cogtio様。永町様へ。
ていねいなご教示ありがとうございました。タクシーを
飛ばして、活牛寺に参詣するつもりで、尋ねてみるつもりです。時間が取れれ
ば良いのですが。詩人は、禅に関心のある方だったのでしょうか?『よう』に
会ってくるつもりです。
昨日は『人魚の贈り物』がいただけて清々しい気分の日曜日です。さて、最近この掲示 板でダボという言葉が使われますが(ダボの文庫中毒など)、これはどういう意味なの でしょうか?辞書を引いても出てきませんでした。どなたか教えてください。
餌が何でも食らひ付くハゼのことを、釣師間の符丁で「ダボハゼ」といふのですが、 転じて「なんでもOK」といふ悪食のことを「ダボハゼ」=「ダボ」と呼ぶわけです。 尤も関西ではアホのことをダボ(ちなみに文庫中毒さまの富山ではダラ)とも云ふのですから、 「ハゼ」を取ると語源に立ち返ることとなり、つまりとっても“品のない”言葉ですから、 私どもなどは決して使用致しません。
專門外の話題に口を插みますと、また管理人樣のお叱りを受けさうですが、 手元の末廣恭雄著『魚の博物事典』(講談社學術文庫)によりますと、 俗に云ふダボハゼは泥目(Chasmichthys gulosus)の事であり、 嚴密には鯊(Acanthogobius flavimanus)とは區別さるべきもののやうであります。 同書によれば、同じ鱸目鯊科の魚でありながら、鯊は美味いが泥目は不味いさうです。 本當でせうか。
以下『贋ウルトラQ』第23話「キッチン南海の怒り」の粗筋。
南海の孤島、神保島の近海に出没する巨大ダボハゼを島民達は、島の守護神ス
ダーボと呼んで崇めてゐた。
漁師の康三(cogito樣)は、父(の藏書)を丸呑みにしたスダーボを親の仇として狙つてゐた。
神保島に流れついた康三は、島民達の迫害にもめげず、唯一の味方である島の娘ウニタ(未定)の協力を得て、
つひにスダーボを退治した。本土からやつて來た報道陣(御常連樣各位)は、スダーボの腹の中から出て來た
稀覯本初版本署名本限定本の山に群がつて確保すると、口々に「収穫、収穫」と呟いて歸つて行つた。
彼等を睨みつけながら、康三は「奴等こそ窮極のダボだな! 」と吐き捨てるやうに言つた。
康三に寄り添ひながらウニタは「そんな品のない言葉を使つちや厭」と囁いた。
スダーボとの對戰中に、腰布が紛失してゐる事を康三だけが未だ氣づいてゐなかつた。
目出度し目出度し。完。
管理人「cogito様はダボなどという品のない言葉は使わないんだって」
人魚の嘆き「そりゃ、そうでしょ。ふ○ち○で走り回る上品な人だもの」
管理人「○なんて書くと、またyuri様に聞かれるぞ」
人魚の嘆き「いいですよ、今度説明しておきますから。cogito様が粗末なこともね」
管理人「そうしなさい」
当節ダボ番付
正横綱 元祖ダボのK島(別名人魚の嘆き。現役バリバリ)
張出横綱 鴎外ダボのT富(ryokutoの大親分)
大関 セドリダボのA木(古本屋志望)
小結 長髪ダボのY口(別名萬嘯廬。注目上昇株)
幕下 志功ダボのY本(別名文庫中毒。最近デビュー)
ふんどし担ぎ 上林ダボ(別名くだん。最近デビュー)
くだん様より抗議の電話がありましたので一部訂正いたしました。
管理人&人魚の嘆き様
幕下に付けていただき光栄に存じます。志功のものでしたら、うまい・まず
いに係わらず、手当たりしだいに呑み込んでおりますので、皆様どんどん餌を与えてやってくださいませ。
昨日の「新青年」についても、人魚の嘆き様の嬉しいお申し出のあった直後
から画面をにらみ続け、唸り続け、自分はそれを持つに値する人間かと悶えつ
づけ、3回ほど「お譲りお願いします」と書き込みながら、「消す」を繰り返しておりました。
もし間違って「投稿」ボタンを押していたら、悪食ダボとして、それこそ幕内に番付されていたかもしれません。
(金ちゃん様、運がよかったですね)
管理人&人魚の嘆き 様
わたくしも一部訂正後の番付の方が正しいかと存じます。
但し、小結より少々の補足がございます。
この場合、大関と小結との差は越すに越されぬ大井川、いや、遙かそれ以上の差と思われます。
くだん様
昨日のあの天候を圧して神保町に足を運んだのは、わたくしとくだん様だけだったとの情報を得ております。
お互い哀しい性ですね、この病ばかりは。
ダボ番付が変更されたようですが、管理人様のご意向とあらば従わなければな りますまい。しかし本当に最近は、とても「現役バリバリ」ではありません。 「ほとんど引退」こそ事実であります
(自称)1番弟子&ダボ番付幕下の文庫中毒様
>志功のものでしたら、うまい・まずいに係わらず、手当たりしだいに呑み込んでおります。
自分の興味のある作家の本を買うのはダボとは言いません。以下の「ダボレベ
ル判定表」を熟読の上、早く昇進することを期待します。
レベル1(十両レベル) 少し興味のある本は安ければたまに買う。
レベル2(前頭レベル) 少し興味のある本は安ければよく買う。
レベル3(三役レベル) あまり興味のない本でも安ければ買う。
レベル4(大関レベル) 全然興味のない本でも人が欲しがるものが安ければ買う。
レベル5(横綱レベル) 全然興味のない本でも人が欲しがるものなら高くても買う。
レベル6(大鵬レベル) 全然興味がなく人が欲しがるか不明な本でも珍しそうなら高くても買う。
萬嘯廬様
昨日は大荒れの天気で神保町散策は早々に切り上げましたので、お会いできず残念でした。
帰りがけに「人魚の嘆き」へ寄りましたら、ちょうどアルバイトのお嬢さんが
開店準備を一生懸命しているところで、ついつい長居をしてしまいました。
明日からは天候も回復しましたので、また常連の皆様のお話を色々伺えそうで
す。
管理人&人魚の嘆き様
「ダボレベル判定表」を見ますと、私もレベル1(十両レベル)少し興味のある本は、安ければたまに買い、「コレ、頂
戴」をやってしまう。には該当しますので、ふんどし担ぎは不適当だったようです。失礼しました。
もっと謙虚になります。(あれ、何か変だな?)
「ダボ」には対するに“反対軸”がありまして、背景には経済的理由から書庫 スペースの理由、或は単なる渋チン的性格と、いろいろあるのですが、以下のやうになってをります。
レベル1(常識レベル) 興味のない本は安くても買はない。
レベル2(食傷レベル) 少し興味があるだけの本は安くても買はない。
レベル3(お利巧レベル) 少し興味があっても読まないかもしれないと思ったら安くても買はない。cogito (・∀・)/はぁい。
レベル4(賢者レベル) 興味のある本でも高いと思ったら買はない。
レベル5(清貧レベル) 興味のある本を安くみつけても多分読まないだらうなと思ったら買はない。
レベル6(聖人レベル) 興味のある本が格安でもSalon de 書痴の仲間がほしがると思ったら買はないでおせえてあげる。或は買ってプレゼントしてあげる(宮澤賢治レベル)。
長良川も増水気味で濁ってゐて、今日はごん太がペットボトルと一緒に流されさうになりました。
彭城さま
>鯊は美味いが泥目は不味いさうです。本當でせうか。
きっと突堤なんかでよく釣れる、鰓骨を突っ立てて怒る“ひらぺったいヤツ”のことですね。
富山で釣ってた人は捨ててましたけど。天丼にはこれが入ってるのかな。
cogito様
私はダボではもうレベル6(大鵬レベル)になる自信はありませんが、反ダボで
は既にレベル6(聖人レベル)に到達しているかもしれません(笑)。
ところで、この話題はどうしてこんなに盛り上がっているのでしょう???
cogito様
>きっと突堤なんかでよく釣れる、鰓骨を突っ立てて怒る“ひらぺったいヤツ”のことですね。
それは多分、てんぷらの好ネタ、メゴチだと思います。ダボは平べったくない魚です。
人魚の嘆き様からお借りした近代文学関係図書の中に、cogito様の編集された「夜光雲」がありました。人魚の嘆き様に、詩人の心の思いがわかると同時に、その時代の 貴重な文化史にもなっていて、とても勉強になるから読んでご覧なさいと言われました。分厚い本ですが、今月中に読みたいと思います。
またさういふ話題を書き込む〜。さういふコッぱづかしい話題はあっちの掲示
板へ。ササッ。 お茶でも。
Å
(〜o〜;)
旦ノ ノ ) ミ
/ ̄ ̄ ̄/|
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
| みかん |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彭城矯介様のお話の中にあった「キッチン南海」。 懐かしいですねえ。学生時代によく行きました。 今でも健在なんですね。やはり混んでいるのかなあ。 この掲示板でも常連の方(または常連だった方)はいらっしゃいますか? 今の様子も知りたいです。
cogito様
人魚の嘆き様からこちらの掲示板に書き込むように指示されましたので、お許し下さいませ。
早速読み始めた杉山平一の序文に、cogiot様のことが書いてあり驚きました。
しかも、「田中克己が最も愛し、心を許した若い抒情詩人」とか「若いに似ず新仮名遣いを拒
否するなど筋金入りの研究者」と、最高の褒め言葉が並んでいました。私はここでし
かcogiot様を知りませんので、冗談と絵の上手な楽しい図書館司書の先生としか思っ
ていませんでしたが、本当はすごい方だったのですね。
今日読んだ所では、改造文庫の諸名家の歌の批評がとても面白かったです。自分の読ん
だ感覚とは随分と異なり、またそれに解説が付いているので勉強になりました。できれ
ば○と△だけでなく、×などもあれば一層興味深かったかもしれません。
これからも読み進めるのが楽しみです。また、報告させていただきます。
ヒヤシンス様
先程、届けられた荷物を開けて声が出ぬほど驚きました。『色絵桃文皿』は盛期鍋島の代表作と言いましても過言ではない名品です。し
かも尺皿ときては滅多に市場に現れない途轍もなき貴重品だと思います。こんなに素晴らしい鍋島を触ったのは初めてです。
もう一枚の『色絵更紗文皿』(五寸)も初期鍋島の典型で同じく無傷、無欠点。これとても充分に美術館物です。
御祖父様は並外れた桁違いのコレクターだった筈です。
小生、明日の朝より出かけますので取り敢えず御預かりは致しますが、この様な高価な物を戴くわけには参りませんので帰り次第連絡致します。くれぐれも
今後は宅急便で気楽に送ったり致しませぬよう。
管理人様の口から「色絵桃文皿」とか「盛期鍋島」とか知らない言葉がポンポ ン出ると「何でも鑑定団」のひとみたいで尊敬しちゃうなぁ。それにしてもシ ヤシンスさま、只者ではなかったか!
yuriさま、そしてぼくも「本当はすごい方」なのであります!
Å
\( ̄‥ ̄)
ぱんぱかぱーん♪(でも意味が通じないところはweb版にあたって下さい。大抵誤植ですから。
Å
泣)(/η\;)
http://libwww.gijodai.ac.jp/cogito/tanaka/yakouun/yakouun1.htm
しかしその「歌論」のところを読むと、すでにこの時点(18才)で屈折した抒
情の勘所を述べてゐることが判って、興味深いですね。
管理人様
ご推察の通り私の祖父はその昔、九州では鍋島コレクターとして多少知られていたようです。
私には良くわからないのですが一昨日、母が「此れなら名品だからお礼にちょうど良い」と言って選んだ品でしたので母はある程度認識があった筈です。
先程、帰宅いたしまして母に管理人様の書き込みを見せましたら「豚に真珠のお前が持つより。良く判っていらっしゃるお方が持つほうが物の為にはどれだ
け良いか」と申しておりました。
私も同感です。
それとお言葉を返すようで申し訳御座いませんが、先日失礼ながらも電話をさせて頂き尾形亀之助が余りに安すぎるので値上げを申し出た折に管理人様は私
に「俺は江戸っ子だよ! 出た小便が引っ込むわけが無いだろ」(皆様、多少下品と思われる表現がございますが一字一句違えずに記しましたので)と仰いましたよ。
取り敢えずご旅行どうぞお気をつけて。
管理人&人魚の嘆き 様
Boriです。
先日の「当節ダボ番付」と「ダボレベル判定表」を面白おかしく拝見しまし
た。しかし残念なことに、その中で「張出横綱 鴎外ダボのT富(ryokutoの大親分)」様と
「大関セドリダボのA木(古本屋志望)」様のことを私は存じ上げません。恐らく別名がない
ので、Salon De 書痴の常連ではいらっしゃらないのではないでしょうか。そして小結
の萬嘯廬様が「大関と小結との差は越すに越されぬ大井川、いや、遙かそれ以上の差と
思われます」とおっしゃるくらいですから、これは相当の方々とお見受けしました。つ
きましては、このご両人のご紹介を是非お願い申し上げます。
人魚の嘆き様
泉鏡花の「薄紅梅」の鏑木清方画稿が双雅房の書物雑誌「読書感興」に入って
いると聞きましたが、何巻何号に入っているのでしょうか?また、どのくらい
のお値段がするものですか?お教えください。
Bori様
「張出横綱 鴎外ダボのT富(ryokutoの大親分)」様も「大関 セドリダボのA
木(古本屋志望)」様も我々の親しい知人で、共にこの掲示板をよく見ていま
す。書き込まないのは、単にパソコン技能が欠如しているか文章が下手だから
でしょう。その他、このご両人は神保町で見ない日はないほどの閑人であるこ
とも共通しています。
以下、それぞれについて補足します。
「張出横綱 鴎外ダボのT富(ryokutoの大親分)」様は古書の世界でのキャリア
は古くないのですが、近年連勝街道を突き進み最高位に到達しました。超優良
会社の社長なので資金力も豊富です。
ちなみになぜ超優良かと言うと、決して収益率が高いからではありません。彼
が飲みすぎで急死しても、次の社長は管理人、管理人が鮎釣りで溺死しても次
の社長は人魚の嘆きと、後になるほどレベルの高い経営者が継ぐのが決まって
いる会社だからです。
鴎外ダボのT富様の殺し文句は、「この装丁は素晴らしい。最近の本にはな
い。本造りの参考に買っておこう」です。そう、彼は装丁のよい本を資料とし
て買うという口実のもとに、実は単にダボっているだけなのであります。この
ことは、T村書店主、我々を始め彼の周囲の全ての人がとうに承知しているの
ですが、彼はまだそれに気がつかず、今日もダボったとの情報が入っていま
す。
「大関 セドリダボのA木(古本屋志望)」様は過去10年以上に亘り、どんな
ジャンルであれ、ちょっと安めの本にはすかさず飛びついてきました。購買意
欲は減退するどころか益々旺盛で、ダボの鏡と言っても過言ではありません。
キャリアからいえば既に綱を張っていてもおかしくありません。
ただセドリ体質が抜けないこともあって、T村でも一級品を譲ってもらえず、
いささかスケールが小さいのが残念。「技量・品格抜群」の域にはまだまだ達
しておらず、鴎外ダボのT富様の後塵を拝する結果となりました。しかし、今
後さらなる研鑽を積めば綱を張ることも夢ではないでしょう。
以上の解説は管理人&人魚の嘆きの完全なる共通認識であることを申し添えます。
伊沢蘭奢のからみでその子伊藤佐喜雄の本を集めていますが、池谷賞受賞作 『春の鼓笛』の初版本が見つかりません。 昭和17年に鬼沢書店から出ているはずなのですが、珍しい本なのでしょうか? どなたか伊藤佐喜雄に関心のある方はいらっしゃいませんか?
伊藤佐喜雄−鬼沢書店といえば、私は志功装丁の「生ける験あり」(昭18) を探していますが、まだ見つけておりません。これも珍なるものでしょうか? あわせてお教えください。
ともに私も所蔵してをりませんが『春の鼓笛』は\15000、『生ける験あり』は\4000 二年前の某詩書専門書店目録ですが、今他店で出現すればその七割ほどで買へるのではないでせうか。
cogito様
有難うございます。『生ける験あり』は、それほどのものではないとわかり、
ホッとしております。これからまた気をつけて探します。
cogito様
『春の鼓笛』について早速情報をありがとうございました。
もうひとつお尋ねしますが、この本には箱かカバーがついているのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ご無沙汰しております。管理人さまの名を騙った悪質な偽メールのため、こ ちらの掲示板へは出入りを禁止されているものとずっと思い込んでおりました。 ですから、花見の折「樽酒」を皆さんが褒めて下さっておられるのに、返事 が書けなかったのです。失礼しました。皆さんに喜んでもらえたようで遅らば せながら幸甚に存じ、かつ感謝致します。ただ、あれは期日に間に合わせよう と慌てていたので出来が悪く、恥かしい思いです。普通、樽は吉野杉で作るも のなんですが、cogitoさんに因んでめったに使わない岐阜産の杉を用いまし た。当然でしょうが誰も気が付かなかったようですね。 久しぶりに、掲示板を拝見して「仰天」しました。管理人さまとヒヤシンス さまとの間に何があったのか存じませんが、色鍋島が二点も登場するとは驚き ました。しかも更紗文や桃花文(桃果複合文ですか)。元禄から享保あたりの 作でしょうが管理人さまも仰るようにこれらは博物館行きの物で、田中丸コレ クションに含まれていても、飛びぬけた逸品でしょう。昔、今右衛門古陶磁参 考館で見た「棕櫚葉文」でさえ、下手な金直しでした。わたしは職業がら幾枚 もの鍋島を手にしてきましたが、どこかホツや入があるんですよね。それから 宅急便だけは勘弁してください。日通とヤマトには美術品扱いというものがあ りますから。「宅急便」は、読んでいるだけで心臓に悪いですよ。 事情を知らない第三者が、余計な口出しをする問題じゃないでしょうが、た だごとじゃないし、この件について誰も投稿してくれないし、かえって第三者 の見解があった方がいいのではと敢えて出しゃばりました。さて、江戸っ子の 管理人さまの小便の行方はいずこへ。 内容に問題がありましたなら、又やはり投稿禁止令が続いているのでした ら、即刻削除願います。
Grapefluit moon様
Grapefluit moon様に投稿禁止令など出した覚えはございません
よ。私も含めましてここに集う方々の中にその様な卑劣漢は一切おりません。
どうかそんな奴の手に乗らないで下さいませ。ここではいつも正々堂々です。
もしも万が一来て戴きたくない方や書き込んで戴きたくない様な内容のものは
即座に削除した上で、その理由を皆様に告示致します。
「樽」の件ですが吉野杉か岐阜産の杉かと言うようなレベルではなく松と桐で
すら判らない連中であります。
色鍋島に関しまして小生恥ずかしながら現在に至まで僅かに七寸と五寸を合せ
て五枚を所有したのみです。毋方の祖父は上野広小路の割と有名な骨董屋でし
たが茶道具が専門でしたので、そう何枚も扱ってません。父は銀座の『陶雅
堂』という老舗の瀬戸物屋でしたので様々な焼き物をコレクションしておりま
した。その中に鍋島も名品も何枚かありましたが尺皿は入手できなかった様で
す。今回ヒヤシンス様より無造作に送られて参りました物は小生の乏しい経験
からの判断では聊かおぼつきませんが桃花文(桃と桃花)は元禄初期と思われ
ます。旅先にて。
Å
(・o・)「な、なんでも鑑定団」のひとたちみたいだ。」ぽかーん。
あ、さうさう恋の絵巻さま、私は所蔵してをらずコギト同人でも小説家には詩
人ほどには入れ込んでをりませんので、“外装”については人魚さま他、どなたか所蔵の皆様からの御教示をよろしく御願ひ致します。
Grapefruit moonさま、あちらにも書きましたが拙掲示板からもそのやうなメールは出してをりません。
また漢詩や軸にまつはる為になるお話を聞かせてくださいませ。現在「くずし字解読辞典」と睨めっこ中であります。
大塚様
『読書感興』の2巻第1冊です。
恋の絵巻様
『春の鼓笛』はカバー付で5000円くらいの本です。ダンボール箱から出てきたら差し上げましょう。
文庫中毒様
『生ける験あり』はT村書店では特価本でしょう。
cogito様
「なんでも鑑定団」などというものと同レベルにされると、また管理人様に怒られますよ。なにしろ管理人様は、その番組に出ているN島だとかいう骨董屋
に「なにかいいものはありませんかねえ」と始終泣きつかれていた御仁なのですから。
散水弁様
>「たかが本のため」という言葉は、今の私の辞書にはございません。
それではまだまだ大コレクターへの道は遠いですよ(笑)。
私の知る限り、仕事をさぼり生活費を切り詰めてまで本を集めている、という
人間のコレクションにろくなものはありません。仕事をバリバリこなし、旨い
ものを食べ、いい女を抱き、世界中を旅行し、そして本も集める。こうした人
間の書斎は魅力あるコレクションが多いものです(もちろん、例外的な狒狒爺
もいますが)。
貴兄のそばにも管理人様や「張出横綱 鴎外ダボのT富(ryokutoの大親分)」様
といったよい手本があるではないですか。若いうちから稀覯本を買い漁れる人
などほとんどいません。大切なのは、「身の丈の」本から着実に集め、収集へ
の熱意を継続させつつ経済力をつけることです。貴兄の望むような一級品を得
るにはそれなりの対価が必要で、古書展で拾える可能性は絶無に近いのですから。
もっとも、管理人様情報によれば貴兄は「いい波」を求めて世界を旅している
そうだから、釈迦に説法かもしれませんね。くれぐれも、それを本のために犠
牲にしてはいけませんよ。小さくまとまってしまいます。
管理人様
本日、風様とお会いしました。管理人様に怒られたとしょげていましたよ。
もっとも、それにめげずにT村書店で堀辰雄本を渉猟されていましたが。
また相変わらず、くだん様と大輔様は親密なご様子でした。さらに「張出横綱
鴎外ダボのT富(ryokutoの大親分)」様もお元気でした。以上、神保町最新情報です。
ヒヤシンス様
昨晩、管理人様と相談し、「江戸っ子の小便」と同様に「九州男児の小水」も
出たら戻らないだろうという結論に達しました。従って、お送りくださった名
品は有り難く頂戴することにいたします。
しかし、やはりこのままという訳には行かないので、管理人様と私からそれぞ
れ御礼の品物をお返しすることにしました。ただし、これで「キャッチボール」は最後となることをご了解願います。
私からの品物は既に本日お送り申し上げました。貴兄がお喜びになるものと確信しておりますが、公開はご遠慮ください。同好の士である風様とcogito様が
悶絶、狂死することが確実ですから。
あらためて、心より御礼申し上げます。
人魚の嘆き様
『新青年』届きました!
完璧な美しさに感動、感激です。
そして、何なんですか、このオマケは!ああこれも公開したら、乱歩邸様や文庫丸様が悶絶してしまいますね。
それにしても、専門外と公言されるミステリー物までこんなにお持ちとは。
人魚の嘆き様、あなた様は人間ではありません。超人です。
すいません。遅くなりましたが、本当にありがとうございました。
文庫中毒様
武士の情けに感謝いっぱいであります。
人魚の嘆きさま
本日は、ご秘蔵の『堀辰雄詩集』極美A本を破格のお値段(安い!)でお譲りいただき、心から感謝いたしております。
立原道造と堀辰雄を顕彰する作品として、大切にさせていただきます。それにしても、“噂”のナフタリンの匂いは強烈ですね・・・。
皆々さま
立原道造記念館では、現在、特別展「立原道造と『四季』1 創刊から立原道造追悼号まで」(6月29日まで)と題して、『四季』の立原作品掲載号の全て
および関連詩稿や書簡、立原が『四季』誌上で言及した書籍などを展示いたしております。
主な書籍には、堀辰雄旧蔵の代表的な著書および『山羊の歌』堀辰雄献呈本をはじめとして、『測量船』『南窗集』『帆・ランプ・鴎』『抒情小曲集』『花
卉』『愛する神の歌』『詩集西康省』などの初版完本や、山本文庫(堀、中原、立原)などが挙げられます。
特別展「立原道造と『四季』2 堀辰雄没後50年に寄せて」(7月3日から9月28日)におきましても、『堀辰雄詩集』を中心とする書籍の初版本や、「菜穂子」の創作覚書をはじめとする関連原稿などを、特別展示いたします。
特に『堀辰雄詩集』は、人魚の嘆きさま旧蔵極美A本、堀辰雄旧蔵A本、B版異装本および詩集準備のために作成した深沢紅子スケッチ帖や、A版用スケッチ残部などを展観いたします。
これだけの初版本をまとめてご覧になれる機会はたいへん珍しいと思いますので、皆さま、ぜひご来館の上、ご高覧賜りたく存じます。
白山通り添ひの小汚い食堂ですよ。隣にまたどうして人気があるんだか行列のできる汚いラーメン屋があった。
神保町の古本街を裏表と返してから最後に東西堂で喝を入れ(笑)、安靴屋と山口書店のショーケースを一瞥。(「かぎろひ」の揃ひが展示されてたことも
あったんだよ)、そしてへとへとに疲れた身をキッチングランの椅子に横たへると、あの甘ったるい焼肉定食を注文するのです。“南海”よりもキャベツの
千切りが細かいのもよかったな。
ちなみに御茶ノ水から帰る時は文庫川村を覗いてから旧師弟食堂へもぐりこみます。
だからとんかつ好きのぼくは、他には「駿河」と「いもや」位しか神保町界隈の食べ物屋さんを知らない。殆どこのローテーションでしたね。コーヒーさへ
飲んだことない(笑)。さぼうるの地下で“戦果”を拡げて一服だなんて、だいぶん出世(単に民間に就職しただけ)してからのことですね。
以上、あーなつかしの神保町B級食堂ラインナップでした。
しかし風さまに“破格”で『堀辰雄詩集』極美A本。ヒヤシンスさまへは何送ったのでせう。管理人様の“返礼”も石坂浩二デザインカレンダーではない
ことだけは確かだ。ぼくは「何でも鑑定団」の有名人を知ってることが新たに判ってそれだけで尊敬の眼差しです(笑)。
人魚の嘆き様
只今、以前に私宛に書き込みくださったという内容を確認致しました。
あの時分は教科書を読み切らなければと必死になっておりましたのでインターネットどころではなかったとはいえ、大変失礼を致しました。
本当に申し訳ございませんでした。また本日、書店店頭にてお口添えいただきましたこと心より感謝申し上げると共に御礼申し上げます。
風 様
本日たまたまお会いいたしました方が噂の風様であったと今初めて知った私でございます(笑)
その節は全く存じ上げなかったとはいえきちんとご挨拶もせずに大変失礼を致しました。
お優しく、温かかった風様のお言葉の数々が大変ありがたくまた身に沁みた本日の私でございました。
以後よろしくお見知りおき下さいませ。
以上、私信にて管理人様をはじめ皆々様の
お邪魔を致しましたことをお詫び申し上げます。
人魚の嘆き様
「読書感興」についてお教えいただきありがとうございました。「薄紅梅」は好きな本なので、清方の画稿が早く見たいものです。ありがとうございました。
人魚の嘆き様
まさにわが意を得たり。『仕事をバリバリこなし、旨いものを食べ、いい女を抱き、世界中を旅行し、そして本も集める』。おっしゃる通りです。本一辺倒
ではないこと、言い換えれば、波一辺倒でも仕事一辺倒でもないといえましょう。私もそれを密かに自負してきました。例えば、(人魚の嘆き様ほどではご
ざいませんが)いい女とも付き合ってきましたし、涎の出るような完璧な波を、気心の知れた友達数人だけでシェアするその至福の数時間の素晴らしさも
知っています。これらは何物にもかえがたいものがあります。なので、大丈夫です。本の為だけに何かが犠牲になるようなことはありません。
それよりも私の心にズシリと響いたのは、『身の丈の本から着実に集め、収集への熱意を継続させつつ経済力をつけること』。まさに王道。久しぶりにこた
えました・・・。引続き(明るく楽しく)精進していきます。ご指導よろしくお願い致します。拝。
なんと色鍋島の尺皿、完品ですか。美術館でしか見たことがありません。 あるところにはあるんですね。もう驚きを通り越して、改めてこのサロンは恐るべきところと思い知らされました。裏HPとして「古美術の世界」も可能ですね。
ところで、管理人様。 先のヒヤシンス様の書き込みを拝見したところ、お尋ねしたいことを思い出しましたので、差し支えなければよろしくお願いします。 以前、当掲示板でも話題となった加藤泰三のことです。 私もそれをきっかけに「霧の山稜」を読みました。その瑞々しい感性に触れ、未だ感動が尾を引いております。また、その後、河村某氏の山書の本を読み、 やはり大変驚かされたのでした。今回の事といい、いつも驚き感心することばかりですが。 泰三の遺作はお姉様が大事にされていたとのこと。「霧の山稜」にも姉弟の仲睦まじい様子が書かれていましたね。改めてお姉様のお気持ちを思い量りました。 さて、お聞きしたいことが2点あります。 まず、泰三の遺した絵画や彫刻について、これまで纏まって紹介されたことはあるのでしょうか。そして、今後その予定は。 絵画は、より原画に近いものを見たいと思いますし、彫刻作品にも非常に興味があります。(一部紹介されたという「岳人」は未見です) そして、もう1点は「霧の山稜」の続編とも言うべき「山より帰る」という本ですが、こちらは今でも入手可能なのでしょうか。
風様
昨日は私用にて「人魚の嘆き」を早々に切り上げましたため、ゆっくりお話ができず失礼致しました。いただきました「詩人たちの絵展」図録、早速拝見致しましたが、詩人それ
ぞれの個性的な絵を家族共々、楽しむことができました。どうも有り難うございました。
また、極美の「堀辰雄詩集A版」も偶然見せていただけてうれしかったです。
魚楽様
私も「霧の山稜」を読みました。先日のヒヤシンス様と魚楽様の発言に依ります「河村某氏の山書の本」とは何なんでしょう。是非、書名及び入手するのに
必要な出版社名など御教示戴きたいです。
風様
「詩人たちの絵展」図録、過日人魚の嘆きに立ち寄り頂戴致しました。種々の詩人の絵を繙きながら、コクトーやら塊多くらいは存じていましたが、その他
初めてみる絵などもあり、いろいろと勉強になります。この度はありがとうございました。
山名耕作様
ご探求の「新青年」●十五巻五号●十五巻八号●十五巻十三号●十五巻十四号
は時折古書目録や古書店で見かけるので、山名耕作様は安価でお求めになりたいのだと思います。目安は5000円以下くらいでしょうか?もしかしたら今後ご協力できるかもしれませんので、参考までに教えてください。
人魚の嘆き様
先日も話題になっていた七夕大市の「泉鏡花一括」について、人魚の嘆き様の目から見てどの程度のレベルの一括本なのでしょうか。
人魚の嘆き様も関心を持たれるレベルですか?
もちろん私のレベルでは、すべてが関心をもつレベルなのですが。
倉田様。
御返事が遅くなり申し訳ありません。
私が読みましたのは、次の本です。
「山書散策」埋もれた山の名著を発掘する
著者:河村正之 出版社:東京新聞出版局 単行本 / 287p
発行年月: 2001年 03月 本体価格: 1,500円
第1章 山と人、第2章 山と時代、第3章 蒐集物語1、第4章 蒐集物語2という構成となっており、第1章の「霧と山稜」の謎をめぐって1、2、 「霧の山稜」の謎=後日譚の中に、泰三の貴重な写真や作品の一部を見ることができます。そして、後日譚を読んで驚かされたのでした。
魚楽様
御教示ありがとうございました。
下記に在庫がありましたので早速注文いたしました。
http://search.shopping.yahoo.co.jp/search?p=%BB%B3%BD%F1%BB%B6%BA%F6=b
ooks%02literature_and_novels%02kokubungaku%02151712=0
魚楽様
なんかしらんとっても面白さうなことが書いてありさうなので早速図書館に入れてもらふことに致しました。
有用書誌情報をありがたうございました。
また昨日「霧の山稜」も(こちらは個人用)注文することができました。到着が楽しみです。
人魚の嘆き様
先程、品物が到着しました。
人魚の嘆き様に驚かされることにはもう慣れましたが、それにしてもこれはちょっと言葉が出ません。
どんな名品であろうとも、管理人様にお送りした品物は自分で苦労して手に入れたものではなく、私には愛着も全くありません。
それに対してお送りいただいた品々は(ご指示通り公開は控えましょう)、人魚の嘆き様がご自分で収集されたものに違いなく、恐縮するという以上に申し訳なく思います。
本当に感謝の言葉も御座いません。
おそらくこれで、私は九州一の四季派関係資料のコレクターになったことでしょう。
急ぎこの貴重な原稿・書籍一揃いを収納する場所を考えないといけません。
これからもご指導をよろしくお願い申し上げます。
管理人様、人魚の嘆き様お久しぶりです。
山の本を30年以上に亘り集めているアルピニストです。
魚楽様
「山より帰る」は初版3百部箱入りの見事な造りの本です。蔵書票が1枚貼られ、加藤泰三の挿絵も豊富です。そして巻末の年譜の編纂者には管理人様のお
名前があります。現在、古書で1万円位だと思います。なおこの本には、77部の特製本があるそうですが、私は持っていません。ぜひ管理人様のご説明を頂戴したいですね
ヒヤシンス様
喜んでいただき嬉しく思います。肉筆物は以前某詩人の遺族からまとめて購入
したもので、世の中で存在の知られていない四季派関係の超一級の資料です。
門外不出にしてくださいね。
散水弁様
「涎の出るような完璧な波」にどこで出会ったのか教えてください。
大塚様
鏡花本は一括ではなくバラして出品されるそうです。私は宣伝はがきを見ただ
けなので保存程度は正確にわかりませんが、情報によれば『高野聖』のカバー
付を含め極美ではないとのこと。未所有の本もないし、関心はありますが強く入札することはないでしょう。
管理人様
名画が無事に届き、思ったよりも素晴らしい絵でした。ありがとうございました。
cogito様。
「霧の山稜」の元版を入手されたのですね。私もいつか手にしたいものです。
ところで、詩人で画家でもありユーモアのセンスも持ち合わせている加藤泰
三、何となくcogito様を彷彿とさせるものを感じました。
ところで、図書館の購入本については、利用者のリクエストサービスもあるようですが、
どの程度聞いてもらえるのでしょうか。その点、内部の方はうらやましいですね。(笑)
アルピニスト様。
御教示ありがとうございます。山の本も数多いようですが、以前、釣りの本で
管理人様が言われていたように文学というフィルターを通してみると相当絞ら
れるのでしょうか。先日、小島烏水を読みましたが、古いものから少しずつ読
んでみたいと思っています。それにしましても、特製本、気になりますね。
彗星の騎士さま
はじめまして。
返事が遅れて申し訳ありまん。
ご親切極まる申し出に感謝のあまり言葉もありません。
ありがとうございます。
一冊あたり6000円までくらいと見積もっておりますがいかがでしょうか。
以上よろしくお願いします。
立原道造といふことなら、幻の保田與重郎宛書簡か、上製「萱草に寄す」手描き表紙版(そんなものあるのかな)、 或は学生時代に使った教科書(特製ぱらぱらマンガ入り)とか。うーん、超一級とはこれいかに???
魚楽さま
学生のための希望図書予算はあっても、図書館員の趣味のための予算などはないですね。
今回は例外(一応読書案内系の本、レファレンスブックなどと託けて 笑)です。
一度展示スペースで“ムーミン特集”組んだら希望図書を出してくれて…嬉しかった。
つまり「飛行おに」みたいなのが図書館員です。
ほかでもない人魚の嘆き様が超一級とおっしゃるだけに興味が私もあります。 立原だけではなく、中也もあるのではないですか。それこそ、大きなお世話ですね、ヒヤシンス様にとっては。失礼しました。
なるべく早く御礼の気持ちを伝えたく友人の家から慣れぬWINから書き込みで失礼します。
管理人様、人魚の嘆き様
「書国彷徨」昨日受け取りました。明日にでもゆっくりと読んでみようと思います。ありがとうございました
風様
「詩人たちの絵展」受け取りました。
木下杢太郎の細密画など性格が見えておもしろいですね。(かなり良く観察して描いてる様がよくわかります)
ありがとうございました
こんばんは。古本屋の三代目です。
山名耕作様
「黒死館」の初出誌といえども、多少欠点がある本でもよろしければ、6000円は妥当な金額だと思います。
先日の市でも、「ドグラ・マグラ」の美本が他の本と組でバブル期の3分の1以下でした。
「新青年」の業者市の落札価格は4000円くらいのものでしょう。注意して見ておきましょう。
風様
先日の市に『歌物語オオカツサンとニコレツト』が出たのですが、他の本と束だったこともあって、20000円入れましたが全然届きませんでした。
でも売値で15000円はいい線だと思います。
『春の鼓笛』が人魚の嘆き様のダンボール箱から出てくる日を首を長くしてお待ち申し上げます。
ところで、どなたか伊沢蘭奢と上山草人に関心のある方はいらっしゃいませんか?
山名です。 ご協力のお申し出ありがとうございます。 彗星の騎士さま、三代目さまにたいして、感謝の意を書き尽くすことができません。 本当にありがとうございます。そしてどうぞよろしくお願い申し上げます。
三代目さま
『歌物語オオカツサンとニコレツト』の件、お力添えありがとうございました。
今回は残念でしたが、これからもよろしくお願い申し上げます。
鏡花本一括でない情報、ありがとうございました。 それならば私にも挑戦できるものがあるかも。 また相談させてください。
魚楽様
小島烏水については私が一番関心と情熱を持って長い間収集した人物であり、ほとんどの本を持っておりますのでお知りになりたいことがあればお問い合わせ下さい。
最近の人では私は串田孫一さんよりもむしろ辻まことさんが好きで集めています。
人魚の嘆き様
洋物で列挙しますと、
・MAUIの西端のHONOLUA BAY
・COSTA RICAの南端、PANAMA国境に近いMATAPALO
・同じくCOSTA RICA中部の港湾都市PUNTARENAS近くのBOCA BARRANCA
・豪州NSW州NEWCASTLE近くのCATHERINE HILL BAY
日本で言えば、これまで酒匂川河口や八丈島などで、数々の昇天。実は、来週
土曜から三日間ほど、讃岐うどんを食べつつ、高知へ下るちょっとしたサーフ
トリップに出かけますが、果たして、今回はどんな波に出会えるか、今からワ
クワクしてます。詳細は、鎌倉にて、お話できるかと。
管理人様
ところでひょっとしたらその時期四国へ釣りに出かけたりしてませんか?
ご無沙汰しております。
諸般の事情があって、4月から蔵書の整理を始め漸くにして終了しました。小
生の蔵書など管理人様や人魚の嘆き様に比べればお話にならない吹けば飛ぶも
のとはいえ、若かりし時代より引越しの際もわが身と共に動いた本が多く、惜
別の感もそこはかとなくありました。古本業界も景気が良くないことは承知し
ていましたが、それにしても1万冊を超える本を引き取ってくれる店が一つも
ないことにまず驚きました。研究書は「こういう本は今、駄目なんですよ」の
一言。そして文庫や新書は「うちも在庫が多すぎて」の一言。結局、地元の古
本の市に分けて出してもらった結果は、皆様の参考の為に具体的な数字を申し
上げましょう。約1万冊で100万円に達しませんでした。
別に期待していた訳でもないし、金銭では換えられない知識、喜びを与えてく
れた本です。しかしながら、現実にわが家に長年大きなスペースを取り、君臨
するかのように溢れかえっていた本が、それだけの金銭的な価値しかなかった
こともまた事実として認めざるを得ません。家族の者からも白い眼で見られま
した。車一台買えないではないかと。いつか人魚の嘆き様だったか、知り合い
の方の言葉を引用されていました。不正確ですが、「古本屋は10万円で売れる
本は7万円で買い、1万円で売れる本は5千円で買い、1千円の本は100円でも買
わない。」でしたか。これは本当に真実でした。文庫本1千冊の一纏まりがな
んと3千円にしかならないのです。1冊3円です。
後悔している訳では決してないのですが、生まれ直ったら上質な蔵書、譲りた
いと意思表示した時、古本屋が門前に群がる蔵書を持ってみたいとも思いま
す。本音を言えば、愛着のある本がプロの本屋に喜んでももらえず、二束三文
ではやはり寂しいということでしょうか。ここでしか告白出来ない心情なの
で、吐露をお許し願います。
散水弁様
ありがとうございました。行ったことのない場所ばかりですが、大きな波を想
像するだけで楽しいです。ところで「来週土曜から」とは「14日から」という
ことだと思いますが(次の週は「鎌倉」なので)、管理人様はその日は風様と
デートとの情報を入手しております。
cogito様
『人魚の贈り物』の[1216] を見て、貴兄の豊かな感性を感じました。管理人
様と私は貴兄のその感性と純粋さを、誰よりも高く評価しているつもりです。
くだん様
件の本はダボ失敗の好例なので、どうか貴兄の胸の中にだけ留めておいてくだ
さい。最近私に何やら恨みを抱き、復讐を企てている(身に覚えはないのです
が)鴎外ダボのt富様あたりが知ったら、何と言われるかわかりませんので。事
情は今度会ったらご説明しましょう。
Grapefluit moon様
バカをみせしめにしても、こっちまで穢れるだけです。もう一度やったら当方
で必ず制裁しますからご心配なく。
まさに「フリーズ」さまの仰る通りです。当事者のわたくし自身「掲示板を 汚すだけだから、即刻削除願いたし」と投稿する所だったのですが、実は裏で 直接、偽メールを複数のアドレスで乱発していて、どれが本物か判らない状況 でして、氷山の一角の如くこうやって時々表に覆面を被って現れるのです。 人魚の嘆き様 いつもながら、余計な事で気持ちを煩わせてしまい申し訳あ りません。
まり。様
はじめまして。
小生は地方の大学で近代文学を教えている者です。この掲示板では比較的初期
からの投稿者で、管理人様や人魚の嘆き様、そしてとりわけymnk様にお世話に
なっています。まり。様が古典を専門にされていることを知り、昨今の古典専
攻の学生のことをご本人を含めご存知の範囲で伺いたく思います。小生の大学
では、近年古典を専攻する学生が激減し、とりわけ近世以前は講座そのものも
存亡の危機に至っています。近代でも明治大正よりも戦後文学に関心が集ま
り、結局学生の文章読解能力の問題が根底にあると考えられています。しか
し、理由がそれだけとも思えません。
そこでお尋ねしたいのですが、まり。様は何時頃から、そして如何様な動機に
より大学で古典を学ぶことに決められましたか。またご友人は如何でしょう。
さらにはお差し支えなければ、受験大学の決定に関して学力以外の要素、例え
ば古典教育で定評があるなど、も考慮されましたでしょうか。実は現在学内
で、学科の存続廃止も含め議論されているのですが、教員側の論理、感覚、経
験での議論ばかりで、実際に入学する学生の考えと乖離している気がしてなら
ないのです。ご迷惑にならない範囲で率直なご意見を聞かせていただければ幸
甚であります。
澁澤龍彦『夢の博物館』(美術出版社・1988年)所収の篠山紀信撮影の書斎の 写真。中に著者寄贈本の棚を、見開き2ページにした写真。右ページの、上から二段目の棚。 『大理石』の上に横になっている『龍神渕の少年』杉山徳遺稿集というように読める書物について、ご存じの方はいっらしゃいますでしょうか? 「徳」字は、読み間違っているかもしれません。ご教示頂ければ幸甚です。
ども、スッキーどぇ〜す。
アタシのようなイロモンがナンですが、楽古堂・大内史夫様のご疑問にすぐに
レスがつくかと待っておりましたが、未だにダ〜レもレスされないんで、アタ
シの精神衛生上具合が悪いため、シャシャリ出たことをお許しください。
「杉田總」(1936〜70)のお名前であるようです。「花藻群三」との筆名で詩
集も出しておられるようであります。なんでも澁澤氏の大ファンでその遺稿集
『龍神淵の少年』には澁澤氏も序文を書いておられるようでして、杉田氏の葬
儀にはわざわざ澁澤氏も参列されたとのこと。
『別冊新評 澁澤龍彦の世界』にはその抜粋が「憂い顔の革命家」として収録されています。
あとは彭城矯介さんが詳しくフォローしていただけることでしょう。
P.S
当地の「河童の三平」ことC様が今落ち込んでいることらしいですが、そのうち呼び出して締め上げてやりますので。
管理人様。
アホな掲示板汚しのアタシをお許しください。
散水弁さま
14日は、管理人さまとご一緒に、ある作家の未亡人宅にうかがうことになっております。
私は、蔵書を拝借する予定ですが、管理人さまは、別途、お願いごとがあるようです。
これも、デートと呼ぶのでしょうか???
風様
愛書家にとって、それこそまさに究極のデートであります。
ところで、立原道造に関する別の掲示板で、堀辰雄の田端在住のことが話題に
出ていて、追分在住の堀多恵子夫人に電話されたnonという人が、風様ばりの詳細な分析をされています。
世の中にはすごい人がたくさんいるものだ、と感心しました。
風さま
おはようございます。ご無沙汰しております。立原道造が好き様が言われる通りまさに究極。
鎌倉では、また楽しいお話をきかせてください。
cogito様の「夜光雲」を読んでいて、田中克己さんがすごく身近に感じられてきたの で、図書館で借りられる田中さんのものを「夜光雲」と平行して全部読み始めています。こういう読書の仕方も楽しいですね。うきく表現できないのですが、なん だか一緒に読むとそれぞれの理解が深まるような気がします。
yuriさま
“図書館で借りられる田中さんのもの”は強面(人を威かさうとする)ものばか
りですから「夜光雲」に先に触れていると「ふふん」となって親しみが湧くかもしれません。
さうして順序が反対だと“意外な一面”を見た気がするでせうね。
人魚の嘆き様
先日の話題によくナフタリンの匂いのことがでておりましたが、私のささや
かな蔵書もそろそろ防虫剤のことを考えようかなと思い、ホームセンターの売
り場へ偵察に行ってまいりました。見たところ、最近の衣類用の防虫剤は無臭
タイプがおおく出回っているようですが、人魚の嘆き様が使っておられる「強
烈な」匂いのナフタリンというのに何か特別な意味があるのでしょうか?
(例えば、衣類用ではなく本専用であるとか、あるいは匂いが強烈なほど効き目があるとか)
cogito様
F書房の目録に田中冬二の詩集がすべて署名入りで出ていましたね。
一昔前に比べると安くなっている気がしますが、どんなものでしょう?
それと、伊藤静雄の珍しい雑誌追悼号が出ていましたが、cogito様が以前お探しの物だったかなあと思って見送りました。
これって「聖人レベル」ですか?(笑い)
雑誌中毒様、kiku様
同じくF書房の目録に北園や山中の載った雑誌が沢山出ていましたね。
もっとも「詩と詩論」や「文芸汎論」はよく見かけます。
珍しいものはなかったような・・
F書房目録、薄いながらも中身は毎回最強。署名入田中冬二の詩集も確かに安 かったですが、買ひ直す気力まではこちらにありませんでした。今回は「尾崎 喜八追悼号」を注文したのですが売れてをり。 祖国の伊東静雄追悼号は旧臘、同書店より汚れ本を1/4で譲って頂きました。 こんなにして自慢するのは「おそ松くんレベル」と申します。 F書房の御店主は、ひょっとかして先達ての「なんでも鑑定団」に出演されて ましたね。 「シェー!」と目を釘付けにして見てました。
旧三島党 様
お返事遅くなり、申し訳ありません。
まず大学で古典を学ぶことに決めた時期と理由ですが、時期は高校一年生くらいでした。
理由は、予備校のテキストで読んだ『枕草子』の中で清少納言が、お裁縫をしたときに
玉結びをするのを忘れて縫ってしまい、やっと終わった!と思ったときに全部
ほどけているのを見つけると非常に悲しい、と書いている事を読んだとき
大袈裟ですが、千年の時を越えて清少納言と心が通じた気がした、というものです。
今から思えばお恥ずかしいほど簡単明瞭な志望動機ではありました(笑)
また私の友人についてなのですが、私の友人もほとんどが近代文学志望です。
ただ非常に近しい友人で一人、漢文専攻の者はおります。
彼女は卒業論文で荘子がやりたいと申しまして、教授から国文学科の卒業論文なのだから
中国文学作品だけではなく何かしら国文学と関連づけなさいと言われ、教授と
大喧嘩をして卒業論文に書く資格を勝ち取ったという強者です。
しかし彼女が荘子を初めて知ったのは、ゲームによってだった聞きました。
ゲームで「胡蝶の夢」の話が引用されていたのだそうです。以後好きで、独学で勉強しずっと志していたのだというお話でした。
また受験大学の決定に関してですが、私が大学を決めましたのは、私がずっと好きで
絶対に卒業論文で選ぼうと思っている研究題材の第一人者の教授がおられるからでした。
独学で勉強するうちにその教授のご著書を幾冊も読ませていただいておりまして、
お会いしていないながらも尊敬いたしておりました。なので絶対にその教授の授業を
受けてみたいと思ったのです。そして卒業論文の担当教授もしていただこうと、
勝手に私の心の中で決めておりました(笑)
しかし私のようなケースは現代では非常に稀ではないかと思われます。
やはり大抵の学生の方が大学決定の際に気になさるのは偏差値・大学名ですし
それは学歴や大学名を重視する企業の採用活動がある以上、そう簡単には変わらないのではないかと思われます。
私の大学でも近代文学専攻をする学生に比べ、やはり古典文学を専攻する学生は
極端に少ないのは事実です。やはり皆、近代文学の方に興味が惹かれるのでしょう。
しかし私の専攻しております古典文学の中でも特に新古今時代の和歌論の方は、確かに
絶滅の危機ですが、物語文学の方は結構栄えているようです。
近年の源氏物語ブームや安部清明ブームに乗っている模様です。
ですが流行の影響を加味しましても正直な所、学生が専攻分野を決定する際はひとえに
「どの教授につきたいか」の一点に尽きると思われます。学生も人間ですから
嫌いな教授を毎週毎週、一年間見続けるのは嫌なので、どうしても相性の合う教授、また
学ぶのが楽しい教授、教えを請いたい教授を選ぶということになるようです。
日頃の授業で様々な教授の人柄や人間性の大きさ、そして教え方や知識の深さを分析し
それに基づいて決定しているのが見て取れます。
どんなに一般的に学会で名が通っていても、どんなに偉いとされている教授でも
人柄や人間性が劣ると学生に判断された教授の下には、興味がある分野を担当していても
つかない、というのが現代の学生の確固たる信念のように感じます。
お説教くさくても、堅物でも、本当に良い教授というものを学生は見抜くもので、
良い教授がいれば志す者はいずれ出てくるのではないでしょうか。その教授に惹かれて
学んでみたいと思った、という者を育てるのが大学という教育と研究の両面を兼ね備えた機関の使命だと私は考えます。
生意気な口を利いて申し訳ございません。
ですがこれが私の、率直で正直な意見です。
まり。さま
旧三島党さまへのお返事を拝読させていただき、あなたの“おもざし”を思い出しております。
過日は、偶然ではございますが、お目にかかれて嬉しゅうございました。
あの時は、初めてのお店で、日本一のコレクターとの重要な取引?を控えてお
りまして・・・私も少々緊張しておりましたし(笑)、まり。さまとは、初め
てお会いしたこともありまして、余りお話はできませんでしたが・・・・・・
ずっと以前から、あたりまえのように私の隣の椅子に座っていらした方のような感じがしてなりません。
紫陽花の美しい鎌倉で、またお目にかかれることを楽しみにいたしております。
ふと、こんな歌を思い出しました。
さりともと待ちし月日ぞうつりゆく心の花の色にまかせて
スッキー様へ。
素早いご解答をありがとうございます。聞かぬは一生の恥、を痛感しています。
お名前の「總」が分かって嬉しいです。自作と同じ位置に置かれてあったことだけでも、澁澤龍彦の作者への親愛の情が伝わって来ます。
あの本が、お好きだったのでしょう。『澁澤龍彦の世界』は、古書店で見た記憶があります。探してみます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
まり。様
はじめまして。私は都内の某私立大学で近代文学を教えている者です。
さて、まり。様の旧三島党様へのお返事を拝見して、「今でもこんなにしっかりした考
えで文学を、そして古典文学を学んでいる学生さんがいるのだ」と感心すると同時に安心もしました。
ご指摘のように、大学決定の際に偏差値・大学名を重視する風潮が強い中で、高校時代
から自分の進む道、そして進む大学を決めていらしたまり。様は素晴らしいですね。お
そらく、生まれ育った環境や学校の先生方もよろしかったのでしょう。
最後の『その教授に惹かれて学んでみたいと思った、という者を育てるのが大学という
教育と研究の両面を兼ね備えた機関の使命だと私は考えます。』という言葉の重みを痛
感しない大学人は失格かもしれませんね。私もこれから心していかねばと思いました。
それにしても、まり。様の書き込みの論旨明快、文章のお上手さには驚かされます。4年
生でいらっしゃるのですか?私の教え子には、残念ながらあなたのような方はなかなかいないようです。
素朴なご質問なのですが、このネームの由来は何でしょうか?普通のグレープ フルーツならば、GRAPEFRUITですよね。FLUITは、小生の所持する英語の辞書 にはありません。どなたも指摘されないので、単純なミスではないはず。生来 の細かい穿鑿癖があります。なにかの作品の題名でしょうか?よろしくお願い申し上げます。
ymnk様
またまたヤフオクに三島由紀夫の色紙が。しかも今度は「真筆保証」
ですって。どういう風にして、保証するんでしょうね。僕にはどれがいいんや
ら悪いんやらさっぱりわかりません。こういう人間の必勝法は手を出さないこ
とだと思っています。
人魚の嘆き様
よく古書目録に蔵印あり、と記載されていますが、これがあるとどの位本の値段が安くなるものでしょうか。
その他、書き入れあり、とか日焼けあり、といった記載もありますが、どれが一番値下がりが大きいといった
暗黙の約束があるのでしょうか。よろしくお教えください。
予備校の講師をしております。過日、教え子よりメールをもらいました。専攻 を近代文学から古典文学に変更したのは、小生の和泉式部の授業だったという 内容でした。「かかりきと人に語るなしきたへの枕の思ふ事だにぞ憂き」とい う歌も例とする、とんでもなく危険な内容でした。しかし、多くの高校の先生 方は、一度でも古文に感動した経験があるのか、疑うような無味乾燥の授業を されています。教えるものが感動した経験をホンネで語ることを、現代の若者 は求めていると思っています。
四天王様
わざわざお気遣いありがとうございます。
ワタクシFやNのチェックには怠りありませんので大丈夫です。
ちなみにkiku様は私のようなバカ者ではありませんのであの辺りには手を出さないのではないかと思います。
cogito様
鑑定団で本が出ればFさんというのはデフォルトですね。
別件遅くなっていますが後日メールにて御連絡いたします。
春の雪様
「真筆保証」といっても鑑定書があるわけでもなし。
ところで、三島の字の鑑定は今、誰が最も権威があるのでしょう?
もしかしたら、ymnk様のように場数を踏んでいらっしゃる方では?
立原道造が好き様
昔は人魚の嘆き=シャザーンでしたよ。
文庫中毒様
>見たところ、最近の衣類用の防虫剤は無臭タイプがおおく出回っているよう
ですが、人魚の嘆き様が使っておられる「強烈な」匂いのナフタリンというの
に何か特別な意味があるのでしょうか?(例えば、衣類用ではなく本専用であ
るとか、あるいは匂いが強烈なほど効き目があるとか)
衣類用の無臭の防虫剤の成分はナフタリンではなく、ナフタリンよりも防虫効
果は高いそうです。私が使用しているのは本専用のナフタリンペーパーです
が、化学の教員によれば本箱に侵入した虫を殺す力はなく、入るのを防ぐ効果
だけとのこと。そうなると、衣類用の防虫剤の方が安いし、よいのかもしれま
せんね。
ただ、一つだけ「特別な意味」がありますよ。それは、この匂いがすれば人魚
の嘆き旧蔵書だから、「一週間限定の蔵書印」となっているということです。
近年神保町界隈では、この「一週間限定の蔵書印」付きの人魚の嘆き旧蔵書を
手に入れんと血眼になっているコレクターが少なからずいるのです。そしてこ
れが5冊書棚に並べば、一流のコレクターの仲間入りとなります(笑)。ちなみ
にcogito様は『転身の頌』1冊ですね。匂いはもう飛んだでしょうが。
大輔様
ロバートとジミーのステージでの喧嘩をライブで見たものとしては、貴兄の興奮が懐かしくも嬉しくもあります。
初心者様
蔵書印、書き入れ、日やけ、その他古書の保存程度のランクを下げるものは
多々ありますが、「どれが一番値下がりが大きい」などという基準はありませ
ん。端的に言えば、その時々に応じ「見苦しさの程度」によってマイナスの大
きさは異なります。例えば、木版の口絵に巨大な蔵書印があるのは致命的です
が、裏の遊び紙に小さく捺してあるのならばそれほど問題でもないでしょう。
なお蔵書印を消しても必ず跡が残り、むしろマイナスが大きくなるのでお気をつけ下さい。
以上、ご参考になれば幸いです。
雑誌中毒様
昨日、久しぶりに行ったコレクター市に『GGPG』の10冊揃いが出ましたよ。管
理人様や鴎外ダボのT富様に「また、こんなものを買って。やっぱり君は大ダ
ボだよ」と言われるのがわかりきっているので見送りましたが、結構な価格に
なっていましたね。
人魚の嘆き様
詳細なご説明痛み入ります。私もいつかきっと、「一週間限定の蔵書印」つきの本をゲットしたいと思います。
どなたか、ぐれむん様の“真筆保証”の方法を御考案頂きたく存じます。 三島由紀夫の色紙だって裏に「proxy」とか書いてあったらアブナイです。
人魚の嘆きさま
『転身の頌』の匂ひ、飛びませんよ。箱入り帙入りですもん、抜けるもんですか(笑)。
まり。様
お体の優れない折に不躾な質問に丁重なお応えを頂き御礼申し上げます。実は
小生が申し上げたいことは既に天女の舞い様が全て書いてしまわれました。そ
れだけ、まり。様のお書きになったことが、大学で教育に携わる者にとって痛
い所を衝かれた内容だったからでしょう。本学でも古典を志望する学生が少な
いことを嘆くよりも、一人でも多くの学生に志望して貰えるだけの教育内容を
提示し、魅力ある講義が展開されることが急務であります。有益なるご忠告を
賜り重ねて感謝いたします。
風様
「さりともと待ちし月日ぞうつりゆく心の花の色にまかせて」は確か式子内親
王の歌でしたか。小生は「花は散りその色となくながむればむなしき空に春雨
ぞ降る」という歌を好ましく愛唱した時代がありました。古い昔の話です。
旧三島党さま
私も、昔の話ですが・・・式子内親王の歌が好きで、あれこれと愛唱していた
ころがありました。
これまたふるーい昔々の話ですが・・・私は、幼いころに、家にあった小型の
美しい『シェークスピア全集』を見て本に興味を持つようになり、中学1年の
担任の先生から愛蔵しておられた芥川全集を贈られて、文学少女?になりまし
た。高校1年の国語の授業で、先生から配られたガリバン刷の立原の詩を読み
・・・その時の衝撃?で、人生が決まってしまったようなものです。大学以降
は、ひたすら立原の“おっかけ”をしていたのですから・・・。
振り返ってみますと、文学少女&青年だった父母が最初の先生で、中学、高校
と道を開いてくださった先生がおられたからこそ、善くも悪しくも今の私がい
るように思えます。ご自分の“青春の憧れ”と重ねあわせてお話する先生方の
高揚したまなざしは、今でも鮮やかによみがえります。そんな私の人生を知ら
ずに、父母も先生方も早逝してしまいましたので・・・今語り合うことができ
たならと、いつも残念に思っております。
そのかわりといっては失礼とは存じますが、私にとって、ここに参集する皆さ
ま方との語らいは、何ものにもかえがたい宝物なのです。
春の雪様
おそらく今回は十万円を超すかも知れませんね。あつかましい意見かも知れま
せんが、いいも悪いもはじめから色紙なんかねらわずに、何かテーマを決めて
コレクトするのはどうですか、例えば文庫は誰にも負けないくらい完全にまず
収集するとか、原作映画のポスターをあつめるとか。学習院関連を完全にする
とか・・・春の雪様はそもそも何故三島をあつめようとお思いになられたので
しょうか? 多くの作品の中で一番好きな作品は何でしょうか? 何か、こだ
わりはございませんか。そういう自分なりのこだわりからオリジナリティある
蒐集をまず狙ってみるのは如何ですか。どだいはじめからウン十万もするよう
なものをあれこれみてそのたびに無理して買おうかどうかとため息をついても
はじまらないでしょう。ヤフオクで真筆の色紙が出たとしたって、どうせ皆群
がって相場近くの値段になるでしょうし、それで一喜一憂してもあまり意味が
ないような気がします。それと、かなり遅くなりましたが「弟子」などとはと
んでもない、私もまだまだ出物を狙っている「ライバル」ですよ!
由紀夫様
あの「真筆保証」というのは、あるいは出所のことを出品者がいっているのか
もしれません。三島の字の鑑定ですが、三島文学研究者でそういうことをして
る方は全くいないのでは・・?? ところで私などは場数というのも愚か、色
紙などは間近で見たのはごく数回です。参考になるのは、過去の目録掲載写
真、文学アルバムなどの写真でしょうね。ところで誰か「何を以て保証なの
か」という質問をしたのでしょうか・・・・?
春の雪様
私も三島を愛する収集家です。私も大場啓志氏の「三島由紀夫 古本屋の書誌学」やymnk様のページを読んで勉強しました。
欲しい本や物は個人的な感情による物が多い様に思います。
私の場合は三島のハードカバーの初版本を集める事に専念しました。自分の経済観念と相談して集めました。勉強して、相場を見極めるながら
収集するのも楽しみですよ。
あと何の作品が好きか。
私は「鍵のかかる部屋」が好きで昭和29年の初版と45年の限定本を買いました。
三島の初版も一時期の異常な高騰は影を潜めたものの未だに高いですよね。
足繁く古書店に通い、情報を仕入れるのが得策です。
買わないでも、三島の原稿や署名本、初版を扱っている所で勉強するのが良いと思います。
収集は自己満足の域が多いですが、今自分の書棚に何か必要か、何を読みたいか
それを再確認するのも良いのではないかと思います。
現物を見て、現物を見る。そして判断する。
どうですか?春の雪様、一緒に勉強しましょう!!
人魚の嘆き様
「MOBY DICK」を叩くジョン・ボーナムを見たいですね。
DVD見て欲求不満が頂点になりました。
風 様
お優しいお言葉、ありがとうございます。
偶然といえども風様のような方にお会いでき、本当に幸せでございました。
鎌倉でまたお会いできることを心待ちにしております。
この世にはわすれぬ春の面影よ朧月夜の花のひかりに
天女の舞い 様
お褒めいただくと却ってお恥ずかしいくらいです(笑)
私は高校時代、多大なる影響を受けた先生がござます。
その先生が和歌を非常に愛してらっしゃり、非常に美しい解釈の講義をしてくださいました。
先生がいらっしゃったから現在の私がいると申し上げても過言ではございません。
古典の世界へは、誰かの手引きなしには入ることはできません。
学生の方々が古典と魅力的な出逢いをしてくださればと願っております。
匿名希望 様
私も同感いたします。
ただ感情的な授業というものは、合う人もあれば合わない人も出てくるもの。
それを避けて理性的な授業をなさる先生が多いのではないでしょうか。
しかし万人向けの授業というものは本来有り得ないもの。
学ぶ方だけではなく教える方も選び選ばれるのが望ましい形なのでしょう。
けれど現代の高校では、希望の先生を選ぶという制度は成り立ってはおりません。
そのための軋轢も生まれているのだと思います。
人魚の嘆き 様
了解致しました!
人を殴り殺せるくらいの札束、というのを当初の目標に掲げます。
相手に依存するのは嫌なので私自身がお金持ちになって、いつか
会社を乗っ取れるくらいになりたいと思います。
そしてさらにいつか、人魚の嘆き様を越える大コレクターに!!
・・・なれたらいいな・・・。
旧三島党 様
旧三島党様のように現代の大学教育、さらには高校教育までをも憂える方が
今の教育現場にいらっしゃるかと思いますと、有り難くも心強くございます。
いくら私ども学生が訴えましても、それを受け止めてくださる方がおられなければ
ただの学生の不平不満で終わってしまいます。
ですが現代の学生の国語能力の低迷も事実。
それを是正しなければならないのに、国文学科の廃止が言われる現代はなんとも納得が参りませんね。
国文学など必要ないという風潮の高まる現代、誇りを持って
国文学に携わってくださる方が一人でも多くなることを願ってやみません。
ymnk様、大輔様
心に響くアドバイスをいただき本当にありがとうございま
す。やはり年季のはいったコレクターの方は違いますね。何でも目が行ってし
まう、そして何にも買えない自分が恥ずかしいです。
ただ弟子は文庫中毒様と同じように、勝手に自称1番弟子を名乗らせていただ
きたいと思います。ご容赦お願い申し上げます。
人魚の嘆き様
『GGPG』の揃いとはすごいものが出ましたね。
人魚の嘆き様にその時だけでも大ダボに復活してほしかったと思うのは、雑誌中毒様もkiku様も同じでは。
楽古堂・大内史夫さま
貴兄もわたくし同様、穿鑿好きですね。
TOM WAITSという音楽家の代表作の曲名です。ご指摘通り、発表当時はRで
したが、この人は相当ひねくれもんでして、BootlegやLiveではGLAPEFLUIT
MOONにしたり、RRにしたり複数のsを付けたり、(GRAPEFRUITの複数にSは要
らなくてもいいんですが)好き勝手なんです。歌詞も意味がよくわかりませ
ん。固有名詞ですから彼の自由なんですが、わたしも、こんなに長く各掲示板
をお邪魔する積もりはなかったので、初めて投稿した折、聴いていた好きな曲
をHNにしてしまい、長すぎて欄に入らないとか、綴りを忘れるとか不評でし
て、他のサイトでは勝手に「ぐれむん」にされています。英語に厳しい方には
見苦しいかと思いますので、「通称」に変更致します。書物の話題から外れる
ので詳しくはhttp://www.officialtomwaits.com/を参照願います。
人魚の嘆き様
GGPGの揃いとは、マヴォさまではございませんが、驚きです。ところで、そのコレクター市というのは、一体どのようなものなのでしょうか?秘密結社のよ
うなものでなくある程度オープンとなっている会なのでしょうか?非常に興味あります。お教えください。
昼食をとりながら冷静に考えていたら、HNくらい好きなものを使いたいので、この機会にこちらでは、これでお願いします。 昨日のcogitoさんの投稿にある、私の「真筆保証」とは、どういう意味なんですか。 ところで、私の父の書く字は三島氏と瓜二つでした。訊けば三島氏と同じも ので臨書した由、年齢もほぼ同じでしたから、戦争前後に全く同じ教科書を用 いたのではないかと思われます。 中学生だった私は持っていた文庫本全部に署名してもらい友人と他のものと交 換していました。高校生になると、単行本にも署名してももらいはじめ、だん だん面白がり始めた父は色紙も書いてくれました。今度短編の原稿も書く約束 をしていた矢先に父は死んだので、これ以上罪を重ねることはありませんでし た。書とはコピーですから、三島氏のようにお手本を忠実に写した人の書は似 たようなものがいくらでも出来ます。かつて酒場「人魚の嘆き」の開店祝いに 大谷崎の署名を30枚位書いてみましたが、うまくいきませんでした。大谷崎の 書は自分の字なんですね。父も私も「夏日烈烈」というものは書いていません が今出品されているものの写真を拝見すると、いい出来とは言えないですね。 欲しい方がいらっしゃるのでしたら、あの程度で良ければ私がお書きします が。但し本紙内にetudeと書き加えますけれど。因みに父のものは全て廃棄し ましたが、文庫本のペン署名入りというものがあったら気をつけて下さい。
>昨日のcogitoさんの投稿にある、私の「真筆保証」とは、どういう意味なんですか。
ぐれむん様を騙る偽者を即座に見分ける方法(笑)。でもここでは管理人様が目を光らせて
偽者に対する対抗処置も講じられてゐるやうですから安心ですね。
鏡花本一括でない情報、ありがとうございました。 それならば私にも挑戦できるものがあるかも。 また相談させてください。
人魚の嘆き様
特別な意味について、充分納得いたしました。
ナフタリン臭5冊で、一流コレクターとか。
そうすると、私はあと2冊で一流コレクターの仲間入りとなるようですが、
あんなのは蔵書のうちには入らないよと軽く一蹴されそうです。
道理でナフタリンの匂いがしなかったわけですね。
四天王様
お声をかけていただき、ありがとうございます。お返事が遅くなり、申し訳あ
りません。私は目録買いを滅多にしないのでご教示いただいた情報は未見です
が、雑誌中毒様は私の嗜好・傾向をよくご存知なので、彼がそうおっしゃるなら、その通りだろうと思います。
ただ、雑誌中毒様の書き込みに一言異議あり。彼はテーマと目的をしっかりと
お持ちになって蒐集されていますから、「バカ者」は、行き当たりばったりの直感でボチボチ購入している私の方です。
マブォ様 散水弁様
「GGPG」全冊揃い・・・同感です。そして、どこかで復刻してくれないかなぁ、と
いうのが正直な実感です。以前、某出版社でそんな話があったそうですが、企
画倒れに終ってしまったようで・・・今なら、モダニズムの見直しが盛んなので
タイムリーだと思うのですが。私は、書架に「GGPG」「薔薇 魔術 学説」「衣裳
の太陽」が復刻で並ぶだけでも満足出来ますから(実物は夢の夢、なので)。
散水弁様 雑誌中毒様
先日はお気遣いいただいた上、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
まり。様
“新古今時代の和歌論の方は、確かに絶滅の危機ですが〜”という現状は寂し
い限りですね。でも、そんな風潮だからこそ「自分がやらずして誰がやる」の
心意気で頑張って下さいネ!私は無学なオッサンですが、新儀非拠達磨歌は、
これぞ中世のモダニズムだと(勝手に)思っていつつ、先人の偉業を仰ぎ見て
います。
文庫中毒様
先日の補足をすると、ナフタリンは比較的長期間効き目が継続するという長所
があるそうです。なるほど、ほぼ完璧に密閉された私のガラス付本箱では、一
枚のナフタリンペーパーが一ヶ月は持ちますね。
なお、強烈なナフタリン臭のするのはガラス付本箱に入っている本だけです。
ダンボール箱に入っている本は、入れた場所によって匂う程度が分かれます。
書斎のガラスケースなしの本箱に置かれている本は、ほとんど匂わないはずです。
留女様
管理人様は明日お帰りになると思います。
cogito様
>でもここでは管理人様が目を光らせて偽者に対する対抗処置も講じられてゐ
るやうですから安心ですね。
管理人様→裏管理人様、と訂正願います(笑)。
散水弁様
「コレクター市」はまさに秘密結社のようなもので全くオープンではありませ
んが、完全に合法的な市でもあります。出品される本の質では明治古典会など
比になりません。今度お会いしたら詳しくご説明しましょう。
春の雪様
今読み返してみると、私のレスは我ながら何だか書きぶりが偉そうな感じです
ね、どうかご容赦ください。これだ! というものが見つけられますようお祈りします。
大輔様
フォローをありがとうございます。助言をいただいたことで、私の投稿のギス
ギスした感じが相殺されたように思えます。
天保銭様
私も昔、三島の字体を真似しようと練習したことがありますが、やめました(笑)
人魚の嘆き様
「コレクター市」に私も大変興味があります。
秘密結社のようだということは、参加資格は厳しいのでしょうか?
よろしければ教えてください。
人魚の嘆き殿
通常の文体で失礼致します。過日『香水夫人』を委託された我が師探偵王が篤
い病で入院、恐らく余命は幾許も無いと思われます。先日見舞いの折、彼が小
生に依頼したのがかの推理探偵小説の大コレクションの行く末の事でした。生
涯を賭けたコレクションの散逸は彼の最も怖れる事ですが、問題は引き受け手
のこと。彼に金銭の欲望は一切なく、そして被相続人はいません。然し明治以
降今日迄のこの分野のあらゆる単行本・雑誌等等を網羅した、十万冊に及ぶ空
前恐らく絶後のコレクションをむざむざ安価でハゲタカに奪われる事は小生が
認めません。とは言えこれだけのコレクションを一括購入出来る機関、個人は
そうはいないに相違なく、時間も切迫している故苦悩しています。ご多忙の折
恐縮ですが、是非貴殿そして帰京後の管理人殿のお知恵を拝借致したくお願いする次第です。
大衆王様
「人魚の贈り物」に参加している矢吹と申します。
人魚の嘆き様にご依頼の件について、差し出がましいとは存じますが一言申し上げますと、もし恩師の方が危険な状態でいら
っしゃるなら、生前贈与か遺言によりコレクションを、大衆王様の帰属にさせておくのがよろしいかと思います。
万一の場合に、大衆王様がコレクションを左右する権利を留保することが必要かと思います。
余計なお世話で失礼いたしました。
楽古堂・大内史夫さま
貴兄のHNも長いですね。・がどこに入るのか今日も確認しました。どうして楽古堂が入るんですか。
昨日、病院に行ったら診察は適当で、ちょっと見てもらいたいものがあると出
してきたのがなんと「天保銭」二枚。やっぱりこのHNにせよということなんだと自分で納得しました。
TOM WAITSはJim Jarmuschの「DOWN BY LOW」に出ていた俳優と言った方がわ
かりやすかったかな。HPをご覧頂ければ判るでしょうが、舞台もやっていて名優でもあります。
実は、昔うちの蔵を利用してLIVEを企画したことがあります。女友達の恋人が彼のバンドメンバーなんで。
cogitoさま、人魚の嘆きさま
ご心配をおかけして申し訳ありません。
余りに皆さんに迷惑ばかりをおかけするので、各掲示板への投稿は、止めてし
まう積もりだったんですが、そうすると偽者が我がもの顔で闊歩して私の名を
騙って変な書込みを続けそうな気がしたんで、今まで以上によく掲示板を拝見
するようになりました。そうするとつい投稿してしまいまう結果になります。
cogitoさん
今日あたり職場に例のものが届く筈です。
天保銭様へ。
良きHN。実際には、貴兄の目玉は世間に通用するのでしょう。小
生、「楽古堂」をHNとして、ネットに投稿しようとしていたところ、偶然に同
名の古書店が存在することを知りました。そちらと区別するために、あえて本
名をくっつけて投稿しております。ロックは1970年代のKING CRIMSONまで。完
全に時間が止まっております。TOM WAITS氏は存じ上げませんでした。題名は
一種の訛りの表現でしょうか?今後とも、いろいろとご教示下さい。
文庫中毒様へ。
通勤時間の読書を、日本文学と外国文学を交互にと決めて、実
行しております。文庫カバーも区別するために、黒と茶の二種類を用意しまし
た。現在、ヤン・ヴァイスの『迷宮1000』(創元推理文庫)を読んでいま
す。それほどに無理をしなくても、できるものだなと納得しました。文庫中毒
様のような体系性はありませんが、しばらくは外国文学への旅を、続けようと
思っています。ありがとうございました。次はカレル・チャペックかレムにな
るでしょうか。
楽古堂・大内史夫様
レムもチャペックも大好きな作家です。高校生のとき(今から35年前!)、
図書委員長を務め、図書選定委員の役得を最大限に発揮して、早川書房の世界
SF全集を購入してもらうことになりました。本屋から届けられ、登録と同時
に借り出してその日のうちに(翌朝3時頃まで掛かって)読み終えるという、
読書生活の充実振りを思わず思い出しました。中でもかの全集レムの巻の「砂
漠の惑星」に本が離せなくなり、「ソラリスの陽の下に」にたまらない恐怖感
を覚えることが、その後の私の人生を決めてしまったようです。ヤン・ヴァイ
スの『迷宮1000』ももちろん書棚に収まっておりますが、まだ読んでおり
ません。至福の時をいつにするか、思い悩むだけでも楽しい毎日です。
雪白様
「コレクター市」の参加資格は最近極めて厳格に改正され、一定価格以上と認
定される品物を一定数以上毎回出品することが求められます。管理人様以外の
方は、新規入会はちょっと難しいでしょうね。
大衆王様
管理人様が帰京されたので、早速ご依頼の件について相談しました。至急お会
いする必要がありそうですので、管理人様とメールで日程調整をしてください。三者会談をしましょう。
今、申し上げられるのは、矢吹様のアドバイスは貴兄に税金の問題が発生する
から難しいこと、被相続人のいない探偵王様がコレクションを売却すると、そ
の額に関係なくいずれは国庫を潤すだけだということです。
素案ですが管理人様と、探偵王様の意思を生かし、法的にも問題のない対応を
考えましたので、恐らく貴兄の悩みが解消されるものと思います。
魚楽様、アルピニスト様
「山より帰る」特製本は天金、木版表紙で加藤泰三の肉筆画が添付されております。
従って異なる絵の本が七十七冊あるということです。他に家蔵本が十冊あります。
管理人様。
なんと肉筆画添付ですか。版画等ではなく。しかも、77部すべて異なるとは・・・
驚きです。それぞれにどのような絵が付いていたのかとても気になります。
ぜひ入手したいものですが、ほとんど流通していないでしょうね。
ちなみに刊行時の価格はいかほどだったのでしょうか。
なお、泰三のお姉様は今も御健在なのでしょうか。また、お姉様が泰三につい
て回想されたようなものは存在するのでしょうか。
管理人様
「山より帰る」について家蔵本10部は初耳です。
これにも加藤泰三の肉筆画が添付されているのでしょうか。
ご教示お願いいたします。
kiku様
書き込みを拝見した瞬間、「見抜かれた!」と思いました(笑)
私の専攻は、藤原定家の和歌論です。
「霧の山稜」カバー付の初版本を、とある古書目録にて\7000で購入しました が、本日到着の現品を見るに、扉の前にも何某かの絵が貼り込んであった形跡があって一寸心配になりました。 前蔵者の蔵書票などが千切られた痕ならいいのですが、 もしやパラフィン頁ともどもオリジナル挿画が千切られて、糊付け工作してあるものとすれば、 落丁品としてこれを返品した方がいいのかどうか迷ってゐるのです。 この書物の完本相場を知らないこと、よりも、もし欠損してゐる(かもしれない)挿画が素晴らしいものであった場合、 再び買ひ直すのはやりきれない気がしたものですから、オーソリティー様に一寸おたづね申し上げます次第です。
また天保銭様の偽物が出現し、既に削除しましたが、本物のアドレスまで付け ている悪質さでした。書き込んだ機械も前回とは異なる台という念の入り方。 しかし、犯人はほぼ特定されましたので、天保銭様及び他の皆様はご安心を。 現在、制裁方法を考慮中です。我々を怒らせるとどうなるか、近いうちに地獄を見ることになるでしょう。
cogito様
購入された『霧の山稜』は、オリジナル蔵書票は付いていますか?
それと、あんなに汚らしい『山羊の歌』を買わなくてすんで幸運でしたね。
魚楽様
本はまとめてお送りします。遅くなって申し訳ありません。
(-ε-;)蔵書票は蔵書票でも、オリジナルぞーしょひょーだったのですね。 (ぢゃ、ないのはやっぱ返すべきですね…うう。) ほんと、ついてないなー。それに『山羊の歌』だって・・・深呼吸してるうちに売れたやうです。
人魚の嘆き様
古書通信の「続署名本の世界」を拝見しました。
皆さんにとって待望の連載開始でしょうね。
毎月の楽しみが増えました。
cogito様
あの『山羊の歌』にあれだけのお金を出せるとは・・
cogito様の情熱には脱帽するばかりです。
cogito様
『霧の山稜』・・・安物買いの銭失い
『山羊の歌』・・・駄物売切れ銭残る
まだまだ甘いな・・・
文庫中毒様へ。
レムは、小生のもっとも好む作家のひとり。いつか、じっくりとお話したいものです。
早川SF全集では、エフレーモフの誇り高き『アンドロメダ星雲』も忘れられません。
東欧圏のSFの紹介も希少になりました。
『迷宮1000』のヤン・ヴァイスは、1929年のチェコスロヴァキアにいた石川淳。
(「鷹」「珊瑚」「鳴神」が好きなら絶対おすすめ。)アウシュヴィッ
ツも、80年後のゲーム化された、高度資本主義社会。日本の閉塞情況をも予言。お楽しみに。
汚れつちまつた「山羊の歌」に今日も非難の降りかかる
ええええ、さうですとも。ぼくは今夜も“汚れた裸”本を夢に描きます、と。
(-η-)おやちみー。
魚楽様アルピニスト様
『山より帰る』家蔵本10部と他の特装本の違いは貼り付けてあるオリジナルが
選りすぐりであるか否かのみです。この10部は市販は致さず全て献呈致しまし
た。市販の特装本は発売時五万円でしたが普及版300部も含め全て予約の段階
で完売してしまいました。
泰三のお姉さんは「天童稚枝」さんと言いましてとても弟思いの方でしたが残
念ながら一昨年、他界されました。泰三について回想で活字になっているもの
は昭和34年の朋文堂復刻『霧の山稜』に挟み込みの「山の朋文堂便り」臨時号
に寄せた『「霧の山稜」再版に当たって』及び昭和39年に同じ朋文堂より出し
た『霧の山稜』(朋文堂/ケルン新書12)付録の「ケルン新書ニュース」の『新
書版「霧の山稜」発刊に際して』があります。
因みに二十五年ほど前に泰三の彫刻、絵、「霧の山稜」の原画、原稿、書簡及
び著作権から断簡零墨に至るまでの悉くを小生に委ねたいとの天童稚枝さんの
希望で一括して購入させて頂きました。
管理人様
大変遅くなりましたが、『人魚の鎌倉見物』に参加させていただきたく存じま
す。どうぞ、よろしくお願いします。
また、過日は和田家訪問とともに恩師蔵書の件でご足労いただき、その節は有
難うございました。こちらでお礼申し上げるのをうっかり失念していました。
申し訳ありません。
まり。さま
“見抜かれた”など、とんでもありません。新古今の和歌論といえば、まず、
あの親子ですからネ。若年の頃、『明月記』に垣間見られる人間臭さに親しみ
を覚えつつ(孫引きの、しかもナナメ読みですが)、その美学に心酔した時期
がありました。
こちらには彭城さんのような本格的な歌人の方もいらっしゃるので、私如きが
能書きをたれるのも何ですけど・・・お返事、ありがとうございました。
管理人様。
『山より帰る』について御教示どうもありがとうございます。
やはり特装本の内容を知るとそちらに心が動いてしまいます。気長に探してい
こうと思います。
お姉様のこと、唯一繋がりのある方だけに残念ですね。泰三の生年からして相
当な高齢になられているとは思っておりましたが。
また、泰三についての回想は案外少ないので以外でした。復刻本はよくある
ようですが、挟み込み付録付きに要注意ですね。
今後とも泰三に関しまして御教示頂きますようよろしくお願いします。
cogito 様。
「霧の山稜」の初版本の件、残念でしたね。私も相場、現物もよく知らないも
のですから、7千円であれば飛びついていたでしょう。やはり、まず十分な知識が必要なのですね。
私も反省させられました。
ところで、私は目録で購入するようになってまだ日が浅いのですが、このような場合、快く返品に応じてもらえるのでしょうか。
なんとなく逆にこちらの無知を咎められそうで。
無事返品されましたら教えて下さい。
探偵王様の蔵書の件、固唾を呑んで見守っております。 内密のことも多かろうとは存じますが、可能な限り公開お願いいたします。 なにしろ、天下に二つとないコレクションでしょうから。
黒猫館館長様
以前こちらか月下の宿帳のどちらかで、書肆ユリイカの本について書かれているのを拝
見したことがあります。私はHN通り書肆ユリイカの本も初心者なのですが、とりわけ珍
しい本として有名な本を教えていただけるとありがたいのですが。出来れば古書の値段
も知りたいのですが。もちろん、黒猫館館長様の独自のお考えで結構です。どうぞよろしくお願いします。
まり。様
定家がご専門であれば、百人一首もお好きですか?私は子供の頃から百人一首が大すき
で、百人一首についてのいろいろな本を読みました。専門書ではないものばかり
ですけれど(笑)。特に繰り返し読んでいるのは、白州正子さんの
「私の百人一首」です。まり。様もまだお読みでなかったら、一度読んでくださるとうれしいです。
管理人様、人魚の嘆き様
又、ゴキブリが出ましたか。面倒をおかけして申し訳ありません。
私のネット上の「お作法」が充分ではないのは自覚しておりますし、酒宴の席
の調子で、つい脱線してしまう事がある傾向も多々ありますが、内容を幾度も
読み直してから投稿するよう気をつけております。そのため、逆に誤字脱字を
見落としてしまいますが。
とにかく、人に恨まれる覚えはないのです。むしろ親切にし過ぎて疎まれる
事はよくありますけれど。何が気に入らないのか、さっぱり判りません。
今回はアドレスまで記載するとは悪質さも度を増していますね。確かにアドレ
スは送信しない限り真贋は判定できませんから、書き放題で殆ど意味がないんだ。
こんな面倒なことをする暇があるのなら「元禄大判金」かなんか、なんでも
いいけれど自分のハンドルネームで堂々と本人が反論を投稿すればいいのにと
思います。私はちゃんとレスしますから。
今回もcogitoさん関連の偽投稿ではありませんでしたか。そうだとしたら最
近わたしがcogitoさんと仲良くしていることへの嫉妬心からでしょうけれど、
残念ながら未だ私たちは肉体関係を持つどころか、手もつないだ事すらない仲
である事をここに追記しておきます。
風様
cogito様のBBSで話が出ている「盛岡ノート」についてお尋ねします。
私も1冊持っているのですが、この本に深沢紅子先生の肉筆画の入った特製本があるという話を聞いたことがあります。
しかし私は未見です。
そういう本が本当にあるのでしょうか?
そして、絵柄は同じなのでしょうか?
ご教示下さい。
管理人様
お久し振りです。本日、中国に渡った坂本義男の作品を調べるべく近文に参り
ましたが鹽月赳の編集に拠ります「散文」は僅かに五冊しか無く殆ど収穫なし
に帰って参りました。三巻一号が確認できたのですが、その後も続いているも
のと思われます。
「散文」に就いてと他の坂本義男に関する資料を御教示下さいませんか。
乱歩邸様
今週中に探偵王様の書斎を訪問することになりました。今度は私が「書斎訪問
記」を書く立場になりそうです。差し障りのない情報はここで提供しましょう。
風様
管理人様から聞かれたかもしれませんが、『野村英夫詩集』の特製版深沢肉筆
絵入り本がT村書店に2冊あり、両方とも押さえておきました。お持ちでなけ
れば1冊どうぞ。
雪達磨様
『ふらんす物語』の複刻本は手元に届きましたか?
四天王さま
『盛岡ノート』の「肉筆挿画入り」特製版は、幻となった本と聞いております。
出版を準備中に、「挿画」を制作中の深沢紅子先生のアトリエが火災にあい、
灰燼に帰してしまったと、紅子先生から直接うかがいました。
しかし、その事情は様々でしょうが、何冊かが現存していることも事実です。
私がこれまでに確認したのは3冊ですが、図柄はご勘弁ください。
この3冊は、持ち主から推測して、見本として制作されたものと思われます。
散水弁さま
先日お話した資料借用の件で、至急おうかがいしたいことがございますので、
メールをいただければ幸いに存じます。
ダークホース 様
私も百人一首は大好きです。
やはり新古今の和歌の中で最高のものではないかと思っております。
お話の白州正子さんの「私の百人一首」、お恥ずかしながらまだ読んだことはございません。
是非読ませていただきます。
人魚の嘆きさま
見落としておりましたため、お返事が遅れ申し訳ございません。
『野村英夫詩集』の特製版深沢肉筆絵入り本
情報ありがとうございました。
喜んで購入させていただきます。
初心者様>
どうも、ご質問ありがとうございます。
書肆ユリイカの本ですが無名詩人の本で「珍しい」というものは多いのですが
そういうものはコレクターが欲しがりません。コレクターが欲しがっている本
でなおかつ「珍しい」本とするとなんといっても
・中村稔『無言歌』
・飯島耕一『他人の空』
でしょう。この2冊は10万前後ださないと買えません。
それほど高くないユリイカ本では
・岩田宏『独裁』
・川崎洋『はくちょう』
などが出ません。しかしでたら5万以下で買えると思います。
その他、個人的に「珍しい」と思う本は
・岸田衿子『忘れた秋』『らいおん物語』
・ヨシダヨシエ『ぶるる』
などです。
あと真鍋博の漫画本『寝台と十字架』『動物園』もめったにでません。
以上、ご参考にしてください。
http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html
辰巳「ははは、亨の奴、また缺陷本に大枚投じたらしくて、全く見てられませんな」
綾部「可愛いぢやないの。そんな事より辰巳さん、貴方が企劃した鎌倉計劃
に、張本人の貴方が何故出席しないのかつて、裏社會のお歴歴が御立腹よ。少しは私の立場も考へて頂戴。一體どうしたつていふの? 」
辰巳「はあ、それがそのぉ、今月は胃の調子が特に惡いもので・・・」
綾部「貴方の胃の具合が惡いのは毎度の事でせう。うちにとつても一世一代の大仕事なのよ。はつきりして頂戴」
辰巳「はあ・・・」
綾部「バシッ! 」(ステッキでテーブルを叩く)
辰巳「はいッ! 出席させて戴きますです! 」
といふわけで「人魚の鎌倉見物會」、何とか參加致したく存じます。
ただ、參加される皆樣に念のため申上げておきますが、本當に山の上ですので充分御注意下さい。
尤も、管理人樣にかかつたら「こんなものは山ぢやないよ。單なる土のささやかな盛り上がりだよ。
言葉は正確に使つてくれなきや困るなあ」と、お叱りを受けてしまふかも知れません。
運がよければ、鎌倉猿軍團が皆樣を出迎へてくれる事でせう。
尚、當日の晩に一夜の宿をお求めの皆樣のためには、新宿にて以下のイヴェントが開催されますので、
この機會に是非御利用下さい。特にその日は、ゲストが櫻井浩子さんですので『ウルQ』世代の方にはお勸めです。
また、上映作品の一本『曼陀羅』は、シナリオ段階では副題に「あるいは日本浪曼派」と謳つてをりました。
私の勝手な邪推ですが、このタイトルは、太宰治が「日本浪曼派」に勸誘された時、「日本浪曼派では嫌だ。
日本曼陀羅に改稱せよ」と抵抗したといふ、中谷孝雄氏の傳へるエピソードを下敷きにしてゐるのではないでせうか。
妄説お許し下さいませ。
諸兄諸嬢の古典談義に一枚加はらんと、珍しく眞面目に書き始めたものの、妙に長くなり過ぎて、
収拾がつかなくなりましたので、こちらの話題はまた日を改めさせて戴きます。恐惶頓首。
http://www.cinemabox.com/event/event.cgi
黒猫館館長様
早いお返事に驚き、くわしい説明に感激しました。ありがとうございます。もうひとつ
、歌集で特に珍しいものはございますか?重ねてお教え乞います。
風様
「盛岡ノート」の肉筆挿画入り特製版についてご教示感謝申し上げます。
この本のことを教えてくれた友人に確認したら、古書展で見たことがあるということでした。
風様のお書きになった3冊以外にもあるのでしょう。
「盛岡ノート」自体はよく見るありふれた本ですが、特製は珍しいですね。
人魚の嘆き様は全然問題にしない本でしょうか?
人魚の嘆き様
福士幸次郎の第一詩集『太陽の子』についてお伺いします。この本の箱の付い
ていない初版本を持っているのですが、最近になって、この本には「正誤表」
が貼り付けられているということを知りました。しかし所蔵本には「正誤表」
はないのです。そこでお尋ねは、『太陽の子』の「正誤表」はどこに貼り付け
られているのでしょうか、ということです。常識では、箱ということは考えら
れないので、所蔵本は剥がれてしまっているのだと思いますが、剥がれた跡が
ないのです。もしかしたら、貼付ではなく、挟み込みなのでしょうか。教えて
くださいませ。
「人魚の鎌倉見物会」に是非、参加したいのですけれど、その日は早朝から 吉野の山奥に入っており、締め切りの本日まで出来る限りの時間調整をしてみ ていたんですが、絶対無理だという結論に今朝なりました。残念です。雪達磨 さんのコスプレを見る度胸も気の弱いわたくしにはありませんし。 むかし、某版画家の内弟子をしていた時、アトリエのあった鎌倉山にすんでい たことがありまして、方向が反対ですけれど是非皆さんを案内したい不思議な 空間があるのですが、又の機会にせざるを得ません。
文庫中毒さま
久しぶりです。鎌倉山は他の同種の地域同様、各屋敷の敷地
が少々広いので隣家との境などは無いのが通例。ある日、昼休みだったか庭を
探索(散歩という形状じゃないんです)していますと知らない間に隣の家の庭
に侵入していました。そして縁側で屈み込んでいる老人がいて、気分でも悪い
のなら大変だと思い走って行くと、なんと製作中の棟方志功さんでした。よく
映像などで放映されていますが、本当に版と刃物の距離は一ミリ以下でした。
まさに眼で彫っていました。しかもその速度が尋常じゃないんです。過日のル
マンに於けるベントレー1,2フィニッシュなんて比じゃない。とんでもない
スピードなんです。下絵なんて勿論ありません。明るい日の縁側の日光の下で
ないと作業できないと言っていました。そこまで視力は弱っていたんですね。
その場で「弟子にして下さい。」と頼んだんですが「わしはデシはとりません
けれど、遊びに来たければどうぞ来て下さい。」と若造の私に敬語で応対して
下さり、それから毎日のように昼休みになると遊びに行きましたが、本当の師
匠を裏切るわけにも行かず、悩んでいる間に亡くなられてしまいました。今、
記念館か何かになっている場所は志功さんが晩年を過ごしたアトリエだったの
です。某サイトで神奈川県と棟方志功とは関係ないのに記念館があるのはおか
しいと非難していますが、たいそう鎌倉を愛しておられました。
四天王さま
お友だちが古書展でみたとおっしゃる特装版は、私が見た1冊の可能性があります。
図柄がわかれば特定できますので、うかがってみていただけませんでしょうか?
もし、おわかりになりましたら、ご面倒でも、メールにてお知らせいただけれ
ば幸いに存じます。事情がございまして、公にはいたしたくございませんの
で、どうぞ何とぞよろしくお願い申し上げます。
人魚の嘆き様
二つの問題について、ご意見をお聞きしたいと願います。
1-ある作家の著書を収集するに際して、どこまで集めるかという問題です。
一言で全部と言っても、例えば太宰治の場合、じゃあ最近新しく出た文庫本まで買うのか、となると私はそこまでしていません。
またキリがないと思うのです。人魚の嘆き様はどこで線引きをされていますか?
2-復刻本について、原本を買うのが難しい場合に買うべきかどうか、の問題です。
私で言えば、高くてとても原本を買えない初版本は、
やはり復刻で我慢しています。ないよりはあった方がいいと思っています。しかし知り合いに、絶対、復刻本は買わない、
買うとそれで満足してしまうから。と言う人がいて、それもそうだなと納得してしまいます。
人魚の嘆き様は、原本で買う力のある方なのは承知していますが、若い頃はどうだったのですか?
拙い質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
初めまして書物迷宮と申します。 以前より「稀覯本の世界」の様々な書誌に感服しておりました。「Salon De 書痴」も毎日欠かさずに訪問しております。 管理人様はマイナー作家に相当お詳しそうなのでもしやご存知かも知れないと 思い、思い切って質問をさせていただきます、 十五年ほど前に広津和郎あて宇野浩二の葉書を入手致しましたが文中に「本屋 から宮津慶一なる作家の小説を送ってきたが、とても感心させられた・・・」 とあり以来ずっと捜し続けてまいりまして今日に至っております。 どんな細かい情報でも結構ですので何方かご存知の事が御座いましたら、宜しくお願いいたします。
書物迷宮さま
国立国会図書館に、以下が所蔵されているようです。
■書誌情報 和図書(1/1件目)
原本代替請求記号 YD5-H-特114-598 (マイクロフィッシュ)
タイトル 血に燃ゆる塑像 : 長編創作
責任表示 宮津慶一著
出版地 東京
出版者 聚英閣‖シュウエイカク
出版年 大正12
形態 332p ; 20cm
全国書誌番号 42014654
個人著者標目 宮津, 慶一 ‖ミヤツ,ケイイチ
NDC(6) 913.6
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000000542206
http://opac.ndl.go.jp/index.html
四天王様
>人魚の嘆き様は全然問題にしない本でしょうか?
まあ、そうですね。確か雑本の書棚のところに差してある『盛岡ノート』が特
製だったと思い確認したら、やはりそうでした。先程貴兄宛に宅急便でお送り
しましたので、ご笑納ください。
私の耳は・・・様
『太陽の子』の「正誤表」は、本冊の見返しの次の遊び紙に貼り付けられています。ご確認願います。
太宰ファン様
以下は収集に当たっての私の個人的な意見です。
>1-ある作家の著書を収集するに際して、どこまで集めるかという問題です。
これに関しては以前にも書いた記憶がありますが、私は原則として@作者の生
前の初版本か重版本とA死後の発行でも作者の関与がある初版本を収集対象と
しています。後者の例としては、『悲しき玩具』や『在りし日の歌』が挙げられます。
その理由としては「キリがない」ということよりも、「作者の息吹が感じられ
る本を集めたい」という初版本収集を始めた根本の精神が大きいですね。作者
が手に取る機会のなかった本に、私は息吹を感じることが出来ません。ただ
し、作者に近い人が心を込めて編纂した本であれば、死後数年経っていても購入しています。
>2-復刻本について、原本を買うのが難しい場合に買うべきかどうか、の問題です。
私は昔から、複刻本はオリジナルを手に入れた後に必要なものだけ参照用に買
うことを心がけてきました。「複刻本は買わない、買うとそれで満足してしま
うから」というお知り合いの方の意見に賛成です。ただし初版本以外のもの、
例えば雑誌などは収集対象ではなく、私にとっては資料に過ぎませんから、複
刻があればそれで十分です。
高校の図書館で複刻本を何度も見ては、「いつかオリジナルを手にするぞ」と
よく思ったものでした。「複刻本なんか自分の本棚には置かないぞ」という強
固な意志が、コレクターとしての私を育てたのは間違いありません。考え方は
いろいろありましょうし、もちろん複刻本で妥協するもよろしいでしょう。し
かし、少なくとも私の周りにいるひとかどのコレクターで、複刻本を先に買っ
たという人がいないのは事実です。
管理人様・皆様
遅くなりましたが、私も「人魚の鎌倉見物」に参加させていただきます。
木・金と大阪なのですが、なんとしてでも戻ってきて参加することにいたします。
向こうでの収穫の話はできないかもしれませんが皆様よろしくお願いします。
1.待合時間 6月21日(土) 午後12時30分
2.待合場所 鎌倉駅東口改札口
3.案内担当 散水弁様
4.お店情報 「真緞汝亭」(まどんなてい)ー彭城矯介様友人岩田憲生様の
経営する大正浪漫の館、鎌倉市雪ノ下2-4-10、0467-23-6951
5.参加名簿 TG、散水弁、くだん、ymnk、文庫中毒、cogito、雪達磨、ま
り。、恩地喜多八、風、七面堂、大輔、りょくと、kiku、彭城矯介、葵の家、
管理人、人魚の嘆き(敬称略、計18人)
直接お店に行く人(待合せ場所に来ない人)は、必ず何らかの方法で前日まで
にその旨を散水弁様に知らせてください。その場合、お店での集合時間は13時
です。
大陸人様
「散文」は小生の手元にも一巻一号〜三巻二号までの十九冊があるのみです、
少なくも二冊が欠けております。三巻二号以降の確認は取れておりませんので
当然、終刊の特定もできません。
「散文」における坂本義男の寄稿を列挙いたします。
一巻二号(昭和九年五月)「胎盤」(小説)
一巻三号(昭和九年六月)「文藝時評」
一巻八号(昭和九年十一月)「子守歌」(小説)
二巻一号(昭和十年一月)「尾崎翠さんのこと」
二巻二号(昭和十年二月)「疾風」(小説)
二巻三号(昭和十年三月)「宮澤賢治」
二巻五号(昭和十年六月)「非文学の弁」
二巻六号(昭和十年七月)「病室」(小説)
二巻八号(昭和十年十月)「人間描写について」
二巻九号(昭和十年十一月)「彷徨」(小説)
三巻一号(昭和十一年一月)「作家と年齢」
三巻二号(昭和十一年二月)「終章」(小説)
坂本義男は昭和十三年十二月に内地で静養中の妻が病没した翌年五月に『花 環』という追悼集を北京新聞社に印刷させ私家版(非売)刊行する。文士の寄稿 では、ささきふさ、井上友一郎、小田嶽夫、大島博光、高橋丈雄、那須辰造、 松原敏夫、小松清、秋澤三郎、鹽月赳等、殆どが「散文」同人であります。こ の『花環』は坂本義男資料としては極めて珍しいものと言えるでしょう。
書物迷宮様
宮津慶一に関しましては小生も風様が調査された『血に燃ゆる塑像』以外には存じません。
ご存知のように「聚英閣」は宇野浩二の『蔵の中』や『苦の世界』を出してい
る本屋ですから因縁浅からぬ関係で当時既に評論活動もしていた宇野に(恐ら
く見返しか扉に「乞御高評」の印を押した)本を送ったのではと推測されます。
風様の情報に若干の補足を致します。
『血に燃ゆる塑像』大正十二年八月十八日発行、定価一円九十銭、四六判、上製貼函
これも想像の域を出るものではないのですが出版直後の震災は宮津慶一の本を
随分と焼き尽くしてしまったのではと思います。
『人魚の鎌倉見物会』参加者各位
当日は景品多数のため必ず紙袋或いは風呂敷を持参してください。
又、雨対策としてビニールも必要かと存知ます。
人魚の嘆き様
『太陽の子』の「正誤表」、やはり本についてましたか。残念ながら私のは欠
陥本ですね。しかもcogito様のように返品もできないのです。ところで太宰
ファン様へのお答え、私もぐさっときました。復刻でお茶を濁していた自分が
恥ずかしく思われます。人魚の嘆き様や管理人様になれるはずもないですが、反省しきりです。
ヒヤシンス様
本日、倉庫へ行き貧しい蔵書の中から貴方様向きの本を探し出して先程、梱包いたしましたので
明日、ダンボール箱四つ発送いたします。
戴いた品の代価には遠く及びません、お礼の気持ちです。
人魚の嘆き様
「盛岡ノート」の肉筆挿画入り特製版の件、「コレ、頂戴」でもないのによろしいのでしょうか?
本当にお礼の言葉もございませんが、ご好意に甘えさせていただきます。
復刻本の件は私もまったく同感です。人間弱いものですからね。
私などその最たるものです。
風様
了解しました。友人に聞いてみます。
もしわかったらメールでご連絡します。
風様管理人様
宮津慶一に関します情報を有難う御座いました。胸のつかえがいっぺんに取れた感が致します。
今週中にでも国会図書館へ行き現物を見てみたいと思います。
それにしても反応の早さには驚きました。今後とも宜しくご指導ください。
>舊三島黨樣
先日の「藏書賣却始末」、目下小生も同樣の危機的状況に追ひ詰められて、見
苦しい惡足掻きを繰返してゐる最中なれば、誠に身につまされる思ひで拜讀致しました。
管理人樣には、「二年間目を通さなかつたやうな本を後生大事に溜め込んでゐるくらゐ馬鹿な事はないぞ! 」と叱咤され、
成程參照したい本が、直ぐには出て來ない状態など甚だ滑稽なれば、いづれにせよ藏書の整理は避け難い作業でせう。
とは申せ、「まあこれはもう必要あるまい」とて久し振りに取り出した本が、實は以前には氣付かなかつた
貴重な情報の寶庫であつた事を再確認させられたりしますと、またまた頭を抱へ込んでしまふわけです。
しかし、御自身の意志で處分出來る方は未だしも幸せであります。
當方など、私が「これは殘すべきか否か」と苦悶してゐる隙に、家の者が情け容赦なく勝手にどんどん捨てて行きます。
確かにあつた筈の物が、何時の間にか無くなつてゐたりしますので、些か疑心暗鬼にならざるを得ません。
私のやうに、現在の市場價値が低い物を中心に蒐めてゐる者は、「賣り飛ばしても金にならぬ物なら捨てても同じ」
といふ正論(?)の前には、至つて無力であります。何しろ相手は、昔ソフトヴィニール人形の山を丸ごと捨てたやうな
人間ですから、「將來價値が出るかも知れない」等といふ希望的觀測は通用しません。
蒐集の情熱といふのは、飽く迄も個人的なものですから、周圍に理解されないのは已むを得ませんが、
經濟力の乏しい蒐集家の三十年に亙る惡戰苦闘の努力の結果が、結局は市場價値でしか判断してもらへないといふのは、
恰も半生を否定されるやうなもので何とも遣り切れず、つくづく厭世的にならざるを得ません。
見渡せば稀書も美本もなかりけり書庫の駄本の秋の夕暮
>管理人樣
醜惡な愚癡を書き連ねた事をどうかお許し下さいませ。
管理人様
「散文」情報有難う御座いました。
坂本義男の執筆誌探索でも此れが大きな障壁となっておりました。
貴重な雑誌ゆえ決してコピーが欲しいなどとは申しませんが、近々お邪魔させて下さい。
宜しくお願いいたします。其のときに『花環』も拝見できたらと存じます。
管理人&人魚の嘆き様
いよいよ今週末となりましたが、いざ鎌倉へと参りますのでよろしくお願い
いたします。これまでの「贈り物」が相当溜まっておりまして、対面を待ち遠
しく思っております。我が家のトラックを駆って参上仕りたいと考えたのです
が、「マドンナ」亭には、駐車場はありませんとのことで断念し、オーソドックスにJRで、となりました。
人魚の嘆き様
ナフタリンについて、いろいろと有難うございました。早速衣類用のやつを
購入して本棚に放り込んでおきました。
また、ついに堀口大學の「ヴェニュス生誕」を、n書林から購入しました。
もちろん目当ては別冊の志功板画です。私にとっては、清水の舞台とまでいか
なくても、鶴岡八幡宮の拝殿から飛び降りるくらいの気持ちで思い切りました。
もちろん50部限定本ではなく、400部本の方です。n書林の目録では、
400部本は、無彩色が普通で、彩色のあるものは特別なものとの記述があり
ましたが、ネット検索では、彩色のものばかりのようなので、ちょっと違和感
を感じております。400部本では、彩色と無彩色では、製作部数や評価にか
なりの違いがあるものなのでしょうか、お教えいただければ存じます。
天保銭様
ご無沙汰しております。相変わらずの博識に脱帽です。お若い頃に志功にお
会いになったことがおありとか、そうすると、私と同年代かやや年上と存じま
すが、うらやましい限りです。
cogito様
先日お教えいただいた、「新論」7冊揃い(内容見本付き)は無事入手いた
しました。表紙が、いずれも志功の油絵なのに驚愕しております。雑誌を飾っ
た油絵の表紙絵は、これだけかもしれません。
件の古本屋さんですが、目録が同封して有りませんでした。あまり商売っ気
がないのかな? 21日に再びお会いできることを楽しみにしております。
管理人様
上記「新論」7冊揃いと書き込みましたが、間違いありませんか?
書物迷宮さま
『血に燃ゆる塑像 』の書誌には、「原本代替請求記号 YD5-H-特114-598
(マイクロフィッシュ) 」とありましたので、原本を閲覧できない可能性があります。
国立国会図書館では、明治・大正期の貴重書について順次マイクロ化を進め、
閲覧に供しているとのことですから、電話で“原本閲覧の可否”を確認されて
から行った方がよろしいかと存じます。
管理人様
はじめまして。ハンドルネーム立花と申します。古本を集める趣味はないので
すが「雨の停車場」という詩集をyahooで検索して甘露書房さんの掲示板で、
こちらのことを知りました。そして過去ログで管理人様が前に「雨の停車場」
をお持ちであったことを知ったというわけです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
実は「雨の停車場」の著者の鳥羽馨(茂)は私の祖母のいとこにあたる者です。
小さい頃よく遊び鳥羽が死ぬ時にも、親族の少ない鳥羽をあれこれ看病したそ
うです。そういう関係で鳥羽の死後祖母が遺品を預かりました。それを今まで大事に持っていました。
しかし祖母も八十を超えいつまでも遺品を自分で持っていることに疑問を感じ
たようです。鳥羽はご存知だと思いますがボン書店という出版社をやっていた
こともあって遺品には、文学に関するものがたくさんあります。しかし私をふくめて家族で文学に関心のある者はいません。
yahooで鳥羽を調べたところ鳥羽はある方面では有名らしく鳥羽の作った本も
人気があることがわかりました。鳥羽の生涯を追いかけた古本屋さんもいたこ
とも知りました。しかし祖母は古い人間なので古本屋さんに遺品を売ることは
絶対にいやだと申しています。そこで困ってあれこれと調べていたところ遺品
に残された鳥羽の、「雨の停車場」からこちらが見つかったというわけです。
過去ログを拝見して管理人様と人魚の嘆き様のおふたりがいろいろな方の相談
にのっていられることも知りました。ぜひそのようなわけで私の相談にものっ
ていただけたらと思いました。地方に住んでいるものですがお助け願えませんでしょうか。
突然のお願いでとても恐縮なのですがどうぞご配慮くださいますよう、お願い申し上げます。
立花様
承知いたしました。小生宛てにメールを下さい。
管理人さま、人魚の嘆きさま>
『人魚の鎌倉見物会』の件なのですがツレと共に参加したいと思っているのですがよろしいでしょうか?昨日で締め切ってる
とは思いますが、追加一人でぜひお願いしたいと思います。お手数ですがぜひよろしくお願いします。
修学旅行で一人遅刻するようなお願いで申し訳ありません・・・
G、TGのツレ、散水弁、くだん、ymnk、文庫中毒、cogito、雪達磨、まり。、 彩、恩地喜多八、風、七面堂、大輔、りょくと、kiku、彭城矯介、葵の家、管理人、人魚の嘆き(敬称略、計20人)
彭城矯介様
岩田様にこの人数を連絡願います。
管理人様皆様
以前話題になっておりました『角鹿の蟹』の作者稲垣達郎の奥さんが書いた本
があると聞いたのですが、何方かご存じないでしょうか?
初心者様>
書肆ユリイカは主に「詩集」の出版社で「歌集」はほとんど出していないように
思われます。しかし例外的に一冊、加藤克巳『宇宙塵』を確認しています。
それではご参考にしてください。
http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html
『角鹿の蟹』の私家版というのはあまり見ないのでしょうか?限定本なのかど うかもお教えいただければと思います。
矯介さん
真絨汝亭は酒の持ち込みは不可能ですよね。瓶だったら大丈夫かな。
文庫中毒さん
わたしは最近の貴兄の書込み内容から、同年代だなと気づいていました。
それまでは、もっとお若い方だと想像しておりました。志功さんとよく会って
いた時、書物や色紙になにか書いておいてもらったらよかったなと思います
が、若い時はそんな事を考えもしませんでしたね。ただただ技術と情熱を盗む
のに精いっぱいでした。縁側の隅に硯と筆もあったのに。志功装丁書リストの
ようなものは出来ていますか。協力できる立場にあるので、欠損を埋める力になれるかもしれません。
因みに志功さんのアトリエの隣人とは加納光於さんです。両版画家同士の交
渉は全くありませんでした。一度加納さんに隣人の話をしたら不快そうな表情
だったので二度と話題には出しませんでした。
それから かつて恩地さんと話題になっていた「越中と中島棕隠」(表題
違ったかな、薄い限定版の和本です。)のコピーはもう入手できないでしょう
か。僕は読むことが出来ればいいのでコピーのコピーでもいいんですが。
黒猫館館長殿
書誌ユリイカの刊行物で以下のものを忘れていませんか。
「エロチシズム」ロベール・デスノス著 1957年1月30日刊 澁澤龍彦訳
最近、下がったとは言うもの店によっては書誌ユリイカ本の中で一番古書値が
高いかもしれません。矯介さんが指摘するのを待っていたんですが。
>管理人樣&人魚の嘆き樣
鎌倉には先程連絡致しました。色色と御高配戴き有難う御座いました。
道行く途中に「鏑木清方記念美術館」が御座いますが、あそこは展示スペースが狹いので、
希望される方がをられたら覗いてみるのも一興かも知れません。
>天保錢樣
かの店は、酒樽だらうが『愛書家地獄』だらうが、何でも持ち込みokです。
何卒宜しくお願ひ申上げます。
ただ何度も書きますやうに、山の上(おつと失禮、高臺でした)ですので、
餘りにも重い品物は運ぶ人が氣の毒かと存じます。
>文庫中毒樣
「新論」は七號までで間違ひないと思ひます。
「新論」の創刊から廢刊に至る經緯は、吉見良三著『空ニモ書カン 保田與重郎の生涯』(淡交社)の「『新論』前後」の章を御參照下さい。
>kiku樣
先日は遲くまで引止めてしまひ申しわけありませんでした。
貴兄がJohn Foxxファンの同志と知り、何よりも嬉しく思つてをります。
私はライヴには滅多に行かないのですが、John Foxxと Ash Ra Tempelのライヴは本當に感動的でした。
貴兄とJohn Foxx談義するには、どちらの場所をお借りしたらよいのでせうね。
http://www.metamatic.com/
天保銭様彭城矯介様
色々なBBSに顔を出されているお二人を、Salon De 書痴ヒマ人番付の東西横綱
に認定いたします。おめでとうございました
管理人様
謹んで「Salon de 書痴 閑人横綱」御認定をお受け致します。森
厳の礼を尽くし、皆様のお役に立つべく今後も甚深なる投稿を心掛ける所存で御座います。
私事にわたりますが、わたくしの母方の祖父は田舎の半端な古陶磁コレク
ターでした。父方の祖父は隣町でひっそりと茶道具を商っており、そこの上客
だったわけです。母方の祖父は娘の婿にその道具屋の息子を家業を継がせるべ
く養子に迎え、生まれたのが小生です。管理人様とはレベルが余りに違いま
す。そして祖母に育てられたお陰で欲しい書物は、いくらでも買っていいとい
う許しを得たのをいいことに幼稚園児の頃から出入りの書店に目録を持ってこ
させ、電話でどんどん注文していました。(昔は新刊書店が自転車で御用聞き
に来てましたでしょ。)残念ながら、古書は労咳になるから絶対買ってはいけ
ないという条件がついていました。ある日、突然先祖帰りしたのか古陶磁に興
味を持ち始め、古美術商の鑑札を取り、ついでに古書組合にも入会して古書通
信や彷書月刊などにも出品していました。本好きが古書店をすると絶対商売に
はなりません。今は閉店に向かって倉庫を整理中です。
そんな訳で当然「人魚の贈り物」には参加出来ないのです。雪達磨さんの濃厚
サーヴィスも怖いし。むしろ、整理していて出てきたものは差し上げるように
しています。
管理人様のご存知ない、書物とは無関係のBBSにも書き込んでいるんですよ。
ヒマじゃないんですけどね。
人魚の嘆き様
「盛岡ノート」が届きました。
改めて御礼申し上げます。
ああ、こんなにお世話になってばかりでいいのでしょうか。
いつか、人魚の嘆き様や管理人様にご恩返しがしたいものです。
風様
重ねての御教示有難う御座いました。
マイクロフィッシュになっているものを読んだ経験はありませんが小説を本の
形以外で読むことに強い抵抗を感じます。
管理人様
大変失礼いたしました。人魚の嘆き様と同様、最強の古書鉄人と思っており
ますので、どんな質問でも、こんぴゅう太のように即座に答えが返ってくるも
のと期待しておりますもので、お許しください。
彭城矯介様
早速お教えいただき有難うございます。第7号では廃刊のそぶりも見せてい
なかったものですから、安心いたしました。
天保銭様
志功装丁本のリストは以前人魚の宴会で皆様にお配りして、顰蹙を買ってし
まいました(笑い)。なにしろ未所持リストをかねていたものですから。
それにもめげず、「人魚の嘆き」に最新版ウオンテッド・リストを常備して
ありますので、ご笑覧いただければと存じます。
「中島棕隠と越中」は、コピーでよろしければ、お送りいたします。お送り先
を、管理人様か、cogito様か、雪達磨様あたりの確実な方を経由してご連絡いただければと存じます。
太宰ファン様
許すも何も、一番弟子は、私自身勝手に名乗らせていただいているだけなの
です。文庫中毒より、自分の方が一番弟子に相応しいと密かに思っている方
が、5人以上はいらっしゃるはずです。まあ、自称一番弟子なるものは、10
人ぐらいまで許されるのではないでしょうか。
つるみとんぼ様
稲垣達郎夫人、昌子さんの著書は以下の通り
『マアおばさんはネコがすき』昭和39年2月 理論社
『かあさんがんばる』昭和41年11月 理論社
『ながぐつをはいたねこ』昭和41年 岩崎書店
『ふしぎなオルガン』昭和42年4月 世界出版社
『シンデレラひめ』昭和43年2月 講談社
『もくれん通りであそぼうよ』昭和44年4月 理論社
『ちいさな絵本・グリム童話』昭和44年 ニッポ
『ねこのりぼんはsos』昭和46年2月 国土社
他
1981年の秋に昌子が没すると稲垣達郎は翌1982年10月6日に単行本未収録の作
品集『猫の絵暦』を『角鹿の蟹』私家版と全く同じ造りで私家版刊行。
以上、参考になりますれば幸いです。
管理人様人魚の嘆き様
鳥羽茂の遺品の話、興味が尽きません。
もし、どこかで誰かが責任を持って管理するという話が出てきた場合は、私も是非立候補させてください。
ご考慮お願いいたします。
すこし前に牧野信一の文庫本を読んだのですが、 大変面白く最近、頑張って初版本を2冊購入してみました。 以前「Salon de 書痴」で管理人様が牧野信一と一緒に葛西善蔵・嘉村礒多を 言及していたと記憶していましたので、ネットオークションで中央公論社の 「宇野浩二・葛西善蔵・嘉村礒多」も落札しました、今から読むのが楽しみです。
倉田様
「角鹿の蟹」の私家版は、今年の春頃どこかの古書展目録で見かけました。ま
た、先月、早稲田の青空古本掘り出し市目録に某書店が載せており、注文を致
しましたが抽選ではずれました。ところがその数日後、早稲田の別の書店のガ
ラスケースにあるのを見つけ(もちろん目録の本とは別のものです)入手しました。
私家版自体に発行部数は記されておりません。しかし、筑摩書房版の著者後書
きに、「まえにおなじ題の本を、少しばかり印行した。」とあるので、限定本なのは間違いないでしょう。
以上のことしか私にはわかりませんので、どなたか更に詳しく教えて頂ければと思います。
管理人様
稲垣達郎夫人が昌子さんという名であった事は知りませんでした。
単に文学者夫人の手慰み程度にしか考えておりませんでしたので此れほどまで
に沢山の著書があるとは驚きました。立派にプロの物書きですね。克明に教え
ていただきましてありがとう御座いました。『猫の絵暦』の入手は難しいのでしょうか?
文庫中毒さま、
お申し出を感謝致します。他の方のお手を煩わせるのは忍
びないと思っている所へ「貞之介」さんから、コピーを送ってくれるという
メールがありました。
この度は、彼にお願いする事にさせて頂きました。ご協力ありがとう御座いました。
原本は100部のくせによく出てくるのです。そして出たら2000円くらいなん
で、逆に入手困難なんです。市場では三本口位で出てくるんでしょうね。ある
図書館では貴重本扱いで、コピーさせてくれませんでした。また、よろしくお
願いいたします。ありがとう御座いました。
管理人様
今日、仕事帰りに馴染みの本屋さんに寄り『河骨』昭和16年、昭森社刊の初版
を1500円で買いました。稀覯本の世界、木山捷平書目ではこの本の外装は無し
とされていた事を覚えておりましたが本屋のおじさんに代金を払う時に「箱が
無いから安くつけといたよ」と言われました。そう言われて見ますと成る程カ
バーか箱が無いのはなんとなく不自然な本の様な気もいたします。
不安な帰宅してHPを拝見したら矢張り外装無となっておりますので、やや安心
は致しましたが、やっぱり外装の無い本ですよね。
天保銭様>
デスノスの『エロテシズム』とは重要な本を忘れていました。
確かに書肆ユリイカからでてますね。後年の青土社の『エロチシズム』と
混同してうっかり忘れていました。ご指摘ありがとうございました。
黒猫館館長様天保銭様
書肆ユリイカ本で一番珍しく断然高いのは、安東次男詩、駒井哲郎版画の「からんどりえ」特製ではないでしょうか?
並製でも150万円以上だから、「エロチシズム」など問題にならないと思うのですが。
彭城矯介様
こちらこそ、先日はお世話になりました。私はとても楽しかったのですが、お
みそレベルに合わせての話題に、彭城様はかえってお疲れになったのではないでしょうか?
えー、本に関係ない話ばかりしていると、そのうち二人とも出入り禁止になっ
てしまいますので、続きは・・・そーですネ、“ピンクの壁紙ピンクの壁紙 そこ
から始めてみようじゃないか”では如何でしょうか。Rockな話題ですし。
『鎌倉見物』ご参加の皆々様、当日はよろしくお願いします。
天保銭さまが前のHNで登場されたときに、管理人さまや人魚の嘆きさまに次 ぐ方が出てきたと喜んだのですが、古本屋さんもしている(していた?)と知っ て、ちょっとがっかりしてしまいました。プロなら、知識があるのも、品物 がたくさんあるのも当たり前ですものね(最近そうでない人も多そうですが) 。やっぱり、管理人さまや人魚の嘆きさまのような方は、世の中にはいない のだと再認識しました。
三月兎様
善蔵と申します。もちろん葛西善蔵から取ったハンドルネームです。三月兎様
の書き込みに葛西善蔵が出てきたので喜びのあまり書いています。
これからもよろしくお願いします。
ところで、牧野信一の初版本は何を買われたのですか?よろしければご披露ください
まり。様
先日ダークホース様とやりとりされていた百人一首について、鑑賞にお
薦めの新刊で手に入る本を紹介していただけますか?やさしく書かれ
たものがありがたいです。よろしくお願いいたします。
ナナさん
がっかりさせてしまい申し訳ありません。いい訳になりますが、わたしが古書
店をはじめたのは、非常によこしまな理由でして、あの一般の人が入れない会
館に平日入って見たかった。中でどんな事をしているのか知りたかったこと
と、あふれかえった蔵書を効率よく処分する手段としてです。
そして、コレクターによくあるように一度は古書店をやってみたいなと思った
からです。店舗も看板もありません。そして運がよければ、皆さんより一歩早
く、かつ安く探していた古書が入手できるとものと勘違いしていたのです。私
の貧弱な知識と乏しい蔵書は古書店を始める前からのものでして、その意味で
純粋のプロでさえありません。その上、本業を持っていて古書を生業としてい
ないことと、蒐集分野は小売値で買うものですから業界でも嫌われ者でした。
古書通信等でも赤字でしたよ。業界で学んだものは古書値だけです。仏教書や
古代史の本の価格も知っておかねばならないんです。興味がないので殆ど忘れ
ましたが。「管理人様や人魚の嘆き様に次ぐ」という云いは、この件とは関係
なく間違っておりますが、掲示板に対する時は完全にアマチュアコレクターと
して書き込んでおりました。ここに集う主な方々は既にご存知でしたが、いつ
かきちんとしておかねばと思い先日投稿しました。
管理人様や人魚の嘆き様のような方は他にいらっしゃらないのはナナ様の認識
通りです。
どんな理由にせよ、現在は未だ古書籍業界に属しているのは事実ですので、こ
れからは偽物が出ないようウォッチする程度に致します。失望させたことを深
くお詫び申し上げます。
管理人様
綱はお返しした方がよさそうですね。
グレノリさま
「カランドリエ」は気が付きませんでした。あれはオリジナル版画が入ってた筈。並製にも版画が合ったのでは。
これは別格ですよね。管理人様か人魚の嘆き様クラスじゃないと語ることの出来ない分野。
ナナさんを失望させた直後なのです、書きにくいのですけれど、以下は一般蒐集家として
参考までに。
「飢えた皮膚」 安部公房
「凧」 小島信夫
「死人覚え書」 原口統三
「中原中也の手紙」も「エロチシズム」に近いでしょうか。
書肆ユリイカのちょっと高めの書物。まだあったような。
天保銭様
綱は返却の必要はありません。古書業界に未だ属していながら、貴殿のような
男意気を見せられる方もまた他にはいないのですから。
ナナ様
お気持ちは理解しますが、その人が古書を生業としているかどうかよりも、古
書を愛しているかどうかの方がSalon De 書痴にとっては重要なことです。
ryokuto 様
御無沙汰しております。
貴兄に拝借している物をお返ししなければいけません。
メールで連絡を下さいませ。
善蔵様
HNから文科周辺の作家のファンの方が何人かいらっしゃるなと思っていました。
こちらこそ色々教わりたいと思っています、宜しくお願いします。
購入した初版本は『西部劇通信』春陽堂と『酒盗人』芝書店の二冊です。
二冊とも函の状態は良くありませんが、自分にとっては分相応以上の本です、
ここ毎晩は本棚を眺めてはニコニコしています。
くだん様
「広辞苑」によりますと
『私家版』営利を目的とせず、小部数発行して狭い範囲に配布する書籍。私版。自家版。
とあります。(後半の「小部数発行して狭い範囲に配布する書籍」の部分は賛成しかねますが)
「限定版」(広辞苑ではありません私見です)は造っただけで終わり、増刷乃至再版はしないよとの約束事と認識しております。
此れに対して『私家版』はそんな約束はしておりませんから増刷だろうと再版だろうと信義を裏切るものではありません。
従いまして『私家版』と『限定版』はその性格が全く違いますので明確に区別する必要があります。
>私家版自体に発行部数は記されておりません。しかし、筑摩書房版の著者後
書きに、「まえにおなじ題の本を、少しばかり印行した。」とあるので、限定本なのは間違いないでしょう。
「角鹿の蟹」の私家版の場合、其の本のどこにも「限定」の記載がありませんので上記の発言は当たっていない事になります。
つるみとんぼ様
申し上げました様に『猫の絵暦』は私家版で発行部数すら不明ですから、一般
に発売された本より入手困難であるとしか言いようが御座いません。
稲垣昌子さんは素人どころか1929年に旧姓の藤原昌子で小野松二編集・発行の
文藝雑誌「1929」に『お町ちゃん』という表題で小説を発表しているほどの大
変な文学少女でありました。
おしの様
その本屋のおじさんの勘違いです。或いはとっても善いおじさんですね。改めて申し上げますが
木山捷平『河骨』はカバーも箱もありません。完本ですから、どうぞご安心
を。更に言えば私はこの本の再版を知りません。価格は状態の悪い本でも貴女の買値の十倍は致します。
風様
土井治さんの『追分日録』はお手元に届いておりますよね。
管理人様倉田様
私家版、限定版につきましては言葉を混同して使っておりました。
生半可に書き込んでしまい失礼致しました。
管理人さま
今、近文から戻りました。
『追分日録』の件、お気にかけてくださいまして、ありがとうございました。
この本は、複数部数いただいておりますので、少数ならプレゼントに出すこと
も可能なぐらいです。
今後とも、情報をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。
鎌倉見物参加者の皆様
管理人様、人魚の嘆き様による先の書き込みの通り、直接お店にいかれる方
は、メールをください。一方、駅で待ち合わせの方も、不測の事態用に、当方
の連絡先をお教えしておいた方がよいと思いますので、メールをください。折
り返し連絡致します。
尚、当日東口改札はアジサイ見物の集団でごった返していること想定されます
が、当方、改札出て正面あたりに「大きめの青い封筒」を目印に立っています
ので、探してください。
それでは当日楽しみにしております。
yuri様
百人一首に関しては『田辺聖子の小倉百人一首』(角川文庫)が気軽に楽しめ
ると思います(幾分、織田正吉氏の暗号説に寄り過ぎているきらいはありますが)。
ダークホース様が愛読されたという、白洲正子氏の『私の百人一首』(新潮選
書)も読みやすいですね。読みやすいけれど文章に品格がある。お勧めです。
どちらも一般書店で容易に入手出来ますから、そういった意味でも“手軽”です。
まり。様へのご質問なのに、しゃしゃり出てしまい申し訳ありませんでした。
書肆ユリイカの本で古書価の高いものといえば、やはり特製でなくても「からんどりえ」 が別格でしょうね。それ以外に今まで言及されていない本では、『樹』50部、 『愛しあふ男女』150部、『宇宙塵』50部などが10万円以上します。その他で は『夜と海の歌』50部、『僧侶』400部、『ミクロコスモス』100部といったと ころも8〜10万円くらいするようです。
文庫中毒様
『ヴェニュス生誕』400部本の別冊画譜は無彩色が原則で、彩色があるものの
方が少ないです。しかも、彩色が一部分にだけされている別冊もありますか
ら、全て彩色されているものは50部本に準じて貴重です。無彩色ならば10万円
以下で容易に手に入ります。
くだん様
『角鹿の蟹』の私家版は早稲田まで行かなくても、貴兄がいつも行っている店
に格安であるのですが・・・ヒントは人魚の嘆きが座っている横。
本を目にする度、息が止まる。太宰の弟子田中英光の「オリンポスの果
実」や中島敦の初版本など初見の本が並ぶ。落ち着いた雰囲気のする部屋で照明もほんのりとしてい
る。上林暁の6版の「神林暁」も目に出来た。掲示板で展開される世界が現実の光景として眼下に展開されている。
浅見淵の貴重本、井伏鱒二の訂正版の本に一度書いた献呈署名を消して、浅見淵宛に書き直されている物。
梶井基次郎の貴重本。正に文学界の至宝が集まっている。
感動したのは上に掲げられていた額で井伏鱒二、河盛好蔵らの寄せ書きである。
まさにこの半紙の上に歴史上の文人が書をしたためたのである。
ダダイストの吉行淳之介の親父吉行エイスケの本をまさか手にとって拝める日が来るとは。
ここで私が一番心打たれた至宝を書きましょう。
川端康成 第一創作集「感情装飾」(金星堂・大正15年・6月・初版)
岸田国士宛 著者署名本 なんそこに細田源吉の住所入り署名が。
私は時空を越えて3人の偉大なる先人と対面した。言葉は無い。しかしそこにある一流たる
ものが持つ誇りを湛えた直筆と同じ本に触れた3人の霊感と私は交信出来たように思えた。
それは本物を手にした時生じる感慨であり、光栄でもある。私は今後本、原稿を触れる時、この
感情をその物から感じ取れれば本物であると信じようと思う。
ふと目を下にやると管理人様の美しい飴色の机が。この机の上で貴重本は紐解かれるのである。
頓首
管理人様
不都合な点ございましたら削除お願いいたします。
皆々さま
立原道造記念館では、現在、特別展「立原道造と『四季』1 創刊から立原道
造追悼号まで」(6月29日まで)と題して、『四季』の立原作品掲載号の全て
および関連詩稿「優しい歌」や書簡、立原が『四季』誌上で言及した書籍などを展示いたしております。
主な書籍には、堀辰雄旧蔵の代表的な著書および『山羊の歌』堀辰雄献呈本を
はじめとして、『測量船』『南窗集』『帆・ランプ・鴎』『抒情小曲集』『花
卉』『愛する神の歌』『詩集西康省』などの初版完本や、山本文庫(堀、中原、立原)などが挙げられます。
特別展「立原道造と『四季』2 堀辰雄没後50年に寄せて」(7月3日から9月28
日)におきましても、『堀辰雄詩集』を中心とする書籍の初版本や、「菜穂
子」の堀辰雄自筆創作メモをはじめとする関連原稿などを、特別展示いたします。
特に『堀辰雄詩集』は、A版3種(函付極美A版、堀辰雄旧蔵A版、献呈用番外A
版)およびB版、詩集準備のために作成した深沢紅子のA版用スケッチ残部などを展観いたします。
これだけの肉筆原稿と初版本をまとめてご覧になれる機会はたいへん珍しいと
思いますので、皆さま、ぜひご来館の上、ご高覧賜りたく存じます。
始めまして、彩と申します。 遅ばせながら、参加させていただきます。 よろしくお願いします。
人魚の嘆き様
正面にばかり気をとられていました。横の棚もチェックせねば。
管理人様から心停止しそうな贈り物を大量にいただきました。私には価値のわからない 骨董品でこのようなものをいただいてよいのか、昨日ご連絡を取らせていただいたので すが、また例の江戸っ子の話が・・・・結局またしても、ご好意に甘える仕儀となりました。 管理人様からご了承を得ましたので、頂戴した品の一部を公開いたします。皆様も卒倒 されないようにしてください。なおいただいた品は、有名詩人お二人の所蔵していたも ので、倉庫に眠らせておいたものだそうです。かなりの部分は古書市に出され、とっておきのものは残されていましたそうです。
原稿
萩原朔太郎24枚
中原中也4枚
高村光太郎11枚
梶井基次郎14枚
川端康成48枚
芥川龍之介6枚
太宰治21枚
本
『月に吠える』無削除版カバー欠、某詩人旧蔵
『道程』カバー付き、某詩人旧蔵
『山羊の歌』箱付き、某詩人宛献呈本
『わが人に与ふる哀歌』帯付き、某詩人旧蔵
『測量船』箱付き、某詩人宛献呈本
北川冬彦著書一括、全冊某詩人宛献呈本
北園克衛著書一括、全冊某詩人宛献呈本
雑誌(すべて揃い)
MAVO
亜
椎の木
鷭
文芸汎論
マダム・ブランシュ
馥郁たる火夫よ
四季
GGPG
レスプリヌーボー2種
シヤヒンス様
ひっふりひてほとふぁがへまへん・・・・
ナナさんを失望させてから、管理人様にフォローして頂いたものの、今まで皆 さんを騙して来た様な気分になって投稿しようとしても、いつもやめてしまします。 ナナさんをはじめ皆さんに、あらためてお詫び申し上げます。 ひとつ間違いがあったので、これだけは訂正しておきます。「カランドリエ」 とわたしが記したのは人魚の嘆き様が後に書かれている「からんどりえ」が勿 論、正確な表題です。 何故、わたしがうっかりカタカナ表記にしてしまったかというと、Comte Robert de Montesquiuというフランスの二流詩人の著書に「Calendrier」とい う珍本があって、これが彼の唯一日本語訳のある作品なんです。わたしは彼の 全著作、原稿は勿論、名刺や電報等も蒐集して、恐らくこれがライフワークと なるでしょう。「からんどりえ」とはお分かりでしょうがカレンダーのことです。
ヒヤシンス様
またでしゃばりますが、あなたの送った鍋島に管理人様の江
戸っ子気質を加算すれば、当然かくの如き「返品」になって当然でしょう。
先日、佐賀県の九州陶磁何とか館、柴田コレクションが所蔵されている所で
す。そこから鍋島の研究冊子がでたので、機会があればご覧下さい。
続きがあるのですが、急用が出来たので夜にまた。
ね、ヒマじゃないんですよ。
昨夜、資料を拝見させていただくためにお邪魔させて頂き三時間みっちりと講義を受けました。 実際に現物に当たりながらのそれは、他のところでは絶対に在り得ない実証的 且つ克明な授業であり、至福の時を持つ事が出来ました。管理人様の主要な蒐 集分野と其の周辺での明確なテーマを持つならば、次から次にと系統的に資料 を展開しながら難しい問題を見事に解明してくれる事請け合いです。 私は管理人様の近くの学校の研究室に通う地理的な有利さも手伝って知遇を得 てから何回となく(とりたてて何の用事も無いときでも)お邪魔させていただい ておりますが、書斎は幾晩でも徹夜が出来そうなくらい興味が尽きませんし、 あの低い声での深い教養と知識に裏づけされた解説が私の浅い知識の空洞をどんどん埋めて行きます。 昨年の梅雨どき初めて訪問させていただいた時は緊張しまくりで何をお話下 さったのか、何を拝見させていただいたのかも全く記憶が無い位、頭の中は終始真っ白でした。 つづく
失礼を気にするあまり、最も好きな作家の綴りを間違えていましたのに気づきました。 Montesquiuと記したのはMontesquiouが正しく、Oが抜けております。誰かに つっこまれる前に訂正しておきます。本当にがっかりさせたナナさん、申し訳ありません。 ただ、わたくしも古書を愛する事にかけては人後に落ちぬつもりです。 また、野暮用です。・・・・・・・
ヒヤシンス様、おめでたうございます。 なんとも素晴らしい贈り物ですね。署名入りの初版本のみならず、錚々たる稀 覯雑誌のタイトルもさらっと「揃ひ」と書かれてしまふと、 羨ましいを感ずるより、管理人様&人魚様の「本気の底力」の一端を垣間見た 気がして、何だか嬉しくなって来ましたよ! これで本当に九州一円の収集家筆頭に挙げられることになりましたねぇ。 “モダニズム隊”の面々が昏倒してゐるやうなので(北園の“一括”とは何でせう。笑)、 代りに(幸ひ物欲が今暫く麻痺してゐる)わたくしより、ヒヤシンス様へ心からお祝ひを申し上げます。
>散水瓣樣
なるべく待合せ時間に伺ふ所存ですが、もしも遲刻した場合は先に行つて下さい。
當然の事ですが、私は場所を承知してをりますので。
では、閑人藝能部長恆例の替歌シリーズ、今囘は主役級三巨頭の新作をお届け致
しませう。(敬稱略)
「人魚の嘆きZ」樣のテーマ
書庫に聳える 特注の棚
スーパーコレクター 人魚の嘆き
蒐めた書物は 未來のために
無敵の守りだ ナフタリンON!
落とせ 珍本 入札地獄
今だ 出すんだ 最高價格
魔神か? 鬼神か? 人魚の嘆きッ!
「女將ユキダルマン」樣のテーマ(別稱雪達磨歌)
壁に掛けてる版畫は雪岱 自慢の藏書で客を釣る
書物の國から僕らのために 來たぞ我等の雪達磨
手にした酒瓶どくどく唸る 愛書家殺しの專門家
書物の森から書狼のために 來たぞ我等の雪達磨
手にした稀覯本 澁く光る 百萬圓の輝きだ
書物の海からダボらのために 來たぞ我等の雪達磨
「コギトさん」のテーマ
詩集を咥へた山猫 追ひ掛けて
裸で驅けてく 愉快なコギトさん
みんなも笑つてる ごん太も笑つてる
お日樣も笑つてる 今日も能天氣
人魚の嘆き様
初めて書き込みを致します。
私は和歌山県に在住の者で石橋と申します。
このたび父の蔵書を整理することになり、それについて是非お力添えを賜りたいと思い書き込んだ次第です。
父の蔵書は1000冊程度です。そして大事にしていたのは詩集でした。
父は生前自分でも詩を書いていたこともあって、詩集を東京の古本屋から買っ
ていました。詩集は全部で300冊程でしょうか。
通信販売で買った本がほとんどのようで、裏に[渋谷 中村書店 401−7
755]と書かれたレッテルの貼られた本が半分程あります。
私は懇意の古本屋はいないので、最初はこの中村書店に引き取って貰おうかと
思いました。ところが父の詩の仲間で、一緒に詩集も買っていた方にお話した
ら、「中村書店のご主人は亡くなってしまって、二代目がやっているけれど
も、どうだろう」と言われてしまいました。
すっかり困っていた私に、彼は「ユリイカ」の4月号「詩のつくり方」を渡し
て、その中の奥平晃一氏と川島幸希氏の対談に出てくるHPを見ることを薦めてくれました。
そんなわけでここに辿り着いたということです。
詩集の話が多いことに驚き、そして今は人魚の嘆き様の存在と素性も判ってい
ます。またしばらく拝見していて、他の方の本の処分にも親切かつ適確に対応
されていることを確認させていただきました。
そこで率直にお尋ねしたいのは、まずはどの古本屋に売却したら良いのかということです。
自分なりにインターネットで調べて、中村書店もまだ詩集を売っていること、
それ以外に石神井書林、天導書房、小宮山書店などがあることを知りました。
しかしどこがどうなのかは何も判りません。
ご多忙の折恐縮では御座いますが、詩集の大コレクターである人魚の嘆き様か
ら是非ご紹介を賜りたく存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
眞絨汝亭宛に彭城矯介様気付でお約束の下記のものをクール宅急便にて送りました。
お店にも電話連絡致しまして、午前中に届き次第、冷蔵庫に保管して下さる由。
@にごり酒 これは発泡酒です。沈殿していますが、絶対振らないで下さい。爆発します。
A純米酒 これと、にごり酒は生きているので、冷たいうちに呑まないと味が変わります。
B寒造り これだけは常温でも保存可。余れば、これをお持ち帰り下さい。
全て四合瓶で、合計一升二合です。
yuri 様
お返事遅くなりました。
kiku様ご推薦の『田辺聖子の小倉百人一首』は私も大好きです。
他にも幾つか、個人的に気に入っている百人一首鑑賞の本はあるのですが
「新刊で手に入る本」とおっしゃられましたので一応念のためと
今確認致しましたら絶版になっておりました・・・。
気に入っていた本が絶版になっていると、なんだかちょっとショックですね・・・。
百人一首鑑賞の本ではないのですが、個人的に面白かったのが
『百人一首の呪』(高田崇史、講談社ノベルス )です。これは推理小説なのですが
殺人事件ではなく、百人一首の謎を解き明かすことがメインの推理小説です。
こういう余興的なものを読んでみるのも面白いかもしれません(?)。
次にお邪魔させて頂いた時は私が見たがっていた満州で出た雑誌(大きなダン
ボール7箱)がすでに用意されておりました。『作文』『満州詩人』等々の大変
貴重な雑誌がぎっしり詰まっておりましたので長時間に渡って拝見させて頂き
ましたがノートをとりながらでしたので半分も見ないうちに時間切れとなりま
した。其の日も意識の殆どが雑誌に集中しておりましたので周りを取り囲んで
いる本の背表紙も周りの景色も殆ど目に入らない余裕の無さでありました。帰
り際にダブリだからと仰ってバラでも殆ど目録にも載らない珍しい雑誌を九冊
惜しげもなく下さいました。私の様な貧乏書生では例え目録に載ったとしても
高額で手が出ないに違いありませんし、その様な体験は初めてでしたので、言
いようの無いくらいの感動を覚えました。それは生涯忘れられない感動であり
ます。それからは管理人様が在京の折には嫌がられない程度に屡伺うようにな
りリラックスして書棚を見られるようになりましたが、しかし、見えてくれば
来るほど訳が解らなくなって参ります。
先日来、古書に関しての古強者諸先輩
達が相次いで訪問されていらっしゃいますが何方もその事が不思議と思わな
かったのか収集を重ねていくと自然にそんな事が当たり前になってくるのか私
には、その事を誰もが言及しなかった事も不思議でなりません。それは恐らく
古書店では滅多に見られない本が書棚の大半を占めていて、その中でも滅多に
目録でも目にしない珍しい本が必ずと言っていいぐらい複数冊並んでいる事で
す。例えば島村利正の『高麗人』は帯つきと帯なしが、逸見廣の『悪童』は函
付き、署名入りが三冊、赤塚書房の稀本、佐々三雄『献身』は四冊、光田文雄
『南の海』も三冊、上林暁と古木鐵太郎共著の『現代作家印象記』も三冊、上
山草人『蛇酒』は二冊・・・他、枚挙に暇が無いほどであります。尾崎一雄の
『暢気眼鏡』は数十冊(十数冊ではありませんよ)葛西善蔵の『哀しき父』は十
数冊並んでいました。新刊書店の倉庫みたいです。
謎の二つ目は或る時突然に書斎の本が半分ぐらい(恐らく1500から2000冊位)が
全く違う本に入れ替わるのです。『暢気眼鏡』は十冊程に『哀しき父』は四冊
ぐらいになっておりました。従って書斎訪問は最低年間に二回は必要と思われます。
私は一度滅多に無い幸運に恵まれた事があります。管理人様の近所の銀行が閉
鎖されるとの事で貸し金庫に入れていた作家の肉筆物が入った箱が一時的に書
斎に積まれていたのでした。折角だから見てもいいよとのお許しを得て拝見さ
せて頂きましたが、さながら日本文学史肉筆版とでも言いましょうか兎に角全
部が凄いものでした。大物作家、詩人の原稿、手紙は言うまでも御座いませ
ん。管理人様がこれは珍しいんだと仰ったのは葛西善蔵や牧野信一、藤澤清
造、田中英光、大塚楠緒子などの原稿、書簡でした。
満州関連の書物と雑誌に関しましてはまだ見せていないものが可也の分量ある
筈だが、ただ今執筆中の物との関連が全く無いので当分は捜さないとの事なの
で、其のうちに拝見させて頂けるかもと愉しみにしております。
以上レポートでした。
石橋さま
管理人様も人魚の嘆き様もRESないようなので、こういう時こそ業界に属して
いるわたくしが少しでもお役に立てるかも知れないと思い投稿します。
リストがあればここに集う皆さんがいい値で買ってくれるでしょうが、数が多いので無理でしょう。
奥平さんか石神井の内堀さんがいいと思いますが、紹介があった方が有利です。
和歌山だと大阪の浪速書林という手もあります。梶原さんなら僕が紹介します。
引き取りに来てくれるでしょう。
別の方法として明治古典会などの市に出すことも出来ます。
天保銭様
お忙しい中、お酒をお送り下さいまして有難う御座います。取り急ぎ皆様を代
表して厚くお礼申し上げます。
「カランドリエ」の翻訳は森開社と言うところから出ているそれでしょうか?
もしそうならば訳者の白鳥さんは時々お目にかかります。
管理人様
その通りです。私の場合は森開社の小野さんを通じて白鳥氏の署名
を頂いただけで、ご本人は存じ上げません。同年代の方だとばかり想像してお
りましたが、随分年上なので驚きました。今度お会いする機会がございました
なら、こんなMontesquiou書痴が日本にもいることをお伝え下さい。実はそっ
ちの「カランドリエ」の原本がなかなか入手できないんです。パリに水曜の午
後一時から五時までのみ営業する古書店があるんですが、そこで一回出たので
すけれど、一時間違いでアメリカ人に買われてしまいました。
何年か前のオルセーに於けるMontesquiou展のプレオープンの会場で、もう一
人蒐集家が日本にいると学芸員に知らされましたがシラトリという名前ではあ
りませんでした。
マニア恐るべし。
石橋さんの件は如何したものでしょう。1000冊程度なら、奥平さんが引き取っ
てくれるでしょうけれど、物によっては市場に出した方が良いような気もしな
いでもありません。和歌山から神保町に直接、私の名前を使って出品しても構
いません。勿論、手数料等取りませんが。内容が不明なので「止め」のいれよ
うもありません。旧中村書店という所が少々気になります。
本日の御盛会を祈ります。
天保銭様
お心遣いに感謝申し上げます。
ただ、私は「ユリイカ」で人魚の嘆き様の対談を読み(本名でしたが)、その
コレクターとしての大きさばかりでなく、会話から伝わるお人柄の素晴らしさを感じました。
そしてこちらの書き込みで、私の印象が正しかったことを知りました。
単にコレクションが膨大なだけでなく、人魚の嘆き様は知的でユーモアのセン
スにも溢れた、何よりも誠実で信頼できるお人柄の人と確信しています。
人魚の嘆き様が折に触れて書かれる言葉の端はしに、人間としての大きさや気
高さ、また品格を感じるのはここに集う皆様も同じでしょう。
従いまして、今回の件については、尊敬申し上げる人魚の嘆き様のご指導にす
べてを委ねることが私の希望です。申し訳ありませんが、他の方に紹介を含めてお願いする積りはありません。
一方的なお願いなのですから、人魚の嘆き様のレスをすぐにいただけるとは
思っていません。まして、超ご多忙の方と承知していますから、いつまでもお待ち申し上げます。
天保銭様には、なにとぞ、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
『人魚の鎌倉見物会』参加の皆様
お疲れ様でした。楽しかったですね。以下、申し込み順で。
TG様
お似合いのカップルでしたね。ただし次回『人魚の贈り物』大ビンゴ大会で
は、ビリの屈辱を晴らすこと!
TGのツレ様
「裏返し」の話を着替え中に聞かれているとは・・・実は思っていました
(笑)。あの本を選ぶとは、見事なセンスですね。
散水弁様
幹事ご苦労様でした。件の本はいつでもお譲りします。
くだん様
本の所に何度も足を運び、下見をしている姿に感動しました。二度と『角鹿の蟹』のミスは繰り返さないように!
ymnk様
あみだくじ作成ありがとうございました。ハズレは出ませんでしたね。
文庫中毒様
ご依頼の件は承知いたしました。ベストを尽くします。
cogito様
お元気そうで安心しました。「おみやげ」はいろいろな魚が入っていましたよ。
まり。様
貴女にとって最高の本を手にしましたね。二冊ともじっくり読んでください。
彩様
体調不良の中をありがとうございました。ハイカラさんお似合いでしたよ。
恩地喜多八様
集合前に古書展巡りをして谷崎本を見つけるとは流石です。和服で往復は大変だったでしょう。
七面堂様
お話の機会が少なく残念。次は貴兄用の本を用意します。
大輔様
大江署名本よかったですね。石原も注意しておきましょう。
りょくと様
100年前の書生そのものでした。ところで貴兄の会社には、ダボのT富様以
外にも毎日田村書店に行っている人がいるそうで、恐るべし。
kiku様
400万円のウソ話には驚かされました。どうしてそんな話になるのかな?
彭城矯介様
よいお店をご紹介いただきありがとうございました。次回はもっとお話しましょう。
葵の家様
貴兄にも件の本はいつでもお譲りします。それまではナフタリン漬け(笑)。
岩田様
駐車場の手配、荷物運びまでありがとうございました。またお代も勉強してい
ただいたようで恐縮です。お店のご繁盛を祈念申し上げます。
天保銭様
お酒は確かに3本到着し、もっぱら文庫中毒、七面堂両氏のお腹に吸収されま
した。ご好意に感謝申し上げます。
雪達磨様風様
ご両人の欠席は甚だ残念でした。次回は参加してください。
管理人様
お疲れ様でした。いつも憎まれ口ばかり叩いていますが、心の中では満腔の謝意を捧げています
石橋様
はじめまして。
お父上様の詩書の整理についてですが、折角のご指名ですから喜んでご協力さ
せていただきます。まずは管理人様宛にメールをお送りください。折り返しご
連絡いたします。
ちなみに、石橋様が言及された中村書店、石神井書林、天導書房、小宮山書店
は、全て懇意の店ではないのでご紹介はできません。詩書を扱っていて私の紹
介で多少の便宜を図ってくれると期待できるのは、田村書店、玉英堂書店、文
学堂書店、浪速書林、扶桑書房、けやき書店、岩森書店、弘南堂書店といったところです。
ご連絡をお待ちいたします。
管理人様、人魚の嘆き様はじめ『鎌倉見物』ご参加のみなさま
本日はお疲れ様でした。
私は(こう見えても)とてもシャイなのですが、少しづつ皆様とお話し出来る
ようになり、とても嬉しく思っています。また、このような素晴しい会に参加
する事が出来、その幸せを噛みしめつつ家路につきました。あみだくじ・他で
お土産を頂いた事もふくめ、本当にありがとうございました。これからも、よ
ろしくお願いいたします。
眞絨汝亭御亭主・岩田様
お世話になりました。また鎌倉に行った際には、是非寄らせていただきたいと思います。
天保銭様
にごり酒、とても美味しく頂戴しました。ありがとうございました。
最後に一言だけ・・・・りょくちゃん、いつもやさしくしてくれてアリガトー!
『鎌倉見物』ご参加のみなさま
本日はお疲れ様でした。みなさまと大変楽しい時間を過ごすことができ、有り
難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
管理人様、人魚の嘆き様
いつもいつも楽しい企画を計画して頂き有り難うございます。
眞絨汝亭御主人・岩田様
おいしい懐石料理、ごちそうさまでした。素敵なお店ですね。
天保銭様
私もにごり酒を頂戴しました。有り難うございました。
散水弁様
ガイド役、お疲れ様でした。自転車で登場とは!
眞絨汝亭だけでなく、帰り道に色々と古書店をご案内していただき
有り難うございました。あの後、波乗りをされたのですか?
鏡花本一括でない情報、ありがとうございました
管理人様、『人魚の鎌倉見物会』参加の皆様
大変お疲れ様でした。古書の裏話やら、表話やらで、大変楽しい時間を過させ
ていただきました。これからもいろいろとお教えください。
人魚の嘆き様
無理なお願いをいたしましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
天保銭様
美味しいお酒を有難うございました。本の話に夢中になっている振りをして、
ちゃっかり3種ともいただきました。
三月兎様
こちらこそよろしくお願いします。
『西部劇通信』『酒盗人』となると、後の大物は『父を売る子』と『鬼涙村』ですか。
そう言えば、鬼涙というHNの方がここにもいらっしゃいましたが、やはり牧野
信一の愛読者でいらっしゃるのでしょうね。
管理人様、「鎌倉見物」の皆様
本日はお誘いいただき、ありがとうございました。
お疲れ様でした。
時々お見苦しいところをお見せしてしまいましたが、
とても楽しく参加させていただきました。
これからも、よろしくお願い致します。
「鎌倉見物」に参加された皆様>
とても楽しく充実した時間を過ごせました。楽しい時間とは本当にあっという
間に過ぎてしまうものですねぇ。またお会いする時を楽しみにしています^^
管理人様・人魚の嘆き様>
このような楽しい会に参加させて頂きありがとうございました。「つれ」も初
参加ながらとても楽しめたようです。とりあえず箱根では「ひとけた」を目指
します!(「目標が低すぎる!」というお言葉は心の中に仕舞っておいて下さ
い。ビリの私には大きな目標です) 本日あみだで頂いた本を肥やしに仕事に
精をだし稼ぐ男になりたいと思います(ちょっと気にしてるらしいですよ)
天保銭様>
美味しいお酒ありがとうごました。いつも少量しか頂けないのですが、するす
ると喉を通ってしまい驚いています。
岩田様>
美味しい料理ありがとうございました。
散水弁様>
ガイドありがとうございました。次の機会にはぜひお話をしたいです。
大輔様>
いつも写真を撮って頂きありがとうございます。最初の袴姿にはしびれました。
管理人様、人魚の嘆き様
本日は突然の参加にもかかわらず、
こころよくお迎えしていただきありがとうございます。
素敵な本までいただいてしまい恐縮しております。
本当にありがとうございました。
「鎌倉見物」に参加の皆様
大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
アミダで2番になってしまうとは・・・
私が選んだ本を狙っていた方もいらっしゃいますよね?
スミマセン、大切にいたします!
次回から書き込みは「きりこ」で参加させて頂きます。
宜しくお願い致します。
『鎌倉見物会』ご参加の皆様
昨日はお疲れさまで御座いました。
管理人様
毎回色々な趣向、次回も楽しみに致しております。
裏管理人様
御配慮痛み入ります。宜しくお願い致します。
岩田様
雰囲気、食事ともに素晴らしく、機会がありましたらまた寄らせて頂きます。
天保銭様
お酒は美味しく頂戴致しました。毎々のお心遣い、有難う御座います。
散水弁様
御案内役、お疲れ様でした。お陰様で、古書店では一冊拾うことが出来ました。
昨日は、寝不足気味のこともあり、そのまま蒲団の中に潜りました故、
改めまして御礼申し上げます。
kiku様まり。様
『田辺聖子の小倉百人一首』と『百人一首の呪』を早速今日書店で探してみたいと思います。アドバイスありがとうございました。
これからもいろいろ教えてくださいませ。
人魚の嘆き様
急なお願いをお聞き届け頂き、感謝に耐えません。今、管理人様宛に当方の事
情なども含めて詳しいメールを送らせていただきました。
この先、どうぞよろしくお願いいたします。
なお申し上げるまでもなく、私が書いた古本屋は単にインターネットなどで検
索したまでですからお忘れください。人魚の嘆き様のお親しい店をご紹介願えればと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
管理人様
そういうことで、大変ご面倒おかけします。よろしくお願いいたします。
管 理 人「おい、TGのツレ様がきりこ様に改名したぞ。運の悪い男は捨てられたのか?」
人魚の嘆き「いや、彼女は優しいからもう一度チャンスを与えるでしょう」
管 理 人「秋の箱根旅行でのあみだくじか。ちょっと遅すぎるな。第2回『人魚の贈り物』大ビンゴ大会はいつだっけ?」
人魚の嘆き「それも秋の予定ですが」
管 理 人「じゃあ、それを前倒ししよう」
人魚の嘆き「なんでそんなに急ぐ必要があるんですか?」
管 理 人「捨てられる運命なら早い方がいい。きりこ様に紹介したい男もいるし」
人魚の嘆き「誰ですか?」
管 理 人「岐阜の詩王だよ」
人魚の嘆き「え、cogi・・昨日のお見合いはどうなったんです?」
管 理 人「失敗した。残念ながら、まり。様のタイプではなかったらしい」
人魚の嘆き「まあ、そうでしょうね。まり。様の好みのタイプは僕だから」
管 理 人「なんでそんなことわかるんだ?」
人魚の嘆き「まり。様の顔にそう描いてあるもの」
管 理 人「じゃあ、君はダークホース様とまり。様のどちらかと言われたらどっちを選ぶんだ?」
人魚の嘆き「その前に、あなたは風様と雪達磨様のどちらかと言われたらどっちを選ぶんですか?」
管 理 人「うーん・・・・・・自殺するかも」
管 理 人「ともかく、第2回『人魚の贈り物』大ビンゴ大会の準備を頼む
ぞ。そこでTG様が何も本をゲットできなかったら、二人の関係は終わりということにしよう」
人魚の嘆き「そんなこと勝手に決めていいんですか?」
管 理 人「何を言うか!俺は管理人だぞ」
人魚の嘆き「わかりました。ところで、ビンゴ大会開催期間中に鮎釣り旅行は勘弁してくださいよ」
管 理 人「そんなこと川次第だからわからんよ。そのための裏管理人だろ、君は」
人魚の嘆き「僕がどんなに忙しいかご存知でしょ。今日も仕事なんですよ。その後は例の下見だし」
管 理 人「そうか・・・わかった。じゃあビンゴ大会開催期間中に限り、『管理人お手伝い』を新たに任命してやろう」
人魚の嘆き「ありがとうございます。雪達磨様かな?」
管 理 人「いや、彼女は今すごく多忙らしいから、負担はかけられないよ」
人魚の嘆き「そうですね。じゃあ、誰ですか?」
管 理 人「決まってるだろ。ヒマ番付東西横綱の天保銭様か彭城矯介様だよ」
人魚の嘆き「確かにヒマを持て余しているから適役ですね。でも管理人お手伝いは僕に指名させてもらいますよ」
管 理 人「いいよ。誰だい?」
人魚の嘆き「ダークホース様とまり。様です」
管 理 人「いいけど、二人の事前の了解は?」
人魚の嘆き「不要です。涙を流して喜ぶに決まってますから」
管 理 人「OK。じゃあ、告知頼むぞ」
人魚の嘆き「かしこまりました」
管理人様・人魚の嘆き様
昨日はありがとうございました。素晴しい思い出と本を頂きました。心から感謝申し上げます。
田村書店にてあった、限定本を是非拝見したくなりました。
「鎌倉見物」参加も皆様
お疲れ様でした。楽しい時間を過ごさせていただきました。再会する日を楽しみにしております
岩田様
色々お話させていただき大変楽しかったです。本、署名等ありがとうござい
ました。写真、眼鏡の件、ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
>関係ないのですが6月23日に東京都知事を見てきます。
1.実施期間 7月1日(火)〜全点確定日
2.参加資格 『人魚の贈り物』登録者
3.実施会場 BBS『人魚の贈り物』
4.実施方法
@参加者全員へ6月30日までに、一枚ずつビンゴカード(5×5)をメールでお送りします。
A出品する本を、6月30日までに発表します。
B7月1日から原則として毎日、「管理人お手伝い」のダークホース様がビンゴ
マシーンで数字の入った玉を出します。出す玉の数は一定ではありません。
C出た玉の数字は、BBS『人魚の贈り物』でダークホース様がその都度発表し
ますので、参加者は自分のカードの当該数字をチェックしてください。
Dビンゴカードのたて・よこ・ななめ、いずれかの列の数字が全部チェックさ
れればビンゴです。その時は「ビンゴ!」と題名に記してBBS『人魚の贈り物』
に書き込んでください。
E最初にビンゴになった方から順番に出品されたお好きな本をお選びいただけ
ますから、ビンゴコールと共に、ほしい本のタイトルも書いてください。
F本が全部なくなった時点で終了です。
5.注意事項
@実際にビンゴになった順番ではなく、「ビンゴ!」と書き込んだ順番が優先
です。つまり5日にビンゴになって9日にその旨を書き込んだ人よりも、8日に
ビンゴになってその日のうちに書き込んだ人が優先されるということです。
A本当にビンゴかどうかは、念の為参加者全員にお送りしたビンゴカードの控
えで、「管理人お手伝い」のまり。様が確認いたします。虚偽の申告をする方
がいらっしゃるとは全く思っていませんが、間違って「ビンゴ!」とした場合
も当然失格となり以後の『人魚の七夕』の参加資格を失いますので、くれぐれ
もご注意願います。
B出品する本の何点かは「球数制限付」、すなわち予め定めた球数でビンゴに
ならなければ出品を取り消します。例えば『高野聖』(球数制限10球)とあれ
ば、ダークホース様が出す玉10個以内でビンゴコールがないと、その本の出品
自体取り消しになるということです。なお、ある本の球数制限内にビンゴに
なった方が別の本を選んでも、もちろん結構です。
1.特別出品
『 転身の頌』日夏耿之介、大正6年、光風館、初版、函、署名、献呈宛名消、美本「cogito様取得」
2〜4.回数制限付出品
2.『日本橋』(回数制限10回)泉鏡花、大正3年、千章館、初版、函、美本 「取得者なし」
3.『悪魔』(回数制限15回)谷崎潤一郎、大正2年、籾山書店、初版、函、函スレ、蔵印、著者献呈本「取得者なし」
4.『根津權現裏』(回数制限20回)藤澤清造、大正11年、日本圖書出版株式會社、初版、函、函少し痛み「大陸人様取得」
5〜20.一般出品
5.『ボオドレエル藝術論集』中島健蔵・佐藤正彰共訳、昭和9年、芝書店、初版、函「夜汽車様取得」
6.『日本浪曼派の時代』保田與重郎、昭和44年、至文堂、初版、函「文庫中毒様取得」
7.『母の手』檀一雄、昭和45年、皆美社、初版、函、帯「太宰ファン様取得」
8.『辻潤の思い出』松尾季子、1987年、「虚無思想研究」編集委員会、初版、カバー、帯「聖なる館様取得」
9.『焼物雑記』井伏鱒二、昭和60年、文化出版局、初版、函、帯「くだん様取得」
10.『神の火を盗んだ女』山田順子、昭和12年、紫書房、初版、外装無完、限定本、識語署名「天女の舞い様取得」
11.『蒙古の雲雀』浅見淵、昭和18年、赤塚書房、初版、外装無完、見返し無「彭城矯介様取得」
12.『春秋』外村繁、昭和14年、赤塚書房、初版、外装無完「金ちゃん様取得」
13.『萩原恭次郎詩集』昭和15年、報国社、初版、函「りょくと様取得」
14.『雀の卵』北原白秋、大正10年、アルス、初版、函、見返し切れ、函汚れ、署名「永町様取得」
15.『鹿鳴館』三島由紀夫、昭和32年、東京創元社、初版、カバー、帯、帯の背日焼け「大輔様取得」
16.『胡桃』小山正孝編、昭和21年、赤坂書店、初版、焼け、三好丸山堀津村野村他「魚楽様取得」
17.『陰獣』江戸川乱歩、昭和3年、博文館、初版、函、函少汚れ、蔵印、献呈署名「文庫丸様取得」
18.『伊藤整詩集』昭和29年、光文社、初版、函、函痛み、署名「マルドロール様取得」
19.『新領土詩集』昭和16年、山雅房、初版、カバー、カバー痛み、見返し書入、左川、瀧口、西脇、村野、渡邊他「散水弁様取得」
20.『浅野晃全詩集』昭和60年、わこう出版社、完本、函痛み、献呈署名「グレノリ様取得」
各位
『人魚の七夕』(第2回大ビンゴ大会)の開催にあたり、『人魚の贈り物』第七
次登録者募集をいたします。下記の規約を了承の上で新たに参加を希望される
方は、この掲示板で6月29日(日)正午までにお申し込みください。ここに申
し込みの書き込みをし、管理人宛に氏名・住所・電話番号をメールで知らせた
段階で登録は完了です。今までロム専の方も遠慮なくどうぞ。
『人魚の贈り物』規約
1.『人魚の贈り物』は、原則として2〜5の要領で掲示板「人魚の贈り物」を
使って行います。開催は不定期で、管理人と人魚の嘆きの気まぐれによりま
す。特別企画などでルールが異なる場合は、その都度説明します。
2.掲載した本を無料で差し上げます。ただし送料その他経費として、一律千円
いただきます。
3.登録者による先着順1名様にのみ差し上げます。希望する本がある場合は、
『コレ、頂戴』という題名で「希望する本の名前」を明記してください。なお
2番手の書き込みにならぬようご注意願います(ほぼ同着の場合などの不可抗
力はやむを得ません)。
4.1着の方にそれぞれ本を送ります。到着後、千円を指定口座に振り込んでく
ださい。
5.1回の出品で差し上げる本は一人1点(複数冊もあり)限りです。
6.言うまでもなく、本、その他に関するクレームは一切受けません。
7.皆様への善意に基づく無償譲渡ですから、転売目的の方は堅くお断りしま
す。また、古書の売買を日常的に行っている方の参加は、プロ・セミプロの別
を問わずご遠慮願います。その事実が判明した場合は、理由の如何にかかわら
ず登録抹消となります。さらに、当方の判断基準によるマナーの悪い方も、一
方的に登録抹消いたします。
『人魚の贈り物』登録済みの有資格者は以下の方々です。(登録順)
東様、風様、留女様、太宰ファン様、本とは?様、文庫丸様、賞物小僧様、孝
一様、cogito様、くだん様、大熊様、葵の家様、由紀夫様、グレノリ様、金
ちゃん様、大陸人様、天女の舞い様、小仏様、マヴォ様、文庫中毒様、ラビリ
ンス様、永町様、imamura様、未練堂様、selah様、玉乃井雪様、yamanaka様、
伸六様、健一様、Bori様、りょくと様、酔霧様、つるみとんぼ様、恩地喜多八
様、ヒヤシンス様、村山様、貞之介様、花筐様、大塚様、フリーズ様、善蔵
様、大輔様、慾呆け様、study様、立原道造が好き様、春の雪様、マルドロー
ル様、鬼涙様、乱歩邸様、清二郎様、昌様、sakamoto様、彭城矯介
様、落下傘様、散水弁様、四天王様、愛2003、さくら堂様、ダークホース様、
青垣山様、彗星の騎士様、雪白様、YT生様、谷口様、白樺派様、私の耳は・・
・様、おしの様、新雨様、龍之介様、hazedonca様、夜汽車様、PENぺん様、聖
なる館様、薔薇盗人様、篠崎様、恋の絵巻様、魚楽様、ディオゲネス様、鬼神
堂様、kiku様、タランボウ様、初心者様、雑誌中毒様、ケンタウロス様、都の
花様、黒猫館館長様、たからじま様、楽古堂・大内史夫様、詩遊様、三月兎
様、倉田様、香水夫人様、林檎様、カナリア様、硝子細工様、ナナ様、TG様、
友野健二様、隠岐様、Jボーイ様、あめんぼう様、yuri様、 マツダ様、まり。
様、ちゃこ様、 ガンジー様、 踊子好き様、石狩川様、マツダ様、矢吹様、青
猫様、雨降り坊や様(以上112人)
管理人様 及び 人魚の嘆き様
あまりの大役に空恐ろしいささえ感じますが……。
有り難くお引き受けさせていただきたく存じます。
ですが、ひとつ質問がございます。
それは、ビンゴ大会の参加の有無です。
お手伝いをさせていただくとうことは、私はビンゴ大会に私は参加できないのでしょうか?
できれば参加させていただきたいのですが……。
『人魚の鎌倉見物』ご参加の皆様
昨日は本当にありがとうございました。
書き忘れてしまったので追伸として御礼申し上げます。
主催、及び開催に際しご尽力いただいた皆様お疲れ様でございました。
管理人&人魚の嘆き様
ハンドルネームの通り、探偵物オンリーの探偵ブラクです。
『人魚の贈り物』に登録を申し込みたいと思います。よろしくお願いいたします。
管理人&人魚の嘆き様
お久しぶりですが、ぜひ登録を希望します。ご配慮願います。
管理人&人魚の嘆き様
先日はお世話になりました。
『人魚の贈り物』登録を宜しくお願い申し上げます。
すぐに管理人様宛てに私の情報を御知らせいたします。
まり。様
>私はビンゴ大会に私は参加できないのでしょうか?できれば参加させていた
だきたいのですが・・・。
もちろん参加できますよ。貴女は球を出す担当ではないので、自分のカードを
持っていて結構です。管理人が全てのカードを所持していますから、貴女から
ビンゴコールがあった場合は確認します。
ダークホース様
貴女は球を出す担当なのでカードは人魚の嘆きが預かり、ビンゴになったらご連絡します。
それとお手数ですが、ビンゴマシーンは東京でも今後使う機会があるので、そ
ちらで購入してください。メーカーや機種の情報はメールでお知らせします。
代金は郵送します。
登録者の皆様
第2回の品揃えが第1回よりも劣るのは我々の美学に反しますので、前回を上回
るラインナップであることをお約束します。出品発表をお楽しみに。
いまいま帰着しました。 昨日今日と、いみじき時間を過ごすうちに、拭ひ難かった心の憂さにも晴れ間 がのぞきはじめたのが自分でもわかります。 皆さんのレスを後ほどゆっくり拝見します。 不取敢帰還報告まで、これから犬の散歩です。(きゃほーU^o^U)
第二回大ビンゴ大会と聞きまして、俄然血が騒いでおります。もう少し後と悠々 と構えておりましたが、突然の公告にあっというまに血圧が上がってきまし た。今から体調・気調を整え、毎日指先から「念」を送ろうと思っています。 前回よりラインナップがアップとのこと、いやが上にも期待が高まります。 あとは新規登録者様が思ったより少ないことを祈るのみです(ROM専の皆 さん泥沼に嵌まり込まないように!後で後悔しますから!!書痴地獄に落ちて もよい方、及び既に落ちている方のみどうぞ!!!)。 ところで、前回「取得者なし」となったT崎の「A魔」は、もう二度と出る ことはないでしょうね。ましてや回数制限なしなどとは間違っても。ビギナー ズラックで浚われたりしようものなら身を切られる想いで、七転八倒気が狂 い、二度と立ち上がれなくなるかもしれません。ねえ、YN様、OK様、YD 様、MS様・・・。 ちょっと平常心を失っているなあ、俺。 (さっき「未読王購書日記」を読んだばかり)
管理人様、人魚の嘆き様
はじめまして。『人魚の贈り物』への登録、ぜひよろしくお願いいたします。
これまでロム専でしたが、機会があれば書き込みもさせていただきます。
鎌倉見物参加の皆様
お疲れ様でした。今後ともよろしく願いします。
管理人様人魚の嘆き様
毎回の企画、そしてビンゴ、等々ありがとうございました。また散水弁様、ス
タッフご苦労様でした。天保銭様のお酒も美味しゅういただきました。
鎌倉見物会参加の皆様
お疲れ様でした。
今回も楽しかったですね。また次回も宜しくお願いします。
管理人様
昨夜は失礼いたしました。
cogitoさんが東京にいるうちに連絡がとりたい
と思いながらも連絡先がわからなかったものでお電話を差し上げてしまいました
人魚の嘆き様
ぜひ宜しくお願いします。
近いうちにと考えております。
これでまた野望に向けて大きく前進しそうです。
散水弁様
今度は神保町でお会いしましょう。
kiku様
今回はあまりお話できませんでしたが
次の機会には詩の話で大きく盛り上がりましょう。
それでは
探偵王様の蔵書の件について大衆王様と相談し、直接ご本人のご意向をお聞き
する必要があると思い、本日、某地方都市の病院に探偵王様をお見舞いしまし
た。管理人様は、「俺は乱歩だの横溝だのは興味ないし、大事な客が泊まる予
定だから君だけ行ってきてくれ」とのことで一人。ちなみに「大事な客」とは
cogito様のことでした(笑)。
駅で大衆王様と待合せて病院に行ったのですが、探偵王様は思ったよりお元気
でした。しかし年齢と健康を自覚されているようで、全面的に蔵書の行く末に
ついて一任を受けました。もちろん、大衆王様のお口添えの賜物です。
その後で、大衆王様と一緒に探偵王様の自宅にうかがいました。500坪はあろ
うかという広大な敷地と建物にもかかわらず、現在はお一人住まいとのこと。
本は一階と二階と地下のそれぞれの書庫にありました。つまり書庫が3部屋あるわけです。
来る前は、10万冊と聞いていたけれどもそんなにないのではないかと思ってい
ました。本は多めに見積もられることが一般で、1万冊が1000冊ということも
ままあるからです。しかし探偵王様の蔵書は間違いなく10万冊を超えていまし
た。数えたわけではありません。なんと昭和10年代からの60年を超える膨大な
購入リストが存在したのです。
そしてその蔵書は筆舌に尽くし難い見事なものでした。いつも申し上げている
ように、私はミステリーの分野が「専門」ではありません。でも皆様がご承知
の通り、いろいろな事情から所蔵している(していた)この分野の本の質と量
は、それなりのものです。知識もまずまずでしょう。その私が見て、「間違い
なくミステリーの分野では日本一のコレクションだ」と断言できるレベルのも
のでした。昭和10年代以降の本と雑誌は新刊で買って大事に保存されていまし
たからコンディションは極上です。
コレクションの内容についても、可能な限り皆様にお知らせしたいのですが、
今後のこともあるのでどこまで詳細に書いてよいのか自信がありません。書き
込みの下書きを大衆王様に見ていただき、アドバイスしてもらう予定なのでし
ばしお待ち願います。
愛2003様龍之介様
確かお二人はゴールドビンゴカードの権利者でしたね。覚えていますよ!
文庫中毒様
再出品は前回の敗者復活戦でお約束した『日本橋』のみです。しかし、谷崎潤
一郎はいい本を出しますよ!
『人魚の贈り物』登録者の皆様
たまたま今日の今日で、大衆王様が探偵王様に『人魚の七夕』(第2回大ビンゴ
大会)の話をされたところ、是非自分の蔵書を皆様のために1冊提供したい、と
の有り難いお話を頂戴しました。
そこで今回の特別出品(球数制限なし。前回は『転身の頌』)は、『日本橋』と
もう1冊、「探偵王様ご出品○○」となりました。探偵王様の書庫の10万冊の
中から、大衆王様と迷いに迷って選んだ1冊です。ミステリー・ファンの方は
特にお楽しみに。
管理人様、人魚の嘆き様
早速ですが・・・
『人魚の贈り物』登録お願い致します。
管 理 人「おい、きりこ様が登録を希望してきたぞ」
人魚の嘆き「きりこ様本人ですか?偽きりこ=TG様じゃないでしょうね」
管 理 人「疑い深い奴だな。それでもいいんだよ、自分の首を絞めることになるんだから」
人魚の嘆き「どういう意味ですか?」
管 理 人「きりこ様も登録したということは、TG様が本をゲットできなかっ
た場合だけでなく、きりこ様が先にビンゴコールした場合も二人は破局を迎えるんだ」
人魚の嘆き「そんなこといつ考えたんですか?」
管 理 人「今だよ」
人魚の嘆き「しかし、それじゃきりこ様はビンゴになってもコールしないんじゃないですか?」
管 理 人「そんなに甘い女性ではないよ、彼女は」
人魚の嘆き「幾多の遍歴を重ねてきた方の言葉だけに重みがありますね」
管 理 人「しかし、登録者の皆様はTG様に感謝しなくちゃな。TG様のおかげでビンゴが4ヶ月も早くなったんだから」
人魚の嘆き「しかも、探偵王様の出品は今日しか有り得ませんでした。奇跡的ですよ」
管 理 人「じゃ、TG様にもゴールドビンゴカードをあげようか?」
人魚の嘆き「ダメダメ、自らの運気で道を開かなきゃ」
管 理 人「そらゃそうだ。ところで、cogito様は元気になったらしいよ。よかったな」
人魚の嘆き「あっ、忘れてた。まり。様がさっき言ってました。cogito様も好きなタイプなんですって。訂正します」
管 理 人「じゃあ、こうしよう。cogito様がまり。様よりも早くビンゴコールしたら、彼女は岐阜に行く」
人魚の嘆き「就職はどうするんですか!」
管 理 人「cogito様が退職して、代わりにまり。様が勤める。その方が大学も喜ぶだろ」
人魚の嘆き「さすが管理人様。あなたは天才です」
管理人&人魚の嘆き様
本の蟲と申します。以後、お見知りおき下さい。
この度は是非とも『人魚の贈り物』登録をお願いいたします。
管理人様
26日(木)に休みが取れました。ご連絡をお待ちします。
散水弁様
遅くなりましたが、幹事の大役、お疲れ様でした。
本日、平塚方面を通ったので新村堂さんにお邪魔したのですが、昨日の今日と
いう事もあって、ご主人とは貴兄の話題で盛り上がってしまいました(笑)。
で、肝心の収穫ですが・・・・ありました(予定外のモノでしたが)。お気遣いい
ただき、本当にありがとうございました。
葵の家様
こちらこそ、よろしくお願いします。また色々とお教えください。で、そうそ
う!ウッカリしていて「北園生誕の間」(写真)をお見せするのを失念してし
まいました。次回、またお持ちします。
七面堂様
ご厚情に改めて御礼申し上げます。管理人様には近日中にまたお会い出来そう
なので、その時、私からご説明いたします。
人魚の嘆き様
ゴールドビンゴカード、覚えていただいていてよかったです。
あとはそれを活かせるよう天運を祈るのみです。
文庫中毒様
「T崎の「A魔」」なんていう書き方はここでは厳禁!「『人魚のお花見』(第1回大ビンゴ大会)メモリアル」にちゃんと『悪魔』谷崎潤一郎と書いてあるでしょ!
管理人さま
はじめまして。
戦後詩をやってる1978と申します。
「ユリイカ」でここを知りました。
『人魚の贈り物』の登録を申し込みますので、よろしくお願い致します。
管理人様&人魚の嘆き様
おつかれさまでした。毎回楽しい企画、ありがとうございます。いつも同じ感
想なのですが、終わるとすぐ次回が楽しみになるこのような会は中々他にあり
ません。お二人のお力に負うところきわめて大なるこの会。今後ともよろしく
お願いいたします。
さて、例の長い題名の本ですが、先立つものを手配し、追って連絡いたしま
す。あとは「放縦」「交流」、そして「噴水」でしょうか。
参加の皆様
おつかれさまでした。登山も無事終了しましたね。次回はもう少し標高の高い
箱根山が舞台とのこと。足腰を鍛えておきましょう。わたしは腰の使い方がわ
るいようなので、管理人様のご指導の元、追加で十万冊程の搬出作業をしたい
と思っています(with ryokuto)。
KIKU様
平塚での収穫は一体なんでしょう?気になりますね・・。こっそり教えてくだ
さい。悪いようにはしません(笑)。
くだん様
あのあと小一時間、日没まで入水。(因みに、昨日は朝一で茨城まで行って再
度入水してきました。)それにしても、会のあと、よくもあんなに古書店を回
られましたね。ぼくは自転車なのでよかったのですが・・・。おつかれさまで
す。また人魚の嘆きでゆっくりと。
七面堂様
公文堂にてなにか収穫があった模様。暑い中、あれだけ回った甲斐があるというものですね。
ryokuto様
またいろいろと教えてください。あと、本三冊ありがとう。「狐の手套」のアドバイスも相当役に立ちました。早速読了。
TG様・きりこ様
次回はこちらこそよろしくお願いします。
葵の家様
そうですね。神保町で会いましょう。
管理人様人魚の嘆き様
東です。
『人魚の贈り物』第七次登録者募集を見て、一体自分はいつ登録したのだろう
と過去ログを確認しました。2002年11月30日でした。
もっとずっと過去のことだと思っていたので驚きです。まだ半年位しか経ってないのですねえ。
記念すべき『人魚の贈り物』の第1回は確か12月1日だったと思います。
過去ログで確認したところ、それ以後『人魚の贈り物』は実に26回も開催されていました。
それ以外にも『人魚のクリスマス』『人魚のお年玉』『人魚のお花見』(ビンゴ大会)とあったから、全部で29回。
ということは、なんと週に1回以上のペースということです。
大変僭越ながら、登録者第1号として皆様とともに心より御礼申し上げます。
また以前にどなたかお書きになっていたように、本当に気まぐれ開催で結構で
すから、可能な限り長続きしていただきたいというのが、多分登録者全員の願いだと思います。
私はと言えば、スピード勝負はなかなか勝てませんが、ビンゴではぜひ大物を釣り上げたいと闘志を燃やしています。
管理人様、人魚の嘆き様、本当にありがとうございます。
管理人様人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』登録を希望します。
管理人様人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』に登録をおねがいいたします。
人魚の嘆き様
昨日はご多忙の中、わざわざ遠方の探偵王の病院にまでご来駕賜り感謝の言葉
も御座いません。探偵王と付き合って随分と長い年月が経っていますが、人嫌
いで人見知りの激しい探偵王が初対面の人とあんなに打ち解けて話をするのを
初めて見ました。世に傑出したコレクター同士はやはり肝胆相照らすものなの
だと感動致しました。勿論誰に対しても人魚の嘆き様の人間的な魅力の為せる
業なのでしょう。いずれにしましても不肖の弟子としては、コレクションを安
心して託せる人物と巡り合い安堵した老師の表情がただ嬉しくも悦ばしい次第です。
さてこれからが大仕事であり管理人様と人魚の嘆き様に常成らぬご苦労をお掛
けする訳ですから、先手を打って小生もささやかな御礼として『人魚の七
夕』(第2回大ビンゴ大会)に一冊出品をさせて頂きたく思います。即ち探偵王
と師弟揃い踏みの出品ということになるわけで、本は管理人様の元にお送り致
しましょう。選択に迷いましたがこの掲示板でも愛好者の多い久生十蘭の満州
で発行した珍本を御提供申し上げます。探偵王様の出品本には遠く及びません
が小生としては愛惜の念多き本であり、もって感謝の気持ちの大きさをご理解
賜りたく願います。
管理人様
「鎌倉見物会」も盛り上がったようですね。私も今度は是非参加してみたいと思います。
さて私は週末に久し振りに両親を温泉に連れて行き親孝行をして参りました。
とは言いましても車で一時間程の伊香保です。
ここで「古久家旅館」に投宿したのですが女中さんが「ここの先代は作家だっ
たんです」と教えてくれました。詳しく聞いても結局それだけしか知らなかっ
たのですが名前が「森田」とだけ判りました。その情報だけでわかりますか?
管理人様人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』に登録いただきたく、何卒よろしくお願いします。
管理人様
鎌倉の折に譲っていただいた雑誌「バルカノン」ですが、今日ゆっくり頁を
繰っていて、目が点になっております。
囲み記事で、昭和17〜19年頃に新書サイズで20冊ほど刊行された、春
陽堂の「新文庫」について簡単に紹介されていたのですが、写真を見る限り、
表紙絵は志功としか見えないのです。
早速ネットで検索して数冊注文を入れておいたのですが、現物の届くのが待
ちきれず書き込んでおります。志功の絵で間違いないですよね?
これまで、全くどこにも出てこなかったので、吃驚しております。「バルカ
ノン」も初めて目にするものでしたし、「新文庫」ももし志功であるなら、鎌
倉遠征での予想外の成果といえます。
人魚の嘆き様
本日田村書店にて「風の神との黙約」 北洋社 発行日 昭和51年 5月25日 製本牧製本 限定150部
の内 本書は第132番石原慎太郎 万年筆署名入り
を拝見させていただきました。海を主題にした物で装丁も気に入ってしまいました。
今は私の家の書棚、「サド侯爵夫人」の隣にあります。
今日、有楽町の商工会館にて「石原知事と議論する会」に行きました。その話も機会がございましたら。
石原慎太郎の限定本は全然情報がないので感動いたしました。後は通常の初版本と三島、大江健三郎収集ですね。
今回はありがとうございました!!
SalonDe書痴に集う皆様、お久しぶりです。 鎌倉山行、大盛況のようですね。 次回は参加したいものと思っております。 さて、また人魚の贈り物ビンゴ大会が開催されるとのこと。 七夕なら、たなぼたが欲しいものと首をつっこんだ次第です。 特に大衆王様からの「久生十蘭の満州で発行した珍本」とは例の『紫鬼』なのでありましょうか。 どのような本が出品されるかだけでも、もう、ぞくぞくしますね。 とは言うものの、やはりビンゴが一番欲しいのですが。 今日から近所の神社さんは全部回ります。 (禁SalonDe書痴が一番御利益がありそうですが)ではまた。
管理人様人魚の嘆き様
「今までロム専の方も遠慮なくどうぞ。」というお言葉で背中を押して
頂きました。『人魚の贈り物』に参加登録をお願い致します。
私は探偵小説にも興味がありますが、SF・科学小説に最も力を入れております。
こちらのページの多彩な話題には、いままで知らなかった世界が垣間見え
るようで、とても勉強になります。宜しくお願い申し上げます。
白樺派様
伊香保の「古久家旅館」は早稲田派の作家「森田素夫」の実家です。
森田は早稲田の英文科に在学中、同期の宮内寒弥、市川為雄、寺岡峰夫らと同
人雑誌『早稲田文科』を創刊し卒業の昭和10年頃から「早稲田文学」にも小説
を書き始める。その後『文藝主潮』の同人になり昭和17年4月、同誌に発表の
『冬の神』は中島敦『光と風と夢』石塚友二『松風』と共に芥川賞の候補に挙
げられるが、この年は該当作なしとなった。
単行本は
『温泉夜話』昭和21年6月15日 飛鳥書店 定価10円
『女中部屋』昭和32年9月30日 小天壺書房 定価240円
『女中の四季』昭和32年12月15日 小天壺書房 定価270円
『女中部屋』昭和34年8月20日 小天壺書房 定価170円
昭和36年の秋に没している。
金ちゃん様
人魚の嘆き様のことが書かれている「日本書票協会通信」の今月号、ぜひ読ま
せていただきたいのですが、手に入れる方法はありますか?
管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』第七次登録者募集に是非応募致したく、宜しくお願い申し上げます。
管理人様&人魚の嘆き様
先日の鎌倉、有り難うございました。確かに和服で遠出はちょっと面倒(特に駅の階段が)でした。
でも、次回からも近場の時はなるべく和服を着ようかと思っています。
さて、あの場でも人魚の嘆き様にお聞きしたことですが、以前御教示頂いた、勇・雪岱「隅田川」の
掲載古書目録の件、詳細を教えていただければ有り難いのですが。今度の「人魚通信」の文章の中で、
このことに触れる予定で、その箇所だけ空けてあります。宜しくお願い致します。
『人魚の贈り物』登録を希望いたします。 小生、田舎町で細々と芥川龍之介だの太宰治だのを集めている者です。 どうぞよろしくお願いします。
偽cogito「だれか愛の手をさしのべてください」(「極私的掲示板」より無断引用)
偽達磨 「私でよろしければ」
偽cogito「いや、あなたでは」
偽まり。「私でよければ」
偽cogito「いや、あなたでも」
管理人 「俺ならどうだ」
偽cogito「お待ちしてました。私を救えるのはあなただけです」
管理人 「ならばあの本を出そう」
偽cogito「なになに?」
A.特別出品
1.『日本橋』泉鏡花、大正3年、千章館、初版、函、美
2.『白髪小僧』杉山萠圓(夢野久作)、大正11年、誠文堂、初版、函、極美(探偵王様寄贈)
B.球数制限付出品
3.『故園の歌』(球数制限15個)、田中冬二、昭和15年、アオイ書房、初版、カバー、極美、署名入
4.『影燈籠』(球数制限15個)、芥川龍之介、大正9年、春陽堂、初版、函、著者献呈本、函日焼け
5.『モダニズム雑誌一括』(球数制限15個)、『青騎士』『マダム・ブランシュ』『ドノゴトンカ』『ドドド』『MAVO』『GGPG』『薔薇魔術学説』『シ
ネ』『レスプリ・ヌーボー』『海盤車』他、48冊
C.一般出品
6.『浅草紅団』川端康成、昭和5年、先進社、初版、函、極美
7.『田舎ずまい』永松定、昭和31年、詩と真実社、初版、カバー
8.『新訳源氏物語』与謝野晶子、明治45年〜、金尾文淵堂、4冊揃、初版2冊、函
9.『幽霊遠島船』久生十蘭、康徳10年、大東亞出版社、美(大衆王様寄贈)
10.『春の雪』三島由紀夫、昭和44年、新潮社、初版、完本、献呈署名入
11.『白き路』尾上紫舟、大正3年、有朋館、初版、函痛み
12.『伊良子清白研究』山路峯男、昭和51年、木犀書房、函
13.『体操詩集』村野四郎、アオイ書房、初版、カバー、限定500部記番、カバー背痛み
14.『滑稽旅日記』黒田湖山、大正元年、博文館、初版
15.『子をつれて』葛西善蔵、大正8年、新潮社、初版、函、極美
16.『瀧口修造と武満徹展』図録、平成11年、世田谷文学館
17.『編年体・評伝福永武彦』源高根、桜華書林、昭和60年、函
18.『第五列の兵器庫』海野十三、昭和16年、ラヂオ科学社、初版、カバー、美、蔵印
19.『ビルマ戦陣賦』小田嶽夫、昭和18年、文林堂双魚房、初版、見返し切れ
20.『夕の虹』堀口大学、昭和32年、昭森社、初版、函、限定230部記番、三好達治宛献呈署名入
21.『西脇順三郎全集抜粋』昭和58年、筑摩書房、初出・年譜等の抜粋
22.『刺青』谷崎潤一郎、明治44年、籾山書店、初版、函、美
23.『自由を求めて』野村隈畔、大正11年、京文社、函
24.『夫婦善哉』織田作之助、昭和15年、創元社、初版、削除版
25.『詩集 ふるくに』山川弘至、昭和18年、大日本百科全書刊行会、初版
『落雷』風間光作、昭和49年、千代田書房、初版、カバー
管理人様&人魚の嘆き様
初めまして「崖っぷち」と申します。
登録を宜しくお願いいたします。
人魚の嘆き様と大衆王様が探偵王様の本棚から選んだ本は『白 髪小僧』だったんですね。もしこの本が当たったら・・多分ショック死します。でも当たりたい・・
ははは。
Å
(´ー`)y─┛~~~
ぼく、物欲がなくなったから、また当てちゃうよ。
↑いってることなんか矛盾
『人魚の贈り物』登録を希望します
管理人様&人魚の嘆き様
村山様から紹介を受けました。地元作家の「古志太郎」等などを愛読しております。
パソコン初心者ですが『人魚の贈り物』への登録を宜しくお願いいたします。
>管理人樣&人魚の嘆き樣
先日は數數の御配慮を戴き、誠に有難う御座いました。
特に某叢書は、近年の出版物の中で最も熱く注目してゐるシリーズであるにも關はらず、
手元不如意のため入手出來ずにゐたものにて、深く深く感謝申上げる次第であります。
又、あれから我が『惡罵の辭典』に「タイルの角に頭をぶつけて死んでしまへ」が、
直ちに新規登録されたのは申すまでも御座いません。
やはり小生は、死ぬまでマイナー下手物路線を歩むしかない宿命なのでせうか。
>鎌倉見物會に御參加戴いた皆皆樣
うるさ型の諸兄には、御不滿な點も多多あつたかとは存じますが、羽目を外して騒いでも
お咎めなしの場所といふ事で提案させて戴きましたので、どうか大目に見てやつて下さいませ。
因みに、酩酊の極みにあつた大輔樣は、サングラスとあの貴重なる歴史的フィルムの數數を
全てお店に忘れて行かれました(笑)。
>天保錢樣
美酒の數數を態態お送り戴き誠に有難う御座いました。
下戸の小生も純米酒を美味しく頂戴致しました。
>散水瓣樣
色色と御苦勞樣でした。しかし「入水」はやめて下さい。命が幾つあつても足りません。
「入水(じゅすい)」とは、「水中に身投げして自殺する事」ですので。
『死者の書』第三部の執筆計劃でも練つてをられるのでせうか。
>cogito樣
高音質CD-R有難う御座いました。早速繰返し愛聽してをります。
例の不可解重版『耐病秘記』を持參して、直接見て戴けばよかつたと後で氣付きました。
小生もうつかり者にて失禮を致しました。次囘の御上京を早くも期待致してをります。
幸ひにして當日が「いい天氣」に惠まれたのも、正に貴兄の功績でありませう。
「鎌倉見物会」ご参加の皆様
改めて先日はお疲れ様でした。写真も岩田様のご配慮により近日中に完成の運びとなります。
そこで中々神保町でお目に掛かれない方々に写真を郵送いたします。私事で大
変申し訳ないのですが平日休みの時、神保町で皆様とお目にかかれればよいの
ですが、そうもいかずお渡しするまでにタイムラグが発生してしまうため、な
るべく郵送の手段を取りたく存じますのでご協力とご理解のほどお願いいたし
ます。私に住所をメールしてください。
文庫中毒様、cogito様、kiku様、TG様(きりこ様の分は一緒で宜しいです
か)、ymnk様等の住所は控えてあります。無論岩田様にも送らせていただきます。
以上宜しくお願いいたします。
ううむぅ・・・ 「ビンゴ」が前倒しされたのは嬉しいですが、 なかなか厳しい戦いですね。 善戦だったと言わせてみせましょう(いや勝たなくちゃ意味がないのか) できれば一番槍になりたいですが・・・・
大輔様>
写真ありがとうございます^^
きりこの分と一緒で結構ですので
お手数ですが郵送よろしくお願い致します。
そうそう、以前の書き込みで
>管 理 人「じゃ、TG様にもゴールドビンゴカードをあげようか?」
>人魚の嘆き「ダメダメ、自らの運気で道を開かなきゃ」
とありますが
>管 理 人「じゃ、TG様にもゴールドビンゴカードをあげようか?」
>人魚の嘆き「それはグッドアイデアですね!そうしましょう!」
の間違いではないでしょうか?
大歓迎ですので、いつでも訂正お願い致します^^
管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』第七次登録に申し込みたいと思います。
今年の初めから毎日この掲示板を見ていました。
ロム専でもお許しいただけるということで、どうぞよろしくお願い申し上げます。
あと、収集分野は現代詩が中心です。
管理人&人魚の嘆き様
私も『人魚の贈り物』に参加させてください。お願いいたします。
管理人様
「森田素夫」に関しましての詳細な情報を有難う御座いました。
読んだことの無い作家ですので、何か一冊捜しまして読んだ上で、再度「古久
家旅館」を訪れてみたいものと思います。
「人魚の七夕」では私も皆さん同様、驚愕いたしましたが、こんなに景気が低
迷し世相が暗い中、次から次へと「お楽しみ」を提供して戴きまして有難う御
座います。感謝の気持ちでいっぱいです。
散水弁様
>あとは「放縦」「交流」、そして「噴水」でしょうか。
読まなかったことにします(笑)。
金ちゃん様
「日本書票協会通信」まで目を通されているとは流石ですね。
未練堂
「日本書票協会通信」のコピーをお送りしましょう。ただし書評の話が中心ですよ。
大衆王様
『幽霊遠島船』を拝見しました。メールには「美」とありましたが、「極美」
と表記してもよい保存状態ですね。重ねて御礼申し上げます。
大輔様
『風の神との黙約』よかったですね。貴兄の旺盛な収集欲が羨ましいです。
永町様
お久しぶりです。『紫鬼』ではありませんでしたが、『幽霊遠島船』も稀覯本
だからライバルも多いことでしょう。頑張ってください。秋の箱根は行きましょうね!
恩地喜多八様
件の目録は窪川書店の昭和14年11月「近代文学新蒐品特輯」です。やはり函付となっております。
管理人様&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』への登録を、お願いいたします。
古書通信第5号→ユリイカ4月号より、たどりつきました。
管理人&人魚の嘆き様
思わず出品目録に釣り出されてしまいました。人魚の嘆き様はよくご存知の者です。どうぞよろしく。
善蔵様
豪華なリストで目も眩みますね!
恨みっこなしで、楽しみましょう。
管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』への登録をよろしくお願いいたします。
ご無沙汰致しております。 このラインナップ…す、凄まじい・・・ 本当に有難う御座います(今回はどうも当たる気がします…まあ前回もそう 思っていたのですが…)!
マヴォ様
あのラインナップには、いまだ目が点になったままでおります。私はくじ運が
無く、今までの結果からいってもライバルにはなれそうにありませんが…と
いって一縷の望みを捨てる事も出来ず…心臓に悪いです。
WILL様
初めまして。北園が好きな(だけの)kikuと申します。よろしくお願いしま
す。現代詩を中心に蒐集されているとの事ですが、お名前の由来は、諏訪優さ
んと黒田維理さんが刊行していた雑誌名でしょうか?(もし間違っていたらごめんなさい)
鎌倉は大盛況だったようで、慶賀の限りです。そのころ、わたしたちは吉野の 山奥にある西行庵を訪れておりました。お酒はやはり樽酒の方が人気があるようですね。 森田素夫は管理人様の最も得意とする分野なので、投稿を控えておりました が、敢えて追記すると、生年は明治44年、享年50歳の筈。早稲田文学も谷 崎精二の自宅で作っていた第三次だったと思うのですが。最も流布している 「女中部屋」の後版がどこかにあったと思うので、出てきたら白樺派様にお送りしましょうか。 古久屋旅館の息子とは知りませんでした。 日本書票協会は内神田の書肆ひやねの二階にあるんですけれど、件の「通 信」は入会して更に年会費を払わないと、入手出来ません。即ちこの号を手に 入れるには一万数千円必要なわけです。一冊売りもコピーも厳禁です。 みなさん管理人様にコピーして頂くことになってよかったですね。なぜかこの 124号だけが、うちにもあるんですが。
石橋さま
ご趣旨、よく理解致しました。いつもながら出しゃばって申し訳ありません。
kiku様
驚きました。
諏訪優や黒田維理の名前がポンと出てくるなんて、本当にすごいBBSです。
これからもお見知りおきください。
kiku様も現代詩がお好きなんですね?
管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』に登録を希望致します。このBBSは古書関係では日本一の質量ですね。
これからはちょくちょく書き込ませてください。
管理人様人魚の嘆き様
何時もお世話様です。さて、『人魚の七夕』(第2回大ビンゴ大会)の前に一つお伺いし
たいことがあります。私は踊子好きというHNで、川端康成の本を集めているのはご
存知の通りです。今回も川端の本が出品されていますが、その場合もし幸運にして
ビンゴになってまだこの本が残っていたら、それ以外の本を選ぶのは顰蹙を買う行為
でありましょうか?実は他にどうしてもほしい本があり、恥をしのんでお伺いするところです。
軟鉄様
はじめまして。石狩川と申します。
貴殿の書き込みの中に、「古書通信第5号→ユリイカ4月号より、たどりつき
ました。」という記述がありました。
私は古書通信を購読していません。しかし、ユリイカ4月号のことはここでよく存じております。
もしかしたら、古書通信第5号にユリイカ4月号関係の記事があったのでしょうか。
だとしたら図書館で探してみたいと思うのですが。
よろしくお教えくださいませ。
皆様へ 先日健一様が書かれていた復刻本の件は下記のようにやはりトラブル になったようです。オークションはこれがあるから恐ろしいですね。他山の石 としましょう。
★★★★ 竹久夢二 絵入小唄集(初版!) ★★★★ (6月 20日 20時 44分) 落札者は「 悪い 」と出品者を評価しました。 コメント:初版本と書かれていたので、入札しましたが再版本でした。初版本 か再版本かもう少し注意してください。 (6月 26日 9時 28分) (最新) 返答:出品の際添付した写真には確かに大正6年4月12日印刷で15日発行と書い てあります。当方といたしましては、再版と書いてある個所はなかったと思い ます。詳しい方が写真で判断しやすいように出品いたしました。それに代理で 落札したので画像は見ていないといってこられても困り・(6月 26日 13時 10分) 返答:困ります。無責任な入札は今後なさらないでください。よろしくお願い します。 (6月 26日 13時 13分)
オークションでは私もいろいろと苦い思い出があります。そのうちのひとつ に、初版に重版の帯を付けた画像を載せていた例がありました。商品説明では 初版とのみ書いてあり、帯について一言も触れてなく、届いてからそのことを 指摘すると、初版の帯とは言っていないとつれない返事。画像の裏側を見れ ば、誰の目にも重版の帯であることは一目瞭然。確信犯と確信しましたが、後 の祭り。ただただ、自分の不明、不勉強を反省するのみでした。 最も、落札価格は帯無しの相場の半額ぐらいでしたので、不満はないはずですが、いやな思いばかり残ります。
管理人&人魚の嘆き様(そして、探偵王様、大衆王様)
「七夕の贈り物」の素晴らしいラインナップに感動しております。私として
は、只今ダボ格付けのランクアップを目指しておりますので、皆様の迷惑も顧
みず、既に持っております谷崎「刺青」初版函美本以外すべてを視野に入れて
おります。皆様お覚悟召されよ。
あ!、究極のダボは、自分がたとえ持っていても、人に渡したくないものに
は、食いつくべしとのことでしたね。「刺青」が2冊になってもいいのか。うふっふ。
(とらぬ狸の皮算用・・・ゴン太独り言)
私も参加させて下さい。
管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』に登録を希望致します。
石狩川様
『古書通信』第5号の「古本屋の手帖」という囲みコラムに、『ユリイカ』四月号に
人魚の嘆き様と田村書店店主様の対談「詩集初版本談義」がでていると、ありました。
(コラムの内容は、うまく要約出来ませんので、ぜひ図書館でご覧ください。)
なお、コラムにあるよう『初版本講義』の発売案内が、『古書通信』に載った時
すぐにファックスを入れましたが、売り切れでした。前回の『署名本の世界』のときは、同じ
方法で、間にあったので残念でしたが、このたび「過去ログ」を読みますと、発売前からの盛りあがり、納得しました。
管理人様
本日、出張から戻りましたら思いがけなく森田素夫の著書一揃いが宅急便にて
届いておりました。
大変、大変有り難く拝受し大切にさせていただきます。
天保銭様
有り難きお申し出、深く感謝いたします。
『人魚の贈り物』に登録希望いたします。 よろしくお願い致します。
私も『人魚の贈り物』に是非参加を希望いたします。 どうぞよろしく。
軟鉄様
早速の詳細なご説明に深謝申し上げます。
本日、図書館にて古書通信を閲覧してこようと思います。
ところでマツダ様が書かれたように、このBBSの方々も「署名本の世界」はお
持ちでないのか、過去に内容について触れられたことがない気がします。
道内の図書館にも一冊もないのではないかと思います。
ついては、軟鉄様にcogito様ばりの書評
(http://libwww.gijodai.ac.jp/cogito/book/shohanbonkougi.html)
をぜひお願いしたいのですが。
お願いばかりで申し訳ございません。
医学部の5年生です。 管理人様の集書嗜好と極めて近いのではないかとほくそえんでおります。 どうぞこれからご指導お願い致します。
『人魚の贈り物』登録済の有資格者は以下の方々です。(登録順)
東様、風様、留女様、太宰ファン様、本とは?様、文庫丸様、賞物小僧様、孝 一様、cogito様、くだん様、大熊様、葵の家様、由紀夫様、グレノリ様、金 ちゃん様、大陸人様、天女の舞い様、小仏様、マヴォ様、文庫中毒様、ラビリ ンス様、永町様、imamura様、未練堂様、selah様、玉乃井雪様、yamanaka様、 伸六様、健一様、Bori様、りょくと様、酔霧様、つるみとんぼ様、恩地喜多八 様、ヒヤシンス様、村山様、貞之介様、花筐様、大塚様、フリーズ様、善蔵 様、大輔様、慾呆け様、study様、立原道造が好き様、春の雪様、マルドロー ル様、鬼涙様、乱歩邸様、清二郎様、昌様、sakamoto様、彭城矯介 様、落下傘様、散水弁様、四天王様、愛2003、さくら堂様、ダークホース様、 青垣山様、彗星の騎士様、雪白様、YT生様、谷口様、白樺派様、私の耳は・・ ・様、おしの様、新雨様、龍之介様、hazedonca様、夜汽車様、PENぺん様、聖 なる館様、薔薇盗人様、篠崎様、恋の絵巻様、魚楽様、ディオゲネス様、鬼神 堂様、kiku様、タランボウ様、初心者様、雑誌中毒様、ケンタウロス様、都の 花様、黒猫館館長様、たからじま様、楽古堂・大内史夫様、詩遊様、三月兎 様、倉田様、香水夫人様、林檎様、カナリア様、硝子細工様、ナナ様、TG様、 友野健二様、隠岐様、Jボーイ様、あめんぼう様、yuri様、 マツダ様、まり。 様、ちゃこ様、 ガンジー様、 踊子好き様、石狩川様、マツダ様、矢吹様、青 猫様、雨降り坊や様、探偵ブラク様、岩手の星様、書物迷宮様、鯉ヶ瀧ぶんな ぐ郎様、きりこ様、本の蟲様、1978様、くも男爵様、夏の焼いも様、章魚和尚 様、ヌル様、九十九里様、みちのく様、崖っぷち様、五風十雨様、関金温泉 様、WILL様、びぶりお様、軟鉄様、ベルベット様、栞様、氏家様、孝行息子 様、鏡子の家様、彩様、トラキチ様、ホルマリン漬け様(以上139人)
WILL様
このBBSが凄いのは事実ですが、私は得意な分野というものが皆無でして・・・い
つも小さくなっています。ご教示の程、今後ともよろしくお願いします。
声をおかけしたのも、実はお聞きしたい事があったからなのです。ずいぶん前
に黒田維理さんの『SOMETHING COOL』を手に取る機会があり、興味深く読んだ
ものの、当時は特に執着はしませんでした。ところが、時間が経つにつれ、も
う一度読みたい、出来れば手元に置きたいと思うようになり、以来探してはい
るのですが、古書店等で見る事もなく、未だ入手には至っていません。私が覚
えているのは、新書サイズで、確か「ATTACK叢書」のうちの1冊であった事、
序文は北園克衛、表紙に清水俊彦の写真を使用している、等だけです。発行年
月日等の書誌情報・その他何でも結構ですので、更に詳しい情報をご存知でし
たらお教えいただけないでしょうか。不躾に申し訳ありませんが、よろしくお
願いいたします。
管理人様
昨日はご一緒させていただき、また、お土産まで頂いてしまい、ありがとうございました。
赤星虎次郎氏とのご歓談、隣で無学な私が聞いていても大変面白く、まるで
「昭和文学史の舞台裏」という講義を聴講しているような心持でした。同席さ
せていただきました事、改めて感謝申し上げます。また、こちらにお出での際
は、是非、声をおかけください。今後とも、よろしくお願いいたします。
kikuさま
以下の情報が、国立国会図書館(著者名検索)にありました。
ご参考まで。
書誌情報 和図書(1/1件目) 全項目を表示
請求記号 911.56-Ku881s
タイトル サムシング・クール : 詩集
責任表示 黒田維理著
出版地 東京
出版者 オニオン書房‖オニオン ショボウ
出版年 1958
形態 109p ; 18cm
シリーズ名 Onion paper book ; 第1
全国書誌番号 59008284
個人著者標目 黒田, 維理 (1929-) ‖クロダ,イリ
NDC(6) 911.56
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000000995241
http://opac.ndl.go.jp/index.html
風さま
ご無沙汰しています。お体の調子は如何ですか?相変わらずお忙しくされてい
るのでしょうが、くれぐれもご無理をなさらないように。
早速の情報提供に感謝申し上げます。私は、どうも検索能力に欠けていてイケ
マセン。これで版元と発行年が分かりましたから、これからも焦らず、地道に
探していきたいと思います。ありがとうございました。
kiku様
黒田維理氏は田村書店のお客さんでもあるので、店主に今度来店されたら
『SOMETHING COOL』について聞いていただくことを依頼しておきましたよ。
人魚の嘆き様
ありがとうございます!
超がつくほど多忙な人魚の嘆き様に仲介の労を取っていただくとは・・・光栄
を通り越して恐縮の極みですが、どうか、よろしくお願いします。
それにしても、田村書店さんはやっぱり凄いお店なんだなぁ、と改めて実感いたしました。
石狩川様
「書評」とても任に耐えませんので、ご容赦ください。
ただ、『古書通信』に連載中より、凄い人がおられるものだと
ひたすら感心していました。内容は、バックナンバーでお願いします。
石狩川さま
BookReviewを貼り付けて頂いて…なんとも恐縮であります。
石狩川様
ご推察のとおり人魚の嘆き様の「署名本の世界」が、こちらではほとんど話
題に上らないのは、持っている方が非常に少ないからだと思います。それとこ
の本の内容を話題にできるのは非常にハイレベルなコレクターの方のみが可能
なものです。
大変幸福なことに、私はこの超貴重本を、今年3月に行われた「人魚のお花
見宴会」のビンゴゲーム(それも敗者復活戦)で射止めることができまして、
人魚の嘆き様から、お贈りいただきました。それも、なけなしの最後の1冊と
も言うべき貴重なものをです。
射止めることが出来た瞬間、参加者の皆様の祝福?とともに、痛みを感じる
ような、突き刺さるような、羨望の眼差しを感じました。ノーベル賞授賞式の
田中耕一さんもかくありなんと思いました。酔払って何がなんだかわからない
うちに誰かに譲渡契約書にサインさせられないうちにと、散会後あたふたとホ
テルに戻ったものです。
数日後に自宅に届きました「署名本の世界」は、本当に素晴らしいものでし
た。本文解説は、日本古書通信のバックナンバーで読むことが出来るでしょう
が、貼りこみのカラー写真は、掲載されている署名本の状態が極上の一品であ
ることを如実に物語っていて、資料としても天下一品であります。この書に取
り上げられている本を1冊も持っていない私には、この書を語ることは到底不
可能です。(できることといえば、せいぜいが書き写すことぐらいです。)
私の貧しい書架に、これも人魚の嘆き様の口ぞえで無事購入できた「初版本
講義」とともに燦然と輝いております「署名本の世界」は、我が家の宝物で
す。まさに掃き溜めに黄金の鶴とはこのことを言うのでしょう。おそらく、我
が郷土に存在するたった1冊の「署名本の世界」と確信しています。
あの時、お花見宴会に参加していて本当によかった、と今でもしみじみ思っ
ております。また人魚の嘆き様の太っ腹に、感謝の言葉も見つかりません。
貧弱な蔵書しかない私ではありますが、思わず自慢の一冊を公言してしまい
ました。皆様お許しを。
管理人&人魚の嘆き様
ビンゴカードが到着し、緊張も一段と高まってまいりました。
ありがとうございました。
cogito様
こちらこそ、許可もいただかずに貼り付けて失礼いたしました。
それにつけても、cogito様の書評は他の本についても切れ味鋭く、感服するばかりです。
文庫中毒様
「署名本の世界」をお持ちでしたか。恐れ入ります。
文庫中毒様の文章により、目の前に本があるような気がいたします。
貼りこみのカラー写真とは、又なんと贅沢なことでしょう。
益々「署名本の世界」を手に入れたくなりました。
北海道には何冊あるのでしょうね。
ありがとうございました。
『人魚の贈り物』登録者各位
我々の気まぐれにより、『人魚の七夕』(第2回大ビンゴ大会)に追加ルールが
設けられました。参加者の皆様は以下の記載を熟読の上、お間違えのないようお願いいたします。
[追加ルール]
特別出品の2冊の本に関して「ビンゴパターン」を特定します。すなわち指定
されたビンゴパターンでなければその本をゲットできません。
出品番号1.『日本橋』
[ビンゴパターン] LETTER H(Hの形に開いている)
(例:サンプルカードの11,16,21,25,30,22,23,15,20,24,29,34が開いたもの)
出品番号2.『白髪小僧』
[ビンゴパターン] OUTSIDE SQUARE(四周が開いている)
(例:サンプルカードの11,12,13,14,15,16,20,21,24,25,29,30,31,32,33,34が
開いたもの)
[サンプルカード]
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20
21 22 23 24
25 26 27 28 29
30 31 32 33 34
「LETTER H」か「OUTSIDE SQUARE」が完成して『日本橋』か『白髪小僧』を選ぶ場合は、 題名に「ビンゴ!」ではなく「LETTER H ビンゴ!」もしくは「OUTSIDE SQUAREビンゴ!」と書いてください。 もちろん、これらのビンゴパターンになって他の本を選んでも構いません。
管理人様、人魚の嘆き様
はじめまして。
このたび、ぜひ『人魚の贈り物』に登録させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
踊子好き様
>今回も川端の本が出品されていますが、その場合もし幸運にしてビンゴに
なってまだこの本が残っていたら、それ以外の本を選ぶのは顰蹙を買う行為で
ありましょうか?
誰の顰蹙も買いません。ただダボの謗りを受ける可能性があるだけです。もっ
とも、最近は文庫中毒様のようにダボランクが上がることを誇りとされる方も現れていますが。
新世界様
生憎今回は既に締め切りました。ただ「締め切り日前倒しの告知」をお読みに
ならなかったのでしょうから、例外的に次回登録ということで受け付けます。
従って『人魚の贈り物』への参加は次回登録募集終了後となりますのでどうぞ悪しからず。
愛2003様
貴兄だけ名簿で「様」が落ちていると散水弁様からご指摘を受けました。大変
失礼いたしました。次回掲載時に訂正します
管理人様、人魚の嘆き様
締め切り日前倒しを見逃しておりました。お手を煩わせて申し訳ありませんでした。
次回からどうぞよろしくお願いいたします。
大塚さまの仰言るやうに、すでにBINGOになった人達からの悶々たる連日の書込みが ( ̄ー ̄)y─┛~~~~ 今からたのしみですねぇ。(←ひとごと)
お待たせした探偵王様書庫訪問記そのAは本日中に書き込みます。
ベルベット様
貴兄のようなダボ番付横綱クラスの方が『人魚の贈り物』に参加すると、他の
方が迷惑しますぞ!でもこちらでお会いできるとは思ってもいなかったので、私としてはうれしいです。
kiku様
田村書店のご主人が健在なうちに(あと30年くらい?)、いろいろとお聞きしたらよいと思いますよ。
文庫中毒様
『署名本の世界』について、身に余るお褒めの言葉を賜り深謝申し上げます。
cogito様
貴兄から伺った学校の話、早速私のところで使わせていただいております。
ビンゴ大会参加の皆様へ
こんにちは。
大変な盛り上がりをネットで拝見して、ビンゴ球を出す自分の役割の重さをひしひしと
感じております。先日、私の県で一番大きな都市に出かけてビンゴ機を買ってきまし
た。想像していたよりもずっと立派なものでビックリです。最初は球がうまく出てこ
なくて困ってしまいました。
ビンゴの発表は平日は夜になると思います。土日も夜が多いかもしれません。出す玉の
数は管理人様と人魚の嘆き様がご指示くださるそうです。どうぞよろしくお願いいたします。
まり。様、一緒にガンバリましょうね。
探偵王様の蔵書は昭和10年代前半以降はほとんど全て新刊で買われたもので、
戦後古本屋で本を買ったことは数回しかないそうです。従って通常古書の世界
で「白っぽい本」とは最近の本のことを指しますが、探偵王様の書庫では戦前
の本も白っぽく、文字通り新刊のような美しさを保っていました。それが整然
と並んでいる壮観な光景は、ちょっと言葉では表現できませんね。
「黒っぽい本」は明治から大正にかけての黒岩涙香、押川春浪などの本でし
た。探偵王様が古本屋を回って集めた昭和初期でも、既になかなか見つからな
い本が結構あったそうです。それは競争相手が多いからではなく、探偵物が商
品として軽視されている時代だったからとのことでした。だから見つかれば例
外なく安かったとうかがいました。
単行本は作家別に並んでいました。ある作家のものを重点的に、などというこ
とはありません。全てパーフェクトに限りなく近いコレクションでした。乱
歩、横溝、大下、木々、十蘭、海野、夢野、小栗、甲賀など有名どころは言う
までもなく、無名作家の本も膨大な数でした。多くの本は読み用と保存用の2
冊あり、しかもどちらが読んだものなのかわからない程度の本が並んでいるの
です。『白髪小僧』も2冊甲乙つけ難い本がありました。
以前ここでも話題になった満州本も相当な数で、私は初めて見た本も少なくあ
りませんでした。満州本は流石に若干保存程度の落ちる本もあったけれども、
それは周りの本があまりにも綺麗な為に抱く印象で、古書市場に出れば全て
「超極美」でしょうね。来月古書目録に掲載される『香水夫人』も、探偵王様
は病院で1冊しか持っていないとお話されていましたが、ちゃんともう1冊ありました。
それから雑誌も膨大でした。こちらは私は興味がないので時間をかけて見ませ
んでしたが、大衆王様によると『新青年』以下主だった雑誌が完全揃いで2
セットずつあるそうです。もちろんこちらも完璧なコンディション。ここにし
か完全揃いのない雑誌もあるらしいのですが、如何せんこちらの関心が薄く、
大衆王様に失礼いたしました。
私もいろいろなコレクターの蔵書を拝見してきましたが、1つのジャンルでこ
れだけ纏まった、かつコンディションのよいコレクションは初めて見ました。
恐らく2度と見ることはないでしょう。そして思うに、ミステリーの領域のコ
レクションだったので、感動・興奮はしながらも、まだ私は冷静に拝見できた
のでしょう。もし、これが自分の集めているジャンルの本だったら、涎だらだ
ら若しくは戦意喪失になったに違いありません。
申し上げた通り、言葉で到底適確に表現できない水準の蔵書でしたが、そのご
く一端でも「感じ取って」いただければ幸いです。最後になりますが、書庫訪
問の与えてくださった探偵王様と大衆王様に心より御礼申し上げます。
追記 多くの皆様から探偵王様のコレクションについてお問い合わせをいただいてお ります。難問が山積していますが、何とかご希望通り散逸させないよう管理人 様と一緒に努力いたします。
山名です。 お世話になりっております。 未入手であった「黒死館」掲載号のうち ●「新青年」十五巻八号 ●「新青年」十五巻十三号 ●「新青年」十五巻十四号 を入手できましたのでご報告申し上げます。 ありがとうございました。 残るは、十五巻第五号だけです。
くだん様
最近の調子はいかがですか?
私の方はさっぱりで、そろそろ上林以外にも真剣に収集範囲の幅を広げることを考えています。
くだん様は志賀直哉はどうですか?
神保町あたりでは志賀の本はよく見かけますものですか?
人魚の嘆き様
探偵王様書庫訪問記そのAありがとうございました。「ミステリーの領域のコレクシ
ョンだったので、感動・興奮はしながらも、まだ私は冷静に拝見
できたのでしょう。もし、これが自分の集めているジャンルの本だったら、涎
だらだら若しくは戦意喪失になったに違いありません。」とありますが、人
魚の嘆き様の書庫を見れば、初版本マニアは涎
だらだらで戦意喪失するのでしょう。私は人魚の嘆き様の文章だけで鼻血がで
ました(笑い)。もうこれは管理人様か人魚の嘆き様にまとめて買っていただ
くしかないのでは。後日談を楽しみにしております。
ところで『白髪小僧』のビンゴパターン、よく見ると4列ビンゴでないとダメなんですね。いやはや道のりは遠そうです。
薔薇盗人様
上林本は戦前の本で探している物がなかなか見つかりませんが気長に待つしか
ないようです。気長に待っている間に、おもしろそうな他の作家の本についつ
い手を伸ばしてしまいますが、最近はダボチェックが入って、知らぬ間に番付
を昇進させられてしまうので注意が必要です。
志賀直哉の文章は好きですが、長らく文庫の「暗夜行路」と短編を数編読むに
とどまっておりました。その後、今年の初めに「荒絹」の署名本を入手しまし
た。かすかにナフタリンの匂いがする本です。
神保町では志賀直哉の本はよく見かけますよ。ただどの本が珍しいとか人気が
あるのか私には把握できておりません。
くだん様
はじめまして。
人魚の嘆き様とコレクター同士の交換会で親しくさせていただいているベルベットと申します。
さて、くだん様の薔薇盗人様との話の中に
今年の初めに「荒絹」の署名本を入手しました。かすかにナフタリンの匂いがする本です。
とあるのを拝見して、驚愕のあまり書き込み致しました。
実は私も「署名本の世界」を所有しているのですが、その中に「荒絹」の署名本が二冊出てくるのです。
一冊は志賀が有島武郎に贈った本、もう一冊は志賀の署名本ではなく梶井基次郎が友人に贈った本です。
共に最高の署名本でしょうが、特に梶井の署名の入った本は垂涎の的と言えましょう。
くだん様の書かれたかすかにナフタリンの匂いがする本
は確実に人魚の嘆き様の旧蔵書を意味すると思われますが、そうなるとこの二冊のいずれでありましょうか?
面識もない者の不躾な質問をどうかご容赦の上、ご教示をお願いする次第であります。
ベルベット様
はじめまして。
私は人魚の嘆き様と本の交換をできるようなレヴェルのコレクターではございません。
管理人様や人魚の嘆き様の御厚意で、「贈り物」や「ビンゴ」で本をいただい
たり(いつもいただくばっかりです)、神保町やオフ会でお会いした時に古書
だけでなく色々なことを教わっている者です。
私の入手致しました「荒絹」は人魚の嘆き様の旧蔵書であることは確かですが、
ベルベット様の挙げられた署名本ではございません。
私は残念ながら「署名本の世界」を持っておりませんので、「荒絹」の二冊の
最高の署名本については先ほどの書き込みを読むまで知りませんでした。
どちらも私が入手する可能性も資格も全くないでしょう。
ところで、ベルベット様の収集分野は志賀直哉なのですか?
人魚の嘆き様
探偵王様書庫訪問記そのA拝読。
興奮のあまり昨日は寝付かれませんでした。
日本一の純文学と詩歌集のコレクションをお持ちの人魚の嘆き様が、
この分野でも最高のコレクターになられることを勝手に期待しております。
管理人様
砂子屋書房の清瀬一郎『正気』についてお伺いします。この本は確か発売禁止
となっていると思います。
しかし2・26事件の弁護録ですから、これを発売禁止にする理由がよくわかり
ません。内容の他に何かもんだいがあったのでしょうか?
ご教示のほどお願い申し上げます。
人魚の嘆き「実は最近困ったことが起きてるんです」
管 理 人「なんだい?」
人魚の嘆き「誰かがナフタリンの匂いつきの本を「偽造」してるらしいんですよ」
管 理 人「そんなことするやすは一人しかいないよ。別に気にしなくてもいいじゃないか」
人魚の嘆き「それが裸の汚れた本ばかりなので、ナフタリンの匂いつきの本の権威が傷つけられそうなんです」
管 理 人「だったら『人魚の七夕』でcogito様にナフタリンの匂いつきの名品を当てちゃえよ。そうすればイタズラしなくなるぜ」
人魚の嘆き「でも、ダークホース様が出す玉を細工できませんよ」
管 理 人「なら揃ってなくてもビンゴと言わせたら?」
人魚の嘆き「ダメです。まり。様に見破られますよ」
管 理 人「うーん、公平にすると融通が利かなくなるものだな」
人魚の嘆き「一つだけ方法がありますけど・・」
管 理 人「なんだ、早く言え」
人魚の嘆き「cogito様がダークホース様かまり。様を恋人にしてしまうんです。そうすればインチキも・・」
管 理 人「君は致命的なミスを犯しているよ」
人魚の嘆き「なんですか?」
管 理 人「cogito様は今、物欲も色欲もないんだ」
人魚の嘆き「じゃあ、なんでそんな人が「偽造」するんですか!」
管 理 人「うーん、不思議だのう」
善蔵様三月兎様
ご明察どおりの牧野信一好きの鬼涙です。もっとも私も案外ダボで、昨年の
『人魚のクリスマス』では別系統の大物をゲットさせていただきました。(過去ログをご覧あれ)
今回のビンゴではどうやら善蔵様や三月兎様と競合しそうな雰囲気ですが、どうぞお手柔らかにお願いいたします。
ところで、最近牧野信一のきれいな本はなかなか出てこないですね。くだん様の書かれた上林と同じ状況の気がします。