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Salon de 書癡 過去ログ 2003 2月

取り急ぎ  投稿者:管理人     投稿日: 2月 1日(土)00時00分35秒

くだん様
あの時点では文庫中毒詩様の上京情報が無かったのです。かつて伝説の人でありましたcogito様が現実となった今、文庫中毒詩様の伝説だけが語り継がれております。そこで人魚(男の方)と話し合いまして、これは是非とも「文庫中毒詩様神保町御来訪大歓迎会」を催したく、既に二月十二日に「人魚の嘆き」(お店)を予約いたしております。詳細は後日。 でありますから、それらの荷物は送るにせよ送らぬにせよ文庫中毒者様に現場にて判断して頂きましょう、また、文庫中毒者様の上京レポートに因りますと、かなりの大荷物を抱えての登場といった状況も充分、予測のつくことでありますので、全部、まとめて送ったほうが宜しいかと存じます。結論、本は「人魚の嘆き」において置く。
了解しました。  投稿者:くだん    投稿日: 2月 1日(土)00時17分36秒

管理人様
これまた長い名前ですね。
そうかそうか  投稿者:りょくと    投稿日: 2月 1日(土)01時16分14秒

佐藤佐太郎「歩道」再版が特製本なのですか。 再版だけまだ神保町にあったと思ったけど... 気のせいですかね。 うさぎのぼやきでした。
深謝  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月 1日(土)11時10分00秒

管理人様、大輔様
このたびの「貼雑年譜」の件につきまして、いろいろとお骨折りいただいたようで、あらためて感謝申し上げます。時々オークションで本気で落とそうかとも思っておりましたので、待った甲斐がありました。 12日は、本当に楽しみにしております。
乱歩宛献呈本  投稿者:乱歩邸    投稿日: 2月 1日(土)20時44分55秒

人魚の嘆き様
いつもお答えありがとうございます。 それにしても、谷崎や三島からの献呈本ですか・・ ため息が出ます。そしてもちろんお持ちなのですよね?
太宰の戦後の初版本  投稿者:未練堂    投稿日: 2月 1日(土)21時20分10秒

管理人様
人魚の嘆き様
太宰治の戦後の初版本では何が稀少本なのでしょう か?粗末な造りの本ばかりですが、一万円以上する本は「人間失 格」の帯付以外にありますか?初歩的な質問で恐縮です。 よろしくお願いいたします。
祝!100000アクセス突破  投稿者:    投稿日: 2月 2日(日)08時47分42秒

管理人様
HPの100000アクセス突破おめでとうございます。 一年ちょっとだから、このハイレベルのHPを考えると驚異的なことですね。 しかも、最近のアクセス数の激増を考えると、200000突破は年内かもしれません。 これからも大いに楽しませてください。
祝賀  投稿者:風信子    投稿日: 2月 2日(日)08時48分04秒

管理人さま
アクセス数、100000件を超えましたね。おめでとうございます。 ますますのご発展を祈念いたしております。
おめでとうございます  投稿者:グレノリ    投稿日: 2月 2日(日)09時30分23秒

10万アクセス突破万歳!
「稀覯本の世界」の益々の発展を願います。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 2日(日)10時35分46秒

りょくと様
言葉足らずだったかもしれませんが、『歩道』は「再版に特製本がある」ということで、再版の普及版もあり、こちらの方が当然よく見かけます。 特製は紙質がよく、厚いからすぐわかります。また並べて見れば、タイトルの色が黄と赤で異なります。

cogito様
既にお読みになったとは思いますが、杉山平一の新刊『戦後関西詩壇回想』はコギト・四季派詩人総攬の観があり、まさに貴兄のために出版されたような本ですね。私も興味深く一気に読了しました。来週は「人魚の嘆き」の書棚に並んでいることでしょう。

風信子様
上記の本に立原も登場します。短いですが、生前に親交があった人ならではの文章でした。ご参考までに。

管理人様
私からも10万アクセス通過(?)おめでとうございます。老後の楽しみに、100万を目指してください。
感謝の言葉  投稿者:天女の舞い    投稿日: 2月 2日(日)12時30分02秒

管理人様
人魚の嘆き様
「稀覯本の世界」の10万アクセスの突破を心よりお祝い申し上げます。 私はPCについてあまり詳しくないのですが、自分でも「Salon De 書痴」はお気に入り サイトに入っておりますから、ここに書き込むときや他の方のお話を拝見するときは、HPを経由しません。 その場合はHPのカウンターは回転しないのではないでしょうか。そして、私以外にもそういう方は大勢いらっしゃるのでしょうから、この掲示 板のアクセス数を入れたら恐らくもう20万アクセスくらいになっているのではと想像します。 私は比較的早くから「稀覯本の世界」を拝見している、 いわば最も恩恵を受けている者であると存じます。以前にも書きましたが、昨年はこことの出会い、そしてお二人との出会いがあり、新天地での 仕事にも恵まれました。 これからも、「稀覯本の世界」が私にとって、そして文学や古書を愛する皆様にとっての守り神であり、オアシスであり続けられることを心から願い、希望申し上げます。ど うか、10万が20万、50万と増え続けますよう、お祈りするものです。 少し書きながら気分が高揚してしまいました。乱文をご容赦くださいませ。
「文庫中毒者様来京歓迎会」  投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月 2日(日)14時28分58秒

皆様
下記の要領で「文庫中毒者様来京歓迎会」と称して当BBSのオフ会を行いますので、奮ってご参加願います。

日時 2月12日(水) 7時〜深夜(途中参加、途中帰宅一切自由)
場所 Cafe-Bar改め古本酒場「人魚の嘆き」
   住所:東京都千代田区神保町1-19
   電話:03−3292−8282
会費 一律3000円
申込 当日正午までに、当掲示板に参加希望の旨書き込んでください。
なお、「文庫中毒者様来京歓迎会」は謂わばオフ会開催の口実ですから、文庫中毒者様を知らない方もどうぞご遠慮なく。 何しろ管理人と人魚も彼と面識がないのですから・・・
歓迎会参加希望  投稿者:くだん    投稿日: 2月 2日(日)16時03分39秒

2/12は文庫中毒者様を始め、本BBSに参加されている方、見守っていらっしゃる方の本の話を伺うのを大変楽しみにしております。

管理人様
人魚の嘆き様
10万アクセス突破おめでとうございます。 私がゆうべ覗いたときは099994でした。今覗いたらなぜかそのままでした。 24時間経っていないからかな?
(無題)  投稿者:太宰ファン    投稿日: 2月 2日(日)16時27分39秒

管理人様
もう10万突破ですか。こんなハイブロウのHPで信じられません。 これからもよろしくお願いいたします。

天女の舞い様
「稀覯本の世界」「Salon De 書痴」に『人魚の贈り物』コーナーをあわせたら、30万アクセスかもしれませんよ。

未練堂様
戦後の太宰の本では、『櫻桃』の帯付きが一番稀少なのではないですか? 価格も3万円以上するようです。人魚の嘆き様いかがでしょうか。 と、気安くうかがいますが、考えて見れば畏れ多い話ですよね。一方は『署名本の世界』『初版本講義』、そして一方は『砂子屋書房本』の著者に直接お尋ねできるなんて、本当に夢のような掲示板です。 いつまでもいつまでも続いてください。
感謝と驚愕  投稿者:倉田    投稿日: 2月 2日(日)18時11分43秒

人魚の嘆き様
「歩道」特製本について、解説ありがとうございました。いつか手に入れたい一冊 です。 ところで過去の書き込みから、人魚の嘆き様が私の想像したよりもずっとお若いこ とを知り驚愕しました。敬服するばかりです。 オフ会、残念ながら仕事の都合で出席出来ません。次回を楽しみにしています。 
歓迎会  投稿者:風信子    投稿日: 2月 2日(日)21時10分34秒

管理人&人魚の嘆きさま
文庫中毒者さまの歓迎会、遅れて参上する予定でおりますので、 よろしくお願い申し上げます。
(無題)  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月 2日(日)21時25分45秒

管理人様・人魚の嘆き様
 たかが私のために歓迎会を企画いただくとは、お恐れ多いことです。もちろん、それを口実に、古書の話で盛り上がっていただければ、それに越したことはないのですが、私は、ノーベル賞の田中さんみたいな性格なものですから、酒の肴になればいいと思ってはいても少々ビビッております。  古書の世界では初心者ですので、当日はただただ勉強させていただくつもりで出席させていただきます。

皆様
 できれば、私と同様初心者の方も多く出席していただけると、安心しますので、よろしくお願いいたします。ごく平凡な中年男がお邪魔いたしますが、私を見てがっかりしないでください(汗)。
志功装丁による中野繁雄氏の著作  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月 2日(日)21時49分05秒

管理人様・人魚の嘆き様
以前から気になっていたのですが、 ナカノ シゲオ【中野繁雄】『詩集象形文字』1955/白羊社のあとがきに、棟方志功に装丁して貰ったのは、これで三冊目とあります。 一冊は ナカノ シゲオ【中野繁雄】『み民われ』1942/積善館であるのはすぐわかるのですが、もう一冊がなんと言う本か、いまだ解決しておりません。もしご存知でしたら、お教え願いませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
(無題)  投稿者:cogito    投稿日: 2月 3日(月)07時41分18秒

人魚の嘆き様
杉山平一先生の連載、本になったの知りませんでした(早速注文しなくては)。情報ありがたうございました。 『戦後関西詩壇回想』 http://www.trc.co.jp/trc/book/book_d.idc?JLA=03005752 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/imgdata/large/4783716145.jpg
蔵書の整理法  投稿者:彗星の騎士    投稿日: 2月 3日(月)11時22分55秒

管理人様、人魚の嘆き様、皆様
彗星の騎士です。さて、皆さんは蔵書の整理をどのようになさっていますか?ここに集う皆さんであれば、多かれ少なかれ増殖する本に頭を悩ませていらっしゃるのでは。かくいう私も、自分の部屋からはみ出した本が他の部屋も侵略し、家族の顰蹙を買っています。さらに最近では、部屋からも溢れて廊下、階段をも侵食する始末。「本に殺される」という家族の声も満更嘘ではなさそうな状態です。皆さんのお知恵を拝借したく、お願いする次第です。
蔵書を整理しましたが・・  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月 3日(月)13時07分37秒

彗星の騎士様
狭いマンション住まいの私は、増加する本に居住空間を奪われるスピードも人様より速く、地震でもあれば本に押しつぶされること必至でした。 そこで昨年の暮れに、思い切って蔵書の半分を地元の古本屋さんに処分しました。値打ち物の本などほとんどない中で、しかも三島関係などは残しての売却です。二束三文という言葉がこれほど適当なものはないだろうというお金と引き換えに、我が家からおよそ半数の本、500冊ほどが消えました。 清々したかと問われれば、ぽっかり空いた空間に心にもぽっかりと穴が。 雑本とはいえ、なんだか寂しくなりました。読みもしない本がいっぱいあったのに不思議ですね。 それと、スペースができた安心感からか、買うペースも今年になって一層速くなり、またまた本の冊数が・・ 結論は「本を減らすことはホントに難しい」です。 全然参考になりませんね。申し訳ありません。
「赤い船」  投稿者:ケンタウロス    投稿日: 2月 3日(月)16時11分08秒

はじめまして。
私は児童書を集めているものです。 ある本屋で小川未明の「赤い船」の初版本を見つけました。 本はひどく汚れていて中も赤で線がたくさん引かれ、しかも裏の紙が半分切れています。これで8千円はいかがなものでしょうか。私は美本で全部そろえる力はありません。しかしあまりにも程度が悪くて逡巡しています。 どなたかアドバイス願います。
三島由紀夫 『鍵のかかる部屋』署名入  投稿者:春の雪    投稿日: 2月 3日(月)17時47分03秒

ymnk様 『鍵のかかる部屋』署名入がヤフオクに出てますね。ymnkさんは安く入手されたんでしたよね。うーん、5万円ならほしいけどなあ・・・・それと『潮騒』の再版の帯は初版と違うんですね。知りませんでした。こういうのは三島の本で多いのでしょうか?
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 3日(月)19時38分37秒

未練堂様
太宰ファン様
太宰の戦後の稀少本としては、『狂言の神』のカバー付がすぐ思い浮かびます。その他では、『八十八夜』のカバー付や『きりぎりす』のカバー・帯付などが挙げられますが、何とも「迫力不足」は否めません。一万円以上の本は、既に言及された以外にも、『ヴィヨンの妻』など何冊かあると思います。

文庫中毒者様
お尋ねの件は、私の領域外ですので他の方にお願いいたします。12日にお会いするのが楽しみです。

ケンタウロス様
『赤い船』の初版は稀覯本ですから、保存程度が悪くても8千円は十分お買い得だと思います。美本であれば30万円以上しますから。

cogito様
「探求書」欄の青垣山様のお問い合わせは、貴兄の最も得意なところではないですか?
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月 3日(月)20時59分51秒

春の雪様
私も見ました。5万円なら買いかもしれませんが、幾らまで上がるかが問題ですね。この本は表紙の白い革に茶色のカビが出ているもの、湿度の問題(?)で表紙が反ってしまっているのが多いです。それと帯ですが、初版の帯に2種類というのはともかく、重版で変わる帯は他にもたくさんあります。「愛の渇き」などはパッと見ほとんど一緒です。映画化されたものは小さく「○○映画化!」とか入ったり。重版の帯の変化から、当時の読者戦略(といったら大げさですが)を探ってみるのも面白いですね。

管理人様
文庫中毒者様歓迎会、無論参加致します。宜しくお願いいたします。
私の蔵書整理法  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 3日(月)21時13分54秒

彗星の騎士様
書き忘れました。ごめんなさい。 蔵書の整理は確かに難物ですね。私は基本的には、一般書→寄贈(図書館、バザーなど)、初版本→売却(最近は『贈り物』もありますが)というパターンで減らしています。 特に後者については、何でも買っていた時代を過ぎ、この十年くらいは量より質を心がけてきたつもりですが、今後はそれをより徹底したいと思っています。 ご参考になれば・・・なりませんよね。もう一度ごめんなさい。
早速購入します  投稿者:ケンタウロス      投稿日: 2月 3日(月)21時32分27秒

人魚の嘆き様
迅速なアドバイスありがとうございました。 早速購入いたします。
はじめまして  投稿者:日下三蔵    投稿日: 2月 3日(月)23時42分56秒

日下と申します。
戦前の雑誌「漫談」の書誌情報を調べていて、ある方からこのHPの存在を 教えていただきました。公共図書館では調べのつかなかった貴重な資料が 惜しげもなく公開されていて驚きを禁じ得ません。有り難く参考にさせて いただきました。 ところで、第二巻第六号に掲載されている「皆な国境へ行け」完結篇の作者 は、藤邨「?」というのでしょうか?(下半分は「虫」のようですが、上の つくりの部分が細かくて、拡大画像でも判読できません) 突然のぶしつけな質問で恐縮ですが、ご教示願えれば幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
RE:蔵書の整理法   投稿者:彗星の騎士    投稿日: 2月 4日(火)09時41分58秒

由紀夫様
また買い始めてしまうという連鎖地獄は、私も陥ること確実です。本を買うこと自体が強迫観念に囚われているような。でも、同じ病の方がいらして心強いです。

人魚の嘆き様
貴重なお話をありがとうございました。しかし、今でも十分過ぎるほど質の高いコレクションをお持ちの人魚の嘆き様が、今後より徹底されるとは、どういう方向にコレクションを向けられるのでしょう。大変興味があります。
『金閣寺』の帯  投稿者:春の雪    投稿日: 2月 4日(火)10時08分57秒

ymnk様 『鍵のかかる部屋』は、表紙の白い革に茶色のカビが出ているもの、湿度の問題(?)で表紙が反ってしまっているのが多いんですか。それは大変勉強になりました。そうすると、うかつにネットで注文できませんね。 ところで帯のことですが、『金閣寺』のように重版の途中から帯が変わっているものは、初版と再版では帯が一緒ですよね。この場合、紙などすべて同じなのでしょうか?そうなると、再版の帯を初版につけてもわからないような???
再販帯  投稿者:ymnk    投稿日: 2月 4日(火)14時24分36秒

春の雪様
「金閣寺」は、初版の水色の帯は初版のみでは? 私は再販で水色の帯はみたことがありません。発行時、読売文学賞を受賞してすぐそれが帯に刷り込まれましたから・・・読売文学賞受賞発表と2刷の発行年月日を照らして考えないとダメですね。今時間がないのでまた後ほど。
小島烏水「雲表」について  投稿者:アルピニスト    投稿日: 2月 4日(火)15時26分31秒

いつも拝見するばかりでしたが初めて書き込みを致します。私は山の本を30年以上に亘り集めているアルピニストです。一番の収集対象は小島烏水でほとんど揃えることが出来ました。しかしどうしても手に入らない本があります。それは代表作「雲表」のカバー付です。カバーがなければ比較的見る機会があります。ところがカバーは全くお目にかかれません。私はこの本には何も付いていないとばかり長い間思っていました。ところが「山の古本屋」という本でカバーがあることを知り、また山の本の専門店主から昔西武デパートの展覧会で小島の本が一括で出たときカバー付の「雲表」があったと聞いたのです。さあそうなると是非手に入れたいのですが、その後情報は途絶え専門店主も未見という返事ばかり。そんな折最近になって、こちらの管理人様が山岳書のコレクターとしても名を馳せた方だとうかがいました。灯台下暗しとはこのことでもっと早くお尋ねすべきでしたが、山の本もお詳しいとは露知らず大変失礼致しました。もし「雲表」のカバー付に関してご存知の向きがありましたら是非ご教示をお願い申し上げます。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 4日(火)18時09分42秒

暇な管理人様はどこぞへ消え、多忙な人魚が「Salon De 書痴」のレスに追われる。これはどう考えても理不尽では?当分奢って貰いますよ!

日下三蔵様
管理人様は11日までに帰ると思いますので、しばらくお待ちください。旅先でも回答できればよいのですが。

春の雪様
ymnk様
『金閣寺』は読売文学賞受賞までに重版(刷)しており、それらの帯は少なくとも意匠は同じです(紙質までは確認したことがありませんが、恐らく違いはないでしょう)。何版から帯が変わるのかは存じません。 ちなみに、後帯にも「大映映画化決定」と印刷されたものと、これがないものがあります。

アルピニスト様
実は、ご覧になった本で『雲表』のカバー付を持っているO氏とあるのが管理人様、それを語っているK氏が私です。奇遇ですね。 それと、「昔西武デパートの展覧会で小島の本が一括で出たときカバー付の「雲表」があった」という話は誤りです。昭和43年の西武デパート展に「小島烏水著書一括」が登場したのは事実ですが、『雲表』はカバーが付いておりません。 なお、管理人様は所蔵されていた『雲表』を他の本と一緒に、チェコスロヴァキアに送ったと聞いております。詳細は管理人様が書いてくださるでしょう。

彗星の騎士様
近代文学初版本コレクションを、自分の部屋のガラスケースに収まる冊数に限定し、その全てをそれぞれの最高レベルの本で揃える。これがコレクターとしての私の最終目標です。ここで「最高レベル」とは、完本で極美、しかも署名があるといったように、「天下第一」でないとしても、現存する本のベスト5くらいに入るものを指します。 こんなことを考えた人も、実行した人も、今まで日本にはいなかったかもしれません。そろそろこの最終目標を視野に入れて動こうと、最近いろいろなことを契機に考えるようになりました。この掲示板もその一つです。 「量より質を徹底する」とはそういう意味だとご理解願います。
(無題)  投稿者:恩地喜多八    投稿日: 2月 4日(火)18時43分57秒

人魚の嘆き様
先日は、「鏡花選集」特製本についていろいろと御教示頂き有り難うございました。改めて御礼申し上げます。 見返しの木版に手彩色とのこと、普通の本と彩色の仕方がどう違っているのか(または、同じなのか)興味ある ところです。「紛失中」の本が早く出てくることを鶴首して待っています。

管理人様・文庫中毒者様
文庫中毒者様の上京歓迎会、是非とも参加したいところなのですが、12日は仕事の関係で残念ながら、無理です。 文庫中毒者様には地方の古書展状況など伺いたかったのに・・・。また、東京出張を作って下さい!
夢二装丁本  投稿者:健一    投稿日: 2月 4日(火)19時44分56秒

管理人様
チェコにまで書庫があるのですか! 旧東欧圏にまで本を送っているのは、日本中探しても管理人様だけでしょうね。ひたすら平伏するのみです。

人魚の嘆き様
コレクションを全て最高レベルの本で揃えるなんて、 人魚の嘆き様以外には誰も考えつかないことでしょう。 また、考えついても、誰も他の人には出来ないに違いありません。 一つお尋ねしますが、最高レベルの本となるためには、やはり著者の署名が必須なのでしょうか。

皆様
文庫中毒者様の志功装丁本、恩地喜多八様の雪岱装丁本に 続き、私も夢二装丁本を本腰を入れて集める決心をしました。 道ははるかに遠いですが、どうぞお力をお貸しください。 お願いいたします。
はじめまして  投稿者:こたつみかん    投稿日: 2月 4日(火)20時24分42秒

こたつみかんと言います。日本近代詩と西洋哲学を好む少年です。好きな作家は伊藤 整です。古本で椎の木社の「雪明りの路」を持っています(自慢)。誰か伊藤 整好きな方いらっしゃいますか。
羨ましい  投稿者:マヴォ    投稿日: 2月 4日(火)21時04分15秒

こたつみかん様
伊藤整好きですよ。特に初期の詩がいいと思います。 しかし、少年が椎の木社版の「雪明りの路」を持っているとは。羨ましい限りです。青年は後版しか持っていません。

人魚の嘆き様
以前、『人魚の贈り物』に福原清の「ボヘミヤ歌」が出たと思いますが、この本の特製十部本が古書目録などに載ったことはありますか? 小寺氏の本で写真は見ました。
あの…  投稿者:こたつみかん    投稿日: 2月 4日(火)21時24分13秒

マウ゛ォ様
私も伊藤整は初期の方が好きです。冬夜も良いけど、やはり雪明りの路。「林檎園の六月」は素晴らしい詩だと思います。

皆様
この掲示板では、あまり作品の内容には触れないのですか。
作品の内容  投稿者:四天王    投稿日: 2月 4日(火)22時12分52秒

こたつみかん様
初めまして。大正から昭和の詩を愛する四天王と申します。 さて、このbbsは古書愛好家の集まる所だから、自然と話は古書やその書誌などの話題が多くなっているようです。 作品の内容に触れてはいけないということは勿論ないと思いますが、自分の作品論を展開したり、他人と議論したりすることを望むなら、ここは適当でないでしょうね。 ところで、私も『雪明りの路』の初版本を持っています。 一番好きなのは「目覚め」かな。
太宰治の本  投稿者:未練堂    投稿日: 2月 4日(火)22時29分42秒

人魚の嘆き様
ご教示感謝申し上げます。『狂言の神』のカバー付は見たこともなく、 また収集意欲が湧いてきました。まず戦後から順番に行くことにします。これからもお 教えください。

太宰ファン様
ありがとうご゛さいました。よきライバルになれるように頑張ります。 これからもよろしくお願いします。
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月 4日(火)22時49分45秒

人魚の嘆き様
いろいろとご教示ありがとうございます。調べてみると読売文学賞受賞が昭和32年1月22日、それまでの重版は初版の水色帯とのこと、全く存じませんでした。ウチにある重版を見ると、「大映映画化決定」というのと、大分後の版で三島の写真入りのとありました。

春の雪様
ということで、人魚の嘆き様の仰るとおりです。また、同じ帯を付け替える、というのは、例えばカバーや凾にもいえます。ただ、本文用紙の紙質の違いなどにより、往々にしてデザイン等全く一緒でもサイズが異なって不可の場合があり・・・実は私も「仮面の告白」のカバーでやろうとしましたが、無理でした。
(無題)  投稿者:こたつみかん    投稿日: 2月 4日(火)23時07分25秒

四天王様
あなたは素晴らしいですね。目覚め良いですよね。 皆様
突然ですが、ホームページを紹介させて下さい。哲学などを扱ったものです。よろしく! http://8404.teacup.com/tukimi/bbs
(無題)  投稿者:kiku    投稿日: 2月 5日(水)00時21分24秒

こたつみかん様
はじめまして。某掲示板でモダニズム詩防衛隊々員を名乗るkikuと申します。わたしも伊藤整は好きですが、この中年は初版本も後版も持っておりません。『雪明りの路』ではなく『冬夜』になりますが、「林で書いた詩」は、私が十代の頃にこの詩をモチーフにしたTVドラマ(題名は失念しました)があり、それがとても印象に残っていて、今でも一番好きな作品です。
本日、久しぶりに上京し神保町の近くまで来たので、前々より是非一度お伺いしたいと思っていた古本酒場「人魚の嘆き」をお訪ねしました。入口に“会員制”(!)と記してあったので暫く躊躇しましたが、思い切って扉を開けると、ああ、なんと既に満席のご様子。カウンターの中にいらした着物姿の方が玉乃井雪様でしょうか。とても優しそうな方でした。残念でしたが、かねてから噂に聞いていた美しいお姿を垣間見れただけでも良しとして家路に着きました。ところで、会員制との事ですが、今度お伺いする際は予約をお願いしたほうが良いでしょうか。或いは、私のような者でも、近日催されるという文庫中毒者様の歓迎会にお邪魔してよろしいでしょうか。古書についての気の利いた会話等は出来ませんが・・・・もし、よろしければ参加させてください。
(無題)  投稿者:こたつみかん    投稿日: 2月 5日(水)00時40分49秒

kiku様
林で書いた詩、好きです。自分の持っている冬夜は細川書店のです。それと丸山 薫詩集(角川書店)に収録されている病める庭園が好きなのですが、丸山薫は好きですか?

皆様
誰か伊藤整全集持っている方、低価格で譲ってもらえないでしょうか。
病める庭園  投稿者:kiku    投稿日: 2月 5日(水)02時59分21秒

こたつみかん様
丸山薫は詳しくありません。もっとも、こちらにいらっしゃる皆様に比べれば、わたしが詳しい詩人・作家はいないに等しいのですが(笑)。でも、お好きだという「病める庭」は、確か『椎の木』創刊号に掲載された作品ですよね。伊藤整の『若い詩人の肖像』文中で、伊藤が自分より上手いと感じた、とあるのが印象に残っています。わたしは「砲塁」「暁」「光」といった短いものが好きです。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 5日(水)09時07分20秒

kiku様
わざわざ古本酒場「人魚の嘆き」にお越しいただきましたのに、大変失礼致しました。なんでも、深夜に酔っ払いのオヤジが乱入することがあるので「会員制」にしたそうですが、「Salon De 書痴」の方々はもちろん全員自動的に会員であります。その旨を雪だるま様に書き込むように依頼してあったのですが、連日の二日酔いで忘れてしまったようです。 これに懲りずにまたのお越しをお待ち申し上げます。なお予約の必要はございません。 「文庫中毒者様来京歓迎会」でお会いすることを楽しみにしております。

やす様
GRAPEFLUIT MOON様
恩地喜多八様
「詩に関する掲示板」で話題になっている『青い時』の元函について。 5冊以上同じ意匠の函付を見ていますから、元函が存在することは間違いありません。「函なし完本」があるとしたら本冊自体が2種類あった場合でしょう。しかし、GRAPEFLUIT MOON様がおっしゃる通り、その可能性は薄いと思います。

マヴォ様
『ボヘミヤ歌』の特製版は、高校生の時に三越の古書展で見たことがあります。総革装で函が付いた本でした。それ以降はお目にかかっていませんが、あまり関心がない本なので見逃しているかもしれません。

ymnk様
『金閣寺』の後帯は、「三島の写真入」の前に「写真なしで、大映映画化決定もなし」というものがあります。研究テーマになりそうですね!

健一様
夢二装丁本の収集は、志功、雪岱以上に金銭的にも大変ですが、頑張ってください。幸い長田氏の書誌がかなり正確ですから、その面では助かりますね。  
無事入手  投稿者:ケンタウロス      投稿日: 2月 5日(水)10時20分10秒

人魚の嘆き様
アドバイスいただいた「赤い船」を無事入手しました。 ありがとうございました。
「雪明りの路」署名入り  投稿者:マヴォ    投稿日: 2月 5日(水)11時08分50秒

人魚の嘆き様
「ボヘミヤ歌」特製十部本の件、ありがとうございました。 人魚の嘆き様が一度しか見たことがないということは、とても珍しい本ですね。 もうひとつ教えてください。 「雪明りの路」について、伊東整は「若い詩人の肖像」の中で、150冊ほどを面識のない詩人に贈ったと書いています。 ところが、私は「雪明りの路」の献呈した本を見たことがありません。 150冊すべてに署名したということではないのでしょうか?お教えください。
(無題)  投稿者:ヒヤシンス    投稿日: 2月 5日(水)11時36分52秒

管理人様
ご旅行中でいらっしゃいますか?当地へお越しの節は是非ご連絡ください。cogito様がとんかつならば、こちらは馬刺しをご用意しましょうほどに。

こたつみかん様
はじめまして、立原道造、堀辰雄、中原中也などが好きなヒヤシンスです。 『伊藤整全集』のことですが、「低価格」とは幾ら位ですか?知り合いに持っている方がいるので聞いてみましょう
(無題)  投稿者:こたつみかん    投稿日: 2月 5日(水)12時38分41秒

ヒヤシンス
伊藤整全集のことなんですが、新潮社のでしょうか、河出書房のでしょうか。新潮社のでしたら三万程、河出でしたら二万円程が理想なのですが、安すぎるでしょうか?

マウ゛ォ様
雪明かりの路署名入りの件なんですが、伊藤整は全部には署名は入れてなかったようです。重田 根見子の妹など、知り合いに送る時は入れたみたいですが、詳しくは分かりません、すいません。
参加希望  投稿者:りょくと    投稿日: 2月 5日(水)12時59分38秒

文庫中毒者様入京歓迎会に参加させていただきたく思います。 あるいは途中参加になるやもしれませんが、よろしくお願いします。
伊藤整全集  投稿者:ヒヤシンス    投稿日: 2月 5日(水)19時47分01秒

こたつみかん様
新潮社版でしたが、3万円では駄目でした。お役に立てずすいません。 河出版は2万円以下でネットでも注文できますよ。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 5日(水)20時53分43秒

健一様
`>` 最高レベルの本となるためには、やはり著者の署名が必須なのでしょうか。
それは本によって異なると思います。「最高レベル」を「現存する本の5本指程度に入るもの」と定義したとして、以下に私のコレクションにあたっての考えを書きます。 まず、現存部数が極めて少ない本の場合、署名がなくても、さらには極美でなくても、存在する本が全て最高レベルと呼べるでしょう。例えば、草野心平の処女詩集『廃園の喇叭』などがこれにあたります。 次に現存部数が多い本では、完本であること、そして保存状態がよいことが必須と考えます。これに対して、署名があることを優先し本が汚くてもよい、と考える人もいるかもしれません。 なるほど署名が非常に珍しい作家、例えば啄木や賢治ならば私も賛成です。また漱石から鴎外宛の本など、献呈先がずば抜けている場合も完本、極美に先んずる気もします。 しかし普通の場合は、やはりブック・コレクターとして本の美しさに拘りたいというのが私の意見です。そして、完本・極美の本も結構残っているという場合は、次に署名・著者の書入れなどの「付加価値」がなければ最高レベルに達しません。署名も献呈先がよい程グレード(古書価も)が高くなるのは当然です。 ここでも例を挙げれば、『金閣寺』は完本・極美の本がたくさん現存します。その中には献呈本も少なくありません。従って、単に完本・極美・献呈署名本ではまだ最高レベルの『金閣寺』とは呼べない。そうなると相手先が勝負となる。そういうことです。 長々書きましたが、これが私の「最高レベル」の基準です。何かの参考に・・・は、やはりなりませんねえ。

kiku様
`>` 「林で書いた詩」は、私が十代の頃にこの詩をモチーフにしたTVドラマ(題名は失念しました)があり、それがとても印象に残っていて、今でも一番好きな作品です。 もしかしたら、そのドラマの主人公はcogito様と同じ職業ではありませんか?

マヴォ様
『雪明りの路』は15冊くらい見たことがありますが、献呈本は5冊でした。かなり献呈本の比率が高いですが、献呈なしで寄贈された人もいます。 なお「署名」に関して言えば、著者献呈本(すなわち署名本でない)が多く、献呈署名本は稀少です。

cogito様
東京の某名門大学から、専任の図書館司書を内々に紹介してほしいと依頼されました。すぐに「すわ、cogito様東京招聘か」と思ったのですが、「女性」という条件付でした(残念)。 雪だるま様曰く「女装させればいいじゃない」。どうも最近、管理人様の影響を受け、乱暴な言動が気になります(笑)。

管理人様
昨日、神保町で暇を持て余し、遂には緑兎と一緒にくだん邸に乱入したとの噂を耳にしましたが・・・ そんな時間があったら、ちゃんとSalon De 書痴の管理もお願いしますよ!
歓迎会参加希望  投稿者:七面堂    投稿日: 2月 5日(水)22時07分26秒

管理人様 `&` 人魚の嘆き様
殆ど ROM専 状態ですので、見守る側として出席したいと存じます。 宜しくお願い申し上げます。。
(無題)  投稿者:くらやみ    投稿日: 2月 5日(水)22時23分35秒

こんにちは。 少しお尋ねしたいことがあって、お邪魔いたしました。 先日入手した志賀直哉著『大津順吉』(昭和45年4月 日本近代文学館 新選名著復刻全集)の、上と小口が裁断されないまま袋とじになっています。8ページごとにまとまっていて、区切れのところでは本文を読めますが、その他のところは下から覗き込まないと読めません。ページを開いてぱらぱらとできないのです。 これは、原本(大正6年 新潮社 新進作家叢書4)も同様に裁断されないまま流通していたので、忠実に復刻したということなのでしょうか? それとも復刻にあたって、製本にミスがあったのでしょうか? ご存知の方がいらしたら、ご教示ください。
質問  投稿者:study    投稿日: 2月 5日(水)22時24分53秒

人魚の嘆き様
「最高レベル」の本でコレクションをつくるというお話、 私などにはスケールが大きすぎて驚嘆、感嘆するばかりです。さて署名本について、「署名本の世界」はまだ目にすることが出来ませんが、 いくつか質問があります。ご教示よろしく願います。

その1 先に書かれた「著者献呈本」と「献呈署名本」では、 古書の値段がどのくらい変わってくるものでしょうか。
その2 先に書かれた「献呈先がよい」という場合、 著名人宛の方が著者と親しい人宛よりも値段が高くなりますか。
その3 署名だけしてある本は、 献呈本よりも評価が低いのでしょうか。 どうぞよろしく。
蔵書に関するいい加減な一考察  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月 5日(水)22時35分20秒

本好きの騎士様に
図書の整理ということに関しては、二つの意味があると思います。一つはいかに並べるかという問題と、もう一つはいかに置き場所を確保するかという問題です。前者については、基本的には図書館のように書棚を並べて置いていくということですが、並べ方については、各自の趣味と考え方に従ってということになると思います。 問題は後者の置き場所の確保の問題ですね。私の場合、大学卒業の時に先輩からもらった新書(松本清張)や雑本を紙袋に二つばかり古書店に売却しただけで、これまでに購入した本は涙ぐましい努力ですべて所蔵しております。その分量は、仕事に関連した考古学関係の専門書・調査報告書・雑誌が、主要なものだけでも恐らく5000冊をはるかに超えております。さらに最近急速に増えつつある趣味の文学関係(文庫・雑誌・単行本)も6〜7000冊は優にあり、その総量は大型のスチールラックで40本以上になります。 そのうち書棚に並べてあるのが半分ぐらいで、残りは箱詰め状態で何がどこにあるか皆目見当がつきません。幸い今の住まいが相当広いので、家のあちこちに分散して置いてあり、あまり目立たないのですが、それでもそのうちの三分の一くらいは実家に預けてあります。 自宅は、あきらかに部屋の床が傾いており、障子戸がしっかり閉まらず、歩くと床がブルブル振動しています。恐怖を感じることもしばしばで、地震があったりすると、反射的にただちに、書棚を押さえます。また私室は、座布団1枚分と通路幅40センチを残し、平積みの本の山ですが、それもまた楽しからずやです(半分やけくそですが)。 最近では総量規制を目指し、少し高価な本を購入するようにしておりますが、それでも相変わらず増殖しております。読みもしない本を思い切って売却すれば、すっきりするのでしょうが、ダイエットのリバウンドと同じで、再び前以上に購入に精を出し、倍増することは必至です。だから、あまり増やさないためには、現状の身動きままならない状態のほうがいいのかもしれません。 家族がこの状態をどう思っているかなんて、明々白々でいまさら申し上げるまでもないでしょう。 このような状況に陥らないための方法は、(宝くじや銀行強盗や図書館に勤務、は別にして)思いつく限りひとつしかありません。 そうです。資産家の娘さんを何とか見つけ出して、婿入りするしかありません。広大な書庫を条件にするくらい、なんでもないでしょう。うまくいけば、神保町の古書店を一軒買い与えてもらえるかもしれません。あなたが、たとえ一人っ子でも、長男であっても、また愛する人があったとしても、「本」のためには、親を捨て、見栄を捨て、恋人を諦めて、自分のすべてを懸けるくらいは覚悟すべきです。それでこそ初めて、本の虫とか、書痴とか、本バカとかといった嬉しい称号を得ることが出来るのです。 そして本にしか趣味がないこと(ここが肝心)を家族に見せつけなければなりません。小難しい本を目立たせておけば、奥方が「うちの亭主はもう本しか趣味がなくて・・・」といって近所の奥さんにグッチってはいても、本心はまんざらでもないはずです。 ただし「変態の歴史」とか、「エロティシズム」とか、「富士見ロマン文庫」などといった、面白い本は、間違ってもそのまま並べてはいけません。直ぐに偽カバーを掛けるとか、あるいは、少なくとも小口をこちらに向けるかして、所蔵しなければなりませんが、このくらいは造作のないことでしょう。そうすれば、もう大丈夫、あなたのブックライフには輝かしい未来が広がりましょう。
 以上のことはもっと若いうちに気づくべきでした(反省)。
おめでとうございます。  投稿者:三月兎    投稿日: 2月 5日(水)23時01分56秒

遅れ馳せながら、「Salon De 書痴」 10万アクセスおめでとうございます! こちらのBBSは日々の楽しみの一つになっています、 これからも勉強させて頂きますので、宜しくお願いします。
(無題)  投稿者:管理人    投稿日: 2月 6日(木)01時03分21秒

日下三蔵様
雑誌『漫談』の目次ですが草かんむりに蛮の旧字です。『漫談』はもう暫く致しましたら引き続き張り付ける積もりでおります。

アルピニスト様
「雲表」には確かにカバーがあります。

kiku様
私も「文庫中毒者様来京歓迎会」でお会いすることを楽しみにしております。

くらやみ様
以前、同じテーマでここに書きましたが新潮社刊、新進作家叢書の元本はアンオープンの形体です。従いまして復刻のそれは忠実に元本に従ったと言えると思います。但し私は元本と復刻を突き合わせておりませんので言い切る事が出来ません。
「雲表」  投稿者:アルピニスト    投稿日: 2月 6日(木)10時08分03秒

管理人様
人魚の嘆き様
「雲表」のカバーに関してお教えいただきありがとうございました。それにしましても、 O氏とK氏が管理人様と人魚の嘆き様だと伺い、浅からぬご縁を勝手に感じてしまいました。山の本のことをまたお聞きすることがあるかもしれません。今後ともお力添えをお 願い申し上げます。
遅かりし由良之助  投稿者:彗星の騎士    投稿日: 2月 6日(木)10時56分24秒

文庫中毒者様
驚きました。あまりにも自分と事情が似ていることが。世の中同じ境遇で生きている人がいるものなんですね。 一人っ子でも長男でもなく、愛する人がいたわけでもなく、「本」のためには親を捨て見栄を捨てる覚悟はあったはずなのに。 後悔は本当に先に立たないものです。でも文庫さんのお話うれしかったです。 ありがとうございました。
文庫中毒者様歓迎会参加の由  投稿者:大輔    投稿日: 2月 6日(木)12時22分29秒

 管理人様
 是非参加させていただきます。遅れるとは思いますが・・・。  無論カメラを持って・・・。宜しくお願いいたします。
(無題)  投稿者:篠崎    投稿日: 2月 6日(木)13時16分58秒

はじめまして。 下記の2冊の本を探しています。
a."LE JARDIN DES PIVOINS"邦題「牡丹の客」永井荷風原作  昭和2年にパリで刊行されたセルジュ・エリセーエフの訳による本。
b.「無明と愛染」谷崎潤一郎原作  同じく昭和2年にこちらは日本で白水社が版元。函付の本を探しています。 探求書に書くつもりだったのですが、aは解題だけでも知りたいのでよろしくお願いします。
(無題)  投稿者:ryokuto    投稿日: 2月 6日(木)16時21分29秒

篠崎様
解題だけでもお知りになりたいとの由、国際交流基金、日仏会館、國際日本文化センターなどにあるようですから、ご覧になってはいかがでしょうか。 "Le jardin des pivoines" par Nagai Kafu , traduit par Serge Elisseev 1927
どうもありがとうございました。  投稿者:くらやみ    投稿日: 2月 6日(木)18時26分13秒

管理人様
ご教示ありがとうございました。 アンオープン形式などということは知りませんでした。 どうにも近代には暗いもので・・・。 前の所蔵者が開封しないまま持っていたのはなぜか、と想像しています。 均一のところにあったので、裁断忘れの本かと思っていました。
坂の上の魔人  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月 6日(木)20時39分20秒

ymnk様
一つお尋ねいたします。 知人に三島由紀夫の本をずいぶんと揃えている方がいて、書誌的なことを 様々伺っています。その方はPCを使えないのでF AXでのやり取りなのですが、必ず自分を「坂の上の魔人」と名乗っています。 私がその由来を尋ねると、「これがわからないようで は、まだ三島ファンとして半人前だな」と言われてしまいました。 どうやら三島に関係しているのは間違いなさそうですが、作品の中 に出てくる言葉かなにかなのでしょうか。相当調べましたがわかりません。 いつまでも半人前扱いは口惜しいので、相手がPCを使えないのをいいことに、全集をやられているymnk様にこっそり伺います。いかがでしょうか。  
ありがとうございます  投稿者:kiku    投稿日: 2月 6日(木)21時17分03秒

管理人様
人魚の嘆き様
「文庫中毒者様来京歓迎会」、お言葉に甘え、参加させていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。当日は聴講生になったつもりで、皆様のお話を拝聴させていただきます。 天才アルピニストでいらしたという管理人様には、串田孫一氏の作品に関する、およそこちらには書けないような愚問をお尋ねしたいと思っています。(「そんな事知るか!」と一喝されてしまうかも知れませんが・・・)

人魚の嘆き様
「林で書いた詩」をモチーフにしたTVドラマですが、いわゆる恋愛話で、一話完結の単発モノでした。題名・出演者・ストーリーの全てに関する記憶が定かではありませんが、主人公の男性は、おっしゃるようにcogito様と同じ職業だったような気がいたします。一番鮮明に覚えているのは、主人公が職場近くの公園らしき木立の中で「林で書いた詩」を暗誦する場面があった事です。曖昧なお返事で申し訳ありません。 逆に、わたしからもお尋ねしたいのですが、そのドラマの題名等はご存知でしょうか?もし原作があるのでしたら、そちらもお教えください。よろしくお願いします。

文庫中毒者様
そんな訳で、文庫中毒者様が主賓の宴に、およそ場違いな一匹が紛れ込みます事、どうかお許しください。 それと、こちらの過去ログを拝見したところ、以前、文庫丸様とのやりとりでサンリオSF文庫があと1〜2冊とお書きになっていましたが、そちらは既に完集されましたでしょうか?わたしの手元に、昔から何となく処分出来ずにいて、と言って20年以上読み返す事もない同文庫が一冊だけ残っています。たった一冊がお探しのモノとも思えませんが、偶然の一致という事もありますので、もし、お探しの品でしたら12日に持参いたします。書名は『ジュリアとバズーカ』です。既にお持ちでしたら、ご容赦ください。
(無題)  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月 6日(木)22時37分58秒

kiku様
ありがたいお申し出、感謝いたします。カヴァンの「ジュリアとバズーカ」は、以前に入手いたしておりますので、そのお気持ちだけ、いただいておきます。サンリオSF文庫の未集は、ラファティ「イースターワインに到着」とディッキンスン「生ける屍」の2冊になりました。できれば1万円以下で手に入れることができないかと思っていますので、気長に探します。 12日にはkiku様を始め皆様にお会いできることを楽しみにしております。主賓だなんてとんでもない、末席で小さくなっていようと思っています。
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月 7日(金)00時45分57秒

由紀夫様
・・・坂の上の魔人・・・? 何ともお恥ずかしいですが、正直、わたしもちょっと思いつきません。詩関連でそういうのが出てくるのか??? そもそも作品に出てくる何かなのか、三島その人に何か関連するものなのか謎ですね。お役に立てず残念ですが、また、おわかりになりましたらお教えいただければと存じます。
FOOL TO CRY  投稿者:grapefluit moon    投稿日: 2月 7日(金)04時25分41秒

人魚の嘆きさま、恩地さま、やすさま、「青い時」については私の早とちりでした。函付完本です。原作者の証言を信じることが意外な落とし穴であることを今回つくづく思い知りました。お騒がして申し訳ありませんでした。   

                              篠崎さま [LE JARDIN DES PIVOINES ]AU SANS PAREIL 1927 長谷川潔による装丁表紙、裏表紙、及び扉に同氏の木版画があり。 30部の限定版を含む 他に大谷崎の「人魚の嘆き」ならぬ「秘密」ほか6編所収。全146頁。荷風は表題の「牡丹の客」のみです。解題とは何を意味するのかよく判りませんが、日本では入手しにくいし、高価なので外国でおもとめになることをお奨めします。私もフランスで数十フランで入手しました。また見つけたら買っておきます。興味はないでしょうが、[ALGIALDINO DELLE PEONIE]Luisa Bienati訳1989というイタリア版も出てますよ。こっちは全部荷風の作品で「解題」もありますが。    
古本酒場「人魚の嘆き」にて  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 7日(金)16時56分02秒

取り急ぎ「人魚の嘆き」から 篠崎様
a."LE JARDIN DES PIVOINS"邦題「牡丹の客」永井荷風原作
b.「無明と愛染」谷崎潤一郎原作
幸い2冊とも余部があるので、よろしければお譲りいたします(差し上げると「外野」がうるさいので)。2冊5千円でいかがですか。かなりお買い得のはずですが。 なお、bは函ではなくカバー付の本で、これは珍。お譲りするのは外装なしです。

kiku様
タイトルは「林で書いた詩」そのものです。中学生の頃見たので不正確ですが、小樽の図書館司書が主人公、桜木健一でした。原作は伊藤整そのものでしょう。ちょっと調べて、オフ会でお話しします。

由紀夫様
ymnk様
「坂の上の魔神」は『あんま』が「出典」でしょう。
よろしくお願いいたします  投稿者:篠崎    投稿日: 2月 7日(金)23時24分38秒

人魚の嘆き様
本当に5千円でよろしいのでしょうか。 "LE JARDIN DES PIVOINS"は10万円はすると思っていましたものですから。 ちょっと夢のようで信じられません。是非よろしくお願いいたします。 「探求書」と同じ手続きでよろしいでしょうか? ご連絡お待ち申し上げます。

ryokuto様、grapefluit moon様
貴重な情報をありがとうございました。 お蔭様で2冊とも手に入りそうです。 それにしても、Salon De 書痴はすごい人が揃っているのに驚嘆しました。 これからもよろしくお願いいたします。  
「雪明りの路」署名本  投稿者:マヴォ    投稿日: 2月 7日(金)23時48分08秒

こたつみかん様
人魚の嘆き様
「雪明りの路」の署名本の件、やはり150全部に署名ではなかったんですね。 署名がなくてもやはり持っていたい本です。  
過去ログ  投稿者:留女    投稿日: 2月 8日(土)10時04分45秒

管理人様
改めて昨日過去ログを読み返しました。 随分とたくさん教えていただいていることに、今更ながら感謝申し上げます。 日の当たらない作家にも目配りされている見識を尊敬しております。 これからもご指導お願い申し上げます。
『谷崎潤一郎先生著書総目録』について  投稿者:耽美妖太郎    投稿日: 2月 8日(土)14時52分46秒

はじめまして。耽美派文学とその周辺、特に永井荷風と谷崎潤一郎の文学を愛し、彼らの本を渉猟している者です。以後お見知りおき願います。
人魚の嘆き様
貴殿の「古書通信」連載を「署名・識語の入った初版本」の時代から愛読し、『署名本の世界』『初版本講義』も購入させていただいた者です。かねてから強記博覧を崇拝しておりましたが、直接ご教示賜る機会を小生にも頂戴できればと存じます。 今日お尋ねしたいのは、橘弘一郎の『谷崎潤一郎先生著書総目録』に関してです。橘自身は「第1巻は谷崎先生からおほめの言葉をいただいた」と書いています。ところが谷崎松子と梶原正弘の対談で、橘が谷崎の所にこの本を持って行った時、谷崎が「いらないから持って帰ってくれ」と言ったので気の毒だったと松子は語っているのです。しかも松子は、谷崎は「抹殺したいと思っていた大正時代の本が気に入らなかったのだろう」と証言しています。ということは、大正時代の本が収録された第1巻を、橘が言うように谷崎がほめたはずはないと思うのです。松子の記憶は鮮明そうなので、編者として橘がフィクションを書いたということなのでしょうか。 もう一つお尋ねします。『谷崎潤一郎先生著書総目録』は橘本人が認めているように、近藤良貞の協力によって完成した本です。この近藤のコレクションはその後どうなったのでしょうか。まだ遺族がお持ちなのですか。 以上につき、よろしくお願いします。
「野溝七生子特集」希望  投稿者:    投稿日: 2月 8日(土)16時50分25秒

郡様
はじめまして、東と申します。 私は「ユリイカ」を愛読している者で、いつか野溝七生子の特集をされることを大変僭越ながらご提案申し上げます。 近年、野溝七生子に対する関心が高まっているのはご承知の通りです。 貴誌が取り上げるに相応しい作家であるし、時期的にタイムリーと個人的に考えているのですが如何でしょうか。ご検討賜ればうれしく思います。 なお、もしその機会があれば、当然Salon De 書痴管理人様を編集顧問にお迎えになられることを併せてご提言申し添えます。 突然の非礼、ご寛恕下さい。
(無題)  投稿者:管理人    投稿日: 2月 8日(土)19時52分57秒

奥木 幹男様
「探求書」欄拝見しました。渡辺啓助の本をお探しとのこと。残念乍らつい先日、ここの常連の方に大揃いをお譲りしてしまいました。博文館『沙漠の地下廊』太白書房『姿なき花嫁』春陽堂文庫『密林の医師』は全てありましたが、恤兵版はなかったと記憶しております。従って小生はお役に立てないので、どなたかお願い致します。

留女様
こちらこそ、今後共お付き合いください。

人魚の嘆き様
今夜あたり単独開催したらどうだい?
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 8日(土)22時35分32秒

study様
`>` その1 「著者献呈本」と「献呈署名本」では、古書の値段がどのくらい変わってくるものでしょうか。
`>` その3 署名だけしてある本は、献呈本よりも評価が低いのでしょうか。 最近では無名人宛の献呈署名本よりも、単に署名だけの本を好む人が増えています。これに伴って、「著者献呈本」が敬遠される傾向も強まってきたようです。「著者献呈本」と「献呈署名本」の価格差は、署名がどの程度珍しいかによって異なります。即ち「献呈署名本」が少ない作家ほど、価格差が大きくなるわけです。 例えば、芥川龍之介は「献呈署名本」が少ないので、『羅生門』の「著者献呈本」が80万円だとしたら、「献呈署名本」(同じ宛名と仮定して)は120万円はするでしょう。
`>` その2 「献呈先がよい」という場合、著名人宛の方が著者と親しい人宛よりも値段が高くなりますか。 著者との関係よりも、ビッグネームであるかどうかの方が、古書価の面では重要な要素です。ただし、ほぼ同格の著名人であれば著者との関係が重視されます。

耽美妖太郎様
第一の質問は確答困難です。ただ、ymnk様の掲示板に書いた記憶がありますが、以前古書市場に『小説二篇』と一緒に谷崎の手紙が出てきたことがありました。そこに「この本には忌まわしい作品が掲載されている」といった趣旨のことが書いてあり、谷崎が大正期の作品、ひいてはそれを収録した著作を嫌ったのが事実だと確認できました。 ですから、谷崎が『谷崎潤一郎先生著書総目録』の第1巻をいらないと言ったという話は信憑性が高いと思います。しかも、松子夫人は橘氏と良好な人間関係だったので、彼を貶める話を作ることはまず有り得ないでしょう。 近藤氏の谷崎コレクションは神奈川近代文学館に入ったと聞きました。他の一部は古書市場にも出ました。ちなみにご存知でしょうが、橘氏の谷崎コレクションは近代文学館にあります。古書市場から谷崎本が減っていくわけですね。

管理人様
それでは「うんと地味に」いきます。 待ち構えていそうな数人の欲しがるものは外しましょうね。
『夏姫』  投稿者:四天王    投稿日: 2月 9日(日)08時48分44秒

葵の家様
昨日は『人魚の贈り物』にて『夏姫』と三木露風の自筆はがきを入手され、おめでとうございます。 私も出品の3分後に見たのですが、既に貴方様の申し込みが入っていました。その後の書き込みを拝見し、やはり私はまだ執念が足りないと反省しました。 私が『夏姫』という詩集を最初に知ったのは、人魚の嘆き様の古書通信の署名本に関する連載からでした。 絶好の機会を逸したのは残念でしたが、『夏姫』を愛する人が他にもいらっしゃることがわかって嬉しく思いました。 これからも、よきライバル?としてよろしくお願いいたします。
『小説二篇』手紙付  投稿者:耽美妖太郎      投稿日: 2月 9日(日)12時49分49秒

人魚の嘆き様
迅速なご回答深謝申し上げます。その中の『小説二篇』谷崎書簡付の話は初めて知るものでした。よろしければ、何時頃古書として出てきた本なのかご教示いただけますでしょうか。近藤旧蔵書、やはりそういう所に入ってしまいましたか。ご指摘のように古書の流通が目減りするはずですね。コレクターには厄介な時代となりましたが、愚痴を言っても進歩はないので、前進あるのみと自らを鼓舞しています。
YOU GOT THE SILVER  投稿者:grapefluit moon    投稿日: 2月 9日(日)15時26分51秒

篠崎さん 本当に良かったですね。前者はもう一冊なかったかなと書庫と倉庫をごそごそしていた矢先でした。さるにても「人魚の嘆き」さんの底なしのパワーと男意気を再認識致しました。12日夜から13日朝にかけて世界的なバンドの秘密ギグが都内某所であるのでわたくしも港区周辺にいる予定ですけれど、敷居が20メートル位あって、しかも怖いメンバーばかりが揃う有名酒場の「歓迎会」に参加することには躊躇いを感じております。それに時間が合うかどうか。                              郡さま、東さま、わたしも野溝七生子特集を切望します。    
Let It Bleed   投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月 9日(日)18時14分35秒

grapefluit moon様
grapefluit moon様の倉庫から出てくるのを待つべきでしたね(笑)。 ところで、有名酒場での「歓迎会」は2月12日ですが・・・ 3月とお間違えではないですか?いずれにせよ、皆優しいメンバーですから、いつか参加されることを楽しみにしております。

耽美妖太郎様
『小説二篇』谷崎書簡付は、一番最近では『文学堂目録第21号』に出ています。「全集に洩れたものはほじくりかえしてほしくない」といった表現がされています。「本はお返し申し上げます」とあることからも、相手から『小説二篇』を寄贈されたのでしょう。 
横文字ワカリマセン  投稿者:伸六    投稿日: 2月 9日(日)19時25分49秒

外国人の乗っ取りでしょうか?
乗っ取りです。  投稿者:「某掲示板」かんりにん    投稿日: 2月 9日(日)19時46分15秒

「某掲示板」で“流行って”ゐるgrapefluit moon様はじめ皆さまのレスのタイトルの意味するところは、 単に、来日を控へた「世界的なバンド」の曲名で盛りあがってる“だけ”といふ、郷愁(オヤジ化傾向?)の「符丁」にすぎませんので、お気に成されませぬやう(笑)。
魔神?  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月 9日(日)22時16分37秒

人魚の嘆き様
「あんま」の件、もう少し教えていただけませんでしょうか? 正確には「魔人」ではなくて「魔神」ですか?
署名本について  投稿者:大輔    投稿日: 2月10日(月)00時27分50秒

皆様
署名本について書き込みがありましたので、若干一消費者として書かせていただければと思い筆を取りました。 私としては署名本について拘りはありません。ありませんというと語弊がありますが愛する作家であれば何でもというのが本音です。 三島について書きますと私は署名のみの本しか所有していません。4冊で2冊は限定本。もう二冊は「喜びの琴」初版と「鏡子の家」第一部重版です。全て足繁く神保町や古本屋通いのなかで本物と確信した物を購入しています。 確信と金額の折り合いの中で購入していますがもし、無名人物あての献呈本だとしても購入していたと思います。なぜなら 1.献呈本だと本物の確信が強くなる。  (直筆原稿に同様の字があれば鑑定する際の参考になる。)
2・書かれている字が多いのでお得感がある。 以前人魚の嘆き様ともお話させていただいたことなのですが無名人物宛の本でもその分、文字が多いと言うことで評価しています。署名以外の文字を入手する場合、献呈本以外ですと原稿か葉書等に限られてきます。私としては三島の他の文字も欲しいと思う者なので、本の価値を度外視しても歓迎します。 三島の署名本では日付け入りのものも献呈本でありますし、欲しいなあと思うのは人情ではないでしょうか・・・。 澁澤の署名本について先日書き込みました。献呈先が良いので衝動買いした 事もあります。私は欲しい本ならその著者の署名があれば最高だと思い、そこに価値を見出してしまう人間なのです。献呈は有り難いと思います。
  以上長くなり失礼いたしました。

管理人様 人魚の嘆き様 文庫中毒者様 12日参加の皆様
12日に写真班として会の様子を撮影させていただきます。折角ですから意味のある、有意義な、思い出に残る写真をと考えております。 集合写真で全員写る方法も考えました。 あいつとめさせていただきますので宜しくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いします  投稿者:葵の家    投稿日: 2月10日(月)01時54分38秒

四天王様
ご丁寧なお言葉をありがとうございます
>既に貴方様の申し込みが入っていました。その後の書き込みを拝見し、やはり私はまだ執念が足りないと反省しました。 私は毎回の参加は難しいので、タイミングが合いそうなときにがんばろうと思っています。 多くは開催された後に気づくのですが、そういったときは欲しかった本が出ていた場合でも(四天王様やその他の皆様のように)参加された皆様に声援をおくる側に回ることにしています。
>これからも、よきライバル?としてよろしくお願いいたします。 こちらこそ、よろしくお願いします
あんま  投稿者:ymnk    投稿日: 2月10日(月)03時58分26秒

人魚の嘆き様
ご教示ありがとうございます。全く存じませんでした。金曜日は古書酒場人魚の嘆きに仕事で行けず、土曜日に立ち寄りまして、某ドクターにもこの件についてうかがいました。

由紀夫様
ということで、私がうかがったところでは、坂の上とは馬込の三島宅のことであり、確か土方(だったか・・?)が三島を指してこの言葉を使っている、とのこと。人魚の嘆き様が仰るように三島の言葉ではなく「あんま」が出典です。とはいえ無論私はこの書は未見で「魔人」か「魔神」かはわかりません。
署名本  投稿者:金ちゃん    投稿日: 2月10日(月)17時07分16秒

大輔さんの意見に賛成です。 無名人宛の献呈本だって、作家の字数が多いぶんラッキーと思います。 署名だけの本じゃなけらゃダメという人は、自分の名前を献呈先に書く積りなのでは?もちろん、冗談ですけど。
(無題)  投稿者:study    投稿日: 2月10日(月)20時14分34秒

人魚の嘆き様
詳細なご教示ありがとうございました。 古書目録でも、最近は「献呈署名」と「著者献呈」を分けて書くことが多くなりましたね。きっと人魚の嘆き様の影響力によるところ大でしょう。  
英文署名  投稿者:春の雪    投稿日: 2月10日(月)21時52分12秒

ymnk様 署名といえば、三島由紀夫には英文の署名を書いた本が結構ありますよね。僕がみたものでは、外人ばかりでなく、なぜか日本人宛の英文献呈本もありました。でも、僕は率直にいって、やはり日本語の署名に惹かれてしまうんですが。珍しいは英文の方が珍しいんでしょうが、どちらの署名が高いのですか?
山本文庫  投稿者:私の耳は・・・    投稿日: 2月10日(月)22時42分32秒

近くの古本屋に山本文庫のツルゲーネフが2冊、 「勝ち誇れる恋の歌」と「娘への手紙」があります。 どちらも再版で5000円なのですが、この値段はどんなものでしょうか? 本の状態はまずまずだと思います。 それから、佐藤春夫が訳した同じく山本文庫の「バイロン」もあるのですが、 こちらは3版で25000円もしています。これは高すぎますよね。 どなたかよろしくお願いします。
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月10日(月)23時23分38秒

春の雪様
それほど英文署名をみていないので正直判りません。が、総体的にいって英文署名の方が数が少ないのは確かでしょう(日本ではサイン会などやっていましたし・・・が特に根拠はございません)。私も1冊くらいは欲しいと思います。だからといって英文は少ないから何が何でも高価、ともいえないのでは。仰るように漢字署名が一般的に人気あると思います。私は英文献呈署名は少ししかみたことはありませんが(外人宛漢字署名も)、やはりテネシー・ウィリアムズなど著名人ならば漢字と同じように高価でしょうね(こないだ「O嬢の物語」の本当の作者(!)ドミニク・オーリ宛がネットで出ていました)。
(無題)  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月10日(月)23時28分41秒

私の耳は・・・様
山本文庫の保存状態にもよりますが、並以上であれば、店頭の値段としては普通ではないでしょうか。「バイロン」の値段は、佐藤春夫訳による付加価値と考えるなら、それ位しても不思議ではないと思います。いずれも目録に出れば、直ぐ売れてしまうでしょう。 私自身は恥ずかしながらまだ一冊も入手していません。できれば4000円以下でと思っていて、気長に探しています。(そんなこといってるからなかなか集まらない!)
御礼  投稿者:日下三蔵    投稿日: 2月11日(火)02時26分28秒

>日下三蔵様
>雑誌『漫談』の目次ですが草かんむりに蛮の旧字です。『漫談』はもう暫く致しましたら>引き続き張り付ける積もりでおります。
貴重な情報をご提供いただきまして、ありがとうございました! 今度、出版芸術社から山田風太郎さんの参加したリレーミステリをまとめた『十三の階段』という本を出すのですが、その解説にリレーミステリの一覧表を載せたかったので、色々と調べていたのでした。 ご教示いただいた情報は、直前で校了に間に合い本文に反映させることが出来ました。深くお礼を申し上げます。 ささやかですが、出来た本をお礼に進呈いたしますので、差し支えなければご送付先をメールでお知らせください。
三島英文署名  投稿者:春の雪    投稿日: 2月11日(火)11時47分52秒

ymnk様 ドミニク・オーリ宛が出たんですか!知りませんでした。すいません。本のタイトルと落札価格を教えてください。 
山本文庫  投稿者:私の耳は・・・    投稿日: 2月11日(火)13時51分53秒

文庫中毒者様
早速教えていただきありがとうございました。 「バイロン」はお高いのでパスします。あとの2冊を買いたいと思います。 ところで、「バイロン」は他の2冊と本の大きさも装丁も違いますが、山本文庫に特製があるのですか?もしかしたら、特製だから高いのでは?
ご連絡  投稿者:文庫中毒者    投稿日: 2月11日(火)14時31分11秒

私の耳は・・・様
山本文庫に特製があるのかどうかまでは、残念ながら勉強不足でわかりません。もしかしたら、管理人様の方がご存知なのでは? 山本文庫は、1年程前だったと思いますが、関西方面の目録に確か4000円前後で数冊出ていたのを見かけ、全部買い占めるつもりで直ぐに電話したのですが、とっくに売れてしまっていました(そんなに甘くないですよね)。
『マルドロオルの歌 画集』  投稿者:聖なる館    投稿日: 2月11日(火)17時38分30秒

はじめまして。福永武彦の本を収集している者です。ロム専で勉強しておりましたが、このたび勇気を奮って書き込みますのでよろしくお願いいたします。 さて、福永の本で最も稀覯本なのは、戦前にわずか47部だけ作られた『マルドロオルの歌 画集』だと思います。私はこの本を見たことがありません。去年の七夕市に出品されたのですが、地方在住の悲しさ、仕事の都合で見に行くことが適いませんでした。 そこでご覧になった方に、いくつか教えていただきたいことがあります。
1-『マルドロオルの歌 画集』には限定番号が入っているのでしょうか。
2-シュールレアレスト12人による画集付だそうですが、その12人とは誰ですか。
3-画集の部分と福永の解説部分は別冊ですか。
4-奥付はあるのでしょうか。
質問ばかりで恐縮です。一つでもおわかりになる方、お願いいたします。  
「俘囚」の帯  投稿者:乱歩邸    投稿日: 2月11日(火)19時39分26秒

人魚の嘆き様
海野十三の「俘囚」昭和10年黒白書房版には帯が付いていますが、帯は何種 類あるのでしょうか?2種類という説を聞きましたが。
本日、帰京  投稿者:管理人    投稿日: 2月11日(火)19時47分45秒

篠崎様
人魚の嘆き様にメールの転送を致しましたので、彼から直接、本が送られてくるはずです。確認後、御知らせの口座にお振込み下さい。

日下三蔵様
お役に立てて幸いに存じます。

大輔様
写真班、ご苦労ですが宜しくお願いいたします。
上林本  投稿者:薔薇盗人    投稿日: 2月11日(火)21時31分14秒

くだん様
こんばんわ。 最近上林本の収集は順調ですか? 私は全然ダメです。目録もないし。 うー、入荷自慢がしたい・・
逆指名投稿依頼  投稿者:天女の舞い    投稿日: 2月11日(火)22時35分46秒

管理人様
人魚の嘆き様
ここに集う誰もが知りたいことについて、大変僭越ですが、私が代表してお二人に投稿依頼申し上げます。 お題は「管理人様と人魚の嘆き様の出会いから今日まで」です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
上林本の収集  投稿者:くだん    投稿日: 2月11日(火)23時09分54秒

薔薇盗人様
こんばんは 私の方は先日、「薔薇盗人」カバーつき帯なしを入手することができました。 主に20代後半に書かれた第一創作集ということですが、いずれの作品もおもしろくて、思い切って購入して良かったと思いました。 戦前の作品集を他にも読みたくなったのですが、さすがにそう順調には行きませんので、戦後すぐ位の作品集を今は読んでいます。

管理人様
人魚の嘆き様
天女の舞様の逆指名投稿依頼に答えてくださることを 私も楽しみにしております。
池田屋会談  投稿者:萬嘯廬    投稿日: 2月11日(火)23時18分36秒

管理人様
人魚の嘆き様
平生、掲示板に顔を出さぬ不埒者故僭越ではありますが 「文庫中毒者様来京歓迎会」、仕事が延びない事を祈り 末席に加えていただきとう存じます。
よろしくお願いします  投稿者:葵の家    投稿日: 2月12日(水)08時07分04秒

管理人様
人魚の嘆き様
皆様
連絡が遅くなってしまいましたが、都合がつきましたので、私も「文庫中毒者様来京歓迎会」に参加させていただきたく存じます。 管理人様と同様私も酒が得手ではないのですが、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願いします。
歓迎会  投稿者:池田屋主人    投稿日: 2月12日(水)11時16分49秒

ご無沙汰しております。 「文庫中毒者様来京歓迎会」私も楽しみにしておりました。 もうすぐ皆様に御目文字かなうのですね。 さて、余談ですが「小説すばる」の最新号に当店のことが二箇所も出てきます。見つけられた方には私からご褒美!
歓迎会  投稿者:散水弁    投稿日: 2月12日(水)11時56分51秒

管理人様
人魚の嘆き様
皆々様
本日19時からのOFF会。かかる会に参加できるだけでも光栄です。 どなたのお顔も存じ上げず、恐れ多いのですが末席に加えていただきたく。 よろしくお願い致します。
(無題)  投稿者:薔薇盗人    投稿日: 2月12日(水)14時25分30秒

くだん様
「薔薇盗人」カバーつき帯なしとは、横綱級の本じゃないですか! 羨ましいなあ。 ところで、この本の帯つきはどのくらい珍しいのでしょうか?
おぅーい!  投稿者:cogito    投稿日: 2月12日(水)23時44分35秒

本日の「文庫中毒者様来京歓迎会」の様子をお聞かせ下さいまし。

     Å  みんな死んじゃったのかな?
   (・∀・)
  /≡≡≡/| 
 | ̄ ̄ ̄ ̄| |
 |みかん |/
また本日のお節介、戦前の詩集も。。。  投稿者:参加者一同    投稿日: 2月13日(木)00時10分54秒

これからここで、これ頂戴やろうかな。人魚の嘆き
わーい楽しいです。ymnk
本借りますからね。風信子
これから佳境に入ります。七面堂
今日の話題は半分近くはコギちゃんの話題でしたよ。くだん
次はコギとさんにお会いするのを楽しみにしております。葵の家
じゃあね。お開き。
文庫中毒者様来京歓迎会より帰宅  投稿者:くだん    投稿日: 2月13日(木)00時44分39秒

今宵は文庫中毒者様の歓迎会ともう一方のお祝いを兼ねた会で、楽しゅうございました。 皆様お疲れ様でした。

薔薇盗人様
「薔薇盗人」帯つきは、私はもちろん見たことございません。 以前、管理人様が上林本でなかなか見つからないものとして 挙げられたものは、今現在の巷の目録には載っていないものばかりですので 気長に探していこうと考えております。
文庫中毒者様来京歓迎会より帰宅その二  投稿者:七面堂    投稿日: 2月13日(木)01時30分27秒

佳境に入るかなと思ったらお開きになってしまいました。 しかし、異文化交流は大事であると通説に感じ入りました。

cogito様
やはりcogito様の話題満載でしたよ。(隠れファンより)

文庫中毒者様
蒐集した結果を何らかの形で残したいという気持ちはよく判ります。 であれば、それを公開しましょう。手っ取り早いのはホームページを開設することと思いますが……。

管理人様 `&` 人魚の嘆き様
同じ古書を愛好する未知の方々との接点を得る場を 与えて頂きまして有難う御座いました。
御礼  投稿者:kiku    投稿日: 2月13日(木)02時40分13秒

「文庫中毒者様来京歓迎会」ご参加の皆様、本日は有難うございました。 楽しさに時の経つのも忘れ、危うく終電に乗り遅れるところでした(笑)。書痴談議という美酒の余韻に、未だ酔いが廻っております。機会がありましたら、是非、また参加させて下さい。今後ともよろしくお願いいたします。
『和気清麻呂』  投稿者:清二郎    投稿日: 2月13日(木)12時52分07秒

管理人様
木山捷平の『和気清麻呂』について伺います。 HPの木山捷平の著書目録に、この本には昭和19年6月10日版と、昭和19年8月 10日版があるとありますが、装丁はどちらも同じなのでしょうか?
古書の値段  投稿者:初心者    投稿日: 2月13日(木)15時04分12秒

人魚の嘆き様
初めて書き込むその名の通り古書道では初心者です。少し前から好きな作家のオリジナルをネットでちょこちょこ買っています。ここは毎日見て判らないながらも勉強させていただいています。 皆さんの書き込みで、著者の署名のあるかなしかで古書の値段に変動があることはよく判りました。一方で、箱やカバーのあるなしや、本の保存状態のよしあしで値段に変動があることも判りました。 私の今のレベルではとても署名本など手が出ませんし、完全な形の本も難しいです。せめてきれいな本をと思っていますが、まだどうも相場を把握していません。 そこで伺いたいのですが、一般にきれいで箱がない本と汚くて箱が付いている本は、どちらが値段が高いものなのでしょうか。私は箱がなくてもきれいな本をとりたいと思います。一般にコレクターの方々はどうなのでしょう。 それと初版できれいでなく箱もない本と再版で箱が付いてきれいな本では、それでも初版が高いのでしょうか。私は再版でもいいから、きれいな本をとりたいのですが。 幼稚な質問ですいません。お願いいたします。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月13日(木)18時14分02秒

昨日は初対面の方も多く、楽しい一時を過ごすことが出来、感謝申し上げます。さあ「宿題」が溜まってるぞ。

ymnk様
由紀夫様
『あんま』(昭和38年、土方巽ダンス・エクスペリエンスの会)に、土方の言葉として「坂の上の魔人三島由紀夫」が出てきます。

私の耳は・・・様
文庫中毒者様
山本文庫に特製本はありません。55〜57番はもとから装丁も定価も違う本です。見かけることが比較的少ないため、古書価も高く付けられることが多いのであって、佐藤春夫が訳者であることは古書価にそれほど影響は与えていないと思います。

聖なる館様
『マルドロオルの歌 畫集』について回答いたします。
`>`1-『マルドロオルの歌 画集』には限定番号が入っているのでしょうか。
奥付ページに入っています。
`>`2-シュールレアレスト12人による画集付だそうですが、その12人とは誰ですか。
絵の順番に以下の通りです。
KURT SELIGMANN, WOLFGANG PAALEN, RENE MAGRITTE, ESPINOZA, OSCAR DOMINGUEZ, MATTE ECHAURREN, MAX ERNST, ANDRE MASSON, YVES TANGUY, VICTOR BRAUNER, JOAN MIRO, MAN RAY
  `>`3-画集の部分と福永の解説部分は別冊ですか。
別です。共に無綴で、福永解説は別のタトウにも収められています。
`>`4-奥付はあるのでしょうか。
あります。

乱歩邸様
『俘囚』の帯が2種類あるというのは初耳です。私は著者・タイトル・出版社・定価が帯の表に記載されたものしか見たことがありません。探偵物に詳しい知人に聞いてみますが、確実な情報ですか?

くだん様
薔薇盗人様
『薔薇盗人』の帯は通常のサイズよりも細く、「出た!新興文壇の第一線!!」と書かれています。このシリーズに共通の帯ですが、色に違いがあります。ちなみにくだん様、古本酒場「人魚の嘆き」に常備された「浪速書林古書目録」の22号に、帯付本の書影がちゃんと出てますぞよ。

天女の舞い様
男同士の馴れ初め話など気色悪い気もしますが・・・まあ、貴女の依頼とあらば管理人様も私も断れませんから、私が前座で書き次に管理人様にお願いしましょう。少し時間をください。

初心者様
お尋ねの件は多少説明が必要ですので、改めて書き込みます。
御礼  投稿者:ymnk    投稿日: 2月13日(木)21時39分32秒

昨晩オフ会に参加された皆様お疲れさまでした。そしてありがとうございました。文庫中毒者様は、本日は何か収穫があったのかしらん。

人魚の嘆き様
ご教示ありがとうございます。小さい方の「あんま」収録の土方の文章で、三島がそう呼ばれているのですね。
「薔薇盗人」の帯  投稿者:くだん    投稿日: 2月13日(木)21時43分02秒

人魚の嘆き様
早速のご教示ありがとうございます。 また「人魚の嘆き」に行く楽しみが1つできました。
紙魚紙魚團の獨白  投稿者:彭城矯介    投稿日: 2月13日(木)22時08分16秒

諸先輩に色色と御相談申上げたき儀多多あれど、入る豫定であつた金子が來月に持越された爲、昨晩は參加出來ず誠に殘念至極で御座いました。
扨、親が古い來翰を捨てると申しますので、ちらちら盜み見てをりましたら、鎌倉文庫から來た「人間」豫約申込に關する問ひ合せへの返答だの、シネ・アカデミアから來た「映畫實驗劇場」の案内だの、日本讀書組合から來「N.D.Kニュース」だのがありまして、當節ならばさしづめメルマガの類ひを、よくもまあ捨てずに今日まで保存してゐたものだと、呆れること頻り。 何でもイヤナミの「世界」は、取扱部數が限定されてゐるので、一册を出來るだけ大勢で讀めるやうに、讀書會などの文化團體(!)や組合員のグループ(曰く「よみ仲間」!)單位に優先配給するとか。 いやはや、昭和22年の書籍雜誌の流通事情が、一枚の葉書からもそこはかとなく察せられる次第。 他に、昭和14年に祖父の同僚らしき人が戰地から寄越した軍事郵便には、便箋にスナップ寫眞を貼りつけて、あれこれレポートを書いて來てくれてゐます。かういふのは、無名人の書いたものでも、某かの資料的價値があるやうな氣も致しますが、如何なものでせうか。 「プライヴァシーの侵害になるから捨てる」と申しますが、だつたら何故六十年以上も捨てずに保存して來たのだと言ひたくもなります。
一昨年、事務所を引越す時、私が生まれる前からあるやうな雜誌類(文學關係ではないので御安心あれ)の處置に困り、然るべき專門店に問ひ合せたもの、の「持つて來てくれれば引き取るが、取りに行くのは不可」とすげなくされ、車を持たぬ身としては、泣く泣く全てを廢棄處分にせざるを得ませんでした。 その後、別の店でその話をしたら、「うちにさへ言つてくれれば」と惜しまれましたが、すべては後の祭。 或る人にとつては紙屑である物が、或る人にとつては寶物であるのが、この世界の不思議で面白いところですが、一般人の藏書など、物苦汚腐に賣り飛ばされるならまだしも、本當にごみ捨て場に直行となる危険の方が遥かに多いわけで、何と申しませうか、古物の仲人みたいな組織があれば、今少し物の有効利用も可能なのではないかと愚考する次第であります。妄言多謝。
ようやく無事帰宅  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月13日(木)22時55分23秒

管理人様、人魚の嘆き様、そしてオフ会(ようやくこの言葉の意味を知りました)参加の皆様
昨日は、本当に楽しいひと時を過ごすことが出来まして、ありがとうございました。皆様とは初対面にもかかわらず、やはり趣味を同じゅうする者同士、尽きぬ古書の話であっという間にシンデレラタイムになってしまい、ゆっくりお礼を申し上げる暇もなく、御茶ノ水駅に向かって駆け出しておりました。 管理人様や人魚の嘆き様はいうに及ばず、皆様のコレクションぶりや得意なところでの一家言には本当に教えられることばかりで、感謝の言葉もございません。これからもよろしくお付き合いお願いいたします。 また皆様にお渡ししました「お土産リスト」ですが、お気づきのことがありましたらぜひ情報をお願いいたします。

雪様
夜遅くまでお世話いただきありがとうございました。なんとなく話しに加わりたくうずうずしている様子が伺えました。今度やるときは、会費をもっと徴収することにして、臨時休業にして、一参加者として加わっていただいたほうがよくはありませんか?ねえ管理人様

くだん様、大輔様
貼雑年譜や、乱歩展図録等ではいろいろお手数をおかけしました。結局ゆうパックで送りましたので到着が明日になります。開くのが楽しみです。

七面堂様
時々HPを覗かせていただいております。パソコンは、苦手なのですが、そのうちに頑張ってみます。

cogito様
やはりあなたがいらっしゃるともっと盛り上がることと思います。お互い上京が大変ですが、ぜひ東京出張を企画して(?)、合わせましょう。一度お会いしたいと存じます。

ymnk様
宿帳に書き込み始めて、もう2年以上になりますが、ようやくお会いすることが出来て光栄です。翌日の成果については、明日にでもそちらで報告します。

人魚の嘆き様
贈り物ありがとうございました。志功の自著については、まだまだ先と思っておりましたので、こんなに早く手にすることが出来るとは、信じられない気持ちです。 また早速山本文庫特製(?)本について、お教えいただきありがとうございます。

管理人様
このような楽しい会を演出していただきありがとうございました。最近の出張は、日帰りが多いのですが、ゆっくり出来る場合は必ず「人魚の嘆き」に向かいます。また前田普羅についてもありがとうございました。

皆様
やはりHNが呼びにくそうなので、文庫中毒者→文庫中毒に変更いたしますので、よろしくお願いします。
『和気清麻呂』及び『志功装』   投稿者:管理人    投稿日: 2月14日(金)00時33分23秒

清二郎様
木山捷平の『和気清麻呂』の件に就いてお答えいたします。 昭和19年6月10日版と昭和19年8月10日版の相違点は奥付の発行月のみで、他の異動は全くありません。では何故たった二ヶ月の事なのにわざわざ一箇所だけの活字を変えて二種類の奥付を持つ本を拵えたのかは、以前に散々考えましたが、尤もらしい理由を思いついたところで想像の域を出るものではありませんので、止めました。奥付の不思議は枚挙に暇なき程ございますので、これも、その一つであります・・と誤魔化しておきます。

「文庫中毒者様来京歓迎会」参会の皆様
昨夜は皆さん遅くまで集っていただきましたが、皆様、ご無事でお帰りになられまして安堵しております。お蔭様で前回同様、すぐさま「知らぬ同志が・・ちゃんちきおけさ」と相成り、止めに入らねば二三日居つづけになるんではと心配したほどでございました。今回、参加できなかった方々も次なる機会には是非いらしてください。

文庫中毒者様改め文庫中毒様
昨日は遠路、沢山のキトキトをお土産に戴きまして有難うございます。又、キトキト志功装丁本リストは優れた推理小説の数倍の恐怖感を与えていただきました。早速、アラ捜し隊が出動いたします。
『村』小山いと子、昭和14年3月31日、新潮社発行、土の文学叢書
『支流を集めて』打木村冶、昭和14年3月31日、新潮社発行、土の文学叢書
『土の歌』丸山義二、昭和14年3月31日、新潮社発行、土の文学叢書
『生きている土』鑓田研一、昭和14年3月31日、新潮社発行、土の文学叢書
『二子馬』伊藤永之介、昭和14年3月31日、新潮社発行、土の文学叢書
『野の断層』間宮茂輔、昭和14年5月9日、新潮社発行、土の文学叢書
『島の挿話』中本たか子、昭和14年5月9日、新潮社発行、土の文学叢書
『葉山桃子』湯浅克衛、昭和14年5月9日、新潮社発行、土の文学叢書
『藪の中の家』徳永直、昭和14年5月9日、新潮社発行、土の文学叢書
  『玄関風呂』尾崎一雄、昭和17年7月5日、春陽堂書店発行、カバー
リスト漏れ、本日はここまで
皆様お疲れ様でした  投稿者:葵の家    投稿日: 2月14日(金)01時01分27秒

管理人様 人魚の嘆き様 文庫中毒(者)様 皆様
昨日はお疲れ様でした。 あのような席で、途中お手洗いに行くために一度中座をしただけで、5時間も歓談し続けたような経験ははじめてでした。本当に楽しかったです。 管理人様
いろいろとお気遣いありがとうございました(「なにも気遣ってないよ」と言われるかもしれませんが…(= =;)。 実は、お店まではすぐに到着できたのですが、気後れしてしまって何度かやり過ごしていたのです。意を決して暖簾をくぐると、管理人様が「あなたは誰?(私の自己紹介)ああ、はじめまして。貴方にはこれを持ってきたんです」と包みを差し出していただいいたときに、全ての緊張が解けました。その後は、むしろ少しはしゃぎすぎてしまったようです。 恥ずかしながら、私の勝手な思い込みで「葵の家」は執筆時には未発表で、後年「詩人の手帳」納められたのだと思っておりました。また、全詩集(詩・集成)と比較してみますと、中間部のみの抄録で、形式も若干異なっており、なぜそのような形で発表をしたのだろうかと興味を持ちました。本当にありがとうございました。

ymnk様
いろいろとお気遣いありがとうございました。

kiku様
伊勢についていろいろ教えていただきありがとうございました。私の中で訪問はほぼ固まりました。

大輔様
あまりお話できませんでしたが、いろいろと立ち回りお疲れ様でした。 私などは腰が重くて、全くくつろいでしまっておりました。恥ずかしい限りです。

人魚の嘆き様
いろいろとつまらない質問にお答えいただきましてありがとうございました。 T書店に通っていただけでは決してお声かけさせていただくことはできなかったと思います。 また「山上潮上」確認いたしました。おそらく最後まで気づかなかったと思いますf(-_-;) これ以外に5つなんとしても見つけます!

皆様
またお会いできる日を楽しみにしております。

りょくとさま
私の感じた印象は“「りょくとちゃん攻撃」なるものは存在いたしません”の方でした。 お仕事がんばってください。
伊勢の情報通は…  投稿者:kiku    投稿日: 2月14日(金)06時27分39秒

葵の家様
先日はお疲れ様でした。 葵の家様の岩本修藏に対する想い、しかと伝わってまいりました。 伊勢についてはcogito様にもお尋ねされては如何でしょう?近県にお住いだし、お仕事等でよく行かれるそうですから。観光案内では分からない、岩本にかかわる場所もご存知かも知れませんよ。
『マルドロオルの歌 画集』   投稿者:聖なる館    投稿日: 2月14日(金)10時05分05秒

人魚の嘆き様
『マルドロオルの歌 画集』について全てクリアーになりました。かねてから、正確無比なお答えをされることに感嘆しきりでしたが、わがことになるとまた感動してしまいました。 ところで、重ねての質問で恐縮ですが、ご説明の基礎となった『マルドロオルの歌 画集』に関する書誌が出ているのでしょうか。いやいや、人魚の嘆き様ですから七夕市の本をお買いになったのでは、と想像してしまいます。 差し障りなければお教え下さい。
古書売却論  投稿者:管理人    投稿日: 2月14日(金)11時25分18秒

人魚の嘆き様
           先日の会でも少し触れられていた古書売却に関する卓抜なご高見を、ここで存分にご披露願います。小生はかねて聞き全面的に賛同するものであり、皆様の参考にも大いになるであろうほどに。
御礼  投稿者:散水弁    投稿日: 2月14日(金)14時49分49秒

ご参加の皆様
お疲れ様でした。そしてなんとも愉しい時間を過ごさせていただいた事、皆様に感謝致します。あのような刺激的な会は初めてで、皆様の御造詣にただただ驚くばかり。立ち去るのが惜しいて仕方ありませんでした。終盤近くの人魚の嘆き様の持論展開など鳥肌の立つ思いがしました。新参の若輩者ですが、今後ともよろしくお願い致します。

管理人様 人魚の嘆き様からも口添えいただいた、例の散生関連の雑誌。「詩神」とおっしゃられたと記憶しておりますが、これは「詩法」ではなく、「詩神」でしょうか。管理人様に再確認などおこがましいのですが、お願い致します。

管理人様 & 人魚の嘆き様
今後とも散生関連バシバシご指導いただきたく。

文庫中毒様
「板散華」進呈の件。どこにしまったか、今週末に見つけた上、郵送致します。暫くお待ちください。
古書売却に関する私的経験  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月14日(金)22時14分34秒

管理人様直々のご指名ですので、古書の売却に関する個人的体験と私見を別々に書かせていただきましょう。 まず、私が古書を売却してきた事情は、その時代によってそれぞれ異なってきたので3期に分けます。
第1期ー高校〜大学時代
この時期に蔵書を売却したのは「経済的理由」からでした。と言っても「家計を助ける」という意味ではなく、「別の本を買う」ということです。金銭的な余裕がなかったので、断腸の思いで集めた初版本を売り、別のさらにレベルの高い初版本を買いました。そうしなければ、他に手に入れる手段はなかったわけです。もちろん失敗もありましたが、多くの本を実際に手元に置くことで経験を積み、またコレクションもグレードアップし、コレクターとして大きくなれたのは間違いありません。売却せず小さくまとまっていたら、今の私は絶対になかったと断言出来ます。
第2期ー大学卒業後バブル崩壊前後
経済力もつき、最も積極的に初版本もその他の本も買っていた時期です。この当時の売却理由は、主に「場所の問題」によるものでした。自宅のみならず、別に借りていた所も本で溢れ、思い切った整理が必要だったのです。この頃実感したのが、例外的な掘り出し物は別にして、「高価な初版本はそれなりの値段で売れるが、新刊で買った本や、安く買った古書は二束三文である」ということでした。「古本屋は10万円つける本は7万円で買い、1万円つける本は5000円で買い、1000円つける本は100円でも買わない」というセドリ屋の知人の言葉通りです。そこで前に書いたように、私は初版本や古書価のする文学の研究書を除き、他の本は寄贈ないしはバザー行きとしました。これにより、スペースの問題はかなり解消したのです。
第3期ーバブル崩壊後今日まで
金銭的にも、スペース的にも、本を売る必要性はほとんどなくなった時代です。それでも初版本を売る理由はいくつかあります。これも前に書いた「究極の近代文学初版本コレクション」を作ってみたいというのは最近考えたことです。それ以前に売っていた主たる理由は、「後進のコレクターが買える戦前のよい初版本が少なくなった」ということによるものでした。私の売った本が、オーバーでなく飛ぶように古書店の棚から売れていく(今もそうです)現実を見て、住んでもいない私の部屋のダンボール箱に眠っているよりも、同好の士の本棚に並んで大事にされた方が、本も生きると思ったのです。将来「人魚旧蔵書売立市」があった時、後進のコレクターが育っていなくて見向きもされなかったら、金銭的な理由以上に淋しいですものね。
古書売却に関する私見  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月14日(金)23時19分04秒

以上はあくまでも私見であり、一つの参考意見としてお読みください。 世の中には、本を絶対に売らないという方も大勢います。先日のオフ会でも「一冊一冊に思い入れがあり、自分の歴史でもあるから、売りたくない」という方がいらっしゃいました。 私はその言葉を深い感銘と共に聞きました。なぜなら、それはまさに私が高校生の頃抱いていた感情そのものだったからです。私より年配の方が、かくも純粋な思いを持ち続けていらしたことが、私にとっては驚異であり、愛書家として羨ましくも思いました。今の私には、すべての本を等しく売りたくないという感情は全くありませんから。 ただ、高校時代に身を切られるような思いで本を売ったことを後悔はしていません。先程書いたように、それによって多くの本に直に接し、コレクターとしての目を養い、勘を鍛えることが出来たからです。 初めから経済力に恵まれていたわけでない私が、まがりなりにも初版本についての本を書いたり、ここで皆様のご質問に答えられるようになれた原点は、疑いもなく「どこの本屋が高く買ってくれるか」をあれこれ思案していたあの時代にあります。 先日のオフ会でもう一つ出た話は、「本を公共機関に入れたいとは思わない。しかし、古本屋を通して売りたいとも思わない」という趣旨でした。ある意味で「古本屋不信」とも呼べるこの発言は、多くの人が共通して持っている感情でしょう。 私は年長の友人とも呼べる信頼する古本屋の主人に出会えたので幸運でした。もし、自分の本を正当に評価できる人がいなくなったら、やはり売る意思はかなり減殺されることと思います。 以上もろもろの問題も踏まえ、やはり私が売却の道を歩むのは、先程最後に書いた「本の命」に帰結します。 すなわち、自分が二度とページを捲ることもなさそうな本をダンボール箱に入れっぱなしにしておくならば、それは日頃「図書館に入った本は死亡宣告を受けたも同然だ」と公言している、その図書館入りとさして違わない。それよりも、自分と同じ嗜好を持つ後進の人々に渡ったほうが、ずっと本を生きたものにするではないか、ということなのです。 そう、そして『人魚の贈り物』はその究極の手段です。古本屋の手も通さず、金銭的な見返りもなく、本を次なる手に委ねる。「お遊び」だし「気まぐれ」だけれども、本が死んでいるよりもよいと私は、そして管理人様も思っています。 まあ、こんな発想の人間もいるのだと寛容を持って接していただければ幸いです。 なんだか疲れていて乱文になりましたことをお詫び申し上げます。
心から感謝を込めて。  投稿者:大輔    投稿日: 2月15日(土)00時36分00秒

皆様先日はお疲れ様でした。本当に楽しい会で時が流れるのを忘れてしまいました。本を愛する人はやさしい方ばかりということを地で行く会でした。 本当にありがとう御座いました。

文庫中毒様
無事にご帰還ということで安堵しております。乱歩展のビラを多く入れておきました。再会するのを楽しみにしております。

  葵の家様
先日はお疲れ様でした。安部公房の話をもっとしたかったです。是非また「人魚の嘆き」にて談義いたしましょう。

  ymnk様
お会いできて嬉しかったです。もしご存知でしたら教えていただきたいのですが。「新潮」2月号に掲載された清水文雄宛三島書簡は川端書簡の様に単行本化される予定はあるのでしょうか?全集に収録という形で落ち着くのでしょうか?やはり往復書簡で読みたいですが難しいですよね。

七面堂様
お会いできて光栄でした。次回はじっくりお話したく存じます。

萬嘯廬様
お会いできて嬉しかったです。是非今度永井荷風についてご教授ください。

散水弁様
今度ゆっくりお話したく存じます。

風信子様
色々お心使いありがとうございました。立原の詩は読めば読むほど心の琴線に触れ日々新しい感動が御座います。堀辰雄の作品「風立ちぬ」の美しさとリンクしております。是非館に立ち寄らせて頂きたく存じます。

管理人様
色々とありがとう御座いました。私の伝説の方と対面できまして歴史的な一日となりました。今後ともご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします。

  人魚の嘆き様
先日はありがとう御座いました。隣に座らせていただいたのに中々お話できなかったですが、今度音楽談義もしたく存じます。古書に関する記述、拝読いたしました。心揺さぶられる文でした。 そのお話も是非次回に。

雪様
ご苦労様で御座いました。雪様を中々写真に収められず残念でしたが是非次回は文庫中毒様の案で、座に加わられることを。

  皆様写真は暫くお待ちください。お手元に届くのを楽しみにしてくださいね。 皆様本当にありがとう御座いました。心から感謝を込めて。 再びお会いするのを楽しみに・・・。
感動しました  投稿者:新雨    投稿日: 2月15日(土)00時46分05秒

人魚の嘆き様
長文の古書売却に関する文を拝読したばかりです。 とても感動しました。 今は比肩する者なしの人魚の嘆き様にして、若かりし折は身を切られる思いで本を売ってらしたとは。私は富豪のご身分とばかり思っていたので驚きました。それと同時に、博学の裏にあるご苦労を知り、親近感も覚えてしまいました。いつか私も直接お会いして、散水弁様のような古書の話で鳥肌の立つ経験がしてみたいものです。
文庫中毒漏れ  投稿者:管理人    投稿日: 2月15日(土)00時47分01秒

文庫中毒様
『故郷なき人』井上友一郎、昭和16年4月5日、昭和書房発行
これは「珍本」に出しても良いぐらい面白いものでありますが、本の珍しさではありませんので却下しました。 奥付には昭和16年4月10日印刷、昭和16年4月5日発行とあります。 今日はくたびれたので、コレだけ。

散水弁様
雑誌を現認した上で確実な情報を提供いたしますので、暫くの猶予を下さい。
感謝  投稿者:風信子    投稿日: 2月15日(土)01時41分39秒

管理人さま&人魚の嘆きさま
初投稿から4か月がたちました。 お二人の、古書への深い洞察力と確かな見識に圧倒され、ご教示いただきましたことは、数限りなく……、それまでの私は何をしてきたのかと……、唯々、恥じ入るばかりでございます。 今後とも、ご指導ご助力等々、よろしくお願い申し上げます。
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月15日(土)03時28分35秒

春の雪様
遅くなり申し訳ございません。ドミニク・オーリ宛は、海外のネット古書店目録に出ていたものでオークションではありません。確か戯曲全集だったと記憶しております。しかもかなりバカ高い値段だったような・・・。

大輔様
先日は撮影お疲れさまでした。写真楽しみにしております。で、問題の書籍ですが、まだナイショですが・・・でます。
『人魚の温泉旅行』  投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月15日(土)10時46分36秒

皆様
管理人の鮎釣りと人魚の嘆きの仕事の日程を避けて、『人魚の温泉旅行』を今年の夏に実施することに決定いたしました。 ついては、一方的に幹事を雪だるま、ryokutoの2氏にお願いします。 詳細はあらためてご連絡いたしますので、皆様奮ってご参加ください。
(無題)  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月15日(土)10時57分47秒

管理人様
早速、志功装丁本の情報をいただき、ありがとうございます。やはり相当不十分なリストであることが明らかになっていくようです。

人魚の嘆き様
古書の整理について、興味深く拝見させていただきました。私もかわいい子供たちを、いつまで抱え続けることが出来るのかわかりませんが、参考になるご意見だと思いました。 それと、お忙しいお体とは存じますが、ひとつお教え願えればと存じます。「月下の宿帳」でも少し触れたのですが、このほど、谷崎潤一郎の「金と銀」再版函付を入手しました。既に架蔵の初版と比べてみますと装丁等で、違いが認められます。これをどう理解すればよいのでしょうか? 初版・再版とも、表紙に同じストライプ模様の用紙を使用していますが、縦使いと横使いの違いがあります。これは、版ごとに、決りがあるものなのでしょうか。あるいは、同じ版でも両方あるのでしょうか。また、3〜9版までも同じ模様の用紙でしょうか。(10版で装丁が大きく変わるのはymnk様のHPで確認できます) 次にこの本の定価は1円35銭だと思いますが、架蔵の初版は、奥付の定価欄に「定価180」(1円80銭の意でしょう)の小紙片が貼り付けてありまして、何故、こうなったのでしょうか。 それと、以前「お艶ごろし」の時にも教えていただいたのですが、「金と銀」の初版と再版の函は、まったく同一でしょうか(また悪いことを考えております)。どうぞよろしくお願いいたします。

散水弁様
お申し出の件、ありがとうございます。急ぎませんし、ついでの時で結構ですから、よろしくお願いいたします。 
「俘囚」の帯  投稿者:乱歩邸    投稿日: 2月15日(土)12時12分55秒

人魚の嘆き様
「俘囚」の帯について、ご教示ありがとう存じます。 2種類という情報は、その筋の飲み会で出たもので、確たる根拠はありません。 元々ないのかもしれませんね。 不確かな情報で煩わせてしまい、申し訳ありませんでした
管理人様発見  投稿者:永町    投稿日: 2月15日(土)17時59分42秒

管理人様発見、と申しても神田・神保町界隈ではありません。 過日、幾度となく読み直していた『蒐書日誌』(大屋幸世著)の中に管理人様の名を発見し、その人脈の広さに新たに感心することになった次第です。 本の中でも触れておりましたが、特に文藝雑誌は後世に残る可能性が単行本よりも低く、蒐集の労は言わずもがなと存じます。 当ホームページの雑誌の項は本当に貴重なものだ再度頭が下がる思い です。12日は大変盛況だったようですね。いつの日か御仲間に入れていただきたいと思いますが、みなさまのハイレベルの会話にはなかなかついていけそうもないような気がします。 最後に、古本の整理の仕方が話題に出ておりましたが、私は一定数に達したところで涙を飲んで古書店に引き取ってもらうことにしております。 蔵書一代というように家族には絶対に理解されませんし、本はやはり真に読みたい人のところへ行くのが幸せと考えるからです。 なお、公共機関への寄贈については、本当に価値あると判断された場合は別ですが、かえって邪魔者扱いされることもあると聞いております。 まして、本の知識もない人が単に配置上その職を負っている場合が多いですから。 以上、駄文を弄してしまいました。
文庫中毒漏れ  投稿者:管理人    投稿日: 2月15日(土)22時59分20秒

永町様
随分、細かいところまで目が通っておりますね。 今度は3月29日(土)に大宴会をする予定ですので、今から日程を組んで是非参加してください。

文庫中毒様
雑誌『世紀』は1934年4月の創刊号より1935年3月の終刊(2巻2号)まで棟方です。
文体修業  投稿者:鬼涙    投稿日: 2月15日(土)23時32分54秒

彭城矯介様
機知諧謔に満ちた投稿をいつも楽しませていただいております。 一体、どちらでかかる文体を修業されたのか、教えてくださいませ。
『蒐書日誌』?  投稿者:留女    投稿日: 2月16日(日)10時40分36秒

永町様
管理人様ご登場の『蒐書日誌』という本を是非拝読したいのですが、新刊では手に入らないでしょうか?出版社などの情報をお教え願えればと存じます。
『人魚の贈り物』第四次登録者募集  投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月16日(日)14時10分22秒

皆様
2003年度『人魚の贈り物』に新たに参加を希望される方は、下記Aの規約を了承の上で、この掲示板で2月18日(火)午後8時までにお申し込みください。ここに申し込みの書き込みをし、管理人宛に氏名・住所・電話番号をメールで知らせた段階で登録は完了です(後日、新登録者の名簿を記載します)。

既登録者各位
下記Bに記載された方々の再登録は不要です。ただし、規約を一部修正しましたので、必ずご覧ください。修正に同意できない方は、管理人宛にご連絡いただければ登録を取り消し致します。

A.『人魚の贈り物』規約 (改訂版)
1.『人魚の贈り物』の開催は、原則として掲示板「人魚の贈り物」にて行います。開催は不定期で、管理人と人魚の嘆きの気まぐれによります。
2.掲載した本を無料で差し上げます。ただし、送料その他経費として、一律千円いただきます。
3.登録者による先着順1名様にのみ差し上げます。希望する本がある場合は、『コレ、頂戴』という題名で「希望する本の名前」を明記してください。なお2番手の書き込みにならぬようご注意願います(ほぼ同着の場合などの不可抗力はやむを得ません)。
4.1着の方にそれぞれ本を送ります。到着後、千円を指定口座に振り込んでください。
5.1回の出品で差し上げる本は一人1点(複数冊もあり)限りです。
6.言うまでもなく、本、その他に関するクレームは一切受けません。
7.皆様への善意に基づく無償譲渡ですから、転売目的の方は堅くお断りします。従って、古書の売買を日常的に行っている方の参加は、プロ・セミプロの別を問わずご遠慮願います。その事実が判明した場合は、理由の如何にかかわらず登録抹消となります。また、当方の判断基準によるマナーの悪い方も、一方的に登録抹消致します。
登録希望  投稿者:夜汽車    投稿日: 2月16日(日)15時19分31秒

管理人様
人魚の嘆き様
初めましてHN夜汽車と申します。 是非『人魚の贈り物』に登録をお願いいたします。 早速、管理人様宛てにメールをさせて頂きます。
登録希望  投稿者:PENぺん    投稿日: 2月16日(日)16時05分30秒

管理人様 人魚の嘆き様
辻潤の愛読者「PENぺん」と申します。どうぞ宜しく。 HPの辻潤、その他の書影を拝見させて戴いては溜息を洩らしております初心者です。 登録の程、よろしくお願いいたします。
『人魚のお花見』(大ビンゴ大会)実施要項発表  投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月16日(日)16時28分51秒

各位
先日予告した『人魚のお花見』(大ビンゴ大会)の実施要項がまとまりましたので、発表いたします。特に先着順は苦手という方は、絶好の機会かと存じます。皆様お楽しみいただければ幸いです。

1.実施期間 3月10日(月)〜3月25日(火)
2.参加資格 『人魚の贈り物』第一次〜第四次登録者
3.実施会場 BBS『人魚の贈り物』
4.実施方法
@登録者全員へ3月9日までに、一枚ずつビンゴカード(5×5)をメールでお送りします。
A出品する本を、3月9日までに発表します。
B3月10日から原則として月曜〜土曜日に、古本酒場「人魚の嘆き」にて、雪だるま様がビンゴマシーンで数字の入った玉を出します。出す玉の数は最初は多く、徐々に減らしていく予定です。
C出た玉の数字は、BBS『人魚の贈り物』でその都度発表しますので、登録者の皆様は自分のカードの当該数字をチェックしてください。
Dビンゴカードのたて・よこ・ななめ、いずれかの列の数字が全部チェックされればビンゴです。その時は「ビンゴ!」と題名に記してBBS『人魚の贈り物』に書き込んでください。
E最初にビンゴになった方から順番に、出品されたお好きな本をお選びいただけますから、ビンゴコールと共に、ほしい本のタイトルも書いてください。
F本が全部なくなった場合は、その段階で終了です。また本が残っている場合も、3月25日で『人魚のお花見』は終了となります。
5.注意事項
@実際にビンゴになった順番ではなく、「ビンゴ!」と書き込んだ順番が優先です。つまり、15日にビンゴになって19日にその旨を書き込んだ人よりも、18日にビンゴになってその日のうちに書き込んだ人が優先されるということです。
A本当にビンゴかどうかは、念の為登録者全員にお送りしたビンゴカードの控えで確認いたします。虚偽の申告をする方がいらっしゃるとは全く思っていませんが、間違って「ビンゴ!」とした場合は当然失格となり、以後の『人魚のお花見』の参加資格を失いますので、くれぐれもご注意願います。
B出品する本の何点かは「回数制限付」、すなわち予め定めた回数の数字でビンゴにならなければ、出品を取り消しいたします。例えば、『高野聖』(回数制限10回)とあれば、雪だるま様が出す玉10個以内でビンゴにならなければ、その本の出品自体取り消しになるということです。なお、ある本の回数制限内にビンゴになった方が、別の本を選んでももちろん結構です。
登録希望  投稿者:聖なる館    投稿日: 2月16日(日)16時47分17秒

『人魚のお花見』に参加できるのは嬉しいです。 早い者勝ちはダメですが、くじ運は多少自信があります。
新規登録願い  投稿者:薔薇盗人    投稿日: 2月16日(日)17時33分02秒

管理人様
どうぞよろしくお願いいたします。
登録希望  投稿者:篠崎    投稿日: 2月16日(日)18時59分16秒

管理人様
人魚の嘆き様
新参者ですが、登録お願い申し上げます。
登録希望  投稿者:恋の絵巻    投稿日: 2月16日(日)19時20分58秒

管理人様
人魚の嘆き様
第三次募集は間に合わなかったので、今度は是非、登録をお願いいたします。
『第二の戦場』  投稿者:大陸人    投稿日: 2月16日(日)19時47分31秒

昭和十年代後半に『第二の戦場』なるアンソロジーが出版されていると伺ったのですが、書名しか判らないので、甚だ曖昧な質問で大変恐縮ですが、何方か情報をお持ちでしたら教えて下さい。
大屋幸世著『蒐書日誌』  投稿者:    投稿日: 2月16日(日)19時55分41秒

留女様へ
大屋幸世著『蒐書日誌』(一)2,800円+税(二)2,400円+税(皓星社 刊)ふつうに注文できるはずですよ。
『蒐書日誌』(三)  投稿者:Bori    投稿日: 2月16日(日)20時13分04秒

永町様
ご存知かもしれませんが、『蒐書日誌』は(三)も出ております。
新規登録希望  投稿者:魚楽    投稿日: 2月16日(日)21時02分33秒

管理人&人魚の嘆き様。
はじめまして。魚楽と申します。『人魚の贈り物』に参加希望いたします。 昨年末から拝見させていただいております。 本に関しては全くの初心者ですがどうぞよろしくお願いします。 
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月16日(日)22時41分27秒

聖なる館様
『マルドロオルの歌 畫集』の書誌を詳細に記した文献は、私は存じません。それと、七夕市の本は買っておりません。 架蔵本の『マルドロオルの歌 畫集』は、福永がこの本を作った経緯に関わる興味深い本なのですが、これについては『続署名本の世界』で発表する予定です。

文庫中毒様
`>`初版・再版とも、表紙に同じストライプ模様の用紙を使用していますが、縦使いと横使いの違いがあります。これは、版ごとに、決りがあるものなのでしょうか。あるいは、同じ版でも両方あるのでしょうか。 初版と再版については、同じ版でも両方ともあります。 `>`3〜9版までも同じ模様の用紙でしょうか。 3版は同じですが、それ以降の重版は特に意識したことがないのでわかりません。 `>`この本の定価は1円35銭だと思いますが、架蔵の初版は、奥付の定価欄に「定価180」(1円80銭の意でしょう)の小紙片が貼り付けてありまして、何故、こうなったのでしょうか。 返品などの事情で、日が経ってから改めて販売した場合に、紙を貼って定価を付け替えることは日常的に行われていました。恐らくそれでしょう。 `>`「金と銀」の初版と再版の函は、まったく同一でしょうか(また悪いことを考えております)。 まったく同一です。悪いことは考えないように! ところで、『人魚の贈り物』の「8.『日本浪曼派の時代』保田與重郎、昭和44年、至文堂、初版、函」はお持ちでなかったのでは?ちなみにこの本は、表紙・函・扉全面彩色画、見返し単色画です。

初心者様
`>`一般にきれいで箱がない本と汚くて箱が付いている本は、どちらが値段が高いものなのでしょうか。私は箱がなくてもきれいな本をとりたいと思います。一般にコレクターの方々はどうなのでしょう。 ほとんどの場合、函が付いている本の方が本冊も綺麗ですから、ご質問は少々無理があります。敢えて答えると、函が珍しい本であれば、汚くてもこちらを取るコレクターは多いかもしれません。しかし函がありふれたものならば、保存程度が優先されるでしょう。 `>`それと初版できれいでなく箱もない本と再版で箱が付いてきれいな本では、それでも初版が高いのでしょうか。私は再版でもいいから、きれいな本をとりたいのですが。 後者の方がまず高いです。特に、装丁が重視される本の場合、かなり古書価に開きが出ると思います。例えば、泉鏡花の小型本の場合、初版の函欠・汚本は1〜2万円で買えますが、再版の函付・美本は5万円くらいします。
(無題)  投稿者:ディオゲネス    投稿日: 2月17日(月)09時22分34秒

管理人様、人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』第四次登録に申し込みをお願いいたします。必要事項はすぐに管理人様宛にメールいたします。

奥木 幹男様
博文館『沙漠の地下廊』と太白書房『姿なき花嫁』の件ですが、知人の購入価格は6万円と5万5千円なので、残念ながら各冊3万円ではお譲りできないとのことでした。お役に立てず申し訳ありません。 
お願い  投稿者:study    投稿日: 2月17日(月)11時05分35秒

ディオゲネス様
はじめまして、こちらでお世話になっているstudyと申します。お書きになった渡辺啓助の『沙漠の地下廊』と『姿なき花嫁』のことですが、それぞれ7万円と6万5千円でお譲りいただけないでしょうか?お手数をおかけしますが、知人の方にご確認くださいますようお願い申し上げます。 
(無題)  投稿者:散水弁    投稿日: 2月17日(月)11時39分19秒

管理人様
雑誌の確認は中々骨の折れるもの。お忙しいと存じますので、お時間ある時で結構です。いつもご面倒おかけします。(とはいえ、タノシミにしておりますっ!)

萬嘯廬様
先週土曜日、田村書店ではありがとうございました。萬嘯廬様の誘い水のお陰で、あの後、ご主人と話をすることができました。 人魚の嘆きって本当に素晴らしいと思いました。神保町に行き、偶々同好の志と会い、挨拶をする。それがきっかけで、更に知己を得る。こんな嬉しいことはありませんもの。人魚の嘆き、万歳。

大輔様
写真撮影ありがとうございます。今度は年齢も近いことですし、ゆっくりと。

文庫中毒様
見つけましたので明日にでも郵送します。昨夜久しぶりに取り出しましたが、保存状態については、期待されませんよう、お願いします。 
登録希望  投稿者:鬼神堂      投稿日: 2月17日(月)14時13分03秒

管理人様
よろしくお願いします。 
交渉成立  投稿者:ディオゲネス    投稿日: 2月17日(月)14時35分10秒

study様
『沙漠の地下廊』と『姿なき花嫁』、7万円と6万5千円でOKだそうです。ついては「探求書」にならって、管理人様宛にメールをお送りしましたので、そちらもよろしくお願いします。

管理人様
ご面倒ですがよろしくお願いします。 
『続署名本の世界』!  投稿者:落下傘    投稿日: 2月17日(月)15時10分27秒

人魚の嘆き様
その『続署名本の世界』はいつ発売されるのでしょうか? 『署名本の世界』を買いそこねた者としては今度ばかりは逃すわけには参りません。是非事前情報をお願いいたします。 
『悪魔』と『甍』  投稿者:耽美妖太郎      投稿日: 2月17日(月)19時15分51秒

人魚の嘆き様
『金と銀』に便乗して伺います。
『悪魔』と『甍』は共に再版があることは承知していますが、3版以降はあるのでしょうか。 谷崎のこのあたりの重版情報は、誰も追ったことがないようですね。 
遅くなりました  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月17日(月)19時35分29秒

人魚の嘆き様、ymnk様
「あんま」の件、ありがとうございました。お礼が遅くなり、大変失礼いたしました。

旧三島党様
大学入試でお忙しいのでしょうか? 最近書き込みがないようですが、お元気ですか?

cogito様、大輔様
2.3日前の日経新聞に、リバプールでのビートルズの受け入れられ方について特集がありました。地元で身近に応援していた人が、段々遠い存在になっていくビートルズをどう見ていたのか。当時のファンの現在の様子など、ビートルズファン必読だと思います。 
金と銀  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月17日(月)20時23分23秒

人魚の嘆き様
 「金と銀」について、早速ご教示賜り、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。   昨日の「贈り物」は虚を衝かれました。振り返ってみると、前兆があったのに、見落としてしまい、てっきり○○日以降と思い込んでしまいました。  その頃、私は、田部重治「わが山旅五十年」(平凡社ライブラリー)を面白くて夢中になって読んでおりまして、「贈り物」は思い浮かびもしませんでした。日曜日の夕食後は格好の読書タイムとなりますので、「贈り物」では苦戦が免れません。kogito様ほど、第六感もよくありませんので。  「わが山旅五十年」のなかでは、面白い一節に出会いました。すでに広く知れ渡っていることなのかもしれませんが、吉田某氏が岐阜白川から高山に抜ける天生峠を越える時すばらしい美人に出会い、そのことを泉鏡花に話したところ、「高野聖」の小説にしたとのことです。小説「高野聖」では、たしか越中から信濃に抜ける峠道とかの記述だったと思いますが、聞いた話に基づいていれば、地理的位置が不正確であったのも、已むを得なかったのかなと思いました。  
御挨拶いただいておりますので  投稿者:萬嘯廬    投稿日: 2月17日(月)20時59分54秒

散水弁様
「誘い水のお陰」等とはとんでもありません。 わたくしが山中散生の話に反応したまでの事であります。 T書店では文学、古書は言うに及ばず平生生活の在り方に至るまで学ぶ所少なからずや、との思いでつい立ち話に及ぶ段、店の迷惑も顧みず真にお恥ずかしい次第であります。 さりながら、遥か年長者である御主人の口より「古本屋は生涯勉強ですよ」 等という言葉を聞くにつけ、覚えず「若輩襟を正さざるべからず」の感を 深くいたしております。 またお目にかかった折りにはよろしく御願いいたします。 
お名前の由来  投稿者:伸六    投稿日: 2月17日(月)21時16分34秒

萬嘯廬様
無知をさらけ出しますが、HNは何とお読みするのでしょう?そしてどういう 意味なのでしょうか?お教え願えますか。 
Re.『第二の戦場』  投稿者:管理人    投稿日: 2月17日(月)22時50分07秒

大陸人様
『第二の戦場』軍事保護院編、昭和17年12月15日、時代社発行、定価1円40銭、326頁、四六判、紙装並製本

目次 序に代えて・・・編者
   共に生きん・・・阿部知二
   月の夜の思ひ出・尾崎士郎
   第二の戦場・・・榊山潤
   芽生え・・・・・島木健作
   生きる日の限り・芹沢光冶良
   明日のふるさと・富沢有為男
   碧い空・・・・・丹羽文雄
   草深く・・・・・和田傳
  以上、参考になりましたら幸いと存じます。 
『天下無敵の署名本』刊行案内  投稿者:贋人魚    投稿日: 2月17日(月)22時58分47秒

落下傘様
『続署名本の世界』(仮称)の刊行案内
1.正式タイトル  『天下無敵の署名本』(書き下ろし)
2.発行      本年12月(予定)
3.発行所     古本酒場「人魚の嘆き」
      4.発行部数    100部
5.定価      5000円(予定)
  6.編集      雪だるま(確定)
  7.校正      りょくと(確定)
8.写真      大輔(確定)
9.装丁      cogito(著者絶対拒否)
10.スポンサー  「稀覯本の世界」管理人(本人絶対拒否)
  11.申込方法   「Salon De 書痴」にて先行予約、先着10名。他は抽選による。
アングラ情報ですが、かなり正確だと思われます。 
高野聖について  投稿者:永町    投稿日: 2月18日(火)00時44分12秒

文庫中毒様
高野聖のモデルの件ですが、広島高等師範学校校長の吉田賢龍氏のことでしょうか。 「きれいに頭の禿げ上がった、小柄でエネルギッシュな吉田賢龍氏の姿を高野聖の旅僧と重ね合 わせると、小説がぐんとこちらに近づいてくるような気がします。」と、当時、同校の生徒であった佐々木基一(文藝評論家)は『昭和文学交友記』に述べられております。鏡花については神様のようにお詳しい方々がおそろいのことと思います。門外漢の私などが口をはさむところではありませんが、思わぬ所から高野聖が出て参りましたので、思わずキーを叩いてしまいました。 
書き寫したい森銑三の言葉  投稿者:彭城矯介    投稿日: 2月18日(火)01時06分16秒

再び、森銑三翁の『讀書日記』(昭和56年 出版科學總合研究所)より引用致します。 「わづかに四五枚の文であるが、下手は下手なりに、拔きさしのならぬものを書きたいと思つたら、なかなかむづかしくて、けふ三度目に書直した草稿を、讀み返してまた眞黒にしてしまつた。 書き書きしてゐる内に自分の考へも極まるのだから、むだとは思はぬが、 しかし文章はよくなるのかどうか解らない。」(昭和九年八月二十二日)
甚だ不遜乍ら、上記の森翁の言葉を以て、鬼涙樣の御質問への返答とさせて戴きます。お許しあれ。 序でにもう一つ。
「近々大嫌ひの引越をすることになり、けふは終日かゝつて藏書を片づけた。 藏書といつてもがらくたばかりであるが、一册一册に思出があり、これからは多分もう開いて見る機會はあるまいと思ふものも捨てかねる。どこかにさやうなものを喜んで受けてくれる特殊な文庫でもあるとよいのだがなどと思ふ。 さうかと思ふと、いつどうしてかやうの書物を獲たのやら、どうしても思出されぬものもある。讀書の方面のつぎつぎと變化して行く人もあるが、私などは廣がりはしても變化はしない。今でも小波さんのお伽噺までなつかしく思つてゐるのだから。しかし引越に書物は厄介だ。殊にそれが單なる貨物として扱はれるのだから堪らない。」(昭和十年一月二十日) 確かその後、森翁は戰災で藏書の大半を失はれるのではなかつたでせうか。 知命にして藏書を失つた戰後に、尚且つあれだけの業績を殘された森翁、誠に恐るべし。 永年の筆寫で、體内に言葉を蓄積された方の底力と申すべきか。 怠惰な積ん讀家には、肖りたくても肖れぬ高峰であります。 こちらには、森翁を慕はれる方が多數いらつしやると存じますが、先般發賣されたとか聞く森翁のヴィデオをお持ちの方がをられましたら、是非内輪の上映會など開いて戴きたいものと、圖圖しいお願ひを申上げる次第であります。 
御指名、恐縮でございます  投稿者:萬嘯廬    投稿日: 2月18日(火)01時10分08秒

伸六様
初めまして。
意想外の御質問、正に汗顔のいたりとはこの事でございます。 又、管理人様、拙なる私事にて掲示板を汚す非礼、宥恕下さりませ。 「萬嘯廬」は「バンショウロ」と申します。 これは造語に他ならず、単なる駄洒落の域を出ぬもの故、伸六様の 「無知をさらけ出しますが」云々はとんでもない話であります。 むしろわたくしの稚拙な自己満足と申せましょう。 その意とする所は、埃っぽい浮世にそびら向け 『草廬にてよろずの事うそぶいて』日を送れり。というようなものでありまして、今や時代錯誤となりおおせた昔日の文人気質への憧憬であります。 又、永井荷風への傾倒久しくいたします故、 「ペンキ塗りにて一見事務所の如し、名づけて偏奇館といふ」との言にあやかった駄洒落でもあります。 と、申しますのも拙宅はマンションの一角にあります故、マンションの廬で「萬嘯廬」という他愛もない話であります。 尚、蛇足ながら世にインターネットが普及する遙か以前より号しております。 従いましてハンドルネームとは異とするやに存じます。 以上、駄弁を弄し失礼いたしました。 
『沙漠の地下廊』『姿なき花嫁』  投稿者:study    投稿日: 2月18日(火)07時59分38秒

ディオゲネス様
ありがとうございます。このたびはご面倒をお掛けいたします。今日、管理人様に送金致しますので、よろしくお願いいたします。

管理人様
ご面倒をお掛けします。よろしくお願いいたします。 
登録希望  投稿者:kiku    投稿日: 2月18日(火)11時23分29秒

管理人様
人魚の嘆き様
わたしも『人魚の贈り物』に参加させてください。 よろしくお願いします。 
登録希望  投稿者:タランボウ    投稿日: 2月18日(火)13時55分19秒
管理人様
人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』への登録をお願いいたします。 
書き写したい?  投稿者:鬼涙    投稿日: 2月18日(火)16時20分47秒

彭城矯介様
ありがとうございました。書写の大切さを再認識いたしました。 ところで、「書き寫したい森銑三の言葉」、どこかで聞いた様な・・ もしかしたら人魚の嘆き様の著書でしょうか?

人魚の嘆き様
『天下無敵の署名本』、今から予約することは可能でしょうか? そうなると私が一番乗りなのですが・・ 
登録希望  投稿者:初心者    投稿日: 2月18日(火)18時06分05秒

初心者ですが、登録をお願いします。

人魚の嘆き様
幼稚な質問に丁寧にお答えいただき感激しました。 これからもよろしくお願いいたします。 
○魚の○○○き  投稿者:くだん    投稿日: 2月18日(火)18時09分48秒

2/12に池田屋主人様の書き込みにありました、2/17発売の「小説すばる」3月号を読んでみました。(古本酒場「人魚の嘆き」が2箇所で出てくるとのこと) 「人魚の嘆き人魚の嘆き」とつぶやきながら目次を見るとすぐ見当がつきます。(笑) 小説なので現実の「人魚の嘆き」と一致するところ、しないところがあって 楽しめます。小説中の「人魚の嘆き」女主人の名前は某直木賞作家を思い出させます。 「小説すばる」の後半にもう一カ所神保町で古書店散策をして「人魚の嘆き」に行った作家がエッセイを書いています。 興味ある方はぜひご覧ください。 
(無題)  投稿者:伸六    投稿日: 2月18日(火)19時19分56秒

萬嘯廬様
確かにHNというよりも、雅号とでも呼ぶべきお名前ですね。わがHNと比べて、彼我の差 の大きさにまた恥ずかしくなってしまいました。ご説明ありがとうございました。 
三島由紀夫大量出品!  投稿者:春の雪    投稿日: 2月18日(火)19時23分20秒

ymnk様由紀夫様大輔様 ヤフオクに三島由紀夫の結構いいところが大量出品されていますよ。これからも期待できるかもしれませんね。ご報告まで。 http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/bigfoot1101?  
登録者名簿   投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月18日(火)21時10分37秒

『人魚の贈り物』登録済みの有資格者は以下の方々です。(登録順)

東様 風信子様 留女様 太宰ファン様 本とは?様 文庫丸様 賞物小僧様 孝一様 cogito様 くだん様 大熊様 葵の家様 由紀夫様  グレノリ様 金ちゃん様 大陸人様 天女の舞い様 小仏様 マヴォ様 文庫中毒者様 ラビリンス様 永町様 imamura様 未練堂様 selah様 玉乃井雪様 yamanaka様 伸六様 健一様 Bori様 りょくと様 酔霧様 つるみとんぼ様 長さん様 恩地喜多八様 ヒヤシンス様 村山様 貞之介様 花筐様 大塚様 フリーズ様 善蔵様 大輔様 慾呆け様 study様 立原道造が好き様 春の雪様 マルドロール様 鬼涙様 乱歩邸様 清二郎様 昌様 sakamoto様 彭城矯介様 落下傘様 散水弁様 四天王様 愛2003 さくら堂様 ダークホース様 青垣山様 彗星の騎士様 雪白様 YT生様 谷口様 白樺派様 私の耳は・・・様 おしの様 新雨様 龍之介様 hazedonca様 夜汽車様 PENぺん様 聖なる館様 薔薇盗人様 篠崎様 恋の絵巻様 魚楽様 ディオゲネス様 鬼神堂様 kiku様 タランボウ様 初心者様(以上83人) 
(無題)  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月18日(火)21時23分43秒

比較的早い時間に書き込んで、その後は、本を読んで寝てしまうことが多いので、ご返事が1日遅れとなることをお許しください。

永町様
そうです、その方です。まさかこんな本に出てくるとは思いもよりませんでした。 
こんばんは。  投稿者:cogito    投稿日: 2月18日(火)21時43分35秒

由紀夫さま
日経新聞(日曜日)読みました。ありがたうございます。で、先週の記事は初期五人組時代のビートルズのプライベート写真を撮って有名になったハンブルグの女性写真家の記事だったんですね。

くだんさま
さうですか。「新潮」は買ひ損ねましたが「みすず」は紀伊國屋さんに頼んだし、「小説すばる」もチェックしないとねー。

鬼涙さま
「コレ予約」にも日時があるんですよきっと(笑)。 (さ、インターネット切って"かきかき"しよっと。) 「かきかきしてゐる内に自分の考へもこんがらかり、文章もよくなるのかどうか解らない。」(へいせい14年2月18日) 
「岩礁」  投稿者:管理人    投稿日: 2月18日(火)23時46分39秒

cogito様
「岩礁」はもう一冊も手持ちがありませんのでご心配なく。 ところで電話代が大変なようですが岐阜はADSL無いの? とても早いし、安いですよ 最近は風信子様もそうなさいましたよ。 
河出『短編集叢書』  投稿者:或る女    投稿日: 2月19日(水)01時38分38秒

管理人様
『小さい小説』中村地平、昭和15年8月19日、河出書房刊、箱入りを入手致しました。この短編集叢書は以前に近松秋江の『浮生』を架蔵しておりました、この本はフランス装なので箱が無くても不自然ではないので、ずっと箱は無いものと思い込んでおりました。ところが『小さい小説』は同様にフランス装なのですが箱に入っておりました。このシリーズは巻末の広告に井伏鱒二『鸚鵡』や太宰治『女の決闘』他10冊が載っております。
質問1、巻末広告どうり10冊全部が刊行されているのでしょうか?
  質問2、全部に箱が付いているのでしょうか? 宜しく御教示の程お願い申し上げます・ 
吉田賢龍  投稿者:大塚    投稿日: 2月19日(水)11時57分24秒

文庫中毒様
永町様
ご存知と思いますが、泉鏡花の自筆年譜に次の記述があります。 明治三十六年三月、牛込神楽町に引越す。五月、すずと同棲。その此(これ)を得たるは、竹馬の郷友、吉田賢龍氏の厚誼なり。 確か鏡花の随筆にも、吉田のことを書いたものがあった気がしますが。 ご覧になったことがありませんか? 
お久しぶりです  投稿者:旧三島党    投稿日: 2月19日(水)20時17分17秒

ymnk様
由紀夫様
春の雪様
大輔様
お久しぶりです。入試と試験の採点で、教員にとってはいささかハードな季節です。小生のように仕事の遅い人間は、とりわけ難渋しております。 三島由紀夫を含め、皆様方の楽しい会話を覗かせて頂き、また過去ログも12月末まで貼り付けられたようで、書き込みはせずとも参加はしている積りです。 ymnk様から例の書簡の本が上梓されると伺い、是非楽しみにしております。 それではまた。 
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月19日(水)20時37分04秒

cogito様
管理人様から「蔵書リスト」を受け取りました。深い意味はないですよね?

耽美妖太郎様
「月下の宿帳」にも書いた記憶がありますが、『悪魔』と『甍』の3版以降は未見です。ただ、『悪魔』は存在するようですね。『甍』は目録でも3版以降は存じません。

鬼涙様
『天下無敵の署名本』(ダサいタイトルですねえ)は、もちろん「コレ、予約」による先着順であります。もっとも、刊行は当分先になります。というのも、どこかの掲示板で筆不精の管理人様の代理の仕事が忙しく、他の原稿が最近全然進んでいないものですから。

散水弁様
本日入れ違いのようでした。本は所定の場所に置いてあります。

大塚様
よくそこまでお読みですね。 
うう。(〃_ _)σイヂイヂ  投稿者:cogito    投稿日: 2月19日(水)21時42分57秒

拙宅で蔵書を全部見られてしまったので隠す必要はないと思ひ、もとは「ゴキたん防止」の為に作成したリストですが、 他意は(あるにキマッとるだろうが!)と怒鳴られました。 「蔵書リスト」は「コレクターの命」なのに、ばかですねー(焼きが回った証拠かも)。 さらに持ってる本でも相変らずビシビシ「指摘」来てるし。 
高野聖  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月19日(水)22時16分43秒

大塚様
私は残念ながらその随筆は存じません。どなたかお詳しい方のご教示をお願いいたします。 そこで、田部重治「わが山旅五十年」(平凡社ライブラリー)から、その箇所を引用しておきます。 第15編 「かって広島の教育大学学長をやった吉田賢竜氏が飛騨の白川から高山市に向かう途中、天生峠を越えるときすばらしい美人に会い、そのことを泉鏡花に話したところ、鏡花は吉田氏を高野聖にし、女を魔性の女にしたのである。」

cogito様
私は、ケーブルネットを利用しています。1カ月に3,500円程で、使い放題。高速で快適快適!。『これ!頂戴』でも威力を発揮しているようです。

管理人様
 先日は志功装丁本の雑誌「世紀」について、お教えいただきありがとうございました。 それで、引き続いて厚かましいお願いなのですが、同じく雑誌「文藝文化」「文藝世紀」の表紙絵は、創刊号から終刊まですべて、志功の表紙絵かどうか、お教え願いませんでしょうか。  発行巻数などは、神奈川県立近代文学館の蔵書検索で大体わかるのですが、肝心の表紙絵については、確認できません。管理人様だったら、揃えてお持ちではないかと確信しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 
RE.河出『短編集叢書』  投稿者:管理人    投稿日: 2月19日(水)23時06分51秒

或る女様
河出書房『短編集叢書』のご質問について回答いたします
。 `>`質問1、巻末広告どうり10冊全部が刊行されているのでしょうか?
『結婚記』徳永直
『女人往来』宇野浩二
『夜明け』丸山義二
『都塵』大鹿卓
『一茎の葦』山本和夫
『霧と白樺』林房雄
『石榴の花』間宮茂輔
『郷愁』岡田三郎
『野』上林暁
『祭着』壷井栄
『赤い月』藤沢桓夫
『花と門』平川虎臣
『死とその周囲』中谷孝雄
『朝市』伊藤永之介
『若き女の告白』芹沢光冶良
『古鏡』北川冬彦
『湖沼戦区』大江賢次
『朝の風』宮本百合子
『幽明』長与善郎
『新しき門』美川きよ
『秋の嵐』宮内寒弥
『草原』和田傳
『生の彩色』福田清人
『怒涛の譜』湯浅克衛
『祝福』伊藤整
『浮生』近松秋江
『愛憎の記録』張赫宙
『或る女の半生』丹羽文雄
『小さい小説』中村地平
『女の手帖』荒木巍
『若い世代』岩倉政治
『冬を籠る村』岩倉政治
『鸚鵡』井伏鱒二
『村は晩春』坪田譲治
『りんふん戦話集』上田廣
『女の決闘』太宰治
『母代』舟橋聖一   以上が手元で確認できます。

  `>`質問2、全部に箱が付いているのでしょうか?
全て函があります。さらに言えば『小さい小説』中村地平は函に帯がかかり、『鸚鵡』井伏鱒二は本に帯がかかって函に入っております。小生が帯を確認できたのは現在のところ、この二冊だけですが、もっとあるのかもしれません 
『女の決闘』の帯  投稿者:太宰ファン    投稿日: 2月20日(木)09時19分10秒

管理人様おはようございます。太宰ファンです。
さて、河出の『短編集叢書』ですが、復刻本によると太宰治の 『女の決闘』にも帯が付いているようです。 そうすると『小さい小説』といい『鸚鵡』といい、後半の本にだけ帯を付けたのかもしれませんね。 以上ご報告申し上げます。 
cogito様のような人が他にも  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月20日(木)10時01分23秒

春の雪様
情報ありがとうございます。早速チェックしました。 まだ入札がないようですが、ちょっと高いんでしょうかね。

旧三島党様
ご無沙汰しております。 いろいろな大学で入試ミスが出ていてご苦労も多いことでしょう。 お体を大切にしてください。

cogito様
今日の日経の文化欄、必見ですよ! 
人魚様発見  投稿者:フリーズ    投稿日: 2月20日(木)11時25分17秒

人魚の嘆き様を発見しました。 今日の毎日新聞です。 やっぱり凄い方なんですね。朝から興奮してしまいました。 
新聞チェック  投稿者:cogito    投稿日: 2月20日(木)12時59分24秒

【日経新聞より】
地方出版書「近江の詩人 井上多喜三郎」(外村 彰 著2002年 サンライズ出版刊行"彦根")の刊行にあはせた、著者自らによる詩人の紹介記事です。この本、珍しい地方詩人をとりあげてゐるといふだけでなく、フィールドワークの成果である、主宰詩誌「月曜」ほか稀覯詩集の書影やアルバム写真を多数載せてあって、モダニズム詩防衛隊抒情詩支部(隊員約一名&一匹)の必須文献であります。
つづいて【毎日新聞より】 なになに、"9割が「犬だって歯のケアは重要」"か。聞いたかごん太、え?となりの記事?
由紀夫さまフリーズさまありがたうございます。(図書館員なんだから新聞チェックしないといかんですね。) 
『女の決闘』  投稿者:管理人    投稿日: 2月20日(木)13時50分22秒

太宰ファン様
『女の決闘』の帯の書き込みを拝見いたしまして、すぐさま、実物を確認いたしましたら成る程帯がございました。うっかりしておりました。ご指摘有難うございました。

由紀夫様
cogito様
「近江の詩人 井上多喜三郎」の著者、外村 彰氏は三年ほど前に田村書店主より「外村繁」の書誌を作っている若い人が居るので何か参考になるものを見せてあげてくれないかと仰せつかりまして拙宅で遺漏の雑誌類を御覧にいれ、何冊かお貸しした経緯のある熱心な研究者でありますので、その後も着実に成果を上げている事が判りまして、ちょっとうれしく思いました。 
雑誌「文藝文化」他  投稿者:管理人    投稿日: 2月20日(木)13時56分00秒

文庫中毒様
小生の持っておりました「文藝文化」「文藝世紀」は「文庫様歓迎会」の前半に列席の三島コレクターに全て上げてしまいましたので、棟方の事は彼に確認させます。 
(無題)  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月20日(木)14時32分31秒

管理人様
外村 彰氏は外村繁のご親戚でいらっしゃるのでしょうか? 
韓国の古本屋  投稿者:study    投稿日: 2月20日(木)15時21分18秒

来週から韓国へ長期出張に出かけます。 韓国の古本屋事情に詳しい方はいらっしゃいませんか? 特に、日本の古書を扱っている店をソウルでご存知の方、お願いいたします 
「文藝文化」の棟方志功装丁について  投稿者:cogito    投稿日: 2月20日(木)15時34分48秒

3巻10号(昭和15年10月)より終刊号まで棟方志功装丁です。
途中、
4巻5号
4巻11号
6巻1号
7巻1号
7巻4号(昭和19年8月終刊号)
にデザインが変ってをります。
「文藝世紀」は図書館にないので不詳であります。 
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月20日(木)18時47分22秒

春の雪様
情報ありがとうございます。私もチェックしておりました。スタアの帯は珍しいですね。春の雪様は入札されますか?

旧三島党様
お久しぶりです。今の時期、いろいろと大変だと思います。由紀夫様と重なりますが、どうぞお身体ご自愛下さい。 
志功表紙絵の雑誌  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月20日(木)21時13分25秒

管理人様
そうでしたか、残念ですが、やむを得ません。 情報だけでもぜひ戴けるようにお願いいたします。

cogito様
「文藝文化」について、ありがとうございます。そのうちにcogito様にも非常に為になる苦心のリストを贈呈いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。 
(無題)  投稿者:管理人    投稿日: 2月20日(木)22時36分34秒

由紀夫様
外村 彰氏が拙宅にきた折に同じ質問を致しましたが外村繁とは可也遠くでは繋がりがあるかも知れぬという事でした。

study様
小生、大分以前ですが韓国より日本に日本文学を学びに来ている方にソウルの古書店を何軒か案内していただきましたが、日本書があっても全集の端本か文庫本の比較的新しいもの程度しか御座いませんでした。しかも、それが高いので驚きました。それ以来ソウルに何回も行きましたが古書店には行っておりません。美味しい焼肉とサンゲタンの探求を強くお勧めいたします。

文庫中毒様
情報入手しかと承りました。 
こんばんは。  投稿者:大輔    投稿日: 2月21日(金)00時55分45秒

旧三島党様
お久しぶりです。お元気そうで安心いたしました。最近三島関連で購入したのは全集のみで、他には収穫無しです。今は「サーカス」と「サド公爵夫人」 両方とも限定本)を探す毎日です。

ymnk様
情報ありがとう御座います。聞きたいことたくさんあるのですが・・・。 我慢いたします。

由紀夫様
情報ありがとう御座いました。読んでみたく存じます。

皆様
会の写真ができました。近日中に皆様の手に渡るよう手配いたします。 
御知らせ  投稿者:管理人    投稿日: 2月21日(金)01時01分38秒

HPが消滅してしまった様なので「しぶさわすたじお」へのLinkをはずしました。 
(無題)  投稿者:風信子    投稿日: 2月21日(金)01時37分42秒

人魚の嘆きさま
・続編予約第一号
調査したいことがありまして、過去ログを検索しておりましたら、私が、昨年の11月 1日に投稿した以下の記述を見つけました。従いまして、『続署名本の世界』(仮称)につきましては、私の予約が<第一号>ということにしていただいてよろしいですね!  『署名本の世界』につきましても、ぜひ入手いたしたく・・・時価で結構ですので、残部がございましたらおわけいただけませんでしょうか。  また、ご準備中の単行書につきましても、予約を入れさせていただきたく、重ねてお願い申し上げます。

・立原家慰留の紙片
立原が書いたこの紙片は、堀内達夫氏によって『萱草に寄す』の寄贈予定メモとして紹介(「刊行記覚え書」『復原版 萱草に寄す』麥書房1983年)されたものなのですが、昨年の11月初旬にサロンで話題になっておりました。 あの当時、この「紙片」は所在不明であったため、私も未見のまま推測を書き込んでいたのでした。 本日、ようやく探し出して、見ることがかないました。 細見いたしましたところ、「特装本」や「楽譜版」の記述は、推測していた通り、原典にはありませんでした。これは、堀内氏が書き加えた記述であり、氏は、正しい紹介の仕方をしていなかったと申し上げざるを得ません。 「何のために、何時記したメモなのか」につきましては、機会がありましたらお目にかけてご意見をうかがいたいと存じますが、紙片の用紙使用例、筆記具、堀内氏が省略した「雑誌関係九社」の記述等に、鍵があるように思われます。 そして、現時点では、『曉と夕の詩』の贈呈メモとするのが妥当と考えております。 
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月21日(金)08時26分53秒

文庫中毒様
『高野聖』に関する小品は「麻を刈る」です。

風信子様
「立原家慰留の紙片」の件、ありがとうございました。やはり私達が推測したとおり、『曉と夕の詩』の贈呈メモなのでしょう。更なるご研究の成果を楽しみにしております。 風信子様が言及された「ご準備中の単行書」は、『続署名本の世界』(仮称)とは違う本で、前に書いたように公刊本だから予約は不要です。従って残念ながら、『続署名本の世界』(仮称)については、「私の予約が<第一号>」にはなりませんのでご了承願います。 
『沙漠の地下廊』の箱  投稿者:study    投稿日: 2月21日(金)11時05分16秒

ディオゲネス様
管理人様から『沙漠の地下廊』と『姿なき花嫁』を送っていただきました。このたびは大変お世話になり、御礼の申し上げようもありません。本の程度が良いばかりでなく、『沙漠の地下廊』が箱付であることにびっくり致しました。この本は何も付いていない物だとばかり思っていましたので。知人の方にもくれぐれもよろしくお伝えお願いいたします。本はこれからずっと大事にしてまいります。本当にありがとう御座いました。

管理人様
上の通り頂戴致しました。ご面倒なお願いを適えていただき感謝の言葉がないくらいです。また韓国の古本屋の件、ありがとう御座いました。アドバイスの通り、美味しい焼肉とサンゲタンの探求に勤しんでまいります。大変お世話になりましたが、また帰国しましたらどうぞよろしくお願い申し上げます。つきましては、『人魚の贈り物』もお休みという扱いをしていただきたく、お願い申し上げます。 
「スタア」帯付き  投稿者:春の雪    投稿日: 2月21日(金)12時22分30秒

ymnk様 僕も「スタア」帯付きが一番欲しいんですけれど、高くなりますかね。予算は50000円くらいしかないから、無理でしょうか? 
一度は言ってみたい  投稿者:太宰ファン    投稿日: 2月21日(金)12時31分08秒

管理人様
-実物を確認いたしましたら成る程帯がございました。- 『女の決闘』の帯付もお持ちとは。流石です。 私も一度は上記のような言葉を言ってみたいもの です。 
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月21日(金)14時02分07秒

春の雪様
終わるまでは予算を公開しない方がよいかも・・・。春の雪様がご希望のもの無事落手されるようお祈りします。

大輔様
写真、ご苦労様&ありがとうございます。楽しみにしております。毎週金曜日には大体人魚の嘆きに参ります。 
博文館シリーズの箱  投稿者:乱歩邸    投稿日: 2月21日(金)14時05分10秒

渡辺啓助の『沙漠の地下廊』に箱がついているという情報は驚きました。 この博文館のシリーズは外装がないものとばかり思っていましたの で。ということは他もあるということでしょうか。人魚の嘆き様でしたらご存知では? 
記事拝見  投稿者:Bori    投稿日: 2月21日(金)20時28分55秒

人魚の嘆き様
毎日新聞の記事を拝見しました。 お忙しい身分の方が、いつも丁寧に早く、しかも詳細に教えてくださることに、本当に感謝しなければならないと思いを新たにしました。 しかし、レスは遅くても結構ですから、ムリはされないで下さい。多分、皆さん共通の願いだと思います。 
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月21日(金)22時27分24秒

風信子様
立原は収録されていませんが、『四季』(昭和8年、四季社)の特製30部版をお持ちでなければ、風信子様に(記念館ではなく)寄贈いたします。 執筆メンバーは、堀辰雄、室生犀星、小林秀雄、佐藤春夫、井伏鱒二、竹中郁、横光利一、堀口大学などです。

乱歩邸様
博文館のシリーズというのは「小説選集」でしたか。専門外なので知識に黴が生えています。 ただ『沙漠の地下廊』については私も未見でしたが、他にも函付の本があるのは確実です。我がダンボール箱の中にも、20年以上眠っている木々高太郎か誰か(なにせ古い話なのであいまいでゴメンナサイ)の函付本が入っているはずです。

Bori様
お気遣いいただき感謝申し上げます。この土日も仕事があり、原稿が絶望的なほど捗りません。 
御礼  投稿者:風信子    投稿日: 2月21日(金)22時55分43秒

人魚の嘆きさま
『四季』(昭和8年、四季社)の特製30部版は、所蔵しておりません。 お言葉に甘えまして、拝受させていただきたく、よろしくお願い申し上げます。 
RE:博文館シリーズの箱  投稿者:乱歩邸    投稿日: 2月22日(土)08時58分08秒

人魚の嘆き様
ご教示ありがとうございました。 どうも私のような古書収集のキャリアの浅い者は、出物がめっきり少なくなった最近の知識しかなく、それですぐ書誌的な事項を思い込んでしまいがちです。この掲示板に参加させていただいて、最近では「ない」と思われているものが、以前は「よくあった」ことを再認識しましたし、書誌に関して経験の浅い者が断定してはいけないことがよくわかりました。 人魚の嘆き様や管理人様のような超人と出会うことができて、この世界の奥 が深いこと、自分のレベルの低さを実感できて幸せです。今後もビシビ シ鍛えてください。 
御礼  投稿者:マヴォ    投稿日: 2月22日(土)10時13分26秒

管理人様
先日は不躾なお願いにもかかわらず、モダニズム関係の稀覯誌を快くお譲りくださり心より御礼申し上げます。しかも格別の安価で恐縮いたしました。あまりご迷惑はおかけしない積りですが、今後ともよろしくご指導願います。 
質問  投稿者:健一    投稿日: 2月22日(土)18時42分31秒

管理人様
人魚の嘆き様
夢二装丁本を集めるにあたって、一つ迷っていることがあります。 それは夢二自身の本と、他の人の本の両方を平行して集めるか、それともどちらかに絞って集めるかです。 お金のことを考えると絞ったほうがいいのかと思いますが、買う機会は両面作戦の方が多いのは言うまでもありません。 ご意見を聞かせてください。 
渡辺渡の詩集探しています。  投稿者:シュガーハート    投稿日: 2月22日(土)22時44分26秒

「海の使者」1922 中央文化社、「天上の砂」1923抒情詩社、「東京」1943図書研究社をさがしています。 死ぬまでに読んでおきたい。 もうないかなー、、、、 
初めまして  投稿者:名月    投稿日: 2月22日(土)23時04分45秒

初めまして。 井伏鱒二の本を集めている者です。 どなたか井伏ファンの方はいらっしゃいませんか? 
詩歌書専門店  投稿者:秋山    投稿日: 2月23日(日)10時13分32秒

人魚の嘆き様
お久しぶりです。玄誠堂の目録のことでは大変お世話になりました。 玄誠堂、中村などの詩歌書専門古書店の目録を見ていると、これを売らないで集積していればとてつもないコレクションだと実感いたしました。現実には売ってしまっているわけですが、例えば鶉屋書店のように店主が死亡して売り立てがあった場合にかなり本が残っていたと聞きます。売り立て目録が一回分しか手元になく部分的にしかわからないのですが、こうして古本屋の詩歌書コレクションのような形で記録が残っているものがあるのでしょうか。または公共機関にまるごと入っているケースはどうでしょう。あるとしたらそれはコレクターのコレクションと比べてどのような差異が生じているのでしょう。そのあたりについてご教示願いたく存じます。 
渡辺渡  投稿者:四天王    投稿日: 2月23日(日)14時03分57秒

シュガーハート様
渡辺渡の詩集、私も探しているのですが、なかなかお目にかかれません。 しかし、ここには恐らく「全部持っています」とか「「海の使者」は 2冊あります」、という巨人がいらっしゃるはずです。 
「薔薇盗人」  投稿者:薔薇盗人    投稿日: 2月23日(日)18時05分57秒

くだん様
某書店で「薔薇盗人」初版本カバー付き帯なしを見たのですが、値段が15万円。状態もあまりきれいとはいえないような気がします。 高すぎますかしら? 
訃報  投稿者:人魚の秘書    投稿日: 2月23日(日)19時42分12秒

本日午後6時、高野聖とシャザーンが過労死いたしました。 ご報告と共に、生前に賜りましたご厚情に感謝申し上げます。 なお残された人魚の嘆きは一応元気ですが、和田金のお土産がなさそうなので拗ねているようです。 
「薔薇盗人」のこと  投稿者:くだん    投稿日: 2月23日(日)20時06分34秒

薔薇盗人様
ご覧になった「薔薇盗人」初版本カバー付き帯なしは、金星堂昭和8年7月発行となってますね?  といいますのは、某目録で、「薔薇盗人」昭和14年初版金星堂というのを見たことがありまして(値段は薔薇盗人様のご覧になった目録の約半分位でした) Salon De 書痴 の博識な方に伺ったところ、金星堂は昭和14年発行の方も再版の記載はなく奥付を見ると初版扱いになっているらしいとのことでした。 私は昭和8年7月発行の初版本カバー付き帯なしを、以前にこちらで管理人様が教えてくださいました相場に近い値段で買いましたが、それに比べるとやや高いように思われます。でも帯付きの相場より安いので、本の状態如何ではないでしょうか。 管理人様(昨日は岐阜の方と数名でごちそうを食べて元気もりもりと推察されます)の意見も伺いたいですね。ご教示をよろしくお願いいたします。 
お悔やみ  投稿者:くだん    投稿日: 2月23日(日)20時30分16秒

人魚の秘書様
高野聖様とシャザーン様の訃報に接し言葉もございません。 生前の颯爽としたお姿(書き込み?)を偲び、心よりお悔やみ申し上げます。 少しお休みになられたあと、ぜひ復活されることを願っております。 人魚の嘆き様はお元気とのこと何よりです。

管理人様
きっと長いドライブでお疲れのことでしょう。 お疲れが取れましたら、薔薇盗人様にアドヴァイスをよろしく致します。 
ショックです  投稿者:大塚    投稿日: 2月23日(日)20時52分54秒

高野聖様の死去にショックを受けています。最近こそ人魚様の登場で出番が減りましたが、月下の宿帳に出現された時のことは忘 れられません。ロム専でしたが、泉鏡花や永井荷風や谷崎潤一郎の本に関心がある私にとって、世の中にはこんなに凄い人がいるのかと、目を洗われる気がしたものです。 一体コレは、どこの誰なんだろうと思ったのが、つい先日のことのようです。人魚様と同様、高野聖様の書き込みは、すべて印刷して持っています。それがもう増えなくなると思うと、人魚様健在とは言え寂しいです。今はただご冥福を心から祈ります。(合掌) 
四天王様  投稿者:シュガーハート    投稿日: 2月23日(日)22時55分18秒

同じ思いの方がいらっしゃるなんて、驚きました。昨日初めてこのページをのぞき、おそるおそる投稿してみたのです。 場違いとは知りつつ、、、でも、気を強くしました。みなさん! 渡辺渡の詩集よろしく!   
追悼!  投稿者:ymnk    投稿日: 2月23日(日)23時41分48秒

高野聖様が逝去されたと聞きただただボーゼンとしております。むこうでご教授いただいたことなどいろいろなご厚意を思い出し、今はただ残念至極、ymnkとして、はた、月下の宿帳管理人としてこころよりご冥福お祈り申し上げます。 いつか、転生あるいは復活されんことを! 
資料提供  投稿者:天女の舞い    投稿日: 2月24日(月)08時51分45秒

人魚の嘆き様
ご無沙汰しております。入試も一段落し、少しほっとしております。 さて、今日は知人から相談されたことについて、アドバイスをお願いしたく存じます。 その方は、最近人気の高い某作家の資料をたくさんお持ちなのですが、夏に行われる予定の展示会にそれを出して欲しいと依頼されたそうです。 ご本人は協力したい思いもあるようですが、初めてのことでもあり、大事にしている資料(原稿、書籍などだそうです)を貸し出すのに不安もあるようです。 人魚の嘆き様は、きっとこういう依頼を始終されるお立場の方と思いますが、どのような対応をされていらっしゃるのか、知人にアドバイスをお願い申し上げます。 
後版でした  投稿者:薔薇盗人    投稿日: 2月24日(月)10時59分30秒

くだん様
確認したところ、(目録ではなく店売りです)ずばり後版でした。 しかも、店主もそれと知らずに値を付けていたようです。 いやいや危ないところをおかげで助かりました。感謝いたします。

管理人様
ところで後版はいかほどのものでしょうか? そして、これも帯付きですか? 
埼玉新聞  投稿者:スカラベ    投稿日: 2月24日(月)15時58分50秒

人魚の嘆きさま はじめまして、スカラベと申します。シュガーハート様に触発されて、私もおそるおそる投稿いたします。さて、私は埼玉在住の者なのですが、会社で埼玉新聞を取っています。そこの「月曜放談」という一面のエッセイに、2年くらい前に人魚の嘆き様が連載されていたと思うのですが。T書店さんとおぼしき人も登場していたと記憶します。その時も興味深く読ませていただいてはいたのですが、このBBSを知ってから、もう一度読み直したくなりました。ついては、あの連載を含んだ本はお出しになっていないのでしょうか。お教えください。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月24日(月)18時08分01秒

返事が溜まってしまいましたので、分けて書き込みます。

大輔様
写真ありがとうございました。苦労の甲斐あってうまく撮れましたね。

風信子様
『四季』は管理人様に託します。

シュガーハート様
『海の使者』も『天上の砂』も以前は珍しくなかったのですが、最近は他の本同様に見なくなりましたね。それでも、決して稀覯本ではないので手に入れるチャンスはあると思いますよ。特に前者は再版も出ていますから。『東京』は時代的にも私の対象外なので、意識したことがなく、全くわかりません。

名月様
管理人様は生前の井伏鱒二と交流のあった方です。おもしろいエピソードを書いてくださることでしょうから、お待ち願います。

スカラベ様
本には収録していません。ただまとめた小冊子がありますので、必要でしたら差し上げます。管理人様宛に住所をお教えください。

くだん様、大塚様、ymnk様
弔意感謝申し上げます。特にymnk様には、故人生前に大変お世話になり、ありがとうございました。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月24日(月)18時44分24秒

健一様
夢二装丁本について、私は自著と他人の著書を平行して集めることをお勧めします。理由は単純明快で、どちらか一方だけ集中して、買うチャンスがあるはずはないからです。 前者だけ集めようと考えて、後者の美本で安価なものが手に入る機会をみすみすパスするのは、馬鹿げていませんか?

秋山様
詩歌書専門店の詩歌書のコレクションが、まとまってどこかに収まっているという例は存じ上げません。そして恐らくないと思います。稀覯詩集を客に売るから詩歌書専門店と評価されるのであって、それを全部家蔵していては商売になりません。 鶉屋の売り立ての詩歌書を全て集めても、たいした内容ではありませんでした。彼の個人目録に載っていた稀覯本の相当数はなかったからです。玄誠堂が納めた藤村記念館の詩歌書は見事なものですが、全部彼の手で入れたものではないそうです。 三茶書房主の芥川龍之介コレクションや時代や書店主の森鴎外コレクションは、1人の作家だから売らないでおけたわけです。従って詩歌書についても、例えば萩原朔太郎関係コレクションといったものであれば、詩歌書専門店が作れるでしょう。

天女の舞い様
私は展覧会などに資料を貸したことは一度もありません。それは無論秘蔵したいからではなく、貸したことによって生じた「悲劇」をいくつも知っているからです。以下は完全なる私見としてお読みください。 まず本に関しては、今後も絶対に貸しません。パラフィンをかけ、光を遮蔽し、空調を管理し、害虫対策を完備し保存している本を、蛍光灯の光の下に長時間置くことなど論外です。しかも稀覯本であるほど、本の扱いも知らない複数の人間に、好奇心のみでいじくり回されるのが普通ですから。 世の中に数冊しか存在しない条件を備えた本を持った者は、次の世代にそのまま引き継ぐ義務があると私は考えます。「すいません、少し汚してしまいました」と言われても、取り返しがつかないのです。複製を作るために原本を貸したら、バラバラにされたという話を以前聞きましたが、私に言わせれば貸した方にも責任があります。 次に原稿類は、紛失・破損などの場合の補償額を含め、必要な条件を全て明記した公正契約書を作り、賠償能力のある個人が連帯保証人となった場合のみ、貸してもよいと考えています。 言うまでもなく、金銭が目的ではありません。これだけの契約書にサインすれば、誰でも最大限の配慮をもって扱うでしょう。しかし、過去には全ての方が尻込みされました。それだけ責任を持って管理する自信がないのだと思います。 ともかく、日本人はこういう文化的なものを守る意識がなさすぎます。だから、貸した者が泣き寝入りするケースが枚挙に暇がないのです。私は自分が愛着を持って所持するものだけでも、こうした被害から守るつもりです。 以上の私見に、共感していただく必要はありません。一つの意見として、ご参考になれば幸いです。
勉強させていただきました  投稿者:天女の舞い    投稿日: 2月24日(月)19時37分45秒

人魚の嘆き様
ご多忙の折、早速のお返事ありがとうございました。 貴重な資料を所持される方の心構えと、それを借りる側の責任のあり方を勉強させていただきました。 知人にはすぐに書き込まれた箇所を送りました。 こういうお話は他ではなかなか聞くことができないので、本当にありがたく存じます。これからも、ご指導くださいませ。

雪様
先週の土曜日、久しぶりに神保町に行き、かねて噂のお店にお寄りしたのですが、残念ながらお休みのご様子でした。またいつか、お訪ねしたいと思います。
訪問記待望  投稿者:名月    投稿日: 2月24日(月)19時50分29秒

管理人様
井伏鱒二とご面識があると知り、驚愕と感激が交差しています。 何と言ってよいやら、言葉が旨く出てきません。 ぜひとも訪問のご様子をお教え下さい。
人魚伝説  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月24日(月)22時10分01秒

人魚の嘆き様
埼玉新聞に書かれたエッセイの小冊子、私にも一部お譲り頂きたくお願い申し上げます。 実は、最近人魚の嘆き様のお書きになったものはすべて読みたいと願っています。 それと同時に、はなはだご迷惑なことかと思いますけれども、書き込みやインターネットの各種検索、はたまた古書界でのお噂、などなどによる、人魚の嘆き様にまつわる数々の伝説にも興味を持ってしまいました。 そこでそれら人魚伝説について、プライバシーのお差支えのない範囲で、いくつかご質問をお許しくださいますよう、願いあげる次第であります。順不同です。 人魚伝説その@ 雑誌「発言者」にお書きになった論文「三島由紀夫と中曽根康弘」を加筆して、小部数出版されたというのは本当ですか?本当でしたら、もう残部はないでしょうか? 人魚伝説そのA 一冊の本がほしいために、一つの目録の本をすべて注文 したという話は本当でしょうか?本当でしたら、そこまでしてほしかった本を教えていただけませんか? 人魚伝説そのB T大学を首席で卒業されたというのは本当でしょうか? 人魚伝説そのC 人魚の嘆き様が入札するというと、自分は遠慮する古本屋がいるというのは本当でしょうか? 人魚伝説そのD  人気音楽バンドの初期の作詞をされていたというのは、本 当でしょうか?そのバンドの女性ボーカルが作詞したことになっていますが。本当だとしたら、どの曲の作詞をされたのか非常に興味があります。初期からのファンなものですから。メールででも教えていただくことは可能ですか? 失礼の段、ファン心理に免じ、平にご容赦ください。
Re.「薔薇盗人」のこと  投稿者:管理人    投稿日: 2月24日(月)22時14分21秒

薔薇盗人様
くだん様のご意見は全ての要所を押さえてありますので付け加える事は全く御座いません。 尚、小生は後版の帯は未見であります。恐らく無いのではと推測しております。

名月様
井伏邸には小生が刊行いたしました「古木鐵太郎全集」の序文の執筆依頼をしに伺いましたのを端緒に以来何度となく伺って、鮎釣、焼き物、硯、印譜、絵画、作家、等など、その時々で、いろいろな話を致しました。井伏さんは積極的にご自分から話をするよりも寧ろ人の話にじっと耳を傾けるタイプの方でしたので、話を引き出すために様々な工夫や作戦を用いました。それを具体的に記すと大変長くなりますので筆不精の小生はそれを省略いたしますが、お蔭様で井伏さんが全く活字にしていない面白い話を随分と聞き出す事が出来ました。(内容は秘密)・・・つづく
恐れ入りました  投稿者:名月    投稿日: 2月24日(月)22時28分31秒

管理人様
井伏とそんなにお親しい間柄とは恐れ入りました。 つづきを首を長くして待ちます。 私も管理人様のお相伴であいたかったなあ。
(無題)  投稿者:風信子    投稿日: 2月24日(月)22時41分35秒

人魚の嘆きさま
『四季』の件、お手配ありがとうございました。

天女の舞いさま
展覧会への資料の貸出につきましての、人魚の嘆きさまのご意見は、もっともだと思います。 特に、人魚の嘆きさまのコレクションは、現在収集可能な<最高>のものばかりで構成されておられるわけですから、後の世に伝えるための努力をなさることは、必要と思われます。 これまでにも、展示と保存の問題は、相反する要素を持つ故に、それに携わる者の間で大変難しい案件として議論されております。そして、未だに、納得する結論に達していないことも事実です。 私は、人魚の嘆きさまのご意見を尊重いたしますが、現在、借用する側におりますため、別の意見も持っております。 私の所属する館では、書籍の場合、同じものを四冊(保存用、保存予備用、展示用、作業用)所蔵するよう努力をしておりますが、様々な事情で1冊しかないもの、必要なのに所蔵していないものもあります。また、手製本、原稿、書簡、絵画などの原資料は、同じものが二つとないのは当然のことでしょう。 だからといって、一点しかないものを展示しないとした場合、その資料は、所蔵者以外に視ることはかなわなくなります。更に、所蔵していないものは展示できないと片づけてしまった場合、展示の内容に厚みが増しません。 現在、館では、原資料重視の観点から、この世に1点しかないものでも、細心の注意を払いつつも、必要とあらば展示いたします。また、ないものは、了承してくださる所有者を探しだし、拝借しても展示いたします。(もちろん、貸していただくためには、常に自らを律し、信用していただけるよう努力を重ねていかなければなりません。) そして、これは、展示をすることによってお金を儲けるのではなく、たとえ赤字になっても、その作家を正しく顕彰し、後世に伝えようとするために行っているからこそ、許されることなのだと思っております。 そうした努力の基につくりあげた展示は、視る人の心に感動を与え、その感動は後世に伝えられると、信じております。モノを残す営みと、感動を残す営みとは、文化を守るための両輪であると、私は、信じております。 しかし、貸す側に立つ方へ、何が駄目で何が良いのかと訪ねられた場合には、答えることができません。 なぜなら、答は、借用する目的(文学館等の展示なのか、デパートの展示なのか、全集編纂のための原典確認なのか、研究論文を書くためなのか、等々)、その資料の置かれた位置付、所蔵する方の思い入れ、借用する相手方への信頼度など、様々な要件によって異なるからです。従って、答は、一つではなく、無数にあると思います。 最後となりますが、ご友人に、一つ提案をさせていただきます。 以下をお考えになられた上で、どうなさるのかをお決めになってはいかがでしょうか、と。 ・どのような経緯で所蔵することになったのか(遺族、受贈、仕事の関係=編集者、購入、等々) ・何のために現在所蔵しておられるのか(遺族としての義務、その作家が好き、財産として、等々)
埼玉新聞  投稿者:散水弁    投稿日: 2月24日(月)22時58分24秒

人魚の嘆き様
ご無沙汰しております。埼玉新聞の小冊子ですが、余裕がございましたら、当方にも一部頂けないでしょうか?
コレ頂戴!  投稿者:cogito    投稿日: 2月25日(火)07時26分09秒

シャ(もとい)人魚の嘆き様へ「コレ頂戴!」
「月曜放談」をまとめた小冊子(『初版本講義』未収録の「課外セミナー」でせうか。詩集にも触れられてをりますか?)

風信子さまへ「コレ頂戴!」
「モノを残す営みと、感動を残す営みとは、文化を守るための両輪」(原稿に書くやうな名言をここに書いちゃいましたねー。)

管理人様へ「コレ感謝!」
「安眠目隠」は大変重宝してをります。ひぼが耳にかからないので気になりません。
貸すことをやめたもう一つの理由  投稿者:東錦    投稿日: 2月25日(火)09時36分38秒

年甲斐もなくパソコンを弄り始めた最高齢であろう一老書生であります。人魚の嘆き氏の投稿を拝読し、小生が資料の貸し出しをやめた別の理由を紹介致しましょう。それは、他人の所有する物をあれこれ詮索する倣岸無礼な学芸員の存在であります。彼らはあたかも自分がその作家の守り神であるかのような、そしてその作家のことは一番良く知っているかのような言動をとるのです。厚顔無恥でしょう。そして、どの資料がどこにあるのか、どうして他に移動したかなど、全てを知らないと気が済まない。人の懐に手を入れるかの如く、資料の入手経路をあれこれ詮索するのです。小生はそれにほとほと嫌気が差しました。借りる立場も弁えず、無礼千万です。一度など、小生の所有する資料を指差し、「これはどこそこから入手されたんですね」などと賢しらに言った若造の学芸員を力の限り殴りつけました。どこから入手しようが、盗みや道徳違反でない限り勝手でしょう。学芸員があれこれ言うのは僭越の極みです。小生はそれ以後、資料を門外不出としました。
近代文学館はこんなに必要か  投稿者:東錦    投稿日: 2月25日(火)09時58分33秒

諸子に提起したい問題は、この狭い日本にかくも多くの近代関係の文学館があることへの疑念です。その数は欧羅巴全土の近代文学記念館をも凌駕しております。こうした記念館の成り立ちを見ると、地方公共団体の文化事業なる安易な設置目的、作家の遺族ないしは狂信的信者の思い入れの産物など様々です。そしてそのほとんどが開館直後から閑古鳥が鳴き、当然の如く赤字経営であり、しかも血税により運営されているものも少なくない。既に閉館した物もありますが、これから十年以内にどんどん潰れていくでしょう。しかも悲しいかな、作家の評価や館の理念よりも、財政基盤や現在の人気で存続が決まってしまう。欧米では、入場料収入よりも寄付が財源となりますが、近代文学博物館ですら運営維持出来ない日本でこの経済状況下、それは望めません。そもそも文化的な意識がほが国では低すぎるのです。外国から有名な美術館の展示物が来れば押すな押すなの大盛況。しかし、常設展をゆっくり眺める感性も余裕もないのです。こんな国に、芋の子を洗うように見切り発車で文学館を建造しても、喜ぶのはゼネコンだけ。そして設立者の自己満足と火の車の財政が後に残るだけ。神奈川にある某大作家の記念館を以前訪れた時、吾一人で一時間独占出来たことをふと思い出し、併せて駄文を連ねました。
土曜日  投稿者:雪達磨    投稿日: 2月25日(火)10時20分45秒

天女の舞い様
  土曜日は失礼しました。ちょっと三重方面に古書の買出しへ入っておりました。 非常に残念に思っております。これに懲りずお寄りくださいませ。

皆様
T書店常連のみなさまが土曜日の収獲品を私に自慢できなかったことを 心からお詫び申し上げます。
(無題)  投稿者:管理人    投稿日: 2月25日(火)10時26分41秒

薔薇盗人様
書き落としましたが、後版であればカバー付で3万円くらいでしょう。

名月様
後日、続きを書きたいと思います。しばらく猶予を。

東錦様
はじめまして。経験に裏打ちされたご意見を興味深く拝読しました。学芸員を殴りつける情熱に感服です。小生は資料の貸し出しにそれほど痛痒を感じない人間ですが、過去にはやはり紛失されたり相手が死亡したりとトラブルはありました。

人魚の嘆き様
まだ小生が知らないことも多いようですね。伝説は全て真実ですか。 ところで、「月下の宿帳」に故高野聖様宛の質問があります。貴兄が答えてはいかが。
太宰と井伏  投稿者:太宰ファン    投稿日: 2月25日(火)11時21分27秒

管理人様
井伏鱒二氏と太宰治の話もされましたでしょうか? 近年二人の関係についていろいろな説が飛び交っているので、生のお話がありましたら、お願いいたします。
遅ればせながらお悔やみを・・・  投稿者:恩地喜多八    投稿日: 2月25日(火)18時55分02秒

人魚の嘆き様
本日、入試監督の第一日目がやっと終わりました。明日も辛い一日になりそうです。 これをやると、例年何日か調子を崩します。せめて本でも読んでいられればいいのですが、そうもいかず・・・。 さて、昨日、神保町にて、「高野聖様急逝!」の報を聞き、普段自宅ではネットを見ないので、本日大学で それが事実と知り、大変寂しく思っております。 高野聖様には、「月下の宿帳」で本当にいろいろなことを教えていただき、感謝しきれないほどです。 でも、きっと、これからも天から「宿帳」を見守っておられるに違いありません。そして、何かあれば、 居ても立ってもおられず、きっと転生されるような気がしてなりません。 今度は、「夢の女」なんていかがですか?(天下一枚?の<きもの>を昨年入手されたことですし!)
贋彭城矯介曰く「伝説とは流言蜚語の別名也」   投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月25日(火)21時54分17秒

由紀夫様
`>`人魚伝説その@ 雑誌「発言者」にお書きになった論文「三島由紀夫と中曽根康弘」を加筆して、小部数出版されたというのは本当ですか?本当でしたら、もう残部はないでしょうか?
出版はしていません。雑誌の抜き刷りを関係者に配っただけです。ちなみに、これも残部はありません。
`>`人魚伝説そのA 一冊の本がほしいために、一つの目録の本をすべて注文したという話は本当でしょうか?本当でしたら、そこまでしてほしかった本を教えていただけませんか?
一冊の本がほしいために、掲載ページの全点を注文したことは何回かあります。しかし、「目録の本をすべて」はありません。またそんなことをしたら、本屋は迷惑なだけで逆効果なのは明白です。
`>`人魚伝説そのB T大学を首席で卒業されたというのは本当でしょうか? 全くの偽りです。
`>`人魚伝説そのC 人魚の嘆き様が入札するというと、自分は遠慮する古本屋がいるというのは本当でしょうか?
そういうことを古本屋に言われたことがあるのは事実です。しかし、そんなことをわざわざ言ってくる本屋は、そもそも「論外」のところです。真のライバルは黙って強い札を入れてきます。
`>`人魚伝説そのD 人気音楽バンドの初期の作詞をされていたというのは、本当でしょうか?そのバンドの女性ボーカルが作詞したことになっていますが。本当だとしたら、どの曲の作詞をされたのか非常に興味があります。初期からのファンなものですから。メールででも教えていただくことは可能ですか?
シャザーンが死にましたので、そちらの方面の記憶は全て消滅しました。そうでなくても、ファンの夢は大切にすべきだと思います。
逆にご質問します。由紀夫様は、某俗悪掲示板のファンでもあるのですか?

cogito様、散水弁様、由紀夫様
その小冊子は、文学とは無縁のものです。一応お送りしますが、読み捨ててください。

人見様
故高野聖に代わりお答えします。
久生十蘭の満州本で私が知っているのは2冊、1冊は以前ここでも話題になった大東亞出版社の発行した本で、狐野コン吉様が書かれた『十郎捕物帖幽霊遠島船』、もう1冊は『紫鬼』です。こちらも大東亞出版社だと思いましたが、不確かです。 前者は古書市場にも何度か登場し、昨年末にも地方の目録に載っていました。後者は大珍本で、私は駆け出しの頃、某大コレクターの書棚で見ただけです。 その時はそんな稀覯本とは知らず、また収集対象の作家ではなかったため、題名以外は記憶があいまいです。そしてそれから実見はおろか、目録でもお目にかかれません。今思えば、彼が取り出して見せてくれたほどの本だから、そこで悟るべきでしたね。 以上、ご参考になれば幸いです。

恩地様
弔意ありがとう存じます。魔界転生はないと思いますが、奇跡が起こったら「夢の女」でいきましょうか(女性と間違えられないかな)。高野聖亡き後の「月下の宿帳」の鏡花・谷崎担当を継承願います。
(無題)  投稿者:健一    投稿日: 2月25日(火)22時21分10秒

人魚の嘆き様
ご指導の通り、平行してまいります

文庫中毒様
装丁本のリストを作る際に、作家別、年代別のどちらでやられていますか? 一長一短あって決めかねています。
お願い  投稿者:スカラベ    投稿日: 2月25日(火)22時57分46秒

管理人さま、人魚の嘆きさま 管理人様にメールで住所をお知らせいたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 
驚き驚き  投稿者:永町    投稿日: 2月25日(火)23時31分02秒

管理人様へ
管理人様と井伏鱒二とのつながりが『古木鐵太郎全集』(『古木鐵太郎全集』刊行会)にあったとは驚きました。 古木鐵太郎については、まさに私小説家であること、改造社社員として葛西善蔵と関係があったこと、その「病床雑記」には交友のあった作家達からの見舞金が丁寧に書かれてあったことなど興味ある内容だったのじっくり読もうと思っていた作家の一人です。 さっそく全集を広げてみると、発行者に管理人様の御芳名がございます。管理人様の懐の深さをあらためて感じ入りました。(本はもっと丁寧に読むべしという自戒にもなりますが)

人魚の嘆き様へ
久生十蘭に関する貴重な情報ありがとうございます。 人魚の嘆き様が久生十蘭をよく御存知とは驚きです。 大好きな作家なのですが非常に情報の少ない人なので大変勉強になりました。 なお、吉田健一が訳し世界短編コンクールに出品した「母子像」は何によって読むことができるのでしょうか。御教授くだされれば幸いです。
(無題)  投稿者:人見    投稿日: 2月25日(火)23時44分26秒

人見といいます。「宿帳」経由の者です
敷居が高いのもさることながら、当方のような国内外の怪奇幻想小説を収集している方もいらっしゃらないようなので遠慮をしていたのですが、 先週ひょっこりと上京の際に管理人様たちに偶然出くわすという幸運に恵まれたことと久生十蘭について人魚の嘆き様に当方の質問にお答えいただいたので出向いてきました。

人魚の嘆き様
どうも当方はのぼせあがってご逝去された高野聖様と勘違いをしてしまったようです。失礼致しました。 ご多忙の折り御質問にお答えいただきどうもありがとうございました。 遅ればせながら高野聖様におかれましては「月下の宿帳」にて当方ごときの不躾な問いにお答えいただき感謝にたえません。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
いやー、もう楽しいのなんのって!  投稿者:シュガーハート    投稿日: 2月25日(火)23時48分53秒

毎晩ドキドキしながら読ませていただいてます。こんな世界があったんだ!なにより、これだけ正しい日本語で、パチパチ火花が散ると迫力あるぅー。 いろいろ勉強になります。  ひとつ白状します。 今まで、本の帯なんてもんは、読むとき邪魔になるから捨てていました。もうひとつ白状すると、このページの最初にある「稀○本」という言葉が読めません。
資料貸し出し私見  投稿者:管理人    投稿日: 2月26日(水)02時06分00秒

天女の舞い様
東錦様
小生は人魚の嘆き様のコレクションの内容、性格、状態を熟知しているだけに資料ならびに本を貸さない事の見解が判りすぎるほど判ります。ライトに曝し続けなくても空気に触れさせるだけでも劣化いたしますから。もしも小生が同様のコレクションを保有しているとすれば必ずや同様の意見であろうと断言できます。 東錦様の意見も同様の仕打ちがあったならば、矢張り同様の反応を示した事でありましょう。 併しながら東錦様の経験は恐らく最悪の学芸員にたまたまぶつかった相当に運の悪かったケースではなかったのではないでしょうか、小生は各所にあります文学館の学芸員を数多く知っているわけではありませんので、その様なひどい学芸員がどの程度の割合で存在するか知る由も御座いませんが少なくも小生が個人的にお付き合いをさせて頂いております、風信子様率いる「立原道造記念館」に於きましては学芸員も礼儀正しく、資料や本の扱いはとても丁寧でありますし、借り出しにあたっても極めて礼を尽くした手順を踏んでおります。(小生の蒐集分野は資料性の高いものが中心でありますから、余程の礼儀知らずでない限り、できるだけ便宜を図るように心がけておりますが)この様なところであれば安心してお貸しできると確信しております。例外なのかも知れませんが。

永町様
『古木鐵太郎全集』を御高覧戴いておりますとは・・喜びに耐えません。 この全集は当初、三巻本を500組発行いたしました。一人でも二人でも新たな古木鐵太郎読者を増やせば、それだけでも十分に意義ありと思っておりましたが、大手のみならず地方の新聞までもがとても大きく、しかも好意的な書評や記事を書いてくださり、又、小島信夫さんらが雑誌に書いて下さったりで、結局、完売してしまいまして大変驚きました。そのために別巻として更に一冊を出しました。

シュガーハート様
「稀○本」漢和辞典で調べてくださいね。
(無題)  投稿者:風信子    投稿日: 2月26日(水)03時45分44秒

管理人さま
皆さま
過分なお言葉を頂戴いたしまして、ありがとうございます。 よりいっそう、心を引き締めて、資料に向き合ってまいりたいと思っております。 ちなみに、小館では、新たに収蔵した原稿や設計図などの原資料は、専門家に依頼して薫蒸と脱酸処理をし、特性の中性紙ファイルに入れ、中性紙ボックスに収納しております。つまり、資料がそれまでに置かれていた環境よりは、条件の良い環境に置くよう努力をいたしているのです。 展示ケースの中には調湿材を入れ、厚手の調湿紙と中性紙ボードを重ねて敷いて、その上に資料を展示しております。更に、紙は呼吸することが大事ですので、資料押さえや支えも、アクリルや硝子を用いず、中性紙で造ったものを使用するなど、可能な限りの対応をしております。 しかし、いくら照明や温湿度、用具等に気をつかいましても、展示をすれば資料の劣化は進みますので、つらいところもございます。 ただ、立原家やご友人方のお宅の書棚や書庫、押入等に奥深くしまわれていたものを、皆さまにお目にかけることも必要との思いで、運営をいたしております。また、3月末からの展示でも、立原関係者のご遺族や、Salon De 書痴でお近付きになった方々から、貴重な資料を借用して企画を組み立てております。 どうぞみなさま、今後とも、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 また、お気付きになられることがございましたら、ご教示くださいますよう、重ねてお願い申し上げます。
多謝  投稿者:葵の家    投稿日: 2月26日(水)06時59分38秒

管理人様 人魚の嘆き様 雪達磨?様
本日は某会員制倶楽部の準会員に加えさせていただきましてありがとうございました倶楽部では1号会員様2号会員様にもお会いでき、おまけに「正会員」の会員証まで拝見させていただきました。皆様には「奥付に“特装”と記載があるものの“並装”のものと変わらない某書籍のようであった」とのみ報告させていただきます。

人魚の嘆き様 グラフィック分野の書籍にまで一家言お持ちであるとは思いもよりませんでした。 これまでのもろもろの活動を拝見しておりますと、それだけでなくこれからもいろいろと飛び出してくるだろうとも思います。 もっといろいろと報告しようと思っていたことがあったような気がするのですが、アルコールがはいってすっかり失念してしまいました。
安心  投稿者:東錦    投稿日: 2月26日(水)09時00分34秒

管理人殿
賢しらな詮索好きの学芸員ばかりに出遭ってきた老書生は、世の中には人格識見に富んだ学芸員もいることを伺い欣快とするものです。恐らく、管理人氏のような人徳の士の薫陶あってのことでしょう。今後もこの国の文化発展の為に絶大なる貢献をされますことを期待するところ大であります。

風信子殿 立原道造記念館の如く資料に新しい生命を与える機関が、管理人氏の物心両面に渡るご支援の下、永久に繁栄されることを願うものです。何卒ご発展祈念申し上げます。
多謝  投稿者:風信子    投稿日: 2月26日(水)09時18分27秒

東錦さま
あたたかいお言葉、ありがとうございました。
至らぬことがございましたら、ご遠慮なく、おっしゃってくださいませ。 まことに小さな市井の記念館ではございますが、日々精進を心がけ、頑張ってまいりたいと存じます。
(無題)  投稿者:由紀夫    投稿日: 2月26日(水)10時15分24秒

人魚の嘆き様
不躾な質問に丁寧にお答えいただきありがとうございました。 某俗悪掲示板はたまたま覗いただけで、けっしてファンではございません。ファンはこちらだけでございます。「埼玉新聞」楽しみにしています。
大ダボ  投稿者:管理人    投稿日: 2月26日(水)11時33分05秒

皆様
明日から短期間、地方行脚に出かけます。ただしパソコンを見る機会はありますし、人魚に管理人代行を一方的に依頼したのでご心配なく。永町様も葵の家様も、久生十蘭やグラフィック分野(ア○ド○写真集?)程度で驚いてはいけません。人魚はまたの名を「神保町の大ダボ」と申します。コレクションを絞り込むなどと言いながら、最近も何やら変な物を買い込んで悦に入っているとの情報です。
(お昼休みに)  投稿者:cogito    投稿日: 2月26日(水)13時00分41秒

シャザーンさんお隠れの真相が、“執事”に忠告されたからではないといふことだけは、これではっきりしましたね。 (ぼくの想像の中で人魚の嘆き様は映画「バットマン」みたいなうちにすんでゐます。)
バットマンみたいなうち?  投稿者:ダークホース    投稿日: 2月26日(水)19時05分56秒

cogito様
「バットマン」みたいなうち、とはどのような家でしょうか? 映画「バットマン」を見ていないので、教えていただけませんか。
脱線失礼いたしました。  投稿者:cogito    投稿日: 2月26日(水)19時59分25秒

つい管理人様のレスに悪のりして脱線失礼致しました。 ダークホース様、え、映画観て下さい(汗)。 以後は2nd雑談HPにて。
『人魚のお花見』(大ビンゴ大会)実施要項発表   投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月26日(水)20時34分03秒

各位
先日予告した『人魚のお花見』(大ビンゴ大会)の実施要項がまとまりましたので、発表いたします。特に先着順は苦手という方は、絶好の機会かと存じます。皆様お楽しみいただければ幸いです。

1.実施期間 3月10日(月)〜3月25日(火)
2.参加資格 『人魚の贈り物』第一次〜第四次登録者
3.実施会場 BBS『人魚の贈り物』
4.実施方法
@登録者全員へ3月9日までに、一枚ずつビンゴカード(5×5)をメールでお送りします。
A出品する本を、3月9日までに発表します。
B3月10日から原則として月曜〜土曜日に、古本酒場「人魚の嘆き」にて、雪だるま様がビンゴマシーンで数字の入った玉を出します。出す玉の数は最初は多く、徐々に減らしていく予定です。
C出た玉の数字は、BBS『人魚の贈り物』でその都度発表しますので、登録者の皆様は自分のカードの当該数字をチェックしてください。
Dビンゴカードのたて・よこ・ななめ、いずれかの列の数字が全部チェックされればビンゴです。その時は「ビンゴ!」と題名に記してBBS『人魚の贈り物』に書き込んでください。
E最初にビンゴになった方から順番に、出品されたお好きな本をお選びいただけますから、ビンゴコールと共に、ほしい本のタイトルも書いてください。 F本が全部なくなった場合は、その段階で終了です。また本が残っている場合も、3月25日で『人魚のお花見』は終了となります。
5.注意事項
@実際にビンゴになった順番ではなく、「ビンゴ!」と書き込んだ順番が優先です。つまり、15日にビンゴになって19日にその旨を書き込んだ人よりも、18日にビンゴになってその日のうちに書き込んだ人が優先されるということです。
A本当にビンゴかどうかは、念の為登録者全員にお送りしたビンゴカードの控えで確認いたします。虚偽の申告をする方がいらっしゃるとは全く思っていませんが、間違って「ビンゴ!」とした場合は当然失格となり、以後の『人魚のお花見』の参加資格を失いますので、くれぐれもご注意願います。
B出品する本の何点かは「回数制限付」、すなわち予め定めた回数の数字でビンゴにならなければ、出品を取り消しいたします。例えば、『高野聖』(回数制限10回)とあれば、雪だるま様が出す玉10個以内でビンゴにならなければ、その本の出品自体取り消しになるということです。なお、ある本の回数制限内にビンゴになった方が、別の本を選んでももちろん結構です。
志功装丁本リストほか  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月26日(水)20時37分02秒

cogito様
私はバットマンの家は存じませんが、人魚の嘆き様の書庫、書斎はジークフリートのような難攻不落の要塞をイメージしております。

健一様
志功装丁本のリストですが、基本的には年代順に作成しております。ただしいつでも並べ替えできるエクセルで作っていますので自由自在です。 参考までに、いつでも↑までメールいただければ、お送りいたします。(どなたでも) 探書リストというのは、愛書家の命みたいなものかもしれませんが、私の作成したリストは、こちらの管理人様始め、多くの先達の方々の遺産を受け継いだだけのものでありますので、公開することを原則としております。多くの方に見ていただき、修正や、新事実をお教えいただきたくお願いしております。 なお、リストには、私の収集済みとそうでないものが、明記されております。先日の「歓迎会」と称したオフ会では、恐怖の「これ、頂戴!」リストと幾分誤解された向きもありますが、本人としてはあくまで、まじめな愛書家・研究者心理でお配りしたものですので、ご安心を!!
『人魚のお花見』(大ビンゴ大会)作家リクエスト  投稿者:管理人&人魚の嘆き    投稿日: 2月26日(水)20時39分09秒

登録者各位
『人魚のクリスマス』と同様、『人魚のお花見』(大ビンゴ大会)に本を出品してほしい作家を、3月1日午後10時までにBBS『人魚の贈り物』にご自由に書き込んでください。ただし1人1作家で、また希望が全て適えられるとは限らないことを了承願います。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月26日(水)21時12分15秒

永町様
「母子像」は、新刊で買えるいろいろな本で読むことが出来ます。手元にある他の作家と合著の短編集(講談社文芸文庫)に収録されているので、明日お送りしましょう。久生十蘭だけの本だと、他の作品をお持ちかもしれませんので。

文庫中毒様
誤解したのではありません。勝手にこちらがそう解釈したのです。それは文庫中毒様のお人柄の賜物です。

ダークホース様
私の家にはバットマン・カーはありません。でも書斎は他人が足を踏み入れたことがないという意味では、なるほど難攻不落の要塞です。しかし、貴女であれば天岩戸を開けてお招きしますよ。
(無題)  投稿者:永町    投稿日: 2月26日(水)21時43分37秒

人魚の嘆き様へ
御好意誠にありがとうございます。誠実な対応になんとも頭が下がる思いがいたします。 なんともお手を煩わせるようなことになり申し訳ございません。 当方の説明が不十分だったかもしれません。御詫び申し上げます。 私が読みたかったのは、吉田健一英訳「母子像」なのです。 そもそも世界短編コンクールなるもの自体いかようなものなのか、それ自体かいもく見当がつきかねての質問でした。 先にお答えくださいました十蘭の満州本の装丁や些細な記憶でもかまいませんのでお聞かせねがえませんでしょうか。もう、それだけでも十蘭の届かない本に触れたような気がしますものですから。 それにしても、管理人様がお書きになられたように人魚の嘆き様も様々な本に通暁されていらっしゃいますね。明治・大正以外は専門外などと謙遜されいますが「恐るべし」ですね。 いつか岡に上がった人魚という質問を訊ねてみたいと思います。
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月27日(木)01時07分22秒

人魚の嘆きさま
拙掲示板にいろいろとお気遣いいただきありがとうございます。改めて御礼申し上げます。

恩地さま
ということで御指名(!)通り、改めて、今後とも宜しくお願い申し上げます。
古書の保存方法  投稿者:魚楽    投稿日: 2月27日(木)01時32分12秒

昨年末から拝見しておりますが、とても刺激的で大いに影響されております。 ところで、先般から人魚の嘆き様や風信子様の投稿の中に本の保存に関する若干の記述がありましたが、実際に大量の本を所有していらっしゃる皆様方は一体どのような方法で保存管理されているのでしょうか。私はいわゆる稀覯本はもちろんのこと、価値のある本は所有しておりませんが、それでも好きな本は少しでも良い状態を保ちたいと思っております。参考になる御意見がありましたらお聞かせ願えませんでしょうか。(特にシミ対策とか) また、酸性紙の問題というのは具体的にはどういうものなのでしょうか。 未だ過去ログの全てを確認しておりませんので、重複がありましたら申し訳ありません。
明日は休業  投稿者:雪達磨    投稿日: 2月27日(木)03時10分33秒

関係者各位
皆様、いつも「人魚の嘆き」をご贔屓いただき誠にありがとうございます。 明日、正確には本日、店主都合によりお店を休ませていただきます。
参加希望  投稿者:大塚    投稿日: 2月27日(木)08時55分28秒

人魚の嘆き様
私もダークホース様のお相伴で「人魚の書斎訪問団」に加えていただけますでしょうか?
RE:古書の保存方法  投稿者:Bori    投稿日: 2月27日(木)10時58分45秒

魚楽様 Boriです
古書の保存方法については、ymnk様の掲示板「月下の宿帳」で以前かなり話題になったことがあります。そちらの過去ログの2001年8月以降をご覧になれば、参考になるのではないでしょうか。酸性紙の問題もその後だかに出てきました。 そこで出てくる故高野聖様の保存方法は完璧で、まさに難攻不落の要塞と呼ぶにふさわしいものです。私も書斎訪問団に参加し、要塞の中を見学したいのですが、大塚様ほど厚かましくない(笑)ので、ダークホース様にはぜひ「人魚の書斎訪問記」をお願いいたします。
古書の保存  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月27日(木)20時08分09秒

魚楽様
古書の保存は頭の痛い問題です。人魚の嘆き様のような難攻不落要塞を構築できる方は別として、庶民が簡単に出来る方法は、パラフィン掛けと、遮光しかありません。愛煙家の方はまた別の対策が必要でしょう。湿気対策も肝心なのですが、私にとっては現在お手上げです。 パラフィン掛けは、もう病気といっていいほどで、可能な限り実施しています。 パラフィン紙は、「白色厚手」を、紙問屋で、一包み(全紙サイズ500枚入りで価格1万円ほど)単位で購入しています。それを、半分ほどは、文庫梱包用に、全紙1枚を10枚に裁断してもらい、残りは、そのまま貰い、単行本の函や本体に合わせて、自分で裁断して使用しています。これで、7、8年はもつ勘定です。ところが・・・ 昨年暮れに、在庫が殆どなくなったので、新たに、紙問屋に注文したところ、在庫がなかったのでわざわざ取り寄せていただいたのはいいのですが、どこでどう間違ったのか、1包み500枚のすべてが、文庫サイズ用に裁断されてしまいました(5000枚(冊)分・・・唖然)。 仕方なくこれをすべて購入し(裁断費含めて12000円)、さらに、全紙判500枚入りを別途買い求めることになり、そのあまりの多さに、ため息を付いてる毎日です。特に文庫用のサイズのやつ、他への転用も利かず、死ぬまでこいつと付き合わなければならないかと思うと、うんざりしております。どなたか必要な方がおられたらご連絡ください。進呈いたします。 (あ!ついつい脱線してしまいました)

風信子様
今一番関心があるのは脱酸処理です。そちらでは専門業者に処理を依頼しておられるとのこと。もし差し支えなければ、コストや、あるいは個人が手軽に出来る方法はないものか、お教え願えませんでしょうか。
資料の保存  投稿者:風信子    投稿日: 2月27日(木)21時08分34秒

魚楽さま
文庫中毒さま
立原道造記念館では、資料を新たに受け入れた場合、以下の手順で作業を行います。 クリーニング(含む薫蒸)→脱酸処理→修復→エンキャプシュレーション→特注の専用ケースに保管  ※簡易クリーニング(自館作業)、薫蒸(別業者依頼)以外は、以下の業者に依頼しています。
  参照:有限会社 紙資料修復工房
  http://www.padocs.co.jp/index.html

フルコースの場合は、専門業者に依頼して行いますが、経費がかかります(相当高額です)ので、貴重書や劣化の進んだ自筆資料にとどめております。 他の場合は、その資料の状態と重要度に応じて簡略化しております。 例えば、開館時に収蔵していた資料は、全て薫蒸しましたが、それだけで二百万近くかかったと記憶しております。新規受入分の薫蒸は、必要に応じて姉妹館の弥生美術館と合同で行いますが、1回30万前後(量にもよります)だったと記憶しております。 また、先頃寄贈を受けました建築設計図は、大きさがАゼロで60年余も丸められており、汚れと劣化が激しいため、フルコースを施す予定でおります。(新資料をいただくのは大変ありがたいことなのですが、展示に耐えうる形にするのには、相当な経費をかけなければなりませんので、つらいところもございます。) 新しい研究書などは何もいたしませんが、貴重書を除く古本等は薫蒸とクリーニングを施し、特性の中性紙ボックスに入れ、それ以上の劣化を防ぐよう心がけております。 詳細なお返事を記しますと大変長くなりますし、只今、少々体調を崩しておりまして、簡単なお答えで失礼させていただきました。お許しください。
本当ですか?  投稿者:ダークホース    投稿日: 2月27日(木)22時26分19秒

人魚の嘆き様
本当に書斎を拝見させていただいてよろしいのでしょうか? 私のような若輩で、古書のことも詳しく判らない者が、どなたも入ったことのない宝の部屋にお邪魔してもよいのですか? とてもうれしいですが、ちょっと他の方に申し訳ないような・・
惨敗  投稿者:春の雪    投稿日: 2月27日(木)22時42分58秒

ymnk様 「スタア」はご存知の通り惨敗しました。しかしめげてはいられません。新たなターゲットがあらわれました。わかりますか?
連絡事項です。  投稿者:大輔    投稿日: 2月27日(木)23時17分57秒

皆様
写真が完成いたしました。全て「人魚の嘆き」に預けてありますのでその由を仰ってください。宜しくお願いいたします。

雪様
お願いがございます。ymnk様がみえたら雑誌を一部渡していただけないでしょうか。無理を言いまして申し訳御座いません。

ymnk様
「人魚の嘆き」に雑誌を置かせて頂きましたのでお受け取りくださいます様 お願いいたします。
(無題)  投稿者:大輔    投稿日: 2月28日(金)00時09分40秒

雪様
度々申し訳御座いません。黄色い袋の中にある雑誌をymnk様に渡してください。宜しくお願いいたします。

くだん様
先日はありがとうございました。又是非お会いいたしましょう。
古書の保存  投稿者:魚楽    投稿日: 2月28日(金)03時11分19秒

Bori様 文庫中毒様 風信子様
魚楽です。 御教示どうもありがとうございました。 Bori様。早速「月下の宿帳」過去ログを辿ってみました。 故高野聖様の保存方法、恐れ入りました。「良い子の皆様、マネしないで」とありましたが、良い子も悪い子もマネできませんよねえ。確かに書斎訪問記は楽しみなところですね。 ymnk様の「月下の宿帳」も濃密ですごいですね。これから過去ログをじっくり勉強させていただきます。 文庫中毒様。お悩みの御様子、痛切に感じ入りました。やはり量の問題は大変ですね。私もぜひパラフィン紙掛けから取り組んでみようと思います。 不器用なので上手にできるかどうか。

風信子様。 体調の悪い中、どうもありがとうございます。脱酸処理は素人が簡便に出来るものではなさそうですね。お体どうぞお大事になさって下さい。
(無題)  投稿者:ymnk    投稿日: 2月28日(金)05時59分41秒

春の雪様
お嬢さんかハムレットでしょうか?

大輔様
わざわざありがとうございます。雑誌?! 何でしょう、楽しみです。それと、写真ありがとうございます。明日拝見する予定です。

魚楽様
はじめまして。過去ログ拝見していただいたようでありがとうございます。

文庫中毒様
紙問屋ですか・・・学生の頃、パラフィンがどこにいけば売っているのかわからず、照明器具(写真や映画の)専門のところで買っていました。
(無題)  投稿者:くだん    投稿日: 2月28日(金)09時15分46秒

大輔様
先日は遅くまでお付き合いくださり、有り難うございました。 写真、雑誌、本といただくばかりで恐縮です。 今度お会いしたときには、話に出た本屋さんへご案内したいと思います。

りょくと様
ゆっくりお話できませんでしたが、短い時間でいくつか教わることができました。今度、お勧め本についてくわしく教えてください。
(無題)  投稿者:人魚の嘆き    投稿日: 2月28日(金)10時11分53秒

取り急ぎ
永町様
ごめんなさい。書き込みを拝見する前に本を送ってしまいました。適当に処分願います。 吉田健一の英訳は、関心がなかったものですから探したことがありません。簡単に入手出来る方法があれば、十蘭を研究または収集されている方がご存知なのでは。「世界短編コンクール」はご存知の通りヘラルド・トリビューン紙主催ですから、当時の資料まで調べれば見つかるでしょう。 『紫鬼』は書きましたように、ほとんど記憶に残っていません。いい加減な記載はしたくないので、確実なことだけに止めます。 @満州刊Aタイトル、作家名の入った絵入の表紙B紙装C粗悪な用紙 少しでもお役に立てれば幸いです。

大塚様
「人魚の書斎訪問」は限定1名のみとなっていますので、悪しからずご了承下さい。

ダークホース様
`>`「古書のことも詳しく判らない」 失礼ながら、だから都合がよいのです。これがcogito、ymnk、恩地、雪達磨などの諸兄であれば、何時間棚の前で粘り、デジカメを持ち出し、ついには「コレ、頂戴」が飛び出すかわかりませんからね。 後で、訪問日程に関するメールをお送りします。ここからはご内密に・・・
(無題)  投稿者:文庫中毒    投稿日: 2月28日(金)20時10分48秒

風信子様
早速ご返事いただきましてありがとうございます。もう少しお聞きしたいこともありますが、またお目にかかる機会も有りましょうし、直接お話させていただければと存じます。また、ご無理なさらず、ご自愛ください。

魚楽様
パラフィン掛けは、慣れと習慣です。直ぐに上手になりますよ。

ダークホース様
大変羨ましく思います。我らが代表として、ぜひ詳細レポートをお願いします。但し蔵書に惚れ込んでも、間違っても人魚の嘆き様に惚れ込んではいけませんよ。蔵書の価値と収集家の価値とは、まったく別物ですから、混同しないように気をつけてください。(でも心配だな・・)

散水弁様
先ほど棟方志功の「板散華」が配達されました。函付きの佳本を賜りまして、本当にありがとうございました。取り急ぎご連絡申し上げます。
LPです  投稿者:春の雪    投稿日: 2月28日(金)20時52分03秒

ymnk様 いえいえ、「三島由紀夫原作 O.S.T. / 幸福号出帆 LP帯付! 土方隆行、岡沢章」という商品です。とはいえ正直言うと、よく価値がわからないのです。お教えください。
人魚の嘆き様へ御礼  投稿者:永町    投稿日: 2月28日(金)21時26分35秒

人魚の嘆き様へ
わざわざ本を探し、御送りくださり御厚情感謝いたします。 まったくこちらの浅薄な書き込みでお手を煩わせてしまい反省しております。 書の森は深く、迷うとなかなか元の道にもどれません。 どうかまた迷い人に道標をお与えください。
新保存法  投稿者:ヒヤシンス    投稿日: 2月28日(金)21時42分18秒

お久しぶりです。
蔵書の保存法について、私は去年まで本箱にざざっと入れて、一杯になると部屋の壁に沿って積み上げ、スペースがなくなると古本屋に売る。 そういうパターンでした。 ところが、年始めに『人魚のお年玉』でご存知の福袋を買ってからというもの、本の整理をもっと真剣にしようと考えるようになりました。 奮発して、ガラス付本箱を購入し、ささやかながらも我が蔵書で一番貴重な物をそこに入れ、他も順次配列などこだわって週末ごとに整理しています。 おかげで部屋もスッキリして、しばらくは本を買っても置き場に困らなくなりました。 悩みはガラス付本箱の中の本が、堀辰雄とそれ以外があまりに落差がありすぎることです。 本の買い方もそろそろこれを機に考え直し、雑多買いから厳選買いにしようかと、思案している今日この頃です。
詩歌書専門店  投稿者:秋山    投稿日: 2月28日(金)22時15分04秒

人魚の嘆き様
すぐにご返事を頂戴したにもかかわらずお礼の書き込みが遅れて大変失礼致しました。詩歌書専門店のコレクション事情について、いつもながら明快な回答をお寄せいただき感謝申し上げます。玄誠堂が扱った本をすべて記録していたら書誌的にも貴重な資料になったことでしょう。そういうものが存在しないのは残念です。
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