて「伊豆の踊子」も、などということがあれば素晴らしいですね。 もっとも、目録に「(署名入)」となければ厳しいですか。 「藏書陳列會」の目録は私も持っていたはずなので、久しぶりに見てみましょう。
ところで、風様はこの「藏書陳列會」の目録に載っていたり、立原の手紙で触れられた本について、立原旧蔵でなくてもよいから同じ本を集めていらっしゃるのですか?(もちろん、旧蔵本に超したことはないでしょうが) そうであるならば、立原の本棚を再現したいということなのでしょうか。 立原旧蔵本でなくてはいけないのであれば、私にご協力できることはもうないと思いますが、もし立原旧蔵本と同じ本というのならば、少しはお力になれるかもしれません。 そろそろあちらの世界からお呼びがかかっていますので、蔵書整理について人魚の嘆き様にご相談している最中です。 何かの機会にご縁があれば嬉しく存じます。


コレ、買います 投稿者:金ちゃん  投稿日: 9月19日(金)11時06分30秒

『探偵文学』『シュピオ』共に全冊揃い、美本
抽選に参加させてください。


古本が必要経費として認められる業種は? 投稿者:栞  投稿日: 9月19日(金)12時52分59秒

三代目様
はじめまして。栞と申します。古本屋の三代目の方とうかがい、もしや私の疑問にお答 えいただけるかと思い投稿しました。 私は地方に住む者なのですが、年に1から2回程度東京に行く機会があります。今年の5月 に上京した時のこと。かねてこちらで頻繁に話の出る田村書店さんに、ぜひ行って見た いと思い立ち、神保町に足を運びました。もしかしたら、管理人様や人魚の嘆き様にお 会いできるかもしれないと淡い期待もありました。田村書店さんではずらりと並んだ本 を手に取るだけでも勇気がいりました。そして、帳場近くをぐるりと回ったとき、ご主 人様は顧客らしき方とお話をされてました。しかし残念ながらうわさに聞く風貌の管理 人様でも人魚の嘆き様でもなさそうでした。ちょうど支払いが済んだ後の様子で、ご主 人様がその方に領収書をお渡しになるところでした。財布に仕舞われる前に本の山の上 に置かれた領収書をちらっと見ると、そこに書かれていたのは大変高額な数字でした。 物書きの方なのかとも思いましたが、宛名は会社のようでした。
私が疑問に思ったのは、そんなに高額の古書が、必要経費として落ちる会社というのは どういう業種なのかということです。出版社?あるいはテレビ会社でしょうか?どういう 業種にしても不思議です。仕事で買っている方のようには見えませんでした。何にし ても、世に中には恵まれた人もいるものです。三代目様のお店でも、そういうお客さん はいらっしゃいますか?何かからくりでもあるのでしょうか?税理士に質問すべき内容か もしれませんが、よろしくお願いします。


旅先より 投稿者:管理人  投稿日: 9月19日(金)18時27分06秒

栞様
その領収書を貰った御仁は四十がらみの太目の男性で、メガネをかけていませんでしたか?


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日: 9月19日(金)18時52分34秒

人魚の嘆き様
 私は学生があまり勉強しないと石丸先生が判断されたと思いたいのです。保昌蔵書は市場へでたとききましたが、いいものがあったのでしょうか。地方にいますと情報が入りません。私は原則売るべき立場にたちます。図書館によっては、見せるだけのところも多々あります。
 いろいろな目録が届きますが、福永武彦の色紙は少しずつ値下がりしている気がしています。当地を詠んだ歌の色紙もあります。しかし、なかなか買う決断がつかない日々です。


立原の本棚を再現!? 投稿者:風  投稿日: 9月19日(金)20時13分43秒

ベルベットさま
立原の本棚を再現
それが出来ればどんなに素晴らしいことでしょうか! 可能な方は、管理人さまと人魚の嘆きさましか・・・思い及びません。 私のように、知識も財力もない者には、夢でしかありません。 今は、管理人さま等々のお力をお借りして、立原に縁の深い資料から、少しずつ揃えているところでございます。 私の場合には、コレクションというより、立原を顕彰するため、そして、皆さまにご覧いただくために揃えるのですから、旧蔵書にこだわらなくても良いのかもしれませんが・・・その判断はなかなか難しいところです。
『伊豆の踊子』と『雪国』
立原は、「伊豆の踊子」の作品自体を気に入っていたようで、一高時代(1932年春休み)に友人(畠山重政:『こかげ』同人)と、伊豆から大島まで物語を辿る旅をしています。 この頃には、堀辰雄との面識を得ていますので、堀を通して川端と識り合う機会があったかもしれませんが、可能性は少ないと思います。 従いまして、この本は、自分で購入したと考えるのが順当でしょう。 『雪国』刊行(1932年6月)の同時期に、立原も第一詩集『萱草に寄す』を刊行(1937年5月:実際は7月)していますので、詩集を贈った返礼にいただいた可能性も考えられます。 これは、あくまでも推察なのですが・・・もし、相互の献呈署名本を揃えることができれば、面白いかもしれません。(★ヒアシンスさま、頑張ってください!)

<ご参考まで>
1937年の立原は、4月に東大を卒業し、建築家としての道を歩みはじめます。詩人としても世に認められ、様々な雑誌から寄稿依頼を受けています。 一方、川端は、「雪国」 で受賞した文芸懇話会賞(1936年)の賞金で、旧軽井沢の幸福の谷に山荘を購入します。その頃の軽井沢&追分には、犀星、堀、立原らが夏を過ごしており、友人の作家達も訪ねてきたりと、交友が盛んだったようです。 1937年11月、堀や立原が滞在していた油屋が火災で焼失しました。炎の中から救い出された立原は、軽井沢に一泊した後、帰京します。堀は、創作メモや愛書などを失いますが、川端山荘に冬中滞在し、「風立ちぬ」の最終章を完成させます。 また、川端は、立原没後に刊行された『堀辰雄詩集』の挿絵を描くため訪軽した深沢紅子を案内しています。 こうしたエピソードからは、川端と立原の接点が見えるようにも思えます。


お知り合いですか? 投稿者:栞  投稿日: 9月19日(金)20時25分31秒

管理人様
そうです、まさにその方です。やはりお知り合いですか?


夢の実現 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月19日(金)20時52分30秒

風様
立原の本棚の再現は、立原旧蔵書で実現するのは不可能でしょう。 しかし、立原が持っていたのと同じ本でよいのならば、かなりの精度でできると思います。 幸い蔵書の売立目録もあるし、確か手紙にも買った本、読んだ本のことを随分と立原は書いていましたよね。 もちろん、記録にない本はお手上げでしょう。 けれども、記録にある本だけでも揃えて、立原の部屋をどこぞに再現し、そこの書棚に並べたらさぞ素敵ではありませんか。 他の作家についてそれをすることの妙味はあまり感じません。 やはり立原は愛書家であり、集書家であったからこそ、書棚の復元は私にも興味あるところです。 しかも、別に美本やカバー函や署名に、もっと言えば初版にもこだわらなければ、お金の面でも絶望的ではないと思います。 「藏書陳列會」の目録を改めて見たのですが、ここに載っている特に詩集と鴎外本に関しては、人魚の嘆き様ならばほとんど全てお持ちでしょう。 まして管理人様もいらっしゃる。 きっと夢が実現しますよ。 それならば、私もささやかなお手伝いはできそうです。
ところで、立原と川端のことについて、ご教示誠にありがとうございました。 川端宛の『萱草に寄す』、どこかに残っているのでしょうか。 不勉強で、川端と堀の関係の知識は多少あったのですが、立原は全然無知でした。

健一様、恩地喜多八様、ymnk様
「情話新集」、重版でもそんなに少なくなってきていますか。 もっとも昔から美本はまれでしたね。 馬齢を重ねた経験から申せば、谷崎よりも花袋の方が初版は少なくて、また複数冊出している俊子、幹彦などは、皆一冊ずつ初版をあまり見ない本がありました。 私も一応一冊ずつ揃えた口ですが、初版ではありません。


訂正 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月19日(金)20時53分57秒

初版ではありません。→全部が初版ではありません。


誤記訂正 投稿者:風  投稿日: 9月19日(金)22時14分45秒

ベルベットさま
自宅に戻り、読み直しましたら、誤記に気がつきました。 雪国は、1937(昭和12)年6月刊行でした。 以下、お詫びして訂正いたします。
『雪国』刊行(1932年6月)の同時期に、立原も第一詩集『萱草に寄す』を刊行(1937年5月:実際は7月)
         ↓
『雪国』刊行(1937年6月)の同時期に、立原も第一詩集『萱草に寄す』を刊行(1937年5月:実際は7月)


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月19日(金)22時16分07秒

TG様
`>`きりこは仕事に追われてるようで、様子見かと。 愛が冷めた女は仕事を口実にすることが多いんだよな・・・

ヒヤシンス様
立原宛の『雪国』、私も欲しかったですよ。

健一様
私の「情話新集」も極美と呼べるものは数冊です。この揃いを田村書店で購入した時、貞之介様の同居人様の元上司のS氏も非常に欲しがりました。私はこの人物と口を利いたこともありませんし、欲しい本が重なったのもこの時だけです。『初版本講義』はご注文いただいたようですが(笑)。

恩地喜多八様
『お才と巳之介』の初版本は、今度の大阪の業者市で出品されるようですよ。

雪達磨様
恩地様が今日、萬嘯廬様よりも一日早く田村書店に行って、泉鏡花の袖珍本の美本を入手したというのは事実でしょうか? 明日は古本酒場を「臨時休業」して遊びませんか?あっ、そうか、先週も「臨時休業」か(笑)。

出雲人様
保昌氏は石丸氏のようなコレクター気質はなかった方なので、いわゆる「いいもの」は少なかったようです。 福永も他の作家同様、特に肉筆物はもっと下がると思います。今日の明治古典会の市も某家旧蔵の肉筆物が大量に出て、落札価格は極めて低調でした。

魚楽様
`>`球磨川で大鮎かな。ああ、きっと羨ましい状態なのでしょうね。 前者は正解。後者は大ハズレでしょう(笑)。

kiku様
「宇津井健氏の神経痛」にご注意を。

ベルベット様
あまり風様を刺激しないように!

貢様、三月兎様、七面堂様

明日お暇があれば、18時田村書店か、それ以降ならば「さぼうる」にどうぞ。書痴の面々が結構顔を連ねますから。管理人様も諦めて帰ってこないかな?ただ、モテモテ散水弁様は究極秘奥義の実践トレーニングのため欠席ですが。


残念!残念! 投稿者:三月兎  投稿日: 9月19日(金)23時11分10秒

すっ飛んで行きたかったとこなのですが、 明日は終日仕事でして、行けそうにありません。 是非皆様とお会いしたかったのですが・・・ これに懲りず、またの機会もお誘い下さい。


再び旅先より 投稿者:管理人  投稿日: 9月19日(金)23時41分24秒

『探偵文学』『シュピオ』当選の方には既にメールをお送りしてあります。

栞様
その高額領収書紳士こそセドリダボのA木様です。先日小生が「最近何かダボってる?」と尋ねたら「ダボってなんですか?」ととぼけていました。必要経費の件はどなたかお詳しい方お願い致します。

魚楽様
鮎の話はいずれご報告しましょう。


必要経費 投稿者:東  投稿日: 9月20日(土)07時29分46秒

栞様
  横RESですが、書籍の必要経費は新刊、古書の区別なく、結局は経費としての必要性があるかどうか、税務署が判断するものだと思います。わかりやすい例で言えば、三島由紀夫の「金閣寺」を著作の資料とする場合、基本的に文庫本でよいわけです。それを初版本を買って経費です、といっても、初版でないと資料としてだめな理由はこっちが説明する必要性が生じるということです。ただし、領収書を細かくチェックしないとわからないことです。それに単に書籍代と書かれていれば、問題はないでしょう。しかし、高額な領収書は目を付けられます。だから、2枚3枚と分けてもらう場合もあります。あとは法人であれば、全体の収益と必要経費のバランスの問題もあります。要はケースバイケースということでしょう。


竹内てるよ『叛く』 投稿者:四天王  投稿日: 9月20日(土)08時52分09秒

cogito様
竹内てるよ『叛く』についてですが、「現代日本詩書総攬」の写真版の方では、発行所 は銅鑼社となっています。なぜか、別冊の「著者別詩書刊行年次書目」と表記が違うこ とがしばしば起こります。共に小寺編集なのにどうしてなのでしょうね。ご参考まで に。


志望校変更のピンチ 投稿者:マルドロール  投稿日: 9月20日(土)12時37分20秒

模試の成績が奮いません。何か受験に向けて特効薬はありませんか。


(無題) 投稿者:cogito  投稿日: 9月20日(土)13時17分53秒

四天王さま
ありがたうございます。「著者別詩書刊行年次書目」は、“神保光太郎”の項など一見して一部ページが飛んでるのが判るところがあるし、国会図書館にない書誌の収集に大変役立てさせてもらったのですが、数種の目録で齟齬が確認できる場合、信憑性の優先順位は下にせざるを得ませんね。


「管理人様を偲ぶ会」参加御礼 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月21日(日)00時20分43秒

雑誌中毒様
短い時間でしたが、わざわざご苦労様でした。またライブに行きたいと思います。

ymnk様
貴兄のゲットされた『お艶ごろし』は完本です。遊び紙は元々入っていません。おめでとうございます。

くだん様
神保町の古本屋に精通していることに感服しました。その知識がダボリに結びついているのですね。

りょくと様
貞之介様の相手ご苦労様でした。次は違う席に座りましょう。

七面堂様
そろそろ抽選も当たるでしょう。「大全」楽しみにしています。

葵の家様
貴兄の勘の鋭さに驚きました。本当にご入用なのですか?

萬嘯廬様
今日もいい収穫があってよかったですね。

貞之介様
傘はちゃんと「さぼうる」に返してくださいね。

大輔様
小百合が待ってるよ(笑)。

貢様
お土産の件、失礼しました。出来るだけ早く受け取りたいと思います。『スパイ捕物帖』(昭和16年、今日の問題社)に収録されている横溝の作品は「いろは政談」でした。

TG様
ストロベリーおいしかったかい?『人魚通信』楽しみにしています。

きりこ様
懐かしいあの制服を思い出しました。もう25年も前の話です。


レスが早いのは偶然です 投稿者:くだん  投稿日: 9月21日(日)00時37分55秒

本日さぼうるに集った皆様
古書に限らず様々なお話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました。

人魚の嘆き様
神保町の本屋さんはあちこちのぞいておりますが、いかんせん知識の浅さで皆様をうならせるようなダボリの成果があがっておりません。そろそろymnk様と番付を交代しなければならないようです。
管理人様は台風通過待ちなのでしょうか。


マンドロール様 投稿者:大輔  投稿日: 9月21日(日)01時36分11秒

  本日さぼうるに集った皆様お疲れ様でした。  今夜は最高です。久々にお酒を飲みました。

 マンドロール様
 私は日本大学の付属校でした。親が大学卒で何とか大学に入らねばと思いました。予備校に通いながら他校を受験すべきかどうするか悩みました。他大学受験の予備校と日大統一テスト専門の学校に同時に通いました。結局は安全牌を選び、日本大学に入りましたが様々な友人と出会い、影響 しあいました。マンドロール様は素晴しい目標をお持ちです。僕が高校時代、大学時代は文学は読んでません。殆ど漫画と飲み会で費やしてました。三島を読んだのも大学を出てからです。  私はマンドロール様が羨ましいです。目標を持って考えてらっしゃるからです。
 マンドロール様。大学は何処でもいいと思います。貴兄の向学心と情熱があれば、何処の大学でも通用いたしましょう。そう思います。  もし私が文学部にいたらどうだか想像できません。しかしマンドロール様ほど志高ければ大丈夫 でしょう。  私にとって高校時代の文学は学問以外の何物でもありませんでした。人間の情景を映し出す奥深さを認識したのは26歳になってからでした。  おじさんの戯言かもしれませんが統一テストを受けてから判断しても遅くはありませんよ。  何かありましたらメールください。

 人魚の嘆き様
 小百合を手にする条件は?ご教授下さい!


ありがとうございました 投稿者:貢  投稿日: 9月21日(日)02時27分53秒

人魚の嘆き様
本日はあのような交流の場を設けて頂いて有難う御座いました。 5時間近くもテーブルの上を本の話が飛び交うなんて、 本好きには堪らないひとときでした。
人魚の嘆き様にメールを差し上げたいのですが、 やはり管理人様経由が宜しいのでしょうか?

参加された皆様
今日は本当によく飲み、よく食べ、よく話されましたね。 皆、ジャンルは違えど、同じ本の虫。 楽しく、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。 有難うございました。 神保町や古書展などで、またお会い出来ればと思っております。


お疲れ様でした 投稿者:ymnk  投稿日: 9月21日(日)04時01分12秒 管理人様を偲ぶ会ご参加の皆様、
本日はお疲れ様でした。また、私の自慢におつきあい頂き、ありがとうございました。とても楽しい一夜を過ごすことが出来ました。

人魚の嘆き様
改めて質問させて頂こうと思っていましたが、早速のご返事、感謝致します。いやー、遊び紙無しでしたか! これでぐっすり眠れます。ありがとうございました。

くだん様
またまたご冗談を・・・・(笑


(無題) 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月21日(日)05時34分26秒

「管理人様を偲ぶ会」参加の皆様
何故か呑みに集う日は雨が多いようです。 昨夜は本当に楽しめました、ありがとうございました。 とりわけ人魚の嘆き様にはまたもやお世話になってしまいました。 この場を借りてお礼を申し上げます。
いや、あの「お艶殺し」は完本でしたか。 益々羨ましい限りです。 ymnk様、改めて祝杯を挙げたい心持です。 今でもこんな事が起きるんですねぇ、正に驚愕の一言です。


「お艶殺し」ですか! 投稿者:フリーズ  投稿日: 9月21日(日)07時52分39秒

ymnk様
「お艶殺し」を手に入れられたんですね! 素晴らしい!そしてウラヤマシイ。


(無題) 投稿者:ヒヤシンス  投稿日: 9月21日(日)09時38分04秒

ベルベット様
「雪国」も到着しました。「立原道造様」という墨筆の文字に感動しました。川端の署名も見事ですね。 どのくらいするのか少し不安でしたが、あまりの廉価に驚愕しました。 本当にありがとうございました。

風様
鴎外本3冊の書名ご披露は難しいでしょうか?とのことですが、私は自分が持っている物を 特に隠すつもりはないのです。 しかし正直申し上げて、前にもありましたけれど、譲っていただいたばかりの物を興味津々尋ねられると当惑してしまいます。また私は臆病者なのであれこれ心配もしてしまいます。 どうか立原死後の売立目録に出ている本とだけ申し上げて、書名はご勘弁下さい。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日: 9月21日(日)10時50分14秒

人魚の嘆き様
 金曜日に市があること思いだしました。そのため土曜日、田村へいったものです。ご主人の前に積まれた本を眺めたものです。貴重な情報ありがとうございました。  某家は秘密でしょうね。森井書店の目録では小色紙で65000円となっていました。写真版ではないのでサイズがわかりませんが、今回はせめてどの店が落札したかはお教えくださいませんでしょうか。目録を見る楽しみとなると考えているのですが。企業秘密であるならば、それ以上はいえません。10年ほど前になるでしょうか、つくばの古本屋から福永の色紙を売りたい人がいるといわれ、一枚30万といわれ、辞退したことがあります。私自身は、福永本人から葉書の返信がきました。額に入れていたら色あせてしまい、いまはしまってあるのです。


大輔先輩 投稿者:マルドロール  投稿日: 9月21日(日)12時40分00秒

大輔様
先輩でいらっしゃいましたか。ここは超高学歴の人の集まりかとびびりまくりでしたので、先輩がいらっしゃるのは心強い限りです。もっとも、日大は全国に付属がありますから、同じ学校ではないかもしれませんね。日大統一テストを受けてから考えてみては、とのアドバイスありがとうございます。正直迷っています。外部受験をあきらめるのは逃げてるような気がして・・それと生意気なようですけれども、もし本当に何処の大学でも通用するなら、可能な限りレベルの高い大学に行きたいとも思ってしまいます。結局本当は、何処でも通用する力などないから、妥協してしまうのではないかな、などと。でも先輩の励ましに力づけられました。心から感謝もうしあげます。
ところで、マンドロールというのは何かの冗談ですか?


十分です 投稿者:ベルベット  投稿日: 9月21日(日)13時44分53秒

ヒヤシンス様
いやいや、あまりの廉価などということはありませんよ。 私が 安くてもよいとは考えていません。 などと先に書いたのが誤解を招いてしまったようですね。 実は入札の場合でも当方希望価格を10万円として、ヒヤシンス様、風様お二人ともそれ以下ならお断り、もしそれ以上入札された場合には、高く入札された方に10万円でお譲りしようと考えていました。 管理人様や人魚の嘆き様の気風のよさを日頃拝見している私が、年だけは上のくせに皆様に対して貪欲になる気はさらさらございません。 喜んでいただけて嬉しく存じます。


失礼いたしました。 投稿者:大輔  投稿日: 9月21日(日)14時31分49秒

マルドロ−ル様
   失礼致しました。私はおっちょこちょいなので打ち間違えてしまいました。      心よりお詫び申し上げます。       大学に入る一つの手段として統一テストを活用されればよいのではないでしょうか。  何かありましたら何時でもメ−ルしてくださいね。


橋本健吉 投稿者:七面堂  投稿日: 9月21日(日)15時00分09秒

「偲ぶ会」参加の皆様
 昨日は楽しい一時を過せまして、有難う御座いました。  次の機会にもお声を掛けて下さい。

雑誌中毒様
 「芸術市場」での橋本健吉名義の掲載記事は以下の二点でした。
   6月号『エロトマニヤの視線』7月号『ポリドオルの閨』
 何か北園のファンになりそう……


偲ぶ会? 投稿者:葵の家  投稿日: 9月21日(日)15時44分07秒

皆様
 昨日は楽しかったですね  また集まりましょう  僕は個人的に貞之助くんが面白かったです。

ymnk様
 昨日の収穫はよかったですね。  蒐集としての興味のない僕にでも「いい本だな」と感じられました。  皆が「重版でも」と探すのもよくわかります。

りょくと様
 昨日は非常にいいものを拝見させていただきましてありがとうございます。  またお土産も嬉しかったです。  また遊びに行きますね。

人魚の嘆き様
 ぜひぜひ宜しくお願いします。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月21日(日)16時04分44秒

大輔様
金5万円でいつでも小百合は貴兄の下へ行きますよ(何だか女衒みたいだな・・・)

くだん様
訂正されないので、私が直しておきます。
レスが早いのは偶然です
    ↓
レスが早いのは当然です

ymnk様
謹んで貴兄をダボ番付張出大関に推挙いたします。おめでとうございます。
なお、最新番付は以下の通りです(敬称略)。
横綱   T富
大関   A木
張出大関 ymnk
関脇   萬嘯廬
関脇   くだん
小結   文庫中毒
前頭筆頭 永町


貢様
雪達磨様がアドレスはご存知です。

出雲人様
`>`某家は秘密でしょうね。
私も知りません。また関心もありません。それと、先週の明治古典会では森井書店が積極的に買っていたそうです。出雲人様は浪速書林の目録はご覧になっていますよね。34号に福永の色紙が数多く出ています。

マルドロール様
ymnk様から「特効薬」とは本のことではないかと指摘を受けました。ついては、貴兄に最新の代ゼミの進学資料集をお送りしましょう(笑)。

葵の家様
目録掲載額でよろしければ、今週末にでもお渡ししましょう。ご都合はいかが?

cogito様
10月15日以降、貴兄のHPのアクセス数が激増することでしょう(笑)。

いいなあ。 投稿者:三月兎  投稿日: 9月21日(日)16時55分16秒

昨夜はともて楽しい宴だったようですね。 またの機会をお待ちしています。
新しいダボ番付ですが、 実際の相撲は、現在魅力ある力士があまりいない様に感じますが、 こちらは錚々たる顔ぶれですね。 ymnk様は収集対象などが絞られている様に感じられるのですが… 張出大関に?であります。


(無題) 投稿者:TG  投稿日: 9月21日(日)17時12分32秒

「管理人様を偲ぶ会」に参加された皆様>
昨日もとてもとても楽しかったです。 次回の宴を楽しみにしております。
しかし頭が痛かったのはお酒のせいではなかったようで‥‥ ただいま風邪のため家で安静中です。 少し状態がよくなってきたようなので、Salon De 書痴に書き込まんが為に PCをたちあげてみたり。

三月兎様>
最近は人に羨まれる本を手にいれるだけでも 番付に名が載るようです(笑) 皆様も神保町諜報機関の動きにお気をつけくださいませ。


(無題) 投稿者:kiku  投稿日: 9月21日(日)21時52分51秒

人魚の嘆き様
>「宇津井健氏の神経痛」
???だったのですが、怪文ならぬ快文だったのですね。お気遣い、ありがとうございます。

七面堂様、雑誌中毒様
えっ、何々?(笑)、雑誌中毒様、また新たな収穫があったようですね。
「管理人様を偲ぶ会」、私も行きたかったなァ…。


よろしくお願いします 投稿者:葵の家  投稿日: 9月22日(月)00時46分03秒

人魚の嘆き様
 ありがとうございます。そのようにお願いします。  また、日程も週末でお願いしたいと思うのですが  今週末は出張の予定があり、土曜日の早い時間に戻ってくる予定ですが  正確なスケジュールが月曜日に決まりますので、その上であらためて連絡させていただきます。


(無題) 投稿者:雑誌中毒  投稿日: 9月22日(月)01時06分06秒

偲ぶ会参加の皆様
いつもいつも(ここ最近ほぼ毎週!)楽しいお話ありがとうございます。またぜひ。

七面堂様
私にとって最高に貴重な情報ありがとうございます。気長に探してみます。

KIKU様
確かに私はあの日いくつかタボりましたが、どれのお話ですか? :-)


ありがとうございました。 投稿者:大輔  投稿日: 9月22日(月)09時36分05秒

   人魚の嘆き様
 ご返答恐縮です。お会いしたときに是非お話できればと存じます。先日の会で気になりましたのは某外人有名評論家兼名誉教授宛署名本の内容なのでした。


書き換え 投稿者:三代目  投稿日: 9月22日(月)11時38分32秒

管理人様
先程の書き込みを次の文と差し替えて、前のものを削除いただけませんでしょうか?ご面倒お詫びいたします。

栞様
お返事が遅くなりまして失礼いたしました。ご質問の問題については、既に管理人様や東様から書き込まれている以上の内容は私に語る能力はなさそうです。まず、うちの店では会社名で高額の領収書を要求するお客さんはいらっしゃいません。残念ながら、うちにはそんなレベルの個人客は一人もいらっしゃいません。
うちで領収書を発行するのは、図書館、記念館、大学の先生の個人研究費、などが多いようです。たまに新聞社や雑誌社などが資料をお買いになって、領収書を切ることもあります。個人のお客さんでは、先払いをされた方にお渡しするとか、たまに領収書を求められることもあります。中には均一本の領収書をお求めの方も。もちろん、お出ししています。そういう方は宛名は「上様」が一般的な気がします。
私のところなんぞよりも、文筆業をされているお客さんの多いお店に伺ったほうがよいかもしれませんね。でも必要経費が認められる範囲は、常識的に考えれば原稿料よりも少なくないとまずいのではないでしょうか。500万円の原稿料で必要経費の古書500万円と申告して認められるとは、思えないのですが。あいまいで申し訳ありません。このくらいでお許しください。


書く場所間違ったか・・・ 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月22日(月)20時17分48秒

皆様
管理人様からの連絡が途絶えました。もしかしたら、台風で増水した川で流されてしまったのかもしれません。「偲ぶ会」が現実になった可能性があります。もし、管理人様溺死の報が入った場合は、今週末も「第二回偲ぶ会」を開催いたします。なお遺言により、管理人様旧蔵書は全て私に寄贈されることとなっております。

cogito様
「不穏な予告」(下記bbs参照)とは滅相もない。我ながら会心の文章です。実は初校が来たら今回に限り副題を付けようかと迷っています。ズバリ「四季派最後の詩人は粗○○であった!」と。連載打ち切りは確実ですね。でもそうなると、魚楽様が購読をやめるかもしれないから部数が1部減るな(笑)。

くだん様
扶桑書房の目録で何をダボったか、至急正直に書き込んでください。

大輔様
`>`某外人有名評論家兼名誉教授 ドナルド・ダックですか(あー、我ながらつまんねえや)。 http://6813.teacup.com/cinema/bbs


訂正 レスが早いのは当然です 投稿者:くだん  投稿日: 9月22日(月)20時32分13秒

人魚の嘆き様
井伏鱒二の「漂民宇三郎」(他の井伏本はすでに売り切れとのことでした) 和田傳の「沃土」(今から5分くらい前にかけたらまだ残っていました) 以上です。どうしてたった今電話を切ったばかりの「沃土」をダボったとわかったのですか?


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日: 9月22日(月)20時58分16秒

人魚の嘆き様
 貴重な情報ありがとうございました。浪速から目録はきています。もう少し静観してみるつもりです。
 「書国彷徨」を読み、地元の話題がでてきました。透谷の「楚囚之詩」裁断した本が当地の家の「万物画譜」にあったと。それがどうなったのか、調べてみるつもりです。


「楚囚之詩」裁断本 投稿者:私の耳は・・・  投稿日: 9月22日(月)23時13分34秒

人魚の嘆き様
出雲人様が書かれた裁断された「楚囚之詩」について便乗してうかがいます。これは表 紙がないと聞いていますが、ご覧になったことはありますか?古書の値段としては、完全 な本よりもやはりかなり安くなるのでしょうか?お教えください。


いつがいいかなあ 投稿者:裏管理人  投稿日: 9月22日(月)23時25分18秒

『人魚の贈り物』登録済の有資格者は以下の方々です。(登録順・敬称略)

東、風、留女、太宰ファン、本とは?、文庫丸、賞物小僧、孝一、cogito、くだん、大熊、葵の家、由紀夫、グレノリ、金ちゃん、大陸人、天女の舞い、小仏、マヴォ、文庫中毒、ラビリンス、永町、imamura、未練堂、selah、玉乃井雪、yamanaka、伸六、健一、Bori、りょくと、酔霧、つるみとんぼ、恩地喜多八、ヒヤシンス、村山、貞之介、花筐、大塚、フリーズ、善蔵、大輔、慾呆け、study、立原道造が好き、春の雪、マルドロール、鬼涙、乱歩邸、清二郎、昌、sakamoto、彭城矯介、落下傘、散水弁、四天王、愛2003、さくら堂、ダークホース、青垣山、彗星の騎士、雪白、YT生、谷口、白樺派、私の耳は・・・、おしの、新雨、龍之介、hazedonca、夜汽車、PENぺん、聖なる館、薔薇盗人、篠崎、恋の絵巻、魚楽、ディオゲネス、鬼神堂、kiku、タランボウ、初心者、雑誌中毒、ケンタウロス、都の花、黒猫館館長、たからじま、楽古堂・大内史夫、詩遊、三月兎、倉田、香水夫人、林檎、カナリア、硝子細工、ナナ、TG、友野健二、隠岐、Jボーイ、あめんぼう、yuri、マツダ、まり。、ちゃこ、ガンジー、踊子好き、石狩川、矢吹、青猫、雨降り坊や、探偵ブラク、岩手の星、書物迷宮、鯉ヶ瀧ぶんなぐ郎、きりこ、本の蟲、1978、くも男爵、夏の焼いも、章魚和尚、ヌル、九十九里、みちのく、崖っぷち、五風十雨、関金温泉、WILL、びぶりお、軟鉄、ベルベット、栞、氏家、孝行息子、鏡子の家、彩、トラキチ、ホルマリン漬け、新世界、iwamoto、南国、ボーフラ、貢、変亀鑑、 すなかぶり、パーマー、ささな、木村、隣の人(以上149人)


(無題) 投稿者:葵の家  投稿日: 9月23日(火)01時27分44秒

人魚の嘆き様
 やはり金・土と札幌でした  土曜日は早めに戻ってまいりますので27日(土)か  火・水も居りませんので木曜日でお願いできますでしょうか。  宜しくお願いします。


高山 投稿者:yuri  投稿日: 9月23日(火)09時15分40秒

cogito様
お久しぶりです。yuriです。おぼえてくださってますか? 夏休みを利用して高山に行ってきました。とてもよい所ですね。 都会の喧騒を離れ、ゆっくりした気分に浸ることができました。 前にcogito様がどこかで、旅先で詩集をお読みになる話をされていたのを思い出し、人魚の嘆き様に頂戴した宮沢賢治の詩集を持っていきました。 旅館で寝る前に読む賢治は最高でした。 次は西の方に、中原中也の詩集を持って旅してみたいと思います。


初版と再版 投稿者:初心者  投稿日: 9月23日(火)11時48分56秒

ymnk様
「お艶殺し」は初版と再版で奥付以外に違いはあるのでしょうか。お教えくださいませ。


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日: 9月23日(火)17時15分26秒

初心者様
私は実際に初版と再版を隣に置いて見比べたことはございませんが、奥付表記以外に違いはないようです。 フリーズ様 ありがとうございます。まず入手に十年はかかるか(無論資金調達やら)と逆に全く気にしていなかったものですから、こんな機会が突然来てあれよあれよで、これで運を使い果たさなければよいが・・などと思っております(笑 人魚の嘆き様 くだん様や永町様や文庫中毒様をさしおいて、私が張出大関だなんてとんでもございません!


「扶桑書房古書目録」より 投稿者:変亀鑑  投稿日: 9月23日(火)17時16分02秒

くだん様
はじめまして、変亀鑑です。 「扶桑書房古書目録」に出ていた『漂民宇三郎』、実は迷っている最中でした。先を越されてしまいました。やはり「迷ったら買え」、いや「すぐ買え」ですね。

健一様
はじめまして。 先日話題に上っていた「情話新集」の初版本が2冊、扶桑さんの目録に出ていました。 『小夜千鳥』、長田幹彦、18000円 『江島生島』、小山内薫、48000円 以上です。


(無題) 投稿者:くだん  投稿日: 9月23日(火)19時08分04秒

変亀鑑様
はじめまして。 「扶桑書房古書目録」は前回迷っているうちに売り切れになってしまったので、 今回はなんとか間に合って良かったです。 「迷ったら買え」、「すぐ買え」というのは古本道の先輩から良く聞く格言?ですが 時々痛い目に遭うこともありますね。それにしましても古書店が聞いたら喜びそうな言葉です。


やっと稲刈り終わり 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月23日(火)19時59分19秒

少し余裕が出てきました。

人魚の嘆き様
ダボ番付少し上がってようやく三役入り、光栄(?)に存じます。高見盛の心境です。

ymnk様
やはり、貴殿が格上です。

初心者様
「お艶ごろし」の、初版と再版の中身に関しては私もよく判りませんが、函はどちらにも合うということを、以前人魚の嘆き様に教えていただきました。それ以来、一生懸命再版の安い函を探していますが(笑)、いまだ出会えていません(悪いことは考えないように!!)。

偲ぶ会参加の皆様
ただひたすら羨ましい!。何で私はこんなに離れたところに住んでいるのだろう?近くだったら、来るなと言われても、参加するのに!!!


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月23日(火)20時01分44秒

裏管理人様
準備万端、お待ちいたしておりますが・・。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月23日(火)20時23分29秒

くだん様
目録を見れば、貴兄がダボりそうな本などすぐわかりますよ。それにしても、折角早く目録を手にしながら、絶対に買うべき本を見落としましたな。ヒントはダボT様が探している本。「人の欲しがる本を買え」−鉄則ですぞ!

ymnk様
`>`くだん様や永町様や文庫中毒様をさしおいて、私が張出大関だなんてとんでもございません!
萬嘯廬様よりも番付が上なのはお認めになったようですね(笑)。

葵の家様
土曜日の午後お会いしましょう。

出雲人様
今回の浪速の目録はいかがでしたか?

私の耳は・・・様
『楚囚之詩』裁断本は、過去何度か古書市場に現れています。以前は表紙欠にしては破格の古書価でしたが、2年前に出たものは随分と安かったですね。完本と比べれば、今では五分の一以下の金額だと思います。

貢様
先日、横溝の『靨』は戦前の作だとおっしゃっていましたが、単行本収録の作品は全て戦後に書かれたようです。横溝の書誌でご確認願います。

文庫中毒様
今日ではありませんよ。早くお休みなさい(笑)。ところで、貴兄に以前いただいたリストを何気なく見ていたら、『玄関風呂』が入っていないような・・・


稲刈りお疲れさまです 投稿者:TG  投稿日: 9月23日(火)20時35分07秒

文庫中毒様>
`>`高見盛の心境です。
文庫中毒様が人魚の贈り物に備えてPCの前に座り、 気合いを入れている様子を想像して 勝手ながらクスクスと笑ってしまいました^−^

人魚の嘆き様>
贈り物を朝方4時頃に開催していただけば 私が一番の乗りする自信があるのですが(笑) 「第二回偲ぶ会」、そして「生還おめでとう会」楽しみにしております^^


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月23日(火)20時39分50秒

人魚の嘆き様
安心しました。これで安眠できます(笑)
「玄関風呂」は、管理人様に教えていただき、また管理人様の「奥の院」で拝見させていただきました。最近のウオンテドリストには載せてありますが、いまだ出会えておりません。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月23日(火)20時45分27秒

TG様
いつも気合が空回りばかりしているのには、困りものです。 でも午前4時では全く勝負になりません。 人魚の嘆き様、どうぞご勘弁を!


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月23日(火)21時01分23秒

TG様
`>`贈り物を朝方4時頃に開催していただけば私が一番の乗りする自信があるのですが(笑)
私は明日も5時起きですよ!どこかの消息不明の管理人と一緒にしないでください(笑)。

文庫中毒様
貴兄は「古書通信」は購読していないのですか?


鉄則?はて? 投稿者:くだん  投稿日: 9月23日(火)21時12分57秒

人魚の嘆き様
鉄則「人の欲しがる本を買え」は軍資金の問題もあってなかなか難しいです。 それに私が電話した頃にはもう売り切れだったのではないでしょうか。 そろそろ前頭に陥落かな。


お詫び申し上げます 投稿者:貢  投稿日: 9月23日(火)21時20分00秒

人魚の嘆き様
ご指摘頂き有難う御座いました。 確かに戦後間も無い頃の短編集ですね。 これには私の好きな「消すな蝋燭」という名短編も入っておりますのに… それにしても、22年を12年などと、赤恥を掻いてしまいました(汗) 平身低頭謹んでお詫び申し上げます。 実はメールにてお話ししたい事のひとつが上記の件でした。、 しかし、未だに人魚の嘆き様のアドレスを入手しておりませんのです。ハイ。
お礼が遅れてしまいましたが、 『スパイ捕物帖』の収録作について、 お疲れにも関わらず、調べて頂けて感謝申しております。 痒い所に手の届く迅速な対応はいつもながら凄いの一言です。 このような未熟者ですが、今後共宜しくお願い申し上げます。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日: 9月23日(火)21時32分35秒

人魚の嘆き様
 浪速の目録でも値下がりがわかります。いい歌の色紙が欲しいのです。そんなリストはありませんから、困ります。別のものは品切れでした。あるデパートの古本市で、「ある青春」の詩がそのまま書かれている本を千円で買ったこともありました。  
 扶桑書房の目録、郵便配達時間でも差がでますね。前々回、そのためのすべて売り切れだった苦い経験があります。井伏本こそ田村書店が専門ではないですか。「木靴の山」帯つき署名本、田村で求めました。「白鳥の歌」には珍しい帯があるそうですよ。欲しいのはやはり「河鹿」完本です。帯の擦り切れたものは田村で安く買いましたが。


Re:高山 投稿者:cogito  投稿日: 9月23日(火)21時58分34秒

 yuriさま、おしさしぶりです。飛騨へは松本からのアクセスが便利になって東京からもひとが沢山やってくるやうになった由、おひとりだったら是非お会ひしたかったなぁ(笑)。
 宮沢賢治は童話もすばらしいですが、このひとの詩の方はだいぶん変ってて、歌い口も題材も女性には理解不能な世界に分け入りすぎてるんだらうなと思ってたんですけど、詩集に収められた、あれらの“冷たく・透明な”語彙を、山の空気と一緒に吸い込む気分は、やっぱり格別ですよね。西の方に行くときには(幸せな旅にしたいのなら)中原中也よりももっとべつのひと、木下夕爾や誰かのはうがよくはないかな。


木下夕爾? 投稿者:yuri  投稿日: 9月24日(水)08時28分53秒

cogito様
今回はお友達と一緒でした。残念ながら(♪)女の子ですよお(笑)。 でも、私もcogito様とお会いしたかったです。いつか東京でお目にかかれればうれしいのですが。 木下夕爾、まだ読んだことがありません。おすすめの詩集はございますか?


大変遅くなり申し訳ありません 投稿者:栞  投稿日: 9月24日(水)10時31分16秒

管理人様三代目様東様
御礼が遅れ大変失礼致しました。領収書のことについて、様々なご教示ありがとうご ざいます。私は思います。たとえ会社の必要経費と認められても、もし会社のお金で 本を買って自分の家の本棚に並べてしまうとすれば、それは私物化以外の何者でもな いでしょう。会社のオーナーだからといって許されていいことではない。それに書痴 の風上にも置けないと私は思います。そういう人は全然羨ましくないし、私はむしろ 軽蔑します。
それと、Salon De 書痴を見ている人の中には、古本屋さんも結構いると思うのですが 、三代目様以外の人はどうして書きこまないのでしょうね。あるいは、常連さんで実 は古本屋さんがいらっしゃるのでしょうか。


1日遅れのご返事 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月24日(水)17時47分35秒

人魚の嘆き様
恒例となっております、1日遅れのご返事です(笑)。 恥ずかしながら、「古書通信」は、定期購読しておりませんが、職場の隣の県立図書館で時々目を通しております。 明日早速行ってきます(もちろん昼休みに!)。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月24日(水)20時00分48秒

くだん様
`>`鉄則「人の欲しがる本を買え」は軍資金の問題もあってなかなか難しいです。
『日本橋』の50分の1以下ですが・・・
`>`それに私が電話した頃にはもう売り切れだったのではないでしょうか。
残っていたはずです。

文庫中毒様
`>`明日早速行ってきます(もちろん昼休みに!)。
行くのはご自由ですが、念の為に申し上げますと既に手遅れです。「人の欲しがる本を買え」は鉄則ですからね(笑)。

貢様
お詫びは不要です。名誉挽回は『人魚の贈り物』で『靨』をゲットすることでどうぞ。ただしライバルは多そうですよ。

出雲人様
`>`「白鳥の歌」には珍しい帯があるそうですよ。
田村書店に1回売りました。すぐに消えていましたね。つい最近の某目録にも出ていました。
`>`欲しいのはやはり「河鹿」完本です。帯の擦り切れたものは田村で安く買いましたが。
田村書店に3回売りました。ただし、「帯の擦り切れたもの」は売っていません。

栞様
実は田村書店主もロム専なのですよ。もっとも、ご本人が直接ネットで見ているわけではなく、会津八一狂のS井様がこの掲示板を全て印刷し、毎週土曜日に店に持って行っているのです。しかも、田村書店が登場するページには付箋をつけて、該当箇所にラインマーカーで引いて!


く、くやしい・・ 投稿者:くだん  投稿日: 9月24日(水)20時07分33秒

人魚の嘆き様
土曜に初版を見たばっかりだったのに。 「沃土」の代わりに買っておけば良かったと今更思います。 これは「痛恨の一冊」です。


木下夕爾 投稿者:cogito  投稿日: 9月24日(水)21時24分18秒

yuriさま、
 おすすめの詩集といふことですが、すべて絶版です。さうして未だ現在に至っても簡単に読める選詩集が思潮社や土曜美術社等から出てゐません。まったくをかしなことです。しかし全詩集なら、東京の公共図書館には置いてあるところが多いので、ぜひ一度借りて読んでみてください。
立原道造と同年の生まれですが、戦後なほ、純正抒情詩の孤塁をひたむきに守り、高め得たのは、まづこのひとをもって第一人者とぼくは尊崇してをります。四季・コギトの時代を疾風怒濤のロマン派の時代になぞらへるなら、このひとの戦後の道行きはまさにビーダーマイヤーそのものですね。或は北方への憧憬に対する南方に閉じる含羞。
 詩をネタにして女の子を口説くとサロンの皆から睨まれるので、主題に立ち入った話題は私とこの掲示板で致しませう(これまた顰蹙)。


立原資料引取りのお願い 投稿者:秋山  投稿日: 9月24日(水)23時06分17秒

人魚の嘆き様
先日から立原道造の旧蔵書に関してしばしば話題になっていますが、実は私の親しい同僚教員が立原に関する資料一括を父親の死亡により最近相続しました。お父さんという方は戦後「四季」の同人の末席に連なっていた方で、立原に傾倒し、立原の友人知人にあたって立原関係の物を譲って貰ったり、古書目録、古書店・展通いなどで地道に立原に関わるものならば何でも集めていたそうです。立原の本はすべて揃っていて、自筆資料も詩稿、手紙などかなりあるようです。特に、立原の卒業論文に関する自筆資料があり、これが自慢の種だったと申しておりました。
しかし問題は、彼は中世文学の専門で、立原ばかりか近代詩、さらには近代文学にも興味もなく、これら資料にも何の思い入れもないのです。そして、どなたか役立てていただける方がいらっしゃれば、そっくりお譲りしてもよいのだが、と私が相談されました。そこでふと、前に人魚の嘆き様が立原の未発表原稿をもとに、本を執筆されると話されていたことを思い出しました。どれほど人魚の嘆き様のお役に立てるかはわかりませんが、今まであまたのご教示を仰ぎ、いろいろと頂戴もした御礼として、もしよろしければ人魚の嘆き様にこれらの資料を引き取っていただければと思うのですが、如何でしょうか。本人は至って金銭に淡白な男で、差し上げると申しております。どうか是非、ご検討下さいます様お願いいたします。


(無題) 投稿者:出雲人  投稿日: 9月25日(木)06時28分23秒

人魚の嘆き様
 私見ですが、昭和40年以降にでた限定本、値崩れがそうじて激しいと思います。あれはバブルといえるものだったのでしょうか。  ちなみに私は結城信一の「文化祭」の限定本を探していますが、いつも目録では外れです。並版などは、当時、署名入りで定価程度で買えましたが、これはなかなか買えません。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月25日(木)06時38分48秒

くだん様
引退ダボもまだ関脇と互角に戦えることがわかって嬉しいですよ(笑)。

秋山様
お心をかけていただき大変恐縮しております。「立原資料」素晴らしいものですね。この件について、本日ご連絡申し上げます。

出雲人様
`>`昭和40年以降にでた限定本、値崩れがそうじて激しいと思います。あれはバブルといえるものだったのでしょうか。
まさにその通りです。荷風や谷崎の初版本を売って、5流作家の粗製濫造された限定本を買っていた知人がいました。お気の毒としか言いようがありません。本人にも責任はありましょうが、出版社、古本屋も悪かったと思います。『文化祭』覚えておきましょう。


宮沢賢治の詩集とは? 投稿者:青猫  投稿日: 9月25日(木)09時40分10秒

yuri様
「人魚の嘆き様に頂戴した宮沢賢治の詩集を持っていきました。」とありますが、まさか「春と修羅」の初版ではないですよね。それとも復刻本?とても気になります。


私のような者に 投稿者:yuri  投稿日: 9月25日(木)13時13分11秒

cogito様
私のような者に、いつも丁寧なレスをつけていただきありがとうございます。 今日、大学の図書館で探してみようと思います。

>主題に立ち入った話題は私とこの掲示板で致しませう(これまた顰蹙)。とありますが、主題に立ち入った話題をcogito様とこの掲示板でするのは、顰蹙を買ってしまうのですか?古書の話ではないからでしょうか?

青猫様
そのまさかなんですよ! いきさつを申し上げましょう。 夏前に、人魚の嘆き様に「宮沢賢治の「春と修羅」の復刻本を読んで感動しました」とメールをお送りしたのです。 そうしたらお返事が来て、「復刻本で感動なんかするな!」「詩はオリジナルで読みなさい!」とお叱りを受けてしまい、すっかり落ちこんでしまいました・・ その翌日のことです。「復刻の函を付けちゃダメだよ」とメッセージの付けられた「春と修羅」が家に届いたのは。 今はオリジナル本で読んで、人魚の嘆き様のおっしゃった意味が少しだけわかったような気がします。 以上です。


ρ(=。=;)ゲホゴホ。 投稿者:cogito  投稿日: 9月25日(木)20時35分38秒

>主題に立ち入った話題をcogito様とこの掲示板でするのは、顰蹙を買ってしまうのですか?古書の話ではないからでしょうか?
yuriさま、そ、それは充分“古書”の話ですね。うぅ…。にんにょにょにゃげきさまにはかなひません。


せるふごきたん 投稿者:cogito  投稿日: 9月25日(木)21時15分14秒

「私とこの掲示板」→「わたしんところの掲示板」


アドレス知らず 投稿者:シノラー  投稿日: 9月25日(木)22時36分52秒

「復刻本で感動なんかするな!」 「詩はオリジナルで読みなさい!」 その翌日のことです。「復刻の函を付けちゃダメだよ」とメッセージの付けられた「春と修羅」が家に届いたのは。
人魚の嘆き様、ちょっと格好よすぎませんか? では、私も「道程」を復刻で読んで感動したと人魚の嘆き様にメールで送ろうかな? でも、人魚の嘆き様のメールアドレスを知らない・・


木下夕爾と吉岡実 投稿者:矢吹  投稿日: 9月25日(木)23時41分48秒

木下夕爾で思い出したのですが、吉岡実が彼の「田舎の食卓」に感 動して手紙を送り、しばらく文通して いたと聞いたことがあるのですが、これは事実で しょうか?どなたか教えてください。


(今日はよく書くね)U^ェ^U 投稿者:cogito  投稿日: 9月26日(金)00時02分56秒

矢吹さま
昭和54年5月18日「木下夕爾との別れ 一ファンで出征帰りが手紙交換フシ目に」といふエッセイを新聞の文化欄に書いてゐるさうですね。何新聞なんでせう。


吉岡実と木下夕爾 投稿者:葵の家  投稿日: 9月26日(金)00時53分03秒

矢吹様
 お書きになられていた「吉岡と木下の関係」の件ですが、cogito様が書かれているように、吉岡自身の文章でその旨残っておりますので事実であると思われます。それによると、文通は昭和15年頃から2年ほど続いたとあります。
 なお、その文章は彼の散文集“「死児」という絵(増補版)”1988年9月筑摩書房刊行(筑摩叢書328)に掲載されております。  巻末の初出一覧を見ると朝日新聞に掲載されたもののようです。


これがSalon De 書痴の力ですか 投稿者:矢吹  投稿日: 9月26日(金)09時51分26秒

cogito様葵の家様
素早いお返事を、しか もお二人から。これがSalon De 書痴の 奥深い所なんでしょうね。本当にあ りがとうございます。早速朝日新聞の縮刷版を 調べてみます。これから も宜しくお願い致します。


朝日新聞より 投稿者:Bori  投稿日: 9月26日(金)11時07分17秒

本日の朝日新聞より
◎昨日の石原都知事の答弁 「片言隻句のバカなメディアがダボハゼのごとく食いついた」 コメントー「ダボハゼ」はここにもいたか。
◎天声人語 「秋 青い空の向うに/悲しみは行き かへらず」。こんな一節を残した詩人立原道造も結核のため24歳の若さで亡くなった。 コメントー天声人語もいい引用をすることがあるんだな。
失礼しました。


知事ダボ 投稿者:大輔  投稿日: 9月26日(金)17時04分19秒

Bori様
       今日、都議会を傍聴しましたが知事はなんともおとなしかったですよ(笑)無論ダボ話も無しです。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月26日(金)19時59分16秒

管理人様が無事帰京しました。もっとも、叩いても死ぬ人間ではありませんから、何の心配もしていませんでしたが。今後暫くは、激務の人魚の嘆きはお休みをいただき、管理人様を質問攻めにしてしまいましょう。

文庫中毒様
「古通」見ましたか?

貢様
メールでの返答ありがとうございました。逆質問の件ですが、『靨』は都内某書店で1500円で買いました。

萬嘯廬様
『桜草』、まさに予想通りの落札価格でした。ところで、ダボT様が荷風の貴兄好みの極美本を本日ダボっておりました。殺してやりたいところでしょうが、明日から欧州へ逃亡とのことです。

くだん様
`>`これは「痛恨の一冊」です。
確かに。でもダボT様が欲しがる本は、貴兄の考えているものではありませんよ。明日2時頃来れば教えて差し上げましょう。

恩地喜多八様
昨日の大市で、『婦系図』初版2冊並本が2万円、『斧琴菊』初版函タトウ付並本が8000円だったそうです。随分と安いですね。


(無題) 投稿者:くだん  投稿日: 9月26日(金)20時34分52秒

人魚の嘆き様
この土日は私用で東京に不在のため来週答えを教えていただければと思います。 管理人様無事帰京とのことでほっとしております。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月26日(金)20時39分22秒

人魚の嘆き様
う、う、う。悔しくて引きこもっておりました。知らなければ、幸せだったのに!! 今、落ち込むどころか、地獄の真っ只中。 これからまた、崩れやすい砂の斜面をよじ登っていきます(俺は砂の男か!) 何で広告の1頁めで、目立つところにあるのですか。


(無題) 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月26日(金)20時46分15秒

でもやっぱり、明日、念のため例の古書店に在庫問い合わせしてみようかな。


(無題) 投稿者:大輔  投稿日: 9月26日(金)21時13分34秒

皆様
        土曜日に会える方お会いしましょう。


皆様返事が早いですね 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月26日(金)21時19分15秒

人魚の嘆き 様
わたくし好みの極美本といいますと、荷風というより桐友散士でしょうか。 もとよりT富様を向うにまわすような身の程知らずは考えてもいませんので大丈夫です(笑) それより、いかに市の価格とはいえ、『婦系図』初版2冊並本が2万円、 『斧琴菊』初版函タトウ付並本が8000円 とはどういう事なのでしょう、信じがたいですね。

くだん 様
明日はお会い出来ないようで少々残念です。 「私用」しかも「土日」の中身が気になる所ですが、そういう野暮は訊かない事にいたします(笑)


野暮は訊かないでね 投稿者:くだん  投稿日: 9月26日(金)22時09分13秒

萬嘯廬様
ここのところ台風だろうが、お盆で書店が軒並み休みだろうが、土曜は皆勤だったのですが(笑) 明日の貴兄の成果が気になる所ですが、そういう野暮は訊かない事にいたします!


今年の鮎はダボT様だけだとさ、プンプン 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月26日(金)22時16分12秒

文庫中毒様
`>`でもやっぱり、明日、念のため例の古書店に在庫問い合わせしてみようかな。
時間とお金のムダです。すでに私の机の上にありますから(笑)。さてと、この『玄関風呂』は次回の『人魚の贈り物』にでもするか。文庫様、がんばってね!

くだん様
`>`この土日は私用で東京に不在
さすがモテモテくだん様。京ですな。

大輔様
明日、小百合はどうしよう?お金がなきゃダメよ(笑)。

萬嘯廬様
`>`荷風というより桐友散士でしょうか。
流石ですね。ズバリです。
`>`もとよりT富様を向うにまわすような身の程知らずは考えてもいませんので大丈夫です(笑)
『桜草』の半値よりずっと下ですが・・・


業務連絡 投稿者:管理人  投稿日: 9月26日(金)22時51分48秒

萬嘯廬様
明日、「漫談」を持参いたします。


口説く 投稿者:大輔  投稿日: 9月27日(土)00時12分32秒

さゆりは私が精神誠意持って口説きます。浮気するなよ。松井すまこに。


じゃなくて 投稿者:大輔  投稿日: 9月27日(土)00時16分49秒

橋幸夫


業務連絡 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月27日(土)00時29分46秒

管理人 様
お帰りになられた由、やはり管理人様の書き込みを拝見しますと安堵いたします。 御面倒をかけるばかりで御礼の言葉もございません。 よろしく御願いたします。


溜息 投稿者:青猫  投稿日: 9月27日(土)00時49分24秒

yuri様
懼れていた回答でした。「春と修羅」の初版本、お持ちなんですね。溜息が出ます。シノラー様が「道程」なら、私はやはり「月に吠える」で行きたいです。人魚の嘆き様、カバー欠本がナフタリンの臭いに耐えかねていないでしょうか?


(無題) 投稿者:ymnk  投稿日: 9月27日(土)01時56分53秒

管理人様
お帰りになった由、本日人魚に参りましたがいらっしゃらなかったので、明日人魚に伺おうかなと思っていたのですが仕事、拝借させていただいておりました書物、人魚の嘆きにございます。長々とありがとうございました。

人魚の嘆き様
うっかり萬嘯廬様を抜かしておりました(萬嘯廬様失礼しました!)。私などはまあダボ予備軍ということで・・・・


「初冬」 投稿者:風  投稿日: 9月27日(土)05時09分48秒

Bori さま
`>`◎天声人語 `>`「秋 青い空の向うに/悲しみは行き かへらず」。こんな一節を残した詩人立原道造も `>`結核のため24歳の若さで亡くなった。 `>`コメントー天声人語もいい引用をすることがあるんだな。
深夜まで仕事に追われ、そっと覗いたSalonで、嬉しい書込を見つけました。 立原の20歳の作品で、『四季』第3号(1934.12.20)に掲載された「初冬」の一節でした。 こんな言葉ではじまります。
   身動きの出来ない程の花のなかで、少年は死んで   ゐた。その形のまま棺は町を運ばれて行つた。寒い   朝であつた。
そのあと、幾つかの詩句が、青年の憧れや悲哀をのせて綴られていきます。
  僕は ひとりで   夜が ひろがる     *  《郵便局で 日が暮れる  《果物屋の店で 灯がともる   風が時間を知らせて歩く 方々に
また、幾つかの詩句があり・・・あの一節が書かれます。    生涯の終りになつたらかなしい歌を一つだけ書い   てみたいと思つた。叱つた人は皆かなしい気持の人   だつたので、彼には絶望が人生の理想に近かつた。     *    秋 青い空の向うに    かなしみは行き かへらず    それらはしづかになつた


人魚の嘆き様 投稿者:大輔  投稿日: 9月27日(土)07時31分34秒

   人魚の嘆き様
 いつもお心使いありがとう御座います。真面目に書き込みます(笑)金銭面は大丈夫で御座いますので後は人魚の嘆き様がお持ちする時大変かと思います。何分重い本で御座いますから。  ですので金銭面はお支払いして、物はいつでも手が空いた時で結構でございます。  明確な話はお会いしたときに宜しくお願いいたします。

     皆様
 因みに文章の行がおかしい時は携帯から書き込んでおります。都議会の傍聴席から書き込もうかと思いましたら、あそこは電源を切らないといけないんですね。  知りませんでした。拍手もダメ。野次もダメ。議会を見守る事が都民の都政参加だそうで御座います。


デフレ? 投稿者:大塚  投稿日: 9月27日(土)07時45分11秒

人魚の嘆き様
お久しぶりです。 『婦系図』初版2冊並本が2万円、『斧琴菊』初版函タトウ付並本が8000円ですか。 鏡花の本が不人気なはずはないから、やっぱりデフレの影響でしょうか。 皆様の書きこみをいつも指をくわえながら見ています。


(無題) 投稿者:貢  投稿日: 9月27日(土)15時03分47秒

管理人様
九州より無事ご帰還とのこと、安堵しております。 本日、神保町にて管理人様の「ご帰還を祝う会」?が催されるとの事。 楽しみにしておりましたが、急な用事でくだん様同様、 これから一泊にて東京を離れる事になってしまいました。 来週にでも「人魚〜」にてお会い出来ればと思っております。

人魚の嘆き様
早速のご解答有り難うございました。 1500円とは、専門店に比べますと破格値ですね。 やはり、地道に足を使って探さなければ…ですね。 次にお会い出来る時にでも、店名をこっそり教えて頂きたいです。

雪様
お礼が遅くなってしまい恥ずかしいのですが、 留守電、拝聴いたしました。 お忙しい所、有り難うございました。


「社会文芸叢書」 投稿者:鬼涙  投稿日: 9月27日(土)21時29分19秒

管理人様
聚英閣から出版された「社会文芸叢書」についてうかがいます。 1.上司小剣「生存を拒絶する人」 2.荒川義英「一青年の手記」 3.大杉栄・伊藤野枝「乞食の名誉」 4.宮島資夫「恨なき殺人」 の4冊が出ているそうですが、私はまったく目にすることが出来ません。管理人様の長い ご経験からして、やはり集めるのが難しいシリーズなのでしょうか。お教えください。


指月 投稿者:葵の家  投稿日: 9月28日(日)00時22分47秒

管理人様・萬嘯廬様
 佐々木指月でした。


同じく調べていました 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月28日(日)00時43分32秒

葵の家 様
実はわたくしも気になりましたので、帰宅してから調べてしまいました。 国民文学社刊「郷愁」、これかも知れませんね。 これ以前の、より珍なるものがあるのかどうかまでは判りませんでした。


Re.「社会文芸叢書」 投稿者:管理人  投稿日: 9月28日(日)01時44分56秒

鬼涙様
「社会文芸叢書」の中で容易に入手できるのは「乞食の名誉」のみです。 後の三冊は近頃は全く見かけなくなりました。大分前の一時、この叢書を二組揃えて悦に入っていた時期もありましたが、一度読んでしまえば二度読む事はないと悟り売却致しました。 数が少ないのは売れる筈もない内容だからと言う明確な理由があります。時代遅れの本屋によっては思い切り捻った価格を付ける所もあるかもしれませんが、高い値段でお買いになったら失望する事を保証いたします。

葵の家様、萬嘯廬様
物忘れは確実に良くなっております。補足いただきまして有難うございます。 萬嘯廬様ご指摘の「郷愁」であります。 梓月の句集は二冊見つかりました。 『冬鶯』昭和十二年、春泥社と『冬扇』昭和二十九年、不易発行所です。田村書店に預けておきます。


これは? 投稿者:善蔵  投稿日: 9月28日(日)09時56分16秒

葵の家様 萬嘯廬様
>管理人様・萬嘯廬様 佐々木指月でした。 >国民文学社刊「郷愁」、これかも知れませんね。
どういうお話かお教え願えませんでしょうか?


新企画本日オープン! 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日: 9月28日(日)11時59分03秒

BBS「彭城矯介の雜本與太話」の新企画「均一臺より愛を込めて」は本日夜開催との情報を得ました。こちらは手数料も不要とのことですから、『人魚の贈り物』未登録の方も奮ってご参加ください。なお念の為に申し上げますが、管理人及び人魚の嘆きも「一册多生此れ寄越せ」と言うかもしれませんよ。


(無題) 投稿者:萬嘯廬  投稿日: 9月28日(日)13時06分15秒

善蔵 様
初めまして。 あの話は昨日お会いした時に出た、ただのお茶飲み話です。 偶々、籾山梓月の話をしていた時に管理人様が「”シゲツ”違いで指に月と書くのがいたね、 他は詩と関係ないものが多いのに、確か最初が詩集だったと思うよ」と仰有ったのですが、 三人共その場では思い出せずに終わってしまったのです。 わたくしはどことなく魚の骨が喉につかえた心持でしたので、帰宅後に少々調べていた。 それだけの事なのです。


御礼 投稿者:善蔵  投稿日: 9月28日(日)13時57分48秒

萬嘯廬様
なるほどそういうことでしたか。ご丁寧な解説に痛み入ります。 それにつけても、近代文学の泰斗であられる管理人様と、そういう会話が出来る環境におられる御二人がうらやましいです。


雪岱・小情報 投稿者:管理人  投稿日: 9月28日(日)17時08分41秒

恩地様
『映画時代』創刊号(大正十五年七月)に日活特作として川口松太郎原作「巷談あ久殺し」の広告に考証として小村雪岱の名が挙げられております。ご参考まで。


更新情報 投稿者:管理人  投稿日: 9月28日(日)18時35分13秒

過去ログ9月をアップ致しました。


脱帽 投稿者:鬼涙  投稿日: 9月28日(日)19時59分04秒

管理人様
「社会文芸叢書」について明快なお答えありがとう存じます。 しかし、この難関の叢書を二組ですか・・ 流石と言うかレベルが違いすぎると言うか、ただただ脱帽するのみです。


すごい!まだ9月なのに 投稿者:過去ログ探索隊々員壱号  投稿日: 9月28日(日)20時16分42秒

管理人様
早々に過去ログ9月をアップしていただきありがとうございました。「雜本與太話」も大好評で、この調子だと年内に300000万回転を突破する勢いです。しかも、過去ログもアップが早くなり、益々利用者も増えることでしょう。帰られたばかりでお大変だと思いますが、これからもよろしくお願いいたします。


(無題) 投稿者:葵の家  投稿日: 9月29日(月)00時34分05秒

善蔵様
 萬嘯廬様の書かれた通りです。  中途半端な書き込みだったので混乱させてしまったかもしれませんね。  失礼しました。


削除 投稿者:管理人  投稿日: 9月29日(月)06時27分59秒

高橋殿の書き込みはこのHPに相応しくないので削除いたしました。悪しからず。


雪岱・小情報・訂正版 投稿者:管理人  投稿日: 9月29日(月)10時34分55秒

恩地様
『映画時代』創刊号(大正十五年七月)に日活特作として川口松太郎原作「巷談お久殺し」の広告に考証として小村雪岱の名が挙げられております。ご参考まで。


佐々木指月 投稿者:魔街  投稿日: 9月29日(月)11時36分07秒

管理人様萬嘯廬様葵の家様
はじめまして。 佐々木指月の「女難文化の国から」を愛読していた者です。 「郷愁」という詩集があることは知りませんでした。 学恩に感謝申し上げます。


情報御礼 投稿者:恩地喜多八  投稿日: 9月29日(月)16時03分32秒

人魚の嘆き様
大市情報有り難うございます。 『婦系図』と『斧琴菊』、確かによくある本で状態によって値段が大きく違う本とはいえ、 またいくら業者市の値段とはいえ、2万と8千は安いですねぇ。しかし、『斧琴菊』は ボール紙たとうが付いていて状態が並とはどういうことでしょう?たとう付きなら大抵美本 ですけどね。それにしても8千円なら、たとう代としても安い気がします…。

管理人様
お帰りなさいませ。釣果はいかがでした? 雪岱の映画情報、有り難うございました。雪岱のやった美術考証の仕事については、図録や 画集にいくつかでてきますが、今回ご教示頂いた「巷談お久殺し」というのは初めて聞きました。 また何かお気づきのことがありましたら宜しくお願いします。 また大正から昭和初期の映画雑誌の表紙絵を雪岱がやっているものもいくつかあるようです。 こちらも見かけたら宜しくお願いします。


相撲関連本 投稿者:新雨  投稿日: 9月29日(月)20時21分37秒

文庫中毒様くだん様
文庫中毒様がこの前高見盛のことを書かれていました。またくだん様は栃木山の話を。私も相撲ファンの一人で、相撲関連古書も集めています。 ところで、今某オークションに「栃錦一代」という本が出ていて、これが棟方志功の装丁した本です。文庫中毒様はもちろんお持ちでいらっしゃると思いましたが、念の為お知らせいたします。


『二人の稚児』 投稿者:あめんぼう  投稿日: 9月29日(月)21時04分45秒

ymnk様
はじめまして。 先日は『お艶ころし』を入手されおめでとうございます。 皆様同様、羨ましいの一言です。 さて、昨日地元の本屋で『二人の稚児』の重版函なしを買いました。 2500円が安いのか高いのかはよくわかりません。 ところが問題がありました。 目次です。 収録されているはずの「兄弟」という作品が目次に載っていないのです。 これは単純なミスなのでしょうか。 初版本も同じように載っていないのでしょうか。 不思議に思いお尋ねしてみたいと思いました。 よろしくお願い致します。


(無題) 投稿者:くだん  投稿日: 9月30日(火)00時00分00秒

新雨様
私が大相撲観戦に熱中していたのは千代の富士が強くなりだす頃までで、その頃は相撲関連の雑誌や本を熱心に読んでいたものでした。相撲関連古書は特に集めてはおりませんが、古書展で見かけると買わずともつい手に取って見入ってしまいます。


『満州観光』 投稿者:大陸人  投稿日: 9月30日(火)00時26分21秒

管理人様
大変、ご無沙汰しております。いよいよ修論も大詰めに近づきつつあります。「満州文藝年鑑」以後を中心にやりたかったのですが、結局、余りにも資料が見つかりませんので範囲を拡げざるを得ませんでした。自身ではこの二年間で単行本はおろか雑誌も入手できぬばかりか更には公共の図書館でも何一つ発見できませんでした。管理人様より拝借の資料も他では全く見られませんでした。改めまして稀少性と貴重性を認識させられました。又、それらのものを一書生に貸与して戴けた事へ感謝の言葉もございません。長い間お借りしてしまいましたが近々のうちにお返しにあがります。 誠に図々しいお願いで大変、恐縮なのですが、以前拝見させて頂けると仰っていました『満州観光』はもうお手元に戻ってきているのでしょうか? 何卒、宜しくお願い申し上げます。


重版での欠落? 投稿者:ymnk  投稿日: 9月30日(火)03時05分54秒

あめんぼう様
はじめまして。「お艶」について、ありがとうございます。 ところで「二人の稚児」ですが、私は重版すら所持しておりません。重版函欠でその値段はどんなものなのか、しかし、この本函付きは私の少ない経験ではなかなか見ないように思います。で、仰っておられるのは、「兄弟」は収録されているが目次には欠落している、ということですよね。持っていないので確認の仕様がございませんが、「谷崎潤一郎先生著書総目録」には、欠落云々について一切記述がありませんでした。これは書影と共に目次を掲載しており、例えば「金と銀」の扉の「金」の字が欠落している、とか、「刺青外九篇」が「刺青外十篇」とされているものがあるとか、そういうミスも幾つか指摘しておりますので、初版を手にした記述でありましょう。単なる推測ですが、あるいは重版で紙型が変わり欠落したか、とも思われます。確実な答えを出せず申し訳ありません。因みに、その重版は何年何月の第何版でしょうか、もし宜しければ参考までにお聞かせください。


栃錦一代 投稿者:文庫中毒  投稿日: 9月30日(火)07時39分05秒

新雨様
ご連絡ありがとうございます。 「栃錦一代」は、初版と再版の両方を持っております(笑)。 ただこれについては、まだ帯付をみたことがありません。発行が中央公論社ですし、あっても不思議ではないので、探索不足かもしれません。


帯について 投稿者:出雲人  投稿日: 9月30日(火)08時04分42秒

帯が古書価格に反映されるようになったのはいつからでしょうか。以前、高橋書店という古本屋が神田にありましたが、その目録には帯の有無の記載はありませんでした。店主は帯そのものに神経質ではなかった気がしています。私が古本に目覚めた昭和50年代にはすでに帯の有無が価格に反映されていました。 また帯そのものがいつから本につくようになったのか、私にはよくわかりません。 誰か詳細な知識のある方々からのご意見をきければ幸いです。


(無題) 投稿者:新雨  投稿日: 9月30日(火)08時13分59秒

くだん様
千代の富士がまだ前頭の頃、「小兵なのにずいぶんスケールの大きい相撲を取りたがる力士だなあ」と思っていました。ああいう力士はもう出てこないかもしれませんね。

文庫中毒様
初版、再版ともにお持ちとはさすがです。


読み始めています 投稿者:yuri  投稿日: 9月30日(火)11時20分48秒

cogito様
昨日、人魚の嘆き様に木下夕爾の『田舎の食卓』と『生れた家』をお借りすることができました。 両方とも大きくて立派な本ですね。 しかも有名人宛のサインが入っていて開くのにも緊張してしまいます。 cogito様のおかげでこんなにすばらしい本とめぐり合う機会が生まれました。 本当にありがとうございます。


「うぅ・・・。」part2 投稿者:cogito@半べそ  投稿日: 9月30日(火)13時21分45秒


  Å
(ノη;)

もしかして最稀覯詩集『晩夏』もお持ちかどうか訊ねて、それは是非是非拝見さしてもらってください(ぼくも見たい)。 詩そのものは、戦後の『笛を吹くひと』や、単行本未集録の全集所載の詩にいいのがあるんですけどね(もはや負け惜しみ)。


「人魚の紅葉狩り」参加希望  投稿者:大輔  投稿日: 9月30日(火)17時41分51秒

  管理人様
 参加させていただきたく存じます。宜しくお願いいたします。

    皆様
 先日会社の健康診断を受けまして、体はまったく異常なしでしたが「書痴」という病は治療不可 だそうで御座います。  嬉しくて石原の署名本をダボってしまいました。(^^)


業務連絡 投稿者:くだん  投稿日: 9月30日(火)19時56分52秒

ryokuto様
本日はお会いできず残念でした。 他にも周辺作家の本はいくらかありますので必要あらば申しつけて下さい。


(無題) 投稿者:人魚の嘆き  投稿日: 9月30日(火)20時42分46秒

くだん様
`>`次回ダボ編成番付には葵の家様と大輔様を加えられるようお伝え下さい。 了解しました。

あめんぼう様
ymnk様
『二人の稚児』は初版本も目次の「兄弟」の記載が漏れています。別に気にもしていなかったので、全ての初版がそうなのかどうかは不明です。

出雲人様
`>`帯が古書価格に反映されるようになったのはいつからでしょうか。 昭和30年代には既にその傾向が見られますが、顕著となったのは昭和40年代に入り、いわゆる「戦後初版本ブーム」が起きてからだと思います。その象徴的な作家はもちろん三島由紀夫です。この頃から、受賞物を集める人々も帯の存在にこだわるようになり、帯付と帯なしの価格差が広がったようです。 帯自体は文学書に関しては従来『伯林夜話』が一番最初だと言われてきました。しかし、翻訳書ではもっと古い本もあるらしく、先日もさすがダボT様が購入されていました。その題名や年代については、本人が渡欧中なのでりょくと様にお答えいただきましょう。

りょくと様
どうぞよろしく。

cogito様
『晩夏』は買った記憶はあるのですがGケースにはありません。書斎のそれ以外の本箱にも入っていないと思うので、多分別宅のダンボール箱の中でしょう。確か戦後の本ですよねえ。そんなに高くなかった気がしますが・・出てきたら必ず貴兄に差し上げましょう。


詩集『晩夏』 投稿者:cogito  投稿日: 9月30日(火)23時50分07秒

『晩夏』といふ詩集は、詩人の作品の中でも評価の高い「晩夏」や「夜学生」といった、究極の四季派牧歌が収められてゐる詩集で、しかも75部限定といふところから、渡邊修三の『農場』とならんで、地方に隠遁した弧峰の中堅詩人による最重要・最稀覯の袖珍版詩集として、全国の抒情詩愛好家に名を馳せる垂涎の一冊です。「そんなに高くなかった」といふのは冗談もしくはいづれのおん時にや。いま出てくればやっぱし『農場』同様とんでもない値段が付くのは必定と存じます。私は残念ながらこちらの『晩夏』の方は見た記憶がありません(書影は日本現代詩大系第9巻(旧版)で確認することが出来ます)。

キノシタ 沺斂擴射室ぁ曄愴娉董949/浮城書院/16p/菊半截版和装75部/\不明

(yuri様の書込みに倣って)
わたくしこそyuri様のおかげで幻の詩集とめぐり合ふ可能性が生まれちゃひましたね。 本当にありがたうございます。でも人魚の嘆き様も「必ず差し上げましょう。」なんて物騒な物言ひはやめませう。昨年来、詩集との“出会ひ運”が異常に上がったら、なんやらもひとつの出会ひの方が消滅しちゃったであります(また書くとこ間違へてら 笑)。

澎城さま・管理人さま
また高橋幸雄の本といふのも、戦前の人気詩人達との交流を書いたエッセイみたいなものも含まれてゐるのでせうか。こちらも楽しみです。


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