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Salon de 書癡 過去ログ 2002 12月

登録希望 投稿者:selah  投稿日:12月 1日(日)00時13分30秒

管理人様
人魚の嘆き様
こちらには毎日のようにお邪魔していますが,まったくの浅学の身で参加は遠慮しておりました。 しかし今回の『人魚の贈り物』には無遠慮にも参加したく思い,登録を希望いたします。 お手数ですが,宜しくお願い致します。
登録のお願い 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月 1日(日)00時16分59秒

玉乃井でございます。
私も参加させてくださいませ。
ひょっとして『人魚の嘆き』も飛び出したりするのでしょうか。
(無題) 投稿者:yamanaka  投稿日:12月 1日(日)00時22分47秒

人魚の嘆き様
そういっていただいて何とも恐縮です。また、大いに安心しました。ありがとうございます。

旧三島党様
人魚の嘆き様のお墨付きもいただけて、旧三島党様にそういっていただければ・・と、安心している次第です。こちらこそご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
登録希望  投稿者:伸六    投稿日:12月 1日(日)02時35分43秒

伸六です
『人魚の贈り物』への参加をさせて下さい。
管理人様へメールを送りますのでよろしくお願いいたします。
ラッキー 投稿者:健一  投稿日:12月 1日(日)08時27分13秒

珍しく日曜に仕事が入り、早起きして時間が余ったのでお気に入りのbbsを見たら。なんとまあ大変な騒ぎですね。そして、それに乗り遅れなくてラッキーの一言です。私も是非『人魚の贈り物』に参加させてください。 今日は夜遅くなるので、締め切りにはとても間に合いませんでした。るんるん気分で仕事に行ってきます。(^_^)
登録 投稿者:Bori  投稿日:12月 1日(日)11時08分27秒

管理人様
人魚の嘆き様
遅ればせながら『人魚の贈り物』に参加希望いたします。
参加希望 投稿者:りょくと  投稿日:12月 1日(日)11時49分02秒

はじめまして。
りょくとといいます。熟考した末、「人魚の贈り物」に参加を希望することにいたしました。 私はロシア文学に興味を持っています。片上伸全集を辿って此処に行き着いてから、いつも見せてもらっています。 先日の「太陽の子」はなかなかうらやましかったです。 アンドレーエフの「星の世界へ」と同時期に訳されていたことも興味深い事実だと思いました。 管理人様宛にメールをおくります。よろしくお願いいたします。
登録希望 投稿者:酔霧  投稿日:12月 1日(日)12時59分21秒

はじめまして、酔霧ともうします。
私も『人魚の贈り物』に参加の申し込みをお願いいたします。 いつも「稀覯本の世界」「Salon De 書痴」を興味深く拝見しています。 よろしくお願いいたします。
登録希望 投稿者:つるみとんぼ  投稿日:12月 1日(日)13時05分18秒

初めまして、登録希望をさせて頂きたく、お願い申し上げます。 追って、管理人様へ自己紹介のメールをさせていただきます。
『初版本講義』登場 投稿者:  投稿日:12月 1日(日)14時09分44秒

人魚の嘆き様
皆様
easyseekに『初版本講義』が登場しているのをご存知ですか? 価格は何と7000円。確か定価は2500円でしたよねえ。 もっと値上がりするのは目に見えているし。ううん、どうしよう・・・
感謝 投稿者:由紀夫  投稿日:12月 1日(日)14時35分07秒

旧三島党様
貴重な本を大変買いやすい値段でお譲り頂き、心より感謝いたします。大切にされていた本だと思いますので、私もいつまでも大切に持っていることをお約束します。また、yamanaka様と人魚の嘆き様にもお世話になり、ただ感謝するのみであります。
登録希望 投稿者:長さん  投稿日:12月 1日(日)17時08分58秒

はじめまして、私も「人魚の贈り物」に参加を希望いたします。
登録希望 投稿者:恩地喜多八  投稿日:12月 1日(日)17時30分26秒

人魚の嘆き様
先日の質問に対し、お答え有り難うございました。やはり、『文明』復刻セットに附録はついていなかったのですね。 架蔵のセット、不完全ではなかったとわかり、ちょっと安心しましたが、結局復刻セットそのものが「不完全な復刻」だったと知って「なんだ、そんなもんかぁ」という感じです。人魚の嘆き様の情報とあわせると、確かに「広告」だけのようですので、大したものではなさそうですが、まあ、何があるかわかりませんので、これからはこの雑誌をみかけたら、確認してみるようにします。

管理人様、人魚の嘆き様
「人魚の贈り物」に私も参加登録させて頂ければ有り難いです。宜しくお願いいたします。楽しみにしています。
間に合いましたよね??? 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月 1日(日)17時51分09秒

管理人様、人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』の登録をよろしくお願い申し上げます。

文庫中毒者様
2番弟子もなんとか間に合いました。よかったー。 
加筆 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月 1日(日)17時53分56秒

「自称」2番弟子であります。すいません。
登録希望 投稿者:村山  投稿日:12月 1日(日)18時06分12秒

鳥取の村山です。
旅行に行っておりまして、先程帰宅いたしました。 このような素晴らしい企画に間に合いまして本当に良かったと思います。 何卒、登録の程、よろしくお願いいたします。
「人魚の贈り物」参加希望 投稿者:貞之介  投稿日:12月 1日(日)19時21分34秒

はじめまして。いつも興味深く拝見致しております。
「人魚の贈り物」の参加登録をさせていただきたく書き込み致しました。 吃驚仰天の嬉しい新企画。慌てて書き込み致しております。 今後とも宜しくお願い申し上げます。
登録希望 投稿者:花筐  投稿日:12月 1日(日)19時22分12秒

はじめまして花筐と申します。
いつも「稀覯本の世界」や「Salon De 書痴」で勉強させて戴いております。 無頼派の好きな初心者です。いろいろ教えていただきたい事がありますので 時々、お邪魔にならない程度に参加させていただこうと思います。 このたびは『人魚の贈り物』への登録をお願いします。
『人魚の贈り物』 投稿者:管理人  投稿日:12月 1日(日)20時31分04秒

『人魚の贈り物』の登録は締め切りました。
登録済みの有資格者は以下の方々です。(登録順)
東様 風信子様 留女様 太宰ファン様 本とは?様 文庫丸様 賞物小僧様 孝一様 cogito様  くだん様 大熊様 葵の家様 由紀夫様  グレノリ様 金ちゃん様 大陸人様 天女の舞い様 小仏様 マヴォ様 文庫中毒者様 ラビリンス様 永町様 imamura様 未練堂様 selah様 玉乃井雪様 yamanaka様 伸六様 健一様 Bori様 りょくと様酔霧様 つるみとんぼ様 長さん様 恩地喜多八様 ヒヤシンス様 村山様 貞之介様 花筐様

改めて申し上げます
会場は「探求書・古本市場」ですのでお間違いの無き様。
『人魚の贈り物』には二日間だけ貼り付けますので、その間に予約してください。 又、『もらいたし』は垢抜けませんので、掛け声は『コレ、頂戴』に致します。
時間切れでしょうか? 投稿者:春の雪  投稿日:12月 1日(日)20時39分14秒

管理人様人魚の嘆き様 バイトから帰ってきて、今見たところです。8時を少し過ぎてしまいましたが、登録はダメでしょうか?
Re.時間切れでしょうか?  投稿者:管理人  投稿日:12月 1日(日)20時56分11秒

春の雪様
残念ながら時間厳守です。 そのうちに第二次募集を致しますので、その時までお待ちください。
『初版本講義』が売切れてしまいました! 投稿者:  投稿日:12月 1日(日)21時34分48秒

覚悟を決めて『初版本講義』を注文しようとアクセスしたら、なんと売り切れの握手が画面に出てきた! 間違いなく私のここでの書き込みを見た方でしょう。今日の今日ですものね。もしかしたら、鳥取の村山さんですか? あーあ、書くんじゃなかったかあ。やっぱりお買い得だったのでしょうね。でも、ここで集まるどなたかの役に立ったのだからいいです。また、次の機会を待ちます。今度は内緒にしますよ!もとい、買ってから報告します。
『平原』 投稿者:管理人  投稿日:12月 1日(日)23時06分59秒

大陸人様
掲示板がやっと落ち着いたところで、お答えいたします。
とは言いましても、小生『平原』は大正十四年十月一日刊の八号を一冊のみの所有に留まります。 従って、それのみの紹介だけさせて頂きます。判型は四六判で百八十四頁、大連の満鉄鉄道部旅客課発行、定価五十銭です。内容は主なものに『満州は植民地ですか?』高浜虚子、『大連風景』『北満小景』安西冬衛などがあり、紙面の殆どは大連と、その周辺の旅行ガイドで占められております。 以上ですが、参考になりましたでしょうか。
当世古本屋の客気質 投稿者:悩める古本屋  投稿日:12月 2日(月)10時45分40秒

神保町店舗開設について、有益なアドバイスをいただいた皆様に感謝致します。結局あれこれ考えた挙句、今回は見送ることにしました。それと同時に、ご指摘のあった自分の古本屋としての志をあらためて考えてみようと思います。
ところで、その志とも関係することなのですが、私は古本屋を始めた時から「自分がよい本だと思ったものを、出来るだけ安く、最も必要とするお客様に差し上げる」ことが古本屋としての理想と考えてきました。しかし現実はそれとは著しく違っています。 まず当たり前のことですが、「自分がよい本だと思っていない」本の方がはるかに多いという現実です。私のようにしがない古本屋は、最近の軽薄短小な本しか資金的にも扱えないし、また程度の高い本を買うお客様も少ないです。 それはまだ仕方ないとして、開業前には予想できなかった事態として、たまさか手に入る「良心的に根付けした」良い本ばかりを狙うお客様が実に多いという現実があります。初めから先着順にしたのが運のつきだったのか、セドリ屋さんとおぼしき人がうちのような目録までチェックしているのは驚きでした。 セドリ屋さんもお客様だといえばそれまでですが、私はやはり自分がこれと思った本は、それを読む人に売りたいのです。よほど抽選にして、セドリ屋さんを排除しようかと思ったこともあるのですが。 ともかく、同業の誰もが口にするように、本当の愛書家は減ってしまった気が実感としてします。これは老いも若いも一緒です。「読みたい」よりも「安い」から買い、転売する。私が苦労して手に入れた本が、売れて瞬く間に古書市場に出たという情報を知ったとき、(組合に入っていないから品物は見ていませんが、それこそ「サイン本」だったから明らかです)脱力感に襲われました。 ここでも、管理人さんと人魚の嘆きさんという大コレクターの善意による「無料本サービス」が行われるそうですが、参加資格のない者が水を差す気はさらさらないけれど、善意を踏みにじる人が出てきて、お二人が不快感をもたれることを懸念しています。お二人のレベルでは不要なものでも、一般には古書として十分通用するものです。それは第1回の出品でも明らかです。 「安いから買う」よりもハードルが低い「興味がない本でもただだから貰う」そして転売する、が横行しないことを、お二人のためにも心から念じます。駄文を連ねてしまいました。お許しください。
御礼 投稿者:cogito  投稿日:12月 2日(月)13時05分52秒

前略 管理人さま
 このたびは『山川弘至書簡集』をお贈り頂きまして、本当にありがたうございました。そしてお昼休みに包みを開いてびっくり、思はぬ素晴らしい「おまけ」まで!取り急ぎ御礼申上げますとともに、別便追って御礼の意申し述べ度く 早々不一。

悩める古本屋様
重い内容の後に書き込みまして相すみません。書かれてあることは仰言るとほりですね。でも御二方にもきっと思慮するところあるものと存じます。
『人魚の贈り物』第一回終了 投稿者:管理人    投稿日:12月 2日(月)13時17分08秒

『人魚の贈り物』第一回は出品五点が全て決まりまして無事に終了いたしました。これからも開催は電撃的に行います。

悩める古本屋様
ご心配戴いて有難う御座います。
『人魚の贈り物』の趣旨は本を読む楽しみ、本を集める楽しみが目的で、ここに集う方々と喜びを分かち合いたい、或いは多少でもお手伝いが出来るのではと言う事で拵えた「お楽しみ」です。
我々の不要本の整理では在りませんので、換金出来得る本も在るでしょう。 しかし、このサロンに集う方々は悉く純然たる愛書家である事が確認できたからこそ実現に至る事になりました。従って、そのような懸念は全く御座いません。
七転八倒 投稿者:大塚  投稿日:12月 2日(月)15時15分25秒

世の中よくしたもので、「探求書」でるんるんだったのが、「人魚の贈り物」に参加できず一転して涙涙。「通夜物語」欲しかったなあ。 管理人様、二次募集を首を長くして待っています。
私も一言 投稿者:Bori  投稿日:12月 2日(月)15時48分47秒

Boriです。昼休みに「探求書」欄を見たら、第1回の「人魚の贈り物」が始まっていて、しかも既に終わっていました。完敗です。 それにしても、一番の人は掲載からわずか十分後とは。アラート機能をもっていらっしゃるのかしら? さて、悩める古書店さんの言われている問題は、鋭く深刻なものなのかもしれません。古本屋の客がすべてセドリ化しているとは思いませんが、私の周りにも転売目的で安ければ何でも買う人がいます。買ってももちろん中身は読みません。左から右です。 ただ責任の一端は古本屋にもあるのではないでしょうか?そういうセドリ行為をする客をたしなめ、客を育てるのも古本屋の役目だと思うからです。 売れれば何でもいい式の古本屋気質の変質もまた、大きくて悲しい問題のような気がするのですが、いかがでしょうか。 それにつけても、面識もない私たちを信頼してくださる管理人さんのお言葉には、ほんとに感激しました。皆さん同じ思いでしょう。
私も一言;感謝を込めて 投稿者:風信子  投稿日:12月 2日(月)16時50分05秒

私は、インターネットを時々しかつなぎません。
昨夜は、偶然ですが、『人魚の贈り物』の出品を掲載直後に知りました。 第一印象は、すごいなあ!! でした。
これだけの本をあげてしまうのですから・・・凄い心意気です。 この企画に参加させていただけたことを、心から感謝いたしました。
2冊ほど、欲しいと思った本がありましたので・・・迷いました。 しかし、私にとっては、今、切実に必要な本ではありませんでした。 私にとっての立原のように、もっと必要としている方がいらっしゃるような気がしたのです。 そんなことを考えている間に、全てお嫁に行ってしまいました。
(無題) 投稿者:管理人      投稿日:12月 2日(月)20時54分57秒

Bori様
風信子様
たとえ面識はなくても、人の品性や見識は書いたものから推し量れるものです。お二人の言葉を拝見して、我が眼に狂いなしと改めて確信致しました。 特に風信子様には、そこまでお気遣いいただいたことに深く御礼申し上げます。 と申し上げたところで、いささか違和感を覚えました。何故なら、『人魚の贈り物』の企画立案は、言うまでもなく人魚の嘆き様にかかるところ大だからです。 管理人の特権で名称変更を独断により行いましたが、この企画の趣旨については、是非人魚の嘆き様にも伺いたいものです。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 2日(月)22時28分57秒

『人魚の贈り物』の企画趣旨については、管理人様が書かれている通りであり、新たに付け加えることは特にありません。ただ、「不要本」うんぬんに関して少し私見を述べましょう。 愛着・実用など理由は何であれ、手元に置いておく必要がある本は価格にかかわらず差し上げることはないのだから、その意味において『人魚の贈り物』に出す本が私にとって「不要本」(好きでない言い方ですが)であるのは確かです。 しかし管理人様がおっしゃる通り、『人魚の贈り物』で不要本の整理をするという発想は全くありません。不要であっても高額な本は無料提供出来ませんし、逆に市場価格が千円以上するにしても、誰も喜ばない本を出すこともないのです。 従って、「自分にとって不要であり、かつ無料提供することに抵抗なく、また皆様に喜んでもらえる本」を差し上げる場であればよいと私は考えます。これがまさに、管理人様曰くの「お楽しみ」ということでしょう。 この趣旨からすれば、初めから転売目的の「コレ、頂戴」はやはり残念だし、寂しいことではあります。まあ結論は管理人様と同じ、すなわち見ず知らずではあるけれども、ここに集う皆様を信頼する「古書愛好家善人説」でいきたいということです。
再び『小説永井荷風』 投稿者:北村  投稿日:12月 3日(火)11時03分10秒

人魚の嘆き様
このたびは大変なご厚情を頂戴し、感謝の言葉も御座いません。必ずやご期待に沿える研究成果を出すことで、ご恩に報いる所存であります。 別に書面を認めましたが、こちらのご縁ですので書き込ませていただきました。今後ともよろしくご指導下さい。
「山羊の歌」 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月 3日(火)11時46分56秒

cogito様
早業ですねえ。秘訣をお教え下さい。

人魚の嘆き様
国会図書館で「署名本の世界」を見てきました。函の装丁が楽譜装なんですね!立原道造の2冊の詩集がカラー貼り付けページだったのにも感激しました。それにあんなにきれいな本が世の中に残っているとは。剥がして持ってきたくなりましたよ(笑)。 それと、S書林がどこかで超極美と書いていた「山羊の歌」三好達治宛本も羨ましく拝見したのですが、それを見てふと思いました。立原は「山羊の歌」をもらっていなかったのでしょうか?もしもらっていたら、今どこにあるのでしょう?何かご存知ですか?
秘訣(勝利者は語る) 投稿者:cogito  投稿日:12月 3日(火)12時58分55秒

ヒヤシンスさま
インターネット常時接続でBori 様の仰言ってたHP更新アラート機能(こんなものあるのかな)でも付ければ完璧なんでせうが、拙宅にはそんなものありません(しかも無料プロバイダーのために22:00過ぎると繋がらなくこともある)。秘訣はズバリ「胸騒ぎ」であります。うそ、最近目録作りの合間に毎晩何度となくチェックしてます。御二方の"行動時間"がハムスターみたいなので今後泣かされさうです。
緑川貢 投稿者:つるみとんぼ  投稿日:12月 3日(火)20時15分15秒

管理人様
戦前の「日本浪漫派」や「文学界」に小説を発表している緑川貢に興味を抱いておりますが緑川貢には単行本が存在するのでしょうか? 何卒、ご教示願います。
有難う御座いました 投稿者:グレノリ  投稿日:12月 3日(火)21時40分00秒

管理人様
「支那伝説集」本日、到着いたしました。遠慮なく頂戴いたします。今夜から早速、読み始める積りです。有難う御座いました。
『山羊の歌』について 投稿者:風信子  投稿日:12月 3日(火)22時48分01秒

ヒヤシンス様
人魚の嘆き様へのご質問でしたが、わかる範囲で認めさせていただきます。 立原道造は、第二次『四季』の同人として交友のあった中原中也から、詩集(献呈署名入)を寄贈されています。 その詩集は、1940年6月2日に文藝會館で開催された「故立原道造藏書陳列會」で売られました。 買価は、『山羊の歌』15円、『ランボオ詩集』5円でした。 現在の所有者については知りませんので、どなたかご存知の方がございましたら教えてください。 なお、立原が書いた中原についての評論に「別離」(角川版6巻本全集の第4巻110-113頁)があります。 「別離」は、『四季』第37号(1938.5.20発行)の特集記事「『山羊の歌』『在りし日の歌』について―現代の詩集研究3―」(48-59頁)に、神保光太郎「覚書」、津村信夫「中也の詩魂」と共に掲載されています。
尾崎一雄の詩について 投稿者:永町  投稿日:12月 3日(火)23時00分48秒

はじめて投稿いたします。管理人様よろしくお願いいたします。
過日、『角鹿の蟹』(稲垣達郎)の中で尾崎一雄の詩が改造社『新万葉集』にとられている、と記載されておりました。筆名は柳純三ということになっております。 今頃何を聞くの、という感もありますが寛大なお心でお聞きください。 ついては、雑誌以外で発表されたもの、またその詩作の実力など御教授くだされば、さらに尾崎一雄をおもしろく読んでいけると思います。 なお、この『新万葉集』についてもお教えくだされば幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月 4日(水)00時30分46秒

つるみとんぼ様
緑川貢は優れた才能を持ちながらも時代に飲み込まれてしまった不運な作家の一人と言えるでしょう。戦前、戦後を通じて著書はたったの一冊のみです。
『初恋』昭和三十三年七月十日 穂高書房発行 定価270円 282頁 四六判 上製本 カバー 帯 装丁 内藤八重 「あこがれ」「花園」「初恋」の三編が収められておりますが、これらは何れも戦前に発表された作品です。尚、檀一雄が跋を書いております。

永町様
尾崎一雄は早稲田高等学院時代には屡「柳純三」の筆名で作品を発表しております。 拙ホームページ、稀少雑誌の中の「映像」を御覧戴けましたでしょうか、ここにも「柳純三」の筆名で日夏耿之介ばりの詩を発表しております。 ところで永町様が仰っております改造社の『新万葉集』は昭和十二年までに様々な人たちが様々な雑誌、その他に発表した短歌が集められております。従って詩が掲載されることは先ず無いのではと推察いたします。併しながら全部に目を通したわけでは御座いませんので断定は致しません。 『新万葉集』は必要なものだけ買って持っていたことはありますが、全部で何巻だかは知りません恐らく十三冊前後だと思います。
尾崎の本格的な作歌は高等学院時代の同人雑誌『極光』大学時代の同人歌誌『八つ手』に殆どが集約されております。その中から同人間で評価を得た歌を二首、ご紹介いたします。

相模のや曽我の山辺の春夏をわれ幼くて君とありしか
そのかみの童女愛(かな)しと摘みにけむ濃染紫桔梗の花
尾崎一雄の詩について
尾崎は日夏耿之介、萩原朔太郎の詩に強く傾倒しておりましたので詩作がどうしても両者に酷似してしまい、そんな詩を幾つか雑誌に載せてもらったり致しましたが、同級の天才詩人『村田春海』 や小宮山明敏らによって酷評されて以来、詩作はあきらめましたので、大学になってからは表に出した詩は無いのではと思います。尾崎の詩はあまりにひどいので書き写す気がいたしません。
稲垣達郎の『角鹿の蟹』は小生も好きな本です。余談ですが『角鹿の蟹』には枡形の私家版があります。 以上参考になりましたでしょうか
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 4日(水)11時09分15秒

cogito様
「ハムスターみたい」が夜型という意味であれば、私に関してはそれは誤解です。私は毎朝(土日も月に一回か二回のお休みを除いて)5時か6時に起床しているので、その時間に床に入ることも稀でない管理人様とは別世界の人間です。

ヒヤシンス様
風信子様
『山羊の歌』立原道造宛献呈本は、幸いにも戦火を免れ現存しております。所蔵先に関してはご容赦願います。
御礼『人魚の贈り物』 投稿者:由紀夫  投稿日:12月 4日(水)11時37分53秒

管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』を受け取りました。
現実に本が届くと、あらためて「何てすごい企画なんだろう」と感嘆するしかありません。 風信子さんを見習い、自分がいただいたことが恥ずかしくないように熟読いたします。 ありがとうございました。
山本富士子 投稿者:秋山  投稿日:12月 4日(水)12時26分20秒

人魚の嘆き様
ご無沙汰しております。
さて、ご存知と思いますが、現在日本経済新聞の「私の履歴書」に女優の山本富士子さんが登場しています。そこで彼女は、自分の実の父親は駒井清次郎といい、貿易商を営んでいたが子供の頃に母親と離別したと書いています。 この駒井清次郎しいう名前は、限定本のコレクターでその道の著書もある駒井清次郎と同姓同名で、字も同じです。しかも年齢も近いと思われるのですが、果たしてこの二人は同一人物なのでしょうか。 世紀の美人女優の父親が、限定本コレクターであったという話は聞いたことがないので、おそらく別人だろうと推測しているのですが、念のためお伺いします。
探しています 投稿者:荒井和男  投稿日:12月 4日(水)14時37分10秒

初めて投稿します。まったくの場違いをお詫びいたします。失礼とはおもいますが、以下ありましたらお知らせください。
週間プレイ・ボーイ創刊号、中折のピンアップを再度見たいので。 その他、昭和33年ごろの月間「少年」か何かに、江戸川乱歩か山田風太郎が書いたと思うのですが、少年短編推理(サスペンス)で、少年がベッドで寝ている下で、その少年のコピーが出来て、少年ととって代わろうとする、ようなストーリーのものがあったとおもうのですが、雑誌名等どなたか教えてください。
拝復 投稿者:管理人  投稿日:12月 4日(水)19時06分26秒

cogito様
本日、大変ご丁寧なる文とご労作、大変有り難く拝受いたしました。目方ならば完全に海老、鯛でしめしめと存じております。
瓜ふたつ収穫終へて園と庭  この川柳がお分かりになるのはcogito様と小生だけでしょう。
追記 投稿者:管理人  投稿日:12月 4日(水)19時21分30秒

cogito様
リンクの件は了解です。じゃんじゃんおやりください。 ハム。
「週刊プレイボーイ」 投稿者:グレノリ  投稿日:12月 4日(水)19時49分28秒

荒井和男様
「週刊プレイボーイ」(間ではなく刊ですね?)の創刊号は下記HPで購入できると思います。 http://www.daisendo.com/syoko/28.htm
リンクの件 投稿者:cogito  投稿日:12月 4日(水)20時22分57秒

管理人様
リンクの件、ありがたく力強い援軍を得た思ひです。 cogito@とっとこハム太郎より。
祝杯をあげます 投稿者:健一  投稿日:12月 4日(水)20時42分24秒

管理人様&人魚の嘆き様
「通夜物語」が届きました。なんと美しい本なのでしょう。本をよこに置いてビールで祝杯をあげます。一生大事にします。本当にありがとうございました。
「蒼馬を見たり」 投稿者:立原道造が好き  投稿日:12月 4日(水)21時35分18秒

「人魚の贈り物」に間に合わず、しばらく落ち込んで書き込みも出来ませんでした。でも、気を取り直していきます。

ダークホース様
愛知の福岡書店が探求されている「蒼馬を見たり」を持っているようです。初版美で120000円とあります。ちょっと高いですかね。
お見事です! 投稿者:Bori  投稿日:12月 4日(水)22時43分05秒

cogito様
史上最短の掲載後5分での「コレ、頂戴」(「コ、コレ」でしたっけ)実にお見事でした。私はまた完敗です。しかも夜ふかし男なのに・・・ HP更新アラート機能、ほんとに誰か作ってくれないかなあ、私だけに。

管理人様
「角鹿」は何と読むのですか?どこかの地名でしょうか?
拝謝 投稿者:selah  投稿日:12月 4日(水)23時49分31秒

管理人様
人魚の嘆き様
フィッツジェラルド作品集三冊,本日無事到着致しました。 有難う御座います。 大事にさせていただきます。
尾崎一雄の詩についての御礼 投稿者:永町  投稿日:12月 5日(木)00時08分34秒

管理人様へ
尾崎一雄の詩の件について御教授を賜り誠にありがとうございました。また読書の世界が広がったように思います。貴ホームページの掲載雑誌に柳純三の詩があったなんて思いもよりませんでした。 また、句もお教えいただき勉強の種ができたような気がします。これからもよろしくお願いいたします。

Bori様 「角鹿」で「つぬが」と読みます。敦賀の古名、著者稲垣達郎の故郷だそうです。『角鹿の蟹』には岩本素白先生の話も載っております。
『平原』  投稿者:大陸人  投稿日:12月 5日(木)06時15分02秒

管理人様
『平原』についてご教示戴きましてありがたう御座ひました。 満州から出ていた雑誌としては随分と早い時期なので驚きました。
『人魚の贈り物』の御礼 投稿者:くだん  投稿日:12月 5日(木)09時34分57秒

管理人様
人魚の嘆き様
『ノノミ抄』を受け取りました。 大変うれしいです。有り難うございました。 本日も心惹かれる贈り物リストを拝見しましたが、 まずはこの本をゆっくり堪能したいと思います。
残念ながら手が出ません 投稿者:ダークホース  投稿日:12月 5日(木)10時31分58秒

立原道造が好き様
『蒼馬を見たり』の情報をありがとうございました。
ただ残念ながらその金額では手が出ません。無知なものですから、他の本の値段から、そんなに高いとは思ってもみませんでした。でも考えてみれば最初の本ですものね。 『蒼馬を見たり』を出版した際に、林芙美子は郷里の恩師や知人に本屋で注文してほしいと依頼しています。まだ無名で一般に売れる期待もできず、出版社に迷惑をかけたくなかったようです。 そんな若き日の芙美子の思いをオリジナルから感じ取りたかったのですが・・・残念ですが、あきらめるほかないみたいです。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月 5日(木)12時04分58秒

人魚の嘆き様
確か『蒼馬を見たり』2冊お持ちだったのでは。
不思議な一日 投稿者:風信子  投稿日:12月 5日(木)12時09分37秒

超夜型人間の私は、午前中は使いものになりません。
今日も、明け方まで仕事をして、のんびり起きてsaronに顔をだしたら・・・ 涙がこぼれました・・・ 探求書にだしたいけれど、高額が予想されましたので、迷っていた本が・・・ ホントに哀しくなりました。
でも、気を取り直して、 昨日届いたばかりの探求書4冊を手に取って、 立原の「物語」にある言葉など口ずさんで、気を取り直しました。
季節は、いくたびもくりかへす。そして、人の心は、おなじ道をいくたびもさまよふ。
メールを見ましたら、昨夜、ひそかにご教示をお願いした件のお返事が、 管理人様から入っていました。 これは、誠に嬉しいお話で・・・
哀しいやら嬉しいやら・・・不思議な一日がはじまりました。 午後からは、開発中の資料検索システムの打ち合わせに挑みます。 頑張って、プログラマーとやりあいましょうと・・・。
追伸 投稿者:風信子  投稿日:12月 5日(木)12時11分29秒

何ということでしょう!
salonをsaronと間違いました。ハズカシ・・・
御礼 投稿者:文庫丸  投稿日:12月 5日(木)12時13分25秒

本日『二都物語』拝受いたしました。
長い間探していたものが、このような形で入手できました事を大変うれしく思います。本の保存程度も素晴らしく、記念品としての意味合いも含めまして大切にさせて頂きます。本当に有難う御座いました。今朝の出品もタッチの差でした。
『人魚の贈り物』のお礼 投稿者:留女  投稿日:12月 5日(木)12時15分12秒

管理人&人魚の嘆き様
漱石の本を頂戴しました。とてもうれしいです。 ありがとうございました。
風信子さん、一緒に泣きませう。 投稿者:cogito  投稿日:12月 5日(木)13時04分36秒

管理人様
人魚の嘆き様
本日便にて「不知火日記」落掌、まことに忝けなく御礼を申上げます。って、実は「古本市場」板覗いて、今なほ目玉がくらくらしてるんです…。「朝型」といっても通勤中の人間は参加できないですね〜。今度は『林檎みのる頃』ですか!この企画の恐ろしさがだんだん分かってきたやうな(ためいき)。 拙DB「伊藤佐喜雄」のリストを直しました。以上、ひるやすみとりいそいでの御礼御報告まで(ためいき)。
私もHP更新アラート機能がほしい! 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月 5日(木)13時36分38秒

cogito様
私も一緒に泣きます。
それにしても、一番乗りが10分、5分、7分では勝負になりません(cogitoさん、まだ最短!)。貼り付けて一時間後から書き込み可能というのはどうでしょう?(でも、それでは先着順にならないか、馬鹿だなあ)

風信子様
人魚の嘆き様
ご教示ありがとうございました。どこかに存在するというだけで、安心です。何しろ日本では、焼けてしまった本が多いようですから。 ところで、人魚の嘆き様はどうしてそんなに色々な情報をお持ちなのでしょうか?ひょっとして、専属の本の探偵でも雇っていらっしゃるのでは?
御礼 投稿者:つるみとんぼ  投稿日:12月 5日(木)14時36分34秒

管理人&人魚の嘆き様
本日、『人魚の贈り物』の長田幹彦本二冊を落手いたしました。
本を無償にて提供なる企画は半信半疑でしたが、こうして現実のものとなりますと、改めて、表現の仕様が無い位、物凄い方達との触れ合いを有り難く感じます。有難う御座いました。 こればかりではなく、今後とも宜しくご指導いただきたくお願い申し上げます。 又、「緑川貢」に就いてのレスポンスもとても実証的で大いに参考になりました。重ねて御礼申し上げます。
連れ涙 投稿者:Bori  投稿日:12月 5日(木)15時26分17秒

今日は天気いいのに、朝から皆さん雨模様のようで・・・

永町様
角鹿ありがとうございました。東北かと思っていました。
御礼 投稿者:長さん  投稿日:12月 5日(木)17時14分32秒

管理人様・人魚の嘆き様
本日無事「母への手紙」届きました。どうも有難うございました。 大切にいたします。 
あれこれ 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 5日(木)18時16分52秒

朝からお騒がせしました。次は夜、かどうかはわかりません。

秋山様
まさにその駒井清次郎です。古書の世界では以前から有名な話でしたが、私も信じていなかったので驚きました。

管理人様
人の本棚までよくご存知ですねえ。話したことがあったかな?

ダークホース様
『蒼馬を見たり』は確かに2冊持っています。一冊は某作家宛献呈署名本(美本)、一冊は恐らく日本で3本指に入る極美本です。 林芙美子への思いはよくわかりましたし、管理人様の無言のプレッシャーもあるので、価格が折り合えばいずれかお譲りしましょう。ただし、なにしろ買値も高かったものですから、格安とお感じになるかどうかはわかりません。 後ほど『探求書』欄に書き込みますのでご判断願います。

cogito様
ハムスターでなかったのが確認いただけましたね!

ヒヤシンス様
探偵は2人です。というのは冗談ですが、珍本の情報を寄せてくださる方は全国に数多くいます。この世界も人脈は大事だと思いますよ。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月 5日(木)19時33分32秒

cogito様
ご恵送戴きました『夜光雲』田中克巳の日記を熟読いたしました。随所に重要記述がありました。 資料としても大変貴重なものと存じます。改めて御礼申し上げます。
斎藤昌三の本 投稿者:  投稿日:12月 5日(木)19時34分21秒

皆さんこんばんは。
私は昭和の大書痴斎藤昌三をこよなく愛し、彼の著作を全部蒐集することに執念を燃やしている男です。 まだ手にしていない本もありますが、写真その他でほぼ9割は確認しました。 ところが、気にはなりつつ今もって縁に恵まれない本が一冊あります。 それは「新富町多與里」という昭和27年に出された本で、出版社は彼の本を多く扱った青園荘です。 資料によれば限定30部とあり、箱つきで「怪美版」という意味不明の名称が付けられています。 そこで皆さんにお尋ねしたいのは、この本を見たことがないか、どういう内容か、「怪美版」とはどういう意味なのか、といったことです。 ご存知の方よろしくお願いします。
 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月 5日(木)21時32分15秒

先ほど自宅へもどり、ようやく少し落ち着いて書き込みをしています。今朝は、職場から覗いてみて、あまりのショックに、一日中「仕事も上の空」状態でした。以前Yオークションにそのうちの1冊が出たときもじっとビット金額を見つめるだけでしたのに。嗚呼・・・。贈り物に出会うには宝くじで当てる以上の幸運が必要なのではと思い始めております。
やったー、間に合ったー、しかし・・・ 投稿者:Bori  投稿日:12月 5日(木)22時17分29秒

ようやく『人魚の贈り物』を手にすることができました。なんだか大学に合格したときよりうれしい気分。 しかしよく見ると、玉乃井さんはなんと2分で『人魚の嘆き』を射止めている。最短記録更新。 もうあとは1分しか残っていない。いや同時刻もありえるのか。恐ろしい世界だ・・・
探求書再掲載の御礼 投稿者:風信子  投稿日:12月 6日(金)02時32分39秒

管理人様
探求書欄に、再掲載をしてくださいまして、ありがとうございました。

皆々様
これまで、探求書2冊と追加2冊で、合計4冊入手できました。 あと、70冊・・・皆様よろしくお願いいたします。 また、立原に関する直筆原稿や書簡、単行書や雑誌などの古書情報が入りましたら、ぜひ教えてください。  
田中克巳 投稿者:管理人  投稿日:12月 6日(金)03時59分07秒

cogito様
「田中克巳著作総目録」の遺漏を見つけました。
『支那の高等文官試験』(随筆)「文明評論」創刊号 昭和十五年六月二十八日発行 ぐろりや・そさえて 
訂正 投稿者:管理人  投稿日:12月 6日(金)04時40分23秒

cogito様
「ぐろりや・そさえて」 ではなく「ぐろりあ・そさえて」でした。
「挽回だ!」 投稿者:cogito  投稿日:12月 6日(金)08時05分11秒

管理人さま
田中先生の文献情報をありがたうございました。
お送りした「夜光雲」はHP版が最新で、あれは本としての質感を楽しんで頂かうといふものであります。それにしては大きくて重いのであります。
最近寝不足でもう「早起き鳥」の看板はとりさげます。(今朝も泣) さうですか。「全詩集」と「年暮れる」の間にそんな詩集があったんですね。 "週末本番"(勝手に決めてる)にむけて、電話代が嵩むだらうと思ひます。
『蒼馬を見たり』のお礼とお願い 投稿者:ダークホース  投稿日:12月 6日(金)11時00分08秒

人魚の嘆き様
このたびは無理なお願いをお聞きくださり本当にありがとう御座いました。管理人様にメールをお送りいたしました。 『蒼馬を見たり』を手にすることができるなんて、何か夢でも見ているような気がして、今も心が落ち着きません。 しかも他の本屋さんの半分の値段で、日本に何冊もないきれいな本を譲っていただいて、本当によろしいのでしょうか? お金はすぐにお送りしますが、もしよろしければ本をいただく時に短時間でもお目にかかることはできませんでしょうか?直接お会いしてお礼を申し上げたいのです。 私は都内の大学に在学しており、12月は28日までこちらにおります。 勝手なお願いばかりですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
田中克巳追加情報  投稿者:管理人  投稿日:12月 6日(金)12時14分20秒

cogito様
『支那の高等文官試験』はP60〜P66です。
大木実『柴の折戸』は、二冊あった筈ですので、もう一度チャンスがあるかもしれません。
玄誠堂目録 投稿者:秋山  投稿日:12月 6日(金)19時36分22秒

人魚の嘆き様
駒井清次郎、その人物だったのですか。とても意外でした。
ところで、以前の書き込みによれば、玄誠堂の古い目録を随分お持ちとのこと。言うまでもなく、詩歌書を扱っては戦前の玄誠堂、戦後の中村だと思います。ただ例によって、玄誠堂の個人目録も現在では入手難です。 人魚の嘆き様は玄誠堂の目録のどの号をお持ちでいらっしゃいますか。よろしければお教え願います。
こんばんは。 投稿者:cogito  投稿日:12月 6日(金)20時10分01秒

管理人さま
追加情報をありがたうございます。
『林檎みのる頃』はあと3冊ありませんか。ぼくと風信子さんとヒヤシンスさんのぶん。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 6日(金)21時20分58秒

昌様
『新富町多與里』は昭和27年に青園荘から刊行された限定30部の本で、夫婦函が付いています。芋子屋山房版の改装本にすぎませんから、内容はご確認願います。 「怪美版」については、下品な裸婦仕掛けのことです。バタフライの色が何色あるだの、一時期話題にする人もいましたが、今は誰も関心を持たないことでしょう。

ダークホース様
お喜びいただきよかったです。 ところで、貴方様が女性でいらっしゃることを管理人様からうかがいました(そう推測はしていましたが)。 お目にかかるのは構いませんが、管理人様が嫉妬すると後が怖いので、3人でお会いしたいと思います。管理人様がジャガーで送迎し、食事もご馳走してくださると思いますよ。

管理人様
上記の件について、ダークホース様と日程の調整をお願いいたします。

秋山様
玄誠堂の目録は戦前・戦後共ほとんど所持しています。必要なものをお知らせください。
緊急提案 投稿者:  投稿日:12月 6日(金)23時02分09秒

管理人様、人魚の嘆き様、『人魚の贈り物』登録者の皆様
『人魚の贈り物』は大変素晴らしく、またとてもありがたい企画です。 しかも我々の予想をはるかに超える頻度と質で本を提供してくださることに、すべての登録者がたとえまだいただけなくても、感謝していると思います。 もちろんこれはお二人だから可能になったことです。蔵書家はしばしば度量が狭い人が多いものですが、お二人は本当に稀有な存在です。 こんな企画は今までネットはもちろんどこにもなかったろうし、これからも二度とないでしょう。 しかし、今までも掲示板でお二人にお世話になりっぱなしの私がこんなことを申し上げるのもなんですが、『人魚の贈り物』はいささか過熱しすぎていないでしょうか? 今回などは「稀覯本の世界」のHPを開けない状態で、ものの十数分ですべて確定してしまいました。 そこで提案なのですが、方式を先着順から抽選に変えたらいかがでしょうか?その方が登録者の精神衛生上もよいと思うのですが。 もちろん、管理人様と人魚の嘆き様のご意向しだいですが、参加されている皆様のご意見も拝聴したいと思います。
「新富町多與里」補足 投稿者:七面堂  投稿日:12月 6日(金)23時13分10秒

昌 様
「今は誰も関心を持たないことでしょう」と言うのは、概ねその通りかと存じますが、それでは余りにも何なので、蛇足を一つ。 「別冊太陽 発禁本」(平凡社、平成十一年七月)にかなり大き目のカラーで、「怪美版」の書影が載っておりますので、ご参考にされては如何でしょうか。

管理人 様
過日は大変お世話になりましたが、分野が異なるため ROM に徹しています。 この程度の参加しか出来ませんが、今後とも宜しくお願い申し上げます。
抽選に反対 投稿者:孝一  投稿日:12月 6日(金)23時36分54秒

東様
私は抽選には反対です。
タダでこれだけいい本が頂戴できるのだから、登録者にも努力が必要なのではないでしょうか。 私もまだ機会に恵まれませんが、熱意と努力が不足していると反省しています。
Re:緊急提案 投稿者:留女  投稿日:12月 7日(土)00時20分51秒

時間を区切って、その間に申し込んだ方の抽選にするのも一つの考えですね。なんにせよ、お二人のお決めになることではないでしょうか。
敗者復活 投稿者:管理人  投稿日:12月 7日(土)02時12分38秒

cogito様
そんなもの、あるわけ無いだろ!!

七面堂様
久し振りですね。補足有難う御座います。分野なんて細かい事を言わずに、ちょくちょく顔を出してくださいませ。二重投稿の一つは消去いたしました。

『人魚の贈り物』登録の皆々様
出来るだけ多くの方々にお喜び戴けたらとの主旨により、次回、第七回『人魚の贈り物』は「敗者復活」(争いではないので戦はつけません)と致しますので既に贈り物を獲得された方はご遠慮願います。その方達が入れた予約の全ては失格と致します事をお断りしておきます。
「はっはっは。」 投稿者:cogito  投稿日:12月 7日(土)05時43分25秒

管理人様へのコメント
でも「敗者復活」はとても良い企画と存じ申しあげます。(早起き鳥も復活。) http://6813.teacup.com/cinema/bbs
再斎藤昌三の本 投稿者:  投稿日:12月 7日(土)09時44分30秒

人魚の嘆き様
近代文学コレクターの最高峰に君臨する人魚の嘆き様にお答えをいただき、感謝感激の極みです。今後もご指導お願い申し上げます。

七面堂様
ありがとうございました。
「別冊太陽 発禁本」というのは、城市郎の監修した本でしょうか。 私は斎藤昌三の関係でどうしても長尾桃郎派なので、城のことは敬遠気味でした。 しかし、せっかくの情報なので見てみたいと思います。 ところで、七面堂様は地下本に関するサイトを主催されているのですね。 そこで是非ひとつお伺いしたいことがあります。 それは水野葉舟の「おみよ」についてです。 この本の前編は風俗壊乱で発禁になり、後編は未完とされています。 しかし、長尾によれば後編が密かに地下本として出ているとのことです。 七面堂様はこの本をご覧になったことがございますか、または所在をご存知ですか。 よろしくご教示お願い申し上げます。
『人魚の贈り物』登録者第二次募集 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月 7日(土)11時00分26秒

以下の要領に納得され、『人魚の贈り物』コーナーへの参加を希望する方は、12月9日午後8時までに「Salon de 書痴」に「登録希望」の書き込みをしてください。ここで登録された方は、「八回より」参加を認めます。

1.管理人宛てに名前・住所・電話番号を明記したメールを送って下さい。それで登録は完了です。
2.『人魚の贈り物』の開催は「探求書・古本市場」にて致します。不定期で、人魚の嘆きと管理人の気まぐれによります。それほど頻繁には開催しません。
3.掲載した本を無料で差し上げます。ただし、送料その他経費として、一律千円いただきます。
4.登録者による先着順一名様にのみ差し上げます。希望する本がある場合は、『コレ、頂戴』というタイトルで「希望する本の名前」を明記してください。なお希望する本がある場合に、自分より先にその本の希望を書き込んでいる人がいないか、必ず確認を願います。すなわち2番手の書き込みは遠慮ください。
5.1番の方には本を送ります。到着後、千円を指定口座に振り込んでください。
6.言うまでもなく、本、その他に関するクレームは一切受けません。
7.一回の出品での申し込みは一人1点に限定致します。
8.皆様への善意に基づく無償譲渡ですから、転売目的の方は堅くお断りします。その事実が判明した場合は、理由の如何にかかわらず登録抹消となります。また、マナーの悪い方も登録抹消致します。
登録希望 投稿者:大塚  投稿日:12月 7日(土)11時49分21秒

管理人様&人魚の嘆き様
この日を首を長くして待っておりました。登録をお願いいたします。
『人魚の贈り物』登録者第二次募集 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月 7日(土)12時17分40秒

第二次募集は先日の募集に乗り遅れた方々のための追加募集です。 既に登録を済ませている方には不必要です。  
登録希望 投稿者:フリーズ  投稿日:12月 7日(土)12時35分08秒

『人魚の贈り物』参加申し込みます
登録希望 投稿者:善蔵  投稿日:12月 7日(土)13時18分45秒

管理人&人魚の嘆き様
初めまして、殆ど毎日こちらを訪れているのですが、前回の募集のときは何故かためらってしまいました。是非、登録をお願いいたします。葛西善蔵の文学が好きなのですが、まだ浅学故、宜しくご指導ください。
登録希望 投稿者:大輔  投稿日:12月 7日(土)13時46分08秒

 管理人&人魚の嘆き様
 三島本等研究している大輔と申します。 今回是非登録させていただいたく存じます。
登録希望 投稿者:JIN  投稿日:12月 7日(土)14時38分06秒

人魚の嘆き様
登録お願いいたします。 書き込みに即反応できる自信が全くないのですが…頑張ります。
登録希望 投稿者:慾呆け  投稿日:12月 7日(土)15時27分21秒

管理人&人魚の嘆き様
初めましてHN「慾呆け」と称します瀧井孝作の愛読者です。 この度の『人魚の贈り物』への参加を希望いたします。 「Salon De 書痴」へもぜひ参加させていただきたくお願い申し上げます。
登録希望 投稿者:study  投稿日:12月 7日(土)16時27分49秒

たいへん御無沙汰しております。ぜひ登録させてください
Re玄誠堂目録 投稿者:秋山  投稿日:12月 7日(土)17時27分22秒

人魚の嘆き様
具体的な発行年、号数は不明なのですが、誌上入札が何回か行われ、稀覯詩集が出品されたとの座談会発言があり、それを一番探しております。 よろしくお願いいたします。
登録お願いします! 投稿者:立原道造が好き  投稿日:12月 7日(土)17時39分15秒

『人魚の贈り物』第二次募集に応募いたします。 頑張ります!!!
登録希望 投稿者:春の雪  投稿日:12月 7日(土)19時34分56秒

管理人様
これで皆さんと同じスタートラインに立てます。よろしくお願いします。 
同時アクセス成功!! 投稿者:伸六  投稿日:12月 7日(土)20時41分47秒

管理人&人魚の嘆き様
有難う御座います。うれしくて、うれしくて、天にも昇る気持ちです。 物凄い本を獲得。今日は7時間ずっと粘り続けた甲斐がありました。
(無題) 投稿者:伸六  投稿日:12月 7日(土)20時46分42秒

伸六です。
まだドキドキしているし、手も震えています。こんなスリル初めてです。 「敗者復活」してくれて、本当に有難う御座います。
『雨の停車場』ですか!!! 投稿者:マヴォ  投稿日:12月 7日(土)21時33分31秒

管理人&人魚の嘆き様
本日『山本文庫』を無事いただきました。包装を開けるとあの3冊が、しかも美本揃いで目の前に現れ、夢を見ている心地でした。本当に御礼の言葉もありません。ありがとうございました。 他の方への優越感と申し訳なさが入り混じっていたところに、ところが『雨の停車場』の出現を見て、今はそれらが吹き飛び驚愕と畏れが体に充満しています。 私は耳学問で幻の本だと思っていたのですが、それが何と無料で登場してしまうとは! 管理人様や人魚の嘆き様にとっては、この本すらたいしたことないレベルなのでしょうか。ともかく、私も幸運でしたが、伸六さんはその上を行くのではないでしょうか? それにしても、7時間の忍耐とは常人では考えられないこと。どなたかが書かれていた努力の賜物ですね。
ともども脱力感。 投稿者:cogito  投稿日:12月 7日(土)22時14分55秒

もしよろしければ、送られる前にページサイズ装幀など御教示賜りたく。 雨の岐阜より。 マヴォさま、欲しい本は早めに宣言しないと、こうなっちゃうんですよ!
Re『雨の停車場』 投稿者:管理人  投稿日:12月 7日(土)22時18分56秒

マヴォ様
『雨の停車場』については、以前もここで話題になった記憶がありますが、そんなに大騒ぎする程の稀覯本ではありませんよ。経験の浅い古本屋が幻の本扱いしているだけで、幻どころか小生も人魚の嘆き様も持っているし、他にも何度か見たことがあります。 それに鳥羽某に全く関心がないし、凡そこれ程不出来な詩集はなかろうという代物なので、無料提供に相応しいと判断した次第。勿論、古書市場に出ればそれなりの価格でしょうし、伸六様が喜んで下さって嬉しいですが、貴兄が入手した本とは格が違いすぎます。
「おみよ」後編 投稿者:七面堂  投稿日:12月 7日(土)22時25分34秒

昌 様
監修とは異なると思いますが、それです。 好き嫌いはありますでしょうが、資料と言うことで。 内容の取捨はその後で宜しいかと。 水野葉舟の「おみよ」後編に就いては、 申訳ありませんが、全く情報を持っていません。 表でそれなりに評価されている人物に就いては、 ここに集われておられる方々の方が情報をお持ちの様な気もします。 地下本を標榜しているにも拘わらず、お役に立てず済みません。
『おみよ』後編 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 7日(土)23時30分15秒

昌様
七面堂様
『おみよ』の後編はご承知の通り公刊されませんでした。
しかし、後編の掲載された雑誌(手元に資料がなく曖昧ですが「趣味」でしたか?)の該当ページに無地の表紙と裏表紙を付け、手書きでタイトルを書き入れた本が複数存在し、過去に古書の世界にも出てきました。 恐らく、長尾氏(懐かしい名前です)が言及したという『おみよ』後編の地下本とはこれのことでしょう。製作者が誰なのか、著者が関与していたのか、などは私の知る限り不明です。 不思議なのは、前編は高村光太郎による表紙の裸婦画が原因で発禁になったのだから、後編はそこを配慮すれば堂々と出せたのではないかと思われることです。 もっとも、この頃の葉舟は発禁処分ばかり食っていたので、或いはそのあたりが影響していたのかもしれません。 以上、ご参考になれば幸いです。
あらためてこんばんは。 投稿者:cogito  投稿日:12月 7日(土)23時35分41秒

さうだった。マヴォ様は「林檎みのる頃」ぢゃないですか。バチあたりますよ!
伸六さま、よかったですね!残り物に福。ぼくも次回はさらなる運にあやかりたいです。ってバチあたりなことばかり方々に書いてますから、そろそろ出入禁止にされさうです。
以上、昔、家族から「グス六兄ちゃん」と綽名されてたcogitoでした。
『子を打つ』 投稿者:無知な女  投稿日:12月 7日(土)23時37分58秒

管理人さま 大陸人さま
ご無沙汰しております。
前回の投稿は「本」への偏愛がもとで、ついつい感情的になりすぎてしまいま した。皆さま、気分を害されたのではと、投稿を差し控えておりました。
さて、お二人から薦めていただいた、アルスより出版された安成二郎の短編集 「子を打つ」を入手しました。 作家名を意識すると自ずと目にはいるようになり、先日も某古書店で作家の思 い出などが書かれた署名本を見かけました。 タイトルは忘れてしまったのですが、まだ値付けされておりませんでした。 親しい本屋なので取りあえず「唾」をつけてしまいましたが、いかがなもので しょう…。署名入りはお高いものなのでしょうか?ご教授下さいませ。 宜しくお願い申し上げます。
Re.『子を打つ』  投稿者:管理人  投稿日:12月 8日(日)01時45分41秒

無知な女様
随分、暫くぶりで御座います。
仰います書物は『花万朶』と推察されますが、この本は全てに署名が入っております。 しかし、その本が出来上がった時期に安成二郎は著しく体調を崩していたので、黒のフェルトペンで書かれた署名は安成二郎に兄事しておりましたFK氏(故人)の代筆です。尤も本人の筆だからといって高くなる性格の物書きではありませんが。 その事は別にして好著ではありますので是非一読をお勧めいたします。 古書価は二千円前後でしたら妥当でしょう。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月 8日(日)04時15分21秒

管理人です。
先程、人魚の嘆き様より抗議の電話が御座いました。
『雨の停車場』は、とうの昔に処分してしまったそうです。何故ならば「読むにも持つにも耐えない」からだそうです。小生も全く同感です。 小生の、それも昭和43年に封をした多分、この企画が無かったら絶対に開けてみなかったダンボールから出てきたもので、全く記憶にありませんでした。しかも以前に話題になった時にも何処かにあった事すら思い出せなかった様です。今、ぱらぱらと斜めに読んでみますと、成る程、詩作を止めて、本屋にでもなった方がよさそうだと考えた、著者の判断は正しかったと思います。 それにしても、不思議でならないのは、何故、斯くも下手糞な詩を読みたがるのでしょう。どのぐらいまずい詩であるかの確認をとりたいがためとしか考えられません。この詩集の作者の詩を読んだ事があった上で、この詩集を探しているとは到底思えません。どんなものを書いているのかも知らないで、誰かが珍しいからと言ったから闇雲に欲しがるという欲しがり方は小生にはよくわかりません。 折角、お喜びの伸六様に水をさすような事ばかりを書き連ねましたが、もっと、もっと冷静に或いは客観的な判断力を持たないと、単につまらない情報だけで高くなってしまった様な駄本を買わされる羽目になりますよ
稀覯詩集の定義 投稿者:cogito  投稿日:12月 8日(日)10時20分37秒

 管理人様の仰言る、かような情報不足によって多々生ずる古書界ならではの蒙昧を、「書影暴露・詩篇抄出」によって解いてさしあげ、代償規制を用意するとともに造本所有に対する純粋な対価を導き出すことが、当方HPの使命なのでござりまする。`<`(_ _)`>`  敬白 ( 真面目に書かうとしても次第にこのかきこみモードから抜けなくなってしまったです。一匹かういふのを泳がしておいて下さい。)
 玉石混交とは申せ、鳥羽茂のほかにも貴HPで紹介の「村田春海詩集」をはじめ(ぼくは原田春海といふひとの本を間違へて買って結局自著の装幀に採用したあはて者)、「孟夏飛霜」、「井口蕉花詩集」、「月に開く窓」、「菊池香一郎詩集」、「夜の落葉」などなど、新刊書店に並ばぬどころか復刻もされず、一端情報が人気に拍車をかけて「幻」になってしまった夭折詩人の本は多いですね。上記中、唯一手に入れた「夜の落葉」などは呪縛が解けて厳しい目で見つめると「なるへそ、この一篇みっけ。」といふ内容でした。しかしながら詩集(モダニズムの本は特に)は意匠が命でありますから、装幀に意を用ゐたボン書店社主が開業にあたって唯一出版した本と聞いては、やっぱり期待するのが人情と思ひます。
 さうなんですか。文語と小曲・民謡以外の戦前口語詩集なら(充分守備範囲が狭い)大抵のものは喉を通る甘党悪食の私でも、叩きつけて店を出たくなるやうな代物なのですか。さうであればあったで、彼の功労と人生の道行きを思ふ上で貴重な一品かと愚考致します次第。
すでに作品鑑賞の次元から、ひと様の人生観察といふたちの悪い詩人探索病に罹ってゐるcogitoより。
追而 投稿者:cogito  投稿日:12月 8日(日)10時35分45秒

>もっと冷静に或いは客観的な判断力を持たないと、単につまらない情報だけで高くなってしまった様な駄本を買わされる羽目になりますよ。
耳いたいです。実は椎の木の詩人達に囲まれて写ってゐる写真といふ先行情報のみで「春・影・集」といふ詩集を買って、あんまり対価と釣り合はない内容なので返品させて頂き、以後目録がこなくなっちゃった本屋さんがあります。この場を借りて陳謝致しますとともに、店頭で吟味可能な店売り古書店がもっと増へてくれることを切に祈ります。
登録希望 投稿者:マルドロール  投稿日:12月 8日(日)15時27分12秒

大変お久しぶりです。 未成年でも資格があれば、『人魚の贈り物』に登録をお願いします。
稀覯? 投稿者:YT生  投稿日:12月 8日(日)15時51分57秒

cogito様
初めまして
問題は、かの本を出した人の足跡の一つを見るだけに、いかほどの金額を出さなければならなくなるか、という事です。しかも、その本の稀少性を宣伝したのが、さもあらん現役の古本屋とは、考えられない話です。尚且つ、散々、お客さんに本を売っておきながら手柄を自分のものにしてしまったらしいですね。本屋は本を買う客の目的が様々である事を承知の筈でその中には当然、研究や書誌の作成を目的として買う客がいる事も視野の範囲です。私は大学で教鞭をとる傍ら、書誌の作成なる作業もしてりますが、私がその分野の本をちょくちよく其処の本屋で買っているとしたら、とても腹立たしい思いを持つでしょうね。商人道なるものが、あるや否や判りませんが、私の付き合っている本屋さんは、本と共にテーマをも示唆してくれますが、それが本屋さんの見識だと思います。「本と手柄はお客さん、お金はこちら」が商人道かと思えます。 管理人様の様々なるそれと比較いたしますと児戯に等しき経験しか持ち合わせておりませんが書誌の作成をしておりますと必ず、凡そ文学とはかけ離れた、実用書だったり児童書だったり、といった本が大きな壁となります。其の作家の作家以前の苦労時代の、生活費を捻出するための、止むを得なき仕事です。例えば「宇野浩二」には『誰にも出来る株式相場』や『誰にも出来る米相場』なる著書がありますが、これは実用書だけに矢鱈と版を重ねているので相当数が世に出たと推察されるのですが情報がすぐに古くなってしまう分野ですので、短期間で用済みになり廃棄されてしまう 性格をも持つ本なので、探すのは大変です。初期ではありませんが「菊池寛」にも麻雀の本があったり致します。確かに珍しい本なのかも知れませんがその様な類の書籍をも稀覯本と位置付けるのには抵抗を感じてしまいます。それらの本は書誌的見地からは無視するわけにいきませんので、買わざるを得なくなってしまうのですが、こういう物を古本屋によっては思い切り捻った価格にしますので、只、奥付を見るだけの本に十数万円も支払う事になります。しかも、文学的には全く無価値ですから作業が終わりますと用済みになります。当然、買った本屋さんに引き取ってもらいたいのですが、そういう本屋に限って、「今、もう二冊持っているからいらない」とか、なんとか理由をつけて買取を拒否します、仕方無しに他の本と共に他の本屋に持っていきますが、当然の事と思いますが評価するわけもなく、二束三文での処分となります。 例えばここのHPの珍本の処に掲載の「島村利正」の『高麗人』は文学的価値を持ち、克、珍ですが そういった例は帯だのカバーだのの有無を問題にしなければ極めて稀と言えるでしょう。
稀覯本と駄本は紙一重とも思えますが、それも内容次第という管理人様の意見には全く同感です。 それにしても、古本屋には客の足元を見ながら商売をする人が少なからず居りますが最近の本屋さんは、其の傾向が顕著で、どうも客の思い入れを極端に価格に反映させているような気がしてなりません。
八木義徳 投稿者:YT生  投稿日:12月 8日(日)18時00分54秒

管理人様
続けざまの投稿になってしまいますが、お許し下さい。
八木義徳に関しての論文を仰せつかったのですが、私の尤も興味深い作品は代表作の『劉広福』です。以前に管理人様が紹介されました『観光満州』『文学者』と単行本になりました『母子鎮魂』 に収録されました、それの文章の異動についての論考をしてみたいのですが『観光満州』はどこにも所蔵が無いので、誠に図々しいとは存じますが管理人様の資料をご配慮戴けませんでしょうか? どうか、宜しくご検討下さい。
はじめまして。 投稿者:cogito  投稿日:12月 8日(日)19時11分52秒

YT生さま
はじめまして。
全くもって仰言るとほりと存じます。
「本と手柄はお客さん、お金はこちら」といふ言葉、じぃんと来る言葉ですね。 店売りの本屋さんはお客と顔を実際に合はしていろいろなことを教へてくれますから、自分が教示を垂れたものについてむちゃくちゃな値段がつけられません。信頼関係を築くのは顧客側からのメリットだけではなく、「また気持良く来てもらふ」といふ、世間御町内で商売をしてゆく上で当たり前のこととしてお店が大切にしなくてはならないことでもあったかと思ひます。「客の思い入れを極端に価格に反映」させた一部の目録売買については、そんな信頼関係を一回限りの値踏みに換金してしまってゐるやうな気がしてなりません。相手がお役所で候の文学館ならいざ知らず、過去にロマンを持って古書の世界の鳥羽口(笑)に立った多くの若者たちを焚きつけたら、その成果を、例へば復刻のやうな、実際に多くの人がテキストにあたれる何らかの形で提供還元して頂きたいものだ、とは常々思ふところです。さんざんお世話になってをりながら、いざ本屋さんに不幸があったときには清々するやうな(アンタエゲツナイネー)、顔を見たこともない本屋さんといふのはやっぱり寂しいです。私は片田舎に住んでをりますから、古書店の目録に大きな恩恵を被ってゐます。美本や雑誌は難しいでせうが、初版本でも状態でメリハリをつけて載せて下さるうちは、今後も各目録古書店を一番の頼りとしてお付き合ひさせて頂きたく思ってゐます。ただしかし追而に書きました反省のやうに、もう少し品物選びのための安全な情報収集手段がないものかと思ってゐます。両者納得づくの売買が目録古書店で完全に成立してゐるとはおもへません。「嫌なら買ふな」「返品したら二度と売ってやらない」といふ威かしの"透かし"が入ってゐる目録は、精神衛星上見ない方がいいのですが、最近は大分人間も出来てきたやうであります…。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月 8日(日)20時01分09秒

伸六様
マヴォ様
cogito様
YT生様
ご高説を賜りまして有難う御座いませす。お二方のご意見はそれぞれのアングルで書物に向かう姿勢を充分に伝えて下さいましたので付け加える事は殆ど御座いません。 『人魚の贈り物』主催者側からの一方的な意見としては、ここで無償にて提供されます書物に関しては、高いだの、安いだの、珍しいだの、そうでないだのといった世間でおこなわれております価値判断に拠ります評価は一切して頂きたくないことだけを、どうかご理解いただきたく存じます。

YT生様
『観光満州』に就いては承知なのですが、生憎、現在は貸し出し中です。 戻ってまいりましたら手配いたします。
cogitoファンになりました 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月 8日(日)20時38分27秒

cogito様
最近私にとって、この掲示板を拝見する楽しみが一つ増えました。それはcogito様のお話を読むことです。 管理人様と人魚の嘆き様の博学多識に圧倒されてばかりの中で、ユーモア溢れる文章に包まれたcogito様のお話は、極上の食後酒のように(そのようなものは飲んだことがありませんが)この掲示板の魅力を一層増しているように思われます。 私は詩が専門ではありませんが、cogito様のお話で詩にも少し興味が湧いてまいりました。 私の大学にもcogoto様のような図書館司書がいらしたら、どんなに素晴らしいことでしょう。お話をうかがいに図書館に入り浸り、上の方々に叱られてしまうかもしれませんけれど。 これからも、たくさん楽しいお話を読ませてください。
お許しください 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月 8日(日)20時43分32秒

cogito様
先程の書き込みで一箇所cogotoになってしまいました。「小言」ではいけませんものね。大変失礼いたしました。(cogito様も「精神衛星」という字が・・・) 機械の打ち込みは本当に厄介ですね。
いつも頭の中を衛星が回ってをります。 投稿者:cogito  投稿日:12月 8日(日)20時55分09秒

天女の舞い様 こんばんは。
恐縮の至り(陰でハム様にべろ) 明日から頑張りましょうね!!!!!
反省の弁 投稿者:マヴォ  投稿日:12月 8日(日)21時09分57秒

管理人様&人魚の嘆き様
自分が皆さんに羨ましがられる本をいただきながら、他の方の手にする本と比較するような表現をしたことをお詫び申し上げます。 ご不快な思いをされたのであれば、どうかお許し願います。
『人魚の贈り物』について 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 8日(日)22時38分25秒

『人魚の贈り物』について、方式も含めて色々なご意見があるようですが、登録者第二次募集にあたり、改めて企画立案者として所見を申し述べたいと思います。もちろん、管理人様のご了解を取った上での発言です。 まず、「先着順より抽選に」というご意見について。 企画段階では、投稿から5分以内で返答がくるとは想像もしていませんでした。本を提供する側にとっては、そこまで期待されているのは嬉しいことです。ただ、一方で過熱気味であるというご指摘もごもっともでしょう。 にもかかわらず、第二次募集でも先着順を踏襲したのは、公正に抽選が行われている証拠を皆様に示す方法がないからです。 古書を集めている人は、多かれ少なかれ、古書展などでの「不公正抽選」の苦い経験があることでしょう。仮にそういう方が『人魚の贈り物』の抽選で何度もはずれたら、やはりここでの抽選が公正かどうか疑いたくなるはずです。 それと、抽選は人間関係を損ねる恐れもあります。例えば、登録者の中には私たちが面識のある方もいらっしゃいます。そういう方は、「当ててくれるだろう」と期待するのが自然でしょう。はずれれば、恨み言の一つも言いたくなるかもしれません。 以上が、先着順を変えない主たる理由であります。この企画の本旨が「お楽しみ」であるのは、既にご承知の通りです。それが不快な企画にならないためとご理解願います。 もし「先着順で間に合わないのが不快だ」とお考えであれば、参加しないのは当然皆様の自由です。残念なことではありますが、「公正に欠ける」と批判されるよりはましだと思います。 次に『人魚の贈り物』に関する各種コメントについて。 基本的に全くご随意で結構です。以前yamanaka様の掲示板にも書いたことがありますが、この掲示板も、古書関係を中心とした自由闊達な書き込みの場であってほしいと願います。 言うまでもなく他人を誹謗中傷したり、プライバシーを損するものは論外ですが、ネチケットをわきまえた書き込みをいたずらに制限するのは、「萎縮効果」をもたらすだけで、掲示板の自殺行為だと私は思います。 『人魚の贈り物』についても、手にされた方の喜びの声を聞けば私たちも嬉しいし、「取り逃がした」という書き込みも微笑ましく(ご本人はそんな心境ではないかもしれませんが)拝見しています。従って、マヴォ様の書き込みも別に不快でもなんでもないし、お詫びなど不要です。 皆様が手にされる本は、申すまでもなく、珍しさ、古書価格などバラバラです。繰り返しますが、それを前提とした「お楽しみ」の企画なのですから、どうぞあまり難しく考えず、肩の力を抜いて、楽しんでください。ただしくれぐれも、パソコンの画面ばかり見入って、仕事や家族関係に支障などきたしませんように!!!
意のあるところをご理解いただければ幸いです。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月 8日(日)22時47分27秒

秋山様
玄誠堂目録の入札がある号は全て所持しております。コピーを差し上げましょう。

cogito様
私も貴兄の書き込みは楽しく拝見しています。 cogitoファン倶楽部を作ろうかしらん。
登録希望 投稿者:鬼涙  投稿日:12月 9日(月)00時08分20秒

管理人&人魚の嘆き様
初めまして、本友達の村山さんよりこちらを教えて戴いたのでお邪魔致します。 私は牧野信一や嘉村磯多の作品をこよなく愛するものであります。 大変、見事な企画の『人魚の贈り物』第二次募集に応募させて下さい。 また、「Salon De 書痴」へも時々参加させていただきたく思います。
安成二郎 投稿者:無知な女  投稿日:12月 9日(月)02時01分00秒

管理人様
『花万朶』の様な気がしてきました。火曜日あたり神保町に出向き確認してきます。 ところで、
「豊葦原瑞穂の国に生まれ来て米が食へぬとは嘘のような話」 自宅にてひっそり鑑賞しました。『子を打つ』は今だ手付かずでございます。
登録希望 投稿者:乱歩邸  投稿日:12月 9日(月)09時33分58秒

管理人様
私のことを覚えていらっしゃいますか?お忘れでも、それは私の責任です。 昔々書き込んだ人間が、こんなときだけのこのこ出てきてすいませんが、『人魚の贈り物』に参加お認め下さいませ。
「探求書・古書市場」欄の整理 投稿者:管理人  投稿日:12月 9日(月)09時51分33秒

午前から予定が入っていて、睡眠3時間の強行日程です。

皆様
「探求書・古書市場」欄は過去ログを設けませんので、古い書き込みから順に消えてしまいます。そこで、皆様の「探求書」を出来るだけ優先的に残す形で随時整理しますので、その旨ご了解ください。

cogito様
私は下戸です。
追伸 投稿者:管理人  投稿日:12月 9日(月)10時00分29秒

書き落としましたが、「探求書」の再掲載に当たっては、既に約定したものは削除してあります。
登録希望 投稿者:清二郎  投稿日:12月 9日(月)11時51分23秒

管理人&人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』への登録をお願いします。
「おみよ」地下本 投稿者:  投稿日:12月 9日(月)12時24分16秒

人魚の嘆き様
「おみよ」後編の地下本について、情報ありがとうございました。 地下本まで把握されているとは驚くべき幅の広さですね。 私も弟子に加えてください。

七面堂様
おっしゃるとおり、好き嫌いにこだわると情報が減ってしまいますね。 反省しています。

管理人様
『人魚の贈り物』に登録をお願いいたします。
「探求書」欄と「人魚の贈り物」欄 投稿者:管理人  投稿日:12月 9日(月)14時56分55秒

皆様
色々と試行錯誤を重ねた結果、「探求書」欄と「人魚の贈り物」欄を分離することにしました。 HPのボタンも出来るだけ早く分けますが、それまでは「探求書」欄はここの上下のボタンから、「人魚の贈り物」欄はHPのボタンからアクセス願います。なお、それに合わせて両欄の過去ログを整理したのでご参照下さい。
2題 投稿者:  投稿日:12月 9日(月)16時10分20秒

管理人様
かねがね、『探求書』が『人魚の贈り物』に埋没してしまうなと思っていましたので、今回の分離は我々にとっても大変ありがたいことです。 手間がかかることばかりと思いますが、これからもよろしくお願いいたします。 管理人様の「古本屋商人道」に関するご意見に全面的に賛成です。 持ち物自慢の著作が次々とゾッキ本になっている下町の古本屋など、哀れというしかありませんね。

人魚の嘆き様
『人魚の贈り物』に抽選制を導入しない理由について、ご説明ありがとうございました。 そこまで深くお考えになっているとは知らず、浅はかなことを申し上げたと恥ずかしい思いでいっぱいです。 人魚の嘆きさんの書かれている文章を読むと、世の中の珍本がことごとく集まっていく理由がなんとなくわかる気がします。 古書の造詣や経済力だけでなくて、もともと我々とは器の大きさが違うんですね。そんな方と交流できて、ほんとに幸せだと思います。
登録希望 投稿者:sakamoto  投稿日:12月 9日(月)17時28分41秒

管理人様
人魚の嘆き様
人魚の贈り物に登録お願いします。
嘉村礒多 投稿者:鬼涙  投稿日:12月 9日(月)17時50分35秒

管理人様
嘉村礒(前回変換を間違えました)多について質問です。 彼の代表的な著作に江川書房から出版された「途上」と「一日」があります。 「途上」には百部までに署名が入っていますが、「一日」の署名本もあるのでしょうか。 というのも、「一日」の出版五日後に彼は死んでいるので、署名などとても出来ないと思うからです。 ところが先日ある古書店で、「一日」の署名本があったのです。 これは誰かが意図的に作ったものなのでしょうか。
登録希望 投稿者:彭城矯介  投稿日:12月 9日(月)19時24分38秒

管理人樣
人魚の嘆き樣
初めてお邪魔致します。 突然で恐縮乍ら、小生にも「人魚の贈り物」への登録をお許し下さい。 何卒宜しくお願ひ申上げます。
『人魚の贈り物』有資格者名簿 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月 9日(月)20時29分32秒

東様 風信子様 留女様 太宰ファン様 本とは?様 文庫丸様 賞物小僧様 孝一様 cogito様  くだん様 大熊様 葵の家様 由紀夫様  グレノリ様 金ちゃん様 大陸人様 天女の舞い様 小仏様 マヴォ様 文庫中毒者様 ラビリンス様 永町様 imamura様 未練堂様 selah様 玉乃井雪様 yamanaka様 伸六様 健一様 Bori様 りょくと様 酔霧様 つるみとんぼ様 長さん様 恩地喜多八様 ヒヤシンス様 村山様 貞之介様 花筐様 大塚様 フリーズ様 善蔵様 大輔様 JIN様 慾呆け様 study様 立原道造が好き様 春の雪様 マルドロール様 鬼涙様 乱歩邸様 清二郎様 昌様 sakamoto様 彭城矯介様
正式登録者は以上の方々です。
御礼 投稿者:Bori  投稿日:12月 9日(月)20時56分39秒

管理人&人魚の嘆き様
本が到着いたしました。 こうして頂戴すると、『人魚の贈り物』のありがたみが実感としてわいてきます。よい思い出にもなりました。本当にありがとうございました。
多謝 投稿者:大熊  投稿日:12月 9日(月)21時22分45秒

管理人&人魚の嘆き様
『明治回顧展覧会目録』を御恵贈賜りまして誠に有難う御座いました。 随分、長い間探していたのですが全く思いがけなく出会えまして感激も一入で御座います。 大切にさせて頂きます。
ヒヤシンスどの、残念であったのぅ。 投稿者:cogito  投稿日:12月 9日(月)21時41分31秒

-y( ̄ー ̄)。oO○ よゆう よゆう。
ぐぐ、くやしい・・・ 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月 9日(月)21時46分26秒

cogito殿
やられ申した。
2.もあぶのうござりました。(なんだか影響受けてますよ!!!)
タッチの差 投稿者:くだん  投稿日:12月 9日(月)21時55分22秒

ヒヤシンス 様
送信した瞬間に、先手を取られているの見るとギョッとしてしまいますね(^^;。 第2希望とはいえおめでとうございます。

管理人樣
人魚の嘆き樣
今回もとても興味深いラインアップでした。 ありがとうございました
作戦 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月 9日(月)21時56分41秒

管理人「また、cogito様が一番だったね」「どうも我々の行動パターンを読まれているね」
人魚の嘆き「何か作戦を立てないとね」
管理人「通勤時間は?」
ありがとうございます 投稿者:imamura  投稿日:12月 9日(月)22時11分43秒

前回の敗者復活に続き、二回連続となりました。 大変うれしく思うとともに、皆様に申し訳なく思います。 管理人様、人魚の嘆き様 本当にありがとうございます。
祝福ありがとうございます 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月 9日(月)22時14分11秒

くだん様
本当ですね。あのギョッは経験した者でないとわかりませんね。 祝福のお言葉ありがとうございます。 これからもフェアープレーでお互い頑張りましょう。
続作戦 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月 9日(月)22時46分03秒

人魚の嘆き「確かcogito様のbbsに8:37が家を出る頃とありましたよ」
管理人「じゃあ、次は8:40に出すか」
人魚の嘆き「でも、それって公正さに欠けませんか?それにフレックスの日もあるらしいし」
管理人「なにフレックス、うーん小癪な、そうだ!名案がある」
人魚の嘆き「なんですか?」
管理人「cogito様の興味のない本だけ出そう」
人魚の嘆き「でも、結構ダボハゼかもしれませんよ」
管理人「うーん、間違いなくそうだろう。cogito恐るべしじゃのぅ」
人魚の嘆き「そうじゃのぅ」

( ^ー')v勝利者は語る その2 投稿者:cogito  投稿日:12月 9日(月)22時50分30秒

みんな、ぜったいずるっこだと思ってるんだろうなぁ。(-∀-)y-~~~ みなさん、かきこみ文句は裏画面でスタンバイ、常識です。
しかし吾ながら今年の運を使ひ果たしたカンジ。でもまたすぐ来年くるし。
ご心配なく。信じています。 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月 9日(月)23時08分29秒

cogito様
ご心配なく。誰もずるしているなんて思っていませんから。 もし、cogito様がずるしているとしたら、管理人様や人魚の嘆き様も共犯ということになってしまいます。 そんなことは絶対にないと私たちは信じています。 それに、もしずるしているならば、『山本文庫』こそcogito様の手に渡っているはずではありませんか(古傷に触れてしまったのならお許しください)。 次は私も頑張ります。自信はありませんが・・・
奇跡のような 投稿者:study  投稿日:12月 9日(月)23時22分22秒

さっき間に合わなかったんです。
ダメだなあと思って何気なくもう一度開いたら、ホント奇跡のようなことが起こりました。まだ胸の鼓動が聞こえてきます。
ありがとうございました 投稿者:立原道造が好き  投稿日:12月 9日(月)23時25分55秒

風信子様
ヒヤシンス様
私も仲間入りできました。

管理人&人魚の嘆き様
今から本が来るのが楽しみです。ありがとうございました。
有難う御座います。 投稿者:大陸人  投稿日:12月 9日(月)23時29分42秒

管理人様、人魚の嘆き様
有難う御座います。少し早いクリスマスが゛参りました。 実は意表をついてくるのではと、待ち続けておりまして、大成功いたしました。

cogito様
有難う御座いました。ご教示のテクニックを早速使わせていただきました。
二度あることは 投稿者:cogito  投稿日:12月 9日(月)23時36分16秒

天女の舞いさま、ありがたうございます。
御二方は、「雨の停車場」や山本文庫を三冊も一緒に出すやうな訳のわからない方達ですから、こんどはもう、みなが「絶対ずるだ!」と口を揃へて仰言るやうな超早業で、このホームページ掲示板を閉鎖に追い込みたいとおもひます(語る語る)。
(と、ここまで裏で書いてきて)  え、ほんとに次あったの?

>大陸人さま、おめでたうございます。
「もうねます。詩集だけは出さないで下さい。」
失格審議委員会 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月10日(火)03時00分04秒

人魚の嘆き「管理人様、一大事で御座います」
管理人「こんな夜中に何事じゃ」
人魚の嘆き「抗議のメールが殺到してPCがパンク寸前なのです」
管理人「抗議の内容を詳しく聞かせてくれ」
人魚の嘆き「それが大幅なルール違反を犯した者が約一名居たようなのです」
管理人「早速、全員を招集の上失格審議委員会を開かねばならんな」
人魚の嘆き「もう既に全員集合しておりますが」
管理人「うむ、そうであったか、して容疑内容の詳細は?」
人魚の嘆き「ルール中最重要の『コレ、頂戴』が『これちょうだい!』だったらしいのです」
管理人「それが、もし本当だとすれば打ち首、獄門に値するな」
人魚の嘆き「はい、その様な規定になっております」
管理人「共犯者はいるのか?」
人魚の嘆き「今のところ共犯者は特定できていませんが、先日も『コ、コレ頂戴』と書き込んだ無法者が居たようです」
管理人「さっさと逮捕して、金目の本を没収しろー」
『人魚の贈り物』関連の書き込みについて 投稿者:管理人  投稿日:12月10日(火)09時16分55秒

『人魚の贈り物』登録者各位
cogito様の提言に従い、『人魚の贈り物』関連の書き込みは、今後全てそちらの掲示板をご利用願います。 ついては、昨日の『人魚の贈り物』その8以降のこれに関連する書き込みは、既に移動致しましたのでご了承下さい。 なお、管理人VScogitoのやり取りで意味不明の部分は、下記bbsをご欄になれば氷解することでしょう。ただし、何の役にも立ちませんが。
http://6426.teacup.com/cogito/bbs
青木繁の絵のある詩集 投稿者:海の幸  投稿日:12月10日(火)11時37分04秒

皆様はじめまして。私は美大で勉強している者です。
青木繁が大好きで、彼に関する様々な資料を集めています。中でも最近、彼の作品が入っている明治期の詩集に関心を持ち、そのことについて今日はいくつか教えていただきたいのです。
まず第一に、彼との関係で最も有名な詩集に蒲原有明の「春鳥集」があります。大学の図書館に収められていたので、実物を目にすることは出来たのですが、なんとしても手に入れたいという思いが高まってしまいました。 そこで先日、神保町に行ったところ、最初に入ったお店に文学を専門とする古本屋さんを紹介されました。そこを尋ねたところ、「春鳥集は今ありません。あっても20万円以上しますよ。」と言われてしまったのです。 私は古書のことはまったく無知なのですが、20万円もするのであれば、とても買える物ではありません。しかし本当にそんなに高いものなのでしょうか?もしかしたら、青木繁の絵が高値の理由なのでしょうか。どなたか、お詳しい方にお聞きいたします。
第二は最近知ったのですが、青木繁は岩野泡鳴という詩人とも交流があり、彼の詩集にも絵が入っているそうです。ただその詩集の題名がわかりません。文学専門のお店でもちょっとわからないということでした。 質問はこの詩集の題名と、どんな絵が入っているのか、そしてこれも「春鳥集」と同様に高いのかです。ご存知の方、お願いいたします。
『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』 投稿者:旧三島党  投稿日:12月10日(火)13時25分43秒

yamanaka様、由紀夫様、春の雪様、大輔様
三島に関心の深い諸兄にお尋ねします。
先週末に時間があったものですから、今年話題になった橋本治氏の『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(新潮社)を読みました。 率直な感想を申し述べれば、「この方は三島の作品をちゃんと読んでいるのか」「この方は三島を評論するほど勉強しているのか」という疑いを禁じ得ませんでした。それは特に恋愛論に顕著でありましたが、他も大同小異と申せましょう。
ただ小生も三島に関しては研究の最前線から離れて久しく、また新しい感覚に馴染めない年齢にもなりました(もっとも著者も若くはありませんが)。 そこで、もしこの本をお読みになった方がいらしたならば、その感想を承りたく存じます。併せて、最近の三島関係の評論で推薦に足る本があれば、ご紹介下されば有難く思います。
今朝の新聞を見て 投稿者:くだん  投稿日:12月10日(火)13時38分58秒

管理人様
今朝の毎日新聞朝刊で木山みさをさんの訃報を知りました。 私は木山捷平さんの本は唯一、稀覯本の世界の書影にもあります 「見るだけの妻」だけしか持っていないのですが、病床記を書かれた 奥様が今まで存命だったとは知りませんでした。奥様にも著書があるとのことで、これを機に、木山夫妻の本を探してみようと思います。
『探求書』について 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月10日(火)17時23分48秒

風信子様
『探求書』の「松永茂雄・龍樹兄弟遺稿集『戦争・文学・愛』1968年 三省堂」は、下記URLの古本屋が出しています。ただし、15,000円はちと高いですね。 コピーでよければ、もちろん国会図書館にあります。
http://plaza5.mbn.or.jp/~takakosemann/b6.html
不勉強なもので・・・ 投稿者:春の雪  投稿日:12月10日(火)19時39分17秒

旧三島党様 せっかくのご指名なのですが、僕はその本を読んでいません。というか、三島の作品は好きだけれども、別に三島の研究書を読みたいとは思わないのです。 お役に立てずに申し訳ありません。
Re.嘉村礒多 投稿者:管理人  投稿日:12月10日(火)20時15分41秒

鬼涙様
「一日」には確かに嘉村礒多と署名のある本が複数存在いたします。 しかし、どうみても、おかしいと思います。署名の字に疑問があるという事と病状が進んでいるにも拘らず署名ぐらい出来るような状況であらば、売り本よりも先に献呈本への署名を優先させるはずです。単なる署名の本は時たま見かけますが、献呈署名のそれを一度も見た事はありません。併しながらこれも推論に過ぎませんので、単に小生の私論と思って頂きたく存じます。

海の幸様
詩歌集につきましては人魚の嘆き様がお詳しいので彼に答えていただきます。

くだん様
木山みさをさん以上に夫の没後その仕事を世に出す事に尽力をした作家夫人を私は知りません。 やや、やり過ぎて、研究者が研究する余地をも埋め尽くしてしまったので、本格的な木山捷平研究家が出ずらくしてしまったのが、将来、木山文学の存続に影響を及ぼさなければと懸念をしてしまう位、一所懸命でした。木山文学に触れるに際しましては、先ず、原点であります詩をお読みになる事をお勧めいたします。
松永兄弟の本について 投稿者:風信子  投稿日:12月10日(火)20時20分17秒

管理人様
ヒヤシンス様
情報ありがとうございました。
私にとって、今、すぐ手元に必要でしたので、早速手配させていただきました。 忙しさと甘え?から、「このページお願いすれば何でもかなう」という安易?な道を選んでしまい、 お手を煩わせることになり、今さらながら心苦しく思っております。 故あって、本日は、ビックな1日でしたので、御礼が遅れて申し訳ございませんでした。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月10日(火)20時28分49秒

JIN様
独り言を読ませていただきましたが、そう、悲観しなくても良いと思います。 「作文」はダンボール箱に二つ位ある筈です。且つ、殆どの号が二重、三重とダブっておりますので、「野川」も又、出品いたしましょう。「作文」は高木恭造の追悼号や様々な詩人の特集が組まれている号が多く、とても良い参考文献であります。
旧三島党様 投稿者:yamanaka  投稿日:12月10日(火)20時59分31秒

その橋本治の評論は出てすぐ購入、読了した覚えがあります。勿論、研究とは異なり評論文学ですので、実証的な意味からすれば「おいおい」というところはあるかもしれませんが・・・とはいえ、切り口は目新しく感じ、新鮮だった印象でした。正直なところ、読み物として面白かったです。が、こんなことを申しながら、三島にとって創作行為は人生の芸術化だ、とか、1950年代の作品でやたら土地の問題が出てくるとか、歌舞伎がどうのとか、そのくらいしか記憶になく全くお恥ずかしい次第です。最近のものはこれぞというもの以外ゾッキで探そうとポツポツ買っていますが、実はあまり読んでおらず、それよりは村松の三島伝やペルソナなどにちらと出てくる細かい情報を自分なりに実証したりしております。
Re青木繁の絵のある詩集 投稿者:マヴォ  投稿日:12月10日(火)21時02分50秒

海の幸様
僭越ながら、人魚の嘆き様の前に私が回答し、補足をお願いしたいと思います。 まず『春鳥集』の初版本は20万円してもおかしくないのではないでしょうか。青木繁の人気もあるし、象徴詩の先駆的詩集としても評価されている本です。 次にその岩野泡鳴の詩集は『夕潮』で、明治43年に出版されました。表紙も挿絵も青木繁が担当していますが、『春鳥集』ほど人気はありません。 ただし本は珍しく、私も見たことがありません。『春鳥集』と同じくらいの古書価がするかもしれませんね。 ところで、この2冊にはカバーが付いていて、(『夕潮』のカバーは私は見たことがありません)それがコレクターの間では垂涎の的になり、一枚のカバーで古書価が数倍になります。 しかし海の幸さんにはこれは関係ないことですね。

人魚の嘆き様
上の説明で何点でしょうか?
旧三島党様 投稿者:大輔  投稿日:12月11日(水)00時26分16秒

  私も読みましたが、小説と考えました。杉村春子と水谷八重子の 論説は興味をもって読みましたが。あくまでも橋本氏の三島を主題と した創作だと思います。  もう少し読み込んでみようとは思います。  三島関連の論文というと語弊がありますが最近興味を持って読みましたのは 浅田次郎氏が朝日新聞社から出している、「待つ女」に収録されている「三島 由紀夫の戦場」は個人的に楽しめました。  参考にならず、申し訳ありません。
林芙美子装丁本 投稿者:ダークホース  投稿日:12月11日(水)07時24分33秒

太宰ファン様
ダークホースと申します。
昨日は「人魚の贈り物」でおめでとうございました。 そちらの掲示板に「太宰治の著作装丁者一覧」を作成されているとありましたので、一つご質問があります。 以前、林芙美子が太宰の本の装丁をしたことがあると何かで読み、タイトルを知りたかったのですが、そのままになっていました。 その本のタイトルをお教えいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
RE:『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』 投稿者:由紀夫  投稿日:12月11日(水)08時31分57秒

旧三島党様
私もその本は読みました。
基本的な意見は皆さんと同じ、つまり「読み物」としてどう評価するかということだと思います。 私は著者特有の数ページで終わる話を数十ページに書く冗漫さに、「読み物」として閉口しました。確かに目新しい切り口もありましたが、三島関係の書物として、将来残る本とは思えませんでした。 生意気なことを申し上げご勘弁ください。

人魚の嘆き様
三島由紀夫関連の論文もお書きになっていることを最近知り、びっくりしました。早速読んでみたいと思います。
『春鳥集』と『夕潮』 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月11日(水)11時35分33秒

海の幸様
マヴォ様
マヴォ様のご説明(点数は付けられませんが、よくご存知だと思いました)に補足いたしましょう。 『春鳥集』と『夕潮』にある青木繁の絵は、以下の通りです。
『春鳥集』 口絵・挿絵・カバー(共案)
『夕潮』  挿絵(4枚)・表紙
これにより明らかなのは、『夕潮』はカバーが青木繁との関係では問題にならないが、 『春鳥集』では重要だということです。『春鳥集』がカバーの意匠を強く意識した詩集であるのは、表紙にタイトルも何も書かれていないことからもうかがえます。 なお古書価に関しては、20万円はいささか高すぎる評価だと思います。『春鳥集』15万円、『夕潮』10万円といったところでしょうか。後者の方が出てきませんが、前者の方が人気が高いのが価格差の原因です。 以上、ご参考になれば幸いです。
裝幀 投稿者:りょくと  投稿日:12月11日(水)13時16分06秒

ダークホース様
はじめまして。りょくとといいます。
太宰ファン様への質問を見ていて、林芙美子裝幀の本の事を思い出しましたので、蛇足かとも思われますが、一応書きます。 太宰の本の事は分からないので悪しからず。
新戀愛論 杉山平助 中央公論社 昭和12
収穫 芹澤光治良 東峰書房 昭和16(林芙美子の日記が出てる出版社ですよね。)
珊瑚礁 火野葦平 東峰書房 昭和17
まだあると思うのですが、とりあえずこれだけ覚えていたので。 同姓同名ってこともあるのかとも思いますが。
美しい村 投稿者:arai  投稿日:12月11日(水)17時21分08秒

堀辰雄の「美しい村」。弥生書房?が1960年代に出版したハードカバー物、どなたか所在をしりませんか?
大和路・信濃路 投稿者:selah  投稿日:12月11日(水)19時31分09秒

堀辰雄の『大和路・信濃路』の初版を\6,500.-で見かけたのですが,この値段は妥当なのか否か判断できません。 外函の状態が悪かったので,決して美本ではないのですが,好きな本なので迷っています。 どなたか,ご意見下さいませんか? 宜しくお願い致します。
堀辰雄 投稿者:管理人  投稿日:12月11日(水)22時06分25秒

arai様
selah様
堀辰雄に関しては人魚の嘆き様が詳しいので彼に答えてもらいます。
人魚のクリスマスの御知らせ 投稿者:管理人  投稿日:12月11日(水)22時36分48秒

皆々様
先日、風信子様より皆様へのプレゼントとご提案を戴きました。
有志の方々より書籍の寄贈を受け、それに、我々が補充して通常よりずっと沢山の贈り物を クリスマスプレゼントしようという企画です。 ご協力いただける方は12月20日までに是非、管理人まで書籍を送って下さい。
林芙美子装丁本 投稿者:太宰ファン  投稿日:12月11日(水)23時46分39秒

ダークホース様
お問い合わせありがとうございました。
林芙美子が装丁した太宰治の本は『ヴィヨンの妻』です。昭和22年の発行で、筑摩書房から出ています。そんなに珍しい本ではないと思います。
Re:大和路・信濃路 投稿者:風信子  投稿日:12月11日(水)23時47分32秒

詳細は、人魚の嘆き様におまかせすることにいたしまして、私の知っていることを少し認めさせていただきます。 値段は、そのぐらいが妥当と思われます。 箱付の美本ですと、1万円以上はいたしますし、なかなか出てまいりません。 この本の装幀は恩地孝四郎、随所に収録されている大和路の写真は入江泰吉で、堀辰雄の文章を引き立てています。
また、口絵写真にある堀自筆の書幅「春の大和路に往つて/馬酔木の花ざかり(以下略)」は、追分の堀辰雄文学記念館の詩碑(2001年10月21日建立)の碑文となっています。 このようなご本を一冊お手元に置かれますと、心豊かな年の瀬が迎えられるような気がいたします。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月12日(木)00時48分29秒

cogito様
風信子様
まずcogito様に申し上げなければなりませんが、F書房の目玉は『南窗集』ではありません。そもそも、この本を貴兄が既に購入されたことは、貴兄の過去ログで承知しております(私も天女の舞い様同様にcogitoファンですからね!) 次に風信子様が七夕市で購入された『南窗集』について、私も下見で見ましたが、少し破れているとはいえ袋付ですから、あの落札価格はむしろお買い得であったと思います。cogito様は『南窗集』を随分古書価が高いと思っていらっしゃるようですが、F書房の価格は現在の袋欠本の相場価格にすぎません。T書店でも先日ほぼ同額でした。古書市場での落札価格は、保存状態がよくなければ2万円前後なのです。 それに比べると、袋付本も以前よりは安くなりましたが、それでも美本は確実に15万円以上します。従って外装にこだわるのであれば、風信子様の方が上手な買い物でしたね。 心すべきは、バブル期の相場を維持している本はほとんどないということです。10年前に比べれば、安いのは当たり前だとお考えになった方がよろしいかと存じます。

arai様
管理人様のご指名ですが、堀辰雄は昭和20年代までの本しか集めていないので回答出来ません。『美しい村』に関しても、昭和31年の人文書院版以降は全く知らず、その版については初めて聞きました。お役に立てず恐縮です。

selah様
『大和路 信濃路』は、初版・カバー・函付の美本を5千円くらいで比較的容易に入手可能です。従って、美本でなくて6千5百円は少し高いと思います。
『大和路 信濃路』補足 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月12日(木)01時17分15秒

selah様
「日本の古本屋」で検索してみたところ、『大和路 信濃路』が結構出てきました。当然値段にバラツキがありますが、相場は先ほど申し上げた通りです。初版・完本でページに破れがあるものの、1千5百円という店もあります。ご参考までに。
無題 投稿者:風信子  投稿日:12月12日(木)03時16分21秒

人魚の嘆き様 『南窗集』のこと、ご教示いただきありがとうございました。
私は、基本的に収集愛好家ではありませんので、古書を購入するのは稀ですし、展示と解説作成のためですから、その用途によっては、美本でなくてもかまわないことがあります。もちろん、美本は好きですが・・・。 また、必要にせまられて急いで入手したい場合と、この道での修業が浅いので解らないで高い買い物をする場合とが多く、めったに褒められることはございませんでした。 この本も高く買いすぎたのかしら・・・としょげておりましたので、「外装にこだわるのであれば、風信子様の方が上手な買い物」とのこと、ホッといたしました。

selah様
『大和路・信濃路』は、これまでに何冊か購入していますが、やはり少し高い買い物をしていたようです。内容的に素晴らしい本ですので、人魚の嘆き様のご教示を念頭に、ぜひ美本をお求めください。 私も、保存用に1冊、美本が欲しいと思っていますので、探すことにいたしましょう。
(質) 投稿者:cogito  投稿日:12月12日(木)07時19分58秒

今回F書房目録の目玉は
では「青猫」「氷島」でせうか、「稻門堂カバー付き」でせうか、先生。
林芙美子装丁本 投稿者:ダークホース  投稿日:12月12日(木)08時19分04秒

りょくと様
太宰ファン様
ご教示ありがとうございました。 「ヴィヨンの妻」早速捜してみます。 りょくと様の教えてくださった本も含めて、これから林芙美子の装丁した本も集めてみたいと思います。

管理人様
人魚の嘆き様
お忙しい中、お会いいただける機会を取ってくださりありがとうございます。 今から楽しみです。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月12日(木)10時04分30秒

風信子様
小生が様々な作家の記念館に行かなくなった一つの理由は、オリジナルの収集を手抜きし、平気で複製本を陳列する無神経さに呆れ果てたことでした。 複製は論外、そして、ことさら美本である必要はないが、オリジナルの原型を示すという意味で外装には拘りを持って展示企画をして貰いたい、と思います。 その意味に於いて、風信子様が『南窗集』の袋付きを落札されたことは、見識の高さを物語っていると感心致しました。 ただ特に詩集は、外装の有るや無しやで古書価格が馬鹿らしい程違ってきますから、どこまで外装に拘るかは自ずと用途にもよります。また相場観も重要です。 この方面に関しては、言うまでもなく人魚の嘆き様が最高権威ですから、どしどし質問して辞書代わりに活用しましょう。

cogito様
少し真面目に答えます。何が目玉か、答えを人から聞いては勉強になりません。 詩集のページにある本の中で、自分の収集分野に関係があることを、知識不足の為に見落としているものはないか、片っ端から調べてみることです。 これをすることが、知識の引き出しを増やし、レベルアップに繋がるのです。 なお、貴殿が言及した本は、昨日人魚の嘆き様が書き込まれたようにいずれも現在の相場そのもので、しかもわざわざ我々が指摘する程の本ではありません。 人魚の後継者になる為には、財力よりも知識造詣が遥かに必要なのです。健闘を祈ります。
本日伊勢丹目録到着亦安堵。 投稿者:cogito  投稿日:12月12日(木)12時48分17秒

御教示ありがたうございました。
目録をいくら睨んでゐても駄目で、やっぱり興味にしたがって本をもっと読んで、何に価値を見出すのか、引き出しの数を増やしながら自分を相対的に見られるやうに、今後も精進したいと存じます。ちなみに今回F書房さんではK々堂さんで全詩集を買ひ逃した赤松月船の第二詩集を(装幀ではなく中身が読みたくて)買ひました。
三島評論 投稿者:旧三島党  投稿日:12月12日(木)13時47分57秒

yamanaka様、由紀夫様、春の雪様、大輔様
早速ご返答を頂きありがとう存じました。
人によって、或いは世代によって一冊の本の捉え方が随分と異なることがわかり、興味深く拝読いたしました。 大輔様ご推薦の「三島由紀夫の戦場」は題名すら知りませんでした。休日を利用して読みたいと思います。 重ねて感謝申し上げます。
立原関係雑誌 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月12日(木)19時51分27秒

風信子様
伊勢丹で行われる古書展の扶桑書房の目録に、「探求書」にありました「四季」14号が5000円で載っています。 また「コギト」も、通巻番号がわからないのですが、探求されている年の号がたくさん出ているので、マッチするかもしれません。 それと、これは「探求書」に入っていませんが、「校友会雑誌」の334号も出ています。立原の「青空」掲載号のようですね。 取り急ぎご報告まで。
Re:立原関係雑誌 投稿者:風信子  投稿日:12月12日(木)20時20分29秒

ヒヤシンス様
情報ありがとうございました。 間に合うかどうかわかりませんが、早速に手配してみます。
『春鳥集』と『夕潮』 投稿者:海の幸  投稿日:12月12日(木)20時29分49秒

マヴォ様
『春鳥集』と『夕潮』のことについて、ご丁寧に教えていただきましてありがとうございました。

人魚の嘆き様
補足をしていただきましてありがとうございました。おかげさまで、青木繁の入っている数までわかりました。
ところで、大変不躾なお尋ねをいたします。
過去の皆様の書き込みから、貴方様が大変高名なコレクターでいらっしゃることを知りました。特にダークホース様とのやり取りから、1つの詩集について2冊持っていらっしゃるものもあることも。 そこでお尋ねは、『春鳥集』と『夕潮』についても2冊お持ちではないでしょうか?そして、それをお譲り頂くことはできませんでしょうか? 失礼なお尋ねなのは承知の上ですが、私のようなものにはなかなかチャンスが巡ってきません。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
なかなか 投稿者:りょくと  投稿日:12月12日(木)21時19分03秒

人魚の贈り物をもらっている身で大言を吐ける分でもないのですが、 書込みを見ていますと、なかなか厚かましい人が多いなと思います。 本とめぐり合うのは、慥かに運みたいなものだとは思うのですが、 本人がどれくらいそれが欲しいのかということが、その努力と見合ってるかどうかも考えたほうがいいのではないでしょうか。 又聞き程度でその本の情報を齧っていたくらいで、その本をすぐに手に入れたいからという安易な算段をするのは傍目に見てもあまり気持ちのいいものではありません。 本来私などが何かを言うべきではないと思うのですが、今後また同じようなお願いが連なるかと思うと、頼まれるほうもうんざりではないかと思い僭越ながら書き込ませていただきました。 管理人様のほうで余計な書込みと判断されましたら、削除して頂いてかまいません。
納得できないのですが 投稿者:海の幸  投稿日:12月12日(木)21時45分25秒

りょくと様
貴方様の書かれた「厚かましい人が多い」の中には、誰が見ても私が含まれていると思います。 しかし、私は何も無料で『春鳥集』や『夕潮』を貰いたいといっているわけではありません。「譲って頂く」とは当然必要な代金をお支払いするということです。 それがそんなに厚かましいことなのでしょうか?
(・ω・)ノ  投稿者:cogito  投稿日:12月12日(木)22時00分44秒

つぎはボーナスもらったぼくの番だよ(ウソ)。
努力無し、能なし。 でもって、けんかも無し!
個人的な意見 投稿者:グレノリ  投稿日:12月12日(木)22時18分30秒

『人魚の贈り物』を目指してきてみたら、もうそちらは終了していて、こっちではちょっとした論争のようですね。

海の幸様
あなたが厚かましいかどうかは、人に聞く必要はなく、あなた自身が一番わかることだと思います。 あなたはここでの最初の書き込みで、「20万円もするのであれば、とても買える物ではありません」と書いています。それに対して、人魚の嘆きさんは、「『春鳥集』は15万円といったところ」と回答されました。 あなたは「当然必要な代金をお支払いする」と書いていますが、20万円が「とても買えない」金額の人が、15万円ならばすぐ買えるのですか?そんなことはないはずです。あなたは、人魚の嘆きさんとダークホースさんの話から、「自分にも安く譲ってくれるのではないか」と考えたのではないですか? もちろんこれは推測です。だから最初にあなた自身が一番わかると申し上げたのです。仮にそういう気持ちがあったとしたら、(客観的にはそうとしか思えませんが)それは「厚かましい」という言葉が適切か否かは別にしても、人魚の嘆きさんの善意につけこむ心情だと思います。 あなたは古書の世界のことをよく知らないようですが、『春鳥集』や『夕潮』は詩集を集めている人ならば誰もがほしい、しかし手に入れるのが困難な詩集です。 「本人がどれくらいそれが欲しいのかということが、その努力と見合ってるかどうかも考えたほうがいいのではないか」というりょくとさんの言葉の重みが、私にはよく理解できます。 個人的な意見を連ねましたが、最後はあなたと人魚の嘆きさんの間の問題です。ただ、りょくとさんも心配されている通り、人魚の嘆きさんが「なんて非常識な連中だ」と呆れて、ここから去ってしまわれることを私は最も恐れます。 人魚の嘆きさんのような、初版本蒐集の第一人者からいろいろと教えていただけることは、この掲示板の最高の魅力の一つであり、ここに集うほとんどの人がそう認識していることでしょう。雲の上の人が下界に降りてきてくださったのです。 そのことを、あなたにもお伝えしておきます。

人魚の嘆き様
勝手なことを書き連ねて失礼いたしました。
(無題) 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月12日(木)22時37分11秒

 私がこの掲示板で、まず望んでいるのは、管理人様や人魚の嘆き様そして多くの皆様にさまざまな知識や情報をお教えいただくことであり、言葉をかわすことであり、軽妙なやり取りを楽しませていただくことであって、決して貴重な本を労せずして手にすることではありません。こちらで教えていただいた新たな情報を元に、次なる本を捜し求めることを、なによりも楽しみにしております。
 「贈り物」についても、運があって、巡り合うこともありますが、自分が今本当に欲しい本以外はウォッチするだけにとどめております(当たり前ですが)。それが、この掲示板に集う仲間の極意と考えます。今後とも節度をもって、且つ楽しくやりませんか。
 今度のクリスマスの「贈り物」はかなり期待できそうですが、どんなものがリストアップされるのか、今から楽しみです。一度に30冊ぐらい出ますと当たる確率はかなり高くなりますが、管理人様の負担が大変でしょうね。確定するまで10時間ぐらい掛かったりして。(そんなことありえないか) 
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月12日(木)23時05分26秒

海の幸様と、りょくと様の書き込みを拝見いたしまして、明らかなる経験の差を読み取れます。
りょくと様は書物の蒐集における困難、苦渋、辛酸をとても理解していると思えます。 一方、極めて、入手の難しい書物を其の入手の背景があまりの経験不足により、全く理解していない海の幸様が、いとも簡単に「それ譲って」と言ってのけてしまうのも仕方の無い事価も知れません。グレノリさんのやや、穿ちすぎの且つ過激な発言も初心者向きではありません。
ここは、文庫中毒者様の「今後とも節度をもって、且つ楽しくやりませんか」に大きく耳を傾けたく思います。

文庫中毒者様
田村泰次郎『隠沼』見つかりました。取り敢えず確保しておきますが、発送は次回、何か獲得の物と一緒に送ろうと存じます。
すみません。 投稿者:りょくと  投稿日:12月13日(金)00時15分23秒

管理人様
私の書込みでご迷惑をおかけしたようです。 すみません。

海の幸様
人は仮令二冊本を所有していたとしても、その一冊一冊につき本を手に入れた経緯があります。 それと同時にそれぞれに愛着というのも生じてきます。 それは同じ絵を何枚も描く画家の心理にも通ずる処もあるかもしれません。 だからそこのところを考えて欲しかったのです。 お金を払うからという考えだけだったら、古書店を廻られたほうがよいかと思います。 私も節度を守って、楽しくという考えに賛同しております。 ただ名指しでゆずってくれは酷かなと思いまして、書き込みましたところ、 思わぬ方向に進んでしまいました。 すみません。
阿部章蔵 投稿者:或る女  投稿日:12月13日(金)00時16分01秒

管理人様、皆様
先日、某古書店より荷風の『日和下駄』献呈署名本をボーナスで購入致しました。 署名は墨で「呈上 阿部章蔵様 荷風」とありカバーも本冊もとても保存状態の良い本でしたので、一目で買おうと思いました。古書店主に阿部章蔵の事を伺ってみましたが、「知りません、もっと有名な方へ宛てた本なら高くなるんだけれど」と仰っておりました。
何方か「阿部章蔵」なる人物をご存知の方、教えていただきたいのですが、情報お待ちしております。                      
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月13日(金)00時51分58秒

りょくと様
迷惑な事は何にも御座いませんので「すみません」も勝手に取り下げさせていただきます。 りょくと様の意見は全くもって文庫中毒者の節度云々の意見と同意と解釈しておりました。 ご意見は節度の範囲内であらば自由闊達に述べていただきたく存じます。今回の、りょくと様のそれも、しかり、そして其の見識は極めて正当であると思います。
何度も同じことの繰り返しになってしまいますが、ここに集って下さる方々が高い見識を有している確認をしたからこそ、「人魚の贈り物」の企画が成立したのです。
寧ろ、今回のりょくと様のご意見を伺いまして、その意を強く致しました。

或る女様
それは羨ましい。良い本を手に入れられましたね。阿部章蔵は三田の水上滝太郎の本名です。ですから荷風の献呈先としては上の部類だと思います。本屋さんが知らなくて得してしまいましたね。
立原の原稿が! 投稿者:立原道造が好き  投稿日:12月13日(金)14時59分13秒

人魚の嘆き様
風信子様
ヒヤシンス様
銀座の松屋で新年に開かれる古書展の目録に、「ゆふすげびとの歌」特製28部本、肉筆原稿2枚付!が25万円で出品されているのをご存知ですか? 立原の原稿が2枚付いてこの値段は格安ではないでしょうか? 抽選なのでまだ間に合いますが、殺到するかもしれませんね。 みんなで注文してここに集まる誰かが手に入れましょう!       
それは大変 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月13日(金)15時49分17秒

立原道造が好き様
貴重な情報をありがとうございます。 たしか、「ゆふすげびとの歌」特製28部本は原稿の複製が付いているんですよね。それが肉筆原稿であれば画期的です。もしかしたら、複製の元になったオリジナルかもしれませんよ。 問題は、28万は肉筆原稿ならメチャ安だけれど、それでも私にはちょっと・・                      
失礼 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月13日(金)15時50分26秒

28万は25万の間違えです。失礼しました。            
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月13日(金)19時56分00秒

立原道造が好き様
ヒヤシンス様
『ゆふすげびとの歌』特製28部本について、古書目録では複製原稿のことを指して「肉筆版原稿」と書くことが多いのですが、時折これが「肉筆原稿」となっています。今回の本も99.9%これでしょう。本物の肉筆かどうか、わからない本屋ではありませんしね。 どうしても心配ならば、会場でご覧になればいかがですか。25万円で買う人は99%いないでしょうから。 くれぐれもこんなことで大騒ぎして、この掲示板のレベルを落とさないように!(笑)

りょくと様
グレノリ様
色々とお気遣いいただき感謝申し上げます。

海の幸様
『夕潮』はカバー付の本を一冊持っているだけなので、お譲り出来ません。 『春鳥集』はカバー付とカバー欠の二冊持っていますが、一冊は田山花袋、一冊は国木田独歩宛の献呈署名本なので、こちらもお譲りしかねます。また仮にお譲りするとしても、ご予算を遥かに超えてしまうでしょう。 悪しからずご了承願います。

文庫中毒者様
cogito様もそうですが、勘が鋭いですね。管理人様と「30冊くらいは出したいね」と話していたところです。 『人魚のクリスマス』を今年最後の「贈り物」にする予定だし、奮発して豪華版になるように努力します。いずれ、あちらの掲示板に予告を出しましょうね。                      
御礼 投稿者:selah  投稿日:12月13日(金)20時16分41秒

人魚の嘆き様
風信子様
御指導有難う御座います。
古書店巡りすら怠りがちな人間なので,つい誘惑に流されてしまうところでした。 もっと勉強し,些細なことで皆様のお手を煩わせないように致します。 有難う御座いました。
p.s. クリスマス・イヴ(クリスマス当日も?)はきっと一人で,PCに齧りついていることでしょう(笑)                      
もてもての管理人様だからイヴはしないと思ふな(最高級嫌味)。 投稿者:cogito  投稿日:12月13日(金)20時50分31秒

こっちはほんものみたいです。
本日到着浪速書林さん目録の「詩人の出発」肉筆パステル画つき120まんえん!!            
いつかは・・ 投稿者:海の幸  投稿日:12月13日(金)21時54分18秒

管理人様
皆様
私の未熟さゆえにご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

人魚の嘆き様
広い心でお答えいただきありがとうございました。 それにしても、私でも知っている著名な作家宛の『春鳥集』を2冊もお持ちとは、うらやましくため息が出ました。 私もいつか、そういう本を手にしたいと思います。            
(無題) 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月13日(金)22時21分59秒

管理人様
田村泰次郎著「隠沼」の件、お心遣いありがとうございます。このような私の全く死角に入ってしまっている志功装丁本は、他にもまだあるのでしょうね。

人魚の嘆き様
いえいえ、勘が鋭かったら今頃意中のプレゼントを手にして、こぎと様のように「よゆう!よゆう!今年はもう打ち止めじゃ!!」と吼えているでしょう。
張赫宙 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月13日(金)23時10分02秒

管理人様
赤塚書房から『深淵の人』『路地』を出している張赫宙に関して、非常に資料が少ないように思います。 張赫宙のことが詳しく書いてある文献は存在するのでしょうか。ご教示お願い申し上げます。

人魚の嘆き様
ご本名で検索したところ、文学以外にも教育関係のご著書、論文がたくさんおありなのを初めて知りました。 早速、Amazonで一冊購入させていただきました。本の到着が待ち遠しいです。            
無題 投稿者:風信子  投稿日:12月13日(金)23時12分30秒

人魚の嘆き様
『ゆふすげびとの歌』特製28部本のご説明、ありがとうございました。 私も、これまでに幾度か「肉筆原稿付」とした目録を見ております。 「僕は」「帽子」は、共に江川書房製の200字詰原稿用紙に書かれた草稿です。 話題の本につきましては、出展先に問い合わせましたところ、 2種の原稿の紙質が違うとのことですので、複製で間違いないと思います。

立原道造が好き様
ヒヤシンス様
『ゆふすげびとの歌』特製28部本の現物をご覧になられたことはございますか? 私感ですが、特製28部本は、立原の世界とは最も縁遠い人の手によって造られた複製と思われてなりません。私にとってこの本は、付録の複製原稿にその旨の記載がないことも含めて、全てを買い取って葬りたい衝動に駆られる本です。しかし、何でこんなに高いのでしょう!! この手づくり詩集の原典は、表紙に薄手グレーキャンソン紙、本文紙にクリーム絹目を用い、生成の水糸でかがられた題名に相応しい造りになっています。 これまでに、何回も復刻されましたが、麥書房発行の「覆刻版800部」(1980年12月)が最も原姿に近いと思われます。この本は、古書市場にあまり出てこないように思えますが、私も複数冊欲しいので、もし見かけたら、教えてください。

cogito様
『詩人の出発』A版のうち、著者肉筆絵[パステル画]付は、10部限定で発行されました。 現存するパステル画は約120点余と推定され、立原没後近親者等に少数枚贈られましたが、それ以外は立原家に遺されていました。その中から、復刻の付録として出された10点ですから、入手可能なパステル画として貴重なものと言えましょう。 従って、120万が高いとは思いませんが・・・なかなか手が出ない額だとも思われます。            
『ゆふすげびとの歌』 投稿者:cogito  投稿日:12月13日(金)23時45分29秒

さぁ、「全てを買い取って葬りたい衝動に駆られる本」をお持ちの方々のコメントが聞き物です。 冗談はさておき、「麥書房覆刻800部版」が最も原姿に近い、と記念館の方に仰言って頂いて、私をふくめて、あの本のことは存在だけ知ってゐるけどこちらを所蔵してゐるひとは有頂天です。自分はもう"立腹もの"の初版に手を出すつもりは(多分そんな機会も)ありませんが、風信子さま、今後も掲示板の一番遠いところで寄り添ってこちらを見てゐる大勢の立原道造愛読者のためにも、本物に触れられてゐる御立場から、どしどし胸のすくやうな苦言を呈して下さいませ。まことに気持いいです。
でも実際に[パステル画]みたらアイフルの音楽が流れてくるんだらうな。「どうする…♪」            
お知らせ 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月14日(土)01時13分21秒

夕みぞれ都のなかの放浪につかれたる子が酒おもふ時 勇

  皆さま
いががお過ごしでございましょうか。
突然ですが、このたび、本の街神田神保町の裏路地にお店を出すことに致しました。 時代の流れから取り残された様な銅葺きの一軒家です。Cafe-Barという言い方をするほど洒落たところではございませんが、お茶とお酒と小腹を満たせるようなお食事をご用意したいと思います。お凌ぎにお使いいただければ幸いです。
つきましては、12月16日より師走の間、披露をかねてプレオープンさせていただきます。ご多用中のところ恐縮ですが、なにとぞおいで下さいますようお願い申し上げます。
ご興味のある方には屋号、住所、電話番号、等をお知らせ致します。 雪宛てにメールを下さいませ。お待ちしております。
  なお、本の話題とはまったく関係ございませんが、管理人さまに告知の許可を得ております。私が本好きだからでしょうか。(笑)

管理人さま 私は貴殿の「本の近くへ」というお言葉から神保町への出店を決意致しました。
人魚の嘆きさま 私は貴殿に精神的支柱になっていただきました。 お二人がいなければ、夢で終わってしまったことでしょう。改めて御礼申し上げます。
では、取り急ぎお知らせまで。            
パステル画二題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月14日(土)01時28分26秒

風信子様
cogito様
目録に出ているパステル画を私が初めて見たのは昭和62年のことでした。T村書店にこの絵が付いた『詩人の出発』と高村光太郎宛の『曉と夕の詩』B版帯付の二冊があり、初版本コレクターの私は迷わず後者を取りました。 実はこの時もう一人立原コレクターがいたのですが、主人が私に先に選ばせてくれたのです。前者はその後、彼が買いました。ちなみに価格は『詩人の出発』が85万円、『曉と夕の詩』が82万円でした。 その後、『曉と夕の詩』はずっと私のところにありますが、『詩人の出発』は激しく転々流転しました。バブルの絶頂期は古書市で200万円以上で落札され、それでも客に納まったのを知って、決して後悔はしなかったものの、「あっちの方が投機目的ならばよかったのかな」と思ったものです。 しかし、バブルが弾けて再び古書市に出るようになってから、他の肉筆物同様にこのパステル画も業者のキャッチボールでしか商いが成立しなくなりました。それは肉筆物相場の崩壊と同時に、品物のウブさがなくなってしまい、この世界で言う「目垢」(汚い言葉ですね)が付いてしまったからでしょう。あまりにも出すぎたし、特徴のある本なので目立ってしまうこともマイナス要因だったかもしれません。 風信子様がおっしゃるように、品物それ自体の本来の価値は、120万ならば決して高くないと私も思います。そういう意味において、これも含めて「自分でずっと持っているとしたら」今は肉筆物を求めやすい時代です。 しかし、日本の経済を考えると、もっと安くなる可能性は高いでしょう。誰もがそう思うから、少なくともムリをしてまで買わない。他の商品と同様に、この発想が古書の世界でも確実に消費を冷え込ませています。
私の多少縁のあったもう1枚のパステル画は、『詩人の出発』に付いていたものではありません。以前ここに書いた『曉と夕の詩』のA版とともに立原家から某氏が譲られ、それを買った業者が長い間持っていたのです。 しかしこちらのケースは私に選択権はなく、業者が愛蔵用にパステル画を残しました。もっとも、言うまでもなく、選択権があってもA版を取りましたが。 この2枚以外にも、パステル画付の別の『詩人の出発』を古書市で1冊、過去の目録で1冊見ましたので、『詩人の出発』は全部で3冊ということになります。 長々思い出話で失礼いたしました。            
パステル画その後 投稿者:風信子  投稿日:12月14日(土)02時27分09秒

人魚の嘆き様
心に残るお話をありがとうございました。
私にとって、立原自身が刊行した2冊の詩集とパステル画とは、いずれも造形家立原が遺した大切な形象として、同じような深い位置にあります。 もし、今、両方が眼前に現れたら、私はやはり迷います。 光太郎や白秋宛だったら・・・「二匹の魚(仮題)」だったら・・・前に立ってみないとわからないでしょう。 いいえ、わからないかもしれません。 市場にでまわった1枚「屋根の風景」は、古書市を経て記念館に戻りました。 昨年のお正月から3ヶ月間皆様にお目見えし、今は、他の絵とともに収蔵庫に静かに眠っています。良い絵です。 ちなみに、私がはじめて古書店で買った本は、『詩人の出発』B版(1961.9書痴往来社)と『立原道造の生涯と作品』改版(1965.6.1麥書房)でした。大学での卒論をかくための参考書でした。それまでは、彌生書房版の詩集を手に、唯々詩ばかり読んでおりました。
追伸 投稿者:風信子  投稿日:12月14日(土)02時29分40秒

今年(2002年)のお正月から3ヶ月・・・に訂正させていただきます。
恥をかかずに 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月14日(土)09時18分19秒

人魚の嘆き様
『ゆふすげびとの歌』特製28部本の肉筆版についてご教示ありがとうございました。お蔭様で恥をかかずにすみました。 これからも不肖の弟子をよろしくお願い申し上げます。
二伸 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月14日(土)09時24分07秒

風信子様
『ゆふすげびとの歌』特製28部本の現物は、以前神保町のG堂で手に取りました。言われてみれば、なるほどちょっとイメージが違ったかなという気がいたします。 風信子様のお話をうかがい、もう一度機会があったら手に取りたいと思います。ただし、20万円以上出して、買い取って葬り去る資力も度胸もありませんが・・・
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月14日(土)10時24分50秒

天女の舞い様
張赫宙とは数年前に電話で話をしたことがあります。資料のことなど、旅先ですので帰宅次第ご連絡いたします。

玉乃井雪様
いよいよオープンですね。おめでとう御座います。帰京したら寄らせていただきます。

皆様
管理人の権限において、玉乃井様が女将をされる神保町の路地裏(裏露地は語呂がよくないですよ!)のお店の名前をここで公開いたします。
屋号は「人魚の嘆き」です(冗談ではありませんよ)。
なお、ここにしばしば出没する人魚の嘆きは、この店のオーナーでもなんでもありません。小生と同様に単なるお節介焼きのおやじです。 誤解のなきよう念のために申し添えます。
雪さま、はじめまして。 投稿者:cogito  投稿日:12月14日(土)11時11分36秒

人魚の嘆き様
 貴重な回想をありがたうございました。昭和62年といへば、まさに毎夕仕事帰りに神田まで出て、「お買得詩集棚2列」をチェックしてゐた頃であります。ショーウィンドーに飾ってあった「萱草に寄す」をヤモリみたいに見てをりました。その後キッチン南海・いもや・師弟食堂に繰り出してご飯を食べて帰るのであります。小生在京時代はランチ以外ではキッチャ店にさへ入ったこともなく、"古レンガ張の地下(さぼうる)"で戦果を拡げて一息入れる楽しみを知るやうになったのも帰郷して以後のことですが、さて「月下の宿帳」伝説のアイドル(!)玉乃井雪さまのお店が開かれたとあっては(おめでたうございます)、管理人さま同様お酒には弱いのですが、次回の上京時には是非お伺ひしたいものですね。開店時間などお知らせ頂ければ幸甚です。

風信子さま
 気安くHNを茶化してすみません。記念館との正式リンクは(コギトを右翼と思ってゐるひとがまだゐるうちは)御迷惑になりますから今後も考へてをりませんけれど、詩の感想等についてはここではなく拙HP(及び掲示板)でこれからもいろいろ触れることになると思ひます。どうぞ温かく御見守りくださり、メールでも直接またお電話でも結構ですから(笑)、頂けましたら管理者としてうれしく誇りに存じます。
水上瀧太郎 投稿者:或る女  投稿日:12月14日(土)11時46分49秒

管理人様
「阿部章蔵」が「水上瀧太郎」の本名と知って感激です。 それに致しましても私の勉強不足と管理人様の知識の奥深さの嵳の大きさをまたもや痛感させられてしまいました。有難うございました。
アクセス不能 投稿者:贋cogito  投稿日:12月14日(土)18時31分28秒

「人魚の贈り物」へのアクセスが出来ません。 皆様はどうでせう。
私も 投稿者:  投稿日:12月14日(土)20時32分36秒

私もアクセス不能です
Re.アクセス不能 投稿者:管理人  投稿日:12月14日(土)20時37分43秒

「人魚の贈り物」は掲示板を管理しているサーバーの不具合の様です。 明日になれば回復するでしょう。
セーフ 投稿者:立原道造が好き  投稿日:12月14日(土)21時33分29秒

人魚の嘆き様
危ないところで掲示板の名誉を傷つけずにすみました。 ありがとうございました。
「人魚の贈り物」厚く御礼を申しあげます。 投稿者:cogito  投稿日:12月14日(土)21時59分02秒

(「贈り物」板にアクセス不能なのでこちらに。)

マキ 機數季雄】『無風帯』1939/驢馬社(詩村映二)/37p/15.4cm並製パラピンカバー130部/\0.60 本日、帰宅したら届いてをりました。一読、イメージが清潔で筋のよい詩人であることが分かりました。丸山薫への傾倒も、これは自分の言葉になってゐますね。またひとり未知の詩人を発見! ぼくが当時生きてたら「夏帽子」は「無風帯」になってたでせうね。しかし私の好きな詩がどういふものか、御二方にツボを押へられてしまってるやうな、この先、何だか手玉にとられさうな気がして参りました。これが他の人に渡ったかもしれないと思ふと、ゾーッとします。(HPにテキスト公開予定。)
「現代日本詩史」の方は、四季・コギトについては思ったとほりの内容、でもぼくが読みたいのはそこぢゃなくて、この語り口調リアリズム詩観による「明治大正詩の評価」や、「同士詩人のもてなし方」なんであります。それにしても変な装幀ですが、先生、この本の四隅はこれで正しいんでせうか。チョキチョキ切ったらアカンでありますか?

しかし、たうとう“贋者”が現れたか。擬ひが現れて初めて人気は本物になると云ふな。(-。-)y-~~~~
ならばわしらも 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月14日(土)22時35分55秒

人魚の嘆き「cogito様から御礼の書き込みがあります。あの詩集の良さがわかるとは流石ですね。それに、結構かわいいとこもあるじゃないですか」
管理人「君は単純だな。誰のおかげで『人魚の贈り物』にアクセスできなくなったか知らないのか?」
人魚の嘆き「え、まさか彼が。しかし、なんでそんなことをする必要があるんですか?」
管理人「今回は実験なんだよ。『人魚のクリスマス』が始まった瞬間にフリーズさせて、我々を困らせようとしているんだ」
人魚の嘆き「それは参ったな。対抗策を考えないと」
管理人「もう、考えてあるよ」
人魚の嘆き「どういう?」
管理人「新しい掲示板の作成さ。そしてcogito様以外の登録者全員にアドレスを教えるんだ」
人魚の嘆き「なるほど、それは名案だ」
管理人「ところで、君への質問を書いてきてるよ」
人魚の嘆き「表紙が本冊より大きいからといって、四隅を切るなんて正気でしょうか?与謝野鉄幹の『紫』でもそうするのかな?」
管理人「cogito様は詩集コレクターだよ。『紫』なんて知らないよ。好きにさせてやんなさい」
人魚の嘆き「かしこまりました」
復旧 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月14日(土)22時39分49秒

『人魚の贈り物』復旧いたしました。
やはりあいつが犯人か・・・
パパは管理人様と人魚の嘆きさま!? 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月15日(日)02時32分39秒

皆さまへ
パパは管理人様と人魚の嘆きさま!?という噂の店、店主の玉乃井です。
    ・・・ 皆さま、路地裏ですので、どうぞ気軽にお電話下さいませ。(悪戯はいやよん)
迷子になったらお迎えにあがります。
****************************
「人魚の嘆き」

住所:東京都千代田区神保町1-19
電話:03−3292−8282

〈営業時間〉
  16:00〜0:00 (月〜金)
12:00〜21:00(土)
*日曜・祝祭日は休みます。
年末は28日まで年始は6日から営業致します。
****************************
『署名本の世界』 投稿者:グレノリ  投稿日:12月15日(日)09時36分39秒

皆様
「書肆ひやね」の目録に幻の『署名本の世界』が出ていました。
署名本の世界川島幸希 \50,000 - 平10 - 限200 日本古書通信社 11 うーん、ほしいけどなあ・・・
古書市入札の件 投稿者:鬼神堂  投稿日:12月15日(日)11時09分47秒

はじめまして。鬼神堂と申します。古書を集め始めて15年ほどたち、親しい本屋もできて古書市での入札もお願いするようになりました。ところが、なかなか思ったように落札できないのです。たとえば、先日も司馬遼太郎の探していた本が出たので入札してもらったら、ぜんぜん落札額に及びませんでした。自分なりに相場を研究しているつもりだし、頼んでいるのが専門店でもあるだけに、ショックでした。そこで古書市での入札経験のある皆さんに伺いたいのは、どういうことを心がけていらっしゃるかということです。特にこれはと思うものは連戦連敗なので、いささか意気消沈しています。秘訣があったらお教えください。なお、集めているのは芥川賞、直木賞、戦後の好きな作家の初期作品です。必勝法伝授いただくことを願っています。
Re:古書市入札の件 投稿者:三代目  投稿日:12月15日(日)15時12分27秒

鬼神堂様
古本屋の三代目です。私は古書市に行くようになってから日が浅いのですが、参考までにささやかな経験談をお聞きください。 まず、本屋の側からすると、お客の注文があるとなしでは随分と入札する心構えが違います。注文がある場合は、古本屋が入札で一番悩むいくらまで書くかについて、お客が出せる金額によって最高額は自動的に決まりますから、その部分は楽です。しかし、「落とさなければ」という心理的負担はより大きいのです。 うちのような店では、客注はめったに入りませんが、それでもたまには話があります。そこで一番困るのは、「いくらなら落ちますか?」と尋ねられることです。本の相場は肉や魚と違って、いろいろな要素で大きく変動しますから、幾らなら落ちると断言するのは、ベテランの業者でも難しいのです。しかも、お客に無茶な金額は言えませんし。 そして落ちなかった時、お客の指値が低くて勝負にならなかったとしても、やはり「すいません」と言ってしまいます。有力店ならば、あるいは「それでは落ちません」とアドバイスするのかもしれませんが、私にはまだ無理です。 客注でなく店で買いたい場合は、最高入札額さえ決断すれば、責任はうんと減ります。しかも、店の懐具合と売れる予想で大体書く金額は決まっているので、やはり客注より気楽です。 それより一番気楽なのは、お客が絶対に買える金額まで指値してくれる場合でしょう。しかし、そんなことはまずありません。今は、お客のほうがむしろ相場をよく知っていて、シビアですから。こんなところで、参考になったでしょうか。
敵情視察 投稿者:大塚  投稿日:12月15日(日)15時52分55秒

玉乃井雪様
『人魚の嘆き』開店おめでとうございます。
何と言っても屋号が素晴らしい! 谷崎や鏡花の本もお店に並んでいるのですか? よきライバルのお店に、いつかこっそり伺わせて頂きたいと思います。 その折はよろしくお願いいたします。
誰か教えて! 投稿者:マルドロール  投稿日:12月15日(日)18時23分12秒

学校の宿題なんですけれど、「国会中央広間にある3つの銅像は誰の者?」これは、伊藤博文、板垣退助、大隈重信で簡単。 難問は次の「4隅の残り1つに銅像が建つ人は誰?」この答えがわかりません。誰か教えてください。 管理人様、文学のことじゃなくてごめんなさい。まさか夏目漱石のはずありませんものね。
尾崎行雄?三木武夫? 投稿者:春の雪  投稿日:12月15日(日)19時23分04秒

マルドロール様 確か尾崎行雄の銅像も国会にあったような。でも、これから建つ人だと違いますよねえ。三木武夫の銅像を建てるとかなんとか聞いた記憶がありますが・・・どうも不正確ですいません。 僕としては三島由紀夫ですが。永遠にないでしょうね。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月16日(月)00時08分31秒

人魚の嘆き様
鬼神堂、マルドロールご両人様の質問の答えよろしく。
悲惨なことが 投稿者:小仏  投稿日:12月16日(月)09時58分49秒

管理人様
某古書店の目録で長谷川伸の本を私にしては高額で購入したのでありますが、当方の不注意で食卓で梱包を解いたところが、醤油のビンが倒れてしまい・・・・・・
ああ、この後は書くも忌まわしく、悲しく。皆さん食卓で梱包を開けるのはやめましょう。 返品できないかなあ、できっこないですよね。 また、「Salon De 書痴」へも時々参加させていただきたく思います。
私も経験あり 投稿者:健一  投稿日:12月16日(月)12時12分25秒

小仏様
私も悲惨な経験ありますよ。しかも小仏さんよりもっと悲惨。 古書展で珍しく当たった本をすべて電車の網棚に忘れてしまったんです。しかも届けられなかった。 駅員さんに「金目のものじゃなきゃ出てくるんだけどねえ」と同情されたけれど、たまたま古書マニアが見つけたのでしょうか。 今思い出しても悔しいです。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月16日(月)14時23分55秒

マルドロール様
「4隅の残り1つに銅像が建つ人は誰?」の正解は、「未定」です。そして、恐らく将来的にも、誰かの像をここに建てる可能性は薄いでしょう。「国会議員になった人間が、自分の像が建つことを願い職務に励むように、空けてある」という説明がよくされますが、俗説に過ぎません。 ちなみに、春の雪様が言及された尾崎行雄と三木武夫の胸像は国会の玄関ホールという別の場所にあり、こちらは議員在職五十年を顕彰したものです。三木以降、原健三郎・中曽根康弘・桜内義雄と有資格者が続出しましたが、まだ胸像はありません。

鬼神堂様
「古書市」が客の下見出来ない業者市を指すという前提でお話します。 古書市の入札で勝利する一番の条件は、自分の集めている分野の本に通暁した業者に依頼することです。なにしろ自分で現物を見られないのだから、業者が目利きでなければ落とすべき本は落ちないし、落ちてはいけない本が落ちてしまいます。 次に大事なのは、どんなに実力、経験に富んだ業者に頼むにしても、入札する本について自分なりの情報を持っていることです。金を払うのは自分なのだから、人任せにして後から「こんな金額で買うんじゃなかった」というのは駄目です。 例えば、泉鏡花の『日本橋』の初版函付が古書市に出てきたとしましょう。この本がどこの業者でいくらで売られているのか、または最近いくらで売られたのか。これを知っていれば、大変入札の参考になります。 さらに出品業者がわかれば、その業者の目録での付け値が決定的に重要になります。なぜなら、誰もが自分の目録で付けた価格(当然仕入れ値が影響している)を考慮して、買い引きや止めの札を書くからです。 難しいのは未見の本、ウブイ本、珍しい本、署名本などです。こういう本は価格を決める資料に乏しいので、当て推量の要素が濃くなります。結局そこでは、どこまでその本に入れ込んでいるか、そしてどこまでお金を出せるか、で勝負が決まりますね。 お話のあった司馬遼太郎に関して言えば、本そのものが珍しいものは一冊もないから、入札は容易です。例えば『梟の城』の初版完本であれば、相場がいくら、どこの目録でいくら、と自明なので、あとは自分の買いたい価格(無論手数料もあるが)を書いてもらえばお仕舞い。それで落ちなくても、またいくらでもチャンスがあります。 難しいのは、仮にその『梟の城』が三島由紀夫宛献呈本だったような場合です。これは天下一本ですから、買い損なうと二度と手に入らないかもしれません。こういうケースは実に難しく、単なる初版本の落札価格の2倍なるか3倍なるかは、その時々によって(市の場所、参加者など)異なります。 ご参考までに、私は経済的に比較的安定してきたこの15年間で、「絶対にほしい」と思った本に関しては入札で勝率10割、「かなりほしい」では勝率9割5分、「まあほしい」では勝率9割、「安ければほしい」では勝率7割くらいだったと思います。その本への思いが、やはり札の強さに影響するということでしょう。 多少でもご参考になれば幸いです。
リクエスト 投稿者:管理人  投稿日:12月16日(月)15時23分13秒

人魚の嘆き様
先程の書き込みは聊か不十分です。
過去十数年に亘り、近代文学の膨大な稀本・珍本を古書市場から召し取った貴兄の実体験談を、Salon De 書痴参加者を代表してリクエストします。 以下の質問の回答と併せてお聞かせ願います。 1.出品業者が誰かどうやってわかるのか。 2.下札と上札のコツは。 3.会心の勝利と痛恨の敗北の実例。
古書市入札の件補足 投稿者:千夜一夜  投稿日:12月16日(月)16時18分26秒

鬼神堂さま。
 司馬遼太郎の本は人気の高い本で、出れば奪い合いの状態です。おっしゃられている本とは、一新会大市に出た「梟の城」ではないかと思うのですが、このときは、帯つきと、帯なしで献呈署名識語入りの2冊が出ていました。会場にはN、G、Kといった方々が見えておりましたので高くなるだろうとは思っておりましたが想像以上でした。しかし、落札したのは上記の方々ではなかったようです。  業者の中には市で買うより目録で買ったほうが安いというものもおります。敢えて入札で購入するより目録などで入手を考えたほうがいいと思います。どうしてもというのでしたら、入札だから相場より安く手に入れようという考えを捨て、4枚札(10万円以上)の場合、下から2番目に目録値(この場合30万円位)を書かなくては無理かと想います。  卑近な例でいいますと、最近「サボテン島」の超特製1部本(と印刷してある)が市に出ましたが、詩・署名入りで、TVでおなじみのFさんは50〜60万だろうと話していましたが、落札値はそれより上のxx万円でした。上値はYY万円迄はいっていました。売値を考えると想像するのも恐ろしいことです。まもなく皆さんのお手元に写真入の目録が届くのではないでしょうか。
「サボテン島」の超特製1部本 投稿者:マヴォ  投稿日:12月16日(月)16時42分45秒

千夜一夜様
「サボテン島」の超特製1部本はお客さんの注文だったらしく、目録に載ることはないと思います。 知り合いの古本屋さんの話では、超有名な詩集コレクターが興味を示さなかったらしいので、百万円を超えなかったということでした。実名は伏せさせていただきます。
『白い歓喜天』と『梟の城』 投稿者:管理人  投稿日:12月16日(月)17時24分17秒

マヴォ様
  実名は伏せても皆様お判りでしょう。 今や珍本を出品する業者の一大関心事は、彼が入札するか否かだそうです。 偉いんだか、馬鹿なんだか。

千夜一夜様
大変興味深いお話を有難うございました。 司馬遼太郎の本、とりわけ『白い歓喜天』と『梟の城』の人気はやや異常ですね。 もっとも、小生はそのお陰で数千円で買った本で儲けさせて貰いましたが。 『白い歓喜天』は、今回のブーム以前にも今東光宛の献呈署名本を市場で売ったことがあります。今だったら、それこそ人気沸騰だったことでしょう。
管理人様の命とあらば 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月16日(月)22時43分00秒

管理人様
褒められているんだか、貶されているんだかわかりませんねえ(多分後者でしょう)。 先程の答えより先の領域では、私の極めて特殊なケースが他の方の参考になるか甚だ疑問ではありますが、管理人様直々の命とあらばお答えしましょう。
1.出品業者が誰かどうやってわかるのか。
 これは簡単で、その市の会員に聞けばすぐ教えてくれます。そうでなくても、一冊しか出品しないことは少ないから、出品番号の共通している本を確認してもらえば、業者はおおよそ見当がつきます。高額本ほど持っている業者は限られますからね。ただし、地方からのウブ口などは例外で、荷主を知っても参考になることは僅かです。
2.下札と上札のコツは。
 下札で落とすと、「もっと安くても買えたのかな」と思い、落札しても気分が今イチだし、どこまで他人が入れたかを調べなければわからず不便でもあります。そこで私の場合は、「これで落ちたら下札でも満足」という金額にしています。 上札は、その本をどのくらいほしいかによって変わってきます。ただ、出来れば上札でも買いたくない。それは価格が高くなってしまうからというより、2番手の人に「突き上げてやった」という気持ちを持たれたくないからです。 これは決して感情的な問題ではなく、ライバルには「到底適わない」というイメージを植え付けることが大切なのです。「どうせ入れても勝てっこない」と思わせることで、次に格段に買い易くなります。これが極意だと私は思っています。 私は「絶対に」ほしいのであれば、通称「天下無敵の札」を入れます。いまだかつて、この札が破れたことはありません。というよりも、この札との勝負までライバルが届いたことは過去に3回しかなく、4枚でも5枚でも下から2番目での落札がほぼ指定席です(千夜一夜様の話と合致する部分でしょう)。 相手はほしい本であればあるほど、必ずこちらの上札まで確認しますから、自分の札が仮に2番手でも上札の半分にも届かないと知れば、ダメージは大きく後を引くのです。スポーツや賭け事など勝負事と同じで、古書入札も戦う前から優位に立てれば、労少なくして勝てると思います。
3.会心の勝利と痛恨の敗北の実例。
 会心の勝利とは、やはり大金出して買うよりも、目利きによって安く買えた場合でしょうね。 泉鏡花の作品が収録された『パノラマ』という珍本が出ているのを聞き、入札してもらったところ、誰も気づかず無競争で買ったことがありました。しかし、こういう経験は現物を見られない客は業者に遠く及びません。 痛恨の敗北は、自分の責任ではなく業者の入れ忘れで、入れさえすれば落ちていました。2回ありますね。
以上、特異な例でごめんなさい。
玄誠堂目録 投稿者:秋山  投稿日:12月17日(火)08時20分10秒

人魚の嘆き様
おはようございます。 わざわざ大量のコピーをしていただき感謝の言葉も御座いません。玄誠堂の目録が詩集資料の宝庫であることを改めて認識いたしました。特に「入札号」についてはかねてより探していたもので、それが一気に揃えられるとは想像もしておりませんでした。ご期待に沿う研究成果を出したいと意気込んでおります。今後とも何かとご迷惑をお掛けするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。 ところで、入札会のお話大変興味深く拝読いたしました。実は数年前に私もマヴォさんと同じ体験をしたことがあります。ある古書店で七夕古本市の目録を見せてもらったのですが、そこに「春鳥集」のカバーがついた田山花袋宛の献呈本が載っていました。自分で買えるはずもないが店主に尋ねたら「これを買う人は決まっているんですよ」と言われ、まだ入札前なのに、どの世界にもすごい実力者がいるものだと驚いたものです。最近の一連の書き込みを拝見してその話を思い出しました。
図書館司書になるために 投稿者:グレノリの従弟  投稿日:12月17日(火)09時27分25秒

cogito様
はじめまして。私は、ここでお世話になっている、グレノリの従弟にあたる 者です。今、大学の2年生なのですが、将来、図書館司書、できれば大学で働 ければと考えています。秋になって、大学の就職センターの紹介で、2人の先 輩の図書館司書の方にお目にかかりました。一人が公立図書館、もう一人が高 校の図書館の方です。そこで、アドバイスされた司書に求められる能力は、 *ワードやエクセルなどPC能力、*語学力、*体力(!)、*忍耐力(!)、といったことでした。 とても参考になったのですが、意外だったのは図書館司書なのに、本好きであ ることや、本の知識が、まったく求められる様子がなかったことです。私は、 小さい頃から本が大好きで、図書館司書を希望したのも、本に囲まれて仕事が したいから、という理由でした。近所の図書館で、本の貸し出しや整理をされている、司書の方の姿にあこがれていました。しかし、お話をうかがうと、最近の図書館司書に必要な能力は、私のイメージとは少し異なっているのかな、という印象でした。 たまたま、従兄のグレノリ(どういう意味でしょう?)と、そういった話をしていたら、大学にお勤めのcogitoさんのお話が出てきました。そして、ここへの書き込みを、薦められました。そこでcogitoさんにうかがいたいのは、大学図書館でのお仕事についてです。私の通っている大学は、古い学校なので、ITがあまり普及してないのですが、cogitoさんの大学はいかがですか?やはりPC技能は必須でしょうか。(コンピュータ資格があると、試験で有利だといわれました。しかし、私は自分のPCすら持っていません)また、大学図書館の司書になるのに、今やっておくべきことはなんでしょうか?ご面倒をお掛けしますが、いろいろとアドバイスをいただけることを、お願いします。
棟方志功 投稿者:文庫丸  投稿日:12月17日(火)11時10分35秒

文庫中毒者様
ご存知かもしれませんが、ヤフーオークションに出ています。私なんぞは手が出ませんが。 「吉」!希少 棟方志功 肉筆彩色サイン本「ココロウタ」!柳宗悦サイン付き   http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d24632307
Re:図書館司書になるために 投稿者:cogito@昼休み  投稿日:12月17日(火)13時12分58秒

グレノリ様の従弟様
はじめまして。このところ掲示板を御騒がせしてをりますcogitoです。
 図書館員といっても私はまだ駆け出しの3年目、しかも(ここでしか書けませんが)左遷に次ぐ左遷の末の「遠島流し」の結果です。でもアドバイスできる「司書に求められる能力」といふのはひとつ確信に近くありまして、何かと申しますと「サービス精神」です。勿論PC能力や語学力なんかは(特に対象利用者によっては)あった方がいいですけれども、「意外だったのは図書館司書なのに、本好きであることや、本の知識が、まったく求められる様子がなかったことです。」といふのは、きっとお話を伺った方がともに良質の「サービス」をしてをられる司書さんであるからです。

>「最近の図書館司書に必要な能力は、私のイメージとは少し異なっているのかな、という印象でした。」 そうですねー。昔の「ガチガチ管理」一本槍の姿勢から「利用されてナンボ」といふ風に、資料自体に対する考へ方も変ってきてゐます。ハイブリッド資料(デジタル・アナログ)を相手に、いろんな角度から検索して、評価を下しながら、情報へ至る道筋を利用者に適切に提示する「レファレンス能力」(およびその伝授)が、今の司書には一番求められてゐるぢゃないかと思ひます。そしてその技術が真に輝くのは、モチベーションとして「サービス精神」があったればこそ、ではないでせうか。 ですからパソコンそのものといふよりも、「ネット検索の達人」を目指すこと(コンピュータ資格にも情報検索に係るものがあるみたいですね)と、同時に人間性を喪はないように、なにかしら人付き合ひとかボランティアの意識を培ふバイトなんかも、個人的には有効であるやうな気が致します。 以上、駆け出し三年目の、答へにもならない御返事でした。
あ、それから実際に司書になるのには、ですけれども、国公立大学図書館はずるっこ無しの試験ですけれども、私立大学で司書を公募することは(アウトソーシングの進むなかなほさらのこと)少なく、とにかく運とコネを使って職員になることが先決です(小生は天運のみでした)。あとは、有為な青年であるはずの「グレノリ様の従弟様」が、配属先の部署部署で学生側に立って始末書の連続をしてをれば、いづれ図書館へ「島流し」になること(出世不可能の烙印とともに)必定です。
司書について 投稿者:JLA会員  投稿日:12月17日(火)22時22分56秒

いつも楽しく拝見させていただいています。ROM専門のつもりだったのですが。 cogitoさまへ
司書の資格を持っていて、本が好きでも司書になれない人がたくさんいるのに、島流しの結果で偶然なってしまったなどというのは、ちょっと自分にとっては心穏やかではありません。 私のいる職場でも、財政難と人員過剰により、三年間くらい一人も新採用がないのです。あなたのように本が好きで詩も書いていらっしゃる方は、もともと司書になるべき星のもとに生まれてきた方とお見受けしますし、本当に恵まれていらっしゃると感じました。確かに司書は出世とは無縁の 仕事です。せいぜいなって館長ですし、それも無資格の行政職の人がなっている場合がほとんどです。でも皆、専門職としての誇りを持って仕事をしているのです。私も一介の平司書で定年を迎えられれば本望と思っております。
よろしくお願いいたします。 投稿者:グレノリ  投稿日:12月17日(火)22時43分34秒

cogito様
皆様
私の従弟が図書館司書の件でお世話になりますが、どうぞ宜しくご指導ください。
私も司書について 投稿者:一介の平教員  投稿日:12月17日(火)23時37分52秒

cogito様
私は都立高校の国語教師をしている者です。
太宰治が好きでこのページに辿り着き、いつも管理人氏や人魚の嘆き氏の薀蓄 に感服そして堪能しています。 さて、私は既に50歳を超え、同年代の多くは管理職についていますが、自分はそれを断ってきました。自分の能力を悟っていることもありますが、教壇に立ってこそ教師であり、担任を持ってこそ教師であると信じているからです。 その意味において、JLA会員氏の専門職としての誇りを持って仕事をしている、という言葉は我が意を得たりであります。教職で栄達を望む意志はさらさらございません。 実は、私は元は司書教諭志望だったのです。でも、今も昔も司書の枠は狭く、願いはかないませんでした。私には、左遷で司書になるということが信じられない思いです。 謙遜されている風でもないので、ある程度真実なのでしょうか。失礼を省みずに申し上げれば、司書の仕事をその程度にしか評価していない大学があるとしたら残念です。 ただ本当に左遷だとしても、cogitoさんには幸運だったのかもしれないと私も思います。適性がおありなのは、司書に必要なのは「サービス精神」であるというお言葉からもわかります。私も全く同感です。 経緯は存じませんが、司書になりたくてもなれなかったものとして、cogitoさんの今後の司書としてのご活躍にエールを送るものです。 雑文で失礼いたしました。
Re:図書館司書になるために 2 投稿者:cogito  投稿日:12月18日(水)03時07分43秒

>よく馘にならなかったねー。
「ま、その兼合ひだわさ。難しかったのは。」-y( ̄Д ̄)。oO○  なんか図書館の諸先輩の方々からの書込みで、掲示板占拠しちゃってますが(皆様ありがたうございます!)、たまにはいいでせう。ねぇ、管理人さま。  ××のやうに大学が図書館を重要視してゐないのは論外として、反対に図書館を経営戦略上重要視してゐるが故に、そこに正職員を張りつけずもっと効率的にサービスを供給するため「外部委託」にしてゆくといふ、専門職正職員としては新たな脅威も他所では起きてゐます。だから図書館員になるためには、さういふ外部委託系からの嘱託職員といふ道も今後増へるんぢゃないでせうか。利用者との信頼関係を外部委託の司書さんとしか築けなくても平気な運営といふのは、しかしながら私の奉職する図書館とは関係の無い大きな大学での話でありまして、うちとこは反対にこの部分ではもう図書館機能をとび越えてますねー。留学生の学生相談もカウンターでしてますから(笑)。何でもすぐ上に言ひつける職員なんかに学生は心を開かないです(さういへば大学には高校の保健室に当たる"避難所"が少ないやうな気がします)。もう、これからの大学は、「二極化」のなかではっきり学生の質を見据えたら、新しいニーズに沿った役割に思ひを致して教職員全員が性根を入れ替へるべき時と思ひますね。そのとき図書館は左遷された人のゆく閑職なんかではなくて、お客さんと向き合ふ「前線基地」なんです。  さらに本学のやうに片田舎にある図書館だと、専門分野の情報検索の必要性とともに、これから先の長い人生のなかで引き続き公共図書館を身近に思ってもらへるやうに、尋常な「読書習慣」をつけさすにはどうしたらいいだらう、といふことをしきりに考へますね。「思ひ出の一冊」になりさうな本を、それとなくいろんなところにばら撒くんです。当然「初版本の詩集」を注意深く仕掛けてます。
以上、cogitoの「司書は怒る」のコーナーでした。(このネタひきつづきとあらば場所変へるべし。でもうちの掲示板にゃ書けないナ。)
既にオープン 投稿者:管理人  投稿日:12月18日(水)07時15分15秒

夕みぞれ都のなかの放浪につかれたる子が酒おもふ時 勇

  皆さま
いががお過ごしでございましょうか。
突然ですが、このたび、本の街神田神保町の路地裏にお店を出すことに致しました。 時代の流れから取り残された様な銅葺きの一軒家です。Cafe-Barという言い方をするほど洒落たところではございませんが、お茶とお酒と小腹を満たせるようなお食事をご用意したいと思います。お凌ぎにお使いいただければ幸いです。 つきましては、12月16日より師走の間、披露をかねてプレオープンさせていただきます。ご多用中のところ恐縮ですが、なにとぞおいで下さいますようお願い申し上げます。 玉乃井雪

「人魚の嘆き」

住所:東京都千代田区神保町1-19
電話:03−3292−8282
〈営業時間〉
  16:00〜0:00 (月〜金)
12:00〜21:00(土)
*日曜・祝祭日は休みます。
年末は28日まで年始は6日から営業致します。

再:図書館司書になるために  投稿者:グレノリの従弟  投稿日:12月18日(水)10時04分59秒

cogito様
「サービス精神」が大切だ、という言葉を、肝に銘じておきたいと思います。ボランティアではありませんが、接客のアルバイトは、高校の頃からしていますので、これからも続けることにします。「反対に図書館を経営戦略上重要視してゐるが故に、そこに正職員を張りつけずもっと効率的にサービスを供給するため「外部委託」にしてゆく」というお話は、初めて聞くことでした。ますます、大学図書館司書の枠が狭くなってしまうようで、不安です。 それと、コネの話はよく聞くのですが、私にはそんなものはありません。運もあまりよくないし、道の険しさを実感しました。何度も丁寧に答えていただき、ありがとうございました。

JLA会員様
「専門職としての誇りを持って仕事をしているのです。私も一介の平司書で定年を迎えられれば本望と思っております。」との言葉に感動しました。私がお会いした方々も、出世など眼中にない様子でした。私も、そんなことはどうでもいいから、「生涯一司書」として、生きたいと願っています。現実は厳しいですが、頑張ります。ありがとうございました。
ごめんなさい 投稿者:春の雪  投稿日:12月18日(水)10時33分31秒

マルドロール様 不正確なことを言ってしまいごめんなさい。人魚の嘆きさんの書き込みが間に合っていればいいんですが。

yamanaka様 文学堂の目録に出ていた三島関連雑誌3冊は、手頃なお値段ではないんでしょうか?僕には珍しいと思えたのですが。
「天下無敵の札」 投稿者:大塚  投稿日:12月18日(水)16時23分51秒

人魚の嘆き様
入札のお話、実体験に基づくものだけに大変興味深く読ませていただきました。ついては、お話の中にあった「天下無敵の札」で落札した3冊の本の題名を公開していただけませんでしょうか?もしかして、『高野聖』が入っているのではないですか?
ご相談 投稿者:大陸人  投稿日:12月18日(水)17時24分34秒

管理人様
満州関係書物の件で、至急ご相談したいことがあります。 恐縮ながら、ご帰京の後に、急ぎご連絡いただきたくお願い申し上げます。 恐らく管理人様も大変興味を持たれる内容と確信致します。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月18日(水)19時40分39秒

大陸人様
数日内に帰京予定ですので、帰ったらすぐご連絡致しましょう。
書痴往来社の本 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月18日(水)20時27分27秒

風信子様
先日、G堂にて『ゆふすげびとの歌』特製28部本を見てきました。 そして、「立原の世界とは最も縁遠い人の手によって造られた複製と思われてなりません。」という風信子さんの感想がその通りだと思われました。 それにしても不思議なのは、これを出版した書痴往来社は『詩人の出発』も出していて、麦書房の堀内氏が大きくかかわっていた出版社のはずです。 だから「立原の世界に最も近い人」が、製作に携わっていたのではないかと思えるのですが。 私はこれらの本の製作事情について何も知りません。しかし、堀内氏の他の仕事を考えると、やや違和感を覚えます。 それにご指摘の通り、複製の原稿が付いているだけなのに、何しろ高すぎますね。G堂では35万円でした。 他にも、堀辰雄の吾八プレスから出た『少年詩篇』と『旅の絵』がありましたが、率直に言って「こんなもの誰がこんな値段で買うの」という本でした。 堀辰雄に革装は不似合いだし、銅版画もしっくりきません。 作者の死後の、定価を高くせんがためのこういう本よりは、やはり生前の作者の目にかなった本のほうが、たとえ材料は劣っても断然よいと改めて強く認識しました。
午前 投稿者:yamank  投稿日:12月18日(水)22時45分39秒

春の雪様
5万円というのは私にとってかなりの大金ですので現実感はございませんが、「赤絵」のような特別のものならともかく、この「午前」が3冊で5万円というのが高いか安いか・・そんなものなのかもしれません。ごく特別なものを除き掲載雑誌が高騰しだしたのは、ここ数年なのではないか、などと根拠もなく思ったりしますが、どうなのでしょう。因みに「午前」は日本近代文学館で殆ど閲覧出来ます。
雑誌と単行本 投稿者:旧三島党  投稿日:12月18日(水)23時40分46秒

yamanaka様
「赤絵」とは珍しい雑誌ですね。小生は見たことがありません。恐らく昭和20年代の雑誌と推測します。 三島関係雑誌の古書価格について、少なくとも昭和40年代後半から50年代前半にかけては、それほど高くなかったと記憶しております。初期の特別な雑誌についても、そういう物を探す人が第一少なかったのです。なにしろ単行本人気が圧倒的でした。 小生もまた、雑誌は図書館で十分と考えている一人でした。それは、図書館にないものまで探索するレベルには達していなかったことの裏返しでもあり、恥ずかしい告白でもあります。 ただ繰り返し申し上げますが、三島の研究者の中で、雑誌を強く意識していた方は本当に限られていたと思います。それだけ、まだ深く掘り下げられる作家として見做されていなかったのかもしれませんね。最近のお話を伺うにつけ、隔世の感を禁じ得ません。
赤絵 投稿者:ymnk  投稿日:12月19日(木)00時41分47秒

旧三島党様
ご経験とお考えをお話頂きありがとうございます。「赤絵」は昭和17〜18年に2冊だけ出た同人誌で、清水文雄が顧問、三島と東文彦、徳川義恭の3人が東の親に金を出してもらって発刊したものです。依頼があったから載っけた、頼んで載っけてもらった、という種の雑誌とは異なり、雑誌自体に三島自身の意向が反映したものであると考えています。で、古書界の話に戻りますと、私も仰る通りと思います。研究が進むにつれ従来注目されていなかった雑誌が脚光を浴び、ほぼ初版本をコンプリートした方々が更に更にと未開拓分野に分け入ったというところでしょうか。
Re:書痴往来社の本 投稿者:風信子  投稿日:12月19日(木)00時55分31秒

ヒヤシンス様
 詩人はめいめいに彼の詩集を持つ、その日の彼にふさはしいやうに。それは或るときは手製の一冊しかない本だつた。その日の詩集は絹糸で下手にかがられてゐたり、カステルの色鉛筆で描くやうにうたはれてゐた。また或るときは稚いリルケの《きくぢしやさう》のやうに、見知らないなつかしい形の本だつた。赤い表紙に愛のネルリの首つけた《愛の詩集》も青貝のやうな抒情の《月に吠える》もみなそれらは詩集のふるさとだつた。レ・ダ・ヰンチ氏の口絵のある蒲色のラシヤ紙の《聖三稜玻璃》も《やさしきこころのうちに愛のひそむは森のみどり葉がくれに鳥のすむに似たりといふなるに……》と扉に緑の活字で鏤ばめた《草わかば》も、べにばなとつりがね草の《愛する神の歌》の紺と銀も、みなその人とその時とに似つかはしい美しさだつた、……何度僕は自分の詩集の夢を描きながら、詩集をいれた書棚のまへにゐたことだらう!

《萱草に寄す》のうち、ソナチーネ一番は《ゆふすげびとの歌》とも名づけられる。萱草はゆふすげである。それは高原の叢で夏のころ淡く黄く咲く花だつた。そしてそれは夕ぐれの薄明りを愛する花だつた。
        (立原道造「風信子」より抜粋) 立原が、ソナチーネ一番(ソネット5篇)を書き写し、『ゆふすげびとの歌』と名付けた小さな手づくり詩集を造ったのは、詩集の持つ美しさへの飽くなき憧れからと思われます。 鞣した生成の羊皮紙で包んだ表紙と、パールピンクの絹目光沢紙を本文紙に持ち、朱色の糸で綴じられた詩集を、私は、どうしても<復刻>とは呼びたくありません。 とは言いましても、感性は人それぞれのものですから、100人いたら、100種類の装幀本が生まれることもあり得ますね・・・。
ヒヤシンス様が同じお気持ちでホッといたしました。
面目躍如 投稿者:マルドロール  投稿日:12月19日(木)09時36分06秒

皆々様
今日はかぜで学校お休みしてまーす。 で、なんでかきこしているかなんて・・・そんな野暮な指摘はお許しを。 頭は痛いけれど手は動きますんで。^^-^^ さて、先日はこの場にふさわしくない質問で失礼しました。 でも皆様のおかげで、授業中知ったかぶりして主役でしたよ! なんで50年議員をやってて銅像が建たない人がいるのか、みんな結構真剣に議論していました。 先生の結論は、まだ死んでいないから、ですって。 まじですかねえ。(笑) ともかくありがとうございました。 これから、『人魚のクリスマス』のリクエストを書きまーす。
消息 投稿者:小仏  投稿日:12月19日(木)23時08分03秒

「大衆文芸図誌」や「大衆文芸館」を書いた八木昇氏の消息をご存知の方はいらっしゃいませんか?
誰か教えて!!  投稿者:本とは?  投稿日:12月19日(木)23時29分10秒

学校の宿題ではないんですけれど、『子供は国の宝』というフレーズはいつ頃、誰が言い出したのかこの答えがわかりません。誰か教えてください。 管理人様、文学のことじゃなくてごめんなさい。まさか夏目漱石のはずありませんものね。でも、ひょっとしたら???
ご贔屓に 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月20日(金)03時02分26秒

管理人さま 皆さま
こちらで宣伝していただいたおかげで何人か良い出会いができました。 ありがとうございます。 取り急ぎ御礼まで。
Re『子供は国の宝』 投稿者:金ちゃん  投稿日:12月20日(金)08時36分48秒

本とは?様
初代水戸黄門がこの言葉を言っていたことがありました。
御礼 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月20日(金)11時35分37秒

皆様
ここに集う多くの皆様が、玉乃井雪様の『人魚の嘆き』を訪れて下さったとのこと、心より御礼申し上げます。 新年になりましたら『人魚の嘆き』において、管理人&人魚の嘆き主催による「Salon De 書痴新年会」を行う予定です(主賓はもちろん「伝説の図書館司書」!)。あらためてご案内申し上げます。
『子供は国の宝』 投稿者:  投稿日:12月20日(金)12時11分34秒

本とは?様
「銀も金も玉も何せんにまされる宝子にしかめやも」に由来するのでしょうか。 「国」という言葉から明治以降を想像しますが・・・

金ちゃん様
初代黄門からご覧になっていたのですか? 私も東野英治郎(字はあってるかな?)の初代黄門が一番好きで、再放送もこれしか見ません。
なんじゃ、この値段は! 投稿者:春の雪  投稿日:12月20日(金)19時58分26秒

yamanaka様 目録「神田城」ご覧になりましたか?「盗賊」100万円、「宝石売買」90万円、「仮面の告白」75万円、「梟の城」署名入り45万円、「白い歓喜天」26万円・・・ もう倒れそうです。僕は永遠に買えません。
YM氏 投稿者:大衆王  投稿日:12月20日(金)21時14分36秒

小仏さま
YN氏は今も昔もセドリ屋の巨頭です。古書展の初日、会場前に並べば、禿頭の狒狒爺と彼を必ず見つけることが出来るでしょう。
張赫宙 投稿者:管理人  投稿日:12月20日(金)22時23分59秒

天女の舞い様
旅先からただいま戻ってまいりましたので、回答が遅くなりましてすみません。 張赫宙さんとはオメモジの機会は御座いませんでしたが、随分以前に電話にて「赤塚書房」のことをお尋ねいたしまして以来、幾たびか手紙や電話でのやりとりをさせて頂いておりました。小生に著書のご恵送をもして下さいました。いつでも、ご丁寧に対応して頂きまして、とても有り難き方で御座いました。ただ、お尋ねの張赫宙に関しての資料はあるのか、無いのか、全く知りません。お役に立たなかったですね。
今日も満員御礼、かな? 投稿者:管理人  投稿日:12月20日(金)22時59分40秒

夕みぞれ都のなかの放浪につかれたる子が酒おもふ時 勇

  皆さま
いががお過ごしでございましょうか。 突然ですが、このたび、本の街神田神保町の路地裏にお店を出すことに致しました。 時代の流れから取り残された様な銅葺きの一軒家です。Cafe-Barという言い方をするほど洒落たところではございませんが、お茶とお酒と小腹を満たせるようなお食事をご用意したいと思います。お凌ぎにお使いいただければ幸いです。 つきましては、12月16日より師走の間、披露をかねてプレオープンさせていただきます。ご多用中のところ恐縮ですが、なにとぞおいで下さいますようお願い申し上げます。    玉乃井雪
「人魚の嘆き」
住所:東京都千代田区神保町1-19
電話:03−3292−8282
〈営業時間〉
  16:00〜0:00 (月〜金)
12:00〜21:00(土)
*日曜・祝祭日は休みます。
年末は28日まで年始は6日から営業致します。 
Re:「天下無敵の札」  投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月20日(金)23時37分24秒

大塚様
「天下無敵の札」まで必要としたのは、『一握の砂』カバー付、『羅生門』句入り、『堀辰雄詩集A版』「風立ちぬ」長文識語入りの3冊です。 ちなみに『高野聖』は「下から2番目」の方でした。 
「梟の城」 投稿者:千夜一夜  投稿日:12月21日(土)07時18分00秒

鬼神堂さま。
 前回書きました司馬遼太郎の本、K城目録に載っておりましたが市に出たときの帯なしの箱を帯びつきの箱に代えたようです。  昨日、クリスマス特選市に函帯つき墨筆署名入りが出ておりました。私の見た限りでは此方の方が先のものよりずっと好ましいもののように感じられました。 
お尋ねします 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月21日(土)14時50分45秒

管理人様
志功装丁本で、日頃気にかかっていることを幾つかお教えください。
1 志功はぐろりあ・そさえての新ぐろりあ叢書の表紙絵を描いて、この叢書は、初期の5冊(花の宴、目白師、現代の俳句、くれなゐ、エルテルは何故死んだか)までは、函入で揃えることが出来たのですが、その後の、中谷孝雄「むかしの歌」以降はパラフィンのラッパーだけの、外装なしで刊行されたと考えていますが、それで間違いないでしょうか。
2 志功は萬里閣出版の一部の本の表紙絵も手がけていて、中でも阿部静江については、「苦しめど克ちていかん」「若き女性の倫理」の2冊を確認したのですが、これ以外にも萬里閣からの阿部の著書で志功が表紙を飾ったものは存在するのでしょうか。
3 谷崎潤一郎の「鍵」の初版に帯はついていたのでしょうか。「風癲老人日記」は、初版も重版も帯付きが有るの知っているのですが、「鍵」はまだ見たことがありません。単に勉強不足なだけなのですが。 以上よろしくお願いいたします。 
春の雪様 投稿者:ymnk  投稿日:12月21日(土)14時59分04秒

「盗賊」は帯欠痛みありなら8000〜2万くらいで、「仮面の告白」も、帯欠カバ痛みなら1〜2万、重版なら1万以下で出ることもあります。つまり、今日中に美本完本を入手したいという人の値段ではないでしょうか。「宝石売買」などは帯欠でも数十万するかもしれませんが、経済的余裕と経験を積み重ねて、長〜いスパンでこつこついきましょう。逆にそれが苦労に満ちた古書蒐集の楽しみだと思います。徒に絶望しても仕方ありません。何だかえらそうな意見でごめんなさい。 
「梟の城」 投稿者:鬼神堂  投稿日:12月21日(土)18時22分29秒

千夜一夜様
貴重な情報をありがとうございました。
そうですか、入れ替えですか。そういうことは、客には全くわかりませんね。 ところで、昨日出たという本はいくら位になったのでしょうか? よろしければ教えてください。 
志功装丁本 投稿者:管理人  投稿日:12月21日(土)19時58分23秒

文庫中毒者様
質問、1、其のとおりで間違い御座いません。
質問、2、お手上げ。阿部静江の本のことは全然知りません。
質問、3、中央公論社から出ております、他の菊判の本には帯がついていますので、その様に思う方が自然ではありますが、「鍵」は帯なしで完本です。
志功装丁ではありませんが『コギト詩集』には志功の挿絵が入っております 
「宝石売買」 投稿者:春の雪  投稿日:12月21日(土)21時06分23秒

yamanaka様 「宝石売買」はカバーもない本ですよね。それでどうして帯がなくても数十万円もするんですか?実に不思議です。 
「梟の城」 投稿者:千夜一夜  投稿日:12月21日(土)21時23分07秒

鬼神堂さま。
 申し訳ございませんが、落札値については公に出来ませんのでお馴染みの古書店にお聞きください。  会場には赤毛氈(最終台)の上に『一握の砂』カバー付、『堀辰雄詩集A版』署名、長文識語入り(防虫剤のにおいが強かった)などが鎮座ましておりました。由起しげ子「本の話」帯カバー付きの落札値も署名等ない割に高かったようです。
『一握の砂』? 投稿者:三代目  投稿日:12月21日(土)21時41分26秒

千夜一夜様
古本屋の三代目です。
『一握の砂』は『悲しき玩具』のお間違いでは? 
セドリ 投稿者:小仏  投稿日:12月21日(土)22時31分50秒

大衆王様
ありがとうございました。
ところで、セドリとは本屋の棚から抜いた本を他の本屋に転売して、 利ざやで稼ぐ仕事だと思いますが、今でもそんなことで食べていけるのでしょうか? それとも、小遣い稼ぎなのですか? 私も古本屋や古書展に行きますが、本の利ざやで生活資金が出るとはとうてい思えないのですが。 それとも、達人ともなると違うものなのでしょうか? 
お詫びと訂正 投稿者:千夜一夜  投稿日:12月21日(土)23時54分56秒

古本屋の三代目さまご指摘のとおり『一握の砂』は『悲しき玩具』の間違いでございました。 この場をお借りしてお詫びと訂正をいたします。 正確を旨とすべきところの初歩的な間違いは、管理人さまの御勘気を蒙りそうで私の最も恐れるところです。 管理人さま及び皆様、申し訳ございませんでした。 
お礼 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月22日(日)09時28分02秒

管理人様
早速ご返事いただきありがとうございます。1と3についてはホッとしております。 また、今時、阿部静江を集めて読もうという人はほとんどいないでしょうね
『悲しき玩具』 投稿者:管理人  投稿日:12月22日(日)09時54分58秒

千夜一夜様
誤記は誰にでもあること、詫びの必要は御座いません。 件の『悲しき玩具』は落札店で見ましたが、美本であの落札価格とは、市場の購買力の弱さを露呈していますね。 そんな中で一人だけ、出品した本が高く落とされ、年越しの金が出来たとほくそえんでいる男が間近にいますが。 
張赫宙 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月22日(日)11時35分38秒

管理人様
張赫宙とお話されたとは、さすが管理人様です。 これからも、文人との過去の交流を披瀝いただければと存じます。 ありがとうございました。
『人魚の忘年会』 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月22日(日)13時09分25秒

「Salon De 書痴」に集う全ての皆様へ
「新年会まで待てない」との熱いリクエストにお応えして、急遽『人魚の忘年会』を下記の要領で開催することになりました。 つきましては、参加ご希望の方は12月24日午後8時までにお申し込み願います。 なお、定員に達し次第締め切りますので、お早めにどうぞ。
1.日時   12月28日(土) 午後6時〜
2.場所   「人魚の嘆き」東京都千代田区神保町1-19 03−3292−8282
3.参加資格 @「Salon De 書痴」に集う古書愛好者(過去の書き込み歴は問いません。下戸の方も歓迎)。
      A酒癖の悪くない方。飲むと騒ぐ、説教調になる、愚痴る、助平になる、人はお断り。
      B楽しい古書の話を好む方。政治・宗教など議論をしたい方は別の場所で。
4.会費   3000円(当日徴収)。足が出た分は管理人&人魚の嘆きが負担します。
5.申込方法 「Salon De 書痴」に書き込み、管理人宛に本名・住所などの情報をメールしてください。
6.その他  既に参加が決まっている方々(順不同)。cogito様、風信子様、りょくと様
玉乃井雪様と管理人、人魚の嘆きは言うまでもありませんね。
『人魚の忘年会』参加希望します 投稿者:くだん  投稿日:12月22日(日)14時12分34秒
管理人&人魚の嘆き様
神保町の「人魚の嘆き」には数日前の夕方に、 ちょこっとだけおじゃまさせていただきました。 初版本、ましてや稀覯本の世界へは足を踏み入れたばかりですが 「人魚の忘年会で皆様」のお話を聞かせて頂くのを 楽しみにしております。よろしくお願い致します。
人魚の忘年会参加希望 投稿者:ymnk  投稿日:12月22日(日)18時16分24秒

管理人様
是非よろしくお願いいたします。

春の雪様
稀覯だからと存じます。
御礼 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月22日(日)20時36分29秒

先程書き落としましたが、或る女様には『人魚の贈り物』登録者でないにもかかわらず、プレゼントを頂戴致しました。 改めて心より御礼申し上げます。
『恋の絵巻』 投稿者:恋の絵巻  投稿日:12月22日(日)20時42分44秒

初めまして「恋の絵巻」と申します、どうぞよろしくお願いいたします。 こちらの見事なまでの素晴らしいサロンには以前より毎日、お邪魔させていただき、また、いろいろと教えても戴いてまいりました。HNも全く知らなかった作家「安成二郎」をこちらで教えていただきました『子を打つ』を読み『花万朶』も読み、すっかり愛読者になりました故で御座います。こちらに集う皆様がとても羨ましく、お仲間に入れて貰えないかとずっと思っておりました。実力が伴わない私にはまるで縁遠い世界と諦めていましたが、此処のところの以前にも増しての愉しい雰囲気に誘われ、いてもたってもいられなくなりまして、思い切って書き込みを致しました。
私にも一つ教えて下さい。 安成二郎『恋の絵巻』大正10年 日本評論社 第五版 を求めましたが、この本にはもともと箱が付いているものなのでしょうか? 
RE.『恋の絵巻』 投稿者:管理人  投稿日:12月22日(日)22時30分51秒

恋の絵巻様
初めまして、こちらこそ、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ここは実力だの文学的知識などといった、ややこしいものは一切問わない、皆で、わいわい、がやがやの気楽なサロンだと、始めに申し上げておきます。そのことはcogito様が参加している事からも充分に察知できたでしょうが。 さて、『恋の絵巻』ですが、これは函付きで完本です。 貴方様が入手された五版の本冊は恐らく丸背で表紙は金文字で「恋の絵巻」とあり、天金になっていると存じますが、この本の大正八年刊の初版は角背で表紙及び裏表紙に夢二の男女が描かれております。そして天金ではありません。本文の紙型は同じなのですが初版には日本評論社の出版広告が五頁あるのが、広告頁が全く無くなってしまいます。 でも、よく手に入れられたと思います。最近は裸の本でも見かけなくなりました。
(無題) 投稿者:cogito@文学的知識ぜろ  投稿日:12月23日(月)07時46分12秒

             なんか言った?
          Å
      _φ(・∀・)
     /≡≡≡/|
      | ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | みかん |/

(無題) 投稿者:cogito  投稿日:12月23日(月)07時54分12秒

            ずれちゃった。
        Å
     φ(・∀・)
     /≡≡≡/|
      | ̄ ̄ ̄ ̄| |
     | みかん]|/
     ̄ ̄ ̄ ̄ ふたつともあとで消してください。
self-explanatory 投稿者:管理人  投稿日:12月23日(月)08時58分15秒

皆様
       ↑↑↑↑↑  なにしろ、このレベルですからね。ご安心を。なお、皆様の貴重な書き込みは決して消去しません。
『宝石売買』 投稿者:由紀夫  投稿日:12月23日(月)09時32分16秒

ymnk様
HN変更ですか?私も変えようかな?なんだかそのものずばりでダサいですよね。 ところで『宝石売買』のことですが、「数十万」は「十数万」のお間違いでは? 『盗賊』や『仮面の告白』より稀覯本なのはわかりますが、20万や30万はしない気がするのですが・・・ それとも、最近相場が高騰したのでしょうか? 最新情報に疎いもので、愚問でしたら申し訳ありません。 ご教示よろしくお願い申し上げます。
お礼 投稿者:恋の絵巻  投稿日:12月23日(月)14時09分01秒

管理人様
早速、ご回答いただきまして、有難う御座います。夢二が描いた扉や見返しの、矢張り夢二デザインと思われます紙及び内容からも美しい箱に収まって当たり前と思っておりました。 有難う御座いました。

cogito様
私、cogito様の大のファンで御座います。独身でいらっしゃるのかしら。
『人魚の忘年会』出席できず残念 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月23日(月)14時11分16秒

管理人様
人魚の嘆き様
憧れのお二人、そしておやさしい風信子様、さらにはライバルcogito様とお目にか かる絶好の機会なのに、あいにくどうしても28日は都合がつきません。 またの機会を楽しみにしています。
セドリ男爵談義 投稿者:大衆王  投稿日:12月23日(月)18時24分18秒

小仏様
セドリで食べていける人間は減りました。しかし今でも存在しますよ。YN氏などはそ の筆頭でしょうね。 生き残る条件は、まず第一に古書の広範囲な知識。戦後初版本だの大衆物だのと限定していては駄目です。 次はルート開拓。古本屋や古書展を回るだけでは全然無理です。骨董屋から廃品回収から、ありとあらゆるルート、しかも他人と競合しないルートの開発が必須です。 次は買い取る古本屋が決まっていること。セドリ屋は古本屋に唾棄されるから、特定の親しい古本屋が安定して買い取ってくれることが大事です。 最後はプライドを捨てること。女衒のような商売だと覚悟して、古本屋や他の客の白眼視など無視する太い神経が求められます。 これだけの条件が揃えば、この時代でもやっていけます。でもお勧めはしませんよ。家に帰れば、我が蔵書は古本屋が買ってくれなかったゴミの山。しかし捨てるに捨てられない悲しさよ。少なくとも愛書家のやる仕事じゃないですよ。
『待つ女―浅田次郎読本』 投稿者:旧三島党  投稿日:12月23日(月)21時10分05秒

大輔様
『待つ女―浅田次郎読本』を読了しました。この作家の本は、評判になっていたものも小生は未読でしたが、本書は三島論も含めて興味深く通読できました。ご紹介いただいたこと、改めて御礼申し上げます。
忘年会希望 投稿者:恩地喜多八  投稿日:12月23日(月)21時37分37秒

こんばんは。
28日8時過ぎになりますが、よろしいでしょうか? 宜しくお願いします。
『人魚のクリスマス』会場変更のお知らせ 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月23日(月)22時40分55秒

登録者各位
『人魚のクリスマス』の会場は、「Salon De 書痴」に変更いたします。 理由は『人魚の贈り物』のサーバーが不調になることが多いからです。 お間違いのないようご注意願います。
忘年会参加願い。 投稿者:大輔  投稿日:12月24日(火)00時19分02秒

 管理人様
忘年会参加したく存じます。緊張してしまうと思います。若輩者ですが宜しくお願いいたします。

 旧三島党様
読んでいただきありがとうございました。私は浅田氏のこの作品は自然に受け入れられました。三島没後から見てきた者としましてはその時代の空気を読む貴重な資料として感じました。今後とも宜しくお願いいたします。 以前、日本近代文学館で講座「文学者を肉筆で読む」で「鏡子の家」が取り上げられていたのはご存知ですか?そこで冒頭の部分の原稿コピーが4枚渡されました。もしよろしければ、お持ちでなければ旧三島党様、これも何かのご縁ですのでコピーで恐縮ですが送らせていただければと思います。時間を頂きたく存じます。管理人様のご許可がいただけましたら、私のメールに住所をお書き頂ければ送付いたします。その他、三島愛好者の方にも希望される方いましたら送りたく存じます。管理人様、不適切な場合は消去お願いいたします。
(無題) 投稿者:ymnk  投稿日:12月24日(火)00時23分11秒

由紀夫様・春の雪様
仰るように私の間違いのようです。大変申し訳ございませんでした。相場については前にもここで変なことを書きました。「宝石売買」など買ったこともない癖に不確かな記憶と類推で図に乗って書き込み、ご迷惑おかけいたしました。どうぞご勘弁下さるようお願い申し上げます。
クリスマスイブだっていうのに… 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月24日(火)01時07分12秒

管理人さま 皆さま
こんばんは。
クリスマスですね。基督教信者でもないですが、なんとなく気分が高揚してしまいます。 さて、実は24日、25日と夜は店で働いているので、「人魚のクリスマス」に参加できないとあきらめておりましたが、本日ノートパソコンをお店用に用意して通信可能にしました。 ……しかし、人魚のクリスマス開催時間は25日0時過ぎだとか。店から自宅までの移動時間もありますし、店で独りモニターを見つめることになりそうです。(笑)三十路過ぎてクリスマスもありませんかねぇ。やはり。
「鏡子の家」 投稿者:旧三島党  投稿日:12月24日(火)09時23分27秒

大輔様
奇遇で驚いているのですが、日本近代文学館の講座「文学者を肉筆で読む」の三島由紀夫「鏡子の家」の回には小生も出席しておりました。確か昨年の2月であったかと記憶しております。実は、当日の講師であったS氏とは多少の縁があり、三島の肉筆原稿よりも氏の話に関心があったというところです。 それにしても、お若いようなのに勉強熱心で感心致します。殊にオリジナルの重要性は当掲示板の管理人殿の強調されることですが、是非今後ともその機会を逃がさず若い感性で本物から学んで下さい。
寝ぼけ眼 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月24日(火)11時39分29秒

管理人様
クリスマスは25日0時〜ではありませんでした。 寝ぼけ眼で読んでいるから…。 決してライバル(大塚さま?)を惑わすためではありませんからね。 失礼しました。
セドリ屋の話 投稿者:三代目  投稿日:12月24日(火)11時44分48秒

大衆王さんのお話、とても興味深く読ませていただきました。 それにしても、よくセドリ屋の実態を知っておられて、「もしや、ご自分がセドリ屋さんでは?」と思ってしまうほどでした。 さて本屋の側から見ると、セドリ屋かどうかは別としても、いわゆるセミプロはすぐわかりますね。 ともかく本の見方が普通のお客とは全然違います。さっと、奥付と値段を確認して、買うか戻すか、その判断の早いこと。 素人さんのように、本を手に思案したり、また見直したりはありません。自分の中で、買う買わないの基準が決まっているんでしょうね。 それと大衆王さんも話していた、買う分野の広いことはすごいです。白川静から飯島愛まで買いますから。 うちに関しては、セドリ屋も他のお客も変わらない対応です。転売されて不愉快だというようなあまり本は扱っていないし、相手にとって安くても、こっちも儲けていますから。でも、「この前ここで買った本が10万円になったよ」なんて言われたら、やっぱり腹が立つかな。そんなことありえないけど。
『○人形の嘆き』 投稿者:管理人  投稿日:12月24日(火)12時00分58秒

玉乃井雪様
寝ぼけていては、大塚様にヤラレテ『○人形の嘆き』になりますぞよ。 [問題]○に入る漢字1文字は?  正解は明日わかります。
(無題) 投稿者:恩地喜多八  投稿日:12月25日(水)01時33分29秒

文庫中毒者様
谷崎『鍵』ですが、重版には帯のあるのものもあります。念のため。
セドリ談義 投稿者:小仏  投稿日:12月25日(水)09時33分08秒

大衆王様三代目様
セドリ屋についての様々なお話をご披露ありがとう御座いました。 世の中にはそういう猛者がいることと、自分にはまったく資格がないことがよくわかりました。
『人魚のクリスマス』 投稿者:管理人  投稿日:12月25日(水)10時54分22秒

管理人「もーいいかい?」
人魚の嘆き「まーだだよ」
cogito「早くしろ!」
○いものには角が無い…ではなく角だらけ…のほうでしょうか… 投稿者:貞之介  投稿日:12月25日(水)11時32分02秒

こんな時だけしっかりと間に合ってしまいました…
頻繁には見れませんが期待してしまっております。
『○人形』!!!!
そんな素晴らしいものまで出るのですか!!
ああ!PCの画面に一日中張り付いていたい!
このような素晴らしい企画に参加できて幸せです。あとは自分の運と問題に解答できる知識があれば(どちらも無さそうですが)…もっと幸せに…。 しかし、なんて刺激的な一日なのでしょうか!

>管理人様 人魚の嘆き様 皆々様
昂奮中につき乱文御容赦下さい。
とにかく一番乗りだよ。 投稿者:cogito  投稿日:12月25日(水)12時04分35秒

(・∀・ )( ・∀・)  「キョロキョロのキョロ。」
今日はみんな、after5までと帰宅時間中が盲点だネ。(早く帰ろ。)
決戦は『○の光』 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)15時04分40秒

人魚の嘆き「あれ、こっちでいいんですか?」
管理人「今日だけはね。みんなこっちを見ているだろうから」
人魚の嘆き「なるほど」
管理人「ところで、君から送ってきたリストの中に、本のタイトルに登録者のHNが書いてあるものがあったよ。ケアレスミスだね」
人魚の嘆き「違いますよ。本のタイトルとその方のHNが同じなんですよ」
管理人「なに!こんな本も出るのか!これは血を見ないではいられないな」
人魚の嘆き「では後ほど電話します。忘年会がありますから」
管理人「こっちも夜は外食なんだよ。9時には帰るけど」
人魚の嘆き「それにしても、cogito様は顔が悪いですね」
管理人「顔じゃなくて勘だろ?本人あれで結構気にしてるんだからダメだよ」
人魚の嘆き「打ち間違えです。失礼しました」
『○人形』は渡しませんぞ 投稿者:大塚  投稿日:12月25日(水)16時31分20秒

玉乃井雪様
貞之介様
『○人形』の○は泥であります。別の本を狙いましょう。
と、お願いします。
角張っている 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月25日(水)16時46分03秒

貞之介君へ
仕事しなさい!
ちなみに暇なカフェの店主はモニター見放題だよ。
角張ったもの 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月25日(水)16時52分09秒

貞之介君
こらこら勤務中でしょ君は!仕事しないと店主にいいつけちゃうわよ!
私は暇なカフェの店主なのでモニター見放題ですよ!

管理人さま 人魚の嘆きさま
今日ばかりは客がこないことを祈っております。
しかし、血は嫌いなので遠慮しがちに……?
雛人形 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月25日(水)16時59分26秒

大塚さま
蝋人形、紙人形、菊人形、いやいや雛人形の間違いですよ。
大塚さまのおしゃる泥人魚ならば見逃してもかまいませんが。(笑)
人魚の嘆き店 投稿者:ryokuto  投稿日:12月25日(水)18時08分35秒

オーナー様
パソコンがつながったようでよかったですね。
今日は大入り満員でしょうか。
『○人形』予想問題 投稿者:本とは?  投稿日:12月25日(水)18時10分41秒

『○人形』の○は■であります。
もしそうだとしたら、今日のためにあの人の問題対策を練ってきた私のこの一週間はどうなってしまうのでしょうか。とはいっても、恐らく出題される問いに答えられないから悔し紛れに、1時間で解答は出せそうにない予想問題を作ってみた。 「大衆文学の大御所、野村胡堂の胡堂百話の中に『○人形』の作者について書かれた文が3つあります。 その3つを答えなさい」(ただし、この問題の正誤ついて責任は持ちません)
家路は遠く 投稿者:貞之介  投稿日:12月25日(水)19時39分01秒

やっと仕事が一段落しました。
今見てほっとしております ちなみに携帯電話からの投稿です。

〉雪様 仕事中は見てませんよ!といいますか見れませんよ!不穏なこと言わないで下さいませ!笑
準備万端 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月25日(水)20時00分03秒

間に合ったようですね。
管理人さんのことですから、アクセス件数のうなぎ上りにほくそえんで、12時近くにロードされることでしょう。皆さんあせらずに、風呂など浴びてこられたらいかがでしょうか。cogito様なぞはすでに指先の感覚がなくなるど、5秒ごとにリロードされているのではと、心配しておりますが、しばらく休憩されたらと老婆心ながら、申し上げたいと存じます。
そろそろスタンバイ。 投稿者:cogito  投稿日:12月25日(水)21時07分27秒

みなさん、これ消えたらヤバイですよ。帰ってきた証拠ですから。           (-∀-)p
むかふもスタンバイ。 投稿者:cogito  投稿日:12月25日(水)21時18分44秒

(-∀-)きえたよ。
人魚のクリスマス・Aコース 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)21時51分47秒


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*。".☆."*.               人魚のクリスマス
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*/∴∵∴\*.   designed by cogito
" ̄ ̄■ ̄ ̄" *。 
Aコース

1.『我が1922年』佐藤春夫、大正12年、新潮社、初版、カバー欠、保存並  
問題 冒頭の有名な詩「秋○魚の歌」、○に入る漢字は?

2.『晴小袖』大塚楠緒子、明治39年、隆文館、初版、カバー、旧蔵者少書き入れ有るも美本
 問題 この本が出た当時、漱石は英語教師であった。彼が一高で使った「New ArabianNights」の中で、「The Suicide Club」と並んでよく教えた2作は何?

3.『ランボオ詩集』中原中也、昭和12年、野田書房、再版、外装無完、保存並
  問題 この本の刊行者は誰?

4.『人間失格』太宰治、昭和23年、筑摩書房、初版、帯、極美
  問題 この本の定価はいくら?

5.『留女』志賀直哉、大正2年、洛陽堂、初版、函、函に擦れ、本冊に少汚れ、蔵書印有、保存並
  問題 志賀の戦前までの著書で、外装の意匠が初版と重版で異なり、それが定価表示でわかる本は何? 

6.『たけくらべ』樋口一葉、大正7年、博文館、初版、函欠、保存並下   
問題 一葉の本名は? 

7.『漾虚集』夏目漱石、明治39年、大倉書店、再版外装無完、保存並下
  問題 冒頭の作品のタイトルは「○敦塔」、○に入る漢字は?

8.『曉と夕の詩』立原道造、昭和12年、風信子詩社、B版楽譜装、表紙がやや褪色するも保存良
  問題 平成3年の古書市に出現した極美の『萱草に寄す』は、驚愕の落札価格となり、小説『古書無月譚』(尾形界而著)のモデルにもなった。この本は誰宛の献呈本だったか?

9.『鮫人』谷崎潤一郎、大正15年、改造社、初版、函、函の背のタイトルが鮮明な美本
  問題 主人公のモデルとなった人物は誰?フルネームで。

10.『活人形』(六角本) 泉鏡花、明治43年、春陽堂、初版、外装無完、少擦れ、汚れあるも保存良
  問題 鏡花本の袋の中で、初版と再版で材質が明確に異なるものがある。その本のタイトルは?
130円 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月25日(水)21時52分35秒

4.『人間失格』太宰治、昭和23年、筑摩書房、初版、帯、極美

宜しくお願いいたします。
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)21時53分36秒

天女の舞い様

正解!
人魚のクリスマス・Bコース 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)21時54分03秒

Bコース

1.『わが人生の時の時』石原慎太郎、平成2年、新潮社、初版、カバー、帯、ドナルド・キーン宛献呈署名入

2.『続ゆく春』長田幹彦、大正10年、玄文社、初版、函、伊東深水表紙多色刷木版、美本

3.『発禁の詩』小寺謙吉、昭和47年、評言社、カバー

4.『腰巻きお仙』唐十郎、昭和43年、現代思潮社、初版、函、帯、献呈署名入

5.『書誌学的思考』谷沢永一、平成9年、和泉書院、函、867ページ

6. 『立原道造記念館・全刊行物一式』貴重資料、満載

7. 『黒蜥蜴』三島由紀夫、昭和44年、牧羊社、初版、函、帯無

8. 『夜の落葉』野々部逸二遺稿詩集、昭和6年、東文堂書店、初版、100部の内2番

9. 『純粋詩とフォルマリスム』春山行夫、昭和8年、金星堂、初版

10. 『女天下』フックス他、村山知義訳、大正15年、国際文献刊行会、初版、函、蔵印

11. 『桐畑』里見とん、大正14年、新潮社、初版、函

12. 『青春物語』谷崎潤一郎、昭和8年、中央公論社、初版、函   『裸體』永井荷風、昭和29年、中央公論社、重版、函 

13. 『コギト詩集』昭和16年、山雅房、初版、限定800部、函無

14. 『豹紋蝶』中山省三郎、昭和19年、湯川弘文社、初版、カバー無   『若きチェーホフ』中山省三郎、昭和23年、カホリ書房、初版、カバー   『永遠の伴侶』メレシュコフスキイ、中山省三郎訳、昭和15年 小山書店、上下巻共初版

15. 『五行山荘限定版書目細見』佐々木桔梗、1979年、プレス・ビブリオマーヌ、限定975部

16. 『生霊』吉井勇、大正10年、日本評論社、初版、函無   『花樫』北原白秋、昭和22年、改造社、初版

17. 『火の頬』ラディゲ、北園克衛訳、1953年、白水社、初版、函

18. 『和泉式部私抄』保田與重郎、昭和17年、育英書院、初版   『本・特集伊藤静雄』昭和39年、麦書房   『四季』三十号紀念作品特集号、復刻

19. 『随筆瞳人閑語』日夏耿之介、大正14年、高陽社、初版

20. 『第三貝殻追放』水上瀧太郎、大正14年、東光閣書店、第三版、函

21. 『暦の王』高橋睦郎、昭和47年、思潮社、初版、函、背やけ   『GRAND GUIGNOL』Francois Riviere他、1979年、図版、写真多数

22. 『横眼で見た日本』スパルウィン、昭和6年、新潮社、初版、カバー

23. 『下谷・浅草町名由来考』東京都台東区編、昭和42年、非買品、初版、函

24. 『絵姿』石上玄一郎、昭和15年、中央公論社、初版、カバー

25. 『佐々木茂索作品集』昭和42年、文藝春秋社、小説集及び随筆集の二冊、初版、函

26. 『暢気眼鏡』尾崎一雄、昭和12年、砂子屋書房、普及版二版、外装無完

27. 『日の果て』梅崎春生、昭和23年、思索社、初版、外装無完   『肉体の文学』田村泰次郎、昭和23年、草野書房、初版、外装無完

28. 『光の中に』金史良、昭和15年、小山書店、初版、函

29. 『ボヘミヤ歌』福原清、大正15年、海港詩人倶楽部、初版

30. 『明治初年の世相』横瀬夜雨編、昭和2年、新潮社、初版、函
『コレ、頂戴』 投稿者:孝一  投稿日:12月25日(水)21時55分01秒

29. 『ボヘミヤ歌』福原清、大正15年,海港詩人倶楽部、初版
よろしく願います
『コレ、頂戴』 投稿者:葵の家  投稿日:12月25日(水)21時56分17秒

29. 『ボヘミヤ歌』福原清、大正15年、海港詩人倶楽部、初版 よろしくお願いします
『コレ、頂戴』 投稿者:酔霧  投稿日:12月25日(水)21時57分33秒

12. 『青春物語』谷崎潤一郎、昭和8年、中央公論社、初版、函   『裸體』永井荷風、昭和29年、中央公論社、重版、函 

宜しくお願いします
『山科の記憶』 投稿者:留女  投稿日:12月25日(水)21時58分00秒

『留女』志賀直哉、大正2年、洛陽堂、初版、函、函に擦れ、本冊に少汚れ、蔵書印有、保存並
『コレ、頂戴』 投稿者:大陸人  投稿日:12月25日(水)21時59分02秒

26. 『暢気眼鏡』尾崎一雄、昭和12年、砂子屋書房、普及版二版、外装無
『コレ、頂戴』 投稿者:葵の家  投稿日:12月25日(水)22時00分07秒

8. 『夜の落葉』野々部逸二遺稿詩集、昭和6年、東文堂書店、初版、100部の内2番
あらためてよろしくお願いします
コレ、頂戴 投稿者:くだん  投稿日:12月25日(水)22時01分00秒

7. 『黒蜥蜴』三島由紀夫、昭和44年、牧羊社、初版、函、帯無
よろしくお願いいたします。
これ、頂戴 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月25日(水)22時02分21秒

13. 『コギト詩集』昭和16年、山雅房、初版、限定800部、函無
コレ、頂戴 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月25日(水)22時04分13秒

『立原道造記念館・全刊行物一式』貴重資料、満載
お願いします。
小高根二郎あて! 投稿者:cogito  投稿日:12月25日(水)22時06分17秒

8.『曉と夕の詩』立原道造、昭和12年、風信子詩社、B版楽譜装、表紙がやや褪色するも保存良
『コレ、頂戴』  投稿者:恩地喜多八  投稿日:12月25日(水)22時07分03秒

2.『続ゆく春』長田幹彦、大正10年、玄文社、初版、函、伊東深水表紙多色刷木版、美本 よろしく
いただきたい 投稿者:永町  投稿日:12月25日(水)22時08分26秒

2.『続ゆく春』長田幹彦、大正10年、玄文社、初版、函、伊東深水表紙多色刷木版、美本をお願いいたします。
ハズレ 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時10分02秒

cogito様
大ハズレ。
上山草人(一説には辻潤とする文献も) 投稿者:ymnk(yamanaka改め)  投稿日:12月25日(水)22時11分33秒

9.『鮫人』谷崎潤一郎、大正15年、改造社、初版、函、函の背のタイトルが鮮明な美本
よろしくお願いします。
正解 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時13分01秒

ymnk様
正解、おめでとう
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時14分08秒

留女様
正解!
お見事でした。
もうはやくっ、これ頂戴! 投稿者:cogito@ぱにっく  投稿日:12月25日(水)22時15分15秒

ε=( ̄Д ̄;) ノ彡☆ 「ばんばん!」(さっきから書きこみができにゃいぞ!)。

15. 『五行山荘限定版書目細見』佐々木桔梗、1979年、プレス・ビブリオマーヌ、限定975部
『コレ、頂戴』 投稿者:彭城矯介  投稿日:12月25日(水)22時17分34秒

19、『随筆瞳人閑語』日夏耿之介
何卒宜しくお願ひ申上げます。
「冠弥左衛門」 投稿者:長さん  投稿日:12月25日(水)22時18分06秒

10 「活人形」をよろしく。
通夜物語 投稿者:大塚  投稿日:12月25日(水)22時19分16秒

『活人形』(六角本) 泉鏡花、明治43年、春陽堂、初版、外装無完、少擦れ、汚れあるも保存良
どうでしょうか・・
野田誠三 投稿者:sakamoto  投稿日:12月25日(水)22時20分17秒

3.『ランボオ詩集』中原中也、昭和12年、野田書房、再版、外装無完、保存並
よろしくお願いします
Aコース6の答え 投稿者:永町  投稿日:12月25日(水)22時21分39秒

前メール一歩送れましたのでBコースからAコースに変更いたします。 Aコース 6 樋口一葉の本名は樋口奈津が戸籍上の名です。なつ、夏、夏子、とも呼ばれました。
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時22分18秒

大塚様
長さん様
どちらもハズレ
高村光太郎 投稿者:風信子  投稿日:12月25日(水)22時23分40秒

8.『曉と夕の詩』立原道造、昭和12年、風信子詩社、B版楽譜装、表紙がやや褪色するも保存良
  問題 平成3年の古書市に出現した極美の『萱草に寄す』は、驚愕の落札価格となり、小説『古書無月譚』(尾形界而著)のモデルにもなった。この本は誰宛の献呈本だったか?
北原白秋かとなやみましたが・・・正直言ってわかりません。
『コレ、頂戴』 投稿者:伸六  投稿日:12月25日(水)22時24分01秒

25. 『佐々木茂索作品集』昭和42年、文藝春秋社、小説集及び随筆集の二冊、初版、函
宜しくお願いいたします。
宮地杭一 投稿者:Bori  投稿日:12月25日(水)22時29分01秒

『曉と夕の詩』立原道造、昭和12年、風信子詩社、B版楽譜装、表紙がやや褪色するも保存良
間違いないと思いますが。
『コレ、頂戴』  投稿者:大熊  投稿日:12月25日(水)22時30分00秒

22. 『横眼で見た日本』スパルウィン、昭和6年、新潮社、初版、カバー
宜しく
 投稿者:imamura  投稿日:12月25日(水)22時32分57秒

7.『漾虚集』夏目漱石、明治39年、大倉書店、再版外装無完、保存並下
よろしくお願いします。
正解 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時33分40秒

sakamoto様
永町様
おめでとう御座います。正解です。
『コレ、頂戴』 投稿者:小仏  投稿日:12月25日(水)22時35分51秒

30. 『明治初年の世相』横瀬夜雨編、昭和2年、新潮社、初版、函
お頼み申し上げます。
名前切れ 投稿者:長さん  投稿日:12月25日(水)22時36分18秒

28.「光の中に」を改めてよろしく。
The Rajah's Diamond 投稿者:本とは?  投稿日:12月25日(水)22時37分31秒

2.『晴小袖』大塚楠緒子、明治39年、隆文館、初版、カバー、旧蔵者少書き入れ有るも美本

 問題 この本が出た当時、漱石は英語教師であった。彼が一高で使った「New ArabianNights」の中で、「The Suicide Club」と並んでよく教えた2作は何?
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時38分41秒

Bori様
正解です!
よくこの難問がわかりましたね!ちょっと衝撃を受けています。
どうやって判ったか、後でお教え願います。 まさか、残り2問の難問は大丈夫かな?

風信子様
残念ながらハズレでした。
「秋刀魚の歌」 投稿者:cogito  投稿日:12月25日(水)22時39分19秒

1.『我が1922年』佐藤春夫、大正12年、新潮社、初版、カバー欠、保存並

間違ったひとはもう一度べつのに挑戦してもいいんですか?先生!(〃_ _)σ‖イヂイヂ・・
 投稿者:グレノリ  投稿日:12月25日(水)22時40分13秒

1.『我が1922年』佐藤春夫、大正12年、新潮社、初版、カバー欠、保存並
どうぞ宜しく
rajah's diamond `&` the pavilion on the links 投稿者:りょくと  投稿日:12月25日(水)22時41分51秒

2.『晴小袖』大塚楠緒子、明治39年、隆文館、初版、カバー、旧蔵者少書き入れ有るも美本
もうひとつが分からないので、自信ないですが。。。
グレノリさん、ごめんなさい。 投稿者:cogito  投稿日:12月25日(水)22時42分33秒

Bコースをもらったひとは駄目でしたね。ぼくの消してください。↓
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時47分24秒

まだ参加中の登録者各位
入力が困難だったので、制限時間を30分延長します。

本とは?様
ハズレです。 お調べいただきご苦労様でした。
cogito様 め!! 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時48分27秒

cogito様
A.Bコースのそれぞれからの獲得は出来ません、貴方様はすでに確定済みですので余計な書き込みは致しませんように。

グレノリ様
おめでとう、正解です。
コレ、頂戴 投稿者:風信子  投稿日:12月25日(水)22時49分08秒

9. 『純粋詩とフォルマリスム』春山行夫、昭和8年、金星堂、初版

あ〜あ、古書の世界に入って間だ3年の未熟者・・・残念!
寄贈予定リストNo.66の方でしたか・・・。
管理人様 Bコースお願いいたします
「コレ、頂戴」 投稿者:大輔  投稿日:12月25日(水)22時50分04秒

Bコース「わが人生の時の時」石原慎太郎 宜しくお願いいたします。
『コレ、頂戴』 投稿者:selah  投稿日:12月25日(水)22時51分41秒

16. 『生霊』吉井勇、大正10年、日本評論社、初版、函無   『花樫』北原白秋、昭和22年、改造社、初版
間に合うとは思いませんでしたが,どうやら運に見放されずに済んだようです。宜しくお願い致します。
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)22時52分21秒

りょくと様
ハズレです。
海戦の余波ですね! 投稿者:鬼涙  投稿日:12月25日(水)22時57分07秒

『活人形』(六角本) 泉鏡花、明治43年、春陽堂、初版、外装無完、少擦れ、汚れあるも保存良
『コレ、頂戴』 投稿者:金ちゃん  投稿日:12月25日(水)22時59分38秒

4.『腰巻きお仙』唐十郎、昭和43年、現代思潮社、初版、函、帯、献呈署名入
これが残ってて良かったー
 投稿者:マルドロール  投稿日:12月25日(水)23時00分08秒

『漾虚集』夏目漱石、明治39年、大倉書店、再版外装無完、保存並下 間に合った!!!
『コレ、頂戴』 投稿者:  投稿日:12月25日(水)23時03分47秒

23. 『下谷・浅草町名由来考』東京都台東区編、昭和42年、非買品、初版、函

よろしくお願い申し上げます。
無題 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)23時06分15秒

imamura様
正解!

マルドロール様
先着がいますよ。

鬼涙様
驚愕の正解です!しかし、今回の最高の難問がなぜ判ったのか、不思議でなりません。種明かしをお願いします。 正直言って、熱が出そうじゃ。
『コレ、頂戴』 投稿者:賞物小僧  投稿日:12月25日(水)23時07分00秒

27. 『日の果て』梅崎春生、昭和23年、思索社、初版、外装無完   『肉体の文学』田村泰次郎、昭和23年、草野書房、初版、外装無完 おねがいします!!!
これ、頂戴 投稿者:study  投稿日:12月25日(水)23時11分17秒

『発禁の詩』小寺謙吉、昭和47年、評言社、カバー
『コレ、頂戴』 投稿者:文庫丸  投稿日:12月25日(水)23時12分02秒

14. 『豹紋蝶』中山省三郎、昭和19年、湯川弘文社、初版、カバー無   『若きチェーホフ』中山省三郎、昭和23年、カホリ書房、初版、カバー   『永遠の伴侶』メレシュコフスキイ、中山省三郎訳、昭和15年 小山書店、上下巻共初版
やっと、帰宅、お願いいたします。
『コレ、頂戴』 投稿者:立原道造が好き  投稿日:12月25日(水)23時14分56秒

『火の頬』ラディゲ、北園克衛訳、1953年、白水社、初版、函
『暁と夕の詩』でしばし呆然としていました。 時間延長ありがとう御座います。
お詫びと驚き 投稿者:恩地喜多八  投稿日:12月25日(水)23時18分34秒

先ほどは、コンピュータを使い慣れず、二重に投稿してしまい、失礼しました。 しかし、最初の投稿が何とか間に合いホッとしました。 それにしても、『活人形』の問題に正解が出たとは私も驚きました。 日ごろ、重版の袋さえ見る機会の少ない私には、とても無理な問題と早々に 諦めました。 鬼涙さんに敬意を表します。
皆様お疲れ様でした 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)23時34分49秒

登録者各位
これにて両コースとも終了を宣言いたします。皆様、お疲れ様でした。こちらに会場を移してもなかなか接続出来ませんでしたね。あっちだったら、もっとパニックだったでしょう。

Aコースで唯一正解の出なかった問題「この本が出た当時、漱石は英語教師であった。彼が一高で使った「New ArabianNights」の中で、「The Suicide Club」と並んでよく教えた2作は何? の正解は「the pavilion on the links」と「a lodging for the night」でした。

これからは感想戦をどうぞご自由に。 cogito様、自分の掲示板だけでなく、こちらでも「敗北の弁」をお聞かせ願います。
追記 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月25日(水)23時38分24秒

ゲットされた本の発送は、両名の多忙と年末の郵便事情から、年明け後ゆるりと行うことをご了解願います。
『暁と夕の詩』 投稿者:風信子  投稿日:12月25日(水)23時41分40秒

宮地杭一(平成11年9月5日没)
1935年9月、追分油屋で立原と会う。9月13日、山根春枝(ゆふすげびと)と3人で、上田の岡源に鰻を食べに行く云々。 この方は私の職場の先輩で面識があり、立原との出会いを楽しそうに話してくださった追分での午後のことが思い出されます。芝浦工業大学の学長をつとめられたほどの方ですから、まさか生前に詩集を売られるとは思っておりませんでした。何故に売られたのか・・・それが気になって仕方がありません。
ああ 投稿者:りょくと  投稿日:12月25日(水)23時43分22秒

迷ったんですよね、どっちか。
海戦の余波もわかったのに。 くやしいです。
実は・・・ 投稿者:Bori  投稿日:12月25日(水)23時53分16秒

管理人様
人魚の嘆き様
この正解の理由を申し上げて取り消しにならないことを祈りますが、親しくしている古書店主に電話で聞いたのです。 彼も新刊のような極美本なので、かなり思い切って札を入れたのに、話にならなかったそうです。 彼が名前を思い出すまで時間がかかり、あせりました。 本当に感謝しています。早く手に取りたいです。 興奮していて文がおかしく申し訳ありませんでした。
お詫びとお礼 投稿者:葵の家  投稿日:12月25日(水)23時57分52秒

先ほどは何度も書き込みをしてしまい、失礼いたしました。 なれない投稿とお目当ての書籍の問題の難しさで、つい気が動顛してしまいました。

管理人様 人魚の嘆き様
すばらしい企画をありがとうございました
涙がとまらなくて 投稿者:留女  投稿日:12月26日(木)00時03分21秒

管理人様&人魚の嘆き様
お礼が遅くなり失礼いたしました。 正解!の書き込みを拝見してから涙が止まらず、今も手が震えている状態です。 「留女」はここだけでなく、私はいろいろな場所で筆名にしています。 志賀直哉の処女作であり、原点ともいえるこの本は、しかし私にはあまりに も遠い存在でした。 それがこんなことに。これ以上のクリスマスプレゼントは生涯ないと思います。 今は感謝の言葉も見つかりませんが、あらためてきちんと御礼申し上げ ます。 本当にありがとうございました。
御礼など 投稿者:風信子  投稿日:12月26日(木)00時05分24秒

管理人様
人魚の嘆き様
あまりにがっかりいたしまして、御礼が遅れて申し訳ざいませんでした。 勉強させていただいてありがとうございました。

Bori 様
その手があったとは・・・愕然!・・・まいりました。 プレゼント、雪様のお店ででも、いつか、見せてくださいね。 さあ、これから、徹夜でお仕事お仕事・・・メソメソ・・・
心地よい敗北感 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月26日(木)00時19分32秒

個人名で書き込むのは久しぶりのような気がします。
「やらず」のはずの3冊中2冊をやられましたが、この短時間に答えられるのはご立派の一言。清々しい敗北感ですね。

恩地様
「人魚の嘆き」で書き込んだのかな?

風信子様
宮地本の件は『人魚の忘年会』でお話しましょう。

りょくと様
それは残念でした。 それにしても、『海戦の余波』はどうしてわかったのかしら?

Bori様
そうでしたか。あえて伺いませんが、10年前に出た買い損なった本の献呈先を記憶している業者は、日本で一人だけでしょうね。その業者と親しかったのだから強運でした。

葵の家様
タッチの差で残念でした。 しかし、あの本を狙うとはレベルの高さがよくわかりました。

留女様
そんなに喜んでいただいて嬉しいです。 決して易しい問題ではありませんので、日頃の探求の賜物でしょう。 大事にしてください。
情報はご本人からですよ! 投稿者:鬼涙  投稿日:12月26日(木)00時38分31秒

人魚の嘆き様
種明かしします。 1年程前に、神田神保町の田村書店のご主人と、 泉鏡花の本の袋の話を店先でされた記憶がありませんか? 私の知人がそのお話をそばで聞いていた、その彼が・・・ それにしても、時間延長がなければアウトでしたね。 つかない年でしたが、最後に運が回ってきました。 書き込みもしない者が、こんな珍本をもらってしまって よいのでしょうか。 知人からおごれと言われそうですね。覚悟しています。 宝物として大切にします。 ありがとうございました。
御礼 投稿者:ymnk  投稿日:12月26日(木)00時46分10秒

管理人様 人魚の嘆き様
「人魚のクリスマス」ありがとうございました。 そしてお疲れさまでした。 草人か辻潤か、はてどちらかと迷いましたが、一般的にいわれている方を先に出して無事正解をいただきホッと致しました。それではカフェー人魚の嘆きでお会いできることを楽しみにしつつ。
もうねるのぢゃ! 投稿者:cogito  投稿日:12月26日(木)00時56分09秒

        (-”-;) うーん、うーん・・・うう
        (/п_)・゜・ うわーん!
        (/ヘ\) うわー・・・。!
        ( ̄д ̄*) さうだ。「コギトのおまけ」はどうしたのぢゃ?
管理人様・人魚の嘆き様 投稿者:大輔  投稿日:12月26日(木)01時11分22秒

 「人魚のクリスマス」お疲れ様でした。今日は三島由紀夫作の「椿説弓張月」を歌舞伎座で見てからパソコンの画面を見ましたので運がよいとしかいえません。本当にありがとう御座いました。今後とも宜しくお願いいたします。 石原氏の署名でドナルド・キーン氏宛てとは・・・。倒れそうです。 感動しております。今後とも宜しくお願いいたします。

 旧三島党様
お返事ありがとう御座いました。まだ若輩者ゆえ勉強したく思います。 ご教授今後ともお願いいたします。講座での思い出は「評伝三島由紀夫」 に署名をS先生に入れていただいたことです。 
念のため 投稿者:管理人  投稿日:12月26日(木)01時40分43秒

皆様、本日はお疲れ様で御座いました。
お楽しみ戴けたでしょうか?
本年度の「人魚の贈り物」は全て終了いたしました。

cogito様
絶対に致しませんから寝た振りしたって駄目ですよ!!
「cogitoのオマケ」は忘年会の豪華景品に致しました。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月26日(木)07時41分42秒

鬼涙様
確かに鏡花本の袋の話をした記憶があります。身から出た錆でしたか。 ともあれ、おめでとうございました。

ymnk様
大輔様
28日にお会いしましょう。

cogito様
28日の「大ビンゴ大会」をお楽しみに。倍率は随分と低くなっていますからね。
多謝 投稿者:imamura  投稿日:12月26日(木)13時10分32秒

管理人様
人魚の嘆き様
昨日は、実に楽しい一日でした。また、漱石『漾虚集』もいただき、大変ありがとうございました。 実は見た瞬間、欲しかったのは、『鮫人』谷崎潤一郎、大正15年、改造社、初版、函、函の背のタイトルが鮮明な美本でした。 数ヶ月前に、yahooオークションに「函の背のタイトルが鮮明な美本」が出品されたのですが、残念ながら敗れ、落札できなかったということがあったからです。上山草人か辻潤かで迷っている間にyamanaka様に先を越されてしまいました。でも、漱石『漾虚集』では、マルドロール様に先着していたのですね。マルドロール様、どうもすみませんでした。
有難う御座いました 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月26日(木)15時42分02秒

管理人様
人魚の嘆き様
昨夜は素晴らしい「ときめき」と「人間失格」を有難う御座いました。 床につきましても暫くの間、興奮状態で寝付く事ができずにおりました。 何よりも、この様な現実離れをした企画を実行してしまわれる、お二方の広さに深い感銘を覚えました。今後とも、どうかご指導賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
多謝 投稿者:村山  投稿日:12月26日(木)17時32分05秒

管理人様、人魚の嘆き様
私は中々アクセスができずに大変スリリングな時間を過ごしました。やっと、繋がったら時既に遅し。残念、無念でありましたが天女の舞い様と同様、得難き感動を戴きました。これは私にとって何よりのプレゼントでありました。お二人に感謝申し上げます。
来年こそは 投稿者:マルドロール  投稿日:12月26日(木)18時17分02秒

imamuraさんよかったですね。僕も来年は勝利の涙を流したいものです。しかしこんなにスリルのある企画は古本ではなかったですよね。お二人にいつまでもがんばってもらいたいです。
疲労困憊 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月26日(木)18時23分47秒

こんばんは。
管理人様 人魚の嘆き様 皆様
昨夜は本当にお疲れ様でした。
プレゼント目録が並び始めた頃、店も繁盛時期でございましたので、 結局参加できませんでした。涙。 某氏らが私のパソコンを使いそちらに参加していましたが、狂喜乱舞 する姿を眺め、いやはや、それだけでも疲れてしまいました。 皆様お疲れ様です。
28日は慰労させていただきます。

りょくと様
メールありがとうございます。自宅でメールを打つ余裕がなかったので この場を借りて御礼申し上げます。島村先生が会いたがっていましたよ。 また、翻訳書の楽しいお話お聞かせください。
深謝 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月26日(木)19時21分07秒

管理人様、人魚の嘆き様、そして素晴らしいプレゼントを用意していただいた皆様に感謝申し上げます。 昨夜は本当に胸ときめくひと時を過ごすことが出来ました。まるで、盆と正月も一緒にきたような楽しさで、感謝の言葉もありません。 何とか申し込むことが出来ました「コギト詩集」ですが、前日の管理人様からの一言に、ひそかに、もしやと思って、あえて話題にせず静かにしておりましたところ、的中いたしました。他の本にも気持ちが少し動いたのですが、この本を射止めることができて、非常に満足しております。 「コギト」詩集は、以前人魚の嘆き様に教えていただいた、古書通の牧野氏のリストで見ていて、私の探求書リストに載せていたのですが、何回か目にした目録等で志功装丁とは記載されてなくて、もしかしたら、牧野氏の記憶違いかと思い、リストから外したばかりでしたので、漸く納得も出来、また喜びもひとしおです。 今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。

雪様 クリスマスは残念でしたね。28日は都合がつかず、行けませんが、上京の折には必ずお邪魔します。それと、cogito様には特別サービスをお願いいたします。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月26日(木)20時20分35秒

「人魚のクリスマス」にプレゼントをお寄せ戴きました皆様
有難う御座いました。お蔭様でクリスマスにふさわしい豪華なラインアップになりました。 今回は時間制限を設けました関係で本が何点か残りましたが、それらは又、来年の「人魚の贈り物」へ再出品させて頂きたく、どうか御了承ください。

皆々様
励ましとオダテの有り難きお言葉を頂戴いたしまして、暫くは、だんだんと貧弱になりつつあります我が書棚より次なる嫁ぎ先を求めていそうな書物を抜き出し続けなければとの思いを強くしております。

玉乃井雪様
あの時間帯にお店が暇でモニターに齧り付いて『コレ、頂戴』をしているようでは先行きが心配ですので相談役としては何よりと存じております。

文庫中毒者様
「コギト詩集」獲得おめでとう御座います。トレーニングをしていらっしゃったとは恐れ入りました。年明けに「隠沼」と共にお送りいたします。
昨夜の御礼 投稿者:くだん  投稿日:12月26日(木)20時35分04秒

管理人様、人魚の嘆き様、
素晴らしい企画をどうも有り難うございました。 昨夜ほどパソコンを前にわくわくしたことはありませんでした。 「短時間連続投稿はできません 時間をおいて・・・」の画面が何度も出たときは、あせりましたが、あとで考えると皆様もきっと同じ状態だったということに気づいておかしくなってしまいました。(Cogito様も苦労されたようですね) Aコースの問題は私にはさっぱりという感じでしたが、即答される方が何人もいらっしゃって驚きました。このsalonは本当に勉強になります。
興奮 投稿者:大熊  投稿日:12月26日(木)22時42分13秒

管理人&人魚の嘆き様
最初にブレゼントボードを見てから、すぐに、かねて用意の「コレ、頂戴」と目当ての『ボヘミア歌』をペーストしたのですが、私も矢張り「短時間連続投稿はできません 時間をおいて・・・」に捕まりっぱなしでした。でも、つながるまで、ずっとハラハラ、ドキドキし続けて、つながったと思いきや、既に先客が、次なる目標を『続ゆく春』にして再度、挑戦するも、またまた、なかなかつながらず、その間もハラハラ、ドキドキ、又、先客ありで・・ハラハラ、ドキドキ こんな興奮は初めてです。素晴らしい時間でした。有難う御座いました。
御挨拶と御禮 投稿者:彭城矯介  投稿日:12月26日(木)23時23分44秒

管理人樣、人魚の嘆き樣、そして書癡書豚書狼の皆皆樣
先日來、正式の御挨拶も濟まぬ内から、物欲しげなるピラニアの如き書込みを致しまして、誠に申訣御座いませんでした。 實は、貳拾四日と貳拾五日に急な野暮用が出來し、早朝より遠方に出向かざるを得ず、今囘の參加は絶望的と半ば諦めてをりました。 亦、リクエストに關しましても、他ならぬ黄眠道人をお願ひしようかと迷つてをりましたが、眷戀の書を逃した時の苦悶を思ひ、遠慮してゐた次第です。 幸運にも未架藏の一册を獲得出來ました事は、今は昔、購入せし古書の頁の間に挿まつてゐる夏黄眠の暑中見舞の葉書を發見した時以來の喜悦であります。 本當に有難う御座いました。 近年は不況の煽りで古書店巡りも儘ならず、殊に今年は不幸續きにて、果して年が越せるものかどうか不安でしたが、年末に至り、古書の神いまだ我を見捨て賜はず、の感を深くしてをります。 何分にも淺學菲才の身なれば、今後とも御教導賜はりますやう、伏して懇願仕ります。 來年が皆皆樣にとりて、佳き年でありますやう、陰乍ら祈念致してをります。 色色と伺ひたき儀も御座いますが、今晩は取急ぎ御挨拶と御禮のみにて失禮させて頂きます。

「物慾を忍びて物慾にさいなまるゝ怯懦なる多慾は鞭打たむに如かず。」(日夏耿之介「書棚」より)
『たけくらべ』御礼 投稿者:永町  投稿日:12月27日(金)00時32分10秒

こんばんわ。管理人様そして人魚の嘆き様。
25日は久し振りに心躍る時をクリスマスの贈り物として頂き、誠にありがとうございます。そして不体裁な答えながら正答とお認めくださったこと感謝に堪えません。 活字に眼を通さないでは一日が終わらない種の人間にとっては本の贈り物は何物にも代え難いものがございます。書の豚、書畜と言われようが、恥を忍んででも本にかけたくなるの本音です。特に普段なかなか手に入れることさえできない本となればなおさらのことです。が、そのような方々との目に見えないつながりのようなものを感じたのも本当でです。 明治の作家では、樋口一葉は大好きな作家の一人です。ある意味では寡作ながら後世に与えた影響大なる人です。 今回まさか一葉が出品されるとは思いませんでしたので喜びもひとしおです。この本は古書目録などでもなかなかお目にかかることもないものです。皆様の趣味の水準からすればメジャーすぎて誰も食指が動かなかったのかも知れません。 事実を話せば、どんくさい私は本をあれこれ考えているうちにどんどん欲しい本が指名され、あせって答えられるものが「たけくらべ」でした。次回はもっと勉強したいと思います。 長々と書いてしまいましたが、遅ればせながら御礼を兼ね、当サイトの益々の発展と皆様の御多幸をお祈り申し上げます。
夜中ふと目覚めて 投稿者:cogito  投稿日:12月27日(金)03時30分24秒

「敗戦詠」。
とれぬならミサでよかったクリスマス。
「テレホン」を忘れファイナルアンサーす。(風信子様代詠)
        ξ ъ(^〜^)y─┛   でも『五行山荘限定版書目細見』は探して買ふつもりでをりましたので            大変嬉しいです。ありがたうございました!(おやすみなさい、また寝ます。)
中山省三郎、御礼 投稿者:文庫丸  投稿日:12月27日(金)09時41分49秒

管理人様、人魚の嘆き様
「人魚のクリスマス」滑り込みセーフでした。時間延長が救ってくれました。 今回は兎に角、私にとって未知の作家の本をゲットして視野を広げ諸先輩達に少しでも近寄ろう かな作戦でしたので、願ったりの中山省三郎を獲得でき大変うれしいです。 本当に有難う御座いました。
ありがとうございました 投稿者:賞物小僧  投稿日:12月27日(金)20時02分42秒

管理人&人魚の嘆き様
たいへん愉しく又感動的な催しでした。お二人のご好意を真摯に受け止めまして、それを今後の糧にいたします所存であります。ありがとうございました。
御礼 投稿者:sakamoto  投稿日:12月27日(金)21時50分18秒

管理人様
人魚の嘆き様
「人魚のクリスマス」ありがとうございました。 毎晩、Salon De 書痴にて勉強させていただいてます。そればかりか本までいただけるなんて感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。特別なクリスマスを過ごすことができました。
(無題) 投稿者:管理人  投稿日:12月27日(金)22時03分08秒

「人魚の贈り物」登録者各位
そろそろ、この掲示板の正常化を図りたく「人魚の贈り物」に関します記述は「人魚の贈り物」掲示板の方へお願いいたします。
文庫中毒者様へ 投稿者:忘年会一同  投稿日:12月28日(土)20時50分32秒

参加者から、会場からのめっせーじです。

大輔と申します。YAMANAKA様のページでもお名前を拝見しておりました。 楽しい会でございます。いつかの機会にお目に掛かる事を心をより楽しみにしております。

りょくとです。こぎとさまにやりこめられている最中です。

志功、大変ですね。頑張ってください。恩地喜多八

風信子です。
何書こうかしら・・・って言うほど、凄いです! 愉しいです!

くだんです。次回、ぜひ人魚の嘆きでお目にかかれればと思います。素敵なお店ですよ。

玉乃井です。こんばんは。お目にかかれなくて残念だわぁ。上京の際はぜひぜひ「人魚の嘆きへ」 皆様きっと常連になってくださると思いますから。
文庫中毒者様へ 投稿者:忘年会一同  投稿日:12月28日(土)21時06分51秒

楽しんでおります。御上京の折は是非是非。以前ぽちゃったうちのオフ会ではないですが、こられる際はお声をおかけください。やっぱりオフでは、いろいろ面白いです。by yamanaka

管理人です。 来年はあなたとも是非現場で。これから大豪華景品の当たるビンゴ大会が開催されます。くやしいですか。。。。。?

にゃろーん。cogitoです。飲むといけませんねー。頭まはりません。明日伊勢丹よって帰ります。

人魚の嘆きです。文庫さんが不参加で残念でした。次は是非お会いしましょう。
飛んでいきたかった 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月29日(日)09時29分48秒

忘年会参加ご一同様へ
私の阿呆面を肴に盛り上がっている様子が目に浮かびます。来年は出来るだけ早い機会にお店に突撃します。雪の中、一人自棄酒あおっている私に、皆さんで、慰めの便りをいただき、感謝申し上げます。・・でもこれって、よけいさびしさが募るばかり!!
『人魚の贈り物』2002 その@ 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月29日(日)10時02分02秒

A.『人魚の贈り物』規約

1.『人魚の贈り物』の開催は「人魚の贈り物」にて致します。不定期で、人魚の嘆きと管理人の気まぐれによります。
2.掲載した本を無料で差し上げます。ただし、送料その他経費として、一律千円いただきます。
3.登録者による先着順一名様にのみ差し上げます。希望する本がある場合は、『コレ、頂戴』というタイトルで「希望する本の名前」を明記してください。なお希望する本がある場合に、自分より先にその本の希望を書き込んでいる人がいないか、必ず確認を願います。すなわち2番手の書き込みは遠慮ください。
4.1番の方には本を送ります。到着後、千円を指定口座に振り込んでください。
5.言うまでもなく、本、その他に関するクレームは一切受けません。
6.一回の出品での申し込みは一人1点に限定致します。
7.皆様への善意に基づく無償譲渡ですから、転売目的の方は堅断りします。その事実が判明した場合は、理由の如何にかかわらず登録抹消となります。また、マナーの悪い方も登録抹消致します。

B.『人魚の贈り物』登録者名簿
東様 風信子様 留女様 太宰ファン様 本とは?様 文庫丸様 賞物小僧様 孝一様 cogito様  くだん様 大熊様 葵の家様 由紀夫様  グレノリ様 金ちゃん様 大陸人様 天女の舞い様 小仏様 マヴォ様 文庫中毒者様 ラビリンス様 永町様 imamura様 未練堂様 selah様 玉乃井雪様 yamanaka様 伸六様 健一様 Bori様 りょくと様 酔霧様 つるみとんぼ様 長さん様 恩地喜多八様 ヒヤシンス様 村山様 貞之介様 花筐様 大塚様 フリーズ様 善蔵様大輔様 JIN様 慾呆け様 study様 立原道造が好き様 春の雪様 マルドロール様 鬼涙様 乱歩邸様 清二郎様 昌様 sakamoto様 彭城矯介様(以上54人)
『人魚の贈り物』全記録 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月29日(日)10時06分46秒

C.『人魚の贈り物』全記録

『人魚の贈り物』その1
第1回は、やはり今日中に開催すべきでしょう。ただし、第1回だからといって「豪華版」にはせず、自然体でいきますよ。第1号で燃え尽きてしまう古書目録を山のように見てきましたからね。 なお版数の意味のない本は、初版でもその旨記載しておりません。また、保存程度もいわゆる初版本のみ記載します。

1.『母への手紙』フィリップ作三好達治訳、昭和10年岩波文庫、訳者から某著名仏文学者宛献呈書名本
2.『批評と研究 三島由紀夫』白川正芳編、昭和49年、芳賀書店、函付
3.フィッツジェラルド作品集(3冊揃い)、昭和56年、荒地出版、カバー付
4.『通夜物語』泉鏡花、明治34年、春陽堂、初版袋欠、美本
5.『夏目漱石』小宮豊隆、昭和13年、岩波書店、函
 『漱石の思い出』夏目鏡子述、松岡譲録、昭和5年、岩波書店、函付(2冊一組)

『人魚の贈り物』その2
1.『ノノミ抄』庄司総一遺稿詩集、1962年思潮社 カバー
2.『不知火日記』伊藤佐喜雄 、昭和17年、富士書店、文藝世紀叢書 墨書 識語署名入り
3.『二都物語』ディッケンス 名原広三郎訳 昭和14年、大東出版社 あかね叢書11
4.詩華集『初花』百田宗治編、昭和17年、増進堂、たしなみ叢書 青山二郎装
5.『青春時代』長田幹彦、昭和27年、出版東京
 『文豪の素顔』長田幹彦、昭和27年、要書房、カバー(2冊一組)


『人魚の贈り物』その3
朝型の方のために、気まぐれに目玉品を一組ご提供いたしましょう。幸運に恵まれるのはどなたかしらん?

『山本文庫』(一括)
『ランボオ詩抄』中原中也訳 初版
『魔法の馬』日夏耿之介訳 初版
『林檎みのる頃』立原道造訳 重版

『人魚の贈り物』その4 1.『仄かなるもの』加藤泰三詩集 昭和61年加藤泰三遺作刊行会 限定280部
2.『明治回顧展覧会目録』昭和24年
3.『大祭祝日義解』内藤耻嫂 明治24年、博文館
4.『人魚の嘆き』六版 谷崎潤一郎 大正8年、春陽堂
5.『妾の半生涯』福田英子、昭和12年、改造文庫
 『海に生くる人々』葉山嘉樹、昭和4年、改造文庫
 『労働者の居ない船』葉山嘉樹、昭和4年、改造文庫(3冊一組)

『人魚の贈り物』その5
1.『後裔の街』金達壽 昭和24年 世界評論社
2.『芥川龍之介』山岸外史 昭和15年 ぐろりあ・そさえて
3.詩集『柴の折戸』大木実 1991年、思潮社


『人魚の贈り物』その6
1.『夏目漱石の恋』宮井一郎、昭和51年、筑摩書房、函付
2.『復刻版童貞女受胎』山中散生訳、名著刊行会、函・帯付
3.『THE ART OF THE FRENCH ILLUSTRATED BOOK』(英文)Gordon N. Ray 大判557ページ 大部分のページにイラスト写真入
4.『甍』谷崎潤一郎、大正3年、鳳鳴社、初版函欠、蔵印有、痛みあれど表紙・本文は問題なし。
5.『太平洋戦争』年報近代研究ー4 1982 近代日本研究会、山川出版社
『人魚の贈り物』2002 そのB 投稿者:管理人&人魚の嘆き  投稿日:12月29日(日)10時07分49秒

『人魚の贈り物』その7 敗者復活
登録者各位(既に贈り物を獲得された方々、以外)
1.『虚妄の正義』改装版、萩原朔太郎 昭和10年、第一書房、カバー
2.『日の果て』梅崎春生、昭和23年、思索社 初版 外装無
3.タゴール詩集『THE CRESCENT MOON』(英文)1920年 カバー
4.『龍の章』今官一、昭和16年、チクマ書房、初版、函、蔵印有
5.『古の道』タゴール講演集、 大正13年、プラトン社、初版、函
6.『異邦人』辻亮一、昭和25年 文藝春秋新社 初版、カバー
7.『谷間の女たち』森山啓、1989年、新潮社、初版、カバー、帯
8.『書斎と読書』諸家 昭和16年、三省堂、初版
9.『雨の停車場』鳥羽馨、私家版、昭和7年初版、外装なし
10.『近代文学論』吉田健一、昭和32年、垂水書房、初版、函、献呈署名

『人魚の贈り物』その8
第二次募集が終了したので、本日中に「その8」が開催されることは皆様読みきりでしたよね。 それではいきますか。
1.『稲妻』森鴎外、大正4年、通一舎、初版函欠、痛み本、不美
2.『編年体・評伝福永武彦』源高根、昭和60年、桜華書林、函付
3.『漱石の愛と文学』小坂晋、昭和49年、講談社、カバー・帯・付録付
4.『寂しければ』久保田万太郎、大正15年、春陽堂、初版函付、小村雪岱
装、函は並、本冊は良 5.『現代日本詩誌』遠地輝武、昭和33年、昭森社、初版外装無完、目次からー「廉吉の未来詩運動」「『赤と黒の詩人たち』」「ダダイズムの旋風」「『バウ(VOU)のグループ』」「『四季』『コギト』のグループ」

『人魚の贈り物』その9
小休止の後、本日の二回目
1.『隠沼』田村泰次郎、昭和39年、初版カバー、扉絵 棟方志功
2.『屋根』大木実、昭和24年、臼井書房、初版
3.『浪曼派変転』浅野晃、昭和63年、高文堂、初版カバー
4.『作文』95号野川隆記念号、昭和49年
5.『作文』123号三宅豊子・瀧口武士追悼号、昭和57年


『人魚の贈り物』その10
気まぐれに1冊だけ。でも結構いい本ですよ。
それとピラニアさんがたくさんいらっしゃるようなので、運プラス実力を問います。 すなわち、希望される方は下記の問題の答えを「題名」として、「コレ、頂戴」の代わりに明記してください。正解者で先着1名が当選です。 ただし、1時間以内に正解者がいない場合は、終了となります。 では。

『愛の詩集』室生犀星、大正7年、感情詩社、初版函付、見返しと奥付に少書き込みあるも保存良

問題 『愛の詩集』の装丁は恩地孝四郎。ところで、恩地が太宰治の著作の中で装丁した本を2冊書いてください。

『人魚の贈り物』その11
1.『作文』59号日向伸夫追悼、昭和40年
2.『小説年鑑』1〜3、昭和24年、八雲書店、(三冊)
3.詩集『無風帯』槙季雄、昭和14年、驢馬社、初版、130部限定
4.『作文』95号野川隆記念号、昭和49年
5.『縁』田山花袋、縮刷版、大正九年、新潮社、重版


『人魚の贈り物』その12
1.『夏目漱石』福原麟太郎、昭和48年、荒竹書房、函・帯付
2.『朝菜集』三好達治、昭和18年、青磁社、初版袋欠、全体に日焼け・擦れ有
3.『熱海殺人事件』つかこうへい、昭和50年、初版カバー付、献呈署名入り
4.『アフリカ騎兵』渡辺一夫訳、昭和13年、白水社、初版・特製、背を中心に日焼け、擦れ有
5.『痴人の愛』谷崎潤一郎、昭和21年、生活社、初版函欠、棟方志功表紙・扉絵、全体に汚れ有

『人魚の贈り物』その13
1.『あぶ・らぶ』高橋鉄、昭和46年、同友館、初版、函
2.詩集『遠雷』大木実、昭和18年、桜井書店、初版
3.『恋愛名歌集』萩原朔太郎選評、昭和6年、第一書房、初版
4.『鹿の結婚式』庄野英二、昭和50年、創文社、初版・函、署名入り
宴のあと 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月29日(日)13時04分22秒

風信子様
本をいただきありがとうございました。 詩や短歌、俳句の外国語訳はほとんど読んだことがないのですが、この正月休みに味読させていただきます。

cogito様
わざわざ名産品をありがとうございました。 貴方の上京にあわせて、またやりましょう。

大輔様
雑誌拝読。 三島由紀夫とビートルズの関係については、私も関心を持ったことがあったので、大変興味深く拝読しました。 次回はロックの話もしましょう。

ymnk様
月報拝読。 例のドクターも登場し、楽しく拝見しました。 今後一層のご活躍を祈念申し上げます。

りょくと様 次回は大魚を逸しませんように。 ところで、「人魚の嘆き」に貴方宛に『詩歌書影手帖』を置いてあったのですが、雪さんから受け取られましたか?

ユリイカ様
対談の件、こちらでもあれこれ内容を考えておきましょう。 書き込みを忘れずに!

くだん様
お休みは木曜日ですか? またT村か人魚でお会いしましょう。

恩地様
件の本、注文しておきます。 しかし、恐らく貴方に当たると思いますよ。割とそういうところを斟酌してくれる本屋ですから。

雪様
大変ご厄介をかけました。 来年も満員御礼といきましょう。

管理人様
来年も私の家まで大遠回りして送ってくださいね。 ビンゴゲーム機を「人魚の嘆き」に保管依頼願います。
宴の御礼 投稿者:くだん  投稿日:12月29日(日)14時18分24秒

管理人様、人魚の嘆き様
宴に参加された皆様
昨日はお疲れ様でした。またありがとうございました。
皆様すてきな方ばかりで、大変楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまった感じです。 雪様は他にもお客様がいらしていてお忙しそうでしたね、お疲れ様でした。 管理人様や人魚の嘆き様がこのSalonで教えてくださる貴重なお話を、短い時間でしたが直接伺えて良かったです。でもほんの片鱗なのでしょうね。更にいろいろなお話をこのSalonで楽しみにしたいと思います。(今度、納涼会とかあると良いですね。) 昨日の会に一つおまけが付いて、今日の午前中、新宿伊勢丹古本市で cogito様に偶然お会いしてしまいました。昨日、今日と短いお話しかできませんでしたが、こちらでの書き込みから想像されるより更に素晴らしい方でした。

人魚の嘆き様
私は水曜を休みにおりまして、よく神保町を散策しております。 週末に行くこともありますので、T村さんや人魚の嘆きでまたお会いできることを楽しみにしております。
「海鴎集」 投稿者:落下傘  投稿日:12月29日(日)16時52分06秒

人魚の嘆き様
かねてからこのBBSは毎日見ておりましたが初めて書き込ませていただき ます。私は金子光晴に魅かれ、本はもちろんのこと彼に関する資料をあれやこれや渉猟している落下傘と申します。かねがね疑問に思っていたことを人魚の嘆き様に是非お尋ねしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 それは金子の詩集で「海鴎集」という本をご存知かどうかということであります。この本の話はある詩歌書を集めている方から聞いたのですが、その方によれば「赤土の家」の次に「こがね蟲」の前に出たらしいということでした。 見たことはないという話でしたが「現代日本詩書総攬」の小寺謙吉氏から聞いたと言っていました。ですが多方面からの探索にもかかわらず、金子研究者もこの本のタイトルさえ聞いたことがないというお話でした。しかし名前もはっきりしているのだから何らかの根拠があっての話だと私は考えています。 過去にも皆さんの探求書や探求資料を手品のように示されてい るのを見て、私もお教えいただこうと思うようになりました。この「海鴎 集」に関するお持ちの情報をご教示くださいますことをお願いいたします。はなはだ不躾ながらよろしくお願い申し上げます。
本日夕刻無事帰還、 投稿者:cogito  投稿日:12月29日(日)22時33分59秒

 ごん太のさんぽも済ませてやうやう落ちついたところです。
 昨晩のいみじき出会ひを企画・演出して頂きました管理人様&人魚の嘆き様、並びに会場を提供下さった雪様に、あらためて御礼を申しあげます。本当にありがたうございました。  ユリイカ様とは、あれから"のれん"まで歓談してからタクシーで送って頂き(編集室も一寸だけ覗かせて頂きました)、翌日くだん様と伊勢丹で遭遇しましたのは書込のとほり(メール有難うございます)、帰省ラッシュに巻きこまれることもなく、赫々たる「戦果」を背負って先ほど無事帰って参りました。
 しかし傾蓋旧知の如きとは、実に斯様の集ひを申すんでせうね。
 おやじ殿、もとい管理人様からは最初ッからおもちゃにされるし、  風信子様からは抱へきれないほどの御土産を頂いてしまって、唯々恐縮の至り。  会なかばトイレに行かうとして階段を降りようとしたら、駆けつけた人魚様といきなり目が合ったのですが、斬られるかと思った(池田屋かここは 笑)。  伝説のymnk様、恩地様の御二方ともお会ひできたし、イメージがひっくり返ってしまったりょくと様とは、何だか初めて会った人とは思へない会話を。ったく隅に置けないあの「謙譲」と「洞察力」は何なんだ(笑)。して大輔さま、撮影を一手に引き受けられてお疲れになったでせう、では参りますよ。

本モノのサロンで処置なく騒ぎけり 逢坂の席にむすべる機縁かな 年の瀬に笑ふ人魚と店びらき

最後に一句。 吾郎ちゃん、「ライオンはーと」は曲者です(大輔様大人気でしたね)
おそまつでした。 (雪様の印象は2ndHP掲示板にて。)
忘年会参加者皆様 投稿者:郡淳一郎  投稿日:12月29日(日)23時34分17秒

昨夜は、突然お邪魔しましたのに、お仲間に加えてくださり、誠にありがとう存じました。 ハンドルネーム「ユリイカ」とはあんまりですので (きっと、この名前にはもっとふさわしい方がいらっしゃいます)、 無粋の極みで恐縮ですが、身の丈にあわせて本名で参加させてください。 ビンゴでいただいてしまいました秋山清『発禁詩集』(潮文社、1970年)は小寺謙吉『発禁詩集』(西澤書店、1977年)と照らし合わせながら、 『図書の譜 明治大学図書館紀要』創刊号・第一号は人魚の嘆き様の旧蔵書書影掲載書として、この休み、楽しみに読ませていただきます。 これまで文学アルバムの類を眺めながら、昔の人はよく集まっては記念写真を撮ったり寄せ書きをしたりしていたのだなあと、なにか生まれる前のことを懐かしむような気持ちでおりましたが、昨夜は、そうか、その「現場」は、きっとこんなだったに違いないと、初めて腑に落ちる思いがいたしました。 不思議に懐かしい写真に欠かせない謎めいた女性まで、その場にはいらっしゃいました。 僭越ですが、昨夜、大輔様が撮影なさった写真は、きっと後世どこかのページに、記念すべき一夜の証拠写真として、見開きいっぱいに印刷されるに違いありません。どうぞしっかりと保管なさってください。 数十年、数百年後に写真と老舗「人魚の嘆き」伝来の芳名帳を篤学者が付け合わせてくれれば、私も消去法で「一人おいて」の憂き目を免れることができそうです。 いわゆる掲示板に書き込むのは生まれて初めてのことで、失礼の段は何卒お許しください。 お一人お一人が(お一人お一人の流儀で)今この場所を大切な一冊の本のようにていねいに慈しんでいらっしゃることが末席のわたくしにもしみじみとうれしい、すばらしい会でした。 大人とはこういうものか、とほれぼれするような見事な手際で場を取り仕切ってくださった管理人様、人魚の嘆き様、下根にも「月下の宿帳」以来、恩地様の一人二役では、と勝手に信じ込んでおりました雪様はじめ、皆様に心よりお礼申し上げます。

管理人様
ろくに挨拶も申し上げず、失礼いたしました。 よろしければ、ご住所お教えくださいませんか。
忘年会色々 投稿者:風信子  投稿日:12月30日(月)00時19分19秒

管理人&人魚の嘆き様
昨夜は、ありがとうございました。
おかげさまで年の暮に相応しい、愉しい一時を過ごすことができました。 会場でいただきました人魚のクリスマスプレゼント(春山行夫『純粋詩とフルマリスム』)と、ビンゴで頂戴いたしました本(古本鐵太郎『折舟』)や葉書(丹羽文雄、津村節子)は、大切にいたします。 古本氏のことは恥ずかしながら存じませんので、管理人様にご教示を乞いながら、勉強させていただきます。
立原は、春山行夫のエッセイ集『楡のパイプを口にして』から一節を引用し、杉浦明平宛に手紙(杉浦明平宛1934年8月31付 立原道造記念館図録36頁)を書いています。 私は、残念ながら『楡のパイプを口にして』も、そこで採り上げられた本も持ってはおりませんが、以下に立原の手紙の一部をご紹介させていただきます。

 春山行夫のエツセイ集「楡のパイプを口にして」の一節 ↓    初版「わすれな草」はフヰツジエラルド訳「ルバイヤツト」革表紙本を憶出させる。三角の箱にはいつてゐるのも   奥床しい。「邪宗門」「白金の独楽」。また「廃園」は基督教風な赤布表紙。K.Hinatsz と署名された濃紺染上鳥の   子表紙の大型「転身の頌」。稍古びた「月に吠える」。愛のネルリの首つけた赤い「愛の詩集」。屋上庭園にギタア   を玩ぶ木版も床しい「食後の唄」。クロズリイ・デ・リラの火曜会席上でのポオル・フオオルの小照つけた「リラの   花」。赤いマアブル表紙の「珊瑚集」。それから…‥     みんな懐しい。窓に並べて、ぼんやり煙草を吸つてゐると、僕はえ知らぬ世界に、秘密な園か、部屋か、橋の上か、   墓場か、なにかそんなところを覓ねて彷徨つてゐるやうな気がする。    心惹かれる昔の詩集よ、僕はおんみたちが古く世に稀なゆえに珍奇とするものでなく、おんみが常に贈物のやうに   美しく新しいがゆえに高貴とするものである。  これが僕の 本に対するときの感想のお手本です。僕は、たばこをすはないから、たゞ本の府のみを散歩します。

郡淳一郎様
↑のように、私は、立原の文章をあちこちから切り取っては解説する……そんな文しか書けないんです。特に立原のことは……。 学究的作文は、大の苦手としております故、見本にいただいたような文は……やはり無理かと思われます。 頂きました『ユリイカ』2003年1月号の特集「チャイナ・ファンタジーの世界」で採り上げられていた『十二国記』は、好きな作品です。 と言いましても、BSアニメしか見ていませんが……。 ファンタジー(物語)っていいですね。 『ナルニア国物語』『指輪物語』『モモ』『ダルタニアン物語』『紅はこべ』etc.etc.…。

cogito様
とにもかくにも、お疲れさまでございました。
帽子組でツーショットを撮ればよかったかなって、今ごろ残念がっております。 今度上京なさったら、人魚の嘆き様もご存知なかった「硫酸紙&帯付」の『曉と夕の詩』B版緑表紙を、館に見に来てください。 本自体は相当に日焼けして、パラフィンも酸化して3分の1は破れていますが……初公開品です。

くだん様
大輔様
「これから、立原を読んでみようと思います。」とのお言葉、嬉しく拝聴いたしました。 昨夜お約束した詩集(安藤元雄編『立原道造詩集』芸林書房 2002.4.1初版)は、教則本(ナイショ)と一緒にお贈りいたします。 諸々が書き上がったら、未明には中央郵便局へ持参する予定ですので、年内に着くかもしれません。 ご感想をお聞かせいただければ幸いに存じます。

玉乃井雪様
遅くまでお騒がせして申し訳ございませんでした。 初めて訪れましたのに、旧知のようにくつろがせていただき、ありがとうございました。 雪様のお人柄とご努力等々と、後見人のアドバイスが、みごとに花開いた感がいたしました。 明くる年はますますのご盛況をと、祈念いたしております。
よい年をお迎えください 投稿者:天女の舞い  投稿日:12月30日(月)00時22分20秒

管理人様
皆様
私にとって、今年の大きな出来事の一つがこのHPとの出会いでした。 初めて書き込ませていただいたのが2月8日ですから、早いもので10ヶ月以上が経ちました。その間にお教えいただいたこと、そして『人魚の贈り物』で頂戴した本など、感謝の言葉もございません。 明日から海外に参りますので、少し早いですがお世話になった感謝とともに、管理人様や皆様にご挨拶申し上げます。 どうかよい年をお迎えくださいませ。
痛恨→反省→質問 投稿者:大塚  投稿日:12月30日(月)01時01分18秒

『人魚のクリスマス』での痛恨の敗北から時が過ぎ、ようやく放心状態から解放されました。 そして思ったのが、「結局自分にはあの答えはわからなかった」「勉強不足であった」という結論と反省だったのです。 来年のクリスマスまで一年、あらためて一番執着している鏡花本の勉強をとことんすることを決意しました。 ただそうはいっても、世の中に出回っている鏡花本の参考書は読みつくし、しかも古書はありふれた本しかでてこない。 となると、頼みはやはりこの掲示板、そして人魚の嘆きさんのご指導を仰ぐほかなく、確か自称弟子の方々が何人かいらっしゃったと思いますが、私も末席に加えていただきたく願い奉る次第です。 今日うかがいたいのは、鏡花の単独の著書ではなく、例えば紅葉の名前で出ている本の中に鏡花の作品が収録されていたり、(「金時計」など)花袋などとの共著、(「花吹雪」など)そして「外科室」のような選集に入っている初版本についてなのです。 こうした本は単独の著書より軽視されがちですが、集めるとなると資料が少なく苦労します。 何かよい文献があるのでしょうか? また、古書価格はやはり単独の著作集より落ちますか? そのあたりのお話をおきかせください
ご贔屓ありがとうございます。 投稿者:玉乃井雪  投稿日:12月30日(月)01時54分56秒

忘年会参加の皆様
こんばんは。後片付けに店に独り居ります。先ほど一段落したので、 心地よいバロック音楽の中、「忘年会」で撮りました写真を眺めて おりました。郡淳一郎様がおしゃるとおり、記念すべき集まりだっ たのではないかと考えます。 さて、不慣れ故、おもてなしが不十分であったと反省しております が、これに懲りずにお付き合いくださいませ。ありがとうございました。

文庫中毒様
窓辺で雪明りをたよりに本を読んでいらっしゃるのかしら。 それとも雪見酒? また、来年楽しい本の話をしましょうね。
皆様、本当にありがとう御座いました。 投稿者:大輔  投稿日:12月30日(月)02時06分52秒

皆様、書き込み遅れまして申し訳御座いません。
管理人様
素晴しい宴、本当にありがとうございました。 雰囲気から緊張してしまいましたが、やさしく話しかけていただき、感謝の言葉も御座いません。学校では学べない珠玉の言葉の数々、痛み入りました。 次回はもっとお話したく存じます。本等、この時間全てが宝物です。 写真は完成しだい郵送させていただきたく存じます。 今後写真班としてがんばりたく存じます。今後とも宜しくお願いいたします。

人魚の嘆き様
ダイヤモンドの如き本の数々ありがとう御座いました。 2冊の署名本は大切にしまっております。終生大切にいたします。 石原氏の署名本も現物を目にした瞬間神経回路がぶっ飛んでしまいました。 貴重な三島関連のお話も感動し、もっと聞きたく思い,時間が流れるのを止めたかったくらいです。 是非、ビートルズ、ロックのお話をしたく思います。 私がまた何か文を書きましたら御一読ください。宜しくお願いいたします。」

風信子様
お疲れ様で御座いました。立原についてはお恥ずかしい限りで名前しか知りませんでした。勉強したく存じますので今後ともご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします。本の件、お気を使わせてしまい申し訳御座いません。心して読ませていただきます。 

cogito様
楽しいお話ありがとう御座いました。拙文が掲載された本を頂いた名刺の住所に送らせていただければと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

くだん様
 メールありがとう御座いました。是非三島についてお話しましょう。今後とも宜しくお願いいたします。

 りょくと様 ビンゴ大会では本当にお世話になりました。少し泥酔してましたので思考力が0でした。神保町でまたお会いしたく存じます。

ymnk様
お会いできて光栄でした。三島のお話興味深く拝聴させていただきました。まだまだ聞きたいことが御座いましたが次回の楽しみとさせていただきます。本当にありがとう御座いました。

群淳一郎様
楽しいお話ありがとう御座いました。写真ですが歴史的場面を撮らせていただいてる光栄を感じました。今後とも宜しくお願いいたします。 お話していた拙文が掲載している本を送らせていただければ幸甚に存じます。 あて先をメールにでもお教え頂ければありがたく存じます。

恩地様
お会いできてうれしかったです。お話できる機会が御座いませんでしたが次回は宜しくお願いいたします。

雪様
 楽しい宴ありがとう御座いました。お声掛けていただき、たちまち緊張がほぐれました。 来年は後輩を連れて行きたく存じますので宜しくお願いいたします。

皆様
掲示板でお会いした方々にも色々教えていただき感謝の言葉も御座いません。 来年も健康で素晴しい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。  来年も宜しくお願いいたします。長くなりましたがご容赦いただきますよう、お願いいたします。
有り難う御座いました 投稿者:ymnk  投稿日:12月30日(月)02時53分48秒

遅くなりましたが、土曜日の晩は皆様お疲れさまでした、またいろいろとありがとうございました。 アッという間の数時間、楽しい宴でその上ビンゴ大会では大豪華賞品(!)まで、思い出深い記念すべき一夜になりました。 特に企画されました管理人様及び人魚の嘆き様、また会場となった「人魚の嘆き」の雪様には心より感謝申し上げます。 皆様よき年末をお過ごし下さい。
訂正 投稿者:風信子  投稿日:12月30日(月)03時12分50秒

前の投稿に、誤記がありました。 プレゼントして頂きましたのは、春山行夫『純粋詩とフルマリスム』ではなく、「フオルマリスム」です。「オ」が抜けていました。

★管理人様
お願いですから、削除キーを付けてください!!!。慌て者より。
拙文も訂正 投稿者:cogito  投稿日:12月30日(月)05時43分14秒

取り急ぎ訂正
"のれん"ぢゃなくて"かんばん"(苦笑)

風信子さま、
小生すぐ腰が痛くなる体質、今回も古本屋巡りでへたばってしまひ、記念館まで御伺ひすることかなはず、あのやうな御荷物を御疲れのなか神田までお持ち頂くことになってしまって大変申し訳ありませんでした。
忘年会御礼 投稿者:管理人  投稿日:12月30日(月)06時31分04秒

旅先より皆様へ
昨夜は皆様の御陰でとても和やかな、良い忘年会になりました。殆どの方が初対面であったにも拘わらず会が始まるや瞬くまに旧知の間柄の様な雰囲気になりましたのは、少々うれしき驚きでありました。好漢相集うと斯くなるものといった処でしょうか。特に初めてお目にかかりました、お若い,くだん様、りょくと様、大輔様、cogito様(お若い?)が応援のしがいのある真面目な好青年である事が確認出来ました事は大きな収穫でありました。 田村書店主と郡様をゲストにお迎え出来ましたのも、とても有り難き事でありました。

くだん様
今度、神保町ででもお目にかかったならば、じっくりとお話致しますが「小沼丹」をお読みになってお好きであるという事ならば、他にもお薦めしたき作家、或いは作品は沢山ございます。

風信子様
貴女様が参加下さいますようになりましてからSalon De 書痴は大幅に厚みが増すようになりました。又、立原に寄せる情熱はまさしく小生の狙い処であります「良き触発の交換」に合致そのもので御座います。書き込みに拠るものは勿論の事、昨夜、参集してくれた好青年たちも可なりの刺激を受けたものと確信しております。御恵贈戴きました様々な書物、資料の事と合せまして感謝の意を表します。PS.古本鐵太郎ではなく古木鐵太郎であります。

cogito様
貴方様が格調を著しく低下させてくれた御陰で他の方々が入り易くなりました功績は大であります。今後とも宜しくお願い申し上げます。言わずもがなでしょうが、父上を呉々もお大事に、恐い母上孝行とゴン太を可愛がってください。小生、岐阜は東名でしょっ中、通過しているから、その内に気が向いたら降りてみます。

郡淳一郎様
昨夜は最後までおつき合い戴きまして有り難うございました。数々の御誉めのお言葉を頂戴致し大変,恐縮しております。当掲示板は此処のところ詩及び詩集に高い関心を寄せていらっしゃる方が急激に増えましたので、郡様には是非とも頻繁の御参加を強く切望致します。小生の住所は帰京後に連絡申し上げます。

大輔様
「Salon De 書痴」写真班班長に任命致します。神保町に来たら田村書店を覗いて小生や人魚の嘆き様がおりましたら遠慮なく声を掛けて下さいね。

りょくと様
良く勉強なさっておりますね、お話を伺って「りょくと」侮り難しと思いました。年が明けましたら件の「岡沢秀虎」資料を「人魚の嘆き」に預けておきます。

ymnk様
お手伝い戴きました事先程知りました。その事も含めまして、色々と世話になりっぱなしで感謝申し上げます。

玉乃井雪様
お疲れ様でございました。お陰様で皆様方、大変お喜びでございました。また、様々な我が儘を受け入れて頂きまして厚く御礼申し上げます。今度は「秋本」あたりで貴女様を慰労致しましょう。来年も皆様と共に「人魚の嘆き」を贔屓致しますよ。

天女の舞い様
こちらこそ一年間おつき合い戴きまして有り難うございました。どうか、御無事で良い旅でありますよう。
幸せ者の帰省 投稿者:Bori  投稿日:12月30日(月)08時16分52秒

管理人様
人魚の嘆き様
皆様
早起きしてこれから車で帰省いたします。ふー、混んでいるんでしょうね。 でも、超ビッグなクリスマスプレゼントのおかげで、久しぶりに心弾む年末となりました。 田舎ではPCから逃避するので、これが納めのご挨拶です。 来年もよろしくお願いいたします。 よいお年を。

cogito様
私も東名で岐阜を通り越します。 今日はそこで一言つぶやきませう。 「よゆう、よゆう」(笑) 川柳の才能がおありでうらやましいです。 来年も楽しいお話をたくさん書いてください。
無題 投稿者:人魚の嘆き  投稿日:12月30日(月)16時12分03秒

落下傘様
結論から申し上げれば、『海鴎集』はもともと作られていないと強く推定されます。 小寺氏がこの詩集に関してどのような言及をしたかは存じませんが、恐らく『赤土の家』の巻末広告に、近刊として『海鴎集』とあることからの推測でしょう。 確かに、ここには『赤土の家』は『海鴎集』より前の作品を集めたもの、『海鴎集』は大正7年以降の作品を集めたものと記載され、処女作品集にありがちな架空の広告という感じはしません。 しかし、金子は大正8年1月の『赤土の家』の出版記念会から約2週間後には日本を離れ、帰国したのは翌9年の末ですので、その間に詩集を刊行するのはまず無理でしょう。堀口大学のように自分は海外にいて、友人の協力で刊行したという話も聞きません。 金子関係の資料は全く調べておりませんが、洋行中に構想を得たとされる『こがね蟲』が第二詩集であると私は思います。 他に何かご存知の方がいらしたら、ご教示願います。

大塚様
お尋ねの種類の鏡花本に関する収集に役立つまともな資料は絶無です。 かろうじて『初版本講義』という本に、明治30年代までの別名、共著、など単著以外の本についても外装の種類などが書かれていますが、不備が多いですね(困ったもんだ)! ご指摘の通り、古書価は単著より安くなるのが一般的で、まだ注目度も低いから、逆に手ごろな価格で買うチャンスでもあります。 具体的には、個別の本についてお尋ねください。 弟子の件は、管理人さんに「20年早い」と怒られそうなので、ご勘弁願います。

皆様
よいお年をお迎えください。
「海鴎集」 投稿者:落下傘  投稿日:12月30日(月)23時40分27秒

人魚の嘆き様
「海鴎集」のこと、丁寧な説明をいただき感激の極みで す。「赤土の家」の広告に記載があったとは知らず、不勉強を露呈してしまい恥ずかしいです。ご説の通り公刊されることはなかった詩集なのでしょう。 ところで、「赤土の家」を私は見たことが一度もないのですが、古書の世界に出てきたことはあるのでしょうか。 「こがね蟲」よりもずっと珍しい本だとは聞いておりますが、出てくれば古書価も「こがね蟲」より高いと考えてよろしいですか。 連続の質問で恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。
年末の挨拶 投稿者:管理人  投稿日:12月31日(火)03時15分33秒

皆々様
今年も社会を取り巻く環境は全く好転の兆しさへ見せずに終えようとして居りますが、なんとか掉尾にそんな暗い世相を忘れさせて呉れる楽しき一夜を過ごせました。一年間、常に難問を浴びせられ、お陰様で大いに勉強させられました。私ではお手上げの質問に答えを戴いたymnk様、或いは人魚の嘆き様、また、数々の皆様方がボケの来ている私を支えて下さいました。拙HPに参加戴けた方々や御覧戴いた方々に厚く御礼申し上げます。 来る年が皆々様に大いなる収穫の一年であります様、祈念しております。
御礼 投稿者:恩地喜多八  投稿日:12月31日(火)05時06分26秒

皆様
先日は楽しい夜を過ごすことができました。有り難うございました。このサロンで教えられることは多々ありましたが、実際に拝眉の機を得たことを切っ掛けに、来年は神保町あたりでお会いしてお話を伺う機会も増えるのではないかと期待しています。私は今日帰郷しますので、しばらくこのサロンも拝見できません。皆様、よいお年を。 (私の故郷では、現在、年末のデパート古書展開催中なので、今年最後の猟書に行ってきます!)

管理人様&人魚の嘆き様
お二人にお会いでき、今年は良い年になりました。一方的に教えられることばかりの若輩ですが、来年も宜しくお願いします。 今年の年頭に「雪岱装幀本でリストアップした物を集めきる」という目標を掲げていましたが、実際は遠く及びませんでした。 来年こそは、と思っています。何卒ご協力を! それから、お礼が遅くなりましたが、クリスマスプレゼントの『続ゆく春』、有り難うございました。奇麗な本で、とっても 嬉しい贈り物でした。

cogito様
ビンゴで頂いたCD、少しずつ聴いています。日頃、文字でしか出会っていない作家達の声を聞くと、また新たなイメージが湧いてきます。 また、江戸漢詩にまでご興味をお持ちとのことで、少々驚きました。この方面でもいろいろ教えて下さい。 で、一つ質問、というか、調べてみて欲しいことがあります。というのは、星巌が参加していた岐阜の「白鴎詩社」の詩社名の由来が 知りたいのです。誰が、なぜ、「白鴎」と名付けたのか? これ、現在、私の中ですごく大きな問題です。あまり知られていないことですが、 ほぼ同時期に、信州に「白鴎吟社」、新潟に「白鴎社」という詩社があり、この三つの交点には如亭がいます…。詳しくはいずれ手紙でも 書きますが、この問題は、江戸後期の詩壇の動きを知る上でまさにkey wordになるような気がしています。星巌にはご興味ないかも しれませんが、岐阜という地の利があるのでお願いする次第。私も星巌本人にはあまり興味がないため、星巌関係の文献を多くは読んでいないので これから調べてみますが、何かわかったら是非教えて下さい。よろしく。
感謝 投稿者:留女  投稿日:12月31日(火)09時13分08秒

管理人様
昨晩、過去ログを拝見し、思った以上に自分が書き込みをしていたこと、そしてその多くが質問であったこと、さらには全て適確にお答えいただいていることに、改めて驚嘆の思いを深めました。 宝物まで頂戴し、逆になにもこの掲示板に貢献できない自分が歯がゆいのですが、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 皆様にとって2003年がよい年であることを願ってやみません。
来年もよろしくお願い致します 投稿者:くだん  投稿日:12月31日(火)12時34分37秒

管理人様
昨日は大掃除が一段落したところで、大ビンゴ大会でいただくことができました、加藤泰三の「詩集 仄かなるもの」を読みました。 作者が10代後半から20 代前半に書いた作品と推察されますが、瑞々しさだけでなくユーモアがあふれているのですね。原稿用紙に記されている筆記具の濃淡や太さが作品ごとにずいぶん変わっていて、詩集としてまとまるまでの時間の長さを感じますし、カットもたいへん味わい深かったです。 早逝されたようですが、後期の作品にも興味がわいてきました。 こういう作品集は文庫本だと味わいがなくなってしまいますね。 ここに集まられる皆様の多くの方が、初版や元本の詩集や小説を探し、愛好される理由が少しわかるような気がします。(今までわからずにいたのか、といわれてしまいそうですが。) 来年は、神保町で「小沼丹」の他の作家や作品をぜひ教えてください。 また、井伏鱒二宅のエピソードの続きを聞かせていただければと思います。

Salon De 書痴に集まられる皆様
来年が良い年になりますように。
御挨拶 投稿者:selah  投稿日:12月31日(火)12時35分02秒

この掲示板を知り,ただ眺めるばかりの日々からいつのまにやら『人魚の贈物』に参加させて頂ける幸運にも恵まれ,今年は喜びの内に年の瀬を迎えることが出来ました。 これも皆々様のおかげと,ありがたく思っております。

管理人様,人魚の嘆き様,そしてすべての方々に,改めて御礼申し上げます。 本年は大変お世話になりました。 そして来るべき新しき年も,宜しくお願い申し上げます。
お世話になりました 投稿者:大陸人  投稿日:12月31日(火)12時49分34秒

管理人様
「稀覯本の世界」及び「Salon De 書痴」の創設以来、掲示板の内外で始末の悪い、数多の疑問をいとも容易く氷解して戴きました。更には、これまた希有なことですが具体的な資料をも惜し気も無くお送り下さりました。お陰様で極めて実証性の高い論文が完成しつつ御座います。どのように感謝を申し上げれば良いのか判りません。どうか今後とも引き続き宜しく御指導くださいます様お願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。
言葉に尽くせぬ感激と感動 投稿者:ヒヤシンス  投稿日:12月31日(火)13時04分25秒

人魚の嘆き様
よいニュースが私にも少なかった今年、かねて噂で聞いていたスーパー初版本コレクターにこの掲示板で直接ご指導いただけたことは、最大の喜びでした。 小説から詩歌集まで、あらゆる稀書の驚くほどの具体的な知識を持ち、かつそれを惜しげもなく私のような者にも与えてくださり、言葉に尽くせぬ感激と感動を味わうことが出来ました。 あまり関心がないとおっしゃる立原道造についてすら、物凄いコレクションと専門家も及ばぬ初版本の知識をお持ちなのですから、関心がある作家についてはどうなっているのか。 想像するだけで恐ろしくなります。 出来の悪い私ですが、来年もどうかお見捨てのないようお願い申し上げます。 よい年をお迎えください。最後に1月5日を楽しみにしております。

風信子様
雑誌手に入ってよかったですね。 私は『人魚のクリスマス』ですぐに『暁と夕の詩』をあきらめ、『立原道造記念館・全刊行物一式』をgetしました。そして結果的にはこれが成功でした。 一般には中原中也の方が人気はあるのでしょうが、この掲示板では立原のほうが断然話題に上りますね。来年もよろしくお願いします。

cogito様
『人魚のクリスマス』は痛み分けというところですか。 来年は借りを返さねばと燃えています。 よいお年を。
納めのご挨拶 投稿者:旧三島党  投稿日:12月31日(火)14時34分34秒

管理人様
この掲示板と出会い、老後の楽しみが一つ増えました。そのためにも、貴兄と人魚殿が長続き出来るよう、無理はされないでください。ご自愛を祈ります。

yamanaka様、由紀夫様、春の雪様、大輔様
小生よりはだいぶお若い諸兄の刺激を受けて、三島由紀夫への関心が蘇った一年でした。特にyamanaka様には度々のご教示に感謝申し上げます。どうぞよいお年を。
御礼 投稿者:村山  投稿日:12月31日(火)15時02分54秒

管理人様及びここに集う皆様
この掲示板は様々なる具体的御教示と共に人間が本来持っっております、慈しみや優しさを文学という媒体を通じて見事に蘇らせたと強く感じました。僅か一年足らずの間に多くの事を学ばせて戴いたと思う方は私の他にも大勢いらっしゃると存じます。本当に充実した時を持つ事ができました。重ねて御礼と敬意を表させて戴きます。 来年も楽しみにしております。どうぞ良いお年を。
スキー場から 投稿者:マルドロール  投稿日:12月31日(火)16時05分11秒

今スキー場にいます。携帯からです。健全なグループ交際してまーす。 笑 皆さん良いお年をうーさむ
よいお年を 投稿者:大塚  投稿日:12月31日(火)16時21分20秒

人魚の嘆き様
ありがとうございました。 来年になりましたら、もう少し勉強してから個別の本について伺いたいと思います。どうかよいお年をお迎えください。
一年の締めくくりに 投稿者:文庫中毒者  投稿日:12月31日(火)16時55分04秒

管理人様、人魚の嘆き様
今年一年本当にありがとうございました。 地方におりますと、なかなか思うような収集が出来ませんが、こちらでのご指導、ご教示により、一歩一歩確かめるように進めることが出来ました。実り多い一年間だったと思います。来年も引き続きよろしくお願い申し上げますとともに、どうぞよいお年をお迎えください。
お世話になりました 投稿者:  投稿日:12月31日(火)17時40分14秒

管理人様
皆様
素晴らしいHPとの出会いが、2002年を充実させてくれました。 管理人様はじめ皆様に感謝申し上げます。 また、来年すぐにここでお会いしましょう。 どうぞよいお年を。
紅白横目に 投稿者:太宰ファン  投稿日:12月31日(火)19時40分07秒

管理人様
人魚の嘆き様
紅白が始まりました。130円が間に合わなかったあの日から、大塚様同様に勉強を開始したので、今も傍には太宰関係資料が山積みです。 好きだからこそより深めたい。今はそれで頭がいっぱいです。 来年もよろしくご指導ください。 それでは、失礼いたします。
御挨拶 投稿者:伸六  投稿日:12月31日(火)20時16分49秒

管理人様
今年は、このHPのお仲間に入れていただきました事が私には大きな収穫でありました。 来年もよろしくお願い致します。この一年、有り難うございました。
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