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雜本與太話・過去ログ 2005 1月


謹賀新年投稿者:装飾管理人彭城矯介 投稿日:1月 1日(土)00時39分16秒

明けましてお目出度う御座います。
本年も當板をどうぞ御贔屓に願ひます。

>葵の家樣、ymnk樣、凸本樣
1960年9月24日の春日井建歌集『未青年』出版記念會について、塚本邦雄氏の寺山修司宛書簡に以下の記述があります。
「『未青年』記念會メッセージ、文意の八〇%は聽衆にも通じたと思ひます。
三島由紀夫のメッセージにつづき、ぼくのスピーチに先だち、ほんとに効果的で春日井へのよき贈物だつた。
あつまつたもの九十名。お爺ちやん達がメインテーブルを占領、それだけがいささか・・・。」(1960年9月29日)
よつて、式次第に見られる「メッセージ朗讀」は、三島と寺山からのもので、
その後の「祝辭(又は批評)」を塚本氏が行つたものと思はれます。
以上、御參考まで。

>皆樣
本店であるSalonが無くなり、こんな出鱈目な支店が殘される事に、私も含めて二百名以上の人間が納得の行かない
想ひを抱いてをられると存じますが、何しろ偉い先生方は氣紛れですので、致し方御座いません。
いづれにせよ、御兩所が恆にこちらを見張つてをられるのは事實ですので、どうぞ皆樣も、御兩所がつい返答を
書き込みたくなるやうな話題の投稿に是非御挑戰下さいませ。
勿論これまで通りの、低次元の無駄話も大歡迎ですので宜しくお願ひ申上げます。


あけましておめでとうございます^^投稿者:TG 投稿日:1月 1日(土)00時55分24秒

第2BBS管理人様&人魚の微笑様
Salon De 書癡では大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い致します。

管理人様,皆様>
本年もよろしくお願い致します。
今年も神保町でお会いできるのを楽しみにしております。


おめでとうございます投稿者:第2BBS改め第弐 投稿日:1月 1日(土)01時28分28秒

管理人様
皆様

本年が素晴らしい年でありますよう。


迎春投稿者:金ちゃん 投稿日:1月 1日(土)01時30分55秒

管理人様、皆様

こちらでもお手柔らかにお願い申し上げます。


『人魚の初詣』投稿者:裏管理人 投稿日:1月 1日(土)11時23分21秒

下記の要領で『人魚の初詣』を行います。正月でひまひましている書痴の皆様の参加をお勧めします。

1.集合時間 1月3日12時
2.集合場所 靖国神社大村益次郎銅像下(時間厳守のこと)
3.当日予定 靖国神社参拝→露店で食事→当日開店の「神保町古本屋モール」(アネックス)で新春初古本漁り→戦利品披露のティータイム(どこでも早退自由)
4.参加申込 不要(当日お越し下さい)
5.参加予定 くだん、TG、ymnk、でこぽん、貞之介、雀の卵、散水弁、葵の家、モダボ、帝王、オペラ座の怪人、裏管理人、管理人(敬称略)


謹賀新年投稿者:ymnk 投稿日:1月 1日(土)20時25分6秒

管理人様裏管理人様皆々様
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。今年も何卒よろしくお願い致します。


寒中お見舞い投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:1月 8日(土)19時56分55秒

寒中お見舞い申し上げます。
昨日は、今年初めての神保町でした。かわほり堂で裏管理人様にお会いしたあと、古本モールに行ってみました。彭城管理人様にひょっこりお会いしてご挨拶。管理人様何を買ったのかなぁ。


Re『歌舞伎襍記』投稿者:人見 投稿日:1月12日(水)12時12分14秒

人見です。
彭城大兄。
お返事が大変遅れて申し訳ありません。些事雑多ということでご容赦願います。
今年も神保町界隈の集まりには出席できるかと思います。
その際はよろしくお願いします。

>日夏の著書として出てゐる『歌舞伎襍記』といふ本は、檢索する限りシュルレアリスム叢書の函に付いていた縦巻きのビニールカバーの件を
即答できる貴兄には安易すぎましたか。
この事、いつも上京の際に伺おうと思っていたのですが「『侠黒児』を取られた。」だの「アンタを出し抜いて新着情報見たけどいい物なかった。」だのと
当方の地元のある店の話題を振られている内に忘れてしまい
そのままになっておりました。どうもありがとうございました。


古本仕入帳投稿者:當用管理人彭城矯介 投稿日:1月14日(金)04時05分58秒

>人見樣
その後『歌舞伎襍記』(光文社・學藝選書U 昭和21年9月25日初版發行)の現物を入手致しましたが、
この本は河竹繁俊の著書で間違ひ御座いません。やはり日夏本の方の誤記といふ事でせう。
本年もどうぞ宜しくお願ひ申上げます。

>Peter-Rabbit 樣
> 何を買ったのかなぁ。
日夏派の雜誌「古酒」(新樹社)三册、小杉天外『小説仕入帳』(中央公論社)獻呈著者書名入、
成瀬無極『人生戲場』(政經書院)、『宛字外來語辭典』(柏書房)といつたところです。
その後蝙蝠に廻り、更にまた・・・・(苦笑)。
しかし古書モールも、初日に氣になつた本は大體無くなつてゐましたので、順調にお客さんは入つてゐるやうですね。
こちらでの書込みも宜しくお願ひ申上げます。

>ymnk樣
奇しくも河竹の本には「ラジオと脚本朗讀」(昭和8年5月)、成瀬の本には「ラヂオ・ドラマに就いて」(昭和9年1月)といふ
文章が収録されてゐました。この頃からラジオが市民權を得て來たといふ事なのでせうね。

>その他の皆皆樣
是非本年の買ひ初め、讀み初めの御報告をお寄せ下さい。
やはり一番手はcogito樣に、新春らしく「散財サンバ」を踊つて戴かねばなりますまい。


小栗虫太郎厚紙表紙投稿者:男爵探偵 投稿日:1月15日(土)10時57分15秒

新春に古書仲間から入手しました、一冊を書きます。 『海底殺人事件』小栗虫太郎(高志書房)昭和22、6.30ソフトカバー(厚紙)です。
すでに手元にあったのは、上のものとは異なり厚紙表紙ではありません。しかし、奥付けは同じで印刷・発行日も同じでした。
小栗のもので、高志書房版では、はじめてでした。
私のところにある、小栗で、高志書房版を見たら、この本だけでした。
そこで、小栗で、高志書房版で、厚紙表紙のものはその他にあるのでしょうか、ご教示いただけたら、と思います。
今年もよろしくお願いします。


無題投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:1月16日(日)12時47分5秒

天晴管理人彭城矯介様
有難うござゐます。小杉天外『小説仕入帳』と『宛字外來語辭典』とは面白さふですね。


お騒がせ致しました。投稿者:cogito@おわび 投稿日:1月16日(日)20時33分29秒

拙掲示板に書いてしまったのは、『ヤギの歌』の函欠表紙痛み本を10万円で買ったといふことですが、来歴入手先等の詳細はシミツです。『忘れ草に寄す』で懲りてますのでご勘弁下さいまし。
今回の散財を頂点に「あつめること」から「たのしむこと」へ移行したいのだけど、できるかな...。


ラジオ投稿者:ymnk 投稿日:1月17日(月)01時19分15秒

正管理人彭城殿
ラジオドラマにしても、やっぱり昭和30年代がピークでもあり最後の全盛時代(?)のようです。三島の「真夏の死」がラジオドラマになっているようなのですが見つかりません。あと「船の挨拶」と。地方局の探索までしていたらあと何年かかるでしょう。寺山修司のものみたいに、当時のラジオドラマをCD化とか、ないんですかね。


本年の買ひ初め投稿者:たくりん 投稿日:1月17日(月)03時17分10秒

管理人様
書き込みらしい書き込みはお初です。今後ともよろしくお願いいたします。せっかく振って下さったのでちょこっとだけ。「人魚の大晦日」ではなかなか繋がらず「落札価格年報」を早々に持っていかれ残念でありました。しかし幸いにも新年早々「落札価格年報」昭和41年版を入手する事が出来まして幸先よしと満足しております。これでリャンシャンテン。

第弐様
大晦日は粗相してしまい大変失礼いたしました。とりあえず年越し蕎麦を食べてから最後の書き込みを、と思っていましたら年越しぎりぎりになってしまい、はみ出してしまいました。締めのお言葉に水を差してしまい申し訳ありませんでした。どうぞお許し下さいませ。


ジャガーの眼は(寝不足で)赤い投稿者:偶偶管理人彭城矯介 投稿日:1月20日(木)03時05分14秒

>男爵探偵樣
早速の書込み恐縮に存じます。こちらでもどうぞ宜しくお願ひ申上げます。
表紙の紙質の違ひの件ですが、戰爭中の本などは配給の關係で紙質にばらつきがあり、
同じ版の本でも厚さが全く違ふといふ事がありますが、戰後も直ぐですと似たやうな
状況であつたとは考へられないでせうか。
第貳樣にも伺ひましたが、多分そんなところであらう、との事でした。

>Peter-Rabbit樣
署名無しの『小説仕入帳』でしたら、蝙蝠に未だ竝んでゐると思ひますが。
『宛字外來語辭典』は一度買ひ逃し、版元が版元だけにまた直ぐに出會へるかと思ひきや、
なかなか見付からずにゐた物ですので幸ひでした。

>cogito樣
近代詩集は引退し、江戸漢詩に專念されてゐるのかと思ひましたが、まだまだ二刀流のやうですね。
それはさうと「ごん太殿に陵辱される抒情詩人の圖」の撮影者はどなた樣ですか?

>ymnk樣
まだまだ難關が控へてゐさうで、お仕事大變ですね。
恆存のラジオドラマも臺本は殘つてゐたものの、初演時のデータまではよく分からぬ樣子で、
時期から考へれば出演者は多分文學座の面面だとは思ふのですが、扨といつたところです。

>たくりん樣
御投稿有難う御座います。年末最後の口上が缺番になつたのはお氣の毒でしたが、新年早早
幸先のよいスタートを切られた御樣子、今後とも引き續き蒐書の御報告を樂しみにしてをります。


収穫投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:1月21日(金)23時21分42秒

彭城矯介大兄
さうでしたか。明日にでも蝙蝠へまゐらうかと存知ます。
私は、「古本探偵追跡簿」青木正美著を購入致しました。
先週の愛書会では年明け早々に籤運良く以下を入手できました。
「近世快人傳」夢野久作 S10 函 状態は並(\10000)
「面会謝絶」野村胡堂 S26 カバー・署名 状態は並(\3000)
近世快人傳は嬉しひ収穫でした。


探偵作家投稿者:男爵探偵 投稿日:1月22日(土)10時39分4秒

管理人様
ご教示ありがとうございました。同じ発行日でも表紙の材質が異なることもある、ということ、参考になりました。
第弐様、ありがとうございます。よろしくお願いします。
探偵作家について連載しているためか、今年初めには物故作家の家族の人や昭和20年代に書いていた人から
連絡を受けました。また、現存されていれば100歳を越えている人の、息子さん(半信半疑です)から連絡を
受けたので(まだ30代の前半の方でした)、すぐに文通を開始しました。

Peter-Rabbit様
夢野久作の著書、おめでとうございます。私は何度か試みていますが、失敗しています。
最近は、運に見放されています。


Re:投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:1月23日(日)00時07分6秒

男爵探偵様
有難うございます。私も昨年後半は運に見放されて古書展の目録注文はことごとくはずれでした。ようやく年明けで運気も上向いてきたようです。(^o^)
芥川以外に探偵物にも興味がありますのでいろいろとご教示ください。


福田恆存の投稿者:ymnk 投稿日:1月23日(日)07時31分54秒

正味管理人彭城矯介殿
福田脚本によるテレビドラマ「怒濤の日本史」というの、昭和41年の夏頃やっていますね。マイクロリール繰っていて偶然見つけましたが、ああいう脚本なんかも全集に入っているのでしょうか。


「青春と読書」より投稿者:男爵探偵 投稿日:1月23日(日)10時46分47秒

Peter-Rabbit様
最近は、例えば、目録の中で3点を入手したいとき、その中でも、この一点を優先してください、と書きますとみごとに、それが外れてしまいます。
何度か、あります。運でしょうか。
今後ともご教示いただければ、幸いです。

ymnk様
すでにご存知か、と思いますが、PR誌「青春と読書」2月号にはあの日の三島由紀夫が登場しています。森詠「はるか青春」C、です。
はじめてこの連載を知りました。


男爵探偵様投稿者:ymnk 投稿日:1月23日(日)17時55分46秒

「青春と読書」情報ありがとうございます、全く知りませんでした。それで只今検索してみたところ、これは集英社のPR誌で、その「はるか青春」というのは小説のようですね。今度書店でみてみます。ありがとうございました。


昨日の獲物投稿者:Peter-Rabbit 投稿日:1月23日(日)19時53分14秒

最適管理人彭城矯介様
昨日、蝙蝠へまゐりました。『小説仕入帳』確かにありましたので購入致しました。
鏡花の「愛府」初版、裸本ながら超格安にて棚に差さつてをりましたので抜かせて戴きました。
花袋の「田舎教師」初版、裸本、蔵印ありも手頃な価格でしたので頂戴仕りました。


『人魚のファイナルアンサー』始まってるよ投稿者:第弐&人魚の嘆き 投稿日:1月26日(水)13時30分31秒

『人魚の贈り物』既登録者は以下の方々です(敬称略)。
東、留女、太宰ファン、本とは?、文庫丸、賞物小僧、孝一、cogito、くだん、大輔、葵の家、由紀夫、グレノリ、金ちゃん、大陸人、天女の舞い、小仏、マヴォ、文庫中毒、ラビリンス、永町、imamura、未練堂、うすけ、玉乃井雪、yamanaka、伸六、健一、Bori、りょくと、酔霧、つるみとんぼ、恩地喜多八、ヒヤシンス、村山、花筐、大塚、フリーズ、善蔵、慾呆け、study、立原道造が好き、春の雪、マルドロール、鬼涙、乱歩邸、清二郎、昌、sakamoto、彭城矯介、落下傘、散水弁、四天王、愛2003、さくら堂、ダークホース、青垣山、彗星の騎士、雪白、YT生、谷口、白樺派、私の耳は・・・、おしの、新雨、龍之介、hazedonca、夜汽車、PENぺん、聖なる館、薔薇盗人、篠崎、恋の絵巻、魚楽、ディオゲネス、鬼神堂、kiku、タランボウ、初心者、モダボ、ケンタウロス、都の花、黒猫館館長、たからじま、楽古堂・大内史夫、詩遊、三月兎、倉田、香水夫人、林檎、カナリア、硝子細工、ナナ、TG、友野健二、隠岐、Jボーイ、あめんぼう、yuri、マツダ、まり。、ちゃこ、ガンジー、踊子好き、石狩川、矢吹、青猫、雨降り坊や、探偵ブラク、岩手の星、書物迷宮、鯉ヶ瀧ぶんなぐ郎、きりこ、本の蟲、1978、くも男爵、夏の焼いも、章魚和尚、ヌル、九十九里、みちのく、崖っぷち、五風十雨、関金温泉、WILL、びぶりお、軟鉄、ベルベット、栞、氏家、孝行息子、鏡子の家、彩、トラキチ、ホルマリン漬け、新世界、iwamoto、南国、ボーフラ、貢、変亀鑑、すなかぶり、パーマー、ささな、木村、隣の人、beloved、むらかみ、出雲人、丹、魔女っ子、町田、Peter-Rabbit、ソーニャ、街路樹、秋の味覚、書狂 、鉄仮面、紀伊の人、蔵王山麓、雀の卵、たくりん、スリラー、通天閣、昼行灯、梵、夜鴉亭、摩周、やまびこ、風塵、福永ファン、首里城、私小説派、CAVE、三藤、風流使者、リヨン、男爵探偵、開拓者、魔子、イボタ、苺みるく、愛の挨拶、ポエムズ、雄鶏、kazuki、サーニン、ジョナサン、新体詩、蜥蜴、トンピロ、麒麟、十万坪、トテ馬車、コロボックル、ミント、讃岐書貧生、愛書道人、でこぽん、伊予子、片エクボ、糸魚川、甚六、黄身粥、アマリリス、青年芸術派、十字街、黄金蟲、宮永、ゲンゴロウ、泉家の者、八本松、梟の家、カリオストロ、悩夢、たんぽぽ、山書太夫、録弥、百夢、無尽、前田はじめ、うらら春、緑旗、NAO、金柑(以上225人)


九鬼紫郎投稿者:男爵探偵 投稿日:1月30日(日)11時38分3秒

九鬼紫郎の探偵もの、捕物帖や時代小説を収集していますが全体を捉えるところまでいっていません。そんな時、
『月姫異変』同光社(昭和29),『隠し小判』文芸図書(昭和29)の2冊を扶桑文庫(愛知県)から入手しました。
久しぶりに、この2冊をふくめて、すでに入手したものも読んでみたところ、どこかで読んでいたという記憶がありました(実は、手に入れたまま読んでいなかったのです)。
昭和20年代に発行された、雑誌連載のものと同一内容でした(どれと一致かはここでは言いませんがいずれ明らかにする予定です)。
雑誌では、女性の筆名ですから、思わぬところで、九鬼紫郎は別名を使用していたのでした。雑誌では九鬼紫郎で連載中でしたので、重なるのを避けたと思われます。
やはり、購入した本は読まないといけないと気付きました。


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